JP2782264B2 - カード発行装置 - Google Patents

カード発行装置

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JP2782264B2
JP2782264B2 JP2094860A JP9486090A JP2782264B2 JP 2782264 B2 JP2782264 B2 JP 2782264B2 JP 2094860 A JP2094860 A JP 2094860A JP 9486090 A JP9486090 A JP 9486090A JP 2782264 B2 JP2782264 B2 JP 2782264B2
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【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、予めセキュリティデータの書き込まれた
カードに対して必要なカードデータを書き込んで発行す
るカード発行装置に関する。
(b)従来の技術 磁気カードに所定のカードデータを書き込んで発行す
る一般的なカード発行装置の機構を第1図に示す。
第1図においてBE1〜BE4はカードを搬送するカード搬
送ベルトであり、カードストッカからカード放出口まで
の間でカード搬送路を構成している。これらのカード搬
送ベルトBE1〜BE4はそれぞれカード搬送モータMOT1によ
り搬送される。カードストッカには未だカードデータの
書き込まれていない多数のカードが充填されていて、カ
ード繰出クラッチCL1がオンされると、カードストッカ
内のカードがカード搬送ベルトBE1−BE2間に繰り出され
る。繰り出されたカードはさらにカード搬送ベルトBE3
−BE4間で搬送されて磁気書込ヘッドHD2で所定のカード
データが書き込まれ、磁気読取ヘッドHD1でそのカード
データが読み取られて所定のカードデータが正しく書き
込まれたか否かの判定が行われる。もし正しく書き込ま
れていなければモータMOT1が逆転してカードに再び所定
のデータが書き込まれ、その後、モータが再び正転して
カードデータが読み取られる。この何度かのリトライに
よっても正しくカードデータが書き込まれない場合には
モータMOT1が逆転してカードが回収箱へ回収される。カ
ードに正しくカードデータが書き込まれた場合にはカー
ド放出口からそのカードが放出される。
以上に示した動作は、カードデータを磁気カードに単
に書き込んでカード発行を行う例であったが、最近では
カードの偽造や改ざんを防止する目的でいわゆるセキュ
リティカードの発行機能が要求される。
いわゆるセキュリティカードとは、磁気カードの所定
領域に予めカードデータを暗号化する際の鍵として用い
るセキュリティデータを書き込んだカードまたはこのカ
ードに対して暗号化カードデータを書き込んだカードの
ことであり、カードデータが暗号化されていることとカ
ードデータだけの複製によってはカードの偽造ができな
いということから安全性が極めて高い。
(c)発明が解決しようとする課題 このようなセキュリティカードを第1図に示したよう
な一般的なカード発行機を用いて発行する場合、以下に
述べる種々の不都合があった。
すなわち、カードに対しカードデータを書き込む際、
セキュリティデータを用いて暗号化する必要があるた
め、カードから予めセキュリティデータを読みとらなけ
ればならない。ところが、読取ヘッドは搬送路のカード
放出口側(下流側)であるのに対し、書込ヘッドはカー
ド搬送路のカードストッカ側(上流側)に配置されてい
る。したがって、カードを一旦カード放出口側にある読
取ヘッド部分まで搬送してセキュリティデータを読み取
り、このセキュリティデータに基づいて書き込むべきカ
ードデータを暗号化し、カードを逆方向に搬送させて暗
号化カードデータを書き込まなければならない。このよ
うにカードを発行する毎にカードを正転搬送および逆転
搬送をしなければならないため、 カード発行処理に長時間を要する。
装置の機構部分の寿命が短くなる。
カード処理時間が長いため、装置全体としての消費電
力が増大する。
という問題があった。
また例えば、カードからセキュリティデータを読み取
るための専用の機構を備えれば上記問題は解消される
が、そのために大型化しコスト高になるという新たな問
題が生じる。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、カードストッカに充填されるセキュリティ
カードの1ロット当りのセキュリティデータは通常同一
であることを利用して、予めセキュリティデータを予測
してカード発行処理を行うようにして、上記問題点を解
決することを目的としている。
(d)課題を解決するための手段 この発明のカード発行装置は、カードストッカから繰
り出された予めセキュリティデータの書き込まれたカー
ドを搬送路にそって搬送するカード搬送手段と、 上記搬送路のカードストッカ側に設けられ、カードに
カードデータを書き込む書込ヘッドと、 上記搬送路のカード放出口側に設けられ、カードから
上記セキュリティデータおよび上記カードデータを読み
取る読取ヘッドと、 前回のカード発行時に読み取ったセキュリティデータ
を一時記憶するメモリと、 カードに書き込むべきカードデータを上記メモリ内容
で暗号化するとともに、この暗号化カードデータの信号
を上記書込ヘッドに与えるカードデータ書込制御手段
と、 今回発行すべきカードから読み取ったセキュリティデ
ータと上記メモリ内容との一致判別を行うセキュリティ
データ一致判別手段とを備えたことを特徴とする。
(e)作用 この発明のカード発行装置では、カード搬送手段は、
カードストッカから繰り出された予めセキュリティデー
タの書き込まれたカードを搬送路にそって搬送する。書
込ヘッドは搬送路のカードストッカ側、読取ヘッドは搬
送路のカード放出口側にそれぞれ設けられている。ま
た、メモリは前回のカード発行時にカードから読み取っ
たセキュリティデータを今回のカード発行の際試みに用
いるセキュリティデータとして一時記憶する。カードデ
ータ書込制御手段は、カードに書き込むべきカードデー
タを上記メモリに記憶されているセキュリティデータで
暗号化するとともに、暗号化したカードデータの信号を
書込ヘッドに与えることによってカードに書き込む。さ
らにセキュリティデータ一致判別手段は今回発行すべき
カードから読み取った実際のセキュリティデータと上記
メモリに記憶している予測されたセキュリティデータと
の一致判別を行うことによって、セキュリティデータの
予測が正しかったか否か確認する。
一般にセキュリティカードは1ロット単位で同一のセ
キュリティデータが書き込まれるため、カードストッカ
に充填されたカードは通常同一のセキュリティデータを
備えている。したがって上記構成によって前回発行した
セキュリティデータを一旦メモリに一時記憶しておき、
今回のカード発行時に、予めカードからセキュリティデ
ータを読み取らずにカードデータの暗号化および書き込
みを行い、後にカードの実際のセキュリティデータをチ
ェックするようにしたため、暗号化カードデータが正し
く書き込まれかつセキュリティデータの予測が正しかっ
たなら、カードを正転搬送するだけでカード発行を終了
することができる。
(f)実施例 実施例に適用されるカード発行装置の機構部分の構成
を再び第1図を用いて説明する。
第1図においてBE1〜BE4はカード搬送路を構成するカ
ード搬送ベルトであり、カード搬送モータMOT1によって
駆動される。モータMOT1が正転するときカードはカード
ストッカ側からカード放出口側へ搬送される。モータMO
T1が正転しているときカード繰出クラッチCL1がオンす
れば、カード搬送ベルトBE1−BE2間にカードがカードス
トッカから繰り出され、カード搬送ベルトBE3−BE4間に
搬送される。図中PT5はカード繰出検出センサ、PT3およ
びPT2は磁気書込ヘッドHD2による書込タイミングセン
サ、またPT1はカード放出検知センサである。カード搬
送ベルトBE3−BE4間にカードがあって、モータMOT1の逆
転中にカード回収クラッチCL2がオンすれば、そのカー
ドは回収箱に回収される。PT4はカード回収検知センサ
である。
この実施例に適用される磁気カードの構成を第2図に
示す。カードには全面に磁性体層が形成されていて、カ
ードの搬送方向にそって所定箇所にストライプ状にセキ
ュリティデータおよびカードデータが書き込まれる(第
1図のカードストッカには予めセキュリティデータが書
き込まれている。)。次に、装置の制御部のブロック図
を第3図に示す。同図においてCPU1は制御部全体を統括
する。ROM2には予めCPU1の実行すべきプログラムが書き
込まれている。RAM3は前回のカード発行時に読み込んだ
セキュリティデータを記憶する領域およびカードに書き
込むべきカードデータの暗号化を行う際のワーキングエ
リアなどを備えている。インターフェイス回路4は上位
伝送装置との間でデータ伝送の制御を行う。I/Oポート
5には第1図に示したカード放出検知センサPT1、2つ
の書込タイミングセンサPT2,PT3、カード回収検知セン
サPT4およびカード繰出検出センサPT5などの各種セン
サ、モータMOT1、カード繰出クラッチCL1およびカード
回収クラッチCL2がそれぞれ接続されている。CPU1はI/O
ポート5を介して各種センサの状態を読み込み、モータ
の正転逆転制御を行い、さらにクラッチ制御を行う。カ
ードデータリードライト回路6は、暗号化カードデータ
からその書込信号を発生して磁気書込ヘッドHD2に供給
し、また磁気読取ヘッドHD1の読取信号から暗号化カー
ドデータを再生する。セキュリティデータ読取回路7は
磁気読取ヘッドHD1の読取信号からセキュリティデータ
を再生する。
次に、上記制御部の処理手順を第4図に示す。先ず、
上位伝送装置からカード発行のコマンドを待つ(n1)。
カード発行コマンドを受信したならモータMOT1を正転
し、カード繰出クラッチCL1をONし、カード回収クラッ
チCL2をOFFする(n2→n3→n4)。その後、カード繰出検
出センサPT5がON→OFFに変化するのを待ち、さらに書込
タイミングセンサPT3がONされるのを待つ(n5→n6)。
続いてRAM3の所定領域からセキュリティデータaをロー
ドする(n7)。このRAM3の所定領域には前回またはそれ
以前のカード発行時にカードから読み込んだセキュリテ
ィデータが書き込まれているが、メモリバックアップが
されていなくて、電源投入後の最初のカード発行時であ
ればこのRAM3の所定領域にはでたらめなデータが書き込
まれていることになる。続いて、このRAMからロードし
たセキュリティデータを暗号化の鍵としてカードデータ
を暗号化するとともに、その暗号化カードデータをカー
ドデータリードライト回路6へ出力する。このことによ
ってカードに暗号化カードデータcを書き込む(n8)。
その後、さらにカードが搬送され、カードデータリード
ライト回路6が磁気読取ヘッドHD1により読み取った暗
号化カードデータdをカードリーダリードライト回路6
から読み込む(n9)。また、セキュリティデータ読取回
路7がヘッドHD1により読み取ったセキュリティデータ
bを読み込む(n10)。その後、RAMからロードしたセキ
ュリティデータaとカードから実際に読み取ったセキュ
リティデータbとの一致判別を行う(n11)。これが一
致すればさらにカードに書き込んだ暗号化カードデータ
cとカードから読み取った暗号化カードデータdとの一
致判別を行う(n12)。これが一致すればカード放出検
知センサPT1がONしてからOFFすることによってカードが
放出口から放出されたのを検知し、モータMOT1をOFFす
る(n13→n14→n15)。その後、カード発行が完了した
ことを表すコマンドを上位伝送装置へ送信する(n1
6)。
もし、ステップn12の判別で、カードから読み取った
暗号化カードデータdが所定のデータでなければ、再度
暗号化カードデータの書込を行う。すなわち、先ずリト
ライ回数(最初は0に設定されている。)をインクリメ
ントし(n12→n17)、このリトライ回数が2を越えない
ときにはモータMOT1を逆転し(n18→n23)、書込タイミ
ングセンサPT2がONされるのを待つ(n24)。PT2がONさ
れれば、カードを逆転搬送されている間にカードに対し
暗号化カードデータを書き込む(n25)。その後、モー
タMOT1を正転し、カードデータを読み込む(n26→n
9)。その後同様の処理を行う。
もし、ステップn18の判別でリトライ回数が2を越え
る値となればモータMOT1を逆転し、カード回収クラッチ
CL2をONしてカード回収検知センサPT4がON→OFFに変わ
るのを待つ(n19→n20→n21)。その後、カードストッ
カから新たなカードを繰り出して最初から発行処理を行
う(n2→・・・)。
もし、ステップn11の判別で、カードから読み取った
セキュリティデータが予測していたセキュリティデータ
と異なっていたなら、RAM内のセキュリティデータを、
ステップn10で実際にカードから読み取ったセキュリテ
ィデータに変更する(n11→n22)。その後、カードを逆
転搬送するとともに、上記変更したセキュリティデータ
を暗号化の鍵としてカードデータを暗号化し、その暗号
化データを書き込む(n23→n24→n25→・・・)。
以上のようにして次回以降のカード発行に際して用い
るセキュリティデータを一旦メモリに記憶しておき、カ
ードデータの書込の際、そのメモリ内のセキュリティデ
ータを暗号化の鍵としてカードデータを暗号化し、一旦
暗号化カードデータを書き込んで、カードデータの読取
時にセキュリティデータの予測との一致を確認する。
(g)発明の効果 この発明によれば、カードに予め書き込まれているセ
キュリティデータを読み取る前に暗号化したカードデー
タを書き込むことができるため、通常はカードを正転搬
送するだけで必要なデータを書き込んだカードを発行す
ることができる。このため、カード発行処理時間が短縮
され、装置の機構部分の寿命が延び、一回のカード発行
処理当りの消費電力が少なくて済むといった効果が得ら
れる。また、カードから予めセキュリティデータを読み
取るための特別な機構を設けたものに比較して、従来と
同様の簡単な機構により装置を構成することができ、装
置全体が大型化しないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なカード発行装置の機構部分の構成図で
ある。第2図はこの発明の実施例で用いられる磁気カー
ドの構成図である。第3図はこの発明の実施例に係るカ
ード発行装置の制御部のブロック図、第4図はその処理
手順を表すフローチャートである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードストッカから繰り出された予めセキ
    ュリティデータの書き込まれたカードを搬送路にそって
    搬送するカード搬送手段と、 上記搬送路のカードストッカ側に設けられ、カードにカ
    ードデータを書き込む書込ヘッドと、 上記搬送路のカード放出口側に設けられ、カードから上
    記セキュリティデータおよび上記カードデータを読み取
    る読取ヘッドと、 前回のカード発行時に読み取ったセキュリティデータを
    一時記憶するメモリと、 カードに書き込むべきカードデータを上記メモリ内容で
    暗号化するとともに、この暗号化カードデータの信号を
    上記書込ヘッドに与えるカードデータ書込制御手段と、 今回発行すべきカードから読み取ったセキュリティデー
    タと上記メモリ内容との一致判別を行うセキュリティデ
    ータ一致判別手段とを備えたことを特徴とするカード発
    行装置。
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JPH073047U (ja) * 1993-06-10 1995-01-17 株式会社トキメック データキャリア発券装置
CN112085901B (zh) * 2020-08-05 2021-12-31 湖南业鑫智慧基础建设工程有限公司 一种牌证自助办理系统

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