JP3683416B2 - スーパールミネッセントダイオード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信や光ファイバジャイロをはじめとする各種光計測などに用いられる半導体発光素子に関し、特に、広スペクトルを大きな強度と小さい放射角で出力するスーパールミネッセントダイオードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10を参照して、従来のスーパールミネッセントダイオード(SLD)を説明する。図10は、リッジ形の従来のSLDの構造を示す図であり、発光中心波長1.3μm帯を有するInGaAs/InP系材料による従来のSLDの構造例を示した図である。図10において、図10(a)は従来構造のSLDを第1の電極側上方からみた模式図、図10(b)は(a)図におけるA−A´断面に現れる層構造を模式的に示した図、図10(c)は(a)図におけるB−B断面を光出射端面側からみた模式図である。このSLDを得るためには、n形導電性を有するInPの半導体基板51上にn形導電性のInP(層厚1.5μm)の第1のクラッド層52、InGaAsP/InGaAsPのMQW20層(全層厚0.15μm)の活性層53、p形導電性のInP(層厚2.3μm)の第2のクラッド層54、p形導電性のInGaAs(層厚0.6μm)のコンタクト層55を順次、MOVPE法によりエピタキシャル成長を行いダブルへテロ層構造を形成する。なお、第2のクラッド層54には、活性層53の上方0.3μmの所にInGaAs(層厚15nm)のエッチストップ層(不図示)を形成しておく。次に、活性層53での電流密度を高くして発光効率を向上させるための電流狭窄用の2本の溝56を形成するためにレジストをパターニングする。
【0003】
このレジストをマスクにして、溝56の部分のInGaAsのコンタクト層55を化学エッチング(H2 SO4 :H22 :H2 O=1:1:40)でエッチングし、レジストを除去後、InGaAsのコンタクト層55をマスクとしてpーInPの第2のクラッド層54を化学エッチング(HCl:H2 O=1.5:1)で活性層53から0.3μm上のエッチストップ層までエッチングする。
【0004】
このようにして、溝56と溝56との間に3μm幅のストライプ状のリッジ60が形成される。コンタクト層55の上面にCVD法によりSiO2 誘電体膜57を0.4μm成膜し、リッジ60のSiO2 の誘電体膜をドライエッチングにより窓開けする。
【0005】
なお、このとき素子動作信頼性と基本横モード動作を確保するため溝56の深さは活性層53に達することがないようにする。また、この溝56を形成した部分は電流注入領域58となり、溝56の形成されない部分は非注入領域59となる。
【0006】
このような工程を経て得られたウエハの成長面上にTi(0.02μm)、Pt(0.05μm)およびAu(0.2μm)を電子ビーム蒸着により蒸着する。半導体基板51の下側部を機械研磨により層厚100μmまで研磨して、Ti(0.02μm)、Pt(0.05μm)およびAu(0.2μm)を電子ビーム蒸着により蒸着する。
【0007】
これらの蒸着の後、410℃の温度で60秒間熱処理して合金を得て、第1の電極61および第2の電極62を形成する。
【0008】
このウエハは、光出射端面に沿ってへきかいされ、光出射端面にSiOのARコーティング63を被着する。このARコーティング63の反射率は0.2%、非注入領域59により後方端面から電流注入領域58に帰還する光パワーの割合は0.001%以下でありレーザ発振が抑圧されてSLDとしての動作が実現される。これらの工程を終えたウエハを所定の大きさ(300μmおよび400μm程度)に分割しチップ状の素子とする。
【0009】
このSLDデバイスは、注入電流150mAにおいて光出力4mw程度、また、光スペクトラム半値全幅約20nmが得られ、ARコーティング63と非注入領域59の効果により光スペクトラムのリップルは5%程度である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のSLDにおいては、レーザ発振を抑圧するために、電流注入領域に続けて、非注入領域を形成し、活性層の端面での反射を抑えていたが、この電流注入領域と非注入領域との境界で電極およびリッジ導波路が突然切れているので、この境界で急激な注入キャリヤ量の差および導波路の不連続が生じる。この結果、この境界で電流注入領域と非注入領域の等価屈折率は急激に変化して、光の反射が起こりファブリペローモードによりスペクトルに強度変調が生じるという欠点があった。
【0011】
本発明は、電流注入領域と非注入領域との境界で生じる導波路の等価屈折率の急激な変化に伴う出力光のスペクトルの強度変調を少なくしたSLDを提供する。
【0012】
【発明が解決しようとする手段】
本発明にかかるスーパールミネッセントダイオードは、半導体基板1と、前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層2と、前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層3と、前記活性層上に形成された第2のクラッド層4と、前記第2クラッド層上に形成されたコンタクト層5と、前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部14と、前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域11とを備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプの幅が徐々に狭くなる電流注入端部18を設け、もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域13との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って、注入する電流が徐々に減少する遷移領域12を形成したものである。
【0015】
また、本発明にかかるスーパールミネッセントダイオードは、半導体基板1と、前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層2と、前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層3と、前記活性層上に形成された第2のクラッド層4と、前記第2のクラッド層上に形成されたコンタクト層5と、前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部14と、前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域11と、前記電流注入部をストライプ状に形成するためにその両側に沿って設けられたリッジ形成用の溝6、6とを備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ幅が徐々に狭くなる電流注入端部18と、前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその幅が徐々に狭くなる溝端部21とを設け、もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域13との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って、注入する電流が徐々に減少するとともに等価屈折率が徐々に増加する遷移領域12を形成したものである。
【0016】
また、本発明にかかるスーパールミネッセントダイオードは、半導体基板1と、前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層2と、前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層3と、前記活性層上に形成された第2のクラッド層4と、前記第2のクラッド層上に形成されたコンタクト層5と、前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部14と、前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域11と、前記電流注入部をストライプ状に形成するためにその両側に沿って設けられたリッジ形成用の溝6、6とを備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ幅が徐々に狭くなる電流注入端部18と、前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその深さが徐々に浅くなる溝端部21−1とを設け、もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域13との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って、注入する電流が徐々に減少するとともに等価屈折率が徐々に増加する遷移領域12を形成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるスーパールミネッセントダイオード(SLD)は、活性層に電流を注入する電流注入部で画成される電流注入領域と、注入しない非注入領域との間に、電流の注入量が徐々に減少する電流注入端部を設けて遷移領域を挿入した。
【0018】
活性層で形成される導波路部の等価屈折率が電流注入部の先端部で急激な変化をしないようにして、この面での反射を少なくしてスペクトルの強度変調を防ぐことができる。
【0019】
電流の注入量が徐々に減少する電流注入端部は、電流注入用の電極またはコンタクト層の形状を電流注入領域から非注入領域に向けて徐々に幅を狭くしている。また、電流注入部の両側のリッジ形成用の溝の幅を徐々に狭くするか、溝の深さを徐々に浅くする。これによて等価屈折率を徐々に増加させるようにしている。
【0020】
【実施例】
本発明の第1の実施例を図1および図2を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の構成を示す図、図2は本発明の実施例に用いられる元ウエハの構成を示す図である。
【0021】
図2に示す元ウエハは、n−InPの半導体基板1上に、MOVPE法により次の各層を順次成長させた層構造で成るものである。
【0022】
▲1▼ n−InPの第1のクラッド層2。
【0023】
▲2▼ InGaAsPの活性層3。
【0024】
▲3▼ p−InPの第2のクラッド層4。
【0025】
▲4▼ p−InGaAsのコンタクト層5。
【0026】
図1に示す第1の実施例は、図2の元ウエハを用いて形成される。図1において、(a)はこの実施例のSLDを元ウエハの上側から見た図、(b)は(a)のA−A´断面を示す図、(c)は(a)のB−B´断面を示す図である。
【0027】
図1において、6は溝、7は誘電体層、8はエッチストップ層、11は電流注入領域、12は遷移領域、13は非注入領域、14は電流注入部となるリッジ部分、15は第1の電極、16は第2の電極、17はARコーティング、18は電流注入端となるコンタクト層5の突部、19は前記コンタクト層5のエッチング部、20は他端部である。
【0028】
溝6は、図1(a)の上下の中央部を挟んでエッチストップ層8までの深さで、ARコーティング17の側から中に向かって掘られていて、リッジ部分14を形成する。コンタクト層5は、図1(a)の遷移領域12および非注入領域13のうち、点線で区別された右側のコンタクト層エッチング部19がエッチングされ、点線の左側部分のみが残されている。このコンタクト層5の残された部分のうちリッジ部分14の上側のコンタクト層が電流注入部であり、これに続くコンタクト層5の突部が長さ約200μmの電流注入端部(以下コンタクト層の突部ともいう)18である。この電流注入端部18は、電流注入領域11に接する所で幅がほぼ3μmである。
【0029】
この電流注入部14および電流注入端部18を除いて誘電体層7が形成され、その上の全体に第1の電極15が形成される。
【0030】
半導体基板1の下側には第2の電極16が備えられていて、第1の電極15との間に電流が流される。なお電流注入部14の存在する領域が電流注入領域11、電流注入端部18の存在する領域が遷移領域12、電流を注入しない領域が非注入領域13である。
【0031】
活性層3のうち、溝6、6で挟まれたリッジ部分14の下側に相当する部分は、周囲を低屈折率(3.1程度)で囲まれた高屈折率部分(3.5程度)となり、導波路部と呼ばれている。
【0032】
次に動作について説明する。
【0033】
第1の電極15と第2の電極16との間に電流が流されると、電流注入部14および電流注入端部18を経由して活性層3に電流が注入されて発光する。このとき、活性層3の等価屈折率は、遷移領域12において、電流注入端部18が徐々に幅を狭くして設けられているので、徐々に変化するようになっている。
【0034】
そのため、活性層3で発生した光は、電流注入領域11から非注入領域13にかけて反射することなく散乱するので、発光スペクトルの強度変調成分を従来の1/2程度に少なくしたSLDを得ることができる。
【0035】
次に、図3を参照して本発明の第2の実施例を説明する。図3は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であり、A−A´断面は図示はしないが、図1(b)と同様である。第2の実施例は、図1に示す第1の実施例と比較して、電流注入端部18および溝6の形状が相違する。
【0036】
すなわち、図3に示した第2の実施例は、図1に示す溝6は、リッジ部分14の両側部から徐々に幅が狭くなりながら図面の右方向に延在して、溝端部(以下、溝の突部ともいう)21がリッジ部分14の突部22をほぼ長方形状に形成している。
【0037】
コンタクト層5のエッチング部19−1は図3の点線で区分された右側となり、溝の突部21およびリッジ部分の突部22を残してエッチングされている。
【0038】
第2の実施例において、電流注入は、リッジ部分14上のコンタクト層5およびリッジ部分の突部22上のコンタクト層5を通して行われる。遷移領域12では、電流注入領域11側で幅約10μmで、長さが200μmの溝の突部21が非注入領域に向って徐々に狭くなっているので、導波路部の等価屈折率が徐々に非注入領域13の等価屈折率へ変化する。
【0039】
この場合、光が等価屈折率の変化に感じるのは、遷移領域12の後半分と考えられる。従って上記寸法は設計の条件によって変化するものである。
【0040】
次に、図4を参照して本発明の第3の実施例を説明する。図4は、本発明の第3の実施例の構成を示す図であり、A−A´断面は図示はしないが、図1(b)と同様である。第3の実施例は、図1に示す第1の実施例と比較して、電流注入端部18および溝6の形状が相違する。図4(b)は、図4(a)のC−C´断面を示す図である。
【0041】
すなわち、図4に示した第3の実施例は、図4に示すように、リッジ部分14の両側部から徐々に幅が拡がり、深さが浅くなりながら図面の右方向に延在する溝の突部21−1がリッジ部分の突部22をほぼ長方形状に形成している。この溝の突部21−1の深さは図4(b)において、活性層3と誘電体層7との間隔で表すと、電流注入領域11側で0.2〜0.3μm、非注入領域13側で2〜3μm、遷移領域12の長さは約200μm程である。
【0042】
コンタクト層5のエッチング部19−1は第2の実施例と同様に図4の点線で区分された右側となり、溝の突部21−1およびリッジ部分の突部22を残してエッチングされている。第3の実施例において、電流注入は、リッジ部分14上のコンタクト層5およびリッジ部分の突部22上のコンタクト層5を通して行われる。遷移領域12は、溝の突部21−1が徐々に浅くなっているので、導波路部の等価屈折率が徐々に変化し、非注入領域13の等価屈折率に近づく。この場合、光が等価屈折率の変化に感じるのは、遷移領域12に入ってすぐ1μm程度と考えられる。従って、上記寸法は設計の条件によって変化するものである。
【0043】
次に、図5を参照して本発明の第4の実施例を説明する。図5は、本発明の第4の実施例の構成を示す図であり、A−A´断面は図示はしないが、図1(b)と同様である。第4の実施例は、図1に示す第1の実施例と比較して、溝6の形状が相違する。
【0044】
すなわち、図5に示した第4の実施例は、図1に示す溝6の先端でリッジ部分14の両側部から徐々に幅が狭くなりながら図面の右方向に延在する溝の突部21を形成し、これによって、リッジ部分の突部22がほぼ長方形状に形成されている。
【0045】
コンタクト層5のエッチング部19は第1の実施例と同様に図5の点線で区分された右側となり、電流注入領域11の右側はコンタクト層の突部18を残してエッチングされている。第4の実施例において、電流注入は、リッジ部分14上のコンタクト層5およびコンタクト層の突部18を通して行われるが、コンタクト層の突部18が徐々に狭くなっているので、活性層3は、電流注入の幅が徐々に狭くなって、注入電流が減少し、その結果、注入密度が徐々に小さくなる。また、溝の突部21が徐々に狭くなっているので遷移領域12の導波路部の等価屈折率が徐々に変化し、非注入領域13の等価屈折率に近づく。
【0046】
次に、図6を参照して本発明の第5の実施例を説明する。図6は、本発明の第5の実施例の構成を示す図であり、A−A´断面は図示はしないが、図1(b)と同様である。第5の実施例は、図1に示す第1の実施例と比較して、電流注入端部18および溝6の形状が相違する。なお、図6(b)は、図6(a)のC−C´断面を示す図である。
【0047】
すなわち、図6に示した第5の実施例は、図1に示すように、リッジ部分14の両側部から、徐々に幅が拡がり、深さが浅くなりながら図面の右方向に延在する溝の突部21−1がリッジ部分の突部22をほぼ長方形状に形成している。
【0048】
コンタクト層5のエッチング部19は第1の実施例と同様に図6の点線で区分された右側となり、電流注入流域11より右側は、コンタクト層の突部18を残してエッチングされている。
【0049】
第5の実施例において、電流注入は、リッジ部分14上のコンタクト層5およびリッジ部分の突部22上のコンタクト層の突部18を通して行われるが、コンタクト層の突部18が徐々に浅くなっているので、活性層3は、電流注入の大きさが徐々に少なくなるとともに、注入密度が徐々に小さくなり、等価屈折率が徐々に変化する。また、溝の突部21−1が徐々に浅くなっているので、遷移領域12の等価屈折率が徐々に変化し、非注入領域13の等価屈折率に近付く。
【0050】
図7を参照して第6の実施例を説明する。図7は本発明の第6の実施例の構成を示す図で、埋込み形SLDの例である。埋込み形の場合も、リッジ形と同様に図2に示された元ウエハを用いて形成される。
【0051】
図7において、(a)はこの実施例のSLDを元ウエハの上側から見た図、(b)は(a)のA−A´断面を示す図、(c)は(a)のB−B´断面を示す図である。
【0052】
図7において、23は第1の電流狭窄層、24は第2の電流狭窄層、25は反射角変換用溝、26は第1の電極の突部であり、その他の符号は図1と同じである。
【0053】
図7(c)に示すように、活性層3は、第2のクラッド層4とともに、第1の電流狭窄層23および第2の電流狭窄層24に挟まれて、細く形成されて導波路部を形成しており、上側から見ると図7(a)の一点鎖線で示すようになっている。
【0054】
コンタクト層5は図7(a)において、電流注入領域11の全域と遷移領域12の点線で囲まれた中央部とに形成され、その上に、電流注入領域11には、第1の電極15が形成され、第1の電極15に隣接して遷移領域12を形成する第1の電極の突部26が他端部20に向かって徐々に幅が狭くなるように形成されている。
【0055】
なお、反射角変換用溝25は、活性層3を他端部20へ向う光が反射して活性層3に戻ってくるのを防ぐためにもうけられたものである。
【0056】
次に、図8を参照して本発明の第7の実施例を説明する。図8の実施例は、図7に示す第6の実施例と比較して、活性層3の形状が相違する。
【0057】
すなわち、第7の実施例は、一点鎖線で示す活性層3の幅が徐々に拡がりながら反射角変換用溝25まで形成されている。
【0058】
そのため、他端部20からの反射が少なくなり、出力光スペクトルにリップルの少ない出射光を得ることができる。
【0059】
図9を参照して本発明の第8の実施例を説明する。図9の実施例は、図7に示す第6の実施例と比較して活性層3の形状が相違するほか、反射角変換用溝25が省略されている。
【0060】
すなわち、第8の実施例においては、図9に示すように活性層3は、遷移領域12から非注入領域13において、徐々に図面上方に曲げられ、他端部20には到達せずに上方の端に到達するように形成されている。
【0061】
そのため、活性層3の電流注入領域11で発光した光は、遷移領域12から非注入領域13までの間に活性層3の形状にしたがって上方に曲がりながら上方の端に到達するが、一部は、他端部20の方向に漏洩して消滅する。
【0062】
以上の第1乃至8の実施例において、電流注入領域11から遷移領域12の方向に進んだ光は、電流注入領域11に戻ることがないので、出力光スペクトルのリップルを従来の1/2程度に少なくした出射光を得ることができる。
【0063】
なお、遷移領域12における導波路部の等価屈折率は、電流注入領域11の境界においては、電流注入領域11の等価屈折率にほとんど等くなっており、非注入領域13の境界においては、非注入領域13の等価屈折率にほとんど等しくなっており、その間において、徐々に等価屈折率が増加するようになっている。
【0064】
次に本発明の第1の実施例のリッジ導波路形SLDの構成を製造方法を含めて、図1および図2を参照して詳しく説明する。
【0065】
(1) 図2に示す元ウエハは、n−InPの半導体基板1上に、MOVPE法によって次の各層構造を成長する。
【0066】
▲1▼ 第1のクラッド層2は、n−InP層で厚さ1.5μm。
【0067】
▲2▼ 活性層3は、MQW層(InGaAsP層1.31μm組成/InGaAsP層1.08μm組成20対)で厚さ0.15μm、またはバルク(InGaAsP層1.31μm組成)厚さ0.15μm。
【0068】
▲3▼ 第2のクラッド層4は、p−InP層で厚さ2.3μm。
【0069】
▲4▼ コンタクト層5は、p−InGaAs層で厚さ0.6μm。
【0070】
(2) リッジ形成をする。
【0071】
▲1▼ 溝6を形成するために、溝6を形成する部分を除いてレジストをパターニングする。電流注入領域11の長さは400〜700μm、遷移領域12および非注入領域13の長さはそれぞれ200μm程度とする。
【0072】
▲2▼ このレジストをマスクしてコンタクト層5を化学エッチング(H2 SO4 :H22 :H2 O=1:1:40)でエッチングした後レジストを除去する。
【0073】
▲3▼ コンタクト層5をマスクにして、第2のクラッド層4を化学エッチング(HCL:H2 O=1.5:1)で活性層3の上0.3μmまでエッチングする。
【0074】
(3) コンタクト層5のエッチング。
【0075】
レジストをマスクとして、図1の点線で区画された右側の部分のコンタクト層5をドライエッチングでエッチングする。
【0076】
(4) 酸化膜の形成と窓開け。
【0077】
以上の成長面に、CVD法により、SiO2 (誘電体層7)を厚さ0.4μmに成膜した後、図1のリッジ部分14およびコンタクト層の突部18上のSiO2 をドライエッチングにより窓開けする。
【0078】
(5) 第1の電極15の蒸着。
【0079】
成長面に電子ビーム蒸着によりTi/Pt/Auをそれぞれ0.02/0.05/0.2μmの厚さに蒸着する。
【0080】
(6) 研磨。
【0081】
半導体基板1の下側を機械研磨により、層厚120μmまで研磨する。その後化学エッチング(HCl:H3 PO4 =1:1)で厚さ100μmまで研磨する。
【0082】
(7) 第2の電極16の蒸着。
【0083】
研磨後、半導体基板1の下側に電子ビーム蒸着によりTi/Pt/Auをそれぞれ0.02/0.05/0.2μmの厚さに蒸着する。
【0084】
(8) アロイ。
【0085】
410℃で60秒の条件で、蒸着した金属をアロイする。
【0086】
(9) へきかい。
【0087】
ARコーティング17をする面をバー状にへきかいする。
【0088】
(10) へきかい面に反射率0.2%のSiOを蒸着しARコーティングする。
【0089】
(11) チッピングバーを各素子に切り離す。
【0090】
以上の工程により、本発明の第1の実施例のリッジ導波路形SLDを製造することができる。
【0091】
なお、第2の実施例乃至第5の実施例は遷移領域12における溝やコンタクト層などの形状が相違するだけで、同じような工程で製造することができる。
【0092】
次に、本発明の第6の実施例の埋め込み導波路形SLDを製造方法を含めて図7を参照して詳しく説明する。
【0093】
(1) 図2に示す元ウエハを使用する。但し、コンタクト層5の層厚は0.3μmとする。
【0094】
(2) メサエッチング
▲1▼ 化学エッチング(H3 SO4 :H22 :H2 O=3:1:1)でコンタクト層5を除去する。
【0095】
▲2▼ 図7(a)の導波路が形成される1点鎖線で囲まれた部分の上側に、SiNX 膜を0.08μmの厚さに成膜する。
【0096】
このSiNX 膜をマスクにして化学エッチング(ブロムメタノールおよび塩酸系)で、図7(c)の第1および第2の電流狭窄層23,24に相当する部分をエッチングして活性層3の幅2μmのメサを形成する。このメサの部分が導波路を構成する。
【0097】
(3) BH成長(Buried Hetero structure)
エッチングで除去した部分に第1および第2の電流狭窄層23,24の埋め込み層を再成長する。
【0098】
(4) コンタクト層5の成長
SiNX 膜を除去した後、成長面にp−InGaAs(pドープ量1×1019cm-3)のコンタクト層5を0.3μmの厚さに成長する。
【0099】
(5) 第1の電極15の蒸着
▲1▼ レジストをマスクとしてコンタクト層5の一部をドライエッチングで除去する。除去する部分は、図7(a)の遷移領域12の点線で囲まれた外側および非注入領域13である。
【0100】
▲2▼ コンタクト層5上の図7(a)の点線で区分された左側部分に、リフトオフ法を用いて第1の電極15としてTi/Pt/Auをそれぞれ厚さ0.02/0.05/0.2μmに蒸着する。
【0101】
(6) 反射角変換用溝25の形成。(図9の第8の実施例においては不要)
SiNX 膜をマスクとして化学エッチング(ブロムメタノール)で深さ10μmの溝25を形成する。溝25の上面における傾き角は60゜とする。溝25を形成後SiNX 膜を除去する。
【0102】
(7) 研磨
半導体基板1の下側を機械研磨により、層厚120μmまで研磨する。その後化学エッチング(HCl:H3 PO4 =1:1)で厚さ100μmまで研磨する。
【0103】
(8) 第2の電極16の蒸着
研磨後、半導体基板1の下側に電子ビーム蒸着によりTi/Pt/Auをそれぞれ0.02/0.05/0.2μmの厚さに蒸着する。
【0104】
(9) アロイ
410℃で60秒の条件で、蒸着した金属をアロイする。
【0105】
(10)へきかい
ARコーティング17をする面をバー状にへきかいする。
【0106】
(11) へきかい面に反射率0.2%のSiOを蒸着しARコーティングする。
【0107】
(12) チッピング
バーを各素子に切り離す。
【0108】
以上の工程により、本発明の第6の実施例の埋め込み導波路形SLDを製造することができる。
【0109】
なお、第7の実施例乃至第9の実施例は遷移領域12および非注入領域13における埋め込み層などの形状が相違するだけで、同じような工程で製造することができる。
【0110】
本発明の実施例のSLDの用途の一例を説明する。
【0111】
まず、波長分割多重通信のキャリアとして用いる場合には、本発明のSLDの波長スペクトルが、1.53μmから1.56μmをカバーし、その間の強度リップルは2.5%と小さいので、その中から必要とする波長の光をフィルタで抽出して波長によるリップルが少ないキャリアとして利用することができる。
【0112】
また、光スペクトラムアナライザの基準波長光として用いる場合には、本発明のSLDの出力をC22 (アセチレン)ガスを通過させて、1.555μmの光吸収スペクトルを作り、光スペクトラムアナライザの図面上に表示することにより、波長軸(横軸)の1.555μm点を校正することができる。
【0113】
【発明の効果】
本発明にかかるスーパールミネッセントダイオードは、半導体基板1と、前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層2と、前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層3と、前記活性層上に形成された第2のクラッド層4と、前記第2のクラッド層上に形成されたコンタクト層5と、前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部14と、前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域11とを備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプの幅が徐々に狭くなる電流注入端部18を設け、もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域13との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って、注入する電流が徐々に減少する遷移領域12を形成したので、電流注入領域11の電流注入部14の端部において、等価屈折率の急激な変化を防止して、発光スペクトルに強度変調のないスーパールミネッセントダイオードを提供することができる。
【0114】
また、本発明の請求項2にかかるスーパールミネッセントダイオードは、半導体基板1と、前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層2と、前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層3と、前記活性層上に形成された第2のクラッド層4と、前記第2のクラッド層上に形成されたコンタクト層5と、前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部14と、前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域11と、前記電流注入部をストライプ状に形成するためにその両側に沿って設けられたリッジ形成用の溝6、6とを備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ状に延びる電流注入端部22と、前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその幅が徐々に狭くなる溝端部21を設け、もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域13との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って等価屈折率が徐々に増加する遷移領域12を形成したものであり、さらに、本発明の請求項3にかかるスーパールミネッセントダイオードは、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ状に延びる電流注入端部22と、前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその深さが徐々に浅くなる溝端部21−1を設けており、本発明の請求項4にかかるスーパールミネッセントダイオードは、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ幅が徐々に狭くなる電流注入端部18と、前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその幅が徐々に狭くなる溝端部21とを設けており、本発明の請求項5にかかるスーパールミネッセントダイオードは、前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ幅が徐々に狭くなる電流注入端部18と、前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその深さが徐々に浅くなる溝端部21−1とを設けているので、電流注入領域から非注入領域に向って等価屈折率が徐々に増加する遷移領域12を形成することにより、電流注入領域11への反射光の流入を少なくし、発光スペクトルの強度変調を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例に用いられる元ウエハの構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明の第6の実施例の構成を示す図である。
【図8】本発明の第7の実施例の構成を示す図である。
【図9】本発明の第8の実施例の構成を示す図である。
【図10】従来のスーパールミネッセントダイオードの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板
2 第1のクラッド層
3 活性層
4 第2のクラッド層
5 コンタクト層
6 溝
7 誘電体層
8 エッチストップ層
11 電流注入領域
12 遷移領域
13 非注入領域
14 リッジ部分
15 第1の電極(電流注入部)
16 第2の電極
17 ARコーティング
18 コンタクト層の突部(電流注入端部)
19 コンタクト層のエッチング部
20 他端部
21 溝端部(溝の突部)
22 リッジ部分の突部
23 第1の電流狭窄層
24 第2の電流狭窄層
25 反射角変換用溝
26 第1の電極の突部

Claims (3)

  1. 半導体基板(1)と、
    前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層(2)と、
    前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層(3)と、
    前記活性層上に形成された第2のクラッド層(4)と、
    前記第2のクラッド層上に形成されたコンタクト層(5)と、
    前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部(14)と、
    前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域(11)と、を備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、
    前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプの幅が徐々に狭くなる電流注入端部(18)を設け、もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域(13)との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って、注入する電流が徐々に減少する遷移領域(12)を形成したことを特徴とするスーパールミネッセントダイオード
  2. 半導体基板(1)と、
    前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層(2)と、
    前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層(3)と、
    前記活性層上に形成された第2のクラッド層(4)と、
    前記第2のクラッド層上に形成されたコンタクト層(5)と、
    前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部(14)と、
    前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域(11)と、
    前記電流注入部をストライプ状に形成するためにその両側に沿って設けられたリッジ形成用の溝(6,6)と、を備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、
    前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ幅が徐々に狭くなる電流注入端部(18)と、
    前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその幅が徐々に狭くなる溝端部(21)とを設け、
    もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域(13)との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って、注入する電流が徐々に減少するとともに等価屈折率が徐々に増加する遷移領域(12)を形成したことを特徴とするスーパールミネッセントダイオード。
  3. 半導体基板(1)と、
    前記半導体基板上に形成された第1のクラッド層(2)と、
    前記第1のクラッド層上に形成され一端を光の出射端とする活性層(3)と、
    前記活性層上に形成された第2のクラッド層(4)と、
    前記第2のクラッド層上に形成されたコンタクト層(5)と、
    前記コンタクト層上に前記出射端側から他端側へ向けてストライプ状に延び前記活性層に電流を注入するための電流注入部(14)と、
    前記電流注入部の先端で区画される電流注入領域(11)と、
    前記電流注入部をストライプ状に形成するためにその両側に沿って設けられたリッジ形成用の溝(6,6)と、を備えたスーパールミネッセントダイオードにおいて、
    前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてストライプ幅が徐々に狭くなる電流注入端部(18)と、
    前記電流注入端部の両側に沿って設けられ前記電流注入部の先端から前記他端側へ向けてその深さが徐々に浅くなる溝端部(21−1)とを設け、
    もって、前記電流注入領域と、電流を注入しない非注入領域(13)との間に、前記電流注入領域から非注入領域に向って、注入する電流が徐々に減少するとともに等価屈折率が徐々に増加する遷移領域(12)を形成したことを特徴とするスーパールミネッセントダイオード。
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