JP2784375B2 - 基板保持具 - Google Patents

基板保持具

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JP2784375B2
JP2784375B2 JP27843593A JP27843593A JP2784375B2 JP 2784375 B2 JP2784375 B2 JP 2784375B2 JP 27843593 A JP27843593 A JP 27843593A JP 27843593 A JP27843593 A JP 27843593A JP 2784375 B2 JP2784375 B2 JP 2784375B2
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隆 松田
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Japan Energy Corp
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板保持具に関し、特
に半導体ウェハの洗浄などの各種処理を行なう際にウェ
ハを保持するのに用いられるカセットに利用して有用な
保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIなどの製造に供される半導体ウェ
ハの製造プロセスにおいては、洗浄などの各種処理が行
われるが、同時に複数枚のウェハ(基板)をバッチ処理
する場合には、従来、図7に示すような基板保持具(ウ
ェハカセット)100を用いていた。同図に示すよう
に、この保持具100には、左右両側の側板110,1
11に夫々複数段の棚板120,121が内向きに僅か
に突出して設けられている。そして、左右両側の向かい
合う各棚板120,121上にウェハ1(一例として、
3枚のウェハ1を二点鎖線で示した。)の両側縁を載
せ、手前から奥方にスライドさせるようにして、保持具
100内にウェハ1を納めるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記基
板保持具100においては、棚板120,121により
ウェハ1の両側縁を支持するだけであり、ウェハ1の中
央部については何等支持するようにはなっていないた
め、収納可能なウェハ1のサイズ(大きさ)が制限され
てしまうという問題点があった。つまり、ウェハが、そ
の両側縁を棚板120,121に載せることができる丁
度よいサイズよりも大きい場合には、ウェハを基板保持
具100内に納めることは物理的に不可能である。一
方、前述した丁度よいサイズよりも小さいウェハについ
ては、その両側縁を棚板120,121に載せることが
できず、従って複数枚のウェハを互いに離した状態で収
納することは不可能である。
【0004】一般に、ウェハ1のサイズは、その直径が
2インチ、3インチ、4インチ、…というように1イン
チ毎に変わるため、例えば直径3インチ用の基板保持具
100に直径が2インチや4インチのウェハを収納する
ことはできない。従って、各サイズ毎に、それに対応し
た大きさの基板保持具100を用意しなければならず、
保持具100の製造効率や使用効率などが悪いという問
題点もあった。
【0005】また、基板保持具100に対するウェハ1
の出し入れを、ウェハ1を保持した状態で移動可能なア
ーム等を有する自動装着装置などにより行なう場合に、
上記基板保持具100においては、前記アーム等の先端
部、即ちウェハ1を保持する部分の大きさが制限されて
しまうという問題点もあった。つまり、その装置などの
ウェハ保持部分は、基板保持具100の上記棚板12
0,121間に余裕をもって挿入可能な大きさでなけれ
ばならない。従って、上述した種々の大きさ(直径2イ
ンチ用、3インチ用、…)の基板保持具100に対して
上記自動装着装置の使用を可能ならしめるには、最も小
さなサイズのウェハ用の保持具においても使用可能でな
ければならず、上記ウェハ保持部分の大きさは極めて小
さくなってしまい、その設計・製造が困難となるという
問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、異なるサイズ
の基板の収納を可能ならしめるとともに、基板を自動的
に出し入れ可能な自動装着装置等におけるサイズの制約
の緩和又は撤廃を可能ならしめる基板保持具を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は、ウェハをその中央部にて支持し、且つ
ウェハの両側縁についてはフリーな状態とし、しかもウ
ェハの両側方に自動装着装置等を配置可能な自由空間を
設けるようにすることが有効であると考え、本発明の完
成に至った。
【0008】即ち、本発明は、薄板状の基板を前方から
挿脱可能であるとともに水平姿勢に保持可能な保持具で
あって、後端を固定端とし、且つ前端及び両側の側端を
自由端とする複数の棚板が所定の間隔おきに鉛直方向に
並んで設けられてなり、該棚板の幅は前記基板の幅より
も狭くなっているとともに、同棚板の側方は開放されて
いることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、基板保持具の棚板を、
基板の幅よりも狭い幅とするとともに、その後端を固定
して前端及び両側の側端を自由端としたことにより、前
方から挿入されその棚板上に載せられた基板は、その中
央部にて支持される。つまり、基板が大きくても小さく
ても、その基板は、その両側縁を上記棚板よりもさらに
側方にフリーな状態で突出させることにより、上記棚板
に支持される。
【0010】また、基板の側縁が突出されてなる空間
は、棚板の側方が開放されてなる自由空間であり、その
空間に自動装着装置等を配置することにより、自動装着
装置における上述したようなサイズの制約が緩和又は撤
廃される。
【0011】
【実施例】本発明に係る基板保持具の一実施例を、図1
乃至図5に示し、以下に説明する。なお、この実施例に
おいては、略円形状の半導体ウェハを基板として収納可
能なウェハカセットについて説明する。図1には、本発
明に係る基板保持具の一例が示されている。同図に示す
ように、この基板保持具2は、上板20及び下板21の
間に棚部22が設けられてなり、さらに棚部22の両側
の側方に夫々例えば支持柱23,23が設けられてでき
ている。なお、支持柱23,23は、上板20と下板2
1との間を支持するのみでなく、側方からの基板の落下
を防止する目的もある。棚部22には、複数、特にその
数を限定しないが、例えば25枚の細長く水平な棚板2
4,…が設けられている。
【0012】図2には、上記基板保持具2を正面から見
た状態が示されている。同図に一例として二点鎖線で示
した3枚のウェハ1のように、上記棚板24はウェハ1
よりも正面から見たときの幅が狭くなっている。つま
り、同棚板24上にウェハ1を載せた状態では、その棚
板24によりウェハ1はその中央部が支持され、ウェハ
1の両側縁1a,1aは棚板24よりも側方の空間(後
述する自由空間A)に突出するようになっている。ここ
で、棚板24の幅寸法は、収納する種々の大きさのウェ
ハ1のうち最小のものの幅寸法よりも小さくなってい
る。
【0013】なお、この基板保持具2においては、棚部
22の側方には側板が設けられておらず、開放された自
由空間Aとなっている。そして、この自由空間Aは、例
えば、基板保持具2にウェハ1を自動的に出し入れ可能
な自動装着装置のアーム等を配置する作業空間として活
用される。
【0014】図3には、上記基板保持具2の側面断面が
示されている。同図に示すように、棚部22は、上記棚
板24と、その棚板24の後端部24aを固定し保持す
る幹部25とからなる。幹部25には、複数のスリット
26が設けられており、各スリット26に一枚ずつ棚板
24が差し込まれている。そして、図4に示すように、
幹部25と棚板24とは、夫々に設けられた貫通孔25
a,24bにそれらの位置を一致させた状態で嵌入され
てなる支柱27により、棚板24が抜けないように、一
体化されている。
【0015】また、棚板24の前端部分の上面は、図5
に拡大して示すように、テーパー部24cが設けられて
いて先細形状となっている。さらにその先端の端面24
dは面取りされていて丸くなっている。その様な端部形
状となっていることにより、棚板24上へのウェハ1の
装着性に優れるとともに、装着時にウェハ1の縁に欠け
が生じたりするのが防止される。
【0016】なお、例えば、図2に示したように、棚部
22と下板21とは、蟻ほぞ25b及びほぞ穴21aの
蟻継ぎにより接合・一体化されている。また、支持柱2
3の下端は下板21の受穴21bに挿入されている。そ
して、幹部25及び支持柱23はボルト28により上板
20に夫々止着されている。
【0017】上記実施例によれば、基板保持具2は、棚
板24によりウェハ1の中央部を支持し、ウェハ1の側
縁1a,1aを棚板24の側方の自由空間Aに突出させ
るようになっているため、ウェハ1の大小に拘らず、一
サイズの保持具2で種々のサイズのウェハ1を収納する
ことができる。また、上記自由空間Aは自動装着装置の
アーム等を配置する作業空間として活用可能であるた
め、ウェハ1を出し入れする際に、その自由空間Aに上
記アーム等を配置させるようにすることによって、アー
ム等の大きさや形状等についての従来の制約を緩和又は
撤廃することができる。従って、基板保持具2の製造効
率や使用効率などが改善されるだけでなく、自動装着装
置等のアームにおけるウェハ保持部分の設計・製造も容
易となる。
【0018】なお、基板保持具2は、上記実施例のもの
に限らず、ウェハ1の中央部を支持するとともに、棚板
24の側方に自由空間Aを有するようになっており、そ
の自由空間Aにウェハ1の側縁1a,1aを突出させる
ようになっていれば、種々設計変更可能であるのはいう
までもない。例えば、図6に変形例として示す基板保持
具3のように、幹部25の強度があり、棚板24を基板
落下の危険がないように広くして、上記実施例における
基板保持具2の支持柱23を設けないようにしてもよ
い。このようにすれば、自由空間Aがさらに広がり、自
動装着装置の設計上の自由度が増す。また、上記実施例
では組立てにより基板保持具を製作した例を示したが、
削り出し加工や鋳型による型抜きなどで製作しても良い
ことは明白である。
【0019】また、上記実施例においては、基板保持具
2として、半導体ウェハを収納可能なウェハカセットに
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、薄板状の基板を収納するもの全てに適用可能であ
る。例えば、CD(コンパクトディスク)やLD(レー
ザーディスク)などの収納カセットにも適用することが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る基板保持具によれば、棚板
の幅を基板の幅よりも狭くし、その棚板によって、基板
の両側縁を棚板よりもさらに側方に突出させた状態で、
基板の中央部を支持するようにしたため、一サイズの保
持具で小さい基板から大きい基板まで収納することがで
きる。また、基板の側縁が突出してなる自由空間に自動
装着装置等を配置することができ、それによって自動装
着装置における従来のようなサイズの制約を緩和又は撤
廃することができる。
【0021】従って、基板保持具の製造効率や使用効率
などが改善されるだけでなく、自動装着装置等における
ウェハ保持部分の設計・製造も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板保持具の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】その基板保持具の正面図である。
【図3】その基板保持具の図2のIII−IIIにおける断面
図である。
【図4】その基板保持具の図2のIV−IVにおける断面図
である。
【図5】その基板保持具の棚板の前端部分を拡大した側
面図である。
【図6】本発明に係る基板保持具の他の例を示す斜視図
である。
【図7】従来の基板保持具を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 自由空間 1 ウェハ(基板) 2,3 基板保持具 24 棚板 24a 後端部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 537 B65G 49/07 B65H 1/28 321 H01L 21/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状の基板を前方から挿脱可能である
    とともに水平姿勢に保持可能な保持具であって、後端を
    固定端とし、且つ前端及び両側の側端を自由端とする複
    数の棚板が所定の間隔おきに鉛直方向に並んで設けられ
    てなり、該棚板の幅は前記基板の幅よりも狭くなってい
    るとともに、同棚板の側方は開放されていることを特徴
    とする基板保持具。
JP27843593A 1993-11-08 1993-11-08 基板保持具 Expired - Lifetime JP2784375B2 (ja)

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JP27843593A JP2784375B2 (ja) 1993-11-08 1993-11-08 基板保持具

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JPH07125805A JPH07125805A (ja) 1995-05-16
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CN104332437A (zh) * 2013-07-22 2015-02-04 西安永电电气有限责任公司 基于塑封式ipm引线框架的料盒结构
CN109625733B (zh) * 2018-12-27 2024-03-19 中国电子科技集团公司第二研究所 一种用于存放生瓷片托板的生瓷片缓存库货架

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