JP2789322B2 - ケーブルラックにおける電気的接続方法 - Google Patents
ケーブルラックにおける電気的接続方法Info
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Description
おける電気的接続方法に係り、ケーブルを纏めて配線支
持するケーブルラックにおいて対候性、防錆性のための
表面処理が施されたケーブルラックとこれに施蓋するケ
ーブルラックカバー、又はケーブルラックカバー相互を
簡単に電気的導通状態に接続できるようにしたケーブル
ラックにおける電気的接続方法に関するものである。
ラックカバーは、合成樹脂塗装やメラミン焼付塗装等の
表面処理を施して、敷設場所の環境に対処できる対候
性、防錆性、耐塩性、耐湿性、耐薬品性をもたせたもの
が各種提供されている。
がないため、配線支持したケーブルに漏電が発生した場
合に、ケーブルラック及びケーブルラックカバーがその
漏洩電流を逃がすことができず、非常に不都合であっ
た。
ついては、電気的導通状態に接続する方法として、取付
ボルト及びナットの座面にケーブルラックの表面処理膜
を突き破る突起や凹凸を設け、そのボルト及びナットを
ケーブルラックに開穿した挿通孔に締着するもの等が実
施されている(実公昭55−43700号、実開昭54
−48399号)。
ックカバーとケーブルラックとの間、或いはケーブルラ
ックカバー相互間の接続については、電気的接続を簡単
に行うための有効な方法の提案がなく、従来は、接続す
るケーブルラックカバーとケーブルラック相互、或いは
ケーブルラックカバーの相互に挿通孔をあけ、これに前
記ケーブルラックの接続方法と同様に座面にケーブルラ
ックの表面処理膜を突き破る突起や凹凸を設けた取付ボ
ルト及びナットを締着したり、相互にアースボンド線を
接続することで電気的接続を図っている。
ーブルラックカバー相互、又はケーブルラックカバーと
ケーブルラックとに前もって挿通孔を開穿しなければな
らず、作業が面倒であり、また、付設した後にケーブル
ラックカバーやケーブルラックに孔を開穿することは困
難なことから、既設のものを導電状態に接続することは
ほとんど不可能であった。
創出されたもので、ケーブルラックカバー相互或いはケ
ーブルラックとケーブルラックカバーとの電気的接続を
簡単に行うことができるケーブルラックにおける電気的
接続方法の提供を目的とするものである。
め、本願発明の接続方法は、非導電性の表面処理が施さ
れたケーブルラックカバー相互或いはケーブルラックカ
バーとケーブルラックとを接続するに際し、ケーブルラ
ックカバー相互又はケーブルラックカバーとケーブルラ
ックとに圧接状態に装着される導電性を有する継ぎ金物
と、継ぎ金物の一部を起設して形成され、表面処理膜を
破断して地金に接触する破断爪片とによる接続手段を介
して行い、ケーブルラックカバー相互或いはケーブルラ
ックカバーとケーブルラックとを導電状態とすることを
課題解消のための第1の手段とする。
突き合わせ状とし、ケーブルラックカバーの側片を挟持
する断面略溝形の継ぎ金物をケーブルラックカバー相互
の継ぎ目部分に架かるように装着し、継ぎ金物のいずれ
か一方の側片に起設した破断爪片を介してケーブルラッ
クカバー相互を導電状態とすることを第2の手段とす
る。
を突き合わせ状とし、ケーブルラックカバーの側片を挟
持する断面略溝形の継ぎ金物をケーブルラックカバー相
互に一つずつ装着し、各継ぎ金物のいずれか一方の側片
に起設した破断爪片と、継ぎ金物同士の間に介在してこ
れらを接続する導電性部材とを介してケーブルラックカ
バー相互を導電状態とすることを第3の手段とする。
突き合わせ状とすると共に、ケーブルラックカバー相互
の継ぎ目に沿ってケーブルラックカバーを上方から押圧
固定する杆材を配し、杆材に外嵌して取付けられる側面
略リップ溝形の継ぎ金物と、継ぎ金物のケーブルラック
カバーとの当接側に起設した破断爪片とを介してケーブ
ルラックカバー相互を導電状態とすることを第4の手段
とする。
ックの上部開口部を塞ぐように載置し、ケーブルラック
の親桁上端又はケーブルラックカバーの側端を挟持する
断面略溝形の継ぎ金物と、ケーブルラックの表面処理膜
を破断して地金に接触すべく継ぎ金物の一方の側片に起
設した第1の破断爪片と、ケーブルラックカバーの表面
処理膜を破断して地金に接触すべく継ぎ金物の他方の側
片に起設した第2の破断爪片とを介してケーブルラック
カバーとケーブルラックとを導電状態とすることを第5
の手段とする。
する。すなわち、図に示す符号1は、ケーブルラックで
あり、ケーブルラック1は、相対峙する左右一対の親桁
1aの相互間に所定間隔毎に複数の子桁1bを渡設して
成り、全体形状はいわゆる梯子形を呈する。そして、こ
のケーブルラック1は、それを複数接続して使用される
もので、ビル、工場、その他の適宜建築構造物におい
て、例えば所定の吊ボルトの如き吊部材によって吊り下
げるか、或いは、ブラケット上に載置するかして取り付
けられ、子桁1bの上に複数のケーブル等を纏めて載置
して配線支持するものである。
ラック1の上部の開口部を閉塞する板状のもので、ケー
ブルラック1幅員に比べやや幅広で、その両側縁部分を
略直角に折曲して左右側片2aが形成され、その縦断面
は浅い溝形状に形成されている。このケーブルラックカ
バー2は、ケーブルラック1の上部開口部をケーブルラ
ック1全体にわたって閉塞するようにケーブルラック1
の親桁1aの上端に載置されると共に、複数を相互に端
部を突き合わせるように連ねて付設されるもので、ケー
ブルラック1への固定は、図11に示すように、ケーブ
ルラックカバー2の上に幅方向に掛け渡される杆材3
と、フック部4aをケーブルラック1親桁1aの下側に
掛けてボルト部4bを杆材3に貫挿するフックボルト4
と、フックボルト4のボルト部4bに螺合するナット5
とから構成されるクランプ部材6等によって行われる。
ルラックカバー2相互、及びケーブルラック1とケーブ
ルラックカバー2とは、相互の接続に際しては、以下の
ような接続手段を介して行われる。
を端部を突き合わせた状態にして接続する際には、ケー
ブルラックカバー2相互に圧接状態に装着される導電性
を有する継ぎ金物7と、継ぎ金物7の一部を起設して形
成され、表面処理膜2cを破断して地金2dに接触する
破断爪片8とによる接続手段を用いるもので、継ぎ金物
7がケーブルラックカバー2相互に圧接した時に破断爪
片8が表面処理膜2cを破断して地金2dに接触するこ
とでケーブルラックカバー2相互を電気的に接続し、一
方、ケーブルラックカバー2をケーブルラック1の親桁
1aの上端に載置して接続する際には、ケーブルラック
カバー2とケーブルラック1の相互に圧接状態に装着さ
れる導電性を有する継ぎ金物7と、継ぎ金物7の一部を
起設して形成され、表面処理膜1c、2cを破断して地
金1d、2dに接触する破断爪片8とによる接続手段を
用いるもので、継ぎ金物7がケーブルラックカバー2と
ケーブルラック1相互に圧接した時に破断爪片8がケー
ブルラックカバー2とケーブルラック1の夫々の表面処
理膜1c、2cを破断して地金1d、2dに接触するこ
とでケーブルラックカバー2とケーブルラック1相互を
電気的導通状態に接続するのである。
ある。この実施例の接続手段は、断面略溝形でその相対
峙する一対の側片の間隔を挟持すべきケーブルラックカ
バー側片2aの肉厚より大きく形成した継ぎ金物7と、
この継ぎ金物7のいずれか一方の側片7aに内向きに起
設すると共に、少なくともその先端と他方の側片7bと
の間隔をケーブルラックカバー2側片2aの肉厚より小
さく形成した破断爪片8とから構成されている。
2aを挟むようにして装着した時にケーブルラックカバ
ー2の外側になる一方の側片7aの先端部を外方へ稍折
曲し、且つこの折曲基部両側縁に側片7aの側端縁に向
った斜め線状の切込みを設けて形成した三角部分を内方
へ折曲して破断爪片8としている。
7aを外側にした状態で、端部を突き合わせ状にしたケ
ーブルラックカバー2の継ぎ目部分に架かるように両ケ
ーブルラックカバー2の側片2a同士に挟装されるもの
であり、破断爪片8の先端と側片7aとの間をケーブル
ラックカバー側片2aの肉厚よりも狭くしたことで両ケ
ーブルラックカバー側片2aを挟み付けてこれらの継ぎ
目を圧接挟持することになる。この際、破断爪片8は、
継ぎ金物7の閉鎖部側に斜め方向に起設しているため側
片7aの差し込みは容易となるも逆方向への抜脱は防止
される。
の表面に強圧的に接触して摺動されるので、図3に示す
ように側片2aの表面処理膜2cを破断してその地金2
dに接触することになる。これによって、両ケーブルラ
ックカバー2は、電気的導通状態に接続される。
よって簡単に両ケーブルラックカバー2の電気的接続が
なされ、また、継ぎ金物7は破断爪片8の弾撥的な挟持
力によってケーブルラックカバー2の継ぎ目部分に架か
るように圧接固定されるので、ケーブルラックカバー2
相互を機械的に連結する手段にもなる。
金物7の側縁に起設した三角形状のものとしたが、継ぎ
金物7の中央部に切り起こして形成したものでもよく、
ケーブルラックカバー2の表面処理膜2cを破断して地
金2dに接触できるものであればその形状や起設位置は
限定されない。
である。この実施例の接続手段は、前述した第1の実施
例と同様の2つの継ぎ金物7を一組として、これらを導
電性部材9で繋いで形成したものである。図示例では、
継ぎ金物7の一方の側片を開放側と反対方向に延設して
この延設部に取付孔7eを穿設し、アースボンド線を導
電性部材9として採用してその端子9aを夫々の継ぎ金
物7の取付孔7eに取付ボルト10及び取付ナット11
によって固定して両継ぎ金物7を連結した。
して接続される両ケーブルラックカバー2に夫々一つず
つ挟装されるもので、各々に起設した破断爪片8が第1
の実施例と同様に表面処理膜2cを破断してケーブルラ
ックカバー2の地金2dに接触することにより、両ケー
ブルラックカバー2は、破断爪片8、継ぎ金物7、導電
性部材9を介して電気的に導通されることになる。尚、
この実施例では、導電性部材9としてアースボンド線を
用いたが、プレート状のものでもよく、その固定も取付
ボルト10ではなく、溶着等その他の手段を用いても構
わない。
電性部材9を介在させたので、ケーブルラックカバー2
が適宜角度で屈曲して設置されている場合やケーブルラ
ックカバー2同士の間に隙間をあけざるを得ない場合等
に、自在に対応してケーブルラックカバー2相互を電気
的に接続することが可能になる。
である。この実施例の接続手段は、側面略リップ溝形の
継ぎ金物7と、継ぎ金物7の奥側片7cから外方に起設
した2つの破断爪片8とから構成されている。破断爪片
8は、奥側片7c中央に2つのV字形切込みを相対峙す
る端縁7dと同じ向きに閉鎖側が対向するように形成し
て、これを外方に鈍角に曲げ起こすことで形成したもの
であり、起設した両破断爪片8の先端は適宜間隔をあけ
て相対峙した状態となっている。
クカバー2をケーブルラック1に固定するための前記ク
ランプ部材6をケーブルラックカバー2の継ぎ目に沿っ
て装着する際に用いるものであって、継ぎ金物7は、継
ぎ目に沿ってケーブルラックカバー1上面に掛け渡され
る杆材3の略中央に奥側片7cが下側になるように外嵌
して取付けられ、フックボルト4とナット5とによって
杆材3と共にケーブルラックカバー1上面に圧接され
る。
締め付けに伴って奥側片7cに起設した破断爪片8がケ
ーブルラックカバー2の表面に食込み、表面処理膜2c
を破断して地金2dに接触する。この時、継ぎ金物7は
継ぎ目に沿って配された杆材3に外嵌して取付けられて
いるので、両破断爪片8は継ぎ目を跨いで夫々のケーブ
ルラックカバー2に接触することになり、これら破断爪
片8の接触によってケーブルラックカバー2相互は電気
的に接続される。
ラックカバー2を上方から押さえ付けてケーブルラック
1に固定する杆材3の装着と同時にケーブルラックカバ
ー2相互を簡単に導電状態に接続することが可能であ
る。
のである。この実施例の接続手段は、断面略溝形でその
相対峙する一対の側片7a、7bの間隔を挟持すべきケ
ーブルラックの親桁上端の肉厚より大きく形成した継ぎ
金物7と、この継ぎ金物7のいずれか一方の側片7aに
内向きに起設すると共に、少なくともその先端と他方の
側片7bとの間隔をケーブルラック1の親桁1a上端の
肉厚より小さく形成した第1の破断爪片81と、継ぎ金
物7の他方の側片に内向きに起設した第2の破断爪片8
2とから構成されている。
ブルラックの親桁1a上端を挟むようにして装着した時
に下側となる一方の側片7aの先端部を外方へ稍折曲
し、且つこの折曲基部両側縁に側片7aの側端縁に向っ
た斜め線状の切込みを設けて形成した三角部分を内方へ
折曲して形成したもので、一方、第2の破断爪片82
は、装着時に上側となる他方の側片7bの先端両角部を
外方へ折曲して形成したものである。
うに、垂直に起立したケーブルラック1の親桁1aの内
向きに屈曲した上端に挟装されるものであり、前述した
第1、第2実施例と同様に被装着物である親桁1aの上
端を圧接挟持し、この際、第1の破断爪片81がケーブ
ルラックの表面処理膜2cを破断してその地金2dに接
触することになる。一方、ケーブルラック1の上部開口
部を塞ぐべくケーブルラックカバー2をケーブルラック
1に載置すると、継ぎ金物7の第2の破断爪片82がケ
ーブルラックカバー2の下面に当たってこれを支持する
ことになるので、ケーブルラックカバー2の荷重によっ
て破断爪片82の先端がケーブルラックカバー2の表面
処理膜2cを破断してその地金2dに接触することにな
る。
ルラックカバー2とは、電気的導通状態に接続される。
すなわち、この実施例によれば、継ぎ金物7を親桁1a
の上端に装着してケーブルラックカバー2を載置するだ
けで簡単にケーブルラック1とケーブルラックカバー2
とを電気的に接続することが可能になる。
7aに切込みを設けてこれを折曲したものをケーブルラ
ック1に接触する第1の破断爪片81として形成し、継
ぎ金物7のもう一方の側片7bの先端角部を折曲したも
のをケーブルラックカバーに接触する第2の破断爪片8
2として形成しているが、これに限定されるものではな
く、第1の破断爪片81を継ぎ金物7の一方の側片7a
の先端角部を適宜折曲することで形成すると共に、第2
の破断爪片82をもう一方の側片7bに切込みを設けて
これを折曲することで形成し、その継ぎ金物7を第2の
破断爪片82がケーブルラックカバー2の側片2aの内
側面に強圧的に接触するようにケーブルラックカバーに
挟装した後、ケーブルラックカバー2をケーブルラック
1に載置して、第1の破断爪片がケーブルラック親桁の
外側面に強圧的に接触するように形成してもケーブルラ
ックカバーとケーブルラックとの電気的接続は可能であ
る。
り、当初の目的を達成する。
ケーブルラックカバー2相互或いはケーブルラックカバ
ー2とケーブルラック1とを接続するに際し、ケーブル
ラックカバー2相互又はケーブルラックカバー2とケー
ブルラック1とに圧接状態に装着される導電性を有する
継ぎ金物7と、継ぎ金物7の一部を起設して形成され、
表面処理膜1c、2cを破断して地金1d、2dに接触
する破断爪片8とによる接続手段を介して行い、ケーブ
ルラックカバー2相互或いはケーブルラックカバー2と
ケーブルラック1とを導電状態としたので、従来のよう
にボルト等を取付けるための孔を開穿することを必要と
せず、ケーブルラックカバー2相互及びケーブルラック
カバー2とケーブルラック1を簡単に導電状態に接続す
ることが可能になった。
を突き合わせ状とし、ケーブルラックカバー2の側片2
aを挟持する断面略溝形の継ぎ金物7をケーブルラック
カバー2相互の継ぎ目部分に架かるように装着し、継ぎ
金物7のいずれか一方の側片7aに起設した破断爪片8
を介してケーブルラックカバー2相互を導電状態とした
ので、継ぎ金物7をケーブルラックカバー2に装着する
簡単な施工だけでケーブルラックカバー2同士の電気的
接続と機械的連結とを同時に行うことができる。
作業スペースが少なく、ドリル等で孔を開穿することが
困難な既設のケーブルラックカバー2についても簡単に
接続することが可能である。
を突き合わせ状とし、ケーブルラックカバー2の側片2
aを挟持する断面略溝形の継ぎ金物7をケーブルラック
カバー2相互に一つずつ装着し、各継ぎ金物7のいずれ
か一方の側片7aに起設した破断爪片8と、継ぎ金物7
同士の間に介在してこれらを接続する導電性部材9とを
介してケーブルラックカバー2相互を導電状態としたの
で、簡単な施工でケーブルラックカバー2同士を電気的
に接続することができるのはもちろんのこと、ケーブル
ラックカバー2が直線状ではなく屈曲した状態で接続さ
れている場合やケーブルラックカバー2同士の間に隙間
があいている場合に自在に対応してこれらを接続するこ
とができる。
互を突き合わせ状とすると共に、ケーブルラックカバー
2相互の継ぎ目に沿ってケーブルラックカバー2を上方
から押圧固定する杆材3を配し、杆材3に外嵌して取付
けられる側面略リップ溝形の継ぎ金物7と、継ぎ金物7
のケーブルラックカバー2との当接側に起設した破断爪
片8とを介してケーブルラックカバー2相互を導電状態
としたので、ケーブルラックカバー2のケーブルラック
1への固定と同時にケーブルラックカバー2同士の電気
的接続がなされ、その接続は極めて簡易になる。
ラック1の上部開口部を塞ぐように載置し、ケーブルラ
ックの親桁1a上端又はケーブルラックカバー2の側端
2aを挟持する断面略溝形の継ぎ金物7と、ケーブルラ
ック1の表面処理膜1cを破断して地金1dに接触すべ
く継ぎ金物7の一方の側片7aに起設した第1の破断爪
片82と、ケーブルラックカバー2の表面処理膜2cを
破断して地金2dに接触すべく継ぎ金物7の他方の側片
7bに起設した第2の破断爪片82とを介してケーブル
ラックカバー2とケーブルラック1とを導電状態とした
ので、継ぎ金物7をケーブルラックカバー2、ケーブル
ラック1のいずれかに装着してケーブルラックカバー2
をケーブルラック1に載置するだけで簡単にこれらカバ
ー2とラック1とを電気的に接続することができる。
クカバー相互或いはケーブルラックカバー2を導電状態
に接続するに際し、取付け孔の開穿やボルト締めといっ
た作業を省いて、これを簡易迅速に完了することができ
るといった有益な効果を奏するものである。
図。
視図。
図。
図。
付設状態を示す斜視図。
カバー 2a 側片 2c 表面処理膜 2d 地金 3 杆材 4 フックボルト 4a フック部 4b ボルト部 5 ナット 6 クランプ部材 7 継ぎ金物 7a 側片 7b 側片 7c 奥側片 7d 端縁 7e 取付孔 8 破断爪片 9 導電性部材 9a 端子 10 取付ボルト 11 取付ナット
Claims (5)
- 【請求項1】 非導電性の表面処理が施されたケーブル
ラックカバー相互或いはケーブルラックカバーとケーブ
ルラックとを接続するに際し、ケーブルラックカバー相
互又はケーブルラックカバーとケーブルラックとに圧接
状態に装着される導電性を有する継ぎ金物と、継ぎ金物
の一部を起設して形成され、表面処理膜を破断して地金
に接触する破断爪片とによる接続手段を介して行い、ケ
ーブルラックカバー相互或いはケーブルラックカバーと
ケーブルラックとを導電状態とすることを特徴とするケ
ーブルラックにおける電気的接続方法。 - 【請求項2】 ケーブルラックカバーの端部相互を突き
合わせ状とし、ケーブルラックカバーの側片を挟持する
断面略溝形の継ぎ金物をケーブルラックカバー相互の継
ぎ目部分に架かるように装着し、各継ぎ金物のいずれか
一方の側片に起設した破断爪片を介してケーブルラック
カバー相互を導電状態とする請求項1記載のケーブルラ
ックにおける電気的接続方法。 - 【請求項3】 ケーブルラックカバーの端部相互を突き
合わせ状とし、ケーブルラックカバーの側片を挟持する
断面略溝形の継ぎ金物をケーブルラックカバー相互に一
つずつ装着し、継ぎ金物のいずれか一方の側片に起設し
た破断爪片と、継ぎ金物同士の間に介在してこれらを接
続する導電性部材とを介してケーブルラックカバー相互
を導電状態とする請求項1記載のケーブルラックにおけ
る電気的接続方法。 - 【請求項4】 ケーブルラックカバーの端部相互を突き
合わせ状とすると共に、ケーブルラックカバー相互の継
ぎ目に沿ってケーブルラックカバーを上方から押圧固定
する杆材を配し、杆材に外嵌して取付けられる側面略リ
ップ溝形の継ぎ金物と、継ぎ金物のケーブルラックカバ
ーとの当接側に起設した破断爪片とを介してケーブルラ
ックカバー相互を導電状態とする請求項1記載のケーブ
ルラックにおける電気的接続方法。 - 【請求項5】 ケーブルラックカバーをケーブルラック
の上部開口部を塞ぐように載置し、ケーブルラックの親
桁上端又はケーブルラックカバーの側端を挟持する断面
略溝形の継ぎ金物と、ケーブルラックの表面処理膜を破
断して地金に接触すべく継ぎ金物の一方の側片に起設し
た第1の破断爪片と、ケーブルラックカバーの表面処理
膜を破断して地金に接触すべく継ぎ金物の他方の側片に
起設した第2の破断爪片とを介してケーブルラックカバ
ーとケーブルラックとを導電状態とする請求項1記載の
ケーブルラックにおける電気的接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34640895A JP2789322B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | ケーブルラックにおける電気的接続方法 |
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JP34640895A JP2789322B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | ケーブルラックにおける電気的接続方法 |
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JPH09168217A JPH09168217A (ja) | 1997-06-24 |
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KR101067491B1 (ko) * | 2008-11-24 | 2011-09-27 | 박인철 | 케이블트레이 또는 레이스웨이의 코인접지구조 |
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1995
- 1995-12-12 JP JP34640895A patent/JP2789322B2/ja not_active Expired - Fee Related
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