JP3239776B2 - 温度補償型圧電発振器 - Google Patents
温度補償型圧電発振器Info
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- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度補償型圧電発
振器に関し、詳しくは携帯型のセルラー無線機の端末等
に用いられる温度補償型圧電発振器に関するものであ
る。
振器に関し、詳しくは携帯型のセルラー無線機の端末等
に用いられる温度補償型圧電発振器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の温度補償型圧電発振器として、図
3に示すものがある。図3に示す温度補償型圧電発振器
10は、入力端子inと、入力端子inに入力される電源電
圧Vccが直接入力される安定化回路1と、安定化回路1
から出力される出力電圧V1が入力される温度補償回路
2と、温度補償回路2から出力される出力電圧V2と、
安定化回路1から出力される出力電圧V1が入力される
電圧制御発振回路13と、電圧制御発振回路13と接続
されている出力端子out とから構成されている。
3に示すものがある。図3に示す温度補償型圧電発振器
10は、入力端子inと、入力端子inに入力される電源電
圧Vccが直接入力される安定化回路1と、安定化回路1
から出力される出力電圧V1が入力される温度補償回路
2と、温度補償回路2から出力される出力電圧V2と、
安定化回路1から出力される出力電圧V1が入力される
電圧制御発振回路13と、電圧制御発振回路13と接続
されている出力端子out とから構成されている。
【0003】次に、温度補償型圧電発振器10を構成す
る各回路の構成および動作を、図3を用いて説明する。
る各回路の構成および動作を、図3を用いて説明する。
【0004】安定化回路1は、コンデンサC7,C8お
よび3端子レギュレータ14から構成されており、入力
端子inに入力された電源電圧Vccを安定化し、出力電圧
V1を出力する。
よび3端子レギュレータ14から構成されており、入力
端子inに入力された電源電圧Vccを安定化し、出力電圧
V1を出力する。
【0005】温度補償回路2は、図示はしないが、抵抗
とNTCサーミスタとによるネットワークにより構成さ
れており、安定化回路1の出力電圧V1を周囲温度に応
じて変換し、出力電圧V2を出力する。
とNTCサーミスタとによるネットワークにより構成さ
れており、安定化回路1の出力電圧V1を周囲温度に応
じて変換し、出力電圧V2を出力する。
【0006】電圧制御発振回路13は、可変容量ダイオ
ードVDと、周波数微調用可変コンデンサC10と、圧
電振動子としての水晶振動子Xと、直流カットコンデン
サC11と、高周波信号分割用コンデンサC12,C1
3と、トランジスタQと、トランジスタQのバイアス抵
抗R1,R2,R3,R4とからなり、コルピッツ型発
振回路を構成する。そして、電圧制御発振回路13は、
安定化回路1の出力電圧V1がトランジスタQのコレク
タの電源電圧として入力されると共に、コレクタがコン
デンサC9を介して接地されている。また、電圧制御発
振回路13には、温度補償回路2から出力される出力電
圧V2が入力されるもので、電圧V2に応じて可変容量
ダイオードVDの静電容量が変化し、静電容量の変化に
より水晶振動子Xを含む共振回路の共振周波数が変化す
るもので、それにより、電圧制御発振回路13の発振周
波数を変化させて、トランジスタQのエミッタからコン
デンサC13を介して出力端子out に出力電圧V13と
して出力するものである。
ードVDと、周波数微調用可変コンデンサC10と、圧
電振動子としての水晶振動子Xと、直流カットコンデン
サC11と、高周波信号分割用コンデンサC12,C1
3と、トランジスタQと、トランジスタQのバイアス抵
抗R1,R2,R3,R4とからなり、コルピッツ型発
振回路を構成する。そして、電圧制御発振回路13は、
安定化回路1の出力電圧V1がトランジスタQのコレク
タの電源電圧として入力されると共に、コレクタがコン
デンサC9を介して接地されている。また、電圧制御発
振回路13には、温度補償回路2から出力される出力電
圧V2が入力されるもので、電圧V2に応じて可変容量
ダイオードVDの静電容量が変化し、静電容量の変化に
より水晶振動子Xを含む共振回路の共振周波数が変化す
るもので、それにより、電圧制御発振回路13の発振周
波数を変化させて、トランジスタQのエミッタからコン
デンサC13を介して出力端子out に出力電圧V13と
して出力するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の温度補償型
圧電発振器10では、入力端子inに入力された電源電圧
Vccを安定化回路1により安定化させた後、各回路に出
力している。ここで、電源電圧Vccが増加すると、以下
に述べる2つの理由で電圧制御発振回路13から出力さ
れる発振周波数が増加する。
圧電発振器10では、入力端子inに入力された電源電圧
Vccを安定化回路1により安定化させた後、各回路に出
力している。ここで、電源電圧Vccが増加すると、以下
に述べる2つの理由で電圧制御発振回路13から出力さ
れる発振周波数が増加する。
【0008】一つは、電圧制御発振回路13のコレクタ
接地のコルピッツ型発振回路において、電源電圧Vccの
増加に伴いコレクタ電圧が増加するため、トランジスタ
Qのベース/エミッタ間の静電容量は減少し、よって水
晶振動子Xを含む共振周波数が増加し、電圧制御発振回
路13から出力される発振周波数が増加する。
接地のコルピッツ型発振回路において、電源電圧Vccの
増加に伴いコレクタ電圧が増加するため、トランジスタ
Qのベース/エミッタ間の静電容量は減少し、よって水
晶振動子Xを含む共振周波数が増加し、電圧制御発振回
路13から出力される発振周波数が増加する。
【0009】もう一つは、温度補償回路2はNTCサー
ミスタと抵抗との直並列回路で構成され、抵抗分割によ
り電圧を出力している。そのため、温度補償回路2の出
力電圧V2は、温度補償回路2に入力される電圧、つま
り、安定化回路1の出力電圧V1に比例し、電源電圧V
ccが増加することにより出力電圧V1も増加し、温度補
償回路2の出力電圧V2は増加する。一方、電圧制御発
振回路13は、出力電圧V2が上昇すると、可変容量ダ
イオードVDに印加される電圧は上昇し静電容量が減少
して、電圧制御発振回路13の発振周波数が増加する。
なお、電源電圧Vccが減少した場合は、上記理由により
発振周波数は低下する。
ミスタと抵抗との直並列回路で構成され、抵抗分割によ
り電圧を出力している。そのため、温度補償回路2の出
力電圧V2は、温度補償回路2に入力される電圧、つま
り、安定化回路1の出力電圧V1に比例し、電源電圧V
ccが増加することにより出力電圧V1も増加し、温度補
償回路2の出力電圧V2は増加する。一方、電圧制御発
振回路13は、出力電圧V2が上昇すると、可変容量ダ
イオードVDに印加される電圧は上昇し静電容量が減少
して、電圧制御発振回路13の発振周波数が増加する。
なお、電源電圧Vccが減少した場合は、上記理由により
発振周波数は低下する。
【0010】この電源電圧Vccの変化による発振周波数
の変動は、発振器の性能を評価する指標で周波数負荷変
動特性(プッシュエフェクト)と呼ばれており、上記の
通り、従来の温度補償型圧電発振器はプッシュエフェク
トが大きく、この温度補償型圧電発振器を移動体通信機
器に用いる場合に、狭いチャンネル間隔で安定した周波
数が得られなくなり、安定した通信がおこなわれないお
それがあった。
の変動は、発振器の性能を評価する指標で周波数負荷変
動特性(プッシュエフェクト)と呼ばれており、上記の
通り、従来の温度補償型圧電発振器はプッシュエフェク
トが大きく、この温度補償型圧電発振器を移動体通信機
器に用いる場合に、狭いチャンネル間隔で安定した周波
数が得られなくなり、安定した通信がおこなわれないお
それがあった。
【0011】したがって、本発明の目的は、電源電圧の
変動に伴う出力周波数の変動が小さい温度補償型圧電発
振器を提供することにある。
変動に伴う出力周波数の変動が小さい温度補償型圧電発
振器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、感温素子と抵抗体とからなる温度補償回
路と、圧電振動子と可変容量ダイオードとトランジスタ
とからなる電圧制御発振回路と、入力された電圧を一定
電圧に変換する安定化回路とからなる温度補償型圧電発
振器であって、電源電圧は安定化回路の入力端および温
度補償回路の入力端に入力され、温度補償回路の出力端
は可変容量ダイオードの一端と接続され、安定化回路の
出力端は可変容量ダイオードの他端およびトランジスタ
のコレクタと接続されてなることを特徴としている。
に、本発明は、感温素子と抵抗体とからなる温度補償回
路と、圧電振動子と可変容量ダイオードとトランジスタ
とからなる電圧制御発振回路と、入力された電圧を一定
電圧に変換する安定化回路とからなる温度補償型圧電発
振器であって、電源電圧は安定化回路の入力端および温
度補償回路の入力端に入力され、温度補償回路の出力端
は可変容量ダイオードの一端と接続され、安定化回路の
出力端は可変容量ダイオードの他端およびトランジスタ
のコレクタと接続されてなることを特徴としている。
【0013】また、感温素子と抵抗体とからなる温度補
償回路と、圧電振動子と可変容量ダイオードとトランジ
スタとからなる電圧制御発振回路と、入力された電圧を
一定電圧に変換する安定化回路とからなる温度補償型圧
電発振器であって、電源電圧は、安定化回路の入力端、
トランジスタのコレクタ、および、温度補償回路の入力
端に入力され、温度補償回路の出力端は可変容量ダイオ
ードの一端と接続され、安定化回路の出力端は可変容量
ダイオードの他端と接続されてなることを特徴としてい
る。
償回路と、圧電振動子と可変容量ダイオードとトランジ
スタとからなる電圧制御発振回路と、入力された電圧を
一定電圧に変換する安定化回路とからなる温度補償型圧
電発振器であって、電源電圧は、安定化回路の入力端、
トランジスタのコレクタ、および、温度補償回路の入力
端に入力され、温度補償回路の出力端は可変容量ダイオ
ードの一端と接続され、安定化回路の出力端は可変容量
ダイオードの他端と接続されてなることを特徴としてい
る。
【0014】これにより、電源電圧が増加すると、可変
容量ダイオードの両端電圧は低下し静電容量が増加して
電圧制御発振回路の発振周波数は低下する。一方、電圧
制御発振回路が電源電圧の変動による発振周波数依存性
が大きいものでは、電圧制御発振回路に電源電圧が安定
化回路を経由して印加されており、電源電圧の変動は安
定化回路から微少な変動として出力され、この微少な変
動により電圧制御発振回路の発振周波数が変化し、電源
電圧が増加すると発振周波数は増加する。ここで、発振
周波数の減少する作用と増加する作用が打ち消しあい、
電源電圧の変動があっても、発振周波数の変動が小さい
温度補償型圧電発振器となる。
容量ダイオードの両端電圧は低下し静電容量が増加して
電圧制御発振回路の発振周波数は低下する。一方、電圧
制御発振回路が電源電圧の変動による発振周波数依存性
が大きいものでは、電圧制御発振回路に電源電圧が安定
化回路を経由して印加されており、電源電圧の変動は安
定化回路から微少な変動として出力され、この微少な変
動により電圧制御発振回路の発振周波数が変化し、電源
電圧が増加すると発振周波数は増加する。ここで、発振
周波数の減少する作用と増加する作用が打ち消しあい、
電源電圧の変動があっても、発振周波数の変動が小さい
温度補償型圧電発振器となる。
【0015】また、電源電圧が増加すると、可変容量ダ
イオードの両端電圧は低下し静電容量が増加して電圧制
御発振回路の発振周波数は低下する。一方、電圧制御発
振回路が電源電圧の変動による発振周波数依存性が小さ
いものでは、電圧制御発振回路に電源電圧が直接印加さ
れており、電源電圧の変動により電圧制御発振回路の発
振周波数が変化し、電源電圧が増加すると発振周波数は
増加する。ここで、発振周波数の減少する作用と増加す
る作用が打ち消しあい、電源電圧の変動があっても、発
振周波数の変動が小さい温度補償型圧電発振器となる。
イオードの両端電圧は低下し静電容量が増加して電圧制
御発振回路の発振周波数は低下する。一方、電圧制御発
振回路が電源電圧の変動による発振周波数依存性が小さ
いものでは、電圧制御発振回路に電源電圧が直接印加さ
れており、電源電圧の変動により電圧制御発振回路の発
振周波数が変化し、電源電圧が増加すると発振周波数は
増加する。ここで、発振周波数の減少する作用と増加す
る作用が打ち消しあい、電源電圧の変動があっても、発
振周波数の変動が小さい温度補償型圧電発振器となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来と同一構成の箇
所については同一番号を付し、その説明を省略する。図
1に、本発明の第1の実施の形態である温度補償型圧電
発振器20の回路図を示す。温度補償型圧電発振器20
は、入力端子inと、入力端子inに入力される電源電圧V
ccが直接入力される安定化回路1および温度補償回路2
と、安定化回路1の出力電圧V1および温度補償回路2
の出力電圧V2が入力される電圧制御発振回路3と、電
圧制御発振回路3と接続されている出力端子out とから
構成されている。
を参照して詳細に説明する。なお、従来と同一構成の箇
所については同一番号を付し、その説明を省略する。図
1に、本発明の第1の実施の形態である温度補償型圧電
発振器20の回路図を示す。温度補償型圧電発振器20
は、入力端子inと、入力端子inに入力される電源電圧V
ccが直接入力される安定化回路1および温度補償回路2
と、安定化回路1の出力電圧V1および温度補償回路2
の出力電圧V2が入力される電圧制御発振回路3と、電
圧制御発振回路3と接続されている出力端子out とから
構成されている。
【0017】次に、温度補償型圧電発振器20を構成す
る各回路の構成および動作を、図1を用いて説明する。
安定化回路1は、図示はしないが、コンデンサおよびレ
ギュレータから構成されており、入力端子inに入力され
た電源電圧Vccを安定化し、出力電圧V1を出力する。
る各回路の構成および動作を、図1を用いて説明する。
安定化回路1は、図示はしないが、コンデンサおよびレ
ギュレータから構成されており、入力端子inに入力され
た電源電圧Vccを安定化し、出力電圧V1を出力する。
【0018】温度補償回路2は、図示はしないが、抵抗
とNTCサーミスタとによるネットワークにより構成さ
れており、安定化回路1の出力電圧V1を周囲温度に応
じて変換し、出力電圧V2を出力する。
とNTCサーミスタとによるネットワークにより構成さ
れており、安定化回路1の出力電圧V1を周囲温度に応
じて変換し、出力電圧V2を出力する。
【0019】電圧制御発振回路3は、高周波遮断用コイ
ルL1,L2と、可変容量ダイオードVDと、圧電振動
子として水晶振動子Xと、交流バイパス用コンデンサC
1と、直流カットコンデンサC2と、高周波信号分割用
コンデンサC3,C4と、トランジスタQと、トランジ
スタQのバイアス抵抗R5,R6,R7,R8とからな
り、コンデンサC6を介して出力電圧V3を出力するコ
ルピッツ型発振回路を構成する。
ルL1,L2と、可変容量ダイオードVDと、圧電振動
子として水晶振動子Xと、交流バイパス用コンデンサC
1と、直流カットコンデンサC2と、高周波信号分割用
コンデンサC3,C4と、トランジスタQと、トランジ
スタQのバイアス抵抗R5,R6,R7,R8とからな
り、コンデンサC6を介して出力電圧V3を出力するコ
ルピッツ型発振回路を構成する。
【0020】安定化回路1の出力電圧V1は抵抗R8を
介してトランジスタQのコレクタの電源電圧として入力
されると共に、コレクタはコンデンサC5を介して接地
されている。また、安定化回路1の出力電圧V1は高周
波遮断用コイルL1を介して可変容量ダイオードVDの
カソード側に入力される。一方、温度補償回路2から出
力される出力電圧V2は高周波遮断用コイルL2を介し
て可変容量ダイオードVDのアノード側に入力される。
ここで、可変容量ダイオードVDの両端電圧はV1−V
2の絶対値で表される。
介してトランジスタQのコレクタの電源電圧として入力
されると共に、コレクタはコンデンサC5を介して接地
されている。また、安定化回路1の出力電圧V1は高周
波遮断用コイルL1を介して可変容量ダイオードVDの
カソード側に入力される。一方、温度補償回路2から出
力される出力電圧V2は高周波遮断用コイルL2を介し
て可変容量ダイオードVDのアノード側に入力される。
ここで、可変容量ダイオードVDの両端電圧はV1−V
2の絶対値で表される。
【0021】安定化回路1の出力電圧V1は電源電圧V
ccの変動に関わらずほぼ一定であり、温度補償回路2の
出力電圧V2は電源電圧Vccの変動に対応して変動す
る。そして、出力電圧V2は、電源電圧Vccが温度補償
回路2内の抵抗とNTCサーミスタで分割された電圧で
あるため、一般に出力電圧V1より小さい。ここで、電
源電圧Vccが変動;例えば増加すると、出力電圧V2も
増加する。したがって、可変容量ダイオードVDの両端
電圧;V1−V2の絶対値は低下し、可変容量ダイオー
ドVDの静電容量が増加するため、電圧制御発振回路3
の発振周波数は低下する。
ccの変動に関わらずほぼ一定であり、温度補償回路2の
出力電圧V2は電源電圧Vccの変動に対応して変動す
る。そして、出力電圧V2は、電源電圧Vccが温度補償
回路2内の抵抗とNTCサーミスタで分割された電圧で
あるため、一般に出力電圧V1より小さい。ここで、電
源電圧Vccが変動;例えば増加すると、出力電圧V2も
増加する。したがって、可変容量ダイオードVDの両端
電圧;V1−V2の絶対値は低下し、可変容量ダイオー
ドVDの静電容量が増加するため、電圧制御発振回路3
の発振周波数は低下する。
【0022】一方、電圧制御発振回路3は、安定化回路
1の出力電圧V1を電源電圧としている。そして、電源
電圧Vccが変動(増加)すると、出力電圧V1はほぼ一
定ではあるが実際は極微少に増加しており、電圧制御発
振回路3が電源電圧Vccの変動による発振周波数依存性
が大きい場合で有れば、この出力電圧V1の微少な増加
によっても、電圧制御発振回路3の発振周波数が増加す
る。
1の出力電圧V1を電源電圧としている。そして、電源
電圧Vccが変動(増加)すると、出力電圧V1はほぼ一
定ではあるが実際は極微少に増加しており、電圧制御発
振回路3が電源電圧Vccの変動による発振周波数依存性
が大きい場合で有れば、この出力電圧V1の微少な増加
によっても、電圧制御発振回路3の発振周波数が増加す
る。
【0023】このように、電源電圧Vccの変動(増加)
により、一方では電圧制御発振回路3の発振周波数が低
下する作用が発生し、他方では電圧制御発振回路3の発
振周波数が上昇する作用が発生する。つまり、発振周波
数の上昇と低下が同時に発生しているため、温度補償回
路2や電圧制御発振回路3の回路定数を適当に選択決定
することにより、電源電圧Vccの変動(増加)による発
振周波数の変動を打ち消すことができ、電源電圧の変動
による発振周波数の変動が生じない温度補償型圧電発振
器20が得られる。
により、一方では電圧制御発振回路3の発振周波数が低
下する作用が発生し、他方では電圧制御発振回路3の発
振周波数が上昇する作用が発生する。つまり、発振周波
数の上昇と低下が同時に発生しているため、温度補償回
路2や電圧制御発振回路3の回路定数を適当に選択決定
することにより、電源電圧Vccの変動(増加)による発
振周波数の変動を打ち消すことができ、電源電圧の変動
による発振周波数の変動が生じない温度補償型圧電発振
器20が得られる。
【0024】なお、電圧制御発振回路3に用いられてい
るトランジスタQにPNPトランジスタを用いた場合、
電圧制御発振回路3の電源は負の値となるが、その場合
も、温度補償型圧電発振器20全体の符号が変わるだけ
であり、可変容量ダイオードVDに印加される両端電圧
の考え方は同じであり、上記のように、発振周波数の変
動を打ち消すことができる。
るトランジスタQにPNPトランジスタを用いた場合、
電圧制御発振回路3の電源は負の値となるが、その場合
も、温度補償型圧電発振器20全体の符号が変わるだけ
であり、可変容量ダイオードVDに印加される両端電圧
の考え方は同じであり、上記のように、発振周波数の変
動を打ち消すことができる。
【0025】また、上記実施の形態では、電圧制御発振
回路3は、電源電圧Vccの変動による発振周波数依存性
が大きい場合を示している。ここで、電圧制御発振回路
3が電源電圧Vccの変動による発振周波数依存性が小さ
い場合には、安定化回路1の出力電圧の微少な変動に対
して発振周波数の変動が起こらない。そこで、図2に示
す温度補償型圧電発振器20aに示すような回路構成と
してもよい。つまり、電源電圧Vccを、安定化回路1を
介さずに、直接、電圧制御発振回路3のトランジスタQ
のコレクタ電圧として抵抗R8を介して入力するような
回路としてよい。なお、他の回路構成および動作につい
ては第1の実施の形態で示した温度補償型圧電発振器2
0と同一であるため、同一の符号を付しその説明を省略
する。
回路3は、電源電圧Vccの変動による発振周波数依存性
が大きい場合を示している。ここで、電圧制御発振回路
3が電源電圧Vccの変動による発振周波数依存性が小さ
い場合には、安定化回路1の出力電圧の微少な変動に対
して発振周波数の変動が起こらない。そこで、図2に示
す温度補償型圧電発振器20aに示すような回路構成と
してもよい。つまり、電源電圧Vccを、安定化回路1を
介さずに、直接、電圧制御発振回路3のトランジスタQ
のコレクタ電圧として抵抗R8を介して入力するような
回路としてよい。なお、他の回路構成および動作につい
ては第1の実施の形態で示した温度補償型圧電発振器2
0と同一であるため、同一の符号を付しその説明を省略
する。
【0026】このように、直接電源電圧Vccをトランジ
スタQのコレクタ電圧として入力する回路構成とするこ
とにより、電源電圧Vccの変動に応じて電圧制御発振回
路の発振周波数も変動する。つまり、電源電圧Vccの変
動;例えば増加により、一方では電圧制御発振回路3の
発振周波数が低下する作用が発生し、他方では電圧制御
発振回路3の発振周波数が上昇する作用が発生するた
め、温度補償回路2や電圧制御発振回路3の回路定数を
適当に選択決定することにより、電源電圧Vccの変動
(増加)による発振周波数の変動を打ち消すことができ
る温度補償型圧電発振器を得ることができる。
スタQのコレクタ電圧として入力する回路構成とするこ
とにより、電源電圧Vccの変動に応じて電圧制御発振回
路の発振周波数も変動する。つまり、電源電圧Vccの変
動;例えば増加により、一方では電圧制御発振回路3の
発振周波数が低下する作用が発生し、他方では電圧制御
発振回路3の発振周波数が上昇する作用が発生するた
め、温度補償回路2や電圧制御発振回路3の回路定数を
適当に選択決定することにより、電源電圧Vccの変動
(増加)による発振周波数の変動を打ち消すことができ
る温度補償型圧電発振器を得ることができる。
【0027】なお、図1,図2に示した温度補償型圧電
発振器20,20aにおいて、水晶振動子Xは可変容量
ダイオードVDのカソード側に直流カット用コンデンサ
C2を介して接続されているが、特に図示はしないが、
可変容量ダイオードVDのアノード側に水晶振動子Xが
接続されてもよい。この場合、可変容量ダイオードVD
のカソード側は高周波信号分割用コンデンサで高周波的
に接地される。
発振器20,20aにおいて、水晶振動子Xは可変容量
ダイオードVDのカソード側に直流カット用コンデンサ
C2を介して接続されているが、特に図示はしないが、
可変容量ダイオードVDのアノード側に水晶振動子Xが
接続されてもよい。この場合、可変容量ダイオードVD
のカソード側は高周波信号分割用コンデンサで高周波的
に接地される。
【0028】また、高周波遮断用コイルL1,L2の代
用として高抵抗値(数kΩ〜数MΩ)を有する抵抗体を
用いてもよい。
用として高抵抗値(数kΩ〜数MΩ)を有する抵抗体を
用いてもよい。
【0029】また、本発明の実施の形態において、圧電
振動子として水晶振動子を挙げているが、通常の圧電共
振子を用いてもよい。すなわち、直線状の周波数温度勾
配を有するGTカット水晶振動子や、周波数温度特性が
温度の3次関数で表されるATカット水晶振動子のみな
らず、周波数温度特性が放物線で表される弾性表面波振
動子を用いて、温度補償型圧電発振器を構成してもよ
い。
振動子として水晶振動子を挙げているが、通常の圧電共
振子を用いてもよい。すなわち、直線状の周波数温度勾
配を有するGTカット水晶振動子や、周波数温度特性が
温度の3次関数で表されるATカット水晶振動子のみな
らず、周波数温度特性が放物線で表される弾性表面波振
動子を用いて、温度補償型圧電発振器を構成してもよ
い。
【0030】また、本発明の実施の形態において、電圧
制御発振回路の例としてコルピッツ型を示したが、ピア
ース型やハートレー型などの発振回路にも本発明は適用
可能である。
制御発振回路の例としてコルピッツ型を示したが、ピア
ース型やハートレー型などの発振回路にも本発明は適用
可能である。
【0031】なお、本発明に係る温度補償型圧電発振器
は前記実施の形態に限定するものでなく、その要旨の範
囲内で種々に変形することができる。
は前記実施の形態に限定するものでなく、その要旨の範
囲内で種々に変形することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明による温度補償型
圧電発振器では、電源電圧が増加すると、可変容量ダイ
オードの両端電圧は低下し静電容量が増加して電圧制御
発振回路の発振周波数は低下する。一方、電圧制御発振
回路が電源電圧の変動による発振周波数依存性が大きい
ものでは、電圧制御発振回路に電源電圧が安定化回路を
経由して印加されており、電源電圧の変動は安定化回路
から微少な変動として出力され、この微少な変動により
電圧制御発振回路の発振周波数が変化し、電源電圧が増
加すると発振周波数は増加する。ここで、発振周波数の
減少する作用と増加する作用が打ち消しあい、電源電圧
の変動があっても、発振周波数の変動が小さい温度補償
型圧電発振器となり、このような温度補償型圧電発振器
を移動体通信機器に用いることにより安定した通信を行
うことができる。
圧電発振器では、電源電圧が増加すると、可変容量ダイ
オードの両端電圧は低下し静電容量が増加して電圧制御
発振回路の発振周波数は低下する。一方、電圧制御発振
回路が電源電圧の変動による発振周波数依存性が大きい
ものでは、電圧制御発振回路に電源電圧が安定化回路を
経由して印加されており、電源電圧の変動は安定化回路
から微少な変動として出力され、この微少な変動により
電圧制御発振回路の発振周波数が変化し、電源電圧が増
加すると発振周波数は増加する。ここで、発振周波数の
減少する作用と増加する作用が打ち消しあい、電源電圧
の変動があっても、発振周波数の変動が小さい温度補償
型圧電発振器となり、このような温度補償型圧電発振器
を移動体通信機器に用いることにより安定した通信を行
うことができる。
【0033】また、電圧制御発振回路が電源電圧の変動
による発振周波数依存性が小さいものでは、電圧制御発
振回路に電源電圧が直接印加されており、電源電圧の変
動により電圧制御発振回路の発振周波数が変化し、電源
電圧が増加すると発振周波数は増加する。ここで、発振
周波数の減少する作用と増加する作用が打ち消しあい、
電源電圧の変動があっても、発振周波数の変動が小さい
温度補償型圧電発振器となり、このような温度補償型圧
電発振器を移動体通信機器に用いることにより安定した
通信を行うことができる。
による発振周波数依存性が小さいものでは、電圧制御発
振回路に電源電圧が直接印加されており、電源電圧の変
動により電圧制御発振回路の発振周波数が変化し、電源
電圧が増加すると発振周波数は増加する。ここで、発振
周波数の減少する作用と増加する作用が打ち消しあい、
電源電圧の変動があっても、発振周波数の変動が小さい
温度補償型圧電発振器となり、このような温度補償型圧
電発振器を移動体通信機器に用いることにより安定した
通信を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る温度補償型圧
電発振器の回路図を示す。
電発振器の回路図を示す。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る温度補償型圧
電発振器の回路構成の他の例を示す回路図である。
電発振器の回路構成の他の例を示す回路図である。
【図3】従来の温度補償型圧電発振器の回路図である。
1 安定化回路 2 温度補償回路 3 電圧制御発振回路 20,20a 温度補償型圧電発振器 X 圧電振動子 VD 可変容量ダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】 感温素子と抵抗体とからなる温度補償回
路と、圧電振動子と可変容量ダイオードと抵抗体とトラ
ンジスタとからなる電圧制御発振回路と、入力された電
圧を一定電圧に変換する安定化回路と、からなる温度補
償型圧電発振器であって、電源電圧は、前記安定化回路
の入力端および前記温度補償回路の入力端に入力され、
前記温度補償回路の出力端は前記可変容量ダイオードの
一端と接続され、前記安定化回路の出力端は前記可変容
量ダイオードの他端および前記トランジスタのコレクタ
と接続されてなることを特徴とする温度補償型圧電発振
器。 - 【請求項2】 感温素子と抵抗体とからなる温度補償回
路と、圧電振動子と可変容量ダイオードと抵抗体とトラ
ンジスタとからなる電圧制御発振回路と、入力された電
圧を一定電圧に変換する安定化回路と、からなる温度補
償型圧電発振器であって、電源電圧は、前記安定化回路
の入力端、前記トランジスタのコレクタ、および、前記
温度補償回路の入力端に入力され、前記温度補償回路の
出力端は前記可変容量ダイオードの一端と接続され、前
記安定化回路の出力端は前記可変容量ダイオードの他端
と接続されてなることを特徴とする温度補償型圧電発振
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27951996A JP3239776B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 温度補償型圧電発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27951996A JP3239776B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 温度補償型圧電発振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10126154A JPH10126154A (ja) | 1998-05-15 |
| JP3239776B2 true JP3239776B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17612166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27951996A Expired - Fee Related JP3239776B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 温度補償型圧電発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3239776B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010239527A (ja) | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Panasonic Corp | 電圧制御発振器、並びにそれを用いたpll回路、fll回路、及び無線通信機器 |
| JP5839936B2 (ja) * | 2011-01-11 | 2016-01-06 | 日本電波工業株式会社 | 水晶発振器 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP27951996A patent/JP3239776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10126154A (ja) | 1998-05-15 |
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Legal Events
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