JP2788745B2 - ダイナミック保持型バスドライバー - Google Patents

ダイナミック保持型バスドライバー

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JP2788745B2 JP63331615A JP33161588A JP2788745B2 JP 2788745 B2 JP2788745 B2 JP 2788745B2 JP 63331615 A JP63331615 A JP 63331615A JP 33161588 A JP33161588 A JP 33161588A JP 2788745 B2 JP2788745 B2 JP 2788745B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダイナミック保持型バスドライバーに関し、
特にCMOS半導体集積回路のダイナミック保持型ドライバ
ーに関する。
[従来の技術] 第3図はダイナミック保持型バスドライバーの従来例
を示す回路図である。
このバスドライバーでは、Pチャネル形エンハンスメ
ントMOSトランジスタ2をオンさせるためのゲートバイ
アス電圧であるプリチャージ信号7を予め与え、負荷容
量9に電圧源VDDを印加することによって、負荷容量9
をVDD電位まで充電する。しかる後に、Pチャネル形エ
ンハンスメントMOSトランジスタ2をオフさせるが、バ
スライン6は負荷容量9の電荷量によってVDD電位に保
持されている。しかる後、Nチャネル形エンハンスメン
トMOSトランジスタ3のゲートにデータ選択信号8を与
え、Nチャネル形エンハンスメントMOSトランジスタ3
がオンすればバスライン6はVSS電位に、オフしていれ
ばバスライン6はVDD電位のまま保持される。
このバスライン6の電位を、バスライン6に接続され
るCMOSインバータ10で受けて、データとして伝送する。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のダイナミック保持型バスドライバー
は、バスラインを予めVDD電位に保持し、しかる後、電
位の供給を行なわず、かつバスラインをVDD電位のデー
タとして扱う際も電位の供給を行なわないので、第4図
および第5図に示すように、複数のデータラインが平行
して配線されている場合、第1のバスライン11、第2の
バスライン12、第3のバスライン13がVDD電位にあり、
時刻t1において第1のバスライン11と第3のバスライン
13がVSS電位に変化すると、本来、第2のバスライン12
はVDD電位を保持し、受側のCMOSインバータ10はVSS電位
を出力すべきものが、バスライン配線間のカップリング
容量15(この場合、集中定数として考える)により、第
1のバスライン11および第3のバスライン13が時刻t1
おいてVSS電位に変化するのに追従して、第2のバスラ
イン12の電位もVSS電位方向に引っ張られるため、受側
のCMOSインバータ10が入力をVSS電位であると感じる
と、出力には誤ったデータであるVDD電位が出力されて
しまうという欠点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明のダイナミック保持型バスドライバーは、バス
ラインと、第1の電源ラインとバスラインとの間に接続
されゲートにプリチャージ信号を受けてバスラインを第
1の電位に充電する第1のトランジスタと、第2の電源
ラインとバスラインとの間に接続されゲートにデータ選
択信号を受けて当該データ信号が第1のレベルのとき導
通してバスラインを第2の電位に放電しデータ信号が第
2のレベルのとき不導通となる第2のトランジスタと、
第1の電源ラインとバスラインとの間に接続されゲート
にバスラインの電位を受けて当該バスラインが第1の電
位のときは当該バスラインを当該第1の電位に充電する
第3のトランジスタとを有している。
[作用] バスラインがVDD電位を保持する際、CMOSインバータ
の出力がVSS電位となりPチャネルトランジスタがオン
してバスラインは常にVDD電位が与えられる状態とな
る。
したがって、他のバスライン等の配線間のカップリン
グ容量によりバスラインがVSS電位に引っ張られても、
Pチャネル形エンハンスメントMOSトランジスタの電流
能力に応じた速さでバスラインがVDD電位に引きあげら
れるため、データ取込みで、誤ったデータとならない。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のダイナミック保持型バスドライバー
の一実施例の回路図、第2図はその動作説明図である。
本実施例のダイナミック保持型バスドライバーは、第
3図の従来例において、バスライン6に入力が接続され
たCMOSインバータ4と、CMOSインバータ4の出力にゲー
トが、電源端子1にソースが、バスライン6にドレイン
がそれぞれ接続されたPチャネル形のエンハンスメント
MOSトランジスタ5を有している。
次に、本実施例の動作を説明する。
Pチャネル形エンハンスメントMOSトランジスタ2を
予めオンさせるためのゲートバイアス電圧であるプリチ
ャージ信号7をMOSトランジスタ2に与え、負荷容量9
に電圧源VDDを印加することによって、負荷容量9をVDD
電位まで充電する。したがって、バスライン6はVDD電
位となり、CMOSインバータ4の出力はVSS電位となるた
め、Pチャネル形エンハンスメントMOSトランジスタ5
はオン状態となり、バスライン6は常にVDD電位が与え
られる状態となる。しかる後、Nチャネル形エンハンス
メントMOSトランジスタ3のゲートにデータ選択信号8
を与え、Nチャネル形エンハンスメントMOSトランジス
タ3の をβ、Pチャネル形エンハンスメントMOSトランジス
タ2のβをβとすると、β>βとすることによっ
て、バスライン6はVSS電位方向に引っ張られ、CMOSイ
ンバータ4の出力が反転して、Pチャネル形エンハンス
メントMOSトランジスタ5はオフし、バスライン6はVSS
電位となる。また、データ選択信号8によってNチャネ
ル形エンハンスメントMOSトランジスタ3がオフするな
らば、バスライン6はVDD電位のまま保持される。
ただし、Nチャネル形エンハンスメントMOSトランジ
スタ3およびPチャネル形エンハンスメントMOSトラン
ジスタ2がオンした際の貫通電流をおさえるためには、
β≫βまたはβ≪βが望ましく、Nチャネル形
エンハンスメントMOSトランジスタ3がオンして、バス
ライン6をVSS電位に引くためのスピードを考えるなら
ば、β≫βが望ましい。
しかしながら、本発明の効果を考えるならば、バスラ
イン6のデータを取り込むタイミングまでに、バスライ
ン6をVDD電位に引きあげるだけのβが必要であり
(それ以上大きい程よい)、以上3点を考慮した上で、
β=7・βとするのが最も効果的である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、バスラインにCMOSイン
バータの入力を接続し、前記CMOSインバータの出力を、
Pチャネル形エンハンスメントMOSトランジスタのゲー
トに接続し、前記Pチャネル形エンハンスメントMOSト
ランジスタのドレイン出力をバスラインに接続すること
により、バスラインがVDD電位を保持する際、常に電圧
源VDDよりVDD電位が供給されるため、第4図に示すよう
な、他のパスライン等の配線間のカップリング容量によ
り、バスラインがVSS電位に引っ張られても、第2図に
示すように、Pチャネル形エンハンスメントMOSトラン
ジスタの電流能力に応じた速さ(t2)で、VDD電位に引
きあげるため、データ取り込みで、誤ったデータとなら
ないという効果がある。
なお、以上ではバスライン配線間のカップリング容量
による電位降下についてのみふれたが、種々の外部ノイ
ズによる電位降下に対しても同様の効果があることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダイナミック保持型バスドライバーの
一実施例の回路図、第2図は第1図のダイナミック保持
型バスドライバー回路の動作説明図、第3図は従来のダ
イナミック保持型バスドライバー回路図、第4図は従来
のダイナミック保持型バスドライバー回路の一使用例を
示す図、第5図は第3図の従来のダイナミック保持型バ
スドライバー回路における動作説明図である。 1……電源端子、 2……Pチャネル形エンハンスメントMOSトランジス
タ、 3……Nチャネル形エンハンスメントMOSトランジス
タ、 4……CMOSインバータ、 5……Pチャネル形エンハンスメントMOSトランジス
タ、 6……バスライン、 7……プリチャージ信号、 8……データ選択信号、 9……負荷容量、 10……CMOSインバータ、 11……第1のバスライン、 12……第2のバスライン、 13……第3のバスライン、 14……バスドライバー、 15……バスライン配線間のカップリング容量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03K 17/687 H03K 17/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスラインと、第1の電源ラインと前記バ
    スラインとの間に接続されゲートにプリチャージ信号を
    受けて前記バスラインを第1の電位に充電する第1のト
    ランジスタと、第2の電源ラインと前記バスラインとの
    間に接続されゲートにデータ選択信号を受けて当該デー
    タ信号が第1のレベルのとき導通して前記バスラインを
    第2の電位に放電し前記データ信号が第2のレベルのと
    き不導通となる第2のトランジスタと、前記第1の電源
    ラインと前記バスラインとの間に接続されゲートに前記
    バスラインの電位を受けて当該バスラインが前記第1の
    電位のときは当該バスラインを当該第1の電位に充電す
    る第3のトランジスタとを有することを特徴とするダイ
    ナミック保持型バスドライバー。
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