JP2000341762A - 無線通信システムおよび情報処理装置 - Google Patents

無線通信システムおよび情報処理装置

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JP2000341762A
JP2000341762A JP15288499A JP15288499A JP2000341762A JP 2000341762 A JP2000341762 A JP 2000341762A JP 15288499 A JP15288499 A JP 15288499A JP 15288499 A JP15288499 A JP 15288499A JP 2000341762 A JP2000341762 A JP 2000341762A
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JP15288499A
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Tanitake Hirano
晋健 平野
Yoshihiro Yano
義博 矢野
Tokio Handa
富己男 半田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触式ICカード等の可搬記録媒体の利用
者が、カードリーダライタ等の無線通信装置と前記可搬
記録媒体との間の無線通信の内容を知ることが可能な無
線通信システムを提供する。 【解決手段】 無線通信システムは、接触式および非接
触式の両インタフェースを備えた可搬記録媒体であるI
Cカード20と、このICカード20との無線通信を前
記非接触式のインタフェースを介して行う無線通信装置
であるカードリーダライタ80と、ICカード20が装
着されてICカード20との通信を前記接触式のインタ
フェースを介して行う情報処理装置である携帯電話50
とを有する。携帯電話50は、前記無線通信の内容を表
示する表示手段である液晶表示器18を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に装
着される可搬記録媒体と無線通信装置との間で無線通信
を行う無線通信システムと、この無線通信システムで使
用可能な情報処理装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】可搬記録媒体の一例として、ICカード
がある。非接触式のインタフェースを備えたICカード
では、非接触式のカードリーダライタに近づけること
で、ICカード内のメモリにアクセスして情報をリード
またはライトすることが可能である。接触式のインタフ
ェースを備えたICカードでは、接触式のカードリーダ
ライタに装着することで、ICカード内のメモリにアク
セスして情報をリードまたはライトすることが可能であ
る。また、これらの接触式および非接触式のインタフェ
ースを備えたICカードがある。また、接触式のICカ
ードを装着することが可能な種々の情報処理装置があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】非接触式のICカード
では、ICカードを保持するカード利用者が移動しなが
ら、非接触式のカードリーダライタとの間の無線通信を
行うことが多い。このため、非接触式のカードリーダラ
イタには、カード利用者が自分の意思を入力する入力装
置や現在状況を表示する表示装置が設けてない場合があ
る。この場合、カード利用者は、ICカードとカードリ
ーダライタとの間の無線通信の内容を知ることができな
い。
【0004】そのため、カード利用者が非接触式ICカ
ードをカードリーダライタに近づけたにも拘らず非接触
式ICカードの利用ができないときに、カード利用者は
ICカードを利用できない理由を直ちに知ることが困難
であり、また、その原因を直ちに解消することが困難で
ある。本発明の目的は、非接触式ICカード等の可搬記
録媒体の利用者が、可搬記録媒体と無線通信装置との間
の無線通信の内容を知ることが可能な無線通信システム
を提供することにある。本発明の他の目的は、前記無線
通信システムで使用可能な情報処理装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線通信シ
ステムは、接触式および非接触式の両インタフェースを
備えた可搬記録媒体と、前記可搬記録媒体との無線通信
を前記非接触式のインタフェースを介して行う無線通信
装置と、前記可搬記録媒体が装着されて当該可搬記録媒
体との通信を前記接触式のインタフェースを介して行う
情報処理装置であって、前記無線通信の内容を表示する
表示手段を備えた情報処理装置とを有する。
【0006】本発明に係る無線通信システムは、好適に
は、前記無線通信装置は、予め決められた所定の信号を
前記無線通信で前記可搬記録媒体に送信し、前記可搬記
録媒体は前記所定の信号を前記無線通信で受信した場合
に、前記所定の信号を受信したことを示す信号を前記情
報処理装置に出力し、前記情報処理装置は、前記可搬記
録媒体が前記所定の信号を受信した場合に、予め決めら
れたメッセージおよび/または前記所定の信号内に格納
されたメッセージを前記表示手段に表示する。
【0007】本発明に係る無線通信システムは、より好
適には、前記情報処理装置は、前記表示手段に表示され
た前記メッセージに対する応答が入力される入力手段を
有し、前記可搬記録媒体は、前記情報処理装置から前記
応答の入力情報が供給され、当該入力情報を前記無線通
信装置に送信する。
【0008】本発明に係る無線通信システムでは、例え
ば、前記表示手段は、選択肢を示すメッセージを表示
し、前記入力手段は、前記表示手段に表示された選択肢
から特定の項目を選択する選択情報が入力される構成と
してもよい。本発明に係る無線通信システムでは、特定
的には、前記情報処理装置は、可搬記録媒体を装着可能
な携帯電話であり、前記入力手段は、前記携帯電話の入
力ボタンであり、前記表示手段は、前記携帯電話の液晶
表示器である構成としてもよい。
【0009】本発明に係る情報処理装置は、接触式およ
び非接触式の両インタフェースを備えた可搬記録媒体が
装着され、当該可搬記録媒体との通信を前記接触式のイ
ンタフェースを介して行う情報処理装置であって、前記
可搬記録媒体が前記非接触式のインタフェースを介して
無線通信で受信した内容が供給され、供給された前記内
容を表示する表示手段を有する。本発明に係る情報処理
装置では、例えば、前記情報処理装置は、可搬記録媒体
を装着可能な携帯電話であり、前記表示手段は、前記携
帯電話の液晶表示器である構成としてもよい。
【0010】可搬記録媒体は、接触式および非接触式の
両インタフェースを備えるので、無線通信および有線通
信(有線電気通信)が可能である。無線通信装置は、可
搬記録媒体との無線通信を前記非接触のインタフェース
を介して行い、種々の情報を送受する。情報処理装置
は、この情報処理装置に装着された可搬記録媒体との通
信を、前記接触式のインタフェースを介して行い、可搬
記録媒体から前記無線通信の内容が供給される。この情
報処理装置は、前記無線通信の内容を表示する表示手段
を備えるので、カード利用者は、表示手段の表示によ
り、前記無線通信の内容を知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る無線通
信システムの実施の形態を示す概略的なブロック構成図
である。
【0012】図1の無線通信システムは、非接触式のカ
ードリーダライタ80とICカード20と携帯電話50
とを有し、携帯電話50にはICカード20が装着され
ている。ICカード20は、接触式および非接触式の両
インタフェースを有する。また、カードリーダライタ8
0には、ゲート管理装置70が接続されている。
【0013】携帯電話50は、情報処理装置の一例であ
り、入力ボタン10と、マイクロホン11と、スピーカ
12と、変換回路13と、マイクロコンピュータ(マイ
コン)14と、送受信回路15と、メモリ16と、イン
タフェース回路(I/F回路)17と、液晶表示器18
と、送受信アンテナ19とを有する。マイコン14は、
携帯電話50の全体の制御を司るコントローラであり、
不図示の中央処理装置(CPU)とROMとRAMとを
有し、例えば1チップマイコンで構成する。
【0014】入力ボタン10は、入力手段の一例であ
り、例えば「0」〜「9」,「*」,「#」のプッシュ
ボタンにより構成する。入力ボタン10の入力情報は、
マイコン14に供給されるようになっている。液晶表示
器18は、表示手段の一例であり、マイコン14の表示
制御下で種々の情報を表示する。
【0015】携帯電話50の操作者は、入力ボタン10
を用いて電話を相手方にかけることができ、また、入力
ボタン10を用い、マイコン14を介してメモリ16に
電話番号等の情報を入力することができる。操作者が操
作した入力ボタン10の入力情報は、液晶表示器18に
表示されるようになっている。
【0016】この携帯電話50のマイクロホン11は、
携帯電話50の送話口に供給される音に基づいて第1の
電気信号を生成し、この第1の電気信号を変換回路13
に供給する。変換回路13は、マイクロホン11からの
第1の電気信号を、マイコン14での信号入力に適した
信号形式の第1の音声信号に変換し、この第1の音声信
号をマイコン14に供給する。この変換回路13は、ア
ナログ/ディジタル変換を行ってディジタル信号からな
る第1の音声信号を生成してもよい。
【0017】マイコン14は、前記第1の音声信号を無
線通信に適した信号形式の第1の送信信号に変換し、こ
の第1の送信信号を送受信回路15に出力する。送受信
回路15は、前記第1の送信信号を変調して被変調信号
を生成し、この被変調信号を送受信アンテナ19に出力
する。送受信アンテナ19は、送受信回路15からの被
変調信号を電波に変換し、この電波を放射する。
【0018】一方、被変調波である電波が送受信アンテ
ナ19に供給されると、送受信アンテナ19は当該電波
を電気信号である被変調信号に変換し、この被変調信号
を送受信回路15に供給する。送受信回路15は、送受
信アンテナ19からの被変調信号を復調して第1の受信
信号を生成し、この第1の受信信号をマイコン14に供
給する。
【0019】マイコン14は、前記第1の受信信号に基
づいて種々の信号処理を行う。また、マイコン14は、
前記第1の音声信号を第1の送信信号に変換した変換処
理とは逆の変換処理を行って前記第1の受信信号から第
2の音声信号を生成し、この第2の音声信号を変換回路
13に出力する。
【0020】変換回路13は、前記第1の電気信号を第
1の音声信号に変換した変換処理とは逆の変換処理を行
って前記第2の音声信号を第2の電気信号に変換し、こ
の第2の電気信号をスピーカ12に供給する。スピーカ
12は、前記第2の電気信号に基づいて音を発生し、こ
の音を携帯電話50の受話口に供給する。
【0021】また、携帯電話50は、ICカード20と
の有線通信(有線電気通信)を行う。このICカード2
0は可搬記録媒体の一例であり、I/F回路27と、マ
イクロコンピュータ(マイコン)24と、メモリ26
と、送受信回路25と、送受信アンテナ29とを有し、
マイコン24はI/F回路27を介して携帯電話50と
接続される。マイコン24は、ICカード20の全体の
制御を司るコントローラであり、不図示の中央処理装置
(CPU)とROMとRAMとを有し、例えば1チップ
マイコンで構成する。メモリ26は、ICカード20の
利用残高、利用高等の課金情報を記憶する。利用高とし
ては、例えば利用回数または利用料とする。
【0022】送受信アンテナ29は、被変調波である電
波が供給されると、この電波を電気信号である被変調信
号に変換して送受信回路25に供給する。送受信回路2
5は、送受信アンテナ29からの被変調信号を復調して
第2の受信信号を生成し、マイコン24に出力する。
【0023】一方、マイコン24は、第2の送信信号を
生成して送受信回路25に出力する。送受信回路25
は、マイコン24からの第2の送信信号を変調して被変
調信号を生成し、この被変調信号を送受信アンテナ29
に出力する。送受信アンテナ29は、送受信回路25か
らの被変調信号を電波に変換し、この電波を放射する。
【0024】携帯電話50のマイコン14は、I/F回
路17を介してICカード20に接続される。マイコン
14からリードコマンドを示す信号がI/F回路17に
出力されると、I/F回路17は前記リードコマンドを
示す信号をICカード20への伝送(有線通信)に適し
た信号形式に変換し、ICカード20のI/F回路27
に出力する。
【0025】ICカード20のI/F回路27は、I/
F回路17からの信号をマイコン24での信号入力に適
した信号形式に変換してマイコン24に供給する。マイ
コン24は、I/F回路27からの信号中にリードコマ
ンドを検出すると、メモリ26から記憶情報を読み出し
てI/F回路27に出力する。I/F回路27は、マイ
コン24からの前記記憶情報を示す信号を携帯電話50
への伝送(有線通信)に適した信号形式に変換してI/
F回路17に出力する。I/F回路17は、I/F回路
27からの信号をマイコン14での信号入力に適した信
号形式に変換してマイコン14に出力する。マイコン1
4は、I/F回路17からの信号に基づき、メモリ26
の記憶情報を検出する。
【0026】マイコン14からライトコマンドおよびラ
イトデータ(書込情報)を示す信号がI/F回路17に
出力されると、I/F回路17は前記ライトコマンドお
よびライトデータを示す信号をICカード20への伝送
に適した信号形式に変換してICカード20のI/F回
路27に出力する。ICカード20のI/F回路27
は、I/F回路17からの信号をマイコン24での信号
入力に適した信号形式に変換してマイコン24に出力す
る。マイコン24は、I/F回路27からの信号中に前
記ライトコマンドおよびライトデータを検出すると、前
記ライトデータをメモリ26に書き込んで記憶させ、書
込み終了を示す信号をI/F回路27に出力する。
【0027】I/F回路27は、マイコン24からの書
込み終了を示す信号を携帯電話50への伝送に適した信
号形式に変換してI/F回路17に出力する。I/F回
路17は、I/F回路27からの信号をマイコン14で
の信号入力に適した信号形式に変換してマイコン14に
供給する。マイコン14は、I/F回路17からの信号
に基づき、ライトデータの書込み終了を検出する。
【0028】以上では、マイコン14がマイコン24に
アクセスする場合を説明したが、マイコン24がマイコ
ン14にアクセスすることもでき、この場合を以下に説
明する。ICカード20のマイコン24からリードコマ
ンドを示す信号がI/F回路27に出力されると、I/
F回路27は前記リードコマンドを示す信号を携帯電話
50への伝送(有線通信)に適した信号形式に変換して
携帯電話50のI/F回路17に出力する。
【0029】携帯電話50のI/F回路17は、I/F
回路27からの信号をマイコン14での信号入力に適し
た信号形式に変換してマイコン14に供給する。マイコ
ン14は、I/F回路17からの信号中にリードコマン
ドを検出すると、メモリ16から記憶情報を読み出して
I/F回路17に出力する。I/F回路17は、マイコ
ン14からの前記記憶情報を示す信号をICカード20
への伝送に適した信号形式に変換してI/F回路27に
出力する。I/F回路27は、I/F回路17からの信
号をマイコン24での信号入力に適した信号形式に変換
してマイコン24に供給する。マイコン24は、I/F
回路27からの信号に基づき、メモリ16の記憶情報を
検出する。
【0030】マイコン24からライトコマンドおよびラ
イトデータ(書込情報)を示す信号がI/F回路27に
出力されると、I/F回路27は前記ライトコマンドお
よびライトデータを示す信号を携帯電話50への伝送に
適した信号形式に変換して携帯電話50のI/F回路1
7に出力する。携帯電話50のI/F回路17は、I/
F回路27からの信号をマイコン14での信号入力に適
した信号形式に変換してマイコン14に供給する。マイ
コン14は、I/F回路17からの信号中に前記ライト
コマンドおよびライトデータを検出すると、前記ライト
データをメモリ16に書き込んで記憶させ、書込み終了
を示す信号をI/F回路17に出力する。
【0031】I/F回路17は、マイコン14からの書
込み終了を示す信号をICカード20への伝送に適した
信号形式に変換してI/F回路27に出力する。I/F
回路27は、I/F回路17からの信号をマイコン24
での信号入力に適した信号形式に変換してマイコン24
に供給する。マイコン24は、I/F回路27からの信
号に基づき、ライトデータの書込み終了を検出する。
【0032】ICカード20は、カードリーダライタ8
0との無線通信を行うことができる。カードリーダライ
タ80は無線通信装置の一例であり、送受信アンテナ8
9と、送受信回路85と、マイコン84と、メモリ86
と、I/F回路87とを有する。マイコン84は、カー
ドリーダライタ80の全体の制御を司るコントローラで
あり、不図示のCPUとROMとRAMとを有し、例え
ば1チップマイコンで構成する。メモリ86は、ICカ
ード20との無線通信の情報を一時的に記憶し、マイコ
ン84からアクセス制御される。
【0033】ICカード20の送受信アンテナ29から
の被変調波である電波は、カードリーダライタ80の送
受信アンテナ89に供給される。送受信アンテナ89
は、送受信アンテナ29からの電波を電気信号である被
変調信号に変換して送受信回路85に供給する。送受信
回路85は、送受信アンテナ89からの被変調信号を復
調して第3の受信信号を生成し、この第3の受信信号を
マイコン84に出力する。マイコン84は、前記第3の
受信信号に基づき、前記マイコン24からの前記第2の
送信信号を検出し、種々の信号処理を行う。
【0034】一方、マイコン84は、第3の送信信号を
生成して送受信回路85に出力する。送受信回路85
は、マイコン84からの第3の送信信号を変調して被変
調信号を生成し、この被変調信号を送受信アンテナ89
に出力する。送受信アンテナ89は、送受信回路85か
らの被変調信号を電波に変換し、この電波を放射してI
Cカード20の送受信アンテナ29に供給する。
【0035】ICカード20の送受信アンテナ29は、
カードリーダライタ80からの電波を電気信号である被
変調信号に変換し、送受信回路25に供給する。送受信
回路25は、送受信アンテナ29からの被変調信号を復
調して第2の受信信号を生成し、マイコン24に出力す
る。マイコン24は、送受信回路25からの第2の受信
信号に基づき、前記マイコン84からの前記第3の送信
信号を検出し、種々の信号処理を行う。
【0036】カードリーダライタ80では、マイコン8
4は、送受信回路85からの第3の受信信号に基づいて
前記マイコン24からの送信信号を検出し、検出した送
信信号に基づいて制御信号を生成してI/F回路87に
出力する。I/F回路87は、マイコン84からの制御
信号を増幅してゲート管理装置70に出力する。
【0037】ゲート管理装置70は、被制御装置の一例
であり、駆動回路71と、モータ72とを有する。駆動
回路71は、カードリーダライタ80から供給される制
御信号に基づいてモータ72に電力を供給し、モータ7
2を駆動する。モータ72は、建物の出入口に設けたゲ
ートの開閉または施錠もしくは解錠を行う。駆動回路7
1は、例えば、第1の制御信号が供給された場合は、モ
ータ72を駆動してゲートの解錠を行わせ、またはゲー
トを所定時間開いた状態にする。駆動回路71は、例え
ば、第2の制御信号が供給された場合は、モータ72を
駆動してゲートの施錠を行わせ、またはゲートを閉じた
状態のままとする。
【0038】無線通信システムの動作 次に、本実施の形態の無線通信システムの動作を、図2
を参照して説明する。図2は、本実施の形態に係る無線
通信システムの動作例を説明する図である。
【0039】先ず、カードリーダライタ80のマイコン
84は、演算コマンド(第1のコマンド)を示す信号を
生成し、この演算コマンドを示す信号を送受信回路85
に出力する。前記演算コマンドを示す信号は、送受信回
路85および送受信アンテナ89を経て送信され、送受
信アンテナ29および送受信回路25を経てマイコン2
4に供給され、マイコン24はマイコン84からの演算
コマンドを検出する。
【0040】マイコン24は、マイコン84からの演算
コマンドに基づいて演算を行い、演算結果に基づいてメ
モリ26に情報を書き込み、実行結果を示す信号を生成
して送受信回路25に出力する。
【0041】マイコン24は、例えば、ICカード20
の利用残高がメモリ26に記憶されている場合は、メモ
リ26内の前記利用残高が所定値以上であって有効期限
内であるときは当該利用残高を減少させて第1の応答信
号からなる送信信号を送受信回路25に出力し、メモリ
26内の前記利用残高が所定値未満または有効期限切れ
であるときは第2の応答信号からなる送信信号を送受信
回路25に出力する。マイコン24は、例えば、ICカ
ード20の利用高がメモリ26に記憶されている場合
は、メモリ26内の前記利用高が所定値未満であって有
効期限内であるときは当該利用高を増加させて第1の応
答信号からなる送信信号を送受信回路25に出力し、メ
モリ26内の前記利用高が所定値以上または有効期限切
れであるときは第2の応答信号からなる送信信号を送受
信回路25に出力する。
【0042】マイコン24からの前記送信信号は、送受
信回路25および送受信アンテナ29を経て送信され、
送受信アンテナ89および送受信回路85を経てマイコ
ン84に供給され、マイコン84はマイコン24からの
前記送信信号を検出する。マイコン84は、第1の応答
信号からなる送信信号を検出した場合は、第1の制御信
号を生成してI/F回路87に供給し、このI/F回路
87は、前記第1の制御信号を増幅して駆動回路71に
出力する。マイコン84は、第2の応答信号からなる送
信信号を検出した場合は、選択肢を示すメッセージの信
号を生成して送受信回路85に出力する(ステップF
1)。
【0043】前記選択肢を示すメッセージの信号は、送
受信回路85および送受信アンテナ89を経て送信さ
れ、送受信アンテナ29および送受信回路25を経てマ
イコン24に供給され、マイコン24はマイコン84か
らのメッセージを検出する(ステップF2)。
【0044】マイコン24は、前記メッセージの信号
を、携帯電話50のマイコン14の信号処理に適したデ
ータ形式に変換し、I/F回路27に出力する(ステッ
プF3)。マイコン24からの前記メッセージの信号
は、I/F回路27を経て携帯電話50に送信され(ス
テップF4)、I/F回路17を経てマイコン14に供
給され、マイコン14はマイコン24からの前記メッセ
ージを検出する(ステップF5)。
【0045】マイコン14は、マイコン24からの前記
選択肢を示すメッセージを液晶表示器18に表示する
(ステップF6)。そして、前記選択肢から特定の項目
を選択する選択情報が、カード利用者によって入力ボタ
ン10に入力されるのを待つ。選択肢としては、例え
ば、項目では有効期限の更新および更新料の課金を行
うこととし、項目では電子マネーにより即座に決済を
行うこととし、項目では現状維持を行うこととする。
なお、携帯電話50では、前記項目〜は、入力ボタ
ン10の「1」〜「3」のプッシュボタンのプッシュ操
作によりそれぞれ選択可能な構成とする。
【0046】マイコン14は、選択された特定の項目を
示す信号を生成してマイコン24に返信し(ステップF
7)、マイコン24は前記特定の項目を示す信号を検出
する(ステップF8)。
【0047】マイコン24は、前記特定の項目を示す信
号を無線通信に適した信号形式の第2の送信信号に変換
し、この第2の送信信号を送受信回路25に出力する
(ステップF9)。このときの第2の送信信号は、前記
特定の項目が項目の場合は、第3の応答信号からなる
送信信号とし、前記特定の項目が項目または項目の
場合は、第4の応答信号からなる送信信号とし、。
【0048】マイコン24からの第2の送信信号は、送
受信回路25および送受信アンテナ29を経て送信され
(ステップF10)、送受信アンテナ89および送受信
回路85を経てマイコン84に供給され、マイコン84
はマイコン24からの前記第2の送信信号を検出し、さ
らに前記第3または第4の応答信号からなる送信信号を
検出する(ステップF11)。
【0049】マイコン84は、第1または第4の応答信
号からなる送信信号を検出した場合は、第1の制御信号
を生成してI/F回路87に供給し、このI/F回路8
7は、前記第1の制御信号を増幅して駆動回路71に出
力する。マイコン64は、第2または第3の応答信号か
らなる送信信号を検出した場合は、第2の制御信号を生
成してI/F回路87に供給し、このI/F回路87
は、前記第2の制御信号を増幅して駆動回路71に出力
する。
【0050】駆動回路71は、第1の制御信号が供給さ
れた場合は、モータ72を駆動して建物のゲートの解錠
を行わせ、またはゲートを所定時間開いた状態にする。
駆動回路71は、第2の制御信号が供給された場合は、
モータ72を駆動して建物のゲートの施錠を行わせ、ま
たはゲートを閉じた状態のままとする。
【0051】上述したように、本実施の形態の無線通信
システムでは、ICカード20は接触式および非接触式
の両インタフェースを備え、接触式ICカードおよび非
接触式ICカードの両機能を併せ持つので、ICカード
20はカードリーダライタ80との無線通信を行うこと
ができると共に、携帯電話50との有線通信を行うこと
ができる。
【0052】また、液晶表示器18にメッセージを表示
するので、カード利用者はICカード20とカードリー
ダライタ80との間の無線通信の内容を知ることが可能
である。また、液晶表示器18に表示されたメッセージ
の応答を、入力ボタン10から入力可能とすることで、
ICカード20が利用できずゲートが開かない場合に、
その場で直ちにゲートを開けさせる対応策を採ることが
可能である。
【0053】また、液晶表示器18に選択肢を示すメッ
セージを表示し、入力ボタン10から選択可能とするこ
とで、ICカード20が利用できずゲートが開かない場
合に、その場で直ちに且つ容易に対応策を採ることが可
能である。したがって、カード利用者がICカード20
をカードリーダライタ80に近づけたにも拘わらずIC
カード20の利用ができないときに、カード利用者はI
Cカード20を利用できない理由を直ちに知ることが可
能であり、また、その原因を直ちに解消することが可能
である。
【0054】なお、カードリーダライタ80は、前記第
2の応答信号からなる送信信号を受信した場合に、予め
決められた所定の信号をICカード20に送信し、携帯
電話50は、ICカード20は前記所定の信号を受信し
た場合に前記所定の信号を受信したことを示す報告信号
を生成して携帯電話50に出力し、携帯電話50は前記
報告信号に基づき、予め決められたメッセージおよび/
または前記所定の信号内に格納されたメッセージを液晶
表示器18に表示する構成としてもよい。携帯電話50
は、液晶表示器18がメッセージを表示する時に、ブザ
ー音を短時間だけ鳴らすようにしてもよい。無線通信装
置であるカードリーダライタ80に対し、被制御装置と
してゲート管理装置70を接続する場合を例示したが、
ゲート管理装置70に代えてゲーム機器を接続してもよ
い。また、上記実施の形態は本発明の例示であり、本発
明は上記実施の形態に限定されない。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る無線通信システムによれ
ば、可搬記録媒体の利用者は、可搬記録媒体と無線通信
装置との間の無線通信の内容を、表示手段の表示から知
ることが可能である。したがって、可搬記録媒体の利用
者が可搬記録媒体を無線通信装置に近づけたにも拘わら
ず可搬記録媒体の利用ができないときに、前記利用者は
可搬記録媒体を利用できない理由を、前記表示手段によ
り直ちに知ることが可能である。
【0056】本発明に係る情報処理装置では、可搬記録
媒体の無線通信の内容を表示する表示手段を有し、可搬
記録媒体の利用者は、表示手段の表示から前記無線通信
の内容を知ることが可能である。したがって、本発明に
係る情報処理装置によれば、上記の無線通信システムで
使用可能な情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信システムの実施の形態を
示す概略的なブロック構成図である。
【図2】図1の無線通信システムの動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
10…入力ボタン(入力手段)、11…マイクロホン、
12…スピーカ、13…変換回路、14,24,84…
マイクロコンピュータ(マイコン)、15,25,85
…送受信回路、16,26,86…メモリ、17,2
7,87…インタフェース回路(I/F回路)、18…
液晶表示器(表示手段)、19,29,89…送受信ア
ンテナ、20…ICカード(可搬記録媒体)、50…携
帯電話(情報処理装置)、70…ゲート管理装置、71
…駆動回路、72…モータ、80…カードリーダライタ
(無線通信装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 富己男 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA34 BB04 DD24 DD51 FF23 FF31 GG01 GG11 HH23 KK15 5K101 LL12 NN05 NN18 NN25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接触式および非接触式の両インタフェース
    を備えた可搬記録媒体と、 前記可搬記録媒体との無線通信を前記非接触式のインタ
    フェースを介して行う無線通信装置と、 前記可搬記録媒体が装着されて当該可搬記録媒体との通
    信を前記接触式のインタフェースを介して行う情報処理
    装置であって、前記無線通信の内容を表示する表示手段
    を備えた情報処理装置とを有する無線通信システム。
  2. 【請求項2】前記無線通信装置は、予め決められた所定
    の信号を前記無線通信で前記可搬記録媒体に送信し、 前記可搬記録媒体は前記所定の信号を前記無線通信で受
    信した場合に、前記所定の信号を受信したことを示す信
    号を前記情報処理装置に出力し、 前記情報処理装置は、前記可搬記録媒体が前記所定の信
    号を受信した場合に、予め決められたメッセージおよび
    /または前記所定の信号内に格納されたメッセージを前
    記表示手段に表示する請求項1記載の無線通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記情報処理装置は、前記表示手段に表示
    された前記メッセージに対する応答が入力される入力手
    段を有し、 前記可搬記録媒体は、前記情報処理装置から前記応答の
    入力情報が供給され、当該入力情報を前記無線通信装置
    に送信する請求項2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】前記表示手段は、選択肢を示すメッセージ
    を表示し、 前記入力手段は、前記表示手段に表示された選択肢から
    特定の項目を選択する選択情報が入力される請求項3記
    載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記情報処理装置は、可搬記録媒体を装着
    可能な携帯電話であり、 前記入力手段は、前記携帯電話の入力ボタンであり、 前記表示手段は、前記携帯電話の液晶表示器である請求
    項3または4記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】接触式および非接触式の両インタフェース
    を備えた可搬記録媒体が装着され、当該可搬記録媒体と
    の通信を前記接触式のインタフェースを介して行う情報
    処理装置であって、 前記可搬記録媒体が前記非接触式のインタフェースを介
    して無線通信で受信した内容が供給され、供給された前
    記内容を表示する表示手段を有する情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記情報処理装置は、可搬記録媒体を装着
    可能な携帯電話であり、 前記表示手段は、前記携帯電話の液晶表示器である請求
    項6記載の情報処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005027029A1 (ja) * 2003-09-11 2005-03-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報記憶装置と情報処理装置
JP2007034774A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Dainippon Printing Co Ltd 携帯可能情報記録媒体及びそのプログラム
JP2008102861A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Dainippon Printing Co Ltd Icカード及びicカード用プログラム
JP2013077189A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Toshiba Corp Icカード、通信システム、及び通信方法

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