JP2784298B2 - スーパールミネッセントダイオードおよびその製法 - Google Patents

スーパールミネッセントダイオードおよびその製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスーパールミネッセント
ダイオード(以下、SLDという)およびその製法に関
する。さらに詳しくは、光ファイバジャイロ、光セン
サ、光ディスクなどの光源として有用なインコヒーレン
ト光を、大きな強度と小さな放射角で放射できるSLD
およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】活性層端面から大出力のインコヒーレン
ト光を取り出すSLDでは、ファブリペロ(FP)モー
ドによるレーザ発振を抑圧することが重要あり、従来よ
り、以下のようなSLD素子構造が提案されている。
【0003】すなわち、(1)両端面に無反射コート
(AR(Anti Refrective) コート)30を形成し、反射率
を低減することによりFPモードを抑圧する方法(図8
参照)、(2)素子の活性層の片側を非励起領域31と
し、電流注入領域で発光した光をこの領域で吸収し、等
価的に端面の反射率を低下させ、FPモードを抑圧する
方法(図9参照)、および(3)曲り導波路32を用い、
電流注入領域で発光した光を端面で全反射させ、FPモ
ードを抑圧する方法(図10参照)などが提案されてい
る。
【0004】なお、図8〜10で、33は電流注入領域のス
トライプ、30は無反射コート、31は非励起領域である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端面に
ARコートを形成する(1)の方法では、レーザ発振を
抑えるに充分な超低反射率のARコートを再現性よく形
成する必要があるが、製作が困難であるという問題があ
る。
【0006】また、素子の活性層の片側を非励起領域と
する(2)の方法では、このような非励起領域には特別
な吸収機構がないため、FPモードを充分に抑圧するた
めには非励起領域を長くしなければならず、素子のサイ
ズ(長さ)が大きくなってしまうという問題がある。
【0007】さらに、曲り導波路を用いる(3)の方法
でも、曲り導波路を形成するため、(2)の方法同様に
素子のサイズ(長さ)が大きくなってしまうという問題
がある。
【0008】本発明は、叙上の事情に鑑み、前記従来技
術の有する欠点が解消されたSLDおよびその製法を提
供することを目的とする。すなわち、本発明の目的は、
従来のSLDと同等以上の性能を有するにもかかわらず
素子長さが短かく、かつ面積が小さく、また製作の再現
性に優れたSLDおよびその製法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のSLDは、一導
電型の半導体基板上に、該基板と同じ導電型の下部クラ
ッド層、活性層、および前記基板と反対の導電型の上部
クラッド層が形成されたスーパールミネッセントダイオ
ードであって、前記上部クラッド層中に、前記基板と同
じ導電型であり、バンドギャップエネルギが前記活性層
と等しいかまたは前記活性層よりも小さく、かつ、屈折
率が前記活性層と等しいかまたは前記活性層よりも大き
い電流ブロッキング層が、ストライプ状の電流注入領域
を除いて設けられており、前記ストライプ状の電流注入
領域を遮断している電流非注入領域における前記半導体
基板に、前記活性層の下面と前記電流ブロッキング層の
下面とのあいだの距離にほぼ等しい段差が設けられ、前
記電流注入領域における前記活性層と同一面の前記電流
非注入領域に前記電流ブロッキング層が位置するように
形成されてなることを特徴としている。
【0010】
【0011】また、前記電流注入領域はチップの両端面
に露出するように形成され、そのあいだに電流非注入領
域が形成されることが好ましい。
【0012】さらに、前記電流非注入領域における前記
半導体基板の段差が前記ストライプ状の電流注入領域の
延びる方向に複数個設けられていることが好ましい。
【0013】また、本発明のSLDの製法は、(a)半
導体基板の表面で電流非注入領域とする場所に活性層の
下面と電流ブロッキング層の下面とのあいだの距離にほ
ぼ等しい段差の凹部を形成し、(b)該半導体基板の表
面に下部クラッド層、活性層、上部第1クラッド層、お
よびバンドギャップエネルギが前記活性層と等しいかま
たは前記活性層よりも小さく、かつ、屈折率が前記活性
層と等しいかまたは前記活性層よりも大きい材料からな
る電流ブロッキング層を順次積層し、(c)前記凹部の
上部にかからないように前記電流ブロッキング層にスト
ライプ溝を形成し、(d)さらに上部第2クラッド層お
よびキャップ層を積層することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明のSLDにおいては、電流非注入領域に
段差が設けられているため、活性層と電流非注入領域の
電流ブロッキング層とがほぼ同じ高さになり、活性層か
ら出た光は、電流ブロッキング層で有効に吸収される。
その結果、非励起領域を短くしても光を確実に吸収する
ことができる。また、本発明の製法によれば、半導体基
板に凹部を形成しておくだけで、電流非注入領域で活性
層から出る光を吸収する構造を簡単に形成することがで
きる。
【0015】
【実施例】つぎに添付図面を参照しつつ本発明のSLD
を詳細に説明する。図1は本発明のSLDの一実施例の
説明図である。
【0016】図1において、1はn−GaAsからなる
半導体基板であり、該半導体基板1の表面には0.2 〜0.
5 μmの深さで長方形状の段差が形成されている。
【0017】前記半導体基板1上にはn−Al0.6 Ga
0.4 Asからなる厚さ1.0 〜3.0 μm程度の下部クラッ
ド層2、アンドープAl0.05Ga0.95Asからなる厚さ
0.04〜0.2 μm程度の活性層3、およびp−Al0.6
0.4 Asからなる厚さ0.2〜0.5 μm程度の上部第1
クラッド層4が形成されている。そして、該上部第1ク
ラッド層4上には、さらに、n−GaAsからなる厚さ
0.2 〜1.0 μm程度の電流ブロッキング層5、n−Al
0.15Ga0.85Asからなる厚さ0.04〜0.2 μm程度の蒸
発防止層6、p−Al0.6 Ga0.4 Asからなる厚さ1.
0 〜3.0 μm程度の上部第2クラッド層7、およびp+
−GaAsからなる厚さ0.3 〜5.0 μm程度のキャップ
層8が形成されている。この電流ブロッキング層5と活
性層3との距離は電流注入部の真下に有効に電流を供給
し、無効電流を少なくするため、0.2 〜0.5 μm程度に
形成され、電流ブロッキング層5と活性層3とのあいだ
の上部クラッド層である上部第1クラッド層4の比抵抗
が0.01〜0.5 Ω・cmとされるのが好ましい。
【0018】電流ブロッキング層5には、電流注入領域
13を形成するストライプが形成され、このストライプは
基板表面の段差に現われているように、また図5に平面
図が示されるように、チップ全体に形成されるのではな
く、発光端面Aから一定の長さLと後端面から一定の長
さMだけ形成され、そのあいだに電流ブロッキング層5
が残され、電流非注入領域を形成している。本実施例で
は、この電流非注入領域が形成される部分の半導体基板
に段差が形成されており、図6に図5のVI−VI線断
面図を示すように、電流注入領域の活性層3の高さと電
流非注入領域の電流ブロッキング層5の高さとがほぼ同
じ位置に形成されている。また、本実施例におけるスト
ライプの発光端面A側の長さLは100 〜180 μm、後端
面側の長さMは30〜100 μmにした。ここでチップの大
きさは250 μm×250 μmで、ストライプの幅は3〜20
μm程度であった。
【0019】半導体基板1の裏面およびキャップ層8の
表面にはそれぞれAuGeNi/AuおよびTi/Au
などからなるオーミック電極9および10がそれぞれ設け
られている。また、図1における前端面Aおよび後端面
にはAl2 3 膜をλ/4の厚さ形成したり、さらにa
−Si膜などを多層化して低反射率コーティング膜11、
12がそれぞれ設けられている。この低反射率コーティン
グ膜11、12を形成することにより、反射率を30%から4
%程度に低下でき、さらに多層化することにより1%以
下に低下できる。
【0020】前記電流ブロッキング層5は、前記電流注
入領域13を除いて、上部クラッド層中に設けられ、電流
注入領域13下の活性層のみで発光させている。この電流
ブロッキング層5は、前記半導体基板1と同じ導電型で
あり、バンドギャップエネルギが前記活性層3と等しい
かまたは活性層3よりも小さく、かつ、屈折率が同じく
活性層3と等しいかまたは活性層3よりも大きい。この
ため、電流注入領域13の下の活性層3で発光して端面A
と反対側に進んだ光は反射することなく、容易に電流ブ
ロッキング層5に入り込む。しかも本発明によれば、電
流非注入領域には段差が形成されているため、電流注入
領域での活性層3の高さと電流非注入領域での電流ブロ
ッキング層5の高さとがほぼ同じ高さに形成されてお
り、前記活性層3から発光した光を一層有効に吸収する
ことができる。
【0021】つぎに本発明のSLDの製法について、M
BE法で作製するばあいを例にとって図2に基づき説明
する。
【0022】まず、n−GaAsからなる半導体基板1
に、図3に示されるようなマスクを用いて深さ0.4 μm
で長方形状にエッチングする。図3で、破線はSLDチ
ップの形状を示す。
【0023】ついで、エッチング処理された半導体基板
状1の表面に厚さ1.5 μmのn−Al0.6 Ga0.4 As
からなる下部クラッド層2、厚さ0.08μmのアンドープ
Al0.05Ga0.95Asからなる活性層3、厚さ0.4 μm
のp−Al0.6 Ga0.4 Asからなる上部第1クラッド
層4、厚さ0.3 μmのn−GaAsからなる電流ブロッ
キング層5、厚さ0.07μmのn−Al0.15Ga0.85As
からなる蒸発防止層6および厚さ0.04μmのアンドープ
GaAsからなる表面保護層21を順次積層する(図2の
(a)参照)。この際、電流ブロッキング層5と活性層
3との距離は0.2 〜0.5 μm程度になるようにする。ま
た、上部第1クラッド層4の比抵抗は0.01〜0.5 Ω・cm
となるようにする。
【0024】本発明では電流ブロッキング層5のバンド
ギャップエネルギが活性層3のバンドギャップエネルギ
と等しいかまたはそれより小さく、かつ、電流ブロッキ
ング層5の屈折率が活性層3の屈折率と等しいかそれよ
りも大きくなるように形成されている。電流ブロッキン
グ層5や活性層3にAlx Ga1-x Asを使用すると、
xが小さいときバンドギャップエネルギは小さく、屈折
率は大きく、xが大きくなるとバンドギャップエネルギ
は大きくなり、屈折率は小さくなる。したがって電流ブ
ロッキング層に活性層よりxの小さい組成を使用するこ
とにより、前述の関係がえられる。
【0025】つぎに、図4に示されるようなマスクを用
い、前述した第1回結晶成長工程で積層したウエハに電
流ブロッキング層5に達するストライプ溝(幅約6μ
m)をケミカルエッチングにより形成する(図2の
(b)参照)。その際、Alを含むクラッド層が空気中
で酸化されるのを防止し、後述の蒸発速度の差を利用し
て蒸発により除去するため、電流ブロッキング層5のう
ち下部の0.1 μm程度を残すようにする。このマスクは
チップへの切断線を図4に破線で示すように、ストライ
プ溝の途中で切断する構造にしており、ストライプ溝が
両端面に露出するようになっている。その結果、後端面
からも発光させることができ、発光量をモニターするこ
とができると共に、ウエハからチップへの切断箇所が少
々ずれても常に電流注入領域が端面に露出し、性能的に
安定させ易い。
【0026】つぎに前記ウエハを再びMBE装置内に入
れ、GaAsとAlGaAsとの蒸発速度の差を利用
し、GaAsだけを選択的に蒸発させる(図2の(c)
参照)。この熱エッチング工程の温度は約760 ℃で、処
理時間は約10分である。そして、GaAsの蒸発速度は
760 ℃で1.2 μm/hであるのに対し、Al0.15Ga
0.85Asの蒸発速度は760 ℃で0.01μm/h以下である
ので、GaAsのみ選択的に蒸発する。この工程によ
り、表面が酸化されていない、きれいなクラッド層が現
われる。
【0027】ついでウエハ温度を580 ℃まで下げ、第2
回の結晶成長工程により、厚さ1.2μmのp−Al0.6
Ga0.4 Asからなる上部第2クラッド層7および厚さ
1.2μmのp+ −GaAsからなるキャップ層8を前記
ウエハ上に積層する(図2の(d)参照)。
【0028】以上のように、1回のマスク工程と2回の
エピ工程だけでウエハ製造工程が終了する。このように
して製造されたウエハをラッピングによりn−GaAs
基板1を削り、厚さ60μm程度にする。そののち、ウエ
ハの下面および上面にそれぞれAuGeNi/Auおよ
びTi/Auなどを蒸着させて、オーミック電極9、10
を形成する。さらに、劈開でチップ化を行い、えられた
チップの両端面にスパッタ法でAl2 3 、a−Siか
らなる低反射率コーティング膜11、12を形成する。
【0029】なお、前述した実施例では、結晶を成長さ
せる方法としてMBE法を用いているが、MBE法以外
にMOVPE法(有機金属気相成長法)、MOMBE法
(有機金属分子線成長法)などを用いることもできる。
【0030】また、前述した実施例では、電流非注入領
域での段差は1個であったが、図7に示されるように複
数の段差を形成すると、光が散乱されるので、さらにF
Pモードの抑圧に効果がある。
【0031】さらに、前述の実施例ではn型GaAsか
らなる半導体基板の例で説明したが、逆のp型基板でも
よく、またGaAs以外のInP、ZnSeなどでもよ
い。さらに、Alx Ga1-x AsでAlとGaの割合を
特定値の例で説明したが、その値に限らず、クラッド層
では0.3 ≦x≦0.8 の範囲で、活性層では0.0 ≦x≦0.
3 の範囲で、電流ブロッキング層では0.0 ≦x≦0.3 の
範囲で特性に応じて自由に選定できる。また基板上に積
層する半導体層もAlGaAs層に限らず、InGaA
lP、InGaAsP、ZnCdSSeなどを使用する
こともできる。
【0032】また、活性層をアンドープの例で説明した
が、p型やn型でもよい。また、ストライプもストライ
プ溝の例で説明したが、溝以外の構成でもよい。
【0033】また前述の例では、熱エッチングで電流ブ
ロッキング層のエッチングを完全に行う例で説明した
が、熱エッチング工程を行わないばあいは、蒸発防止層
6や表面保護層21は不要である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のSLDに
おいては、非励起領域が有効な光吸収機能をもっている
ので、該領域は短かくてもよく、その結果、素子のサイ
ズ(長さ)を小さくすることができる。また、電流注入
部に有効に電流を注入できるので、小さな電流で、大き
な強度のインコヒーレント光を発光させることができ
る。さらに、電流注入部と光吸収機能をもつ非励起領域
をマスク1回の工程だけで作製することができ、その他
の工程は変わらないので製造が容易である。
【0035】また、後端面にも発光させる構造とするこ
とにより、後端面からの光をモニターすることにより発
光強度を常に知ることができると共に、ストライプを形
成するマスクを正確な位置合わせをしなくても発光端面
まで必ずストライプが形成され、製造が容易で、コスト
ダウンに寄与する。
【0036】その結果、特別の工程を必要とすることは
なく、性能の良い小型のSLDをうることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSLDの一実施例の説明図である。
【図2】本発明のSLDの一実施例の製造工程説明図で
ある。
【図3】本発明のSLDの製造に用いられるマスクの部
分平面図である。
【図4】本発明のSLDの製造に用いられる他の例のマ
スクの部分平面図である。
【図5】本発明のSLDチップの一実施例の平面説明図
である。
【図6】図5に示されるチップのVI−VI線断面図で
ある。
【図7】複数の段差が形成された半導体基板の断面説明
図である。
【図8】従来のSLDの断面説明図である。
【図9】従来のSLDの断面説明図である。
【図10】従来のSLDの断面説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 下部クラッド層 3 活性層 4 上部第1クラッド層 5 電流ブロッキング層 7 上部第2クラッド層 13 電流注入領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−147379(JP,A) 特開 昭55−82482(JP,A) 特開 昭64−61970(JP,A) 特開 昭56−135994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 33/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基板上に、該基板と同
    じ導電型の下部クラッド層、活性層、および前記基板と
    反対の導電型の上部クラッド層が形成されたスーパール
    ミネッセントダイオードであって、 前記上部クラッド層中に、前記基板と同じ導電型であ
    り、バンドギャップエネルギが前記活性層と等しいかま
    たは前記活性層よりも小さく、かつ、屈折率が前記活性
    層と等しいかまたは前記活性層よりも大きい電流ブロッ
    キング層が、ストライプ状の電流注入領域を除いて設け
    られており、 前記ストライプ状の電流注入領域を遮断している電流非
    注入領域における前記半導体基板に、前記活性層の下面
    と前記電流ブロッキング層の下面とのあいだの距離にほ
    ぼ等しい段差が設けられ、前記電流注入領域における前
    記活性層と同一面の前記電流非注入領域に前記電流ブロ
    ッキング層が位置するように形成されてなることを特徴
    とするスーパールミネッセントダイオード。
  2. 【請求項2】 前記電流注入領域がチップの両端面に露
    出するように形成され、そのあいだに電流非注入領域が
    形成されてなる請求項1記載のスーパールミネッセント
    ダイオード。
  3. 【請求項3】 前記電流非注入領域における前記半導体
    基板の段差が前記ストライプ状の電流注入領域の延びる
    方向に複数個設けられてなる請求項1記載のスーパール
    ミネッセントダイオード。
  4. 【請求項4】 (a)半導体基板の表面で電流非注入領
    域とする場所に活性層の下面と電流ブロッキング層の下
    面との間の距離にほぼ等しい段差の凹部を形成し、 (b)該半導体基板の表面に下部クラッド層、活性層、
    上部第1クラッド層、およびバンドギャップエネルギが
    前記活性層と等しいかまたは前記活性層よりも小さく、
    かつ、屈折率が前記活性層と等しいかまたは前記活性層
    よりも大きい材料からなる電流ブロッキング層を順次積
    層し、 (c)前記凹部の上部にかからないように前記電流ブロ
    ッキング層にストライプ溝を形成し、 (d)さらに上部第2クラッド層およびキャップ層を積
    層する ことを特徴とするスーパールミネッセントダイオ
    ードの製法。
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