JP2786280B2 - データ設定器付電動リール - Google Patents

データ設定器付電動リール

Info

Publication number
JP2786280B2
JP2786280B2 JP31019689A JP31019689A JP2786280B2 JP 2786280 B2 JP2786280 B2 JP 2786280B2 JP 31019689 A JP31019689 A JP 31019689A JP 31019689 A JP31019689 A JP 31019689A JP 2786280 B2 JP2786280 B2 JP 2786280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
unit
setting device
control data
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP31019689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03168036A (ja
Inventor
憲二 丸山
健宏 小林
金治 肥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOOBI KK
Techno Excel KK
Original Assignee
RYOOBI KK
Techno Excel KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RYOOBI KK, Techno Excel KK filed Critical RYOOBI KK
Priority to JP31019689A priority Critical patent/JP2786280B2/ja
Publication of JPH03168036A publication Critical patent/JPH03168036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2786280B2 publication Critical patent/JP2786280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデータ設定器付電動リールに関する。
(従来の技術) 最近、魚釣用の電動リールにはモータの回転制御等に
マイコン(マイクロプロセッサ)を用いたものが普及し
て来た。マイコンを搭載することにより釣糸の繰出し
量、巻取量の測定表示はもちろん、棚設定や船べり停止
等種々の機能を自動的に制御可能になっている。しか
し、これらの自動機能を有効に利用するためにはユーザ
がマイコンに対して制御データを入力しなければならな
い。この制御データの入力は電動リール本体に設けられ
た操作部の入力キー(キースイッチ)を操作して入力す
るよう構成されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の電動リールにおける制御
データ設定方式には次のような課題が有る。
電動リールの操作部の大きさは電動リール自体の大き
さに制限される。理由としては、操作部には液晶ディス
プレイを設ける必要が有り、ディスプレイは大型である
方が機能及び操作性の面では好ましい。しかし、電動リ
ール自体の大きさは操作性及び重量等を勘案するといた
ずらに大型化することはできない。そこで自ずと操作部
に配設できる入力キーの数は制限される。ところが一台
の電動リールに様々な機能を求めると数多くの制御デー
タをマイコンへ入力する必要が生じる。マイコン自体は
最近の技術により、容量に余裕があり求められる機能は
十分に発揮可能であるにもかかわらず入力キーの数が抑
えられているため入力できる制御データを増やすことが
できない。入力キーの数をあえて増やすと電動リール自
体が大型化、重量化して扱いにくくなるという課題が有
る。
従って、本発明は多種類の制御データを入力でき、一
台で多機能を有するコンパクトなデータ設定器付電動リ
ールを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備え
る。
すなわち、モータ等の制御データを第1の記憶部へ記
憶し、また該第1の記憶部に記憶されている制御データ
を読出す第1の制御部を有するリール本体と、前記制御
データを入力するための少なくともテンキーを含む入力
部、及び該入力部から入力された制御データを第2の記
憶部へ記憶し、また該第2の記憶部に記憶されている制
御データを読出す第2の制御部を有するデータ設定器
と、少なくとも前記第2の制御部が前記第2の記憶部か
ら読出した制御データを、前記第1の制御部へ送るため
の通信手段とを具備することを特徴とし、また、特に前
記通信手段は少なくとも前記リール本体側に設けられた
受信手段と、前記データ設定器側に設けられた送信手段
であることを特徴とする。
(作用) 作用について説明する。
制御データの入力専用に少なくともテンキーを有する
データ設定器を設けてあるため、数多くの制御データを
容易に作成可能となる。また、通信手段によりリール本
体側に設けられた第1の制御部へ制御データを転送可能
となっているのでユーザが第1の制御部へ制御データを
キー入力で入力する必要がない。特に、通信手段として
非有線方式を用いると、特にリール本体側においては通
信手段をリール本体外へ露出させなくて済むため海水が
かかったりした際のトラブルを未然に防止可能となる。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について添付図面と共に
詳述する。
第1図には本実施例のデータ設定器付電動リールの平
面図を、第2図にはそのブロックダイアグラムを示す。
まず、構成について説明する。
10は電動リール本体であって、モータ12の回転により
スプール14が回転され、釣糸16をスプール14の外周に巻
取り可能になっている。このリール本体10には操作部18
が設けられており制御データを入力する第1の入力キー
20と、第1の入力キー20から入力された制御データや、
測定部22が測定した釣糸16の繰出し量等の計測データを
表示する液晶製の第1のディスプレイ24が設けられてい
る。なお、測定部22は先端に配設されたローラ26が、ス
プール14の回転に伴ってスプール14外周へ巻着された釣
糸16の外周を転動する際の当該ローラ26の回転数をリー
ドスイッチやホール素子を使って検出し、リール本体10
に内蔵されているマイクロプロセッサから成る第1の制
御部たる第1のCPU28が釣糸16の繰出し量等を演算して
検知するようになっている。また、30は第1の接続部で
あり、中空の筒状に形成されると共に後述するデータ設
定器とデータ交換のために接続する機構が設けられてい
る。
32はデータ設定器であり、本体部34とコード36で接続
された第2の接続部38がリール本体10の第1接続部30と
接続可能になっている。第2の接続部38の外周にはノッ
チ40・・・が刻設されており、筒状に形成された第1の
接続部30の内壁に設けられているラッチ(不図示)と嵌
合可能になっている。なお、その両者の嵌合は特定の位
置でのみ可能になっている。本体部32にはテンキー42を
始め、キャラクタキー44や機能キー46が配されており、
これらのキーで入力部である第2の入力キー48を構成し
ている。また、大型の液晶画面を有する第2のディスプ
レイ50が設けられており第2の入力キー48から入力した
制御データ等を表示可能になっている。データ設定器32
は第2の入力キー48から入力された制御データを記憶す
る外部記憶装置として第2の記憶部たるRAMカード52が
使用されるので、本体部34にはRAMカード52用のポート5
4が設けられている。RAMカード52に記憶されている内容
は第2の接続部38がリール本体10の第1の接続部30へ接
続された後は後述する通信手段によってリール本体10側
に設けられている第1の記憶部(後述)へ転送可能にな
っている。
次に第2のブロックダイアグラムをさらに参照して説
明する。
リール本体10には前述のように第1の制御部である第
1のCPU28が設けられ、その動作は第1のROM56に搭載さ
れたプログラムによって行われる。第1の入力キー20及
びデータ設定器32から転送された制御データは第1の記
憶部であるRAM58に記憶される。第1のCPU28はこのRAM5
8に記憶された制御データに基づいてモータ12等の制御
を行うようになっている。
一方、データ設定器32もマイクロプロセッサから成る
第2の制御部たる第2のCPU60によって制御されるが、
その動作は第2のROM62に搭載されたプログラムによっ
て行われる。入力部である第2の入力キー48から入力さ
れた制御データ及び通信手段を介してリール本体10から
転送される制御データもRAMカード52に記憶される。な
お、第2の記憶部としてはRAMカード52に限るのではな
く、フロッピィディスクやRAMを用いることもできる。
次に通信手段について説明する。
リール本体10側の第1の接続部30内には第1の受光素
子64と第1の発光素子66が配されている。両者ともアン
プ68、70を介して第1のCPU28へ接続されている。一
方、データ設定器32の第2の接続部38内には第2の発光
素子72と第2の受光素子74が配されている。両者ともア
ンプ76、78を介して第2のCPU60へ接続されている。第
1及び第2の接続部30、38が矢印Aの方向に嵌合して接
続されると、第1の受光素子64と第2の発光素子72が、
また第1の発光素子66と第2の受光素子74が同時に対向
するようになっている。従って、両発光素子66、72が送
信手段となり、両受光素子64、74が受信手段となった光
通信手段が構成される。通信手段としては赤外線等の不
可視光線を含む光通信方式の他、電波通信方式、又は磁
力によってリードスイッチやホール素子を用いてパルス
を発信させる方式等の非有線方式が好適である。非有線
方式の通信手段を用いると送信手段、受信手段ともコネ
クタ等の電機的接合部分を外部へ露出させる必要がなく
なるため、海水等によるトラブルを未然に防止可能とな
る。本実施例においても第1の接合部30と第2の接合部
38の対向する面は強化ガラス等透明な部材で閉塞されて
おり、発光素子66、72の光が透過可能になっている。な
お、海水等の侵入を防止可能であれば有線方式であって
も構わない。
このように構成されたデータ設定器付電動リールの動
作について説明する。
制御データを作成する場合、ユーザはまずデータ設定
器32のポート54にRAMカード52をセットする。そして、
第2のディスプレイ50を見ながら第2の入力キー48を押
して各種の制御データを入力する。第2のCPU60は入力
されたデータをRAMカード52に記憶する。
制御データの作成(入力)が終了したら、第2の接続
部38をリール本体10側の第1の接続部30と嵌合させる。
リール本体10側の第1の入力キー20の受信キーを押して
リール本体10を受信状態にした後、データ設定器32の第
2の入力キー48の送信キーを押して制御データの送信を
行う。その際送信する制御データはRAMカード52内の全
ての制御データでもよいし、当該制御データのうち選択
された種類の制御データを送るようにしてもよい。第2
の入力キー48から送信指示が入力されると、第2のCPU6
0は第2のROM62に入っている通信用プログラムに従い、
予め定められているプロトコールで制御データをパルス
符号として送る。その信号はアンプ76で増幅され第2の
発光素子72から光信号80として送信される。光信号80を
受けた第1の受光素子64は受信信号を発生し、アンプ68
で増幅された受信信号は第1のCPU28へ送られる。第1
のCPU28は第1のROM56に入っている通信用プログラムに
従い、かつ前記プロコールによって受信した受信信号を
制御データとして取り込み、RAM58へ記憶する。
制御データの転送が終了するとデータ設定器32の第2
のディスプレイ50にその旨が表示され、ユーザは第2の
接続部38を第1の接続部30から外す。
釣りの現場にはリール本体10のみを持って行って釣竿
にセットすればよい。釣りの現場においては、例えば釣
り場の変更等により制御データの修正を行なわなければ
ならないことが有る。その際は第1の入力キー20を使っ
て修正が可能になっている。
また、リール本体10側のRAM58に記憶されている釣り
の現場において修正し、実際に使用した制御データを残
しておきたい場合が有る。その場合は、当該データ設定
器32のRAMカード52に記憶させる必要が有る。その際
は、リール本体10と、データ設定器32を再び接続して今
度はリール本体10を送信側とし、データ設定器32を受信
側にして、データ転送を行えばよい。その際、第1の発
光素子66から第2の受光素子74へ光信号82によって当該
データが転送され、第2のCPU60を介してRAMカード52に
記憶されるので当該データの保存が可能になる。
以上、本発明の好適な実施例について種々述べて来た
が、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、
例えばリール本体側からデータ設定器側へのデータ転送
機能は無くてもよい等、発明の精神を逸脱しない範囲で
さらに多くの改変を施し得るのはもちろんである。
(発明の効果) 本発明に係るデータ設定器付電動リールを用いると、
データ設定器にデータ設定専用の少なくともテンキーを
含む入力部が設けられているので数多くの制御データを
効率よく入力可能となる。従って、リール本体に設けら
れている操作部が従来のものであっても通信手段を介し
て多種類の制御データをリール本体内の第1の制御部へ
提供可能となり、一台で多機能な電動リールを実現でき
る。また、リール本体に設けられる操作部の入力キーの
数は従来と同じで済むためリール本体の大型化、重量化
を招来することが無く、多機能を持ちながらコンパクト
で取扱かい易いリール本体を提供可能となる。特に請求
項3の構成を採用すれば通信手段の電機的接続部分を少
なくともリール本体の外側へ露出させなくて済むので海
水がかかったりしたような場合であっても海水によるシ
ョートや、海水の侵入による種々のトラブルを未然に防
止可能となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデータ設定器付電動リールの実施
例を示した平面図、第2図はそのブロックダイアグラ
ム。 10……電動リール本体、28……第1のCPU、32……デー
タ設定器、42……テンキー、48……第2の入力キー、52
……RAMカード、58……RAM、60……第2のCPU、64……
第1の受光素子、66……第1の発光素子、72……第2の
発光素子、74……第2の受光素子。
フロントページの続き (72)発明者 肥田 金治 長野県須坂市大字須坂字八幡裏1588番地 株式会社神林製作所内 (56)参考文献 特開 昭58−170421(JP,A) 特開 昭64−39925(JP,A) 特開 平2−312534(JP,A) 特開 平3−119941(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 89/00 - 89/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ等の制御データを第1の記憶部へ記
    憶し、また該第1の記憶部に記憶されている制御データ
    を読出す第1の制御部を有するリール本体と、 前記制御データを入力するための少なくともテンキーを
    含む入力部、及び該入力部から入力された制御データを
    第2の記録部へ記憶し、また該第2の記憶部に記憶され
    ている制御データを読出す第2の制御部を有するデータ
    設定器と、 少なくとも前記第2の制御部が前記第2の記憶部から読
    出した制御データを、前記第1の制御部へ送るための通
    信手段とを具備することを特徴とするデータ設定器付電
    動リール。
  2. 【請求項2】前記通信手段は少くとも前記リール本体側
    に設けられた受信手段と、前記データ設定器側に設けら
    れた送信手段であることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ設定器付電動リール。
  3. 【請求項3】前記通信手段は電磁波、磁力等を用いた非
    有線方式であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    データ設定器付電動リール。
JP31019689A 1989-11-29 1989-11-29 データ設定器付電動リール Expired - Lifetime JP2786280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31019689A JP2786280B2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29 データ設定器付電動リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31019689A JP2786280B2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29 データ設定器付電動リール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03168036A JPH03168036A (ja) 1991-07-19
JP2786280B2 true JP2786280B2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=18002330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31019689A Expired - Lifetime JP2786280B2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29 データ設定器付電動リール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2786280B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0664463U (ja) * 1993-02-23 1994-09-13 和彦 湯川 電動リール釣具
JP4500438B2 (ja) * 2000-12-18 2010-07-14 株式会社シマノ 釣り用リール
JP4553855B2 (ja) * 2002-09-30 2010-09-29 株式会社シマノ 釣り用リール及び釣り情報表示システム
JP4384876B2 (ja) * 2003-06-05 2009-12-16 株式会社シマノ 釣り用品の電子回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03168036A (ja) 1991-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1994018602A1 (en) Combined data recording device and pager for a photographic camera back
JP2786280B2 (ja) データ設定器付電動リール
CA2013973C (en) Remote controlling device
US5219131A (en) Apparatus for notifying braking force of a drag mechanism
CA2335629A1 (en) Image recording system
JPH08118251A (ja) トルクレンチにおけるデータ転送装置
JPH0712187B2 (ja) テレテツクス装置
US20020047834A1 (en) Electronic apparatus including pen
JP2001333323A5 (ja)
EP0348514A1 (en) Small program preparation apparatus for pc
JPS6133296B2 (ja)
JPH0722429B2 (ja) 機器コントロ−ルシステム
JP2574065B2 (ja) 無線式データ伝送装置
JP3537499B2 (ja) リモートコントロール装置
JPH0629790Y2 (ja) リモコン式予約タイマ−
JP2524990Y2 (ja) 釣り用リール
JPH08238822A (ja) プリンタ装置の電源制御回路
JPH10165607A (ja) ゲーム機売り上げ遠隔監視装置
JPS63276734A (ja) 磁気記録再生装置
JP3094649B2 (ja) 撮影補助装置
JP2000341762A (ja) 無線通信システムおよび情報処理装置
JP3028031U (ja) 警報装置付電子時計
JPH0732497B2 (ja) 携帯用信号受信機
JP2523264Y2 (ja) タイマー予約プログラム設定装置
JP3074529B2 (ja) 情報表示機能を備えた患者案内システム