JP3172558B2 - 半導体能動素子 - Google Patents

半導体能動素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバジャイロ等
の光計測の分野で重要なインコヒーレント光源として期
待されている半導体能動素子に関する。
【0002】
【従来の技術】活性層の端面からインコヒーレント光を
発する半導体能動素子では、素子の両端面の反射率の低
減を十分に行い、ファブリペロー(以下、FPという)
モードによるレーザ発振を抑圧することが重要である。
その方法として素子の端面に端面無反射コート(以下、
ARコートという)を施すこと、素子に非励起領域を形
成すること、素子の端面を埋め込むこと等により、素子
両端面の光の反射率を低下させる対策が用いられてき
た。また、それ以外にも、光の導波路の軸を出射端面に
対して斜めにした斜めストライプなどの方法もFPモー
ドの抑圧には効果的であると考えられてきた。また、そ
のほか、いわゆる曲がり導波路を備えた半導体能動素子
もFPモードの減少には有効であるとされている。
【0003】図5に従来から実施されてきた曲がり導波
路によって非励起領域を形成した埋め込み型の半導体能
動素子の模式図を示す。この素子は励起領域1、非励起
領域2の二つの領域から形成されており、光取り出し面
にはARコート3が形成されている。励起領域1で発光
し、非励起領域2に向かう光は曲がり導波路4を進むに
つれて、導波路4の曲がりに起因して漏れる部分と、端
面までのガイドを受け反射される部分と、導波路4の途
中で吸収される部分とに分けられ、それぞれの作用によ
り励起領域1への再結合の割合が小さくなり、FPモー
ドの発振を抑えているという効果を得ている(特開平2
−146778号公報)。
【0004】斜めストライプの一つの例として、図6に
リッジ導波路構造を用いて、そのリッジ導波路5の軸の
角度をへき開面に対して、垂直でない角度に設定した発
光素子の模式図を示す。リッジ導波路構造は屈折率導波
路構造の一種であり、リッジ部の等価屈折率を両側に比
べて大きくすることにより導波しようとするものであ
る。すなわち、等価的な屈折率差を設けて接合面に平行
な方向での屈折率に空間的な差を設けて、限定された領
域だけ導波させる。そして、この発光素子はARコート
3を施したへき開端面とリッジ導波路5の軸方位とが垂
直方向からずれており、両端面がFPモード発振におけ
る共振器になりにくい構造である。両端面に対する導波
路の軸方向の垂直からのずれが、大きければ大きいほど
FPモード発振の抑圧効果は大きくなるという特徴を有
する。また、それに加えて、リッジ導波路構造は前述の
埋め込み構造の半導体能動素子などに比べて、成長が一
回で済み、製作工程が非常に単純であるという利点があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきた、図
5、図6に示した曲がり導波路4を備えた発光素子や、
リッジ導波路6を素子の上面の一端から他端まで設けた
発光素子では、FPモード発振の抑圧は十分に達成でき
るとされているが、実際には、図7に示すように、それ
ぞれ(a)40mA、(b)49mA、(c)60mA
の電流を印加した場合、かなりのFPモード発振成分を
有している(Appl.Phys.Lett.Vol.
51 No.23 P.1880参照)。また、曲がり
導波路構造を製作するのに埋め込み構造を用いた場合、
一回目の成長の後、エッチングを行い二回目の成長を行
わなければならない。このように、埋め込み成長は工程
が複雑になり安定した素子を製作することが難しい。ま
た、埋め込み構造を使用しないで、リッジ導波路により
曲がり導波路構造を製作することも考えられるが、この
場合でも、曲がり導波路自体の製作が複雑であり、困難
を伴う。さらに、曲がり導波路構造では、その構造上、
後方からのモニタ光を取り出すことが困難であるという
問題もある。そして、斜めストライプを有する半導体能
動素子は、光の出射方向が端面に垂直ではないというこ
とがその構造上の特徴であるが、このことにより、イン
コヒーレント光の取り出しにあたって、光ファイバとの
結合の点で高い結合効率を得ることが困難であるという
問題もある。
【0006】従来までの半導体能動素子では、FPモー
ド発振を抑圧するために、非励起領域に窓構造を設ける
とか、上述のように曲がり導波路を設けるなど、非励起
領域に特定の形状を備えることを要し、そのための複雑
な加工を必要とした。しかも、特性的にも不十分なもの
であった。しかし、本発明はこの既成概念を打破して、
非励起領域の活性層の中の光の伝搬が、窓構造や上述の
曲がり導波路構造と同様に励起領域への光の再結合を減
少しうることを実験で確かめ、窓構造や曲がり導波路構
造のような非励起領域への特別の加工を必要としないF
Pモード発振の抑制を実現する半導体能動素子の発明に
到達した。そのための手段として、基板上に活性層を設
け、その上面に注入用電極を有する励起領域1と、該注
入用電極を有しない非励起領域2とを備えたDH構造の
半導体能動素子において、前記注入用電極の両側に非励
起領域まで延びる溝6をそれぞれ形成し、該それぞれの
溝6の長さをお互いに異ならせるとともに、前記それぞ
れの溝6の非励起領域2に接する部分の溝の端部の形状
をななめにするとともに、上記注入用電極の非励起領域
に接する部分の形状も同一方向に斜めにしたことを特徴
とする半導体能動素子を創作した。
【0007】まず、図1に示すように屈折率導波路をリ
ッジ導波路により形成した場合では、活性層10が素子
基板の全域にわたって一様に形成され、リッジ導波路5
が励起領域1にのみ形成され、非励起領域2にはリッジ
導波路5は設けられていない。励起領域1で発光した光
は非励起領域2ではリッジ導波路5の延長軸方向に開放
される。リッジ導波路5が設けられていないので、活性
層10の中の光は、非励起領域2では損失を受けながら
拡散し、そのわずか一部のみが非励起領域2側の端面で
反射し、再び損失を受けながら、励起領域1に帰還す
る。
【0008】次に、図10に示すように屈折率導波路と
して電流ブロック層にストライプ状の間隔を形成した場
合では、励起領域1に関しては、活性層33の上部また
は下部にあるクラッド層32、34及び36の内部に電
流を流れる領域を一定の領域に制限する電流ブロック層
35を設けた。そして、電流ブロック層35は光の透過
方向に沿って電流を通過させるストライプ状の間隔35
aを有する。電流ブロック層35の禁制帯幅を周囲のク
ラッド層よりも広くし、活性層33との接合面と平行な
方向での等価屈折率に差を持たせ、横モードを安定させ
て光の閉じ込め率を向上させた。非励起領域2について
は、電流ブロック層35には加工せず、そのまま残す。
励起領域1で発光した光は非励起領域2では電流ブロッ
ク層35のストライプ状の間隔35aの延長軸方向に開
放される。電流ブロック層35のストライプ状の間隔3
5aが設けられていないので活性層33の中の光は、非
励起領域2では損失を受けながら拡散し、そのわずか一
部のみが非励起領域2側の端面で反射し、再び損失を受
けながら、励起領域1に帰還する。
【0009】
【作用】以下、図面により、本発明の半導体能動素子の
作用を説明する。まず、励起領域にのみリッジ導波路を
設けた構造を説明する。図1はその構造を示した図であ
る。ここで、図1(a)は本発明の素子の上面図、図1
(b)は矢視A−A’の端面図、図1(c)は矢視B−
B’の端面図である。励起領域1には二つの溝6を作製
し、その上には窒化ケイ素絶縁層7を用い、リッジ導波
路5の中央部にのみp型電極8を作製することにより、
電流狭窄を行っている。活性層10は、へき開面に垂直
であり、光出射端面にはARコート3を施すことにより
反射の防止を行っている。図1のような構成においては
励起領域1で発光し、非励起領域2に向かう光は、活性
層10を導波路として進むにつれて、拡散と吸収を行い
ながら、非励起領域2側のへき開面から放射される。ま
た、微少の光はへき開面で反射するが、励起領域1にも
どる割合は非常に少なく、FPモード発振を十分に抑圧
できる。
【0010】次に、励起領域のおいて、クラッド層より
も屈折率が低い電流ブロック層にストライプ状の間隔を
設けた構造を図面を用いて説明する。図10はその構造
を示した図である。ここで、図10(a)は本発明の素
子の上面図、図10(b)は矢視A−A’の端面図、図
10(c)は斜視図である。励起領域1について、p型
のインジウムリン基板31とn型のインジウムガリウム
ひ素リンキャップ層37との間にp−n接合の順方向の
バイアス電圧が印加されると、電流は逆バイアスとなっ
ている電流ブロック層35の部分には電流は流れず、ス
トライプ状の間隔35aから活性層33に集中して流
れ、p型のインジウムリン第1クラッド層32、n型の
インジウムリン第2クラッド層34から正孔と電子とが
活性層33に注入される。注入されたこれらのキャリア
は、ヘテロ接合界面の障壁作用により活性層33に閉じ
込められて、再結合し、発光する。活性層33で発光し
た光は、屈折率の低い電流ブロック層35の作用によ
り、等価屈折率差を有し、接合面に平行な方向において
も、ストライプ状の間隔35aの部分に閉じ込められ、
3次元の導波路を形成する。このように図10のような
構成では、3次元の導波路で発光し、非励起領域2に向
かう光は、活性層33を拡散と吸収を行いながら進み、
非励起領域2側のへき開面から放射される。また、微少
の光はへき開面で反射するが、励起領域1にもどる割合
は非常に少なく、FPモード発振を十分に抑圧できる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。 (第1の実施例)第1の実施例は励起領域にのみリッジ
導波路を設けた場合であり、図1に示す。図1はガリウ
ムひ素/アルミニウムガリウムひ素系材料による本発明
による作製過程を示す実施例である。本発明の半導体能
動素子を得るには、気相成長法(MOCVD)等によ
り、n型のガリウムひ素基板20上にキャリア濃度1X
1018cm-3のn型のガリウムひ素バッファ層21、キ
ャリア濃度1X1017cm-3のn型のアルミニウムガリ
ウムひ素クラッド層22、活性層10、p型のアルミニ
ウムガリウムひ素光ガイド層23、キャリア濃度7X1
17cm-3のp型のアルミニウムガリウムひ素クラッド
層24、キャリア濃度1X1019cm-3のp型のガリウ
ムひ素キャップ層25を順次成長させ、フォトエッチン
グ技術を用いてリッジ導波路5を形成する。そして窒化
ケイ素絶縁層7を全面に形成し、フォトリソグラフィ技
術を用いて励起領域1のリッジの中央部を除く。そし
て、その窒化ケイ素絶縁層7のない部分にp型電極8
を、n型のガリウムひ素基板20の側にn型電極11を
作製し、素子両面にコンタクト用金属9、12を形成す
る。その後、素子長500μm、励起領域1、非励起領
域2ともそれぞれ250μmでへき開を行い、チップ化
し、ストライプに垂直な両へき開面に酸化ケイ素単層膜
によるARコート3を施し、図示しないSiサブマウン
トを介して金すずはんだを用いてジャンクション−ダウ
ンでヒートシンクにマウントする。
【0012】(第2の実施例)また、本実施例では、図
1に示すように、p型電極8の周りの溝6の形状を非励
起領域2との境において素子の端面と平行になるように
作製しているが、これは一つの実施例であり、別の溝の
形状も当然に考えられる。例えば、図2に示すように、
p型電極8の両側の溝6の長さを変えるとともに、非励
起領域2に接する溝と電極の形状を斜めにする形状も考
えられる。この形状により、リッジ部の等価屈折率差を
連続的に変化させることも考えられる。溝6の長さを異
ならせること及び溝と電極の非励起領域2に接する部分
の形状を斜めにすることにより、p型電極8から発光す
る光はリッジ導波路5の軸からずれて非励起領域2に向
かう。その結果、FPモードの発生をより抑圧できる。
また、各実施例では、p型電極8の周りに溝6を設けた
形状を示しているが、当然のことながら、溝を設けず、
リッジ導波路5の部分のみが突出している形状も考えら
れる。
【0013】(第3の実施例)励起領域の電流ブロック
層にのみストライプ状の間隔を設けた図10の半導体能
動素子の製造工程を図11に示す。まず、図11(a)
に示すようにp型のインジウムリン基板31上に、液相
成長法(LPE)、有機金属気相エピタキシャル成長
(MOVPE)法、分子線エピタキシャル成長(MB
E)法などの方法により、バッファ層を兼ねたp型のイ
ンジウムリン第1クラッド層32、p型、n型又はアン
ドープのインジウムガリウムひ素リンの活性層33、n
型のインジウムリン第2クラッド層34、p型のインジ
ウムアルミニウムひ素の電流ブロック層35の各層を順
次成長させる。この各層の組成はいずれも基板であるイ
ンジウムリンの結晶格子に整合した組成を選んでいる。
【0014】次に、図11(b)に示すように、励起領
域については、表面に窒化ケイ素膜40をプラズマCV
D法などによって堆積させた後、フォトリソグラフィ技
術によってレジスト膜にストライプ状の間隔35aをあ
けて形成し、これをマスクとして窒化ケイ素膜40をフ
ッ酸等でエッチングする。さらに、この窒化ケイ素膜4
0をマスクとしてp型のインジウムアルミニウムひ素の
電流ブロック層35を硫酸系の選択性エッチングでn型
のインジウムリン第2クラッド層34の上部境界面まで
エッチングし、ストライプ状の間隔35aを形成する。
また、非励起領域についてはp型のインジウムアルミニ
ウムひ素の電流ブロック層35にエッチングを行わず、
そのまま残す。
【0015】そして、図11(c)に示すように表面の
窒化けい素膜40を剥いだ後、第2回目の結晶成長によ
りn型のインジウムリン上部第2クラッド層36、n型
のインジウムガリウムひ素リンキャップ層37を形成す
る。
【0016】最後にp型のインジウムリン基板31の側
にp型電極39、n型のインジウムガリウムひ素リンキ
ャップ層37側にn型電極38を形成し、素子両面にコ
ンタクト用金属9、12を形成する。その後、素子長5
00μm、励起領域1、非励起領域2ともそれぞれ25
0μmでへき開を行い、チップ化し、ストライプに垂直
な両へき開面に酸化ケイ素単層膜によるARコート3を
施し、図示しないSiサブマウントを介して金すずはん
だを用いてジャンクション−ダウンでヒートシンクにマ
ウントする。このようにして、図10(a)または図1
1(d)に示した半導体能動素子が完成する。
【0017】本発明の半導体能動素子の電流−光出力を
測定したところ、25℃連続動作(すなわち、直流動
作)において、光出力は電流注入にしたがって発振する
ことなく増加する。あるサンプル例においては、200
mAにおいて14.7mWのFPモード発振がほとんど
ないインコヒーレント光出力を得ることができた。以
下、この素子の特性をさらに詳しく述べる。図3に示す
のは、図1に示した本発明の実施例の半導体能動素子の
温度依存特性である。この図からもわかるように100
℃の高温においても、200mAで2mWの光出力が可
能である。図4に示すのは、やはり図1に示す半導体能
動素子のスペクトルである。温度5℃、注入電流200
mAにおいても、FPモード発振は十分に抑圧されてお
り、スペクトル半値幅も18nmと広く左右対称のスペ
クトルが得られている。
【0018】次に、構造が同じ別のサンプルの実験結果
を述べる。図8に示すのは、図1に示した本発明の実施
例の半導体能動素子の電流対光出力特性である。高注入
電流であることに注目されたい。この図からわかるよう
に200mA注入時に20mW、350mA注入時に5
0mWを超える光出力を得ることができる。図9に示す
のは、この半導体能動素子の発光スペクトルである。光
出力10mWにおいてFPモード発振は十分に抑圧され
ており、スペクトル半値幅も17.5nmと広く左右対
称のスペクトルが得られている。とくに、このスペクト
ル特性は光出力40mWの高出力時においてすらも同様
にFPモード発振が十分に抑圧されたスペクトルが得ら
れている。実験では同じ構造のサンプル20個について
95%以上で同様の効果が得られた。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、半導体能動素子の活性
層が素子基板の全域にわたって一様に形成され、素子の
上面の一部に励起領域を画成する屈折率導波路が形成さ
れているので、以下の効果が得られる。まず、本発明の
構造の素子は図4に示すように、FPモードの抑圧を十
分に達成できる。次に、導波路の作製工程はリッジを形
成する、または周囲のクラッド層よりも屈折率の低い電
流ブロック層にストライプ状の間隔を設けるという手段
により行い、なおかつ、励起領域にのみ導波路を持つの
で、作製工程が非常に簡単で、しかも歩留りもよい。ま
た、構造上、後方からのモニタ光を取り出すことが容易
であるとともに、インコヒーレント光の取り出しにあた
って、光ファイバとの結合の点で高い結合効率を得るこ
とも容易である。さらに、高注入時においても、すなわ
ち、光出力40mWにおいてもFPモード発振が十分に
抑圧されているので、従来にないインコヒーレント光の
高出力化が可能となった。このように作製された本発明
の半導体能動素子は様々な光計測のための光源として応
用可能である。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の構成を示した図。
【図2】 本発明の第2の実施例の構成を示した図。
【図3】 本発明の素子の温度依存特性を説明した図。
【図4】 本発明の素子のスペクトルの様子を示した
図。
【図5】 従来技術の素子の構成を示した図。
【図6】 別の従来技術の素子の構成を示した図。
【図7】 従来技術の素子のスペクトルの様子を示した
図。
【図8】 本発明の素子の電流対光出力特性を示した
図。
【図9】 本発明の素子のスペクトルの様子を示した
図。
【図10】本発明の第3の実施例の構成を示した図。
【図11】本発明の第3の実施例の製造工程を示した
図。
【符号の説明】
1 励起領域。 2 非励起領域。 3 ARコート。 4 曲がり導波路。 5 リッジ導波路。 6 溝。 7 窒化ケイ素絶縁層。 8 p型電極。 9 コンタクト用金属。 10 活性層。 11 n型電極。 12 コンタクト用金属。 20 n型のガリウムひ素基板。 21 n型のガリウムひ素バッファ層。 22 n型のアルミニウムガリウムひ素クラッド層。 23 p型のアルミニウムガリウムひ素光ガイド層。 24 p型のアルミニウムガリウムひ素クラッド層。 25 p型のガリウムひ素キャップ層。 31 p型のインジウムリン基板。 32 p型のインジウムリン第1クラッド層。 33 活性層。 34 n型のインジウムリン第2クラッド層。 35 電流ブロック層。 35a ストライプ状の間隔。 36 n型のインジウムリン上部第2クラッド層。 37 n型のインジウムガリウムひ素リンキャップ
層。 38 n型電極。 39 p型電極。 40 窒化ケイ素膜。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に活性層を設け、その上面に注入用
    電極を有する励起領域(1)と、該注入用電極を有しな
    い非励起領域(2)とを備えたDH構造の半導体能動素
    子において、前記注入用電極の両側に非励起領域まで延びる溝(6)
    をそれぞれ形成し、該それぞれの溝6の長さをお互いに
    異ならせるとともに、前記それぞれの溝(6)の非励起
    領域(2)に接する部分の溝の端部の形状をななめにす
    るとともに、上記注入用電極の非励起領域に接する部分
    の形状も同一方向に斜めにしたことを 特徴とする半導体
    能動素子。
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