JP2787407B2 - ホスホン酸ジエステル誘導体 - Google Patents

ホスホン酸ジエステル誘導体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なホスホン酸ジエス
テル誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明のホスホン酸ジエステル誘導体は
文献未載の新規化合物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後記するよう
に医薬品として有用な化合物の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば下記一般
式(1)で表わされるホスホン酸ジエステル誘導体が提
供される。
【0005】
【化2】
【0006】〔式中、Aは基−CR1 =N−又は−CR
1 =CR2 −(R1 及びR2 は同一又は異なって水素原
子、アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシカ
ルボニル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル
基、ニトロ基、メルカプト基、低級アルキルチオ基、フ
ルオロ低級アルキル基、ハロゲン原子、フェニル環にハ
ロゲン原子を有することのあるフェニル低級アルキル
基、ナフチル基、ベンゾイル基、ベンゾイル低級アルキ
ル基、フェニルスルホニル基、チエニル基、置換基とし
て低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、
シアノ基、ニトロ基、エチレンジオキシ基及びフェニル
基からなる群より選ばれる基を1〜3個有することのあ
るフェニル基又は低級アルコキシオキサリル基を示す)
を、R3 は水素原子、低級アルキル基又はフェニル基
を、R4 及びR5 は同一又は異なって低級アルキル基又
はフェニル低級アルキル基を、Zは硫黄原子、酸素原子
又は基N−R6 (R6 は低級アルキルフェニル基を示
す)を、それぞれ示す。〕 上記一般式(1)で示される各基としては、具体的には
それぞれ次の各基を例示できる。
【0007】即ち、アルキル基としては、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等の直鎖又
は分枝鎖状低級アルキル基に加え、ヘプチル、オクチ
ル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシ
ル、テトラデシル基等を例示できる。
【0008】シクロアルキル基としては、例えばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル、シクロオクチル基等を例示でき
る。
【0009】低級アルコキシカルボニル基としては、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニル、ブトキシカルボニル、ペンチルオキシ
カルボニル、ヘキシルオキシカルボニル基等を例示でき
る。
【0010】低級アルコキシカルボニル低級アルキル基
としては、例えばメトキシカルボニルメチル、エトキシ
カルボニルメチル、2−エトキシカルボニルエチル、3
−エトキシカルボニルプロピル、4−エトキシカルボニ
ルブチル、5−エトキシカルボニルペンチル、6−エト
キシカルボニルヘキシル、2−ブトキシカルボニルエチ
ル、ヘキシルオキシカルボニルメチル基等を例示でき
る。
【0011】低級アルキルチオ基としては、例えばメチ
ルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、ペン
チルチオ、ヘキシルチオ基等を例示できる。
【0012】フルオロ低級アルキル基としては、例えば
トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフ
ルオロプロピル、ノナフルオロブチル、ウンデンカフル
オロペンチル、トリデカフルオロヘキシル基等を例示で
きる。
【0013】ベンゾイル低級アルキル基としては、例え
ばベンゾイルメチル、2−ベンゾイルエチル、3−ベン
ゾイルプロピル、4−ベンゾイルブチル、5−ベンゾイ
ルペンチル、6−ベンゾイルヘキシル基等を例示でき
る。
【0014】ハロゲン原子には、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子、ヨウ素原子が包含される。
【0015】ナフチル基には、1−ナフチル、2−ナフ
チル基が包含される。
【0016】チエニル基には、2−チエニル、3−チエ
ニル基が包含される。
【0017】置換基として低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、エチレン
ジオキシ基及びフェニル基からなる群より選ばれる基を
1〜3個有することのあるフェニル基としては、フェニ
ル基の他に、例えば4−クロロフェニル、4−ブロモフ
ェニル、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4
−フルオロフェニル、4−ヨードフェニル、3,4−ジ
クロロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、4−メチ
ルフェニル、4−エチルフェニル、2−メチルフェニ
ル、3−メチルフェニル、4−プロピルフェニル、4−
ブチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、4−メト
キシフェニル、4−エトキシフェニル、2−メトキシフ
ェニル、3−メトキシフェニル、4−プロポキシフェニ
ル、4−ブトキシフェニル、3,4−ジメトキシフェニ
ル、2,4−ジメトキシフェニル、3,4,5−トリメ
トキシフェニル、2−シアノフェニル、3−シアノフェ
ニル、4−シアノフェニル、2−ニトロフェニル、3−
ニトロフェニル、4−ニトロフェニル、3,4−エチレ
ンジオキシフェニル、2−ブロモ−4−シアノフェニ
ル、4−ブロモ−2−シアノフェニル、2−ビフェニ
ル、3−ビフェニル、4−ビフェニル基等を例示でき
る。
【0018】フェニル低級アルキル基としては、例えば
ベンジル、2−フェニルエチル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル、5−フェニルペンチル、6−
フェニルヘキシル基等を例示できる。
【0019】フェニル環にハロゲン原子を有することの
あるフェニル低級アルキル基としては、上記フェニル低
級アルキル基に加え、例えば、4−クロロベンジル、3
−クロロベンジル、2−クロロベンジル、4−ブロモベ
ンジル、3,4−ジブロモベンジル、2−(4−クロロ
フェニル)エチル、3−(4−クロロフェニル)プロピ
ル、4−(4−クロロフェニル)ブチル、5−(4−ク
ロロフェニル)ペンチル、6−(4−クロロフェニル)
ヘキシル基等を例示できる。
【0020】低級アルコキシオキサリル基としては、例
えばメトキサリル、エトキサリル、プロポキシオキサリ
ル、ブトキシオキサリル、ペンチルオキシオキサリル、
ヘキシルオキシオキサリル基等を例示できる。
【0021】低級アルキルフェニル基としては、例えば
4−メチルフェニル、3−メチルフェニル、2−メチル
フェニル、4−エチルフェニル、4−プロピルフェニ
ル、4−ブチルフェニル、4−ペンチルフェニル、4−
ヘキシルフェニル基等を例示できる。
【0022】上記一般式(1)で表わされる本発明のホ
スホン酸ジエステル誘導体は、優れた脂質低下作用、白
内障予防及び治療作用、血糖降下作用等を有しており、
高脂質血症治療剤、白内障治療剤、糖尿病治療剤等とし
て、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、高
リン脂質血症、高遊離脂肪酸血症等の各種疾患(高脂質
血症)や、白内障や、糖尿病等のそれぞれの治療及び予
防に有用である。
【0023】以下、本発明の上記一般式(1)で表され
るホスホン酸ジエステル誘導体の製法につき詳述すれ
ば、該誘導体は、各種の方法により製造できる。その具
体例を下記各反応工程式に示す。
【0024】
【化3】
【0025】
【化4】
【0026】
【化5】
【0027】
【化6】
【0028】〔上記各反応工程式に示す一般式中のA、
Z、R3 、R4 及びR5 はいずれも前記に同じであり、
5aはR4 と同一であり、X及びYはそれぞれハロゲン
原子を示す。〕 反応工程式−1に示す方法によれば、カルボン酸誘導体
(2)とアミン類(3)とを縮合反応させることによ
り、本発明化合物(1)を得ることができる。上記縮合
反応は、一般に適当な溶媒中、縮合剤の存在下に実施さ
れる。ここで縮合剤としては従来公知の各種のものをい
ずれも使用できる。その具体例としては例えばN,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシコハク酸
イミド、ジエチルリン酸シアニド、ジフェニルリン酸ア
ジド等を例示でき、上記ジエチルリン酸シアニドをトリ
エチルアミンと共に用いるのが特に有利である。また、
溶媒としては公知の非プロトン性溶媒をいずれも用い
得、特に好ましいものとしてはN,N−ジメチルホルム
アミド(DMF)を例示できる。上記反応におけるカル
ボン酸誘導体(2)とアミン類(3)との使用割合は、
特に限定されず広範囲から適宜選択できるが、通常前者
に対して後者を等モル量〜過剰量、好ましくは等モル量
程度用いるのがよい。また上記縮合剤は、カルボン酸誘
導体(2)に対して等モル量〜過剰量、好ましくは少過
剰量用いるのが望ましい。反応温度としては、氷冷下〜
室温付近の温度が採用でき、通常0.5〜2時間程度で
反応は完結する。
【0029】反応工程式−2に示す方法によれば、カル
ボン酸ハロゲン化物誘導体(4)とアミン類(3)とを
反応させることにより、本発明化合物(1)を得ること
ができる。上記反応は一般に適当な溶媒中、脱酸剤の存
在下に実施される。ここで脱酸剤としては反応に悪影響
を与えない公知の各種のものをいずれも使用できる。そ
の具体例としては例えばトリエチルアミン、N,N−ジ
エチルアニリン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジン等の第三級アミン類を好まし
く例示できる。また溶媒としてはベンゼン、トルエン、
キシレン、石油エーテル等の芳香族ないし脂肪族炭化水
素類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、
テトラヒドロフラン(THF)、1,4−ジオキサン等
の鎖状ないし環状エーテル類、アセトン、メチルエチル
ケトン、アセトフェノン等のケトン類、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素類等を例示できる。上記反応
におけるカルボン酸ハロゲン化物誘導体(4)とアミン
類(3)との使用割合は、特に限定されないが、通常後
者に対して前者を等モル量〜過剰量用いるのがよい。ま
た、上記脱酸剤は、通常カルボン酸ハロゲン化物誘導体
(4)に対して等モル量〜少過剰量用いられるのが好適
である。反応は、冷却下、室温下及び加熱下のいずれで
も進行するが、通常室温付近〜溶媒の還流温度範囲の温
度条件を採用して行なわれるのがよく、一般に約0.5
〜10時間程度で終了する。
【0030】反応工程式−3に示す方法によれば、カル
ボン酸誘導体(2)を混合酸無水物として、これとアミ
ン類(3)とを反応させることにより本発明化合物
(1)を得ることができる。上記混合酸無水物を経る反
応は、一般に適当な溶媒中で、混合酸無水物を形成し得
るカルボン酸ハライド類又はスルホン酸ハライド類と脱
酸剤を用いて実施できる。ここでカルボン酸ハライド類
及びスルホン酸ハライド類としては通常のもの、例えば
クロル炭酸エチル、クロル炭酸イソプロピル、p−トル
エンスルホン酸クロリド、ベンゼンスルホン酸クロリド
等を利用でき、之等の内ではクロル炭酸エチルが好適で
ある。脱酸剤としては反応に悪影響を与えない公知の各
種のものをいずれも使用できる。その具体例としては例
えばトリエチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、N
−メチルモルホリン、ピリジン等の第三級アミン類を例
示できる。また溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシ
レン、石油エーテル等の芳香族ないし脂肪族炭化水素
類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、T
HF、1,4−ジオキサン等の鎖状ないし環状エーテル
類、アセトン、メチルエチルケトン、アセトフェノン等
のケトン類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類
等を例示できる。上記反応におけるカルボン酸誘導体
(2)とアミン類(3)との使用割合は、特に限定され
ないが、通常前者に対して後者を等モル量〜過剰量用い
るのがよい。また上記カルボン酸ハライド類及びスルホ
ン酸ハライド類と脱酸剤とは、それぞれ化合物(2)に
対して等モル量〜少過剰量用いられるのが好適である。
反応は、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも進行す
るが、通常室温付近〜溶媒の還流温度範囲の温度条件を
採用して行なわれるのが望ましく、一般に約0.5〜5
時間程度で終了する。
【0031】反応工程式−4に示す方法によれば、ハロ
アミド誘導体(5)と亜リン酸トリエステル類(6)と
の反応により本発明化合物(1a)を収得できる。上記
反応は、反応に悪影響を及ぼさない適当な溶媒、例えば
低級アルコール類、芳香族乃至脂肪族炭化水素類、DM
F等の溶媒中で行なうこともできるが、通常無溶媒で行
なわれるのが好ましい。該反応におけるハロアミド誘導
体(5)と亜リン酸トリエステル類(6)との使用割合
は、通常前者に対して後者を過剰量とするのがよく、反
応は通常約130〜180℃の温度下に実施される。反
応時間は用いる亜リン酸トリエステル類(6)の種類に
応じて異なるが、一般に約0.5〜3時間程度である。
【0032】上記それぞれの工程における目的化合物
は、通常の分離手段により容易に単離精製できる。かか
る手段としては例えば、吸着クロマトグラフィー、プレ
パラティブ薄層クロマトグラフィー、再結晶、溶媒抽出
等を例示できる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、本
発明化合物の製造例を実施例として挙げる。
【0034】
【実施例1】 ジエチル 4−〔N−(4−フェニルチ
アゾール−2−イル)カルバモイル〕ベンジルホスホナ
ートの製造 2−アミノ−4−フェニルチアゾール3.52gとピリ
ジン10mlを乾燥ジクロロメタン30mlに溶解さ
せ、氷冷攪拌下、この混合物中に4−〔(ジエトキシホ
スホリル)メチル〕ベンゾイル クロリド5.81gの
乾燥ジクロロメタン10ml溶液をゆっくり滴下した。
室温で10時間攪拌後、反応混合物中に、10%炭酸水
素ナトリウム水溶液30mlを加え、クロロホルムで抽
出した。クロロホルム層を10%塩酸水溶液30ml及
び水30mlで順次洗浄した後、芒硝上で乾燥し、溶媒
を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム−酢酸エチル=1:10で溶出)
に付し、得られた粗結晶を酢酸エチル−n−ヘキサンよ
り再結晶し、標記化合物の無色結晶6.47gを得た。
融点157−158℃
【0035】
【実施例2〜50】実施例1と同様にして、第1表に示
す各化合物を合成した。得られた化合物の構造及び物性
を第1表に併記する。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【実施例51〜68】実施例1と同様にして、第2表に
示す各化合物を合成した。得られた化合物の構造及び物
性を第2表に記載する。
【0042】
【表6】
【0043】
【表7】
【0044】
【実施例69〜78】更に、実施例1と同様にして、第
3表に示す各化合物を合成した。得られた化合物の構造
及び物性を第3表に記載する。
【0045】
【表8】
【0046】
【実施例79】 ジエチル 4−〔N−(3−フェニル
−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)カルバモイ
ル〕ベンジルホスホナートの製造 実施例1と同様にして、表記化合物の結晶(融点:20
9〜211℃、再結晶溶媒:エタノール−水)を得た。
【0047】
【実施例80】 ジエチル 4−{N−〔1−(4−メ
チルフェニル)−4−(4−クロロフェニル)イミダゾ
ール−2−イル〕カルバモイル}ベンジルホスホナート
の製造 実施例1と同様にして、表記化合物の結晶(融点:13
9〜140.5℃、再結晶溶媒:酢酸エチル−n−ヘキ
サン)を得た。
【0048】
【実施例81】 ジエチル 4−〔N−(5−フェニル
−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)カルバモ
イル〕ベンジルホスホナートの製造 実施例1と同様にして、表記化合物の結晶(融点:22
3〜226℃、再結晶溶媒:酢酸エチル−n−ヘキサ
ン)を得た。
【0049】
【実施例82】 ジエチル 4−〔N−(4−フェニル
オキサゾール−2−イル)カルバモイル〕ベンジルホス
ホナートの製造 実施例1と同様にして、表記化合物の結晶(融点:14
1.5〜143℃(分解)、再結晶溶媒:酢酸エチル−
n−ヘキサン)を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07F 9/6518 C07F 9/6518 9/653 9/653 9/6539 9/6539 (72)発明者 奈波 智恵子 徳島県鳴門市撫養町南浜字蛭子前東4の 4 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 9/40 C07F 9/6506 C07F 9/6518 C07F 9/653 C07F 9/6539 CA(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、Aは基−CR1 =N−又は−CR1 =CR2
    (R1 及びR2 は同一又は異なって水素原子、アルキル
    基、シクロアルキル基、低級アルコキシカルボニル基、
    低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、ニトロ基、
    メルカプト基、低級アルキルチオ基、フルオロ低級アル
    キル基、ハロゲン原子、フェニル環にハロゲン原子を有
    することのあるフェニル低級アルキル基、ナフチル基、
    ベンゾイル基、ベンゾイル低級アルキル基、フェニルス
    ルホニル基、チエニル基、置換基として低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、ニト
    ロ基、エチレンジオキシ基及びフェニル基からなる群よ
    り選ばれる基を1〜3個有することのあるフェニル基又
    は低級アルコキシオキサリル基を示す)を、R3 は水素
    原子、低級アルキル基又はフェニル基、R4 及びR5
    同一又は異なって低級アルキル基又はフェニル低級アル
    キル基を、Zは硫黄原子、酸素原子又は基N−R6 (R
    6 は低級アルキルフェニル基を示す)を、それぞれ示
    す。〕で表わされるホスホン酸ジエステル誘導体。
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