JP2786624B1 - 硬質表面用つや出し剤組成物及び硬質表面のつや出し方法 - Google Patents

硬質表面用つや出し剤組成物及び硬質表面のつや出し方法

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JP2786624B1 JP9107642A JP10764297A JP2786624B1 JP 2786624 B1 JP2786624 B1 JP 2786624B1 JP 9107642 A JP9107642 A JP 9107642A JP 10764297 A JP10764297 A JP 10764297A JP 2786624 B1 JP2786624 B1 JP 2786624B1
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Abstract

【要約】 【課題】 固体粒子を含むつや出し剤組成物において、
硬質表面に傷をつけることなく優れたつや出し効果を得
る。 【解決手段】 液体媒体(a) 、該液体媒体(a) に不溶
で、下式で定義されるCV値が23〜60%の範囲にある固
体粒子(b) 及びつや出し成分(c) を、それぞれ特定比率
で含有し、且つ均一に攪拌した状態での粘度(20℃)が
1000mPa・s 以下である硬質表面用液体つや出し剤組成
物。 CV値(%)=〔(粒子の粒径分布の標準偏差)/粒子
の平均粒径)〕×100

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改良された新規な硬
質表面用液体つや出し剤組成物および硬質表面のつや出
し方法に関する。さらに詳しくは、つや出し効果が高
く、且つ硬質表面に傷をつけない硬質表面用液体つや出
し剤組成物および硬質表面のつや出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】つや出
し剤(ポリッシュ)は硬質表面に光沢やつやを与える剤
であり、対象面によって、家具用、自動車用、床用、白
木用、金属用などに分けられる。
【0003】これらのうち、自動車用のつや出し剤は、
主として自動車のボディーのつや出しに用いられる。自
動車のボディーには、土壌・土砂等に由来する固体粒子
汚れや排気ガスに由来する各種油性汚れが混在した汚れ
が付着しているため、つや出し剤を適用する際、固体粒
子と硬質表面間の摩擦による硬質表面の傷の発生が懸念
される。
【0004】しかし、硬質表面に傷をつけずに十分なつ
や出し効果が得られるつや出し剤組成物は知られていな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題に鑑み、硬質表面に傷をつけずに良好なつや出し効果
が得られるつや出し剤組成物を提供するために鋭意検討
した結果、特定物性を有する固体粒子を用いることによ
り、硬質表面に傷をつけずにつや出し処理を行うことが
でき、しかもつや出し効果が向上することを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、液体媒体(a) 60〜9
9.8重量%、該液体媒体(a) に不溶で、下式で定義され
るCV値が23〜60%の範囲にあり〔要件(I)〕、90%
(重量比)以上の粒子の形状が球状であり〔要件(I
I)〕、且つ平均粒径が 0.1〜15μmの範囲にある〔要
件(III) 〕固体粒子(b) 0.1〜20重量%及びつや出し成
分(c) 0.1〜20重量%を含有し、且つ均一に攪拌した状
態での粘度(20℃)が 1000mPa・s 以下であることを特
徴とする硬質表面用液体つや出し剤組成物を提供するも
のである。 CV値(%)=〔(粒子の粒径分布の標準偏差)/粒子の平均粒径)〕×100
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0008】本発明のつや出し剤組成物は、(a) 成分と
して液体媒体を含有する。本発明における液状媒体とし
ては、水、有機溶剤、シリコーンオイル(環状シリコー
ン、揮発性ジメチルシロキサン等の1種又は2種以上)
などが挙げられる。有機溶剤、シリコーンオイルは沸点
300℃未満のものが好ましい。この中でも、水または水
と有機溶剤との混合物が好ましく、水と有機溶剤との混
合物が更に好ましい。また、組成物中の水の割合が60重
量%以上であることが好ましい。また、水と有機溶剤と
の混合物の混合比率は水:有機溶剤(重量比)=5〜2
0:1が好ましい。なお、混合物の形態は乳化系、可溶
化系、分離系等、いずれの形態でもよい。
【0009】本発明で用いられる有機溶剤としては、炭
素数8〜20の炭化水素系溶剤、及び下記一般式(A)で
表されるエーテル系溶剤が挙げられる。
【0010】 CH3(CH2)pO(CH2CH2O)q(C3H6O)r(CH2)sR4 (A) (式中、R4はH, CH3又はOHを示し、p, q, r 及びs はそ
れぞれ0〜20の整数を示す。) 有機溶剤の具体例としては、デカン、ウンデカン、ドデ
カン、トリデカン、テトラデカン、イソパラフィン等の
炭化水素系溶剤、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレン
グリコールジメチルエーテル等のエーテル系溶剤が挙げ
られ、炭化水素系溶剤が特に好ましい。
【0011】本発明のつや出し剤組成物は、(b) 成分と
して上記液体媒体(a) に不溶の固体粒子を 0.1〜20重量
%含有する。かかる固体粒子は下式で定義されるCV値
が23〜60%の範囲にある〔要件(I)〕。 CV値(%)=〔(粒子の粒径分布の標準偏差)/粒子の平均粒径)〕×100 好ましいCV値の範囲は23〜50%、より好ましくは25〜
45%である。
【0012】固体粒子のCV値が23%未満では、つや出
し成分の展延性が不足し、つやムラを生じ易い。一方、
固体粒子のCV値が60%を超えると、使用する粒子が細
密充填し、粒子同士の摩擦力が過大となるため、作業性
が極端に悪化するとともに、それが為に加える力が増大
し、固体粒子汚れによる傷付けが増大する。また、つや
出し成分の除去が過大となり、十分なつやが出ない。
【0013】また、固体粒子(b) は上記に加えて下記要
件(II)及び(III) の両方を満たす。 (II):90%(重量比)以上の粒子の形状が球状であ
る。 (III) :平均粒径が 0.1〜15μmの範囲にある。
【0014】ここで、要件(II)において、粒子の形状
が球状であるとは、真球のみならず楕円体形状も含む概
念であり、固体粒子の走査型電子顕微鏡写真による輪郭
が、輪郭の外接円及び外接円半径の90%の半径を有する
同心円の間に投影像の輪郭が全て含まれる形状を有して
いるものを意味する。固体粒子として球状粒子を用いる
ことにより、液体媒体存在下で球状粒子の掻爬効果によ
り、油性汚れの除去効率が高まる。
【0015】また、本発明においては、要件(III) のよ
うに固体粒子或いは球状粒子の平均粒径が、0.1 〜15μ
mであることが好ましく、より好ましくは1〜10μm、
更に好ましくは1〜6μmである。平均粒径が0.1 〜15
μmの範囲内であると、単位重量あたりの粒子数による
効率や、被つや出し処理面である硬質表面一般に存在す
る固体粒子汚れの大きさと同等であり、この固体粒子汚
れの除去効率が良好となる。尚、本発明において、固体
粒子の平均粒径とは以下に示す方法により測定したもの
である。
【0016】<平均粒径の測定方法>粒子を水、メタノ
ール、1%C12H25O(CH2CH2O)6H水溶液のいずれかの分散
媒中で超音波により完全に分散を行った上で、光拡散型
の粒径分布測定器(HORIBA LA-500 等)により粒径を測
定する。なお、粒子/分散媒の重量比は粒径分布測定器
の濃度指示値が「最適」と表示されるところまで分散媒
に粒子を加えることにより定めた。
【0017】得られた粒径より、体積基準の平均粒径を
算出し、本発明における平均粒径とする。ただし、平均
粒径をaとした時、測定された粒径の最大値がa+a/
2以上、もしくは最小値がa−a/2以下である場合、
測定した粒子の標準偏差δをもとに、a−δからa+δ
の範囲に粒径をもつ粒子のみで再度体積基準の平均粒径
を算出し、本発明における平均粒径とする。
【0018】平均粒径が上記の範囲にある固体粒子を用
いることにより、拭き取りに必要な力が低減できまた、
つや出し剤の拭き取りによる除去率を低く抑えることが
でき、つや出し効果が高まる。また、硬質表面に対する
防傷能力も十分である。更につや出し剤の残留量を適量
とし、つや出し剤の展延効果を高め、つやムラを抑制で
きる。
【0019】固体粒子が要件(I)に加えて要件(II)
及び(III) を満たすことにより、残留させるつや出し皮
膜の厚みを制御にすることが容易となり、その結果、必
要充分なつやを得ることが可能となるため、本発明では
好ましい。
【0020】更に、固体粒子(b) は、下記要件(i)〜
(iii) の1つ以上を満たすことが好ましい。 (i):構成する主成分それ単独で測定した時の表面エ
ネルギーが60mN/m以下である。 (ii):真比重が 0.9〜1.5 の範囲にある。 (iii) :主たる構成成分がポリメチルシルセスキオキサ
ンである。
【0021】要件(i)に関して、硬質表面上での運動
性を高めるため粒子同士の凝集力が低いことが好まし
く、これを達成しうる粒子の構成材の表面エネルギーは
60mN/m以下のものが好ましい。固体粒子の表面エネルギ
ーが60mN/m以下であることにより、固体粒子の運動性が
高まり、汚れを構成する粒子による傷つけ防止に有利と
なる。尚、ここでいう表面エネルギーは下記の測定方法
により測定される値を言う。
【0022】<固体の表面エネルギーの測定方法>表面
張力γはロンドンの分散力に起因する項(γd ) とその
他極性力に起因する項(γp ) の和からなると考える。 γ=γd +γp … (1) また、γとγp のわかっている2種類の液体(蒸留
水とヨウ化メチレン)の接触角を測定することにより、
固体表面のγd とγp が計算により求められる。
【0023】 (b1+C1+a1d γp +c1(b1-a1) γd +b1(c1-a1p −a1b1c1=0 … (2) (b2+C2+a2d γp +c2(b2-a2) γd +b2(c2-a2p −a2b2c2=0 … (3) a1=(1/4)γ1(1+cosθ1) a2=(1/4)γ2(1+cosθ2) b1=γ1 d b2=γ2 d c1=γ1 p c2=γ2 p θ1 ;蒸留水の固体表面上の接触角 θ2 ;ヨウ化メチレンの固体表面上の接触角 ・蒸留水の表面張力 γ1 =72.8mN/m γ1 d=22.1mN/m γ1 p=50.7mN/m ・ヨウ化メチレンの表面張力 γ2 =50.8mN/m γ2 d=44.1mN/m γ2 p= 6.7mN/m (2)及び(3) 式より固体の表面張力の分散力成分(γd)
と極性力成分(γp)を算出し、(1) 式に代入して固体の
表面張力、即ち表面エネルギーを算出する。
【0024】次に、要件(ii)に関して、本発明の固体
粒子の真比重は、つや出し処理の際に液体媒体中での硬
質表面に対する適度な接触率と液体媒体中での適度な循
環運動性を満足させるために真比重が0.9 〜1.5 の範囲
にあることが好ましい。
【0025】本発明の固体粒子としては、下記〜か
らなる群から選ばれる1種又は2種以上を構成成分とす
るものが好ましく、さらには、、、、から選
ばれるものが好ましく、特に及びから選ばれるもの
が好ましく、更に最もよいものはから選ばれるもので
ある。
【0026】 アルキルアクリレート及びメタクリレ
ート(アルキル基の炭素数1〜8)、モノ及びジ−アル
キル(アルキル基の炭素数1〜5)イタコネートおよび
フマレート、マレイン酸無水物、ビニリデンクロライ
ド、スチレン、ジビニルベンゼン、塩化ビニル、酢酸ビ
ニル、ビニルアセタール、エチレン、プロピレン、ブテ
ン、イソブチレン、メチルペンテン、ブタジエン、ビニ
ルトルエン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
アクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン
酸、フマル酸、シトラコン酸、クロトン酸、β−アクリ
ロイルオキシプロピオン酸、ヒドロキシアルキル(アル
キル基の炭素数1〜6)アクリレートおよびメタクリレ
ートよりなる群から選ばれた少なくとも1種のエチレン
性不飽和モノマーを重合して得られるポリマー。 下記一般式(I)及び(I')で表される構成単位から
なるシリコーン樹脂〔例えば、トレフィルR-925,R-9
30,R-935(東レダウコーニング(株)製)〕。
【0027】
【化1】
【0028】(式中、R1、R2及びR3は同一又は異なっ
て、炭素数1〜100 のアルキル基、アルコキシ基、ハイ
ドロキシアルキル基、水酸基、シロキシ基、カルボキシ
ル基、カルボキシアルキル基、N−(2−アミノアルキ
ル)アミノアルキル基、アミノアルキル基、アミノ基、
エポキシアルキル基、エポキシ基、メチルポリオキシエ
チレンアルキル基、ハイドロキシポリオキシエチレンア
ルキル基、メチルポリオキシエチレン・ポリオキシプロ
ピレン基、ハイドロキシポリオキシエチレン・ポリオキ
シプロピレン基、アルキルポリオキシエチレン基、ポリ
オキシエチレン基、フェニル基又はフッ化アルキル基を
示す。) ナイロン、ポリエステル、エポキシ、アミノアルキ
ッド、ウレタン、ポリアセタール又はポリカーボネート
のいずれか1種以上の樹脂。 メチルトリアルコキシシランまたはその部分加水分
解・縮合物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加
水分解・縮合して得られるポリオルガノシルセスキオキ
サン〔例えば、トスパール2000B(東芝シリコーン
(株)製)、KMP-590、KMP-590C (信越化学工業
(株)製)〕。 シリカ又は多孔質シリカ。 上記に記載されているエチレン性不飽和モノマー
と、上記一般式(I)及び(I')で表される構成単位か
らなるシリコーン誘導体モノマーとを共重合させたポリ
マー。 上記の樹脂、のポリオルガノシルセスキオキサ
ン、又はのシリカもしくは多孔質シリカを、上記に
記載されているエチレン性不飽和モノマー及び/又は上
記一般式(I)及び(I')で表される構成単位からなる
シリコーン誘導体モノマーで変性させたポリマー〔例え
ば、ポリオルガノセスキオキサン/シリカ/多孔質シリ
カ表面に存在するシラノール基を利用し、アクリル酸、
メタクリル酸、トリメチルヒドロキシシロキサン等を付
加重合して得られるポリマー等〕。 上記の樹脂の主鎖に、上記に記載されているエ
チレン性不飽和モノマー又は上記一般式(I)及び
(I')で表される構成単位からなるシリコーン誘導体モ
ノマーが組み込まれてなるポリマー〔例えば、主鎖の部
分酸化、エポキシ基の付加反応等により反応部位を作成
した後、アクリル酸、メタクリル酸、トリメチルヒドロ
キシシロキサンを付加重合して得られるポリマー等〕。
【0029】上記のうち、のポリオルガノシルセスキ
オキサンは、要件(II)及び(III)を満たす上、粒子自
身が化学的に不活性であるため、汚れとの相互作用を起
こしにくく、球状粒子の運動性を高く維持できるととも
に、汚れがバインダーとなって球状粒子が硬質表面に残
留することがないため、本発明では最も好ましい固体粒
子である。
【0030】本発明のつや出し剤組成物は上記固体粒子
を0.1 〜20重量%含有する。固体粒子の含有量が0.1 重
量%未満であると、被つや出し処理面に一般的に存在す
る固体粒子汚れに比べて当該粒子が少なく、傷つけ防止
性が低下し、好ましくない。また、20重量%を超える
と、当該粒子が配合液に比べ過大となり、当該粒子の運
動性が損なわれ、傷付け防止性が低下するとともに、つ
や出し処理後の当該粒子の除去も困難となり、作業性が
損なわれるため、好ましくない。
【0031】次に(c) 成分のつや出し成分について説明
する。本発明の(c) 成分としては、ポリオルガノシロキ
サンオイル、特に25℃における粘度が 50mPa・s 以上の
ポリオルガノシロキサンオイル、天然又は合成のワック
ス類、具体的には、カルナウバワックス、キャンデリラ
ロウ、フィッシャートロプシュロウ、マイクロクリスタ
リンワックス、羊毛ロウ(ラノリン)、カカオ脂、綿実
油、ステアリン酸、ステアリルアルコール、木ロウ、ペ
ーペリー、ミルチ、ニクズク、パーム核油、蜜ロウ鯨ロ
ウ、シナロウ、羊油、酸化ポリエチレンワックス、ポリ
エチレンワックス、ポリプロピレン、エチレンとアルキ
ルアクリレートと酸の共重合体、椰子油又は大豆油の硬
化油、パラフィン、セレシン、モンタン、オゾケライト
のような鉱物油などが挙げられる。
【0032】(c) 成分として特に好ましくは、ポリオル
ガノシロキサンオイルであり、(c)成分中の90重量%以
上を占めることが好ましい。ポリオルガノシロキサンオ
イルとしては、上記一般式(I)及び(I')で表される
構成単位からなるものが挙げられ、ポリオルガノシロキ
サンオイルのオルガノ基が炭素数1〜80のアルキル基、
アミノアルキル基、N−(2−アミノアルキル)アミノ
アルキル基、メチルポリオキシエチレンアルキル基、ア
ルコキシ基、エポキシアルキル基、カルボキシアルキル
基もしくはフェニル基から選ばれる1種以上の基である
ものが好ましい。また、固体粒子の運動性を高めるため
には、該ポリオルガノシロキサンオイルの25℃における
粘度が 50mPa・s 以上、特に 100〜 1000mPa・s である
ことが更に好ましい。
【0033】本発明で用いられるポリオルガノシロキサ
ンオイルの具体例としては、ジアルキルシロキサン、ア
ルキルフェニルシリコーン、アルキル変性シリコーン、
アルコキシ変性シリコーン、ヒドロキシ変性シリコー
ン、カルボキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコー
ン、アミノ変性シリコーン等が挙げられ、下記一般式
(II)で表される化合物が特に好ましい。
【0034】
【化2】
【0035】(式中、n1及びn2は1〜100 、 mは1〜50
00の整数を示す。) これらのポリオルガノシロキサンオイルは、例えば、KF
56, KF-412, KF-413,KF-414, KF50, KF53, KF54, KF56,
KF994, KF995, KF9937, X22-161AS, X22-161A, X22-16
1B, KF8012, KF393, KF859, KF860, KF861, KF867, KF8
69, KF880, KF8002, KF8004, KF8005, KF858, KF864, K
F865, KF868, KF8003, KF-105, X22-163A, X22-163B, X
22-163C, KF-1001, KF101, X22-169AS, X22-169B, KF-1
02, X22-162A,X22-162C, X22-3701E, X22-3710, X22-16
0AS, KF6001, KF6002, KF6003,X22-4015, KF-857, KF86
2, KF8001, X22-3667, X22-3939A(信越化学工業(株)
製)、TSF-451, TSF4700, TSF4701(東芝シリコーン
(株)製)等の商品名で市販されており、これらを用い
ることができる。
【0036】また、本発明では上記に列挙したものの
内、融点もしくは軟化点が 200℃以下の物質を(c) 成分
として用いることが好ましい。その場合、融点もしくは
軟化点が 200℃以下の物質は(c) 成分の90重量%以上を
占めることが好ましい。
【0037】(c) 成分が、ポリオルガノシロキサン又は
融点もしくは軟化点が 200℃以下の物質であり、且つい
ずれか一方もしくは双方のつや出し成分に占める割合が
90重量%以上であることにより、固体粒子によるつや出
し成分の展延性、汚れとともに除去される余剰のつや出
し成分の除去性が良好になり、また、本発明のつや出し
剤組成物によるつや出し処理を繰り返し行った場合で
も、つや出し成分が累積せず硬質表面の外観を損なうこ
とはない。
【0038】本発明のつや出し剤組成物において、(c)
成分は 0.1〜20重量%、好ましくは1〜5重量%配合さ
れるが、この範囲内において、上記(b) 成分との重量比
(b)/(c) =0.5 〜10、特に1〜5となるように用いる
ことが好ましい。(b) /(c)重量比がこの範囲にある
と、固体粒子(a) によるつや出し成分の展延力・余剰分
除去能力が良好となり、また、つや出し効果が優れる。
【0039】本発明のつや出し剤組成物は、均一に攪拌
した状態での粘度(20℃)が 1000mPa・s 以下、好まし
くは2〜500mPa・s 、より好ましくは3〜100mPa・s 、
特に好ましくは3〜 50mPa・s である。組成物がこの粘
度範囲内であることにより固体汚れ粒子存在下で拭き取
りつや出し処理を行っても硬質表面に傷をつけない。ま
た、組成物の粘度が上記範囲にあることで、固体粒子の
運動性保持による固体粒子汚れによる傷つけ防止、作業
性維持効果がよくなる。尚、本発明において、組成物の
粘度は下記の方法で測定した値である。
【0040】<粘度の測定方法>粘度測定用ビーカー
(内径φ3.6cm 、高さ13cm) にサンプル 100mlをとり、
20℃の恒温水槽に30分以上浸し、サンプルの液温が20℃
となったことを確認後、ラップ等で蓋をして激しく30回
以上、上下に振盪させて全体を均一とする。振盪後、10
秒以内にB型粘度計(Tokimec Inc製)No.1 ローターを60
rpm で回転させ、1分後の指針の指示する数値を本発明
における粘度(mPa・s)とする。
【0041】本発明のつや出し剤組成物には、上記(a)
〜(c) 成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲でつ
や出し剤組成物に配合される常用成分を配合できる。
【0042】本発明のつや出し剤組成物には、界面活性
剤もしくは高分子分散剤またはその混合物を配合するこ
とが好ましい。これらを配合することにより、組成物中
で乳化、分散もしくは球状粒子の再分散を容易できる。
本発明において、界面活性剤の含有量は組成物中 0.001
〜5重量%が好ましく、0.01〜2重量%がさらに好まし
い。また高分子分散剤の含有量は組成物中 0.001〜3重
量%が好ましく、0.01〜1重量%がさらに好ましい。
【0043】本発明に用いられる界面活性剤としては、
アニオン性またはノニオン性界面活性剤が好ましく、具
体的にはアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスル
ホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホ
ン酸塩、アルキルポリグリコシド、脂肪酸塩、アルキル
蔗糖エステル、ソルビタンアルキルエステル及びポリオ
キシエチレンアルキルエステルからなる群から選ばれる
1種以上が挙げられ、平均アルキル鎖長が炭素数8〜18
の範囲のものが好ましい。
【0044】また本発明で用いられる高分子分散剤とし
ては、アルキルアクリレート及びメタクリレート(アル
キル基の炭素数1〜8)、モノ及びジ−アルキル(アル
キル基の炭素数1〜5)イタコネートおよびフマレー
ト、マレイン酸無水物、ビニリデンクロライド、スチレ
ン、ジビニルベンゼン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニ
ルアセタール、エチレン、プロピレン、ブテン、ブチレ
ン、メチルペンテン、ブタジエン、ビニルトルエン、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、シトラコン酸、クロトン酸、β−アクリロイルオキ
シプロピオン酸、ヒドロキシアルキル(アルキル基の炭
素数1〜6)アクリレートおよびメタクリレート、ビニ
ルピロリドンおよびその誘導体よりなる群から選ばれた
少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーを含むモノ
マーを重合して得られたものが挙げられる。これらの高
分子分散剤の分子量は 100〜10万のものが好ましく、さ
らに好ましくは1000〜5万、最も好ましくは3000〜1万
である。
【0045】この他にも、香料、顔料、染料、殺菌剤、
防黴剤、可溶化剤、キレート剤、酸化防止剤、pH調整
剤、漂白剤、減粘剤、紫外線吸収剤等を配合することが
できる。
【0046】本発明のつや出し剤組成物のpHは特に限
定されるものではないが、pH=3〜12の範囲であるこ
とが好ましく、更には5〜10の範囲がより好ましい。
【0047】本発明は上記のごとき本発明のつや出し剤
組成物を、硬質表面に塗布及び/又は散布した後、剰余
のつや出し剤組成物を拭き取り、該硬質表面に恒久的で
はないつや出し剤組成物の皮膜を形成させることによ
り、該硬質表面につやを出す硬質表面のつや出し方法を
提供するものである。
【0048】ここで、つや出し剤組成物を硬質表面に適
用する方法は特に限定されないが、例えば清拭材料を用
いて塗布したり、スプレーによって散布するなどの方法
が挙げられる。本発明のつや出し剤組成物の使用形態は
特に限定されるものではないが、トリガー式スプレーヤ
ーにて使用に供するのが好適である。本発明のつや出し
剤組成物をスプレー容器に入れて用いる場合には、スプ
レー容器では狭い噴口より吐出させることにより、広が
りをもった噴射が可能になるため人力又は家庭で一般に
使用可能な加圧ガス(10kg/cm2以下)で吐出させるため
には組成物粘度(20℃)が 1000mPa・s 以下、好ましく
は200mPa・s 以下、より好ましくは100mPa・s 以下、さ
らに好ましくは 50mPa・s 以下であることが好ましい。
1000mPa・s を超えると上記理由により事実上吐出不能
となる。更に、被つや出し処理面にスプレーされた時の
組成物の性状としては、泡状、霧状、液状等種々考えら
れ、性状により限定されるものではないが、作業性の点
で、霧状もしくは液状であることが特に好ましい。
【0049】また、つや出し剤組成物は、硬質表面1m
2 に対し、50g以下、特に5〜20g塗布及び/又は散布
される。
【0050】本発明のつや出し方法の対象となる硬質表
面としては、特に限定されるものではないが、ガラス、
ステンレス、人工大理石、アクリル・ABS等のプラス
チック、金属・木材・プラスチック等の樹脂塗装もしく
は金属メッキされた表面等が挙げられる。具体的には、
住居内・外の壁、床、畳、天井、屋根等、台所の壁、
床、レンジ周り、換気扇等、食器棚、箪笥、テーブル、
机、椅子、本棚等の家具、冷蔵庫、テレビ、パーソナル
コンピューター、ステレオ、エアコン、電子レンジ、洗
濯機、乾燥機、照明器具等の電化製品、住居の窓、ド
ア、家具の戸、自動車のウィンドー等に使用されている
ガラス、網戸、トイレの床、壁、ドア、洗浄機能付き便
座、暖房便座等、食器、調理器具、自動車、自転車、オ
ートバイ等の塗装表面及びプラスチック製表面、自動車
のホイール、エクステリアの玄関周り、テラス、塀、フ
ェンス、門周り、その他固体粒子汚れが存在する硬質表
面全般のつや出しに適している。更には、自動車のボデ
ィーの塗装面、自動車のプラスチック製部品表面、自動
車のウィンドーガラス、自動車のホイールなど、自動車
用ののつや出しに好適であり、特に自動車のボディーの
つや出しに好適である。
【0051】
【発明の効果】本発明のつや出し剤組成物を用いると、
硬質表面に傷をつけることなく、優れたつや出し効果を
付与することができる。
【0052】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0053】実施例1 表1〜3に示す配合割合でつや出し剤組成物を調製し
た。得られたつや出し剤組成物の20℃における粘度およ
び下記手法によりつや出し処理した際のつや出し効果、
傷防止効果及び作業性の各評点を表1〜3に示す。
【0054】(1)テストプレートの作成およびつや出
し組成物による処理方法 エンジンオイル(British Petroem 社製、SHグレー
ド)5g、オレイン酸10g、カーボンブラック5gをヘ
キサン1リットルに分散させ、10cm×20cmの赤のアクリ
ル板に10g/m2 となるように均一に散布する。常温乾
燥後、60℃で120時間放置し、油性汚れを付着させる。
さらにこの上にJIS 試験用ダスト11種の100 gを1リッ
トルのエタノールに分散させたものを10g/m2 となる
ように散布し、乾燥させ、テストプレートとして試験に
供する。
【0055】この汚れを付着させたテストプレートに10
g/m2 となるように各種つや出し剤組成物をトリガー
式スプレーヤーにより散布し、2×5cmの綿パイル地の
タオルを長方向に2つ折りにしたもので、10g重/cm2
の荷重をかけて全面を均一に2回拭き、さらに別の同じ
生地・サイズ・折り方のタオルで同様に全面を2回拭
き、下記評価方法で評点をつける。
【0056】(2)性能評価 (2-1) つや出し効果 上記(1)の処理を行ったアクリル板の重複しない5ケ
所を堀場製作所製光沢度計(IG320 型)により60度の
光沢度を測定し、その平均値より下記式によりΔ光沢度
を計算し、つやの評点とする。 Δ光沢度(ΔG)=(処理後のアクリル板の光沢度)−
(処理前のアクリル板の光沢度) また、つやむらについては5ヶ所測定したΔ光沢度のう
ち、最も値の高いΔ光沢度の値をa、最も低いΔ光沢度
の値をbとした、下式よりつやむら率の計算を行う。 つやムラ率(%)=〔(a−b)/(Δ光沢度)〕×1
00。
【0057】(2-2) 傷防止効果 上記(1)の処理を行ったアクリル板を他に光源のない
場所で 100Wの白色電球から1mの距離で5人のパネラ
ーにより基準板との比較で目視判定を行い、その平均値
を傷付け評価値とする。なお、基準板は、上記(1)で
汚れを付けたアクリル板と同じアクリル板に、 JIS試験
用ダスト11種100 gを1リットルのエタノールに分散さ
せたものを10g/m2 となるように散布し、乾燥させる
たものである。このプレートに下記処理を行った時に生
じる傷を基準とし、傷防止効果を評価する。拭き取りは
全て2×5cmの綿パイル地のタオルを長方向に2つ折り
にしたもので10g重/cm2 の荷重で全面を均一に3回行
う。 ・評価基準 1;空拭きを行った場合の傷の評点 2;タオル重量に対し、20%の水を含浸させて拭き取っ
た場合の傷の評点 3;タオル重量に対し、50%の水を含浸させて拭き取っ
た場合の傷の評点 4;タオル重量に対し、100 %の水を含浸させて拭き取
った場合の傷の評点 5;流水で流しながらタオルで汚れを落とした場合。
【0058】(2-3) 作業性 上記(1)の処理を行う時の拭き取りに要する指の力を
下記基準と比較して官能評価を行い、評点を付ける。 5;汚れを付着させていないアクリル板を10g重/cm2
の荷重でタオルで乾拭きした時と同等 4;汚れを付着させていないアクリル板を10g重/cm2
の荷重でタオル重量に対し、 200%の水を含浸させて拭
き取った場合と同等 3;汚れを付着させていないアクリル板を10g重/cm2
の荷重でタオル重量に対し、 100%の水を含浸させて拭
き取った場合と同等 2;アクリル板に、JIS 試験用ダスト11種 100gを1リ
ットルのエタノールに分散させたものを10g/m2 とな
るように散布し、乾燥させる。このプレートをタオル重
量に対し、 200%の水を含浸させて10g重/cm2 の荷重
で拭き取った場合と同等; 1;アクリル板に、JIS 試験用ダスト11種 100gを1リ
ットルのエタノールに分散させたものを10g/m2 とな
るように散布し、乾燥させる。このプレートをタオルで
10g重/cm2 の荷重で乾拭きした場合と同等
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】1):平均粒径 1.9μm、真比重 1.3、CV
値21.1%、表面エネルギー 30mN/m〔トスパール120 、
東芝シリコーン(株)製〕 2):平均粒径 3.7μm、真比重 1.3、CV値44.0%、表
面エネルギー 30mN/m〔トスパール2000B 、東芝シリコ
ーン(株)製〕 3):平均粒径 1.9μm、真比重 1.3、CV値33.5%、表
面エネルギー 30mN/m〔KMP-590 、信越化学工業(株)
製〕 4):平均粒径 2.2μm、真比重 1.3、CV値68%、表面
エネルギー 30mN/m〔トレフィルE-600 、東レダウコー
ニング(株)製〕 5):アルキル変性シリコーン、粘度500mm2/s、沸点 300
℃以上〔信越化学工業(株)製、KF−412 〕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登坂 正樹 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 平9−3407(JP,A) 特開 平9−3408(JP,A) 特開 昭61−159474(JP,A) 特開 平2−117979(JP,A) 特開 昭58−154774(JP,A) 特開 昭55−62978(JP,A) 特開 平2−151676(JP,A) 特開 昭52−133306(JP,A) 特公 昭32−2898(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09G 1/00 - 1/18 C11D 7/50

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体媒体(a) 60〜99.8重量%、該液体媒
    体(a) に不溶で、下式で定義されるCV値が23〜60%の
    範囲にあり〔要件(I)〕、90%(重量比)以上の粒子
    の形状が球状であり〔要件(II)〕、且つ平均粒径が
    0.1〜15μmの範囲にある〔要件(III) 〕固体粒子(b)
    0.1〜20重量%及びつや出し成分(c) 0.1〜20重量%を
    含有し、且つ均一に攪拌した状態での粘度(20℃)が 1
    000mPa・s 以下であることを特徴とする硬質表面用液体
    つや出し剤組成物。 CV値(%)=〔(粒子の粒径分布の標準偏差)/粒子の平均粒径)〕×100
  2. 【請求項2】 固体粒子(b) が下記要件(i)〜(iii)
    の1つ以上を満たす請求項記載の硬質表面用液体つや
    出し剤組成物。 (i):構成する主成分それ単独で測定した時の表面エ
    ネルギーが60mN/m以下である。 (ii):真比重が 0.9〜1.5 の範囲にある。 (iii) :主たる構成成分がポリメチルシルセスキオキサ
    ンである。
  3. 【請求項3】 液体媒体(a) の主成分が水または水と有
    機溶媒の混合物であり、且つ組成物中の水の割合が60重
    量%以上である請求項1又は2記載の硬質表面用液体つ
    や出し剤組成物。
  4. 【請求項4】 固体粒子(b) とつや出し成分(c) の重量
    比(b) /(c) が 0.5〜10の範囲にある請求項1〜の何
    れか1項記載の硬質表面用液体つや出し剤組成物。
  5. 【請求項5】 (c) 成分の90重量%以上がポリオルガノ
    シロキサンである請求項1〜の何れか1項記載の硬質
    表面用液体つや出し剤組成物。
  6. 【請求項6】 (c) 成分の90重量%以上が融点もしくは
    軟化点が 200℃以下の物質である請求項1〜の何れか
    1項記載の硬質表面用液体つや出し剤組成物。
  7. 【請求項7】 硬質表面が自動車の硬質表面である請求
    項1〜6の何れか1項記載の硬質表面用液体つや出し剤
    組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れか1項記載のつや出
    し剤組成物を、固体粒子汚れが存在する硬質表面に塗布
    及び/又は散布した後、剰余のつや出し剤組成物を拭き
    取り、該硬質表面に恒久的ではないつや出し剤組成物の
    皮膜を形成させることにより、該硬質表面につやを出す
    硬質表面のつや出し方法。
  9. 【請求項9】 硬質表面1m2 に対し、50g以下のつや
    出し剤組成物を塗布及び/又は散布する請求項8記載の
    つや出し方法。
  10. 【請求項10】 硬質表面が自動車の硬質表面である請
    求項8又は9記載のつや出し方法。
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