JP2781746B2 - 体感環境生成装置 - Google Patents
体感環境生成装置Info
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- JP2781746B2 JP2781746B2 JP7157472A JP15747295A JP2781746B2 JP 2781746 B2 JP2781746 B2 JP 2781746B2 JP 7157472 A JP7157472 A JP 7157472A JP 15747295 A JP15747295 A JP 15747295A JP 2781746 B2 JP2781746 B2 JP 2781746B2
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Description
る映画を見ながら、映像の内容に一致した体感を感じる
ことができるようにした体感環境生成装置に関し、特に
そのドライブシステムに関するものである。
子を振動させたり、風を出したりするシステム(以下体
感環境生成システムと言うことにする)が開発されてい
る。しかしこの体感環境生成システムは、大型の油圧装
置を用いて床等を全体的にドライブしたりするようなシ
ステムであり、非常に大掛かりでありコストが高くつく
という問題がある。また、従来のシステムは、現地に設
置した後は、移動が困難であるという問題がある。
形化が可能であり、駆動する場合も比較的容易に駆動す
ることができ、低価格で実現でき、設置場所も自由に移
動することができるという体感環境生成装置を提供する
ことを目的とする。
されるシャーシに複数の搭乗者の搭乗可能な吊り床を設
けるもので、シヤーシに複数の支柱を取り付け、この支
柱それぞれと吊り床との間に支柱に対して前記吊り床を
平面的に吊り下げた状態で紐部材で吊り下げ、この吊り
床が環境生成用制御信号に基づき駆動されるようにす
る。
若干浮かせた状態に吊り下げれば、支柱の長さは短くて
よく、非常に小形化であり、吊り下げ状態にある床は容
易に揺らすことができ、よって駆動手段の駆動力も小さ
くてよく、全体的に低価格で実現することができる。
明する。図1はこの発明の一実施例であり、11は移動
体としての走行車である。この走行車11は、そのシャ
ーシ111の下面側に車輪12、13を有し、移動する
ことができる。シャーシ111の上部には、ボディー外
装体14が取り付けられている。この外装対14には図
示していないがドアも設けられている。シャーシ111
の上面には、これと平行に吊り床22が配置されてい
る。またシャーシ111の上面の複数箇所には、支柱2
3が起立して設けられている。次に吊り床22は、支柱
23に紐部材、例えばチエーンによって吊り下げた状態
とされる。
すような構造である。即ち、吊り床22の例えば4つの
角部に開設穴222が設けられており、この開設穴22
2に対して1つの支柱23が余裕を持って貫通してい
る。そして支柱23の先端にはキャップ24が被せら
れ、このキャップ24の縁には穴が設けらており、この
穴と開設穴222の周囲との間には複数のチェーン25
が取り付けられている。したがって、吊り床22は、支
柱23に吊り下げられた状態となる。このように金属製
のキャップ24を用いると、支柱23の先端との間での
摩擦が少なく吊り床22を揺らすのに有効である。
吊り下げ機構のみを示しているが、他のコーナ部にも同
様な吊り下げ機構が構成されている。このような吊り床
構成であると、この床を揺らす場合に比較的小さな力で
簡単に揺らすことができる。しかも、床を例えばX−Y
テーブルに乗せて駆動する機構に比べて簡単な構成で実
現することができる。即ち、シャーシ111の上には、
さらに吊り床22を揺らし駆動するための駆動装置26
が設けられている。
3が配置されている。また外装体14の内部前方部には
スクリーン34が設けられて、このスクリーン34に対
して後方から投写装置35による立体映像が映出される
ようになっている。
連をもつように、投写装置35からは駆動装置26に対
して駆動用の制御信号が与えられる。例えば、映像内容
が自動車のスタート状況を映出するもので、運転席から
見た映像である場合は、スタートと同時に吊り床22が
前方へ押しやられる。そして徐々に元の状態に戻される
ように制御される。すると、椅子33に座っている視聴
者は、実際の車に乗ってスタートしているときと同様な
感触を受けることになる。これは、走行車11が動いて
るか否かに係わらずである。駆動装置26としては、電
磁プランジャや油圧装置などの各種に実施例が可能であ
り、しかも吊り下げタイプであるために、負荷が小さ
く、小型のもので駆動することが可能である。図では1
つの駆動装置26しか示していないが、複数のものを種
々の場所に設置し、種々の方向へ駆動できるようになっ
ている。上記の開設穴222は、この形状に限らず、U
字型に切り抜かれた形状でもよいことはもちろんであ
る。
の構成を示している。投写装置35は、左右の投写器3
5a,35bで構成されており、例えば右が縦、左が横
に偏光された映像をスクリーン34に投写している。視
聴者は、偏光眼鏡36を掛けて立体映像をみることがで
きる。なお、立体映像映出装置としてはこれに限らず各
種の方式が開発されているので、適宜採用できる。
単に行え、また種々のものに床22とともに設置できる
という有利性がある。また、ドライブが非常に簡単であ
ることから、日常的なうごき、例えば電車の揺れとか、
自動車のハンドルを切ったときの揺れなどシャープな動
きを容易に体感させることができる。特に、立体映像と
組み合わせて、日常的なうごきを再現するには、±5c
m程度のシャープな移動を組み合わせても、効果的な体
感を与えることができ、このシステムはこのような疑似
体験を与えるのに有効である。またこのシステムは、コ
ンパクトに構成できるために、既存の設備に継ぎ足しが
可能である。
6人乗りとしリモコンで移動させたりあるいはレール上
に移動させて、遊園地等に設置することが可能となる。
また、移動体の全部には、内部の視聴者とは独立した運
転席を設けてもよい。
体感環境生成システムを小形化であり、駆動する場合も
比較的容易に駆動することができ、低価格で実現するこ
とができる。
1…シャーシ、22…吊り床、23…支柱、24…キャ
ップ、25…チェーン、26…駆動装置、33…椅子、
34…スクリーン、35…投写装置。
Claims (4)
- 【請求項1】移動自在にされるシャーシと、 このシャーシに取り付けられる複数の搭乗者の搭乗可能
な 吊り床と、前記シヤーシに取り付け設定された複数の支柱と、 この支柱それぞれと前記吊り床との間に設定され、前記
支柱に対して前記吊り床を 平面的に吊り下げた状態にす
る紐部材と、 前記吊り床を環境生成用制御信号に基づき駆動する駆動
手段とを具備したことを特徴とする体感環境生成装置。 - 【請求項2】前記吊り床は、スクリーンを備えた外装体
を有する移動体の内部に装備されていることを特徴とす
る請求項1記載の体感環境生成装置。 - 【請求項3】前記移動体の外装体の内部には、立体映像
を映出する映像出力装置が設けられていることを特徴と
する請求項2記載の体感環境生成装置。 - 【請求項4】前記支柱の先端にはキャップが被せられ、
このキャップの縁に前記紐部材である複数のチェーンそ
れぞれの一端が取り付けられ、このチェーンのそれぞれ
他端が前記吊り床に取り付けられていることを特徴とす
る請求項1記載の体感環境生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7157472A JP2781746B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 体感環境生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7157472A JP2781746B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 体感環境生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH096225A JPH096225A (ja) | 1997-01-10 |
JP2781746B2 true JP2781746B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=15650431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7157472A Expired - Fee Related JP2781746B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 体感環境生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2781746B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04117690U (ja) * | 1991-04-03 | 1992-10-21 | 三菱重工業株式会社 | 二重式キヤビン型シミユレータ |
JPH04336091A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-24 | Namco Ltd | 体感型ビデオゲーム装置 |
JP3103471U (ja) * | 2004-02-19 | 2004-08-12 | 有限会社ブレックス | クリップ |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7157472A patent/JP2781746B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH096225A (ja) | 1997-01-10 |
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