JP2784118B2 - 温度補償型水晶発振器 - Google Patents
温度補償型水晶発振器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低温領域(例えば−30
℃)から高温領域(例えば+80℃)の温度領域におい
て、水晶振動子の温度−周波数特性を補正する温度補償
型水晶発振器に関するものである。
℃)から高温領域(例えば+80℃)の温度領域におい
て、水晶振動子の温度−周波数特性を補正する温度補償
型水晶発振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温度補償型水晶発振器は、通信機器、特
に携帯用電話、車載用電話などの基準発振源などに広く
使用されている。このような通信機器においては、温度
変化によって水晶振動子の発振周波数の変動によって通
話が断線したりすることが致命的な問題となるため、温
度補償型水晶発振器は、温度に対して安定した発振周波
数、例えばΔf/f値が±1.5ppmが維持できる発
振器として使用されていた。
に携帯用電話、車載用電話などの基準発振源などに広く
使用されている。このような通信機器においては、温度
変化によって水晶振動子の発振周波数の変動によって通
話が断線したりすることが致命的な問題となるため、温
度補償型水晶発振器は、温度に対して安定した発振周波
数、例えばΔf/f値が±1.5ppmが維持できる発
振器として使用されていた。
【0003】従来の温度補償型水晶発振器は、図5に示
すように、水晶振動子Xと、該水晶振動子Xの一端に接
続する高温領域温度補償回路部と低温度領域温度補償回
路部とからなる温度補償回路1と、さらに温度補償回路
1に接続するトーテン・ポール型のコルピッツ発振回路
2とから構成されていた。
すように、水晶振動子Xと、該水晶振動子Xの一端に接
続する高温領域温度補償回路部と低温度領域温度補償回
路部とからなる温度補償回路1と、さらに温度補償回路
1に接続するトーテン・ポール型のコルピッツ発振回路
2とから構成されていた。
【0004】水晶振動子Xは、厚みすべり振動モードを
有する振動子であり、その一端と温度補償回路1に接続
され、また、その他端には、コンデンサC3 、C4 が接
続されいる。
有する振動子であり、その一端と温度補償回路1に接続
され、また、その他端には、コンデンサC3 、C4 が接
続されいる。
【0005】温度補償回路1を構成する高温領域温度補
償回路部は、コンデンサC1 に並列に接続された第1の
サーミスタ素子Th1 、抵抗R1 からなり、低温領域温
度補償回路部は、コンデンサC2 、第2のサーミスタ素
子Th2 、抵抗R2 が夫々並列的に接続されて構成され
ていた。
償回路部は、コンデンサC1 に並列に接続された第1の
サーミスタ素子Th1 、抵抗R1 からなり、低温領域温
度補償回路部は、コンデンサC2 、第2のサーミスタ素
子Th2 、抵抗R2 が夫々並列的に接続されて構成され
ていた。
【0006】コルピッツ発振回路2は、主に発振用トラ
ンジスタT1 とバッフア用トランジスタT2 とから成っ
ている。
ンジスタT1 とバッフア用トランジスタT2 とから成っ
ている。
【0007】上述の温度補償型水晶発振器に使用できる
水晶振動子Xは、その温度−周波数特性が図6に示すよ
うな温度に対して単調増加する特性を有するものに限ら
れており、このような水晶振動子Xの温度補償をする温
度補償回路1の回路定数の一例として、コンデンサ
C1 、C2 が33pF、第1のサーミスタ素子Th1 の
抵抗値が2.3kΩ、第2のサーミスタ素子Th2 の抵
抗値が80Ωとして、抵抗R2 の変化による低温領域の
補償量、抵抗R1 の変化による高温領域の補償量を測定
すると、図7に示すように低温領域においては、抵抗R
2 を0.5kΩ〜∞で可変させると、抵抗R2 が∞で最
大の補償量が得られることになる。また、図8に示すよ
うに高温領域においては、抵抗R1 を0Ω〜30Ωで可
変させると、抵抗R1 が0Ωで最大の補償量が得られる
ことになる。
水晶振動子Xは、その温度−周波数特性が図6に示すよ
うな温度に対して単調増加する特性を有するものに限ら
れており、このような水晶振動子Xの温度補償をする温
度補償回路1の回路定数の一例として、コンデンサ
C1 、C2 が33pF、第1のサーミスタ素子Th1 の
抵抗値が2.3kΩ、第2のサーミスタ素子Th2 の抵
抗値が80Ωとして、抵抗R2 の変化による低温領域の
補償量、抵抗R1 の変化による高温領域の補償量を測定
すると、図7に示すように低温領域においては、抵抗R
2 を0.5kΩ〜∞で可変させると、抵抗R2 が∞で最
大の補償量が得られることになる。また、図8に示すよ
うに高温領域においては、抵抗R1 を0Ω〜30Ωで可
変させると、抵抗R1 が0Ωで最大の補償量が得られる
ことになる。
【0008】実際には、水晶振動子Xの温度−周波数特
性に応じて抵抗R1 が25Ω、抵抗R2 が1kΩを最も
多用している。
性に応じて抵抗R1 が25Ω、抵抗R2 が1kΩを最も
多用している。
【0009】しかし、上述の水晶発振器の発振出力が、
温度に対して周波数の変化(Δf/f)を1.5pmm
以内に平坦化を行っても、実際には、図9の線Aに示す
ように、+45℃〜+65℃付近で、1.5ppmから
外れてしまう可能性があり、また、この+45℃〜+6
5℃付近での平坦化を達成するために、抵抗R2 を33
Ωとすると、線Bに示すように、逆に+75℃以上で
1.5ppmから外れてしまう。
温度に対して周波数の変化(Δf/f)を1.5pmm
以内に平坦化を行っても、実際には、図9の線Aに示す
ように、+45℃〜+65℃付近で、1.5ppmから
外れてしまう可能性があり、また、この+45℃〜+6
5℃付近での平坦化を達成するために、抵抗R2 を33
Ωとすると、線Bに示すように、逆に+75℃以上で
1.5ppmから外れてしまう。
【0010】結局、上述の温度補償型水晶発振器におい
て、常温(25℃以上)から高温側の領域での平坦化に
おいて、温度補償回路1の高温領域温度補償回路部の回
路定数を最適化して、周波数変動を平坦化するには、極
めて困難であった。
て、常温(25℃以上)から高温側の領域での平坦化に
おいて、温度補償回路1の高温領域温度補償回路部の回
路定数を最適化して、周波数変動を平坦化するには、極
めて困難であった。
【0011】本発明は、上述の問題点に鑑みて案出され
たものであり、その目的は、25℃以上の高温側の領域
での温度補償による周波数変動を平坦化が容易に達成し
得る温度補償型水晶発振器を提供することにある。
たものであり、その目的は、25℃以上の高温側の領域
での温度補償による周波数変動を平坦化が容易に達成し
得る温度補償型水晶発振器を提供することにある。
【0012】
【問題点を解決するための手段】第1の本発明によれ
ば、水晶振動子の一端に、抵抗、コンデンサ、第1のサ
ーミスタ素子を有する高温領域温度補償回路部と抵抗、
コンデンサ、第2のサーミスタ素子を有する低温領域温
度補償回路部とから成る温度補償回路を接続した温度補
償型水晶発振器において、前記高温領域温度補償回路部
の第1サーミスタ素子Th1 と直列抵抗R1 の直列部分
に、第3のサーミスタ素子Th3 を並列的に接続したこ
とを特徴とする温度補償型水晶発振器である。
ば、水晶振動子の一端に、抵抗、コンデンサ、第1のサ
ーミスタ素子を有する高温領域温度補償回路部と抵抗、
コンデンサ、第2のサーミスタ素子を有する低温領域温
度補償回路部とから成る温度補償回路を接続した温度補
償型水晶発振器において、前記高温領域温度補償回路部
の第1サーミスタ素子Th1 と直列抵抗R1 の直列部分
に、第3のサーミスタ素子Th3 を並列的に接続したこ
とを特徴とする温度補償型水晶発振器である。
【0013】第2の本発明によれば、前記高温領域温度
補償回路部のコンデンサを、負の温度係数のコンデンサ
素子を用いたことを特徴とする温度補償型水晶発振器で
ある。
補償回路部のコンデンサを、負の温度係数のコンデンサ
素子を用いたことを特徴とする温度補償型水晶発振器で
ある。
【0014】さらに好ましくは、上述の第3のサーミス
タ素子Th3 の抵抗値が、第1のサーミスタ素子Th1
の抵抗値の8〜20倍とすることである。
タ素子Th3 の抵抗値が、第1のサーミスタ素子Th1
の抵抗値の8〜20倍とすることである。
【0015】
【作用】第1の本発明によれば、抵抗R1 、コンデンサ
C1 、第1のサーミスタ素子Th1 の構成による高温領
域温度補償回路部の第1のサーミスタ素子Th1 と直列
抵抗R1 の直列部分に、並列的に第3のサーミスタ素子
Th3 を接続することにより、高温領域で、特にその中
でも高い温度領域での補償量を緩和することにより、特
に、第3のサーミスタ素子Th3 の特性によって、抵抗
R1 と第3のサーミスタ素子Th3 の抵抗値の合成抵抗
によって、高温領域温度補償回路部の抵抗成分が決定さ
れ、従来のように抵抗R1 を単独に用いる場合に比較し
て、ある温度領域でその合成抵抗値を低くすることがで
きるので、高温領域全体で簡単に周波数変動を平坦化す
ることができる。
C1 、第1のサーミスタ素子Th1 の構成による高温領
域温度補償回路部の第1のサーミスタ素子Th1 と直列
抵抗R1 の直列部分に、並列的に第3のサーミスタ素子
Th3 を接続することにより、高温領域で、特にその中
でも高い温度領域での補償量を緩和することにより、特
に、第3のサーミスタ素子Th3 の特性によって、抵抗
R1 と第3のサーミスタ素子Th3 の抵抗値の合成抵抗
によって、高温領域温度補償回路部の抵抗成分が決定さ
れ、従来のように抵抗R1 を単独に用いる場合に比較し
て、ある温度領域でその合成抵抗値を低くすることがで
きるので、高温領域全体で簡単に周波数変動を平坦化す
ることができる。
【0016】これは、特に常温(例えば+25℃)〜中
温(例えば+50℃)付近では、第3のサーミスタ素子
Th3 を接続した効果を働かせず、中温(例えば+50
℃)〜高温(例えば80℃)近辺では、第3のサーミス
タ素子Th3 が抵抗R1 の抵抗値を下げるように働くの
で、高温領域での周波数変動が平坦化できることにな
る。その一例として、中温付近から抵抗R1 の抵抗を実
質的に下げるようにするためには、第1のサーミスタ素
子Th1 の抵抗値よりも8〜20倍の抵抗値を有する第
3のサーミスタ素子Th3 を接続することより達成され
る。
温(例えば+50℃)付近では、第3のサーミスタ素子
Th3 を接続した効果を働かせず、中温(例えば+50
℃)〜高温(例えば80℃)近辺では、第3のサーミス
タ素子Th3 が抵抗R1 の抵抗値を下げるように働くの
で、高温領域での周波数変動が平坦化できることにな
る。その一例として、中温付近から抵抗R1 の抵抗を実
質的に下げるようにするためには、第1のサーミスタ素
子Th1 の抵抗値よりも8〜20倍の抵抗値を有する第
3のサーミスタ素子Th3 を接続することより達成され
る。
【0017】さらに、第2の発明では、高温領域温度補
償回路部のコンデンサに負の温度係数のコンデンサを用
いることにより、中温付近の特性を持ち上げることがで
きる。従って、25℃以上の高温側の温度特性をたとえ
ば±1.0ppm以内の平坦にすることができる。
償回路部のコンデンサに負の温度係数のコンデンサを用
いることにより、中温付近の特性を持ち上げることがで
きる。従って、25℃以上の高温側の温度特性をたとえ
ば±1.0ppm以内の平坦にすることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の温度補償型水晶発振器を図面
に基づいて詳説する。図1は本発明の温度補償型水晶発
振器の回路図である。尚、従来と同一部分は同一符号で
説明する。
に基づいて詳説する。図1は本発明の温度補償型水晶発
振器の回路図である。尚、従来と同一部分は同一符号で
説明する。
【0019】温度補償型水晶発振器は、図1に示すよう
に、水晶振動子Xと、該水晶振動子Xの一端に接続する
高温領域温度補償回路部と低温度領域温度補償回路部と
からなる温度補償回路1と、さらに温度補償回路1に接
続するトーテン・ポール型のコルピッツ発振回路2とか
ら構成されていた。
に、水晶振動子Xと、該水晶振動子Xの一端に接続する
高温領域温度補償回路部と低温度領域温度補償回路部と
からなる温度補償回路1と、さらに温度補償回路1に接
続するトーテン・ポール型のコルピッツ発振回路2とか
ら構成されていた。
【0020】水晶振動子Xは、厚みすべり振動モードを
有する振動子であり、その一端が温度補償回路1と接続
され、また、その他端には、コンデンサC3 、C4 が接
続されいる。
有する振動子であり、その一端が温度補償回路1と接続
され、また、その他端には、コンデンサC3 、C4 が接
続されいる。
【0021】温度補償回路1を構成する高温領域温度補
償回路部は、コンデンサC1 に並列に接続された第1の
サーミスタ素子Th1 、抵抗R1 さらに、コンデンサC
1 に並列的に接続された第3のサーミスタ素子Th3 か
らなり、低温領域温度補償回路部は、コンデンサC2 、
第2のサーミスタ素子Th2 、抵抗R2 が夫々並列的に
接続されて構成されている。
償回路部は、コンデンサC1 に並列に接続された第1の
サーミスタ素子Th1 、抵抗R1 さらに、コンデンサC
1 に並列的に接続された第3のサーミスタ素子Th3 か
らなり、低温領域温度補償回路部は、コンデンサC2 、
第2のサーミスタ素子Th2 、抵抗R2 が夫々並列的に
接続されて構成されている。
【0022】実際には、低温領域、例えば−30℃〜+
25℃においては、高温領域温度補償回路部の第1のサ
ーミスタ素子Th1 及び第3のサーミスタ素子Th3 の
抵抗値が100kΩとなるために、コンデンサC1 、C
2 とともに作用して、補償動作を行うものである。
25℃においては、高温領域温度補償回路部の第1のサ
ーミスタ素子Th1 及び第3のサーミスタ素子Th3 の
抵抗値が100kΩとなるために、コンデンサC1 、C
2 とともに作用して、補償動作を行うものである。
【0023】また、高温領域、例えば+25℃〜+80
℃においては、低温領域温度補償回路部の第2のサーミ
スタ素子Th2 の抵抗値が略0Ωとなるために、コンデ
ンサC1 、C2 、第1のサーミスタ素子Th1 、第3の
サーミスタ素子Th3 、抵抗R1 が作用して補償動作を
行うものである。
℃においては、低温領域温度補償回路部の第2のサーミ
スタ素子Th2 の抵抗値が略0Ωとなるために、コンデ
ンサC1 、C2 、第1のサーミスタ素子Th1 、第3の
サーミスタ素子Th3 、抵抗R1 が作用して補償動作を
行うものである。
【0024】コルピッツ発振回路2は、主に発振用トラ
ンジスタT1 とバッフア用トランジスタT2 とから成っ
ている。
ンジスタT1 とバッフア用トランジスタT2 とから成っ
ている。
【0025】即ち、高温領域温度補償回路部は、第1の
サーミスタ素子Th1 と抵抗R1 の直列回路に対して、
コンデンサC1 及び第3のサーミスタ素子Th3 が夫々
並列的に接続されている。
サーミスタ素子Th1 と抵抗R1 の直列回路に対して、
コンデンサC1 及び第3のサーミスタ素子Th3 が夫々
並列的に接続されている。
【0026】ここで、重要なことは、高温領域温度補償
回路部において、第1のサーミスタ素子Th1 の抵抗成
分RTH1 と抵抗R1 との直列抵抗成分Rsと、第3のサ
ーミスタ素子Th3 の抵抗成分RTH3 とが、並列抵抗成
分として合成されることである。
回路部において、第1のサーミスタ素子Th1 の抵抗成
分RTH1 と抵抗R1 との直列抵抗成分Rsと、第3のサ
ーミスタ素子Th3 の抵抗成分RTH3 とが、並列抵抗成
分として合成されることである。
【0027】したがって、第3のサーミスタ素子Th3
がある温度領域で抵抗成分が著しく大きければ、実質的
に直列抵抗成分Rsのみで温度補償動作することにな
り、さらに、ある温度領域で第3のサーミスタ素子Th
3 が抵抗成分RTH3 を有する場合、その全体の合成抵抗
は、Rs+RTH3 /Rs×RTH3 となり、先の温度領域
の補償動作に比較して、補償感度が鈍くなることがあ
る。
がある温度領域で抵抗成分が著しく大きければ、実質的
に直列抵抗成分Rsのみで温度補償動作することにな
り、さらに、ある温度領域で第3のサーミスタ素子Th
3 が抵抗成分RTH3 を有する場合、その全体の合成抵抗
は、Rs+RTH3 /Rs×RTH3 となり、先の温度領域
の補償動作に比較して、補償感度が鈍くなることがあ
る。
【0028】このように、第3のサーミスタ素子Th3
の特性を最適に設定することにより、第3のサーミスタ
素子Th3 によって決定される温度特性で、補償量を従
来に比較して、周波数変動の少ない安定した発振を可能
にすることができる。
の特性を最適に設定することにより、第3のサーミスタ
素子Th3 によって決定される温度特性で、補償量を従
来に比較して、周波数変動の少ない安定した発振を可能
にすることができる。
【0029】その一例として、例えば、図9の線Bで示
した特性が得られるように、第1のサーミスタ素子Th
1 を2.3KΩ、コンデンサC1 を33pF、抵抗R1
を33Ωに設定し、周波数変動が例えば1.5ppmを
越える約+70℃以上で温度補償の動作を鈍くするよう
に、第3のサーミスタ素子Th3 を設定すれば、高温領
域全体に渡って平坦化された周波数特性が得られること
になる。
した特性が得られるように、第1のサーミスタ素子Th
1 を2.3KΩ、コンデンサC1 を33pF、抵抗R1
を33Ωに設定し、周波数変動が例えば1.5ppmを
越える約+70℃以上で温度補償の動作を鈍くするよう
に、第3のサーミスタ素子Th3 を設定すれば、高温領
域全体に渡って平坦化された周波数特性が得られること
になる。
【0030】本発明者は上述の最適値を求めるために、
第3のサーミスタ素子Th3 の抵抗成分RTH3 を夫々変
化させて、その周波数特性を測定した。その結果が図2
である。尚、図2の特性を得るために、低温領域温度補
償回路のコンデンサC2 を33pF、第2のサーミスタ
素子Th2 の抵抗値を80Ω、抵抗R2 を1kΩとし
た。
第3のサーミスタ素子Th3 の抵抗成分RTH3 を夫々変
化させて、その周波数特性を測定した。その結果が図2
である。尚、図2の特性を得るために、低温領域温度補
償回路のコンデンサC2 を33pF、第2のサーミスタ
素子Th2 の抵抗値を80Ω、抵抗R2 を1kΩとし
た。
【0031】図2の線Cは第3のサーミスタ素子Th3
を接続しない状態、即ち、従来の温度補償回路1の特性
である。実線Cでは、+75℃付近で周波数変動(Δf
/f)が1.5ppmを越えてしまう。
を接続しない状態、即ち、従来の温度補償回路1の特性
である。実線Cでは、+75℃付近で周波数変動(Δf
/f)が1.5ppmを越えてしまう。
【0032】これに対して、線Dは、抵抗成分RTH3 が
50KΩの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC
1 に並列的に接続した場合である。線Dは、+80℃付
近で周波数変動が1.5ppmを越えてしまうものの、
実際の使用温度範囲を考慮すると実用に適した温度補償
型水晶発振器となる。
50KΩの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC
1 に並列的に接続した場合である。線Dは、+80℃付
近で周波数変動が1.5ppmを越えてしまうものの、
実際の使用温度範囲を考慮すると実用に適した温度補償
型水晶発振器となる。
【0033】さらに、線Eは、抵抗成分RTH3 が40K
Ωの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC1 に並
列的に接続した場合である。線Eは、高温領域(+25
〜+85℃)の全ての範囲で周波数変動が1.5ppm
以内となり、優れた温度補償型水晶発振器となる。
Ωの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC1 に並
列的に接続した場合である。線Eは、高温領域(+25
〜+85℃)の全ての範囲で周波数変動が1.5ppm
以内となり、優れた温度補償型水晶発振器となる。
【0034】さらに、線Fは、抵抗成分RTH3 が20K
Ωの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC1 に並
列的に接続した場合である。線Fは、上述の実線E同
様、高温領域(+25〜+85℃)の全ての範囲で周波
数変動が1.5ppm以内となり、優れた温度補償型水
晶発振器となる。
Ωの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC1 に並
列的に接続した場合である。線Fは、上述の実線E同
様、高温領域(+25〜+85℃)の全ての範囲で周波
数変動が1.5ppm以内となり、優れた温度補償型水
晶発振器となる。
【0035】さらに、線Gは、抵抗成分RTH3 が10K
Ωの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC1 に並
列的に接続した場合である。線Fのように約+50℃以
上から高温補償の動作を作用しすぎ、約+60℃以上で
周波数変動が1.5ppmから外れることになり、高温
領域で適性な温度補償が達成できる温度補償型水晶発振
器ができない。
Ωの第3のサーミスタ素子Th3 をコンデンサC1 に並
列的に接続した場合である。線Fのように約+50℃以
上から高温補償の動作を作用しすぎ、約+60℃以上で
周波数変動が1.5ppmから外れることになり、高温
領域で適性な温度補償が達成できる温度補償型水晶発振
器ができない。
【0036】以上のように、第3のサーミスタ素子Th
3 の抵抗成分を最適化することにより、従来の高温領域
の補償動作によって、周波数変化を±1.5ppm以内
にでき、結局、低温領域から高温領域までの広い温度範
囲で、水晶振動子の温度特性に起因する発振器の発振周
波数を、例えば1.5ppm以内という極めて安定した
温度補償型水晶発振器を達成することができる。
3 の抵抗成分を最適化することにより、従来の高温領域
の補償動作によって、周波数変化を±1.5ppm以内
にでき、結局、低温領域から高温領域までの広い温度範
囲で、水晶振動子の温度特性に起因する発振器の発振周
波数を、例えば1.5ppm以内という極めて安定した
温度補償型水晶発振器を達成することができる。
【0037】尚、前記第3のサーミスタ素子Th3 の抵
抗成分RTH3 として、20kΩ〜40kΩの範囲に設定
することにより、周波数変動の少ない安定した温度補償
型水晶発振器を達成しているが、実際には、第3のサー
ミスタ素子Th3 の抵抗成分RTH3 は、第1のサーミス
タ素子Th1 の抵抗成分との相関によって決定される
が、その相関は、第1のサーミスタ素子Th1 の抵抗成
分に対して、その8〜20倍の抵抗成分RTH3 となるよ
う第3のサーミスタ素子Th3 を選択することにより、
上述の効果を充分を発揮させることができる。
抗成分RTH3 として、20kΩ〜40kΩの範囲に設定
することにより、周波数変動の少ない安定した温度補償
型水晶発振器を達成しているが、実際には、第3のサー
ミスタ素子Th3 の抵抗成分RTH3 は、第1のサーミス
タ素子Th1 の抵抗成分との相関によって決定される
が、その相関は、第1のサーミスタ素子Th1 の抵抗成
分に対して、その8〜20倍の抵抗成分RTH3 となるよ
う第3のサーミスタ素子Th3 を選択することにより、
上述の効果を充分を発揮させることができる。
【0038】以上のように、第3のサーミスタ素子Th
3 を用いることにより、温度特性を、高温領域の範囲に
おいて、容易に±1.5ppm以内に平坦化することが
できる。しかし、第3のサーミスタ素子Th3 の付加に
よる特性の変化の起点温度である例えば、+50、+6
0℃付近がマイナス側に偏っており、工程の管理の差異
によって−1.5ppmの範囲を越えてしまう場合が考
えられる。
3 を用いることにより、温度特性を、高温領域の範囲に
おいて、容易に±1.5ppm以内に平坦化することが
できる。しかし、第3のサーミスタ素子Th3 の付加に
よる特性の変化の起点温度である例えば、+50、+6
0℃付近がマイナス側に偏っており、工程の管理の差異
によって−1.5ppmの範囲を越えてしまう場合が考
えられる。
【0039】このような時には、高温領域温度補償回路
部のコンデンサC1 に負の温度係数例えばEIA規格の
TH、UJのコンデンサ素子を用いることが重要であ
る。
部のコンデンサC1 に負の温度係数例えばEIA規格の
TH、UJのコンデンサ素子を用いることが重要であ
る。
【0040】図3は、抵抗成分RTH3 として40kΩの
第3のサーミスタ素子Th3 を用いて、コンデンサC1
を種々変化させた周波数温度特性を示す。
第3のサーミスタ素子Th3 を用いて、コンデンサC1
を種々変化させた周波数温度特性を示す。
【0041】線Eは、図2の線Eと同等であり、コンデ
ンサC1 として、CH特性(温度係数が0)、抵抗R1
として33Ωに設定した場合の特性である。
ンサC1 として、CH特性(温度係数が0)、抵抗R1
として33Ωに設定した場合の特性である。
【0042】線HはコンデンサC1 として、UJ特性
(温度係数が−750ppm/℃)、抵抗R1 として3
3Ωに設定した場合の特性であり、線IはコンデンサC
1 として、UJ特性、抵抗R1 として25Ωに設定した
場合の特性であり、線JはコンデンサC1 として、UJ
特性、抵抗R1 として20Ωに設定した場合の特性であ
り、線KはコンデンサC1 として、UJ特性、抵抗R1
として15Ωに設定した場合の特性である。
(温度係数が−750ppm/℃)、抵抗R1 として3
3Ωに設定した場合の特性であり、線IはコンデンサC
1 として、UJ特性、抵抗R1 として25Ωに設定した
場合の特性であり、線JはコンデンサC1 として、UJ
特性、抵抗R1 として20Ωに設定した場合の特性であ
り、線KはコンデンサC1 として、UJ特性、抵抗R1
として15Ωに設定した場合の特性である。
【0043】上述の図3において、線Eは、中温域(+
50〜+60℃)が約−1.0ppm偏る。線Hでは、
コンデンサC1 をUJ特性のコンデンサに変更しただけ
であるが、UJ特性の効果により温度特性が左回転が生
じ、中温域が著しく改善される。しかし、このままでは
高温域(+80℃)が逆にプラス側に偏りすぎてしま
う。これを防止するために、線I〜Kのように、抵抗R
1 を小さくして、負の温度係数のコンデンサC2 の作用
を抑えることにより、高温域(+80℃)のプラス側の
偏りを抑えることができる。尚、線Kのように、抵抗R
1 を小さく設計し過ぎると、高温域(+80℃)でマイ
ナス側に偏りすぎる。
50〜+60℃)が約−1.0ppm偏る。線Hでは、
コンデンサC1 をUJ特性のコンデンサに変更しただけ
であるが、UJ特性の効果により温度特性が左回転が生
じ、中温域が著しく改善される。しかし、このままでは
高温域(+80℃)が逆にプラス側に偏りすぎてしま
う。これを防止するために、線I〜Kのように、抵抗R
1 を小さくして、負の温度係数のコンデンサC2 の作用
を抑えることにより、高温域(+80℃)のプラス側の
偏りを抑えることができる。尚、線Kのように、抵抗R
1 を小さく設計し過ぎると、高温域(+80℃)でマイ
ナス側に偏りすぎる。
【0044】このため、負の温度係数のコンデンサC1
と第1、第3のサーミスタ素子TH1 、TH3 、抵抗3
の抵抗成分を調整すれば、周波数温度特性を+25℃以
上の高温域において、例えば±1.0ppm以内に収束
させ、殆ど平坦化した特性が得られる。
と第1、第3のサーミスタ素子TH1 、TH3 、抵抗3
の抵抗成分を調整すれば、周波数温度特性を+25℃以
上の高温域において、例えば±1.0ppm以内に収束
させ、殆ど平坦化した特性が得られる。
【0045】尚、コンデンサC1 に用いる負の温度係数
のコンデンサ素子として、例えば、UJ特性(−750
ppm/℃)以外に、TH特性(−450ppm/
℃)、VK特性(−1000ppm/℃)、XL特性
(−2200ppm/℃)などを用いることができる。
のコンデンサ素子として、例えば、UJ特性(−750
ppm/℃)以外に、TH特性(−450ppm/
℃)、VK特性(−1000ppm/℃)、XL特性
(−2200ppm/℃)などを用いることができる。
【0046】図4は、本発明の他の実施例を示す温度補
償回路図である。図4に示す回路において、第3のサー
ミスタ素子Th3 が高温領域温度補償回路の第1サーミ
スタ素子Th1 、抵抗R1 及び低温領域温度補償回路の
第2のサーミスタ素子Th2の直列回路に対して、第3
のサーミスタ素子Th3 が並列てきに接続されている。
償回路図である。図4に示す回路において、第3のサー
ミスタ素子Th3 が高温領域温度補償回路の第1サーミ
スタ素子Th1 、抵抗R1 及び低温領域温度補償回路の
第2のサーミスタ素子Th2の直列回路に対して、第3
のサーミスタ素子Th3 が並列てきに接続されている。
【0047】上述の回路においては、第3のサーミスタ
素子Th3 は高温領域になって初めて動作するものであ
り、この時には、図7に示すように既に低温領域温度補
償回路の第2のサーミスタ素子Th2 がほとんど数Ωに
なっているので、低温領域温度補償回路の第2のサーミ
スタ素子Th2 と抵抗R2 の並列回路は短絡状態と実質
的に同一となるために、動作としては、図1に示す温度
補償回路1と実質的に同一となる。
素子Th3 は高温領域になって初めて動作するものであ
り、この時には、図7に示すように既に低温領域温度補
償回路の第2のサーミスタ素子Th2 がほとんど数Ωに
なっているので、低温領域温度補償回路の第2のサーミ
スタ素子Th2 と抵抗R2 の並列回路は短絡状態と実質
的に同一となるために、動作としては、図1に示す温度
補償回路1と実質的に同一となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
第3のサーミスタ素子を高温領域温度補償回路と第1の
サーミスタ素子及び抵抗の直列回路に対して、並列的に
接続されているため、高温領域での温度特性を任意に平
坦化が可能となる。実際には、第3のサーミスタ素子の
抵抗値を第1のサーミスタ素子の抵抗値に対して8〜2
0倍に設定することにより、従来、高温領域の特に高温
部分での変動を所定変動範囲内にすることができ、安定
した温度−周波数特性の温度補償型水晶発振器となる。
第3のサーミスタ素子を高温領域温度補償回路と第1の
サーミスタ素子及び抵抗の直列回路に対して、並列的に
接続されているため、高温領域での温度特性を任意に平
坦化が可能となる。実際には、第3のサーミスタ素子の
抵抗値を第1のサーミスタ素子の抵抗値に対して8〜2
0倍に設定することにより、従来、高温領域の特に高温
部分での変動を所定変動範囲内にすることができ、安定
した温度−周波数特性の温度補償型水晶発振器となる。
【0049】さらに第2の発明によれば、中温度領域で
の温度−周波数特性のマイナス側の偏りを防止できる。
の温度−周波数特性のマイナス側の偏りを防止できる。
【0050】結局、第1の発明及び第2の発明を用いれ
ば、常温〜高温領域の全ての範囲において、周波数温度
特性が殆ど平坦化された温度補償型水晶発振器が得られ
る。
ば、常温〜高温領域の全ての範囲において、周波数温度
特性が殆ど平坦化された温度補償型水晶発振器が得られ
る。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度補償型水晶発振器の回路図であ
る。
る。
【図2】第3のサーミスタ素子の抵抗値による温度−周
波数特性の変化を示す特性図である。
波数特性の変化を示す特性図である。
【図3】第1のコンデンサの温度係数による温度−周波
数特性の変化を示す特性図である。
数特性の変化を示す特性図である。
【図4】本発明の他の実施例の温度補償回路の回路図で
ある。
ある。
【図5】従来の温度補償型水晶発振器の回路図である。
【図6】温度補償型水晶発振器に使用される水晶振動子
の温度−周波数特性を示す特性図である。
の温度−周波数特性を示す特性図である。
【図7】低温領域温度補償回路部分の抵抗の変化による
温度補償量を示す特性図である。
温度補償量を示す特性図である。
【図8】高温領域温度補償回路部分の抵抗の変化による
温度補償量を示す特性図である。
温度補償量を示す特性図である。
【図9】従来の温度補償型水晶発振器の温度−周波数特
性を示す特性図である。
性を示す特性図である。
1・・・・・温度補償回路 2・・・・・コルピッツ発振回路 X・・・・・水晶振動子 Th1 ・・・高温領域温度補償回路の第1のサーミスタ
素子 R1 ・・・・高温領域温度補償回路の抵抗 C1 ・・・・高温領域温度補償回路のコンデンサ Th2 ・・・低温領域温度補償回路の第2のサーミスタ
素子 R2 ・・・・低温領域温度補償回路の抵抗 C2 ・・・・低温領域温度補償回路のコンデンサ Th3 ・・・第3のサーミスタ素子
素子 R1 ・・・・高温領域温度補償回路の抵抗 C1 ・・・・高温領域温度補償回路のコンデンサ Th2 ・・・低温領域温度補償回路の第2のサーミスタ
素子 R2 ・・・・低温領域温度補償回路の抵抗 C2 ・・・・低温領域温度補償回路のコンデンサ Th3 ・・・第3のサーミスタ素子
Claims (3)
- 【請求項1】 水晶振動子の一端に、抵抗、コンデン
サ、第1のサーミスタ素子を有する高温領域温度補償回
路部と抵抗、コンデンサ、第2のサーミスタ素子を有す
る低温領域温度補償回路部とから成る温度補償回路を接
続した温度補償型水晶発振器において、前記高温領域温
度補償回路部の第1サーミスタ素子Th1と直列抵抗R
1 の直列部分に、第3のサーミスタ素子Th3 を並列的
に接続したことを特徴とする温度補償型水晶発振器。 - 【請求項2】 前記高温領域温度補償回路部のコンデン
サを、負の温度係数のコンデンサ素子を用いたことを特
徴とする請求項1記載の温度補償型水晶発振器。 - 【請求項3】 前記第3のサーミスタ素子Th3 の抵抗
値が、第1のサーミスタ素子Th1 の抵抗値の8〜20
倍とすることを特徴とする請求項1及び2記載の温度補
償型水晶発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16887992A JP2784118B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-06-26 | 温度補償型水晶発振器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4353192 | 1992-02-28 | ||
JP4-43531 | 1992-02-28 | ||
JP16887992A JP2784118B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-06-26 | 温度補償型水晶発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304417A JPH05304417A (ja) | 1993-11-16 |
JP2784118B2 true JP2784118B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=26383318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16887992A Expired - Fee Related JP2784118B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-06-26 | 温度補償型水晶発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2784118B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6639116B2 (en) | 2002-03-15 | 2003-10-28 | Millken & Company | Simplified methods of making 1,3-cyclohexadiene |
JP2004146866A (ja) | 2002-10-21 | 2004-05-20 | Denso Corp | 発振回路 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16887992A patent/JP2784118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05304417A (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |