JP2787958B2 - 文字パターン発生器 - Google Patents

文字パターン発生器

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は文字パターン発生器に関し、特に、例えば、
回転した文字あるいは鏡像の文字のパターンを発生させ
る文字パターン発生器に関する。
[従来の技術] 従来、文字パターン発生器は文字コードと行の指定を
アドレスの入力とし、その文字の対応する行のパターン
がデータとして得られるものであつた。第21図に従来の
8ドツト×8ドツトのドツトパターンで構成される文字
パターンを発生する文字パターン発生器の例を示す。こ
のような文字パターン発生器210においては文字コード
と行の指定(RA2〜RA0)により対応する文字の行パター
ンが出力されていた。第21図に示す例の場合、記憶部21
1の#7は文字パターンの1列目を記憶し、#6は文字
パターンの2列目を記憶し、以下#5〜#0も同様で、
それぞれ文字パターンの列に対応している。第22図に示
す文字パターン“R"を具体例として説明すると、文字パ
ターン読み出し時には、先ずこの“R"に対応する文字コ
ードが文字コード入力部214に入力される。次に、行指
定コード(RA2,RA1,RA0)を行指定コード入力部212より
入力する。このとき、(RA2,RA1,RA0)=(0,0,0)とす
れば、記憶部211の#7の出力Q7からは、“R"の1行目
の左端のパターンが、また#6からは“R"の1行目の左
から2番目のパターンが、さらに#5からは“R"の1行
目の左から3番目のパターンが、以下、同様にして#0
からは、“R"の1行目の右端のパターンがそれぞれ出力
され、文字出力パターン213は(07,06,05,04,03,02,01,
00)=(0,1,1,1,1,0,0,0)と“R"の1行目のパターン
となる。また、行指定コードを(RA2,RA1,RA0)=(0,
0,1)とすれば、以下、同様にして、文字出力パターン2
13は、(07,06,05,04,03,02,01,00)=(0,1,0,0,0,1,
0,0)という“R"の2行目のパターンを出力する。この
ようにして、行指定コードを(RA2,RA1,RA0)=(0,0,
0)〜(1,1,1)と順次変化させていけば、“R"の8行分
のパターンが得られ、その出力パターンを第22図のよう
に並べると“R"の文字パターン221が得られる。行指定
コード(RA2,RA1,RA0)と行の関係は第22図の通りであ
る。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、同じ文字パターンに
ついて回転・鏡像の文字パターンを得たい場合には、複
雑な付加回路が必要となり、処理時間も増大するという
欠点があつた。
このことを説明するために、第23図に示す文字パター
ン“R"の回転した文字のパターン231を得る場合を考え
る。この回転文字のi行目(i=1〜8)は、第22図に
示す元の文字パターン“R"のi列目に対応する。回転文
字の3行目のパターンを得るには、まず元の文字パター
ン“R"に対して、行指定コードを(RA2,RA1,RA0)=
(0,0,0)と指定し、文字出力パターン05の出力を取り
出す。この出力が回転文字の3行目のの右端のパターン
に相当する。次に、(RA2,RA1,RA0)=(0,0,1)とし
て、文字出力パターン05の出力を取り出す。この出力が
回転文字の3行目のの右端から2番目のパターンに相当
する。同様にして、行指定コードを順次(0,1,0)、
(0,1,1)、(1,0,0)、(1,0,1)、(1,1,0)、(1,1,
1)と変えていき、文字出力パターン05の出力を各アク
セスでラツチし、順番に並べて初めて回転文字の3行目
のパターンが得られる。他の行に対しても、回転文字の
3行目のパターンを得る場合と全く同じようにして、文
字出力パターンを得る。
このように、回転文字のある行のパターンを得るに
は、8回のアクセスが必要で、かつ各アクセスで必要と
する1ビツトをラツチし、順番に並べ換えるという回路
も必要となる。もちろん、これは文字パターンが8ドツ
ト×8ドツトの場合であり、ドツドサイズが大きくなれ
ば、それに従いアクセスの回数も増えてゆく。また、こ
のことを避けるためには、回転した文字のパターンを別
の文字として記憶する方法も考えられるが、これはパタ
ーンを記憶する記憶部の容量を著しく増大させ現実的で
ない。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、文字パ
ターン発生装置の回路構成を複雑にすることなく、かつ
記憶部容量を増やすことなく文字パターンの回転・鏡像
を発生することが可能な文字パターン発生装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明の文字パターン発生器
は、以下のような構成からなる。
即ち、指定された文字コードに対応する文字パターン
を発生する文字パターン発生器であつて、ドツト・マト
リツクス形式の文字パターンを各行異なる並べ換えをし
た形で各列毎に記憶する各列に対応した複数の記憶手段
と、該記憶手段より前記文字パターンの回転及び、ある
いは鏡像を行つて読み出しするように指示する指示手段
と、該指示手段の指示に従つて前記複数の記憶手段各々
の行アドレスを発生する行アドレス生成部と、前記行ア
ドレスにより前記記憶手段から出力される文字パターン
を前記指示手段の指示に応じた並べ換え方法で並べ換え
る並べ換え手段とを有する。
また他の発明によれば、指定された文字コードに対応
する文字パターンを発生する文字パターン発生器であつ
て、ドツト・マトリツクス形式の文字パターンを各列異
なる並べ換えをした形で各行毎に記憶する各行に対応し
た複数の記憶手段と、該記憶手段より前記文字パターン
の回転及び、あるいは鏡像を行つて読み出しするように
指示する指示手段と、該指示手段の指示に従つて前記複
数の記憶手段各々の列アドレスを発生する列アドレス生
成部と、前記列アドレスにより前記記憶手段から出力さ
れる文字パターンを前記指示手段の指示に応じた並べ換
え方法で並べ換える並べ換え手段とを有する。
[作用] 以上の構成により本発明は、指定された文字コードに
より、ドツト・マトリツクス形式の文字パターンが各列
或は各行異なる並べ換えをした形で各行毎或は各列毎に
記憶された各行或は各列に対応した複数の記憶手段か
ら、その文字コードに対応した回転及び、もしくは鏡像
の施された文字パターンを発生するよう動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。第1図は本発明の代表的な実施例であ
る8ドツト×8ドツトの文字パターン発生装置の構成を
示すブロツク図である。第1図において、1は文字パタ
ーンを記憶する記憶部、2は行指定と回転・鏡像指定か
ら行アドレスを生成する行アドレス生成部、3は行指定
と回転・鏡像指定から並べ換え方法を決める並べ換え部
である。
記憶部1には文字パターンがあらかじめ各行並べ換え
られて記憶されているとする。例えば、第2図に示すよ
うに、文字パターン“R"21は、記憶部1の内部では第2
図の22に示すように各行を、1行目から順に右へ1ビツ
ト、2ビツト、…と回転したパターンとして記憶してい
る。行アドレス生成部2は各記憶部(#7〜#0)の行
アドレス6を生成する。行アドレス生成部2では回転・
鏡像指定コード7が0゜で鏡像無し、つまり元の文字パ
ターンの出力が要求された場合、行指定コード5(RA2
〜0)をそのまますべての記憶部1(#7〜#0)の行
アドレス6(A2,A1,A0)を提供するものとする。このこ
とは、第3図(A)に示す行指定コード(RA2〜0)と
記憶部1(#7〜#0)の行アドレス(A2,A1,A0)との
関係を表す図に示されている。この時,行指定コード5
(RA2〜0)に対応する記憶部1の内部状態は第3図
(B)の301に示す通りである。並べ換え部3では記憶
部1に記憶されている文字パターンを出力8を通して読
み出し並べ換える。回転・鏡像指定コード7が0゜鏡像
無しの時、第3図の302に示すように、読み出した文字
パターンを回転させれば、第3図の303に示すような元
の文字パターンが得られる。
次に、90゜左に回転した文字のパターンを得る場合を
考える。この場合、行アドレス生成部2は行指定コード
5(RA2〜0)に従つて、第4図(A)に示す行アドレ
ス6(A2〜0)を各記憶部1に提供する。例えば、行指
定コード5が、(RA2,RA1,RA0)=(0,1,0)(つまり3
行目を指定)の時、記憶部1の#7の行アドレス6は
(A2,A1,A0)=(0,1,1)、#6の行アドレス6は(A2,
A1,A0)=(1,0,0)、#5の行アドレス6は(A2,A1,A
0)=(1,0,1)、#4の行アドレス6は(A2,A1,A0)=
(1,1,0)、#3の行アドレス6は(A2,A1,A0)=(1,
1,1)、#2の行アドレス6は(A2,A1,A0)=(0,0,
0)、#1の行アドレス6は(A2,A1,A0)=(0,0,1)、
#0の行アドレス6は(A2,A1,A0)=(0,1,0)とな
る。この場合、記憶部1からの文字パターン読み出し時
の3行目の出力パターンは、第5図の501に示す太線で
表わされた部分が出力8に取り出され第5図の502に示
すパターンとなる。この出力パターン502は、並べ換え
部3で左へ5ドツド回転すると、ちょうど90゜左回転し
た文字パターンの3行目のパターンが得られる。ここ
で、特徴となるのは、90゜左回転した文字のある1つの
行のパターンを得るのに必要な記憶部1へのアクセスの
回数は1回で良いことである。このような操作を行つて
記憶部1から取り出される文字パターンの全体は、第4
図(B)の401に示されるようになる。この文字パター
ンが、第4図(B)の402に示される並べ換え方法に従
つて並べ換え部3で並べ換えられると、第4図(B)の
403に示す90゜左に回転した文字パターンが得られる。
さらに、270゜左に回転した文字のパターンを得る場
合を考える。この場合、行アドレス生成部2は行指定コ
ード5(RA2〜0)に従つて、第6図(A)に示す行ア
ドレス6(A2〜0)を各記憶部1に提供する。例えば、
行指定コード5が、(RA2,RA1,RA0)=(0,1,0)(つま
り3行目を指定)で、記憶部1からの文字パターンを読
み出す時、3行目の出力パターンは、第7図の701に示
す太線で表わされた部分が出力8に取り出され第7図の
702に示すパターンとなる。この出力パターン702は、並
べ換え部3で左へ2ドツト回転した後左右を入れ換えれ
ば、270゜左回転した文字パターンの3行目のパターン
が得られる。この場合でも、記憶部1に対するアクセス
は1回で良い。このような操作を行つて記憶部1から取
り出される文字パターンの全体は、第6図(B)の601
に示されるようになる。この文字パターンが、第6図
(B)の602に示される並べ換え方法に従つて並べ換え
部3で並べ換えられると、第6図(B)の603に示す270
゜左に回転した文字パターンが得られる。
さらに、180゜回転した文字のパターンを得る場合と
これに加えて、鏡像文字のパターンを得る場合を考え
る。この場合も、左90゜回転や左270゜回転の場合と同
様に、行アドレス生成部2は行指定コード5(RA2〜
0)に従つて、第8図(A)に示す行アドレス6(A2〜
0)を各記憶部1に提供する。鏡像文字のパターンを得
るには、並べ換え部3で左側4ドツトと右側4ドツトと
を入れ換える操作が追加(左右入れ換えが行なわれてい
るものに関してはそれを止める)される。この左右入れ
換え操作は回転の処理と連動して行われ、回転処理によ
り左右入れ換え操作が行われる場合(例えば、180゜回
転)には、鏡像指示がなされている場合でも、左右入れ
換え操作は行われない。このことは、第8図(B)に示
す180゜回転で鏡像指定がある場合とない場合とについ
て示される。第8図(B)において、180゜回転に基づ
き、記憶部1から取り出された8ドツトx8ドツトの文字
パターン801は、並べ換え部3において鏡像指定がない
場合は並べ換え方法802に従つて並べ換えられ文字パタ
ーン803を出力するが、鏡像指定がある場合は並べ換え
方法804に従つて並べ換えられ文字パターン805を出力す
る。つまり、180゜回転によつて文字パターンは既に左
右入れ換え操作が行われてしまうため、鏡像指定での左
右入れ換え操作は必要でなくなる。
以上、第2図に示したように文字パターンの各行を回
転させて並べ換えたパターンを記憶部1に記憶させた例
について述べたが、他の並べ換え方法を適用することも
可能である。以下、並べ換え回路の構成が単純となる並
べ換え方法について述べる。その並べ換え方法を第9図
を用いながら説明する。並べ換えの方法は次の通りであ
る。まず各行に対して、RA2=1である行(第9図の文
字パターン901の5〜8行目)は、左側4ドツトと右側
4ドツトを入れ換え、RA2=0の行(第9図の文字パタ
ーン901の1〜4行目)は、その入れ換えを行わない。
次に、RA1=1である行(第9図の文字パターン901の
3、4、7、8行目)は、左側から1〜2番目と3〜4
番目および5〜6番目と7〜8番目のそれぞれ2つづつ
のドツトを入れ換え、RA1=0の行(第9図の文字パタ
ーン901の1、2、5、6行目)は、その入れ換えを行
わない。さらに、RA0=1である行(第9図の文字パタ
ーン901の2、4、6、8行目)は、左側から1番目と
2番目、3番目と4番目、5番目と6番目、7番目と8
番目のドツトをそれぞれ入れ換え、RA0=0の行(第9
図の文字パターン901の1、3、5、7行目)はその入
れ換えを行わない。従つて、1行目はRA2〜RA0はすべて
0となるので、並べ換えが行われず、一方、8行目はRA
2〜RA0がすべて1なので、結果として左右が逆となる。
ここで説明の都合上、各行の並べ換え方法に対して、sw
ap S2 S1 S0(S2 S1 S0はそれぞれ0もしくは1の値が
入る。但し、S2=S1=S0=0の場合つまりswap000は並
べ換えなしを意味する。)と名前をつける。
swap000:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) swap001:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b6,b7,b4,b5,b2,b3,b0,b1) swap010:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b5,b4,b7,b6,b1,b0,b3,b2) swap011:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b4,b5,b6,b7,b0,b1,b2,b3) swap100:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b3,b2,b1,b0,b7,b6,b5,b4) swap101:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b2,b3,b0,b1,b6,b7,b4,b5) swap110:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b1,b0,b3,b2,b5,b4,b7,b6) swap111:(b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0) → (b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7) このような並べ換え方法に従つて文字パターンが、並
べ換えられ記憶部1に格納される様子を第9図の902と9
03に示す。また、“R"という文字パターンが、第9図の
並べ換え方法902に従つて並べ換えられる様子を第9図
の904と905に示す。
第9図を用いて説明した並べ換え方法を、回転及び鏡
像を指定して記憶部1から文字パターンを読み出す場合
に適用した例を、第10図(A)〜第13図(B)に示す。
第10図(A)、第11図(A)、第12図(A)、第13図
(A)は、それぞれ0゜、左90゜、180゜、左270゜回転
の際の行指定コード(RA2〜0)と記憶部1各部(#7
〜#0)に対する行アドレス6(A2〜0)の指定の関係
を示している。また、第10図(B)、第11図(B)、第
12図(B)、第13図(B)は、それぞれ、0゜、左90
゜、180゜、左270゜回転指定において、鏡像指定がない
場合と鏡像指定がある場合とについて、記憶部1に記憶
されている文字パターンがどのように記憶部1の出力8
(Q7〜0)に読み出され、指定された並べ換え方法に従
つてどのように並び換えられ並べ換え部3から出力され
るかを示している。
このような並べ換え方法に従つた並べ換えを行なう場
合、行アドレス生成部2及び並べ換え部3の構成は単純
になる。さらに回転・鏡像指定コード7をmode2、mode
1、mode0でそれぞれ表す3つのビツトを用いて行なう場
合、第14図(A)の示すように、それぞれのビツトのオ
ン・オフの組み合わせにより、8種類の回転・鏡像処理
を指定できる。第14図(B)には、文字パターン“R"
が、第14図(A)に示す8種類の回転・鏡像に従つて、
どのように表現されるかが示されている。また、行アド
レス生成部2は第15図のように、並べ換え部3は第16図
(A)に示すように構成できる。第16図(A)に示すビ
ツトスワツパ161はビツトの並べ換えを行なう部分で、
並べ換え指示入力信号(S2〜S0)162で並べ換え方法を
指定し、前述の並べ換え方法(swap S2 S1 S0)に従つ
たビツトの並べ換えを行なう。この並べ換え方法は、第
16図(B)に示す論理式で表される。この論理式から明
らかなとおり、ビツトスワツパ161は8→1(8個のデ
ータより1個を選択することを意味する)データセレク
タ8個で構成されるものである。
このように本実施例は、従来の文字パターン発生器と
全く同じ記憶容量をもつ記憶部に行アドレス生成部と並
べ換え部を加えただけ構成であり、かつ、付加される行
アドレス生成部、並べ換え部も非常に単純な構成である
ので、従来のIC化された文字パターン発生器と同様のIC
化が可能であり、コンパクトな基板実装も可能となる。
[他の実施例] 上述の実施例では2通りの並べ換え方法について説明
したが、他の並べ換え方法を採用したとしても本発明を
適用することは可能である。その場合には、行アドレス
生成部2と並べ換え部3との回路構成を記憶部1にパタ
ーンを記憶させる際の並べ換え方法に適応するものにす
れば良い。
また、上述の実施例では文字パターンの各行が1回の
アクセスで得られる文字パターン発生器を前提として考
えたが、各列がアクセスできる文字パターン発生器につ
いても、行と列を入れ替えて考えるだけで本発明が適用
できることは明らかである。例えば、第9図〜第16図を
用いて説明した前述の実施例で、第14図(A)に回転・
鏡像指定が示されているが、これは1回のアクセスで各
行のパターンが得られることを前提と考えている。これ
に対して、1回のアクセスで各列のパターンが得られる
ことを前提と考えるときには、前述の行に対する指定を
列に対する指定に変えれば良い。このことを第17図を用
いて説明する。まず、文字パターン“R"171が、列指定
コード(CA2〜0)172により指定され列ごとにアクセ
ス、読み出され、列方向のパターンが文字パターン出力
07〜0から得られるものと考えると、この結果得られる
文字パターン173は、第13図(B)で示した左270゜回転
鏡像ありの文字パターンと全く同じになる。このような
考え方を0゜回転・鏡像、左90゜回転・鏡像及び180゜
回転・鏡像に適用すれば、3つのビツトを用いる回転・
鏡像指定コード(mode2〜0)の意味づけを第18図のよ
うに置き換え、行指定コード(RA2〜0)を、そのまま
列指定コード(CA2〜0)と置き換えれば、列のパター
ンをアクセスすることができる。
また、第14図(A)と第18図とを比較して場合、mode
1=mode0=0として、mode2に注目してみると、mode2=
0のとき、行パターンのアクセスを示す第14図(A)で
は0゜鏡像なしを意味するのに対して、列パターンのア
クセスを示す第18図では左270゜回転・鏡像ありを意味
する。また、mode2=1のとき、行パターンのアクセス
を示す第14図(A)では左270゜回転・鏡像ありを意味
するのに対して、列パターンのアクセスを示す第18図で
は0゜鏡像なしを意味するものとなる。この性質は言い
換えると、mode2=0で行方向、mode2=1で列方向のア
クセスが指定出来ることを意味している。従来のIC化さ
れた文字パターン発生器(キヤラクタ・ジエネレータ)
では、行方向のパターンがアクセスできるものと、列方
向のパターンがアクセスできるものは、全く別のものと
なつているが、本実施例によれば、別の文字パターン発
生器を用いなくとも、1つの文字パターン発生器によつ
て、行もしくは列の指定により、希望の方向のパターン
を得ることができる。
さらに、新たな回転・鏡像指定コード(MODE2〜0)
と行/列指定コード(r/c)を導入し、それらを第19図
に示すように定義し、行アドレス生成部2を第20図に示
すように構成することで、行単位のアクセスもしくは列
単位のアクセスのいずれの場合についても、回転・鏡像
の指定ができるようになる。このとき、並べ換え部3は
第16図に示すものを、mode0をMODE0に置き換えるだけで
用いることができる。
第20図に示す行アドレス生成部でr/c=0とすれば、m
ode2=MODE2、mode1=MODE1となり、第15図に示した行
アドレス生成部と全く同じ機能を果たすことになり、ア
クセス方向は第19図に示すように行方向となり、このと
きの回転・鏡像の指定は第14図(A)のそれと全く同じ
となることが分かる。一方、r/c=1のときはmode2=
(MODE2 exor MODE0)、mode1=(MODE1 exor MODE
0)となり、例えば列方向のアクセスで0゜鏡像なしの
とき、MODE2〜0=0であり、mode2=1、mode1=0、
もちろんmode0=0(mode0=MODE0)となり、第18図に
示した0゜鏡像なしと一致する。同様に、他の回転・鏡
像の指定においても、r/c=1(列方向アクセス)のと
き、 MODE2〜0の値から第18図に示すmode2〜0に変換
され所定の回転・鏡像の指定が得られる。このように、
r/cにより行方向もしくは列方向を指定し、かつ、MODE2
〜0により回転・鏡像を指定することで、それらに対応
した文字のパターンを1回のアクセスで得ることができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、簡単な回路構
成により効率的に文字パターンの回転・鏡像などを得る
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の代表的な実施例である文字パターン発
生装置の構成を示すブロツク図、 第2図は8ドツトx8ドツトの文字パターンの記憶部への
記憶方法を示した図、 第3図(A)は0゜回転指定時における行指定コードと
記憶部各部の行アドレスの関係を示した図、 第3図(B)は8ドツトx8ドツトの文字パターンの記憶
部からの読み出し方法を示した図、 第4図(A)は左90゜回転指定時における行指定コード
と記憶部各部の行アドレスの関係を示した図、 第4図(B)は8ドツトx8ドツトの文字パターンを左90
゜回転を行つて読み出しを行う方法を示した図、 第5図は左90゜回転指定時における文字パターンの記憶
部からの読み出しと並べ換えを示す図、 第6図(A)は左270゜回転指定時における行指定コー
ドと記憶部各部の行アドレスの関係を示した図、 第6図(B)は8ドツトx8ドツトの文字パターンを左27
0゜回転を行つて読み出しを行う方法を示した図、 第7図は左270゜回転指定時における文字パターンの記
憶部からの読み出しと並べ換えを示す図、 第8図(A)は180゜回転指定時における行指定コード
と記憶部各部の行アドレスの関係を示した図、 第8図(B)は8ドツトx8ドツトの文字パターンを180
゜回転・鏡像を行つて読み出しを行う方法を示した図、 第9図は別の並べ換え方法による8ドツトx8ドツトの文
字パターンの記憶部への記憶方法を示した図、 第10図(A)は別の並べ換え方法による0゜回転指定時
における行指定コードと記憶部各部の行アドレスの関係
を示した図、 第10図(B)は別の並べ換え方法による8ドツトx8ドツ
トの文字パターンの記憶部からの読み出し方法を示した
図、 第11図(A)は別の並べ換え方法による左90゜回転指定
時における行指定コードと記憶部各部の行アドレスの関
係を示した図、 第11図(B)は別の並べ換え方法による8ドツトx8ドツ
トの文字パターンを左90゜回転を行つて読み出しを行う
方法を示した図、 第12図(A)は別の並べ換え方法による180゜回転指定
時における行指定コードと記憶部各部の行アドレスの関
係を示した図、 第12図(B)は別の並べ換え方法による8ドツトx8ドツ
トの文字パターンを180゜回転を行つて読み出しを行う
方法を示した図、 第13図(A)は別の並べ換え方法による左270゜回転指
定時における行指定コードと記憶部各部の行アドレスの
関係を示した図、 第13図(B)は別の並べ換え方法による8ドツトx8ドツ
トの文字パターンを左270゜回転を行つて読み出しを行
う方法を示した図、 第14図(A)は回転・鏡像指定の方法を示す図、 第14図(B)は文字パターン“R"を用いた回転・鏡像の
具体例を示す図、 第15図は行アドレス生成部の回路図、 第16図(A)は並べ換え部の回路図、 第16図(B)は並べ換え方法の論理式を示す図、 第17図は列方向アクセスを前提とした、文字パターンの
並べ換えを示す図 第18図は列方向アクセスを前提とした回転・鏡像指定の
方法を示す図、 第19図はアクセス方向指定及び回転・鏡像指定の方法を
示す図、 第20図はアクセス方向指定が可能な行アドレス生成部の
回路図、そして、 第21図〜第23図は従来例の説明図である。 図中、1……記憶部、2……行アドレス生成部、3……
並べ換え部、5……行指定コード、6……行アドレス、
7……回転・鏡像指定コード、161……ビツトスワツ
パ、172……列指定コード、210……従来の文字発生器で
ある。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定された文字コードに対応する文字パタ
    ーンを発生する文字パターン発生器であつて、 ドツト・マトリツクス形式の文字パターンを各行異なる
    並べ換えをした形で各列毎に記憶する各列に対応した複
    数の記憶手段と、 該記憶手段より前記文字パターンの回転及び、あるいは
    鏡像を行つて読み出しするように指示する指示手段と、 該指示手段の指示に従つて前記複数の記憶手段各々の行
    アドレスを発生する行アドレス生成部と、 前記行アドレスにより前記記憶手段から出力される文字
    パターンを前記指示手段の指示に応じた並べ換え方法で
    並べ換える並べ換え手段とを有することを特徴とする文
    字パターン発生器。
  2. 【請求項2】指定された文字コードに対応する文字パタ
    ーンを発生する文字パターン発生器であつて、 ドツト・マトリツクス形式の文字パターンを各列異なる
    並べ換えをした形で各行毎に記憶する各行に対応した複
    数の記憶手段と、 該記憶手段より前記文字パターンの回転及び、あるいは
    鏡像を行つて読み出しするように指示する指示手段と、 該指示手段の指示に従つて前記複数の記憶手段各々の列
    アドレスを発生する列アドレス生成部と、 前記列アドレスにより前記記憶手段から出力される文字
    パターンを前記指示手段の指示に応じた並べ換え方法で
    並べ換える並べ換え手段とを有することを特徴とする文
    字パターン発生器。
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