JP2787476B2 - 建設車両の合流回路 - Google Patents

建設車両の合流回路

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JP2787476B2 JP1187086A JP18708689A JP2787476B2 JP 2787476 B2 JP2787476 B2 JP 2787476B2 JP 1187086 A JP1187086 A JP 1187086A JP 18708689 A JP18708689 A JP 18708689A JP 2787476 B2 JP2787476 B2 JP 2787476B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、複数の回路系統にそれぞれポンプを接続
するとともに、一方の回路系統のポンプ吐出油を、他方
の回路系統にポンプ吐出油と合流させて、アクチュエー
タに供給する合流回路に関する。
(従来の技術) 第2図に示した従来の合流回路は、一方の回路系統に
ポンプP1を設け、このポンプP1のポンプ通路1に切換弁
2〜4をパラレルに接続するとともに、リリーフ弁5を
接続している。また、同様に他方の回路系統にも、ポン
プP2を接続し、このポンプP2のポンプ通路6に、合流用
切換弁7及び切換弁8、9をパラレルに接続するととも
に、リリーフ弁10を接続している。
そして、上記一方の回路系統の切換弁4には通路12、
13を介して、ブームシリンダ11を接続し、このブームシ
リンダ11を駆動させるように切換弁4を切り換えると、
ブームシリンダ11にポンプP1の吐出油が供給される。
さらに、上記他方の回路系統に設けた合流用切換弁7
には、合流通路14を接続し、この合流通路14を介して、
合流用切換弁7と通路12とを連通している。
しかして、いまブームシリンダ11を駆動すべく切換弁
4及び合流用切換弁7を切り換えると、一方の回路系統
のポンプP1の吐出油が、切換弁4を介して通路12に供給
されるとともに、他方の回路系統のポンプP2の吐出油が
合流用切換弁7を介して、合流通路14に供給される。
上記のように合流通路14に供給されたポンプP2の吐出
油は、通路12に供給された上記ポンプP1の吐出油と合流
し、ポンプP1、P2の両吐出油は通路12を経由してブーム
シリンダ11に供給される。
(本発明が解決しようとする課題) 上記のようにした従来の建設車両の合流回路では、切
換弁と合流用切換弁との2個の切換弁を設けなければな
らないので、それだけコストが高くなるという問題があ
った。
また、上記2個の切換弁を個々に操作するので、切換
弁の操作が複雑になるとともに、合流させるときには、
2個の切換弁を同時に操作しなければならないので、切
換弁の操作が重くなってしまうという問題もあった。
さらに、切換弁と合流用切換弁とが個別に必要なの
で、この分、配管が特別に必要になるという問題もあっ
た。
この発明の目的は、合流用切換弁と切換弁とを個別に
設けなくても、2つの回路系統の合流ができるようにす
るとともに、その分、切換弁の数量を減らしてコスト低
減を可能にした建設車両の合流回路を提供することであ
る。
(課題を解決しようとする手段) 上記の目的を達成するために、この発明は、複数の切
換弁をパラレルフィーダを介して、パラレルに接続した
少なくとも一対の回路系統を備え、これら各回路系統の
それぞれに別々のポンプを接続し、一方の回路系統に他
方の回路系統のポンプ吐出油を合流させる構成にした建
設車両の合流回路において、上記一方の回路系統の切換
弁の内の1つを合流兼用切換弁とし、他方の回路系統の
中立流路は、中立位置にあるとき開く合流兼用切換弁の
第1タンクポートに接続し、さらに、この他方の中立流
路は合流通路を介して、一方の回路系統のパラレルフィ
ーダに接続し、この合流通路に一方のパラレルフィーダ
への流通のみを許容するチェック弁を設け、上記合流兼
用切換弁には、上記両回路系統の中立流路を第1タンク
ポートに連通させ、両回路系統のポンプ吐出油をタンク
へ戻す中立位置と、上記両中立流路を第1タンクポート
との連通を遮断し、一方のパラレルフィーダを第1アク
チュエータポートに連通するとともに、第2アクチュエ
ータポートを第2タンクポートに連通し、他方の回路系
統のポンプ吐出油を、合流通路を介して一方の回路系統
のパラレルフィーダに合流させる一方の切換位置と、一
方の回路系統の中立流路と第1タンクポートとの連通を
遮断し、他方の回路系統の中立流路と第1タンクポート
とを連通し、一方のパラレルフィーダを第2アクチュエ
ータポートに連通するとともに、第1アクチュエータポ
ートを第2タンクポートに連通し、他方の回路系統のポ
ンプ吐出油を合流兼用切換弁を介してタンクへ戻し、一
方の回路系統のポンプ吐出油のみを一方のパラレルフィ
ーダを介して合流兼用切換弁に供給する他方の切換位置
とを保持させる構成にしている。
(本発明の作用) 上記のように構成したので、他方の回路系統の各切換
弁を中立位置に保持し、合流兼用切換弁を一方の切換位
置に切り換えると、一方の回路系統のポンプ吐出油と他
方の回路系統のポンプ吐出油とが合流して、アクチュエ
ータへ供給される。
また、合流兼用切換弁を他方の切換位置に切り換える
と、他方の回路系統のポンプ吐出油はタンクに導かれ、
一方の回路系統のポンプ吐出油のみがアクチュエータへ
供給される。
(本発明の効果) この発明の建設車両の合流回路によれば、一方の回路
系統に設けた合流兼用切換弁のみを一方の切換位置に切
り替えれば、一方の回路系統のポンプ吐出油と他方の回
路系統のポンプ吐出油とを合流させ、この吐出油のアク
チュエータへ供給することができる。
したがって、従来必要とされていた合流用切換弁を個
別に設ける必要がなく、その分コストを低減することが
できる。
また、1個の切換弁を操作すれば、2つの回路系統の
吐出油を合流させることができるので、従来のようのに
2個の切換弁を個々に操作したり、これらを同時に操作
する必要もなくなる。したがって、切換弁の操作が簡単
になるとともに、この操作が重くなるということもな
い。
さらに、合流切換弁が不要になるので、その分特別に
配管をする必要もなくなる。
(本発明の実施例) 第1図は、この発明の実施例を示す回路図であるが、
前記第2図の従来の場合と同一の構成要素については、
同一符号を用い、その詳細な説明を省略する。
第1図の実施例は、ポンプP2側の回路系統に切換弁
8、9をパラレルに接続するとともに、ポンプP1側の回
路系統に切換弁2、3及び合流兼用切換弁23をパラレル
フィーダ15を介してパラレルに接続している。
そして、上記合流兼用切換弁23には、ポンプポート
p、第1タンクポートt1、第2タンクポートt2、及び第
1アクチュエータポートa、第2アクチュエータポート
bを設け、上記第1、2アクチュエータポートa、bを
通路12、13を介してそれぞれ所定のアクチュエータであ
る例えばブームシリンダ11に接続している。
また、上記切換弁8、9の中立流路16と、切換弁2、
3の中立流路22とを合流用切換弁23を介して連通させる
とともに、上記中立流路16の最下流に合流通路17を設け
ている。そして、この合流通路17の一端を中立流路16に
接続するとともに、他端をポンプP1側のパラレルフィー
ダ15の最下流にタンデムに接続している。
そして、上記合流通路17にチェック弁18を設ける一
方、合流兼用切換弁23と切換弁3との間のパラレルフィ
ーダ15にもチェック弁19を設けている。このチェック弁
19はポンプP1側の回路系統から合流兼用切換弁23への流
通のみを許容する一方、チェック弁18はポンプP2側の回
路系統から合流兼用切換弁23への流通のみを許容する構
成にしている。
また、切換弁23、8、9の戻り側にパラレル戻り通路
20を接続するとともに、合流兼用切換弁23の第1、2タ
ンクポートt1、t2には、パラレル通路20aを接続し、こ
のパラレル通路20aを介して、合流兼用切換弁23をパラ
レル戻り通路20にパレレルに接続している。そして、合
流兼用切換弁23の第1、2タンクポートt1、t2は上記パ
ラレル戻り通路20の下流側に接続した戻り通路21を介し
てタンクTに接続している。
さらに、上記合流兼用切換弁23は、これが図示の中立
位置を保持しているときには、上記中立流路16と中立流
路22とを第1タンクポートt1に連通するようにしてい
る。
また、上記中立位置から押込み側位置に切り換える
と、図面上側に示した切換位置に切り換わり、上記両中
立流路16、22と第1タンクポートt1との連通を遮断す
る。そして、ポンプポートpと第1アクチュエータポー
トaとを連通させる一方、第2アクチュエータポートb
は第2タンクポートt2に連通するようにしている。
そして、上記とは反対に引き側位置に切り換えると、
今度は図面下側に示した切換位置に切り換わり、中立流
路16と第1タンクポートt1とを連通するとともに、第1
アクチュエータポートaと第2タンクポートt2とを連通
させる一方、ポンプポートpは第2アクチュエータポー
トbに連通するようにしている。
しかして、ポンプP2側の回路系統の各切換弁8、9を
共に中立位置に保持し、合流兼用切換弁23を押込み側位
置に切り換えると、ポンプP1の吐出油が、ポンプ通路1
→パラレルフィーダ15→チェック弁19を経由してパラレ
ル通路15aに供給されるとともに、ポンプP2の吐出油の
全量がポンプ通路6→中立流路16→合流通路17→チェッ
ク弁18を経由してパラレル流路15aに導かれ、上記ポン
プP1の吐出油と合流する。
上記のように合流したポンプP1、P2の吐出油は、合流
兼用切換弁23を経由してブームシリンダ11のボトム側室
R1に供給され、ブームシリンダ11を駆動する。
また、上記の状態から合流兼用切換弁23を引き側位置
に切り換えると、ポンプP2の吐出油は中立流路16→合流
兼用切換弁23を経由してパラレル通路20aに流出する一
方、ブームシリンダ11のボトム側室R1内の作動油もパラ
レル通路20aに流出し、パラレル通路20→戻り通路21を
経由してタンクTへ戻される。
このようにして、今度はポンプP1の吐出油の圧力作用
で合流通路17に介在させたチェック弁18を閉塞し、ポン
プP1の吐出油のみが、合流兼用切換弁23→通路13を経由
してブームシリンダ11のロッド側室R2に供給される。そ
して、ブームシリンダ11は上記とは反対方向に駆動され
る。
上記の実施例によれば、ポンプP2側の回路系統の各切
換弁8、9を中立位置に保持し、ブームシリンダ11に接
続した合流兼用切換弁23を押込み側位置に切り換えれ
ば、一方の回路系統のポンプP1の吐出油に他方の回路系
統のポンプP2の吐出油全量が合流して、ブームシリンダ
11に供給される。
また、上記合流兼用切換弁23を引き側位置に切り替え
れば、他方の回路系統のポンプP2の吐出油はタンクTへ
導かれ、一方の回路系統のポンプP1の吐出油のみがブー
ムシリンダ11へ供給される。
したがって、従来必要とされていた合流切換弁を個別
に設ける必要がなく、その分コストを低減することがで
きる。
また、1個の切換弁を操作すれば、2つの回路系統の
吐出油を合流させてブームシリンダへ供給できるので、
従来のように2個の切換弁を個々に操作したり、これら
を同時に操作する必要もなくなる。したがって、切換弁
の操作が簡単になるとともに、この操作が重くなるとい
うこともない。
さらに、従来の合流切換弁が不要になるので、その分
特別に配管をする必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】 図面第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は
従来の回路図である。 P1、P2……ポンプ、2、3、8、9……切換弁、11……
ブームシリンダ、15……パラレルフィーダ、16、22……
中立流路、17……合流通路、18……チェック弁、T……
タンク、23……合流兼用切換弁、t1、t2……タンクポー
ト、a……第1アクチュエータポート、b……第2アク
チュエータポート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の切換弁をパラレルフィーダを介し
    て、パラレルに接続した少なくとも一対の回路系統を備
    え、これら各回路系統のそれぞれに別々のポンプを接続
    し、一方の回路系統に他方の回路系統のポンプ吐出油を
    合流させる構成にした建設車両の合流回路において、上
    記一方の回路系統の切換弁の内の1つを合流兼用切換弁
    とし、他方の回路系統の中立流路は、中立位置にあると
    き開く合流兼用切換弁の第1タンクポートに接続し、さ
    らに、この他方の中立流路は合流通路を介して、一方の
    回路系統のパラレルフィーダに接続し、この合流通路に
    一方のパラレルフィーダへの流通のみを許容するチェッ
    ク弁を設け、上記合流兼用切換弁には、上記両回路系統
    の中立流路を第1タンクポートに連通させ、両回路系統
    のポンプ吐出油をタンクへ戻す中立位置と、上記両中立
    流路を第1タンクポートとの連通を遮断し、一方のパラ
    レルフィーダを第1アクチュエータポートに連通すると
    ともに、第2アクチュエータポートを第2タンクポート
    に連通し、他方の回路系統のポンプ吐出油を、合流通路
    を介して一方の回路系統のパラレルフィーダに合流させ
    る一方の切換位置と、一方の回路系統の中立流路と第1
    タンクポートとの連通を遮断し、他方の回路系統の中立
    流路と第1タンクポートとを連通し、一方のパラレルフ
    ィーダを第2アクチュエータポートに連通するととも
    に、第1アクチュエータポートを第2タンクポートに連
    通し、他方の回路系統のポンプ吐出油を合流兼用切換弁
    を介してタンクへ戻し、一方の回路系統のポンプ吐出油
    のみを一方のパラレルフィーダを介して合流兼用切換弁
    に供給する他方の切換位置とを保持させる構成にした建
    設車両の合流回路。
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