JP2782100B2 - 液体充填装置の抜気方法と装置 - Google Patents
液体充填装置の抜気方法と装置Info
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- JP2782100B2 JP2782100B2 JP1278742A JP27874289A JP2782100B2 JP 2782100 B2 JP2782100 B2 JP 2782100B2 JP 1278742 A JP1278742 A JP 1278742A JP 27874289 A JP27874289 A JP 27874289A JP 2782100 B2 JP2782100 B2 JP 2782100B2
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- filling
- closed
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B37/00—Supplying or feeding fluent-solid, plastic, or liquid material, or loose masses of small articles, to be packaged
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、充填作業ポンプにより所定量の液体を、空
気を混入させずに容器に充填するために、充填器の取入
れ口部に設けた少なくとも1個の制御弁を間欠的に開閉
させ、液体を緩衝容器から供給するようにした、液体充
填装置のため抜気方法に関する。本発明は、また、空気
を混入させずに所定量の液体を容器に充填する液体充填
装置のための抜気装置であって、液体の供給管に連通さ
せた緩衝容器、その下方に設けた制御弁ハウジング、こ
のハウジングに設けられ、充填ノズルにより流出口部が
開閉可能に構成され緩衝容器の下方に設けられた充填管
の取入れ口を開閉するか又は取入れ口を緩衝容器に連通
させる少なくとも1個の制御弁を有する抜気装置にも関
する。
気を混入させずに容器に充填するために、充填器の取入
れ口部に設けた少なくとも1個の制御弁を間欠的に開閉
させ、液体を緩衝容器から供給するようにした、液体充
填装置のため抜気方法に関する。本発明は、また、空気
を混入させずに所定量の液体を容器に充填する液体充填
装置のための抜気装置であって、液体の供給管に連通さ
せた緩衝容器、その下方に設けた制御弁ハウジング、こ
のハウジングに設けられ、充填ノズルにより流出口部が
開閉可能に構成され緩衝容器の下方に設けられた充填管
の取入れ口を開閉するか又は取入れ口を緩衝容器に連通
させる少なくとも1個の制御弁を有する抜気装置にも関
する。
本体部が頂端の開口した筒状体から成る液体用パック
容器の分野において、多数のそのような容器に例えば牛
乳等の液体を空気を混入させずに所定分配量づつ充填す
るための充填装置(プラント)が公知である。しかし、
空気を混入させずに液体充填を行うには種々の手段を講
ずることを必要とする。特に、例えば容器の種類の切換
え又は充填液体の切換を行う場合、充填作業の開始時に
空気を抜き取ること即ち抜気が必要である。従来の技術
においては、液体例えば牛乳は中央の分配部から供給管
経由緩衝(バッファー)容器に送られ、弁により制御さ
れてその下方に配された充填管に送られるようになって
おり、筒状の牛乳容器が充填管の流出口の部位に配さ
れ、そこで充填されるようになっている。充填管内に空
気が集り、たまる傾向があり、従って本発明の目的は、
この充填管内の空気を抜くための手段を提供することで
ある。
容器の分野において、多数のそのような容器に例えば牛
乳等の液体を空気を混入させずに所定分配量づつ充填す
るための充填装置(プラント)が公知である。しかし、
空気を混入させずに液体充填を行うには種々の手段を講
ずることを必要とする。特に、例えば容器の種類の切換
え又は充填液体の切換を行う場合、充填作業の開始時に
空気を抜き取ること即ち抜気が必要である。従来の技術
においては、液体例えば牛乳は中央の分配部から供給管
経由緩衝(バッファー)容器に送られ、弁により制御さ
れてその下方に配された充填管に送られるようになって
おり、筒状の牛乳容器が充填管の流出口の部位に配さ
れ、そこで充填されるようになっている。充填管内に空
気が集り、たまる傾向があり、従って本発明の目的は、
この充填管内の空気を抜くための手段を提供することで
ある。
充填作業の開始時には、充填装置の種々の部分に空気
がたまっており、充填ポンプを作動させ容器への充填を
開始すると、空気が容器中に運び込まれることが不可避
である。この問題を解消することが望まれている。
がたまっており、充填ポンプを作動させ容器への充填を
開始すると、空気が容器中に運び込まれることが不可避
である。この問題を解消することが望まれている。
従来技術の充填プラント(装置)により牛乳の充填を
行う場合、充填装置の前進行程時に空気ポケットの存在
する装置部分から送られる牛乳により充填され、従って
空気のため完全には充填されない容器の数は10個であ
る。これらの充填製品は不合格品として処分される。例
えばヨーグルト等の、粘稠度の一層大きな物質を充填す
る場合には充填装置の前進行程の間に、通常25個の充填
済容器が不合格品とされる。これは、経験から、25番目
の容器の充填後は、空気混入のおそれがないと判断され
るからである。
行う場合、充填装置の前進行程時に空気ポケットの存在
する装置部分から送られる牛乳により充填され、従って
空気のため完全には充填されない容器の数は10個であ
る。これらの充填製品は不合格品として処分される。例
えばヨーグルト等の、粘稠度の一層大きな物質を充填す
る場合には充填装置の前進行程の間に、通常25個の充填
済容器が不合格品とされる。これは、経験から、25番目
の容器の充填後は、空気混入のおそれがないと判断され
るからである。
充填製品の製造条件下においては、充填作業系にある
全ての管類が完全に抜気されていること及び充填対象物
質のみの充填が行われることが必要であり、従って容器
には所定適量の充填が現実に行い得るようにすることが
必要である。一般的に、従来技術における充填作業ポン
プは1個のピストンを有しており、このピストンのポン
ピング動程により各容器に充填すべき液体の分配所定量
又は適量が決まるようになっている。
全ての管類が完全に抜気されていること及び充填対象物
質のみの充填が行われることが必要であり、従って容器
には所定適量の充填が現実に行い得るようにすることが
必要である。一般的に、従来技術における充填作業ポン
プは1個のピストンを有しており、このピストンのポン
ピング動程により各容器に充填すべき液体の分配所定量
又は適量が決まるようになっている。
種々の容積の大量のパック容器に液体の充填を行う或
いはそのような容器に種々の物質の充填を行う必要のあ
る酪農製品又はその他製品の充填業者には、製造作業の
開始の都度或いは容器又は充填用物質の切換えを行う毎
に、単に装置の抜気のためのみに不合格品を出さねばな
らないことは全く不本意なことが理解されよう。
いはそのような容器に種々の物質の充填を行う必要のあ
る酪農製品又はその他製品の充填業者には、製造作業の
開始の都度或いは容器又は充填用物質の切換えを行う毎
に、単に装置の抜気のためのみに不合格品を出さねばな
らないことは全く不本意なことが理解されよう。
従って、本発明の目的は、前述種類の液体充填装置の
ための抜気方法であって、充填作業の開始時の、充填装
置の前進行程において不正確な充填の行われるおそれを
回避し得る方法を提供することである。本発明はまた充
填プラント内に最早空気は全く残存しないことが確実な
る、(不合格品発生のおそれのない)有効充填作業への
正確な切換え時を前もって設定(プレセット)すること
を可能とすることも意図している。
ための抜気方法であって、充填作業の開始時の、充填装
置の前進行程において不正確な充填の行われるおそれを
回避し得る方法を提供することである。本発明はまた充
填プラント内に最早空気は全く残存しないことが確実な
る、(不合格品発生のおそれのない)有効充填作業への
正確な切換え時を前もって設定(プレセット)すること
を可能とすることも意図している。
本発明の他の目的は、前述の構成特徴を有する液体充
填プラントの抜気のためのものであって、正確に調時さ
れた抜気作業を可能とし、この作業の後、充填プラント
内には最早空気が全く残存しないと作業者が確信しても
当然であるとなった時点でこの作業者が単に操作ボタン
を押すのみで充填作業を開始することが可能となる抜気
装置を提供することである。
填プラントの抜気のためのものであって、正確に調時さ
れた抜気作業を可能とし、この作業の後、充填プラント
内には最早空気が全く残存しないと作業者が確信しても
当然であるとなった時点でこの作業者が単に操作ボタン
を押すのみで充填作業を開始することが可能となる抜気
装置を提供することである。
抜気方法に関し、本発明は、流出口端に噴出口部材又
は充填ノズルを有する充填管と緩衝容器の内部に充填ノ
ズルを閉じ、制御弁を開いた状態で、真空を発生させる
こと及び空気を泡立て、上方に抜き出してから、調節可
能な所定時間の経過後、制御弁を閉じることにより、上
記目的を達成する。緩衝容器内液面上方の空間部に真空
を与えると、緩衝容器内及び充填装置(プラント)の他
の部分中の空気を泡として逃し得ること或いは真空を与
えない場合に比較し空気の浮力を増大し得ることは当業
者には理解されよう。実際、系内の空気は、振動等によ
り通常、時間の経過と共に上方に移行するのであるが、
配管系等には曲り部があるため、系内の空気の全てが確
実に消滅するには比較的に長時間を要するのが一般であ
る。充填を開始する際には、全ての空気を追い出すのに
要する時間は短いほど良い。この要件は、真空を利用す
ることにより驚くほど効果的にまた容易に達成し得る。
充填管の開口頂端を制御弁により閉じて、抜気のためこ
の制御弁を開くと、充填管内の液体をそのまま保持する
一方この管内の空気を上昇させ上方に逃すことが可能と
なる。或る時間の経過後、制御弁を閉じれば、抜気を含
むその他の作業を行うことが出来、また製品製造を開始
し得る。上記の或る時間とは経験の結果に基づき調整可
能なものであり、また投書作業は資格のある熟練者によ
り行う。しかし、同一の充填装置及び同一の充填条件下
においては、当初の経験の結果設定された時間に調節す
れば良く、従って未経験の抜気作業のため試験的な作業
を行った後は、このように経験により得た値に頼れば良
く、充填作業の都度ここに問題とする時間の調節を行う
ため熟練者が調節を行うという必要はない。
は充填ノズルを有する充填管と緩衝容器の内部に充填ノ
ズルを閉じ、制御弁を開いた状態で、真空を発生させる
こと及び空気を泡立て、上方に抜き出してから、調節可
能な所定時間の経過後、制御弁を閉じることにより、上
記目的を達成する。緩衝容器内液面上方の空間部に真空
を与えると、緩衝容器内及び充填装置(プラント)の他
の部分中の空気を泡として逃し得ること或いは真空を与
えない場合に比較し空気の浮力を増大し得ることは当業
者には理解されよう。実際、系内の空気は、振動等によ
り通常、時間の経過と共に上方に移行するのであるが、
配管系等には曲り部があるため、系内の空気の全てが確
実に消滅するには比較的に長時間を要するのが一般であ
る。充填を開始する際には、全ての空気を追い出すのに
要する時間は短いほど良い。この要件は、真空を利用す
ることにより驚くほど効果的にまた容易に達成し得る。
充填管の開口頂端を制御弁により閉じて、抜気のためこ
の制御弁を開くと、充填管内の液体をそのまま保持する
一方この管内の空気を上昇させ上方に逃すことが可能と
なる。或る時間の経過後、制御弁を閉じれば、抜気を含
むその他の作業を行うことが出来、また製品製造を開始
し得る。上記の或る時間とは経験の結果に基づき調整可
能なものであり、また投書作業は資格のある熟練者によ
り行う。しかし、同一の充填装置及び同一の充填条件下
においては、当初の経験の結果設定された時間に調節す
れば良く、従って未経験の抜気作業のため試験的な作業
を行った後は、このように経験により得た値に頼れば良
く、充填作業の都度ここに問題とする時間の調節を行う
ため熟練者が調節を行うという必要はない。
本発明によれば、充填ノズル又は噴射口部材を備えた
充填管の流出口端は閉ざされるので、容器への充填を行
うことは全く要されずに抜気作業を行うことが出来るの
で、不合格品の発生に関し、大きな省資源効果をあげる
ことが出来る。
充填管の流出口端は閉ざされるので、容器への充填を行
うことは全く要されずに抜気作業を行うことが出来るの
で、不合格品の発生に関し、大きな省資源効果をあげる
ことが出来る。
充填プラントにおける真空利用自体は、本発明のそれ
とは異なる利用分野において既に公知である。例えば、
防滴(ドリップフリー)弁を有し、この弁の下方に設け
られた緩衝容器に供給する構成の、液体を間欠供給する
ための装置が既に利用されている。この装置には緩衝容
器内に真空を発生させるための手段が設けられている。
しかし、真空の利用目的は、弁の設けられている管の部
分で、液体が弁に与えるおそれのある静水圧を減少させ
ることである。真空を利用して、弁の戻しばねが、弁を
常に正しい時点で開閉させるように調節し得るようにな
っているが、このことは容器に充填する物質が、泡立ち
を起すおそれのある牛乳の場合特に重要である。しか
し、この公知方法による真空の利用を充填プラント(装
置)の抜気に適用することは不可能である。更に、ばね
負荷弁の応動は大きく遅れがちであることも判明してい
る。
とは異なる利用分野において既に公知である。例えば、
防滴(ドリップフリー)弁を有し、この弁の下方に設け
られた緩衝容器に供給する構成の、液体を間欠供給する
ための装置が既に利用されている。この装置には緩衝容
器内に真空を発生させるための手段が設けられている。
しかし、真空の利用目的は、弁の設けられている管の部
分で、液体が弁に与えるおそれのある静水圧を減少させ
ることである。真空を利用して、弁の戻しばねが、弁を
常に正しい時点で開閉させるように調節し得るようにな
っているが、このことは容器に充填する物質が、泡立ち
を起すおそれのある牛乳の場合特に重要である。しか
し、この公知方法による真空の利用を充填プラント(装
置)の抜気に適用することは不可能である。更に、ばね
負荷弁の応動は大きく遅れがちであることも判明してい
る。
他方、本発明によれば、充填管及びこれに連通させた
充填作業ポンプの抜気のため、2個の制御弁を上下一連
に設け、これらをそれぞれ独立に作動させて、緩衝容器
内に真空を発生させた後、それらの制御弁を共に開き、
空気の大部分を上方に泡立て流出させた後、先ず上方の
制御弁を、また調節可能な所定時間の経過後、下方の制
御弁をそれぞれ閉じ、その後上方の制御弁を開き、更に
時間の経過後にこの制御弁を再び閉じる操作を行うこと
が特に有利である。本発明の方法により、充填装置の複
数の部分の抜気を行うことが意図される場合には、複数
の制御弁をそれぞれ独立させて設け、即述のように作動
させる。好ましい充填装置の場合、充填管に加え、装置
の同一部分に連通させて充填作業ポンプもまた設けられ
ており、換言すれば抜気を必要とする2本の枝部が充填
作業系にあるので、これが2個の制御弁をそれぞれに独
立させて設けまたそれぞれに独立させて作動させる構成
とする理由である。事実、この構成によれば、先ず枝部
の1方の抜気を行い、これを空気を残さない状態に閉じ
た後他方の枝部の抜気の行うことが可能である。
充填作業ポンプの抜気のため、2個の制御弁を上下一連
に設け、これらをそれぞれ独立に作動させて、緩衝容器
内に真空を発生させた後、それらの制御弁を共に開き、
空気の大部分を上方に泡立て流出させた後、先ず上方の
制御弁を、また調節可能な所定時間の経過後、下方の制
御弁をそれぞれ閉じ、その後上方の制御弁を開き、更に
時間の経過後にこの制御弁を再び閉じる操作を行うこと
が特に有利である。本発明の方法により、充填装置の複
数の部分の抜気を行うことが意図される場合には、複数
の制御弁をそれぞれ独立させて設け、即述のように作動
させる。好ましい充填装置の場合、充填管に加え、装置
の同一部分に連通させて充填作業ポンプもまた設けられ
ており、換言すれば抜気を必要とする2本の枝部が充填
作業系にあるので、これが2個の制御弁をそれぞれに独
立させて設けまたそれぞれに独立させて作動させる構成
とする理由である。事実、この構成によれば、先ず枝部
の1方の抜気を行い、これを空気を残さない状態に閉じ
た後他方の枝部の抜気の行うことが可能である。
更に、本発明によれば、先ず緩衝容器内に真空を発生
させ、下方の制御弁を閉じまた上方の制御弁を開き、そ
の後両方の制御弁を同時に開き、それから上方の制御弁
を閉じ、下方の制御弁も閉じ、次に上方の制御弁を開き
最後にこの上方の制御弁を再び閉じ、これら全ての制御
弁の作動の間充填ノズルを閉じ状態に維持することも有
利である。このこような方法によれば、厳密に調節され
た時間間隔を有するプログラムを完成するための或る長
さの経過後には空気を確実に消滅させることが出来、そ
のような状態になった時に充填装置の始動準備が完了し
たことを自動的に示す構成とすることが出来る。この場
合、未熟練作業員であっても単に操作ボタンを押すこと
のみで、充填作業を開始させることが可能となる。しか
し、この場合行われる作業は、あくまでも無駄即ち不合
格品を発生することのない自動抜気作業である。また、
充填機のために従来行われている抜気法に経験を積んで
おり、経験により装置内には最早空気は残存しないであ
ろうことを予測し得る熟練者の雇用についても経済化が
はたせる。本発明による、この充填装置の自動化或いは
充填作業の上流において又はそれに先行して行われる抜
気作業の自動化は容易であり、故障を起すおそれは全く
なく、充填製品製造プラント全体に要する作業員の削減
を可能とする。
させ、下方の制御弁を閉じまた上方の制御弁を開き、そ
の後両方の制御弁を同時に開き、それから上方の制御弁
を閉じ、下方の制御弁も閉じ、次に上方の制御弁を開き
最後にこの上方の制御弁を再び閉じ、これら全ての制御
弁の作動の間充填ノズルを閉じ状態に維持することも有
利である。このこような方法によれば、厳密に調節され
た時間間隔を有するプログラムを完成するための或る長
さの経過後には空気を確実に消滅させることが出来、そ
のような状態になった時に充填装置の始動準備が完了し
たことを自動的に示す構成とすることが出来る。この場
合、未熟練作業員であっても単に操作ボタンを押すこと
のみで、充填作業を開始させることが可能となる。しか
し、この場合行われる作業は、あくまでも無駄即ち不合
格品を発生することのない自動抜気作業である。また、
充填機のために従来行われている抜気法に経験を積んで
おり、経験により装置内には最早空気は残存しないであ
ろうことを予測し得る熟練者の雇用についても経済化が
はたせる。本発明による、この充填装置の自動化或いは
充填作業の上流において又はそれに先行して行われる抜
気作業の自動化は容易であり、故障を起すおそれは全く
なく、充填製品製造プラント全体に要する作業員の削減
を可能とする。
上記の抜気方法は、それ自体、既に非常によく工夫さ
れたものであるが、或る細部に関し、更に改良し得る点
がある。例えば充填管が、その流出口端において充填ノ
ズルにより閉ざされていることを前提とし、また流出口
側の充填ノズルの上方に或る重量の液柱があると仮定す
る。本発明の方法により、この液柱からそれに含まれる
空気を抜くと、抜かれた空気に代って液体が入るため液
柱の重量増加或いはの上昇増量が起り、充填ノズルの流
出口端に作用する重量の増加することが予測つくものと
おもわれる。従って、本発明によれば、上方の制御弁を
最初に開く際に、緩衝容器内の真空度をあげるのであ
る。本発明による抜気方法においては、下方の制御弁の
最初の開弁の結果として、流出口端のノズルを経て充填
管からの空気の抜き取りを行うことが出来、従ってこの
時点で重量の増加が始まりまたこの増加が真空度の上昇
により中和又は相殺されるのである。
れたものであるが、或る細部に関し、更に改良し得る点
がある。例えば充填管が、その流出口端において充填ノ
ズルにより閉ざされていることを前提とし、また流出口
側の充填ノズルの上方に或る重量の液柱があると仮定す
る。本発明の方法により、この液柱からそれに含まれる
空気を抜くと、抜かれた空気に代って液体が入るため液
柱の重量増加或いはの上昇増量が起り、充填ノズルの流
出口端に作用する重量の増加することが予測つくものと
おもわれる。従って、本発明によれば、上方の制御弁を
最初に開く際に、緩衝容器内の真空度をあげるのであ
る。本発明による抜気方法においては、下方の制御弁の
最初の開弁の結果として、流出口端のノズルを経て充填
管からの空気の抜き取りを行うことが出来、従ってこの
時点で重量の増加が始まりまたこの増加が真空度の上昇
により中和又は相殺されるのである。
この真空度を増大させることにより吸引力が増加する
ことによる、充填管の流出口端の充填ノズルにかかる圧
力の均衡化は、充填管内の負圧の結果閉弁する充填ノズ
ルを利用する場合に特に有利である。混入空気の抜気し
た時の重量増加の結果、閉口の力が不十分となり、充填
ノズルが部分的に開くことになるおそれが事実ある。本
発明によれば、この危険もまた、緩衝容器内と従ってま
た充填管内の液柱の上方部位の真空度をあげるという中
間的な作業により回避することが出来る。この危険の回
避策は、有利であるのみならず、簡単な方法で実現し得
る。
ことによる、充填管の流出口端の充填ノズルにかかる圧
力の均衡化は、充填管内の負圧の結果閉弁する充填ノズ
ルを利用する場合に特に有利である。混入空気の抜気し
た時の重量増加の結果、閉口の力が不十分となり、充填
ノズルが部分的に開くことになるおそれが事実ある。本
発明によれば、この危険もまた、緩衝容器内と従ってま
た充填管内の液柱の上方部位の真空度をあげるという中
間的な作業により回避することが出来る。この危険の回
避策は、有利であるのみならず、簡単な方法で実現し得
る。
液体充填装置のための抜気装置に関し、上記目的は、
本発明によれば制御弁を外部から積極制御可能に構成す
ること及び緩衝容器を真空ポンプに連通させることによ
り達成される。本発明によれば、積極制御は先ず制御弁
について、次に真空ポンプの駆動について行われ、これ
らの弁及びポンプが或るプログラムに従って抜気装置に
それらの作用をおよぼすように行われる。従来技術にお
いて、一般的に弁の作動は隣接流動媒体の状態により行
われており、液体充填装置の場合、装置内の物質の圧力
をばね力を超えて増大させることが必要であり、それに
よりばねを備えた弁を開弁させるようになっていた。本
発明により、抜気装置に設けた新規弁の積極制御の結
果、弁の作動を一層信頼度の高いものとすることが出
来、閉弁への切換えを完了すると(開弁時にもこれはあ
てはまる)、100%の閉鎖が可能となるばかりでなく、
外部から制御される弁は一層高速に応動し得るので切換
え作動も高速化出来る。
本発明によれば制御弁を外部から積極制御可能に構成す
ること及び緩衝容器を真空ポンプに連通させることによ
り達成される。本発明によれば、積極制御は先ず制御弁
について、次に真空ポンプの駆動について行われ、これ
らの弁及びポンプが或るプログラムに従って抜気装置に
それらの作用をおよぼすように行われる。従来技術にお
いて、一般的に弁の作動は隣接流動媒体の状態により行
われており、液体充填装置の場合、装置内の物質の圧力
をばね力を超えて増大させることが必要であり、それに
よりばねを備えた弁を開弁させるようになっていた。本
発明により、抜気装置に設けた新規弁の積極制御の結
果、弁の作動を一層信頼度の高いものとすることが出
来、閉弁への切換えを完了すると(開弁時にもこれはあ
てはまる)、100%の閉鎖が可能となるばかりでなく、
外部から制御される弁は一層高速に応動し得るので切換
え作動も高速化出来る。
上記のプログラムの枠内でこれも制御可能な真空ポン
プに緩衝容器を連通させた結果、既述の方法により混入
空気の追い出しを大幅に加速することが可能となる。従
って、本発明の抜気装置の構成特徴の結果、充填装置の
抜気に要する時間を最短のものとすることが出来、従っ
て作業者は最適の短時間内に充填装置を空気混入充填の
おそれのない正常な作動状態に入れることが可能とな
る。
プに緩衝容器を連通させた結果、既述の方法により混入
空気の追い出しを大幅に加速することが可能となる。従
って、本発明の抜気装置の構成特徴の結果、充填装置の
抜気に要する時間を最短のものとすることが出来、従っ
て作業者は最適の短時間内に充填装置を空気混入充填の
おそれのない正常な作動状態に入れることが可能とな
る。
本発明によれば、下方の制御弁の上方にそれから距離
をおいて上方の制御弁を配し、この弁を、下方の制御弁
とは独立に、外部の制御手段により積極制御するように
構成し、充填作業ポンプからの接続管を上方の制御弁と
下方の制御弁の間で制御弁ハウジングに連通させるの
が、特に有利である。この構成によれば、既述した作業
モードを達成すること、即ち、所望により、緩衝容器の
下方に配した、充填装置の2本の枝部の1方に設けた充
填作業ポンプを充填管とは独立して及び又はそれと同時
に抜気することが可能となる。
をおいて上方の制御弁を配し、この弁を、下方の制御弁
とは独立に、外部の制御手段により積極制御するように
構成し、充填作業ポンプからの接続管を上方の制御弁と
下方の制御弁の間で制御弁ハウジングに連通させるの
が、特に有利である。この構成によれば、既述した作業
モードを達成すること、即ち、所望により、緩衝容器の
下方に配した、充填装置の2本の枝部の1方に設けた充
填作業ポンプを充填管とは独立して及び又はそれと同時
に抜気することが可能となる。
更に、本発明によれば、充填ノズルがエラストマー
(材)から成ることも有利である。例えば、充填ノズル
にゴムを用い、このノズルを、その閉じた状態において
十字形となる2本のみぞ穴を有するよう形成し、このみ
ぞ穴開口の背後又は内方かつ充填管内方の負圧によりみ
ぞ穴が閉状態に維持されるように構成し得る。他の構成
例では、充填管内に負圧が発生すると閉じるゴム製ノズ
ルが既に知られている。このようなゴム製ノズルは当然
閉じようとする傾向を有しているものであり、これが、
このノズルの上方で負圧が発生した場合、この負圧が外
部の大気に関しわずかなものに過ぎないものであっても
ノズルを閉じさせ或いはそれを閉じた状態に保つのに充
分であることの理由である。このようなゴム製のノズル
によれば、完全に閉ざされた充填管内で閉じたノズルの
上方に、液体滴下のおそれなしに液柱を形成維持するこ
とが可能である。しかし、このようなゴム製ノズルをこ
こに開示の種類の抜気装置に用いる使用例はこれまで知
られていない。
(材)から成ることも有利である。例えば、充填ノズル
にゴムを用い、このノズルを、その閉じた状態において
十字形となる2本のみぞ穴を有するよう形成し、このみ
ぞ穴開口の背後又は内方かつ充填管内方の負圧によりみ
ぞ穴が閉状態に維持されるように構成し得る。他の構成
例では、充填管内に負圧が発生すると閉じるゴム製ノズ
ルが既に知られている。このようなゴム製ノズルは当然
閉じようとする傾向を有しているものであり、これが、
このノズルの上方で負圧が発生した場合、この負圧が外
部の大気に関しわずかなものに過ぎないものであっても
ノズルを閉じさせ或いはそれを閉じた状態に保つのに充
分であることの理由である。このようなゴム製のノズル
によれば、完全に閉ざされた充填管内で閉じたノズルの
上方に、液体滴下のおそれなしに液柱を形成維持するこ
とが可能である。しかし、このようなゴム製ノズルをこ
こに開示の種類の抜気装置に用いる使用例はこれまで知
られていない。
本発明の更に他の有利な実施態様において、制御弁及
び/又は真空ポンプをコンピュータ制御装置に接続させ
れば、高速でかつ信頼度の高い抜気が可能となるという
上述の効果を実現することが出来る。技術の現状におい
て、コンピュータに簡単な或い複雑なプログラムを入力
し、このコンピュータにより極く正確にまた制御された
時点で制御信号を発生させ、ここに開示の抜気方法を、
完全な制御の下に、高度な信頼度でまた正確に調時され
た方法により、実施することが可能である。
び/又は真空ポンプをコンピュータ制御装置に接続させ
れば、高速でかつ信頼度の高い抜気が可能となるという
上述の効果を実現することが出来る。技術の現状におい
て、コンピュータに簡単な或い複雑なプログラムを入力
し、このコンピュータにより極く正確にまた制御された
時点で制御信号を発生させ、ここに開示の抜気方法を、
完全な制御の下に、高度な信頼度でまた正確に調時され
た方法により、実施することが可能である。
本発明の上記以外の構成特徴、作用効果及びその可能
な利用法は、添付図面を参照すると共に以下に行う好ま
しい実施例の記載から明らかになるであろう。
な利用法は、添付図面を参照すると共に以下に行う好ま
しい実施例の記載から明らかになるであろう。
本発明実施例の全体的な構成は、第5図を参照すると
最も良く理解されるであろう。この第5図において、線
図式に略示されたベルトコンベヤ1の上に頂端が開口状
態の容器2が示されているが、この容器2は流出口端が
ゴム製の充填ノズル又は噴射口部材3により閉ざされた
充填管4の底端部の外周に係合している。第5図に示さ
れた状態において、充填ノズル3は容器2中に沈められ
た状態に示されている。多数の紙材製パック容器のそれ
ぞれに所定配分量の牛乳の充填を行う適当な充填装置に
関し、充填管4と容器2との間に相対運動が行われ、容
器が空の場合充填ノズル3が容器2の底壁にほぼ接触す
る位置に運動し、充填管4が容器2から引き上げられな
がら充填作業の行われることは想像し得るものとおもわ
れる。充填作業そのものは、本発明にかかわる装置の構
成及びその作動の説明に重要ではなく、上記の充填作業
の説明で充分であろう。
最も良く理解されるであろう。この第5図において、線
図式に略示されたベルトコンベヤ1の上に頂端が開口状
態の容器2が示されているが、この容器2は流出口端が
ゴム製の充填ノズル又は噴射口部材3により閉ざされた
充填管4の底端部の外周に係合している。第5図に示さ
れた状態において、充填ノズル3は容器2中に沈められ
た状態に示されている。多数の紙材製パック容器のそれ
ぞれに所定配分量の牛乳の充填を行う適当な充填装置に
関し、充填管4と容器2との間に相対運動が行われ、容
器が空の場合充填ノズル3が容器2の底壁にほぼ接触す
る位置に運動し、充填管4が容器2から引き上げられな
がら充填作業の行われることは想像し得るものとおもわ
れる。充填作業そのものは、本発明にかかわる装置の構
成及びその作動の説明に重要ではなく、上記の充填作業
の説明で充分であろう。
充填管4の、充填ノズル3を備えた流出口の反対側を
取入れ口端5には制御弁ハウジング6が設けられてお
り、その頂部は緩衝容器13に連通させてある。このハウ
ジング6は円筒形状のものであって、側方の開口部7を
有し、そこから充填作業ポンプ9の接続管8を分岐させ
てある。この分岐接続管8は、実際には、下方の制御弁
11′の弁座11の上方かつ上方の制御弁12′の弁座12の下
方の空間部10から始まる管である。第5図において、上
方及び下方の制御弁12′及び11′は共に閉弁状態に示さ
れている。更に、制御弁ハウジング6から外方に突出す
る駆動棒が鮮明な線図式に図示されているが、これは単
に、外部操作源から制御弁11′及び12′の積極制御を行
うことを象徴的に示すための図示である。
取入れ口端5には制御弁ハウジング6が設けられてお
り、その頂部は緩衝容器13に連通させてある。このハウ
ジング6は円筒形状のものであって、側方の開口部7を
有し、そこから充填作業ポンプ9の接続管8を分岐させ
てある。この分岐接続管8は、実際には、下方の制御弁
11′の弁座11の上方かつ上方の制御弁12′の弁座12の下
方の空間部10から始まる管である。第5図において、上
方及び下方の制御弁12′及び11′は共に閉弁状態に示さ
れている。更に、制御弁ハウジング6から外方に突出す
る駆動棒が鮮明な線図式に図示されているが、これは単
に、外部操作源から制御弁11′及び12′の積極制御を行
うことを象徴的に示すための図示である。
制御弁ハウジング6の上方の緩衝容器13には、その1
側部(第5図において左側下方の部分)に供給管14をま
たその反対側部(第5図において右側上方の部分)に真
空管15及び真空ポンプ16が設けられている。緩衝容器13
の気密蓋部材19の下方かつ液体17の上方の波形境界線20
の上方の空間部18内は真空を形成する。
側部(第5図において左側下方の部分)に供給管14をま
たその反対側部(第5図において右側上方の部分)に真
空管15及び真空ポンプ16が設けられている。緩衝容器13
の気密蓋部材19の下方かつ液体17の上方の波形境界線20
の上方の空間部18内は真空を形成する。
作業に際し、間隔aをおいて上下に設けられた制御弁
12′及び11′を有する上記構成を有する抜気装置は以下
のように作動する。
12′及び11′を有する上記構成を有する抜気装置は以下
のように作動する。
波形境界線又は液体17の液位線20の下方で、充填作業
ポンプ9を含む装置の全体部分が、容器2に移すべき液
体により充填され、充填製品製造作業を開始し得る状態
にあるものと仮定する。ここで、以下のように混入空気
の抜気を行う必要がある。真空ポンプ16により緩衝容器
13内の空気を抜き、その空間部18内を真空状態にする。
この真空形成によりまた真空管15を通じ、閉ざされた上
方の制御弁12′の上方の部分に混入していた空気も抜か
れることが理解されよう。このようにして、第5図に示
される状態が前提とする状態であると仮定し、この状態
において充填管4内の空間部にも上記と同様にして真空
を発生させると、これにより充填ノズル3を閉じる。
ポンプ9を含む装置の全体部分が、容器2に移すべき液
体により充填され、充填製品製造作業を開始し得る状態
にあるものと仮定する。ここで、以下のように混入空気
の抜気を行う必要がある。真空ポンプ16により緩衝容器
13内の空気を抜き、その空間部18内を真空状態にする。
この真空形成によりまた真空管15を通じ、閉ざされた上
方の制御弁12′の上方の部分に混入していた空気も抜か
れることが理解されよう。このようにして、第5図に示
される状態が前提とする状態であると仮定し、この状態
において充填管4内の空間部にも上記と同様にして真空
を発生させると、これにより充填ノズル3を閉じる。
第1図、第2図、第3図及び第4図においては容器2
の図示を省略してあり、また緩衝容器13の下底部を除く
部分も図示していない。抜気作業の全工程中、充填ノズ
ル3は第1図ないし第5図に示されるように閉じた状態
にある。
の図示を省略してあり、また緩衝容器13の下底部を除く
部分も図示していない。抜気作業の全工程中、充填ノズ
ル3は第1図ないし第5図に示されるように閉じた状態
にある。
空間部18内に真空が形成されると、次に装置は第1図
に示される状態に切換えられる。即ち、上方の制御弁1
2′が開かれる。これにより充填作業ポンプ9の部分に
存在する空気ポケットを矢印21にて示される方向上方
に、緩衝容器13中へと逃がすことが出来る。また、充填
作業ポンプ9のピストンの上方に存在する液注にも真空
が作用する。このようにして、第1の枝部の空間、即
ち、接続管8を有する、装置の左側の枝部が抜気され
る。
に示される状態に切換えられる。即ち、上方の制御弁1
2′が開かれる。これにより充填作業ポンプ9の部分に
存在する空気ポケットを矢印21にて示される方向上方
に、緩衝容器13中へと逃がすことが出来る。また、充填
作業ポンプ9のピストンの上方に存在する液注にも真空
が作用する。このようにして、第1の枝部の空間、即
ち、接続管8を有する、装置の左側の枝部が抜気され
る。
次の作業工程は、第2図に示される状態への切換えを
行うことであるが、これにより下方の制御弁11′もまた
開弁される。この操作の際、上方の制御弁12′は開弁し
たままである。これにより、充填管4内に混入していた
空気を、矢印22にて示される方向上方に、緩衝容器13中
に逃がすことが出来るのであるが、この時真空ポンプ13
を作動させ、次々に抜かれる空気により減少する真空の
程度を所望の真空度に戻すことが可能である。
行うことであるが、これにより下方の制御弁11′もまた
開弁される。この操作の際、上方の制御弁12′は開弁し
たままである。これにより、充填管4内に混入していた
空気を、矢印22にて示される方向上方に、緩衝容器13中
に逃がすことが出来るのであるが、この時真空ポンプ13
を作動させ、次々に抜かれる空気により減少する真空の
程度を所望の真空度に戻すことが可能である。
下方の制御弁11′を上述のように開弁したため、充填
管4内の液柱は増大し、また抜けた空気に代って液体が
追加されるため、液柱は重量を増す。充填ノズル3を閉
じた状態に保つためまた上記の重量増加に対し補正を行
うため、コンピュータプログラムは、真空ポンプ16のス
イッチを入れ空間部18内の真空度を上げるようになって
いる。従って、ゴム製の充填ノズル3が防滴密閉能を有
するものであっても、下方から充填管4内に入って来る
少量の空気を完全に防ぐことは出来ないのであるが、こ
の充填ノズル3を閉じ状態に保持することが出来る。ま
た、下方から泡状で充填管4内に入る上記の空気は矢印
22にて示される上方方向に移行する。
管4内の液柱は増大し、また抜けた空気に代って液体が
追加されるため、液柱は重量を増す。充填ノズル3を閉
じた状態に保つためまた上記の重量増加に対し補正を行
うため、コンピュータプログラムは、真空ポンプ16のス
イッチを入れ空間部18内の真空度を上げるようになって
いる。従って、ゴム製の充填ノズル3が防滴密閉能を有
するものであっても、下方から充填管4内に入って来る
少量の空気を完全に防ぐことは出来ないのであるが、こ
の充填ノズル3を閉じ状態に保持することが出来る。ま
た、下方から泡状で充填管4内に入る上記の空気は矢印
22にて示される上方方向に移行する。
次に、装置を第3図に示される状態に切換え、上方の
制御弁12′の閉じると、ふたつの現象が起る。第1に、
液柱の、上方の制御弁12′の上方の部分が遮断され、更
に充填管4内の真空度が極くわずか下るので下方から充
填ノズル3内に超微細泡の形で入る大気の進入が止まる
ため、高くなっていた液柱が液位線20から充填ノズル3
に向う下方方向に低くなる。ここで、上方の制御弁12′
が未だ開弁状態にあった時に吸入された空気の泡が上昇
して制御弁6内の空間部10に入り、それらの泡が第3図
の上方部分に符号23にて示されるように集まるようにな
るまで待つ必要がある。次に、上方の制御弁12′と同様
に下方の制御弁11′も閉じると、充填管4内は、充填ノ
ズル3から下方の制御弁11′にいたるまで完全に抜気さ
れたと考えることが出来る。
制御弁12′の閉じると、ふたつの現象が起る。第1に、
液柱の、上方の制御弁12′の上方の部分が遮断され、更
に充填管4内の真空度が極くわずか下るので下方から充
填ノズル3内に超微細泡の形で入る大気の進入が止まる
ため、高くなっていた液柱が液位線20から充填ノズル3
に向う下方方向に低くなる。ここで、上方の制御弁12′
が未だ開弁状態にあった時に吸入された空気の泡が上昇
して制御弁6内の空間部10に入り、それらの泡が第3図
の上方部分に符号23にて示されるように集まるようにな
るまで待つ必要がある。次に、上方の制御弁12′と同様
に下方の制御弁11′も閉じると、充填管4内は、充填ノ
ズル3から下方の制御弁11′にいたるまで完全に抜気さ
れたと考えることが出来る。
次に、符号23にて示されるように集った空気は、装置
を第4図に示される状態に切換えることにより装置外に
抜かれる。
を第4図に示される状態に切換えることにより装置外に
抜かれる。
第4図に示される状態においては、下方の制御弁11′
は閉じられまた上方の制御弁12′は開かれており、混入
空気は矢印24にて示されるように上方に緩衝容器13内へ
と逃がされる。この状態において、充填管4と同様に、
接続管8及び充填作業ポンプ9を有する左側の枝部も完
全に抜気されたと考えることが出来るが、これは正しく
また経験によりそう考えることが出来る。従って、その
後或る時間の経過の後に、上方の制御弁12′も閉じるこ
とにより、第5図に示される状態に戻ることが出来る。
は閉じられまた上方の制御弁12′は開かれており、混入
空気は矢印24にて示されるように上方に緩衝容器13内へ
と逃がされる。この状態において、充填管4と同様に、
接続管8及び充填作業ポンプ9を有する左側の枝部も完
全に抜気されたと考えることが出来るが、これは正しく
また経験によりそう考えることが出来る。従って、その
後或る時間の経過の後に、上方の制御弁12′も閉じるこ
とにより、第5図に示される状態に戻ることが出来る。
以上のようにして、抜気作業が完了し、充填作業ポン
プ9を利用する充填作業を開始することが出来、空気混
入のおそれなく液体を容器に充填することが出来る。
プ9を利用する充填作業を開始することが出来、空気混
入のおそれなく液体を容器に充填することが出来る。
第1図は、第1の作動状態にある、本発明による抜気装
置の主要部を示す一部欠切略示図である。第2図、第3
図及び第4図は、それぞれ第1図に示す装置の第2、第
3及び第4の作動状態を示す第1図と同様な一部欠切略
示図である。第5図は、ベルトコンベヤ上に配された一
連の容器に液体の充填を行う充填装置の一部を示す一部
断面正面図である。 2……(充填用パック)容器、3……充填ノズル又は噴
射口部材、4……充填管、5……取入れ口端、6……制
御弁ハウジング、8……接続管、9……充填作業ポン
プ、11′……下方の制御弁、12′……上方の制御弁、13
……緩衝容器、14……供給管、16……真空管、17……液
体。
置の主要部を示す一部欠切略示図である。第2図、第3
図及び第4図は、それぞれ第1図に示す装置の第2、第
3及び第4の作動状態を示す第1図と同様な一部欠切略
示図である。第5図は、ベルトコンベヤ上に配された一
連の容器に液体の充填を行う充填装置の一部を示す一部
断面正面図である。 2……(充填用パック)容器、3……充填ノズル又は噴
射口部材、4……充填管、5……取入れ口端、6……制
御弁ハウジング、8……接続管、9……充填作業ポン
プ、11′……下方の制御弁、12′……上方の制御弁、13
……緩衝容器、14……供給管、16……真空管、17……液
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭62−58961(JP,B2) 英国公開2160182(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 3/00 - 3/36 B67C 3/20 - 3/28
Claims (7)
- 【請求項1】充填作業ポンプ(9)により空気を混入さ
せずに容器(2)に所定量の液体(17)の充填を行うた
め、充填管(4)の取入れ口部に設けた少なくとも1個
の制御弁(11′又は12′)を間欠的に開閉させ、液体
(17)を緩衝容器(13)から供給するようにした、液体
充填装置の抜気方法であって、充填管(4)の流出口端
部に充填ノズル(3)を設けて、この充填ノズル(3)
を閉じると共に制御弁(11′又は12′)を開いて充填管
(4)及び緩衝容器(13)内に真空を形成すること及び
空気を上方に泡立て流出させた後調整可能な所定時間の
経過後に制御弁(11′又は12′)を閉じることを特徴と
する液体充填装置の抜気方法。 - 【請求項2】充填管(4)及びこれに連通させた充填作
業ポンプ(9)の抜気のために、2個の制御弁(11′,1
2′)を上下一連に設け、これらの制御弁(11′,12′)
をそれぞれ独立して制御し、緩衝容器(13)内に真空を
形成した後、両制御弁(11′,12′)を共に開き、大部
分の空気を上方に泡立て流出させる後に、先ず上方の制
御弁(12′)を、またその後調整可能な所定時間の経過
後、下方の制御弁(11′)を閉じ、その後上方の制御弁
(12′)を開き、更に時間の経過後にこの制御弁(1
2′)を再び閉じることを特徴とする請求項1記載の液
体充填装置の抜気方法。 - 【請求項3】先ず緩衝容器(13)内に真空を形成し、次
に下方の制御弁(11′)を閉じると共に上方の制御弁
(12′)を開き、次に両制御弁(11′,12′)を同時に
開いた後に、上方の制御弁(12′)の閉弁、下方の制御
弁(11′)の閉弁、上方の制御弁(12′)の開弁をこの
順序で行い、最後に上方の制御弁(12′)を閉じ、これ
らの弁操作の間充填ノズル(3)を閉状態に保つことを
特徴とする請求項1又は2記載の液体充填装置の抜気方
法。 - 【請求項4】下方の制御弁(11′)の最初の開弁時に、
緩衝容器(13)内の真空を上げることを特徴とする請求
項2又は3記載の液体充填装置の抜気方法。 - 【請求項5】液体(17)の供給管(14)に連通させた緩
衝容器(13)、その下方に設けた、緩衝容器(13)への
連通を形成するか又は緩衝容器(13)の下方に設けられ
充填ノズル(3)により流出口部が開閉可能に構成され
た充填管(4)の取入れ口端(5)を開閉する少なくと
も1個の制御弁(11′又は12′)を備えた制御弁ハウジ
ング(6)を有する、所定量の液体(17)を空気を混入
させずに容器(2)に充填する液体充填装置の抜気装置
であって、制御弁(11′又は12′)を外部から積極制御
するよう構成し、前記緩衝容器(13)を真空ポンプ(1
6)に連通させ、更に、下方の制御弁(11′)の上方に
距離(a)の間隔をおいて、この制御弁(11′)とは独
立して外部から積極制御の可能な上方の制御弁(12′)
を設け、充填作業ポンプ(9)の接続管(8)を、下方
の制御弁(11′)と上方の制御弁(12′)の間で制御弁
ハウジング(6)に連通させたことを特徴とする液体充
填装置の抜気装置。 - 【請求項6】充填ノズルがエラストマー材からなること
を特徴とする請求項5記載の液体充填装置の抜気装置。 - 【請求項7】制御バルブ(11′,12′)及び/又は真空
ポンプ(16)をコンピューター制御装置に接続したこと
を特徴とする請求項5又は6記載の液体充填装置の抜気
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3837097.2 | 1988-11-01 | ||
DE3837097A DE3837097A1 (de) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | Verfahren zum entlueften einer befuellungsanlage und vorrichtung zur durchfuehrung eines solchen verfahrens |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02233301A JPH02233301A (ja) | 1990-09-14 |
JP2782100B2 true JP2782100B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=6366272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1278742A Expired - Fee Related JP2782100B2 (ja) | 1988-11-01 | 1989-10-27 | 液体充填装置の抜気方法と装置 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5009339A (ja) |
EP (1) | EP0366997B1 (ja) |
JP (1) | JP2782100B2 (ja) |
KR (1) | KR0138762B1 (ja) |
AT (1) | ATE99245T1 (ja) |
AU (1) | AU625836B2 (ja) |
BR (1) | BR8905548A (ja) |
CA (1) | CA2001917C (ja) |
DE (2) | DE3837097A1 (ja) |
DK (1) | DK166142C (ja) |
ES (1) | ES2047642T3 (ja) |
FI (1) | FI90648C (ja) |
NO (1) | NO177588C (ja) |
RU (1) | RU2003170C1 (ja) |
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US6065510A (en) * | 1994-09-29 | 2000-05-23 | Tetra Laval Holdings & Finance, Sa | Fill system for primary and secondary products |
US5865226A (en) * | 1996-08-23 | 1999-02-02 | Tetra Laval Holdings & Finance, S.A. | Servo motor driven fill system |
US6142169A (en) * | 1997-03-28 | 2000-11-07 | Tetra Laval Holdings & Finance, Sa | Sterile tank venting system for a filling machine |
US6640996B2 (en) * | 2001-12-21 | 2003-11-04 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for online switching between supply vessels |
DE102008061904A1 (de) * | 2008-12-15 | 2010-06-17 | Alldos Eichler Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Entgasung des Förderraums einer Dosierpumpe |
US20110072984A1 (en) * | 2009-09-30 | 2011-03-31 | Chen Cheng-Feng | Automatic bean curd maker |
CN111483964A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-08-04 | 深圳市步先包装机械有限公司 | 一种单工位高压灌装水生产线 |
CN115402551B (zh) * | 2022-06-20 | 2023-07-25 | 常州威斯敦粘合材料有限责任公司 | 用于pur热熔胶灌装的抽气组件和灌装机构、灌装方法 |
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