JP2786401B2 - 油圧操作弁 - Google Patents

油圧操作弁

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JP2786401B2
JP2786401B2 JP6276720A JP27672094A JP2786401B2 JP 2786401 B2 JP2786401 B2 JP 2786401B2 JP 6276720 A JP6276720 A JP 6276720A JP 27672094 A JP27672094 A JP 27672094A JP 2786401 B2 JP2786401 B2 JP 2786401B2
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義雄 富樫
健二 中村
浩司 岩田
道貞 坂本
裕 安原
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    • F15B13/00Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
    • F15B13/02Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
    • F15B13/04Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor
    • F15B13/042Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor operated by fluid pressure
    • F15B13/0422Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor operated by fluid pressure with manually-operated pilot valves, e.g. joysticks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械などに用いら
れ、レバーやペダルなどの操作部材の傾動操作によって
各種アクチュエータを遠隔制御するための油圧操作弁に
関し、特に揺れや振動による誤動作防止のためのダンピ
ング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧パワーショベルやクレーン
等の建設機械では、オペレータが搭乗してパイロット方
式の油圧操作弁によって各種のアクチュエータを遠隔制
御し、各種の作業を行う。この建設機械に備えられる各
種のアクチュエータや作業用機器は大形で重量も大き
く、オペレータが急激な操作を行うと誤動作を生じ、車
体に大きな揺れや振動を生じて正常な作業を行うことが
できない。また、建設機械の走行および作業などによる
車体の揺れや振動は、オペレータの手および足を介し
て、または介さずに、油圧操作弁に伝搬して、その油圧
操作弁の操作量に不所望な変動を生じさせ、その結果、
建設機械の揺れや振動が増長されてしまう。したがって
揺れや振動による油圧操作弁の操作量の変動は、オペレ
ータが油圧操作弁の操作部材を中立位置から傾動操作す
るとき、およびその傾動位置から中立位置へ復帰すると
きのいずれの操作を行った場合であっても、可及的に少
なくする必要がある。そのため、従来からダンピング手
段を備える油圧操作弁が提案されている。
【0003】図5は典型的な先行技術の油圧操作弁を示
す断面図であり、この先行技術は、特開昭61−294
281号公報に示されている。この先行技術では、傾動
部材1は、ペダルやレバーなどの操作部材の操作によっ
て傾動方向A1に傾動して、プッシュロッド2の先端を
押圧する。プッシュロッド2は、ケーシング3内に形成
されるダンパ室4に挿通され、中間部にはピストン2p
が形成され、その上部はケーシング3のシール部2sを
挿通する。ピストン2pは、ダンパ室4を上室4aおよ
び下室4bに仕切る。上室4aと下室4bとは、ダンピ
ング手段5を介して連通している。ダンピング手段5に
は、絞り5aと、逆止弁5bとが含まれる。プッシュロ
ッド2の下部は、ケーシング3に形成されるばね室6内
に挿嵌される。ばね室6内には、プッシュロッド2を上
方へ押圧する復帰ばね6aと、プッシュロッド2の下面
からの押圧力をスプール弁7に伝達する押圧ばね6bと
が配置される。スプール弁7の頂部7cは、プッシュロ
ッド2の下部に形成される凹所2aに嵌合する。スプー
ル弁7には、軸直角方向に形成される油路7aと、この
油路7aからスプール弁7の下面にわたって軸線方向に
延びる油路7bとが形成される。ケーシング3には、ポ
ンプポート8p、出力ポート8oおよびタンクポート8
tが設けられる。図5に示す中立位置では、スプール弁
7によって出力ポート8oとタンクポート8tとが連通
され、ポンプポート8pは遮断されている。
【0004】傾動部材1を傾動方向A1に傾動させる
と、プッシュロッド2は下方に押圧され、押圧ばね6b
を介してスプール弁7が下方に押圧される。軸直角方向
の油路7aがタンクポート8tよりも下側のポンプポー
ト8pに連通すると、タンクポート8tは遮断され、ポ
ンプポート8pと出力ポート8oとが連通する。このと
き、ダンパ室4内の作動油は、絞り5aを介して下室4
bから上室4aに移動するので、ダンピング効果を得る
ことができる。傾動部材1が前記傾動方向A1とは逆方
向A2に復帰したときには、プッシュロッド2は復帰ば
ね6aのばね力によって上昇し、ダンパ室4内の作動油
は、逆止弁5bを介して上室4aから下室4bに移動す
る。このときには逆止弁5bが開放するので、作動油の
流動抵抗が小さくなり、ダンピング効果は得られない。
【0005】このような先行技術では、傾動部材1が中
立状態から矢符A1方向に傾動したときにのみ、ダンピ
ング効果が得られるけれども、傾動位置から中立位置へ
矢符A2方向に戻るときには、逆止弁5bが開放される
ので、ダンピング効果は得られないという問題を有す
る。
【0006】図6は他の先行技術の油圧操作弁を示す断
面図であり、この先行技術は実開平4−93501号公
報に示されている。この先行技術では、ペダルなどの操
作部材の操作によってカム部材11を軸11aの軸線ま
わりに矢符B1,B2で示す2方向に傾動させて、各ピ
ストン19,19′、副プッシュロッド12,12′お
よびプッシュロッド10,10′を介して図示しない一
対のスプール弁(プッシュロッド10,10′と一体と
なっている)のいずれか一方を押圧し、かついずれか他
方を復帰させることができるように構成される。カム部
材11の軸11aの両側には、ボルト11b,11b′
がナット11c,11c′によってそれぞれ固定されて
いる。各ボルト11b,11b′の頭部は断面形状が逆
U字状のピストン19,19′に当接し、各ピストン1
9,19′には下方に開口する油室19a,19a′が
形成され、この油室19a,19a′にはばね室16,
16′内のドレン圧の作動油が、溝19b,19b′、
孔19c,19c′、凹所19d,19d′および孔1
9e,19e′を介して導かれる。
【0007】ケーシング13は、ブラケット13fによ
って、油圧操作弁が設置される操作室の床面などに固定
される。ダンパ室14,14′内には、ダンピング用ば
ね14s,14s′が設けられる。シリンダ13p,1
3p′の底部には、絞り15a,15a′と逆止弁15
b,15b′とがそれぞれ設けられ、ダンパ室14,1
4′とばね室16,16′とを連通している。ばね室1
6,16′内には、ばね受け片17,17′を上方へ押
上げる復帰ばね16a,16a′と、操作時に前記スプ
ール弁(図示せず)を押下げる押圧ばね16b,16
b′とが設けられ、各上端部はばね受け片17,17′
に当接している。ばね受け片17,17′の中央部に
は、プッシュロッド10,10′が挿通し、その頭部1
01a,101a′は副プッシュロッド12,12′の
凹所19d,19d′に嵌合している。カム部材11と
ブラケット13fとの間にわたって、ベローズ20が設
けられ、油圧操作弁の内部機構を保護している。
【0008】前記操作部材をオペレータが操作して、カ
ム部材11が中立から矢符B1方向に傾動させると、そ
の傾動方向B1側の一方のボルト11bがピストン19
を押下げ、このピストン19に当接している副プッシュ
ロッド12が同時に押下げられ、ばね受け片17が下方
へ変位して、押圧ばね16bによって一方のスプール弁
が押下げられる。このとき、前記ピストン19の下降に
よってダンパ室14内の作動油は、絞り15aを経て溝
19bからばね室16内へ流れ込む。このような絞り1
5aによって作動油の流動抵抗を生じ、中立から矢符B
1方向への傾動時のダンピング効果を得ることができ
る。
【0009】一方、上述のカム部材11の矢符B1方向
への傾動によって、他方のボルト11b′が上昇し、ピ
ストン19′はダンピング用ばね14s′のばね力によ
って上方に押上げられ、ダンパ室14′の容積が増大す
るにつれて、逆止弁15b′を介してばね室16から作
動油が流れ込んで前記ダンパ室14′が補圧されるとと
もに、ピストン19′内の油室19a′は溝19b′、
孔19c′、凹所19d′および孔19e′を介してば
ね室16に連通し、ドレン圧の作動油によって満たされ
る。これによってピストン19′は、常にボルト11
b′に当接した状態に保たれる。
【0010】このような状態で、前記ペダルなどの操作
部材の押圧操作をオペレータが解除すると、カム部材1
1の中立から矢符B1方向への押圧状態が解除され、副
プッシュロッド12によって下方へ押下げられていたば
ね受け片17は復帰ばね16aのばね力によって上昇す
る。これによって押圧ばね16bの圧縮状態が解除さ
れ、前記一方のスプール弁(図示せず)が上昇して中立
位置へ復帰する。このとき、カム部材11は中立へ向け
矢符B2方向へ傾動し、ピストン19′はボルト11
b′によって押下げられ、ダンパ室14′内の作動油は
絞り15a′介してばね室16内へ押戻される。
【0011】このようにカム部材11が矢符B1方向に
傾動した状態から中立位置へ復帰するとき、前述したよ
うに、車体の揺れや振動によってカム部材11に、たと
えば矢符B2方向に急激に外力が作用しても、前記絞り
15a′によってダンパ室14′からばね室16へ流れ
込む作動油には流動抵抗が作用し、ダンパ室14′に急
激な圧力変動を生じてピストン19′は素早く移動する
ことができない。これによってオペレータが操作部材を
中立位置に復帰させたときに、ダンピング効果を得るこ
とができる。また操作部材を中立から矢符B2方向へ傾
動させたとき、およびその傾動位置から中立位置に復帰
させるときにも、同様にダンピング効果を得ることがで
き、図5の先行技術の問題を解決している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような図6に示さ
れる先行技術では、ダンパ室14,14′に気泡が溜ま
ってしまい、その気泡を外部へ容易に排出することがで
きない。このような気泡は、ダンピング効果を著しく低
下させるため、早期に排出する必要がある。またシール
材10a,10a′はダンパ室14,14′でダンピン
グ時に発生する高圧をシールする必要があるが、ピスト
ン19,19′は大径でかつ摺動するため、高度の信頼
性を確保するのが困難である。また、ピストン19,1
9′、副プッシュロッド12,12′、シリンダ13
p,13p′の各部品は、構造が複雑でコスト高となっ
ている。
【0013】したがって本発明の目的は、操作部材を中
立位置から傾動位置に移動させたとき、および傾動位置
から中立位置に復帰させたときの両操作時にダンピング
効果を得ることができる油圧操作弁において、前述の問
題を解決し、高信頼性で低コストの改良された油圧操作
弁を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作部材の傾
動操作によって、一対のスプール弁を択一的に変位さ
せ、一方のスプール弁によってポンプポートとその一方
のスプール弁に対応する出力ポートとを連通させ、かつ
他方のスプール弁によって他方の出力ポートとタンクポ
ートとを連通させて、各出力ポートのうち前記傾動動作
に対応するいずれか一方の出力ポートに操作量に比例し
た二次圧を発生させる油圧操作弁において、操作部材の
操作量および操作方向に対応して中立位置から一方側ま
たは他方側に傾動するカム部材と、カム部材と一対のス
プール弁との間にそれぞれ介在される一対のプッシュロ
ッドと、各プッシュロッドの中間部に液密に固定された
一対のピストンと、上部にカム部材が取付けられ、下部
にピストンにより上方に油室が形成され、かつ下方にダ
ンパ室が形成される一対のピストン室と、油室とダンパ
室を連通する一対の絞りと、ピストン室の下方に位置
し、中央をスプール弁が挿通する一対のばね室とが形成
されるケーシングと、ピストン室とばね室を仕切り、中
央をプッシュロッドが縦通する一対の仕切部材と、ピス
トンを仕切部材から離反する方向にばね付勢する一対の
ダンピング用ばねと、ばね室からダンパ室への作動油の
移動を許容し、かつダンパ室からばね室への作動油の移
動を遮断する一対の逆止弁とを含むことを特徴とする油
圧操作弁である。
【0015】また本発明は、絞りをピストンに設け、か
つ逆止弁を仕切部材に設けることを特徴とする。さらに
本発明は、前記ケーシングには、各油室の上部空間とタ
ンクポートとを連通する流路が形成されることを特徴と
する。
【0016】
【作用】本発明に従えば、操作部材の傾動操作によって
カム部材が中立位置から一方側または他方側に傾動し、
このようなカム部材には一対のプッシュロッドがダンピ
ング用ばねのばね力によってピストンを介して弾発的に
当接している。ケーシングには一対のピストン室と各ピ
ストン室に連通する一対のばね室とが形成され、各ピス
トン室にはプッシュロッドがそれぞれ液密に挿通され
る。ピストン室とばね室とは仕切り部材によって仕切ら
れる。この仕切り部材には逆止弁が設けられる。各ピス
トン室にはピストンが収納され、このピストンによって
前記ピストン室がダンパ室と油室とに仕切られる。各ピ
ストンには、前記ダンパ室と油室とを連通する絞りが形
成される。各プッシュロッドには当接部が各ピストンに
関して油室側に形成される。各ダンパ室内には、ダンピ
ング用ばねがそれぞれ設けられており、各ピストンを仕
切り部材から離反する方向にばね付勢している。
【0017】したがって各プッシュロッドのうち、いず
れか一方がカム部材によって押圧されると、一方のピス
トンは前記当接部によって押下げられ、これによって一
方のダンパ室が縮小し、このダンパ室内の作動油は前記
絞りを介して油室側に移動する。このようにダンパ室内
の作動油は、絞りを介して油室側へ移動するので、移動
する作動油には大きな流動抵抗を生じ、ダンピング効果
を得ることができる。同時に他方のプッシュロッドは、
ダンピング用ばねのばね力によってピストンを介して上
方へ押上げられ、これによって他方のプッシュロッド側
はカム部材に弾発的に当接した状態に保たれる。このよ
うな他方のプッシュロッドの上昇中は、この他方のプッ
シュロッド側のスプール弁は仕切部材により中立位置を
保っているのでタンクポートと出力ポートとを連通させ
た状態を保つ。また押圧側の一方のプッシュロッドによ
って変位した一方のスプール弁は、ポンプポートと出力
ポートとを連通させる。このようにして操作部材の傾動
方向に対応して、各スプール弁の出力ポートに二次圧を
選択的に発生させることができる。
【0018】このように操作部材の操作によってカム部
材が中立位置から一方側に傾動変位して、一方のプッシ
ュロッドが中立位置から下方の傾動位置に変位したと
き、他方のプッシュロッドは中立位置から上方の傾動位
置へ変位する。
【0019】カム部材が一方の傾動位置から中立位置へ
復帰する際は、一方のプッシュロッドは一方のダンパ用
ばねによりピストンを介してカム部材に当接して押上げ
られ、一方のダンパ室には逆止弁を介して一方のばね室
から作動油が導かれて補圧される。このとき、即にカム
部材に当接して上方の傾動位置に押上げられている他方
のプッシュロッドは、上述のカム部材の中立位置への傾
動により下方へ押し下げられ、それとともに他方のピス
トンも押し下げられるため他方のダンパ室の作動油は、
他方の絞りを介して他方の油室へ移動するのでダンピン
グ効果が得られる。これによって操作部材をいずれの方
向へ傾動操作したときにもダンピング効果を得ることが
できる。
【0020】また本発明に従えば、ピストンに絞りを設
け、仕切部材に逆止弁を設けることにより、ダンピング
室にポンピング作用を付加することができる。
【0021】さらに本発明に従えば、ケーシングには各
油室の上部空間とタンクポートとを連通する流路が形成
されるので、ばね室およびダンピング室の気泡を速やか
に最上部の油室へ導くことができるとともに、各油室内
に溜まった気泡を前記流路を介してタンクポートへ排出
することができる。これによって安定してダンピング効
果を得ることができる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の油圧操作弁の構
成を示す断面図である。たとえば建設機械の運転室に
は、操作部材であるペダル35が設けられ、このペダル
35の傾動操作によって一対のスプール弁28,28′
を相互に逆方向に変位させ、一方のスプール弁28(ま
たは28′)によってポンプポートPと、その一方のス
プール弁28(または28′)に対応する出力ポート3
1(または32)とを連通させ、かつ他方のスプール弁
28′(または28)によって他方の出力ポート32
(また31)とタンクポートTとを連通させて、各出力
ポート31,32のうち前記傾動操作に対応するいずれ
か一方の出力ポート31(または32)に二次圧を発生
させることができる。
【0023】この油圧操作弁は、基本的に、ペダル35
の操作方向に対応して図1に示される中立位置から一方
側D1または他方側D2に傾動するカム部材21と、カ
ム部材21に弾発的に当接する一対のプッシュロッド2
2,22′と、各プッシュロッド22,22′が液密に
連通する一対のピストン室50,50′および各ピスト
ン室50,50′に挿通する一対のばね室26,26′
が形成されるケーシング23と、各ピストン室50,5
0′の底部に位置し、各ピストン室50,50′と各ば
ね室26,26′とを仕切る一対の仕切部材である隔壁
30,30′と、各ピストン室50,50′内でプッシ
ュロッド22,22′が挿通され、各ピストン室50,
50′をダンパ室24,24′と油室24a,24a′
とに仕切り、これらのダンパ室24,24’と油室24
a,24a′とを連通する絞り25a,25a′が形成
される一対のピストン29,29′と、各隔壁30,3
0′にそれぞれ設けられ、ばね室26,26′からダン
パ室24,24′への作動油の移動を許容し、かつダン
パ室24,24′からばね室26,26′への作動油の
移動を遮断する一対の逆止弁25b,25b′と、各ダ
ンパ室24,24′内でピストン29,29′を隔壁3
0,30′から離反する方向にばね付勢する一対のダン
ピング用ばね24s,24s′と、各ばね室26,2
6′に収納され、各プッシュロッド22,22′の下降
変位を各スプール弁28,28′に伝達する一対の押圧
ばね26b,26b′と、各ばね室26,26′に収納
され、カム部材21によって押下げられた各プッシュロ
ッド22,22′を上方へばね付勢する一対の復帰ばね
26a,26a′とを含む。
【0024】カム部材21は、軸21aの軸線を中心と
して矢符D1,D2方向に傾動可能であり、図1は中立
状態を示す。軸21aに対して傾動方向D1,D2の両
側には、一対のボルト21b,21b′がナット21
c,21c′によってそれぞれ固定される。各ボルト2
1b,21b′の先端は、各プッシュロッド22,2
2′の上端に当接している。外側の復帰ばね26a,2
6a′は、ばね室26,26′の底面とばね受け片2
7,27′の底面との間に介在される。この復帰ばね2
6a,26a′は、ばね室26,26′の底面に支持さ
れた状態で、ばね受け片27,27′を弾発的に付勢す
る。押圧ばね26b,26b′は、ばね受け片27,2
7′の中央寄りの底面に支持された状態で各スプール弁
28,28′を弾発的に押圧する。
【0025】前記ケーシング23は、ケーシング本体5
1と、ケーシング本体51の開口部を液密に塞ぐ蓋体5
2とを有する。この蓋体52には、前記軸21aの両端
部を支持するブラケット53が固定され、このブラケッ
ト53は運転室の床などに固定される。蓋体52は、各
プッシュロッド22,22′が挿通する挿通孔54,5
4′と、各挿通孔54,54′の内周面に臨んで開口す
る環状の凹溝55,55′がそれぞれ形成される。各凹
溝55,55′には、環状の低圧用シール材56,5
6′がそれぞれ装着される。これらの低圧用シール5
6,56′は、各プッシュロッド22,22′の外周面
に周方向全周にわたって弾発的に接触している。これら
の低圧用シール材56,56′によって、油室24a,
24a′と外部空間との気密性が達成される。
【0026】各プッシュロッド22,22′は、前述の
低圧用シール材56,56′に摺接する当接部としての
大径部57,57′と小径部58,58′とを有し、大
径部57,57′と小径部58,58′とはプッシュロ
ッド22,22′の軸線方向中間部で連なり、これらの
大径部57,57′および小径部58,58′間には、
各ピストン29,29′の油室24a,24a′に臨む
端面59,59′が当接する当接面60,60′が各小
径部から半径方向外方に突出して形成される。これらの
当接面60,60′は、プッシュロッド22,22′の
軸線に垂直な一平面内に形成される。このように各プッ
シュロッド22,22′を大径部57,57′と小径部
58,58′とによって構成するようにしたので、加工
が容易であり、生産性が向上される。
【0027】ケーシング23の底部には、前記一対の出
力ポート31,32が形成される。ケーシング23の一
側部には、ポンプポートPと、各ばね室26a,26
a′に連通するタンクポートTとが形成される。カム部
材21の傾動変位は、カム部材21の上方に取付けられ
るペダル35をオペレータが操作することによって行わ
れる。このようなカム部材21を傾動変位を許容可能に
して、内部機構を保護するために、カム部材21とブラ
ケット53とにわたってベローズ36が装着される。
【0028】図1に示す中立状態では、各プッシュロッ
ド22,22′は、ダンピング用ばね24s,24s′
によってピストン29,29′とともに押上げられ、上
端をボルト21b,21b′の先端面に当接させて、そ
の変位が阻止されている。プッシュロッド22,22′
の下端部は、半割れ状のワッシャ37,37′を介し
て、ばね受け片27,27′に支持されている。各ばね
受け片27,27′は、復帰ばね26a,26a′に押
上げられ、上端が前記隔壁30,30′に当接して維持
されている。
【0029】前記ケーシング23のケーシング本体51
には、タンクポートTと各ばね室26,26′とを連通
する第1流路61と、各スプール弁28,28′が挿通
する弁室62,62′とポンプポートPとを連通する第
2流路63と、第1流路61から上方に立上がる第3流
路64と、第3流路64の上端部に垂直に連なり、各油
室24a,24a′の上部空間に連通する第4流路65
とが形成される。このような流路61,64,65によ
って、油室24a,24a′内の気泡、たとえば空気や
作動油の蒸気などを含む気体を作動油の流れとともにタ
ンクポートTから排出することができる。
【0030】図2は、ペダル35をオペレータが操作し
てカム部材21が一方の出力ポート31側に傾転してい
る状態を示す。一方の出力ポート31側では、プッシュ
ロッド22は押下げられた状態となり、他方の出力ポー
ト32側ではプッシュロッド22′は押上げられた状態
となる。押し下げ状態では、ピストン29がプッシュロ
ッド22の当接面60によって同時に押し下げられ、ピ
ストン29と隔壁30との間のダンパ室24内の作動油
は、ピストン29に設けられている絞り25aを通して
油室24aから外部のタンクへ排出される。
【0031】このようにペダル35を中立位置から矢符
D1方向の傾動位置に操作するとき、作動油が絞り25
aを通過することによって、揺れおよび振動が生じても
ダンピング効果を得ることができる。また他方の出力ポ
ート32側のプッシュロッド22′およびピストン2
9′は、ダンピング用ばね24s′によって押し上げら
れ、ダンパ室24′には、隔壁30′に設けられた逆止
弁25b′を通してバネ室26´から作動油が供給され
る。出力ポート31側では、プッシュロッド22が下端
でワッシャ37、ばね受け片27および押圧ばね26b
を介してスプール弁28を押し下げ、二次圧を発生させ
る。
【0032】ペダル35が図2に示す傾動角度θで傾倒
している状態から、中立位置に再びペダル35を操作し
て戻すと、一方の出力ポート31側のプッシュロッド2
2およびピストン29がダンピング用ばね24sによっ
て押し上げられ、他方の出力ポート32側のプッシュロ
ッド22′およびピストン29′が押下げられる。出力
ポート32側のピストン29′が押下げられる際に、絞
り25a′を作動油が通ってタンクに排出されるので、
前述のようなダンピング効果を得ることができる。
【0033】このようにしてペダル35を中立位置から
矢符D1方向に前方に傾倒させたとき、およびその傾倒
状態から中立位置へ矢符D2方向に復帰させたときのい
ずれの操作時であっても、各ダンパ室24,24′内の
作動油は絞り25a,25a′を介して油室24a,2
4a′へ移動するので、このようなペダル35の矢符D
1,D2方向への操作が急激であったり、揺れや振動が
作用しても、絞り25a,25a′によってダンパ室2
4,24′から油室24a,24a′に流れる作動油に
大きな流動抵抗を生じさせ、前記ペダル35の急激な操
作または揺れや振動が生じても、作動油が素早く移動す
ることを阻止し、ダンピング効果を得ることができる。
また各油室24a,24a′はタンクポートTに連通し
ているため、シール部材56,56′は低圧用でよく、
したがって高度の液密性を達成するために高圧用シール
材などを用いて複雑な構成とする必要がなくなり、油も
れに対する信頼性が大幅に向上するとともに、安価に油
圧操作弁を製造することができる。さらに、プッシュロ
ッド22,22′をピストン29,29′に挿通して、
そのピストン29,29′を当接面60,60′によっ
て支持し、前記シール材56,56′によって各プッシ
ュロッド22,22′の大径部57,57′に摺接させ
て液密性を達成するように構成したので、前記シール材
56,56′を小径とすることができ、これによっても
また構成を簡略化することができる。さらに、各油室2
4a,24a′の上部空間に連通する第1、第3および
第4流路61,64,65をケーシング23に形成して
タンクポートTに連通させるようにしたので、油室24
a,24a′内に空気や作動油の気化した蒸気などの気
泡が滞留してしまうことを防ぎ、これによってダンピン
グ効果を安定して得ることができる。
【0034】図3は、図1の実施例による油圧操作弁を
用いる油圧制御系統の基本的な構成を示す。各出力ポー
ト31,32は、切換弁40のパイロット管路41,4
2にそれぞれ接続され、切換弁40は、ポンプ43およ
びタンク44とアクチュエータ45との間に設けられ
る。アクチュエータ45は、たとえば建設機械のクロー
ラ装置を駆動する油圧モータや、油圧パワーショベルの
リフト用油圧シリンダなどである。ポンプポートPに
は、パイロット油圧制御のポンプ46が接続され、タン
クポートTはタンク47に接続される。
【0035】図4は、図1の実施例の動作の特性を示
す。図1をも参照して、カム部材21を傾動させると、
傾動角度θに比例した二次圧力が各出力ポート31,3
2に発生する。各プッシュロッド22,22′の底部に
は、凹所66,66′が設けられ、この凹所66,6
6′にスプール弁28,28′の頂部67,67′が嵌
合する。一方のプッシュロッド22の凹所66は、図2
の出力ポート31側に示すように、スプール弁28の頂
部67がある程度侵入することを許容し得るだけの深さ
に形成されている。また、図2の出力ポート32側に示
すように、プッシュロッド22′の底部の凹所66′と
スプール弁28′の頂部67′とは離反することも許容
される。
【0036】上述の実施例では、各プッシュロッド2
2,22′を大径部57,57′と小径部58,58′
とによって構成して当接面60,60′を形成し、この
当接面60,60′によってピストン29,29′をそ
れぞれ押圧するようにしたけれども、本発明の他の実施
例として、図1の仮想線68,68′で示されるよう
に、各プッシュロッド22,22′を直円柱状として、
その外周面から突出して円弧状または周方向に間隔をあ
けて当接片としての係止突起を形成し、各ピストン2
9,29′を押圧し、かつ抜止めするようにしてもよ
い。
【0037】また本発明の他の実施例として、ピストン
とプッシュロッドを一体化してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作部材
を中立位置に関して両側へ傾動させる油圧操作弁におい
て、プッシュロッドに当接面を形成してピストンを支持
し、このピストンと仕切り部材との間にダンピング用ば
ねを介在して、操作部材の操作に対応して傾動したカム
部材の傾動によって一方のプッシュロッドを押下げたと
き、他方のプッシュロッドを押上げておき、前記押下げ
られたプッシュロッドとともにピストンを押下げ、この
ピストンに形成される絞りを介してダンパ室内の作動油
が油室に流れ込むようにしたので、カム部材の傾動時の
ダンピング効果を得ることができる。またカム部材が傾
動位置から中立位置に復帰するときには、前記押下げら
れていたプッシュロッドがピストンとともにダンピング
用ばねによって押上げられ、このとき既に押上げられた
状態にある他方のプッシュロッドがピストンを押下げ
て、ダンピング室内の作動油が絞りを介して油室に移動
するように構成されるので、傾動位置から中立位置に復
帰する際にもダンピング効果を得ることができる。また
ピストンにプッシュロッドを挿通して、このプッシュロ
ッドをカム部材に当接させるようにしたので、ピストン
の上方にタンクポートに連通する油室を形成することが
でき、これによってケーシングとプッシュロッドとの間
の液密性をむやみに高くする必要がなくなり、これによ
って構成を簡略化することができる。さらにピストンに
プッシュロッドを挿通させた状態でそのプッシュロッド
の当接部によって前記ピストンを押圧時に支持し、この
ピストンの両側にダンパ室と油室とを形成するようにし
たので、部品点数が少なくてすみ、構成を簡略化して、
設計上の自由度を拡大することができる。
【0039】また本発明によれば、ピストンに絞りが設
けられ、かつ仕切部材に逆止弁が設けられるので、ダン
ピング室にポンピング作用を付加することができる。
【0040】さらに本発明によれば、ケーシングに油室
の上部空間とタンクポートとを連通する流路を形成する
ようにしたので、油室内で生じた気泡を前記流路を介し
てタンクポートから外部へ排出することができ、これに
よって油室内に気泡が滞留することを防ぎ、安定してダ
ンピング効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部側断面図である。
【図2】図1の実施例の傾転状態を示す要部側断面図で
ある。
【図3】図1の実施例の油圧操作弁を用いる油圧制御装
置の系統図である。
【図4】図1の実施例の動作特性を示すグラフである。
【図5】先行技術の要部側断面図である。
【図6】他の先行技術の要部側断面図である。
【符号の説明】
21 カム部材 22,22′ プッシュロッド 23 ケーシング 23p 蓋体 24,24′ ダンパ室 24a,24a′ 油室 24s,24s′ ダンピング用ばね 25a,25a′ 絞り 25b,25b′ 逆止弁 26a,26a′ 復帰用ばね 26b,26b′ 押圧ばね 28,28′ スプール弁 29,29′ ピストン 30,30′ 隔壁 31,32 出力ポート P ポンプポート T タンクポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 道貞 兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地 川崎重工業株式会社 西神戸工場内 (72)発明者 安原 裕 兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地 川重ハイドロリック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−294281(JP,A) 特開 平1−250687(JP,A) 実開 平4−93501(JP,U) 実開 平4−32374(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/44 F15B 13/042 F16K 31/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部材の傾動操作によって、一対のス
    プール弁を択一的に変位させ、一方のスプール弁によっ
    てポンプポートとその一方のスプール弁に対応する出力
    ポートとを連通させ、かつ他方のスプール弁によって他
    方の出力ポートとタンクポートとを連通させて、各出力
    ポートのうち前記傾動動作に対応するいずれか一方の出
    力ポートに操作量に比例した二次圧を発生させる油圧操
    作弁において、 操作部材の操作量および操作方向に対応して中立位置か
    ら一方側または他方側に傾動するカム部材と、 カム部材と一対のスプール弁との間にそれぞれ介在され
    る一対のプッシュロッドと、 各プッシュロッドの中間部に液密に固定された一対のピ
    ストンと、 上部にカム部材が取付けられ、下部にピストンにより上
    方に油室が形成され、かつ下方にダンパ室が形成される
    一対のピストン室と、油室とダンパ室を連通する一対の
    絞りと、ピストン室の下方に位置し、中央をスプール弁
    が挿通する一対のばね室とが形成されるケーシングと、 ピストン室とばね室を仕切り、中央をプッシュロッドが
    縦通する一対の仕切部材と、 ピストンを仕切部材から離反する方向にばね付勢する一
    対のダンピング用ばねと、 ばね室からダンパ室への作動油の移動を許容し、かつダ
    ンパ室からばね室への作動油の移動を遮断する一対の逆
    止弁とを含むことを特徴とする油圧操作弁。
  2. 【請求項2】 絞りをピストンに設け、かつ逆止弁を仕
    切部材に設けることを特徴とする請求項1記載の油圧操
    作弁。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングには、各油室の上部空間
    とタンクポートとを連通する流路が形成されることを特
    徴とする請求項1記載の油圧操作弁。
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