JPS61159474A - つや出し剤組成物 - Google Patents
つや出し剤組成物Info
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- JPS61159474A JPS61159474A JP28086384A JP28086384A JPS61159474A JP S61159474 A JPS61159474 A JP S61159474A JP 28086384 A JP28086384 A JP 28086384A JP 28086384 A JP28086384 A JP 28086384A JP S61159474 A JPS61159474 A JP S61159474A
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- wax
- waxes
- polymethylsilsesquioxane
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野J
本発明はつや出し剤組成物に関し、さらに詳しくは自動
車車体や家具などの表面、とくに塗装またはメッキされ
た金属またはプラスチック表面に適切な光沢を与え、か
つ作業性の改善されたつや出し剤組成物に関する。
車車体や家具などの表面、とくに塗装またはメッキされ
た金属またはプラスチック表面に適切な光沢を与え、か
つ作業性の改善されたつや出し剤組成物に関する。
[発明の技術的背景とその問題点コ
自動車車体や家具などに用いられるワックスを主体とし
たつや出し剤には、つや出しの効果とともに、塗布作業
のしやすさや残ったつや出し剤のふき取りやすさなど、
つや出し処理の作業性が要求される。
たつや出し剤には、つや出しの効果とともに、塗布作業
のしやすさや残ったつや出し剤のふき取りやすさなど、
つや出し処理の作業性が要求される。
この作業性改善のために、一般にはシリコーンオイルを
配合することが行われている。しかしながら、この方法
ではある程度の作業性向上の効果は得られるが、ざらに
良好な作業性を得ようとする場合はシリコーンオイルを
多量に配合する必要があり、その場合はシリコーンオイ
ルが処理する表面に残存するため、表面に油膜により好
ましい光沢を与えないという問題がある。
配合することが行われている。しかしながら、この方法
ではある程度の作業性向上の効果は得られるが、ざらに
良好な作業性を得ようとする場合はシリコーンオイルを
多量に配合する必要があり、その場合はシリコーンオイ
ルが処理する表面に残存するため、表面に油膜により好
ましい光沢を与えないという問題がある。
このほかの方法としては、ワックス中にシリカ、けいそ
う土、アルミナケイ酸塩などの無機粉末;ポリエチレン
、ポリプロピレンなとの有機樹脂粉末を均一に分散させ
る方法がある。これにより、つや出し剤の研磨性、作業
性を向上させる効果は現れるが、これも良好な作業性を
得るためには多量の粉末を配合する必要があり、その場
合は光沢を与えるべきワックスの有効成分が減少するた
めに光沢の保持性などに好ましくない影響を与えている
。
う土、アルミナケイ酸塩などの無機粉末;ポリエチレン
、ポリプロピレンなとの有機樹脂粉末を均一に分散させ
る方法がある。これにより、つや出し剤の研磨性、作業
性を向上させる効果は現れるが、これも良好な作業性を
得るためには多量の粉末を配合する必要があり、その場
合は光沢を与えるべきワックスの有効成分が減少するた
めに光沢の保持性などに好ましくない影響を与えている
。
[発明の目的]
本発明者は、上記の欠点を解除すべく鋭意検討を重ねた
結果、ワックスにポリメチルシルセスキオキサンを配合
することにより、好ましい作業性とつや出し性を有する
組成物が得られることを見出した。
結果、ワックスにポリメチルシルセスキオキサンを配合
することにより、好ましい作業性とつや出し性を有する
組成物が得られることを見出した。
本発明は以上のような知見にもとづいてなされたもので
、好ましい作業性を有し、かつ本来のワックスの性能を
損わないつや出し剤組成物を提供することを目的とする
。
、好ましい作業性を有し、かつ本来のワックスの性能を
損わないつや出し剤組成物を提供することを目的とする
。
[発明の概要]
すなわち本発明は
(A>ワックス 100重量部
(B)ポリメチルシルセスキオキサン 10〜100重
量部 から基本的に構成されることを特徴とするつや出し剤組
成物である。
量部 から基本的に構成されることを特徴とするつや出し剤組
成物である。
本発明における(A>のワックスは、従来鉄などの金属
材料、非金属製の建材などの防食、防湿・防水用被覆用
組成物に使用されているものならばいずれのものでもよ
い。このようなワックスとしては、カルナウバワックス
、綿ロウなどの植物性ワックス;ミツロウ、羊毛ロウ(
ラノリン)などの動物性ワックス:モンタンワックス、
セレミンワックスなどの鉱物性ワックス、固型パラフィ
ン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワッ
クスおよびこれらの酸化ワックスなどの石油ワックスま
たは合成ワックスなどが例示される。
材料、非金属製の建材などの防食、防湿・防水用被覆用
組成物に使用されているものならばいずれのものでもよ
い。このようなワックスとしては、カルナウバワックス
、綿ロウなどの植物性ワックス;ミツロウ、羊毛ロウ(
ラノリン)などの動物性ワックス:モンタンワックス、
セレミンワックスなどの鉱物性ワックス、固型パラフィ
ン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワッ
クスおよびこれらの酸化ワックスなどの石油ワックスま
たは合成ワックスなどが例示される。
これらのワックスはその特性により、1種のみでも、2
種以上を混合して用いてもよい。本発明においてはこれ
らのワックスのうちで凝固点が40〜90℃であるのが
好ましく、さらに50℃以下で固型状であることが好ま
しい。
種以上を混合して用いてもよい。本発明においてはこれ
らのワックスのうちで凝固点が40〜90℃であるのが
好ましく、さらに50℃以下で固型状であることが好ま
しい。
本発明で用いられる(B)のポリメチルシルセスキオキ
サンは、本組成物に塗布時の伸びやすさやふきとりやす
さなどの良好な作業性を与え、良好な光沢を保持させる
ための必須の成分である。
サンは、本組成物に塗布時の伸びやすさやふきとりやす
さなどの良好な作業性を与え、良好な光沢を保持させる
ための必須の成分である。
本発明に用いられるポリメチルシルセスキオキサンとし
ては、メチルトリアルコキシシランまたはその加水分解
・縮合物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加水
分解・縮合させて得られたものが、球状で自由流動性に
優れており好ましい。
ては、メチルトリアルコキシシランまたはその加水分解
・縮合物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加水
分解・縮合させて得られたものが、球状で自由流動性に
優れており好ましい。
ポリメチルシルセスキオキサンの粒径は0.1〜100
μn1好ましくは0.1〜20μ園である。0.1μ未
満のものは製造しにくいという欠点があり、100μm
を超えると十分な作業性向上効果がなく、本発明に必要
な機能が得られなくなる。(B)の使用量は(A)
100重量部に対して10〜100重量部である。10
重量未満では作業性向上効果が不十分であり、また10
0重量部を越えるとつや出し効果が失われるという問題
がある。
μn1好ましくは0.1〜20μ園である。0.1μ未
満のものは製造しにくいという欠点があり、100μm
を超えると十分な作業性向上効果がなく、本発明に必要
な機能が得られなくなる。(B)の使用量は(A)
100重量部に対して10〜100重量部である。10
重量未満では作業性向上効果が不十分であり、また10
0重量部を越えるとつや出し効果が失われるという問題
がある。
本発明のつや出し剤組成物には、つや出し性、撥水性お
よび良好な作業を与える目的で、シリコーンオイルを併
用することが好ましい。このようなシリコーンオイルと
しては、ポリオルガノシロキサンが用いられる。ポリオ
ルガノシロキサンのオルガノ基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル
基などのアルキル基、フェニル基のようなアリール基、
β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピル基のよう
なアラルキル基が例示され、さらにクロロメチル基、3
,3.3−トリフルオロプロピル基などの置換炭化水素
基も例として挙げられる。これらのうち、合成しやすく
、かつつや出し、撥水性の点から、メチル基および/ま
たはフェニル基が好ましく、さらにすべてのオルガノ基
がメチル基であるものが一般的であるが、とくに制限さ
れるものではない。また、このポリオルガノシロキサン
の配合量は、(A)のワックス100重量部に対し、2
00重量部以下が好ましく、さらに10〜100重量部
が好ましい。200重量部を越えると、分離が生じ、表
面の光沢の点から好ましくない。
よび良好な作業を与える目的で、シリコーンオイルを併
用することが好ましい。このようなシリコーンオイルと
しては、ポリオルガノシロキサンが用いられる。ポリオ
ルガノシロキサンのオルガノ基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル
基などのアルキル基、フェニル基のようなアリール基、
β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピル基のよう
なアラルキル基が例示され、さらにクロロメチル基、3
,3.3−トリフルオロプロピル基などの置換炭化水素
基も例として挙げられる。これらのうち、合成しやすく
、かつつや出し、撥水性の点から、メチル基および/ま
たはフェニル基が好ましく、さらにすべてのオルガノ基
がメチル基であるものが一般的であるが、とくに制限さ
れるものではない。また、このポリオルガノシロキサン
の配合量は、(A)のワックス100重量部に対し、2
00重量部以下が好ましく、さらに10〜100重量部
が好ましい。200重量部を越えると、分離が生じ、表
面の光沢の点から好ましくない。
本発明のつや出し剤組成物を製造することは、従来より
行なわれているつや出し剤の製法に準じて行われる。す
なわち、固形ないしペースト状のつや出し剤は、(A>
の1種または2種以上のワックスに(B)のポリメチル
シルセスキオキサン、さらに好ましくはポリオルガノシ
ロキサンを加え、これに必要に応じて研磨剤、香料、色
材その他の添加物を加えて、加熱溶解後、徐々に室温ま
で冷却することによって得られる。またエマルジョン型
つや出し剤を得る場合も同様に、(A>の1種または2
種以上のワックスに(B)のポリメチルシルセスキオキ
サン、さらに好ましくはポリオルガノシロキサンを加え
、溶剤および研磨剤の添加剤とともに、界面活性剤の存
在下、水と乳化分散させることによって得られ、望むと
ころにより界面活性剤その他の配合物を適宜選択するこ
とにより、水中油滴型あるいは油中水滴型のどちらの形
態においてもつや出し剤を得ることが可能である。
行なわれているつや出し剤の製法に準じて行われる。す
なわち、固形ないしペースト状のつや出し剤は、(A>
の1種または2種以上のワックスに(B)のポリメチル
シルセスキオキサン、さらに好ましくはポリオルガノシ
ロキサンを加え、これに必要に応じて研磨剤、香料、色
材その他の添加物を加えて、加熱溶解後、徐々に室温ま
で冷却することによって得られる。またエマルジョン型
つや出し剤を得る場合も同様に、(A>の1種または2
種以上のワックスに(B)のポリメチルシルセスキオキ
サン、さらに好ましくはポリオルガノシロキサンを加え
、溶剤および研磨剤の添加剤とともに、界面活性剤の存
在下、水と乳化分散させることによって得られ、望むと
ころにより界面活性剤その他の配合物を適宜選択するこ
とにより、水中油滴型あるいは油中水滴型のどちらの形
態においてもつや出し剤を得ることが可能である。
[発明の効果]
本発明によれば、塗布時ののびやすさ、ふきとりやすさ
が向上し、かつ被塗布物に優れた光沢を与えるつや出し
剤組成物を得ることができる。
が向上し、かつ被塗布物に優れた光沢を与えるつや出し
剤組成物を得ることができる。
[発明の実施例]
以下、本発明を実施例によって説明する。実施例におい
て、部はいずれも重量部を示す。
て、部はいずれも重量部を示す。
まず、ポリメチルシルセスキオキサンを次に示す方法に
より合成した。
より合成した。
参考例1
温度計、還流器および攪拌機のついた4ツロフラスコに
、水500部と28%の濃度のアンモニア水溶液50部
とを仕込み、このアンモニア水溶液中に、第1表に示す
メチルトリメトキシシランを、攪拌しながら60〜12
0分かけて徐々に滴下した。反応温度は10℃からスタ
ートし、滴下終了時には30℃に達した。次にマントル
ヒーターで加熱して84℃で還流させ、この温度で約1
時間攪拌を続けた。
、水500部と28%の濃度のアンモニア水溶液50部
とを仕込み、このアンモニア水溶液中に、第1表に示す
メチルトリメトキシシランを、攪拌しながら60〜12
0分かけて徐々に滴下した。反応温度は10℃からスタ
ートし、滴下終了時には30℃に達した。次にマントル
ヒーターで加熱して84℃で還流させ、この温度で約1
時間攪拌を続けた。
冷却後フラスコ内に析出した生成物を補集し、水洗いし
て乾燥後、粉砕工程を経て、第1表に示す自由流動性に
優れた粉末状のポリメチルシルセスキオキサン(F−1
〜F−3)が得られた。
て乾燥後、粉砕工程を経て、第1表に示す自由流動性に
優れた粉末状のポリメチルシルセスキオキサン(F−1
〜F−3)が得られた。
(以下余白)
第1表
実施例1
参考例で得られたポリメチルジルセスキオキサンド−1
6部に、カルナバワックス4.0部、酸化モンタンワッ
クス(ヘキストワックスE、ヘキスト社製商品名) 1
0.0部、パラフィンワックス(融点68〜10℃)1
2部およびポリジメチルシロキサン(TSF 451−
500、東芝シリコーン■製商品名)8.0部を加え、
さらにミネラルスピリット62部を加えた。
6部に、カルナバワックス4.0部、酸化モンタンワッ
クス(ヘキストワックスE、ヘキスト社製商品名) 1
0.0部、パラフィンワックス(融点68〜10℃)1
2部およびポリジメチルシロキサン(TSF 451−
500、東芝シリコーン■製商品名)8.0部を加え、
さらにミネラルスピリット62部を加えた。
この混合物を90℃に加熱してワックス類を溶解させ、
その状態でポリメチルシルセスキオキサンを系に均一に
分散させ、均一な液状にした後に徐々に冷却し、固型ペ
ースト状のつや出し組成物P−1を得た。
その状態でポリメチルシルセスキオキサンを系に均一に
分散させ、均一な液状にした後に徐々に冷却し、固型ペ
ースト状のつや出し組成物P−1を得た。
比較例1
比較例としてF−1を用いず、かつミネラルスピリット
を62部の代りに68部を用いたほかは実施例1と同じ
方法で、固型ペースト状の比較組成物C−1を得た。
を62部の代りに68部を用いたほかは実施例1と同じ
方法で、固型ペースト状の比較組成物C−1を得た。
実施例2
F−16部の代りにF−212,0部、かつミネラルス
ピリットを62部の代りに56部用いた以外は実施例1
と同じ方法で、固型ペースト状態の組成物P−2を得た
。
ピリットを62部の代りに56部用いた以外は実施例1
と同じ方法で、固型ペースト状態の組成物P−2を得た
。
比較例2
F−16部の代りにけいそう土6部を用いる以外は実施
例1と同じ方法で、固型ペースト状の比較組成物C−2
を得た。
例1と同じ方法で、固型ペースト状の比較組成物C−2
を得た。
実施例3
TSF 451−500 5部に酸化モンタンワックス
(ヘキストワックスS、ヘキスト社製商品名)10部、
界面活性剤としてオレイン酸1.0部およびモルフォリ
ン0.8部を加え、これをミネラルスピリット25部に
混合し、ざらにF−38,0部を加えて85℃まで加熱
することによりワックス類を溶解させ、温度85℃に保
持したままホモミキサー攪拌下に80℃に加熱した水
50.2部を加え、油中水型(以下W2O型と記す)エ
マルジョンの溶液型つや出し剤P−3を得た。
(ヘキストワックスS、ヘキスト社製商品名)10部、
界面活性剤としてオレイン酸1.0部およびモルフォリ
ン0.8部を加え、これをミネラルスピリット25部に
混合し、ざらにF−38,0部を加えて85℃まで加熱
することによりワックス類を溶解させ、温度85℃に保
持したままホモミキサー攪拌下に80℃に加熱した水
50.2部を加え、油中水型(以下W2O型と記す)エ
マルジョンの溶液型つや出し剤P−3を得た。
実施例4
F−38,0部の代りにF−12部、水50.2部の代
りに56.2部を用いる以外は実施例3と同じ方法でW
10型エマルジョンのつや出し剤P−4を得た。
りに56.2部を用いる以外は実施例3と同じ方法でW
10型エマルジョンのつや出し剤P−4を得た。
比較例3
F−38,0を使用せず、水50.2部の代りに58.
2部を用いる以外は実施例3と同じ方法で、W10型エ
マルジミンのつや出し剤C−3を得た。
2部を用いる以外は実施例3と同じ方法で、W10型エ
マルジミンのつや出し剤C−3を得た。
実施例5
TSF 451−500 5部に酸化モンタナワックス
10部、カオリン粘土クレー10部、界面活性剤として
オレインM1.0部およびモルフォリン0.8部を加え
、これをミネラルスピリット25部に混合、さらにF
2 4.07jiJを加えて85℃まで加熱するこ
とによりワックス類を溶解され、温度85℃に保持した
ままホモミキサー攪拌下に80℃に加熱した水44.2
部を加え、油中水型(以下W2O型と記す)エマルジョ
ンの半固状のつや出し剤P−5を得た。
10部、カオリン粘土クレー10部、界面活性剤として
オレインM1.0部およびモルフォリン0.8部を加え
、これをミネラルスピリット25部に混合、さらにF
2 4.07jiJを加えて85℃まで加熱するこ
とによりワックス類を溶解され、温度85℃に保持した
ままホモミキサー攪拌下に80℃に加熱した水44.2
部を加え、油中水型(以下W2O型と記す)エマルジョ
ンの半固状のつや出し剤P−5を得た。
実施例6
F−24,0部の代りにl”−310,0部、水44.
2部の代りに38.2部を用いる以外は実施例5と同じ
方法で、W10エマルジョンの半固状つや出し剤P−6
を得た。
2部の代りに38.2部を用いる以外は実施例5と同じ
方法で、W10エマルジョンの半固状つや出し剤P−6
を得た。
比較例4
F〜24.0部を使用せず、水44.2部の代りに48
.2部を用いる以外は実施例5と同じ方法で、W10型
エマルジョンの半固状つや出し剤C−4を得た。
.2部を用いる以外は実施例5と同じ方法で、W10型
エマルジョンの半固状つや出し剤C−4を得た。
実施例および比較例組成物のカーワックスとしての評価
は次の方法により行なった。のびやすさ、ふきとりやす
さ、光沢増加度についてはJISK 2236に規定
される方法に準じて行ない、試験結果を第2表のように
3段階に層別し評価した。
は次の方法により行なった。のびやすさ、ふきとりやす
さ、光沢増加度についてはJISK 2236に規定
される方法に準じて行ない、試験結果を第2表のように
3段階に層別し評価した。
(以下余白)
第2表
また撥水性については上記光沢増加度を測定した試験片
を用い試験片表面にのせた水滴の転落角を測定すること
によって判定した。転落角が45゜以内のものを◎とし
、45°以上のものをOとした。
を用い試験片表面にのせた水滴の転落角を測定すること
によって判定した。転落角が45゜以内のものを◎とし
、45°以上のものをOとした。
各組成物の評価結果を第3表に示す。
手 続 補 正 書
昭和60年 1月318
1、事件の表示
特願昭5959−28O86
3、発明の名称
つや出し剤組成物
3、補正をする者
事件との関係・特許出願人
東京都港区六本木6丁目2番31号
東芝シリコーン株式会社
代表者 −木 利 夫
4、 代 理 人 〒 101東京都千代
田区神田多町2丁目1番地 自 発 7、補正の内容 別紙の通り。
田区神田多町2丁目1番地 自 発 7、補正の内容 別紙の通り。
訂 正 明 細 書
1、発明の名称 つや出し剤組成物
2、特許請求の範囲
(1) (A)ワックス 100重量部(B
)ポリメチルシルセスキオキサン10〜100重量部 から基本的に構成されることを特徴とするつや出し剤組
成物。
)ポリメチルシルセスキオキサン10〜100重量部 から基本的に構成されることを特徴とするつや出し剤組
成物。
(2) (B)のポリメチルシルセスキオキサンが
、メチルトリアルコキシシランまたはその部分加水分解
・縮合物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加水
分解・縮合させて得られるものである特許請求の範囲第
1項記載のつや出し剤組成物。
、メチルトリアルコキシシランまたはその部分加水分解
・縮合物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加水
分解・縮合させて得られるものである特許請求の範囲第
1項記載のつや出し剤組成物。
<3) (A>のワックス 100重母部に対し、
200重量部以下のポリオルガノシロキサンを含有する
特許請求の範囲第1項ないし第2項記載のつや出し剤組
成物。
200重量部以下のポリオルガノシロキサンを含有する
特許請求の範囲第1項ないし第2項記載のつや出し剤組
成物。
3、発明の詳細な説明
[発明の技術分野]
本発明はつや出し剤組成物に関し、さらに詳しくは自動
車車体や家具などの表面、とくに塗装またはメッキされ
た金属またはプラスチック表面に適切な光沢を与え、か
つ作業性の改善されたつや出し剤組成物に関する。
車車体や家具などの表面、とくに塗装またはメッキされ
た金属またはプラスチック表面に適切な光沢を与え、か
つ作業性の改善されたつや出し剤組成物に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点]
自動車車体や家具などに用いられるワックスを主体とし
たつや出し剤には、つや出しの効果とともに、塗布作業
のしやすさや残ったつや出し剤のふき取りやすさなど、
つや出し処理の作業性が要求される。
たつや出し剤には、つや出しの効果とともに、塗布作業
のしやすさや残ったつや出し剤のふき取りやすさなど、
つや出し処理の作業性が要求される。
この作業性改善のために、一般にはシリコーンオイルを
配合することが行われている。しかしながら、この方法
ではある程度の作業性向上の効果は得られるが、さらに
良好な作業性を得ようとする場合はシリコーンオイルを
多量に配合する必要があり、その場合はシリコーンオイ
ルが処理する表面に残存するため、表面に油膜により好
ましい光沢を与えないという問題がある。
配合することが行われている。しかしながら、この方法
ではある程度の作業性向上の効果は得られるが、さらに
良好な作業性を得ようとする場合はシリコーンオイルを
多量に配合する必要があり、その場合はシリコーンオイ
ルが処理する表面に残存するため、表面に油膜により好
ましい光沢を与えないという問題がある。
このほかの方法としては、ワックス中にシリカ、けいそ
う土、アルミナケイ酸塩などの無機粉末;ポリエチレン
、ポリプロピレンなどの有機樹脂粉末を均一に分散させ
る方法がある。これにより、つや出し剤の研瀦性、作業
性を向上させる効果は現れるが、これも良好な作業性を
得るためには多量の粉末を配合する必要があり、その場
合は光沢を与えるべきワックスの有効成分が相対的に減
少するために光沢の保持性などに好ましくない影響を与
えている。
う土、アルミナケイ酸塩などの無機粉末;ポリエチレン
、ポリプロピレンなどの有機樹脂粉末を均一に分散させ
る方法がある。これにより、つや出し剤の研瀦性、作業
性を向上させる効果は現れるが、これも良好な作業性を
得るためには多量の粉末を配合する必要があり、その場
合は光沢を与えるべきワックスの有効成分が相対的に減
少するために光沢の保持性などに好ましくない影響を与
えている。
[発明の目的]
本発明者は、上記の欠点を解決すべく鋭意検討を重ねた
結果、ワックスにポリメチルシルセスキオキサンを配合
することにより、好ましい作業性とつや出し性を有する
組成物が得られることを見出した。
結果、ワックスにポリメチルシルセスキオキサンを配合
することにより、好ましい作業性とつや出し性を有する
組成物が得られることを見出した。
本発明は以上のような知見にもとづいてなされたもので
、好ましい作業性を有し、かつ本来のワックスの性能を
損わないつや出し剤組成物を提供することを目的とする
。
、好ましい作業性を有し、かつ本来のワックスの性能を
損わないつや出し剤組成物を提供することを目的とする
。
[発明の概要]
すなわち本発明は
(A>ワックス 100重量部
<8)ポリメチルシルセスキオキサン 10〜100重
量部 から基本的に構成されることを特徴とするつや出し剤組
成物で、ある。
量部 から基本的に構成されることを特徴とするつや出し剤組
成物で、ある。
本発明にお()る(A)のワックスは、従来鉄などの金
属材料、非金属製の建材などの防食、防湿・防水用被覆
用組成物に使用されているものならばいずれのものでも
よい。このようなワックスとしては、カルナウバワック
ス、綿ロウなどの植物性ワックス;ミツロウ、羊毛ロウ
(ラノリン)などの動物性ワックス:モンタンワックス
、セレシンワックスなどの鉱物性ワックス、固型パラフ
ィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワ
ックスおよびこれらの酸化ワックスなどの石油ワックス
または合成ワックスなどが例示される。
属材料、非金属製の建材などの防食、防湿・防水用被覆
用組成物に使用されているものならばいずれのものでも
よい。このようなワックスとしては、カルナウバワック
ス、綿ロウなどの植物性ワックス;ミツロウ、羊毛ロウ
(ラノリン)などの動物性ワックス:モンタンワックス
、セレシンワックスなどの鉱物性ワックス、固型パラフ
ィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワ
ックスおよびこれらの酸化ワックスなどの石油ワックス
または合成ワックスなどが例示される。
これらのワックスはその特性により、1種のみでも、2
種以上を混合して用いてもよい。本発明においてはこれ
らのワックスのうちで凝固点が40〜90℃であるのが
好ましく、さらに50℃以下で固型状であることが好ま
しい。
種以上を混合して用いてもよい。本発明においてはこれ
らのワックスのうちで凝固点が40〜90℃であるのが
好ましく、さらに50℃以下で固型状であることが好ま
しい。
本発明で用いられる(B)のポリメチルシルセスキオキ
サンは、本組成物に塗布時の伸びやすさやふきとりやす
さなどの良好な作業性を与え、良好な光沢を保持させる
ための必須の成分である。
サンは、本組成物に塗布時の伸びやすさやふきとりやす
さなどの良好な作業性を与え、良好な光沢を保持させる
ための必須の成分である。
本発明に用いられるポリメチルシルセスキオキサンとし
ては、メチルトリアルコキシシランまたはその加水分解
・縮合物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加水
分解・縮合させて得られたものが、球状で自由流動性に
優れており好ましい。
ては、メチルトリアルコキシシランまたはその加水分解
・縮合物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加水
分解・縮合させて得られたものが、球状で自由流動性に
優れており好ましい。
ポリメチルシルセスキオキサンの粒径は0.1〜100
μn1好ましくは0.1〜20.czn+である。0.
1μ未満のものは製造しにくいという欠点があり、10
0μ■を超えると十分な作業性向上効果がなく、本発明
に必要な機能が得られなくなる。(B)の使用量は(A
) 100重量部に対して10〜100重量部である
。10重量未満では作業性向上効果が不十分であり、ま
た100重量部を越えるとつや出し効果が失われるとい
う問題がある。
μn1好ましくは0.1〜20.czn+である。0.
1μ未満のものは製造しにくいという欠点があり、10
0μ■を超えると十分な作業性向上効果がなく、本発明
に必要な機能が得られなくなる。(B)の使用量は(A
) 100重量部に対して10〜100重量部である
。10重量未満では作業性向上効果が不十分であり、ま
た100重量部を越えるとつや出し効果が失われるとい
う問題がある。
本発明のつや出し剤組成物には、つや出し性、撥水性お
よび良好な作業を与える目的で、シリコーンオイルを併
用することが好ましい。このようなシリコーンオイルと
しては、ポリオルガノシロキサンが用いられる。ポリオ
ルガノシロキサンのオルガノ基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル
基などのアルキル基、フェニル基のようなアリール基、
β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピル基のよう
なアラルキル基が例示され、さらにクロロメチル基、3
,3.3−トリフルオロプロピル基などの置換炭化水素
基も例として挙げられる。これらのうち、合成しやすく
、かつつや出し、撥水性の点から、メチル基および/ま
たはフェニル基が好ましく、さらにすべてのオルガノ基
がメチル基であるものが一般的であるが、とくに制限さ
れるものではない。また、このポリオルガノシロキサン
の配合量は、(A)のワックス100重間部に対し、2
00重量部以下が好ましく、さらに10〜100重量部
が好ましい。200重量部を越えると、分離が生じ、表
面の光沢の点から好ましくない。
よび良好な作業を与える目的で、シリコーンオイルを併
用することが好ましい。このようなシリコーンオイルと
しては、ポリオルガノシロキサンが用いられる。ポリオ
ルガノシロキサンのオルガノ基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル
基などのアルキル基、フェニル基のようなアリール基、
β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピル基のよう
なアラルキル基が例示され、さらにクロロメチル基、3
,3.3−トリフルオロプロピル基などの置換炭化水素
基も例として挙げられる。これらのうち、合成しやすく
、かつつや出し、撥水性の点から、メチル基および/ま
たはフェニル基が好ましく、さらにすべてのオルガノ基
がメチル基であるものが一般的であるが、とくに制限さ
れるものではない。また、このポリオルガノシロキサン
の配合量は、(A)のワックス100重間部に対し、2
00重量部以下が好ましく、さらに10〜100重量部
が好ましい。200重量部を越えると、分離が生じ、表
面の光沢の点から好ましくない。
本発明のつや出し剤組成物を製造することは、従来より
行なわれているつや出し剤の製法に準じて行われる。す
なわち、固形ないしペースト状のつや出し剤は、<A)
の1種または2種以上のワックスに(B)のポリメチル
シルセスキオキサンを加えたものを溶剤で希釈し、さら
に好ましくはポリオルガノシロキサンを加え、これに必
要に応じて研磨剤、香料、色材その他の添加物を加えて
、加熱溶N後、徐々に室温まで冷却することによって得
られる。またエマルジョン型つや出し剤を得る場合も同
様に、(A)の1種または2種以上のワックスに(B)
のポリメチルシルセスキオキサン、さらに好ましくはポ
リオルガノシロキサンを加え、溶剤および研磨剤の添加
剤とともに、界面活性剤の存在下、水と乳化分散させる
ことによって得られ、望むところにより界面活性剤その
他の配合物を適宜選択することにより、水中油滴型ある
いは油中水滴型のどちらの形態においてもつや出し剤を
得ることが可能である。
行なわれているつや出し剤の製法に準じて行われる。す
なわち、固形ないしペースト状のつや出し剤は、<A)
の1種または2種以上のワックスに(B)のポリメチル
シルセスキオキサンを加えたものを溶剤で希釈し、さら
に好ましくはポリオルガノシロキサンを加え、これに必
要に応じて研磨剤、香料、色材その他の添加物を加えて
、加熱溶N後、徐々に室温まで冷却することによって得
られる。またエマルジョン型つや出し剤を得る場合も同
様に、(A)の1種または2種以上のワックスに(B)
のポリメチルシルセスキオキサン、さらに好ましくはポ
リオルガノシロキサンを加え、溶剤および研磨剤の添加
剤とともに、界面活性剤の存在下、水と乳化分散させる
ことによって得られ、望むところにより界面活性剤その
他の配合物を適宜選択することにより、水中油滴型ある
いは油中水滴型のどちらの形態においてもつや出し剤を
得ることが可能である。
[発明の効果]
本発明によれば、塗布時ののびやすさ、ふきとりやすさ
が向上し、かつ被塗布物に優れた光沢を与えるつや出し
剤組成物を得ることができる。
が向上し、かつ被塗布物に優れた光沢を与えるつや出し
剤組成物を得ることができる。
[発明の実施例]
以下、本発明を実施例によって説明する。実施例におい
て、部はいずれも重量部を示す。
て、部はいずれも重量部を示す。
まず、ポリメチルシルセスキオキサンを次に示す方法に
より合成した。
より合成した。
参考例1
温度計、還流器および攪拌機のついた4ツロフラスコに
、第1表に示す量の水と28%の濃度のアンモニア水溶
液とを仕込み、このアンモニア水溶液中に、メチルトリ
メトキシシランを、攪拌しながら60〜120分かけて
徐々に滴下した。反応温度は10℃からスタートし、滴
下終了時には30℃に達した。次にマントルヒーターで
加熱して84℃で還流させ、この温度で約1時間攪拌を
続けた。冷却後フラスコ内に析出した生成物を補集し、
水洗いして乾燥後、粉砕工程を経て、第1表に示す自由
流動性に優れた粉末状のポリメチルシルセスキオキサン
(F−1〜F−3)が得られた。
、第1表に示す量の水と28%の濃度のアンモニア水溶
液とを仕込み、このアンモニア水溶液中に、メチルトリ
メトキシシランを、攪拌しながら60〜120分かけて
徐々に滴下した。反応温度は10℃からスタートし、滴
下終了時には30℃に達した。次にマントルヒーターで
加熱して84℃で還流させ、この温度で約1時間攪拌を
続けた。冷却後フラスコ内に析出した生成物を補集し、
水洗いして乾燥後、粉砕工程を経て、第1表に示す自由
流動性に優れた粉末状のポリメチルシルセスキオキサン
(F−1〜F−3)が得られた。
(以下余白)
第1表
実施例1
参考例で得られたポリメチルシルセスキオキサンF−1
6部に、カルナバワックス4.0部、酸化モンタンワッ
クス(ヘキストワックスE、ヘキスト社製商品名) 1
0.0部、パラフィンワックス(融点68〜70°C)
12部およびポリジメチルシロキサン<TSF 451
− 500、東芝シリコーン■製商品名)8.0部を加
え、さらにミネラルスピリット62部を加えた。
6部に、カルナバワックス4.0部、酸化モンタンワッ
クス(ヘキストワックスE、ヘキスト社製商品名) 1
0.0部、パラフィンワックス(融点68〜70°C)
12部およびポリジメチルシロキサン<TSF 451
− 500、東芝シリコーン■製商品名)8.0部を加
え、さらにミネラルスピリット62部を加えた。
この混合物を90℃に加熱してワックス類を溶解させ、
その状態でポリメチルシルセスキオキサンを系に均一に
分散させ、均一な液状にした後に徐々に冷却し、固型ペ
ースト状のつや出し組成物P−1を得た。
その状態でポリメチルシルセスキオキサンを系に均一に
分散させ、均一な液状にした後に徐々に冷却し、固型ペ
ースト状のつや出し組成物P−1を得た。
比較例1
比較例としてF−1を用いず、かつミネラルスピリット
を62部の代りに68部を用いたほかは実施例1と同じ
方法で、固型ペースト状の比較組成物C−1を得た。
を62部の代りに68部を用いたほかは実施例1と同じ
方法で、固型ペースト状の比較組成物C−1を得た。
実施例2
F−16部の代りにF−212,0部1.かつミネラル
スピリットを62部の代りに56部用いた以外は実施例
1と同じ方法で、固型ペースト状態の組成物P−2を得
た。
スピリットを62部の代りに56部用いた以外は実施例
1と同じ方法で、固型ペースト状態の組成物P−2を得
た。
比較例2
F−16部の代りにけいそう土6部を用いる以外は実施
例1と同じ方法で、固型ペースト状の比較組成物C−2
を得た。
例1と同じ方法で、固型ペースト状の比較組成物C−2
を得た。
実施例3
TSF 451−500 5部に酸化モンタンワックス
(ヘキストワックスS、ヘキスト社製商品名)10部、
界面活性剤としてオレイン酸1.0部およびモルフォリ
ン0.8部を加え、これをミネラルスピリット25部に
混合し、ざらにF−3g、o部を加えて85℃まで加熱
することによりワックス類を溶解させ、温度85℃に保
持したままホモミキサー攪拌下に80℃に加熱した水
50.2部を加え、水中油型(lX下0/W型と記す)
エマルジョンの溶液型つや出し剤P−3を得た。
(ヘキストワックスS、ヘキスト社製商品名)10部、
界面活性剤としてオレイン酸1.0部およびモルフォリ
ン0.8部を加え、これをミネラルスピリット25部に
混合し、ざらにF−3g、o部を加えて85℃まで加熱
することによりワックス類を溶解させ、温度85℃に保
持したままホモミキサー攪拌下に80℃に加熱した水
50.2部を加え、水中油型(lX下0/W型と記す)
エマルジョンの溶液型つや出し剤P−3を得た。
実施例4
F−3g、o部の代りにF−12部、水50.2部の代
りに56.2部を用いる以外は実施例3と同じ方法でO
/W型エマルジョンのつや出し剤P−4を得た。
りに56.2部を用いる以外は実施例3と同じ方法でO
/W型エマルジョンのつや出し剤P−4を得た。
比較例3
F−38,0を使用ぜず、水50.2部の代りに58.
2部を用いる以外は実施例3と同じ方法で、O/W型エ
マルジョンのつや出し剤C−3を得た。
2部を用いる以外は実施例3と同じ方法で、O/W型エ
マルジョンのつや出し剤C−3を得た。
実施例5
TSF 451−500 5部に酸化モンタナワックス
10部、カオリン粘土クレー10部、界面活性剤として
オレイン酸1.0ffllおよびモルフォリン0.8部
を加え、これをミネラルスピリット25部に混合、ざら
にF−24,0部を加えて85℃まで加熱することによ
りワックス類を溶解され、温度85℃に保持したままホ
モミキサー攪拌下に80℃に加熱した水44.2部を加
え、O/W型エマルジョンの半固状のつや出し剤P−5
を得た。
10部、カオリン粘土クレー10部、界面活性剤として
オレイン酸1.0ffllおよびモルフォリン0.8部
を加え、これをミネラルスピリット25部に混合、ざら
にF−24,0部を加えて85℃まで加熱することによ
りワックス類を溶解され、温度85℃に保持したままホ
モミキサー攪拌下に80℃に加熱した水44.2部を加
え、O/W型エマルジョンの半固状のつや出し剤P−5
を得た。
実施例6
F−24,0部の代りにF−310,0部、水44.2
部の代りに38.2部を用いる以外は実施例5と同じ方
法で、O/Wエマルジョンの半固状つや出し剤P−6を
得た。
部の代りに38.2部を用いる以外は実施例5と同じ方
法で、O/Wエマルジョンの半固状つや出し剤P−6を
得た。
比較例4
F−24,0部を使用せず、水44.2部の代りに48
.2部を用いる以外は実施例5と同じ方法で、○/W型
エマルジョンの半固状つや出し剤C−4を得た。
.2部を用いる以外は実施例5と同じ方法で、○/W型
エマルジョンの半固状つや出し剤C−4を得た。
実施例および比較例組成物のカーワックスとしての評価
は次の方法により行なった。のびやすさ、ふきとりやす
さ、光沢増加度についてはJISK 223Gに規定
される方法に準じで行ない、試験結果を第2表のように
3段階に層別し評価した。
は次の方法により行なった。のびやすさ、ふきとりやす
さ、光沢増加度についてはJISK 223Gに規定
される方法に準じで行ない、試験結果を第2表のように
3段階に層別し評価した。
(以下余白)
第2表
また撥水性については上記光沢増加度を測定した試験片
を用い試験片表面にのせた水滴の転落角を測定すること
によって判定した。転落角が45゜以内のものを◎とし
、45°以上のものをOとした。
を用い試験片表面にのせた水滴の転落角を測定すること
によって判定した。転落角が45゜以内のものを◎とし
、45°以上のものをOとした。
各組成物の評価結果を第3表に示す。
Claims (3)
- (1)(A)ワックス100重量部 (B)ポリメチルシルセスキオキサン10〜100重量
部 から基本的に構成されることを特徴とするつや出し剤組
成物。 - (2)(B)のポリメチルシルセルキオキサンが、メチ
ルトリアルコキシシランまたはその部分加水分解・縮合
物をアンモニアまたはアミン類の水溶液中で加水分解・
縮合させて得られるものである特許請求の範囲第1項記
載のつや出し剤組成物。 - (3)(A)のワックス100重量部に対し、200重
量部以下のポリオルガノシロキサンを含有する特許請求
の範囲第1項ないし第2項記載のつや出し剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28086384A JPS61159474A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | つや出し剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28086384A JPS61159474A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | つや出し剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159474A true JPS61159474A (ja) | 1986-07-19 |
JPH0531593B2 JPH0531593B2 (ja) | 1993-05-12 |
Family
ID=17631012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28086384A Granted JPS61159474A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | つや出し剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61159474A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63256696A (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 | Toshiba Silicone Co Ltd | 潤滑用組成物 |
JPH02117979A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-02 | Johnson Kk | 垢付着防止性の艶出し剤組成物 |
JPH02150478A (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-08 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | 艶出し剤 |
JPH02151676A (ja) * | 1988-12-03 | 1990-06-11 | Taiho Ind Co Ltd | 自動車用液状型洗浄つや出し剤 |
JPH02170878A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-02 | Taiho Ind Co Ltd | 車両塗装面の処理方法および車両塗装面用処理剤 |
US5045584A (en) * | 1988-11-29 | 1991-09-03 | Toray Silicone Company, Limited | Polish containing silicone elastomer particles |
JPH10147215A (ja) * | 1996-11-19 | 1998-06-02 | Kao Corp | 車洗浄つや出し方法及びそれに使用するノート型拭き取りシート |
JPH10298497A (ja) * | 1997-04-24 | 1998-11-10 | Kao Corp | 硬質表面用つや出し剤組成物及び硬質表面のつや出し方法 |
US6117830A (en) * | 1996-05-07 | 2000-09-12 | Kao Corporation | Liquid detergent composition for hard surface and method for cleaning hard surface |
JP2004323716A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-18 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | 水系コーティング剤組成物 |
JP2006152191A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | つや出し剤組成物 |
CN112680187A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-04-20 | 上海晖研材料科技有限公司 | 一种表面改性的二氧化硅及含其的磨料组合物 |
Citations (3)
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JPS5562978A (en) * | 1978-11-02 | 1980-05-12 | Kyodo Yushi Kk | Motor vehicle surface-protecting agent composition |
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-
1984
- 1984-12-29 JP JP28086384A patent/JPS61159474A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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JP2006152191A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | つや出し剤組成物 |
CN112680187A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-04-20 | 上海晖研材料科技有限公司 | 一种表面改性的二氧化硅及含其的磨料组合物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531593B2 (ja) | 1993-05-12 |
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