JP2782009B2 - リグニン配糖体およびその用途 - Google Patents

リグニン配糖体およびその用途

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なリグニン配糖体およびその用途に関す
る。
〔従来技術・発明が解決しようとする課題〕
現有の抗癌剤の殆どは、DNA合成あるいは細胞分裂を
抑制する作用を持つが、これは正常細胞に対しても同等
な作用を示す。わずかに癌細胞は細胞分裂が速く、正常
細胞は遅いと言う差を利用して、癌細胞に、より多くの
障害を与えることで治療が成り立っている。正常細胞が
受けた障害は、副作用として表現され、生体がその副作
用にどこまで耐えられるかが、癌治療の上で重要なポイ
ントとなっている。
以上の様に、本来の癌治療は癌細胞の生物学、生化学
などに根ざすべきものであるが、現実にはその様な癌治
療法にまで結びついていない。
さて、癌の原因と言うと発癌物質、放射線およびウイ
ルスの3つが古くより言われてきた。その内、癌ウイル
スの持つ遺伝情報により細胞が癌化することが明らかに
なり、oncogene(癌遺伝子)なる言葉が生まれた。その
後、癌遺伝子は正常細胞にも存在し、それがある時スイ
ッチオンされて、細胞が癌化すると言う仮説が立てられ
たのである。これは、時の流れと共に発展し、今日その
大筋は正しかったことを誰しも認めるところである。
一方、高等動物のゲノムには癌遺伝子となり得るprot
o−oncogeneは50種以上存在し、それらは正常細胞の増
殖や分化に重要な生理機能を果たしている。それ故、細
胞増殖や癌の制御の遺伝子のレベルもしくは遺伝子産物
のレベルでのコントロールの可能性が生まれて来た。本
発明は癌遺伝子発現の段階を、特異的阻害剤で抑制する
癌治療剤を開発することにある。挿入されたマウス乳癌
ウイルス(MMTV)遺伝子の発現がコルチコイドにより制
御されているマウス乳癌細胞を用い、MMTV遺伝子発現に
はクロマチンタンパク質での脱ポリADP−リボース反応
が引金となっていることが見出されている。即ち、ポリ
ADP−リボースが分解されることにより、その部分のク
ロマチン構造の局所変化が、最終的にはRNAポリメラー
ゼのプロモーターへの結合と転写促進につながると考え
られている。〔ジャーナル・バイオロジカル・ケミスト
リー、258:15371(1983)〕。
そこで、発明者はポリADP−リボースの分解を阻止す
れば、癌遺伝子が活性化されなくなることが予想された
ため、ADP−リボースの分解に関与する酵素であるポリ
(ADP−リボース)グリコヒドロラーゼをヒト胎盤より
分離精製し、本酵素に対し阻害作用をもつ化合物を検討
した結果、幾つかの天然化合物に強い阻害活性を見出し
た。
また、この化合物には腫瘍壊死因子(TNF)のもつ細
胞殺傷作用と細胞分化誘導作用を増強する全く新しい活
性があることを見出し、この増強効果がTNF受容体へのT
NFの結合親和性を高めることに起因することも突き止め
た。さらに、この化合物にはマクロファージからのTN
F、インターロイキン1の産生を誘導する作用があるこ
とを見出した。そして、さらに検討を進め、ポリ(ADP
−リボース)グリコヒドロラーゼ阻害、及びTNFをはじ
めとするサイトカインの誘導およびそれらの作用増強効
果に基づく抗癌作用を有する医薬として、使用に耐え得
る新規化合物を見出し、本発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本発明は次の要旨を有するものである。
以下に示す性質を有するリグニン配糖体 (i)リグニンおよび多糖類が結合 (ii)分子量は60000〜140000 (iii)リグニンと多糖類の結合比は1:1〜20:1(分子
比) (iv)多糖類はウロン酸60〜70%、中性糖30〜40%で構
成されている。
リグニン配糖体を主成分とするポリ(ADP−リボー
ス)グリコヒドロラーゼ阻害剤。
リグニン配糖体を主成分とするサイトカイン、すな
わち腫瘍壊死因子(TNF)作用増強剤。
リグニン配糖体を主成分とするサイトカイン(TNF,
IL−1)の産生誘導剤。
リグニン配糖体を主成分とする(TNFなどのサイト
カインとの併用による)癌免疫療法剤。
本発明のリグニン配糖体は、リグニンと糖(多糖類)
との結合体である。リグニンと糖(多糖類)との結合は
エーテル結合による。その結合比は、リグニン:構成糖
の重量比で1:3〜5程度が例示される。また、リグニン
と多糖体との分子比で1〜20:1程度が例示される。
リグニン配糖体の糖部分はウロン酸および中性糖より
構成される。その組成としてはウロン酸60〜70%、中性
糖30〜40%程度が例示される。
中性糖としては、グルコース、ガラクトース、マンノ
ース、アラビノースが挙げられる。その組成としてはグ
ルコース15〜20mol%、ガラクトース25〜30mol%、マン
ノース35〜50mol%、アラビノース10〜15mol%程度が例
示される。
これらの構成糖は全体として糖鎖構造を取っており、
多糖類を形成する。
リグニン配糖体の分子量は80000〜140000程度であ
り、多糖類部分の分子量は4万〜10万程度である。また
リグニン部分は分子量1000〜10000程度を有する。
本発明リグニン配糖体は、元素的にはC原子35〜45重
量%、H原子1〜10重量%、O原子45〜64重量%程度が
例示される。
本発明のリグニン配糖体は以下のように調製される。
出発原料としては茶(葉・枝)、紫根、三豆根、朝鮮
人参、松(かさ・葉)、草みづき(幹)等が挙げられ
る。
原料を各種溶媒(例えば、熱水、エタノール、アセト
ン等)で処理する。処理時間は1〜15時間程度である。
処理済み原料をアルカリ性溶液(0.1〜1N水酸化ナトリ
ウム、アンモニウム等)で抽出する。抽出液をpH4〜6
に調整し、1−5倍量のエタノールを添加して沈澱画分
を回収する。沈澱画分をゲル濾過で精製して活性部分を
回収する。
こうして得られたリグニン配糖体は透析、遠心分離、
凍結乾燥等を施すことができる。
本発明のリグニン配糖体は、ポリ(ADP−リボース)
グリコヒドロラーゼ阻害作用、及びTNFの産生誘導およ
びその作用の増強効果を有し、ヒトを含む哺乳動物(ヒ
ト、ウマ、イヌ、マウス、モルモット、ラット等)に対
してポリ(ADP−リボース)グリコヒドロラーゼ阻害活
性、及びTNFの産生誘導およびその作用の増強活性を有
し、ポリ(ADP−リボース)グリコヒドロラーゼ阻害
剤、及びTNFの産生誘導およびその作用増強活性剤とし
て悪性腫瘍、ウイルス性感染症の治療、予防に有用なも
のである。
本発明のリグニン配糖体は、経口的または非経口的に
投与される。
リグニン配糖体は、それ自体または製薬上許容される
キャリアとの医薬製剤の形で投与される。当該製剤は、
自体既知の方法によって調製される。剤型としては、錠
剤、カプセル剤、散剤、坐剤、注射剤等が例示される。
リグニン配糖体は、例えば、経口投与の場合、通常0.
1〜100mg/kg体重程度を1日1回または数回にわたって
投与されるが、年齢、体重、および/または処置すべき
病状の重度や治療に対する反応によりその投与量は変わ
りうる。
毒性実験 本発明のリグニン配糖体のマウスに対する毒性は、い
ずれも経口投与でLD50値が100mg/kg以上であり、投与量
にくらべてLD50値が極めて大きく、安全域の広い化合物
である。
〔実施例〕
実施例1 以下の処理に付することによってリグニン配糖体を抽
出した。
実施例2 リグニン配糖体の糖部分、グリコン(glycone)及び
非糖部分、アグリコン(aglycone)の構造の特徴を検討
するために、本配糖体をメタノリシス(メタノール−塩
酸分解)、あるいは亜塩素酸塩(NaClO2)法によりグリ
コンとアグリコンに分離して分析を行った。その結果は
次の通りである。
〔グリコンの分析〕
分子量:セファロース(Sepharose)CL−4Bゲル濾過法
により60000〜100000 糖組成a) (%) (全重量%) ウロン酸 63.4 48.8 中性糖 36.6 28.2 グリコンの2/3がウロン酸であるという特徴を持つ。
中性糖の組成b) (mol%) グルコース 18.2 ガラクトース 27.4 マンノース 40.2 アラビノース 13.8 フコース 0 中性糖としてはグルコース、ガラクトース、マンノー
ス、アラビノースを含むがフコースは含まない。
a)ウロン酸はカルバゾール法、中性糖はフェノール硫
酸法で定量した。
b)中性糖の組成はメタノリシスで生成するメチルグリ
コシドをトリメチル化した後ガスクロマトグラフィーで
分析した。
〔アグリコンの分析〕
分子量:セファロース(Sepharose)CL−6Bゲル濾過法
により4000±2000 赤外吸収分析(IR) IRはKBrディスクにより測定した。
その結果、3500〜3700cm-1範囲に3400cm-1にピークを
もつ吸収が検出された。この吸収はフェノール性水酸基
の存在を示す。1600cm付近の吸収は芳香族二重結合を示
す。1700cm付近にカルボニル基の吸収がないことよりタ
ンニンに見られるようなエステル結合はなく、リグニン
に見られるようなエーテル結合で重合している化合物で
あることを示す。
指紋領域も含めて全体のスペクトラムはリグニン(ア
ルカリ)と極めて類似している。
以上のIRスペクトルの結果から本配糖体のアグリコン
はタンニン様化合物ではなく、リグニン様化合物である
と結論される。
紫外吸収(UV)分析 280nmの最大吸収値、260nmに最小吸収値をもつ。
280/260=1.02 リグニンも同様のUVスペクトルをもつ 280/260=1.03 UVスペクトルにより芳香族(おそらくフェノール)の
存在を示す。
電子スピン共鳴(ESR)分析 リグニンと同様にg=2.004ESRシグナルが検出される
ことより安定なフリーラジカルを有する構造体を含むこ
とを示す。なお、タンニンにはこの様なシグナルは見ら
れない。
〔リグニン配糖体の分析〕
リグニン配糖体全体としての特徴 元素分析 (weight%) C 39.83 H 4.41 O 55.73 N 0.03以下 S 0 窒素、硫黄を含有しないことより蛋白、硫酸基を含ま
ずセファロース(Sepharose)CL−4Bゲル濾過法による
分子量は約11万である。
リグニンと糖の結合比は重量比で約1:4である。
従って本配糖体は、糖部分(グリコン)としてウロン
酸を全重量の約50%も含有するという特徴をもってい
る。中性糖としてはグルコース、ガラクトース、マンノ
ース、アラビノースを含む。非糖部分(アグリコン)は
リグニンより成るという特徴を有する。
本配糖体は糖の還元末端ラクトール水酸基がリグニン
のアルコール性またはフェノール性水酸基と脱水縮合し
てエーテル状に結合したO−配糖体である。また、リグ
ニンと糖の結合比が重量比で約1:4であり、特に、酸性
糖のウロン酸を多く含有する、分子量約11万のリグニン
配糖体(アグリコンの特徴で分類した場合)である。
本配糖体の推定構造モデルは図面に示す通りである。
試験例1. ポリ(ADP−リボース)グリコヒドロラーゼに対する阻
害効果 アッセイ用バッファー(0.01%ウシ血清アルブミン−
10mMメルカプトエタノール−50mMカリウム・リン酸、pH
7.0)に、3H−(ADP−リボース)n=15を加え、その27
μに被験物質およびヒト胎盤より調製した核由来、ポ
リ(ADP−リボース)グリコヒドロラーゼ溶液を加えて
全量30μとした後、37℃にて1時間インキュベーショ
ンした。その後、DE81濾紙に反応液を吸収させ、水、エ
タノール、アセトンで濾紙を洗浄した後、それを乾燥さ
せ、液体シンチレーションカウンターにて、未反応基質
3H−(ADP−リボース)を測定し、本酵素に対する試験
物質の阻害作用を検討した。その結果を示したのが表1
であり、用いた被験物質の全てが、用量依存的にポリ
(ADP−リボース)グリコヒドロラーゼを阻害した。
試験例2 遺伝子発現に対する阻害効果 本試験で用いた遺伝子発現系は、糖質コルチコイド感
受性遺伝子である、マウス乳癌ウイルス(MMTV)遺伝子
を持つ、マウス乳癌細胞である34I株を使用した。本細
胞は、糖質コルチコイド存在下において、35S RNAと、
さらにスプライシングを受けた24S RNAの2種類を発現
する。この発現はenv部分のcDNAを用いることにより検
出することが出来る。そこで、34I株に被験物質を30μg
/mlとなる様に加え、37℃、30分間インキュベーション
し、次に、その系に10-7Mとなる様にデキサメタゾンを
添加し、さらに1時間インキュベーションした。その
後、34I細胞を集め、高分子RNAをグアニジン−塩酸法で
抽出、60℃で5分間処理(20mMMDPS,pH7.0,5mM 酢酸ナ
トリウム、1mMEDTA)後、1.2%アガロース・ゲル(同バ
ッファー)にて、電気泳動(40V,16h)を行った。その
後、ニトロセルロースヘトランスファーし、32P−MMTV
−DNA(envに特異的なcDNA)をハイブリダイズし、X線
フィルムによるオートラジオグラムを作成した。その
後、オートラジオグラムより35S および24S RNAのバン
ドの濃度をデンシトメーターで測定することにより、RN
A発現量を測定し、被験物質の無添加の場合と比較し
て、RNA発現抑制割合を算出した。その結果を示したの
が表2であり、用いた被験物質はMMTV遺伝子発現抑制作
用を示した。
1は陽性対照、2,3は陰性対照、4は実験群試験例3. マウス実験腫瘍に対する制癌効果 マウスの腹腔内に、ザルコーマ180腫瘍細胞を1×106
個移植し、移植後1〜4日間被験物質を腹腔内に連続投
与した。抗腫瘍活性は、生理食塩液投与群との比較によ
る延命率より求めた。腫瘍移植後45日目にて実験終了と
した。その結果を示したのが表3であり、用いた被験物
質は制癌作用を示した。
リグニン配糖体は移植日翌日から4日間連続投与し
た。
試験例4. マウス線維芽腫細胞L−929に対するTNF作用の増強効果 TNFのもつ細胞殺傷作用はL−929細胞のシャーレへの
接着性を利用し、生き残った生細胞を染色してその染色
濃度を測定することにより測定することができる。そこ
でL−929細胞に被験物質を加え、次にアクチノマイシ
ンDを4μg/mlになる様に添加し、さらにTNFを加え、3
7℃、18時間インキュベーションする。その後、プレー
トを生理食塩水で洗い死細胞を除去する。その後、生細
胞を0.1%クリスタルバイオレットで染色し、染色され
た生細胞を0.5%SDSにより溶解し、その色素濃度をOD59
0nmで測定し、TNF作用に対する増強効果を検討した。そ
の結果を示したものが表4であり、用いた被験物質の全
てが、用量依存的にTNFの細胞殺傷作用を増強した。
試験例5 マウス実験腫瘍に対するTNF併用による制癌効果 マウスの皮下にザルコーマ180腫瘍細胞を1×106個移
植し、移植後1〜5日間被験物質およびTNFを連続投与
した。抗腫瘍活性は生理食塩液投与群での比較による延
命率より求めた。腫瘍移植後、45日目にて実験終了とし
た。その結果を示したのが表5であり、用いた被験物質
はTNFとの併用により強い制癌作用を示した。
リグニン配糖体はTNFとともに移植日翌日から4日間
連日投与した。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明リグニン配糖体の推定構造を示す。 1:糖 2:リグニン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の性質を有するリグニン配糖体。 (i)リグニンおよび多糖類が結合 (ii)分子量は60000〜140000 (iii)リグニンと多糖類の結合比は1:1〜20:1(分子
    比) (iv)多糖類はウロン酸60〜70%、中性糖30〜40%で構
    成されている。
  2. 【請求項2】リグニン配糖体を主成分とするポリ(ADP
    −リボース)グリコヒドロラーゼ阻害剤。
  3. 【請求項3】リグニン配糖体を主成分とするサイトカイ
    ン作用の増強剤。
  4. 【請求項4】リグニン配糖体を主成分とするサイトカイ
    ン産生の誘発剤。
  5. 【請求項5】リグニン配糖体を主成分とする癌免疫療法
    剤。
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