JP2923497B1 - 動き感覚生成装置 - Google Patents
動き感覚生成装置Info
- Publication number
- JP2923497B1 JP2923497B1 JP10112393A JP11239398A JP2923497B1 JP 2923497 B1 JP2923497 B1 JP 2923497B1 JP 10112393 A JP10112393 A JP 10112393A JP 11239398 A JP11239398 A JP 11239398A JP 2923497 B1 JP2923497 B1 JP 2923497B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- simulator
- rotation
- rotating belt
- image
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Abstract
【要約】
【課題】 シミュレータの搭乗者に対して、シミュレー
タ自体が前進または後退の運動を行なっているような感
覚を生じさせる動き感覚生成装置を提供する。 【解決手段】 動き感覚生成装置100では、表示され
る映像に同期して、シミュレータ本体10の傾きと回転
ベルト11の回転とが変化する。回転ベルト11の上に
は、車輪13を介して搭乗者用座席台車14が配置され
る。車輪13は、回転ベルト11の回転により回転し、
シミュレータ本体10の傾きとともに傾く。搭乗者用座
席台車14自体は、台車固定部15によりシミュレータ
本体10に固定されている。これにより、シミュレータ
の搭乗者に対して、車輪13の回転、回転方向および回
転速度による刺激を生成することが可能となる。
タ自体が前進または後退の運動を行なっているような感
覚を生じさせる動き感覚生成装置を提供する。 【解決手段】 動き感覚生成装置100では、表示され
る映像に同期して、シミュレータ本体10の傾きと回転
ベルト11の回転とが変化する。回転ベルト11の上に
は、車輪13を介して搭乗者用座席台車14が配置され
る。車輪13は、回転ベルト11の回転により回転し、
シミュレータ本体10の傾きとともに傾く。搭乗者用座
席台車14自体は、台車固定部15によりシミュレータ
本体10に固定されている。これにより、シミュレータ
の搭乗者に対して、車輪13の回転、回転方向および回
転速度による刺激を生成することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動き感覚生成装置
に関し、特に、シミュレータの搭乗者に、シミュレータ
自体が前進あるいは後退の運動を行なっているかのよう
な感覚を生じさせる動き感覚生成装置に関する。
に関し、特に、シミュレータの搭乗者に、シミュレータ
自体が前進あるいは後退の運動を行なっているかのよう
な感覚を生じさせる動き感覚生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動感覚を体験するものとして、操作訓
練のための乗物シミュレータや遊園地にある擬似体験型
の乗物娯楽装置がある。
練のための乗物シミュレータや遊園地にある擬似体験型
の乗物娯楽装置がある。
【0003】これらの装置は、移動する物体から観測さ
れる映像を表示するスクリーンとユーザの搭乗する擬似
的な乗物(以下、シミュレータと称す)とを備える。シ
ミュレータは、ヨウ、ピッチ、ローのX軸、Y軸、Z軸
についての回転機構および前後・上下の並進機構を備え
ている。
れる映像を表示するスクリーンとユーザの搭乗する擬似
的な乗物(以下、シミュレータと称す)とを備える。シ
ミュレータは、ヨウ、ピッチ、ローのX軸、Y軸、Z軸
についての回転機構および前後・上下の並進機構を備え
ている。
【0004】シミュレータの搭乗者は、表示される映像
に合わせたシミュレータの回転運動および前進または後
退の動きから、たとえばシミュレータが実際に道路上を
移動しているかのように錯覚する。
に合わせたシミュレータの回転運動および前進または後
退の動きから、たとえばシミュレータが実際に道路上を
移動しているかのように錯覚する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際に乗物
が移動する場合、移動面から乗物の床を通じて、搭乗者
に振動が伝わってくる。
が移動する場合、移動面から乗物の床を通じて、搭乗者
に振動が伝わってくる。
【0006】たとえば、遊園地のローラーコースターに
ついて考察する。ローラーコースターが搭乗者の前進方
向に動いているとする。さらに、ローラーコースターが
移動する軌道には、特定の場所に凹凸があると仮定す
る。この際、ローラーコースターの運動に伴い、移動面
の軌道の凹凸部分からの振動が、車輪を介して搭乗者の
足先の部分から上体の部分へと順に伝わってくる。
ついて考察する。ローラーコースターが搭乗者の前進方
向に動いているとする。さらに、ローラーコースターが
移動する軌道には、特定の場所に凹凸があると仮定す
る。この際、ローラーコースターの運動に伴い、移動面
の軌道の凹凸部分からの振動が、車輪を介して搭乗者の
足先の部分から上体の部分へと順に伝わってくる。
【0007】しかしながら、従来のシミュレータでは、
移動することによって生じる振動部分の相対的な移動と
いう感覚が発生しない。
移動することによって生じる振動部分の相対的な移動と
いう感覚が発生しない。
【0008】したがって、シミュレータの搭乗者の受け
る前進や後退の動きの感覚は弱く、シミュレータが模擬
する乗物が動いている、あるいは流れているといった感
覚を得にくいという問題点があった。
る前進や後退の動きの感覚は弱く、シミュレータが模擬
する乗物が動いている、あるいは流れているといった感
覚を得にくいという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は係る課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、シミュレータ自体
が前進あるいは後退の運動を行なっている感覚を搭乗者
に生じさせる動き感覚生成装置を提供することである。
になされたものであり、その目的は、シミュレータ自体
が前進あるいは後退の運動を行なっている感覚を搭乗者
に生じさせる動き感覚生成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る動き感覚
生成装置は、移動する物体から観測される映像をユーザ
に表示する表示手段と、表示手段に表示される映像に同
期して、物体の移動を前記ユーザに体感させる模擬手段
とを備え、模擬手段は、表示される映像に同期して姿勢
を変化させる第1の移動手段と、表示される映像に同期
して速度を変化させる、第1の移動手段の上をスライド
する第2の移動手段とを含み、第2の移動手段のスライ
ドに伴い回転振動が発生するように、第2の移動手段の
上に配置される車輪と、ユーザを乗せる、車輪を装着し
た搭乗部と、搭乗部の位置を前記第1の移動手段に固定
する固定手段とをさらに備える。
生成装置は、移動する物体から観測される映像をユーザ
に表示する表示手段と、表示手段に表示される映像に同
期して、物体の移動を前記ユーザに体感させる模擬手段
とを備え、模擬手段は、表示される映像に同期して姿勢
を変化させる第1の移動手段と、表示される映像に同期
して速度を変化させる、第1の移動手段の上をスライド
する第2の移動手段とを含み、第2の移動手段のスライ
ドに伴い回転振動が発生するように、第2の移動手段の
上に配置される車輪と、ユーザを乗せる、車輪を装着し
た搭乗部と、搭乗部の位置を前記第1の移動手段に固定
する固定手段とをさらに備える。
【0011】請求項2に係る動き感覚生成装置は、請求
項1に係る動き感覚生成装置であって、表示される映像
に同期して第1の移動手段および第2の移動手段の動き
を制御する制御手段をさらに備え、第1の移動手段は、
表示される映像に同期して少なくとも並進または回転す
る。
項1に係る動き感覚生成装置であって、表示される映像
に同期して第1の移動手段および第2の移動手段の動き
を制御する制御手段をさらに備え、第1の移動手段は、
表示される映像に同期して少なくとも並進または回転す
る。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の実施の形態1における動き感覚生成装置100の全体
構成を示す図である。図1に示す動き感覚生成装置10
0は、映像蓄積装置1、映像出力装置2、および映像出
力用スクリーン3を含む。
の実施の形態1における動き感覚生成装置100の全体
構成を示す図である。図1に示す動き感覚生成装置10
0は、映像蓄積装置1、映像出力装置2、および映像出
力用スクリーン3を含む。
【0014】映像蓄積装置1には、模擬する乗物から予
め撮影した映像、またはコンピュータグラフィックス技
術によって作成した映像に関する情報が蓄積(記憶)さ
れる。
め撮影した映像、またはコンピュータグラフィックス技
術によって作成した映像に関する情報が蓄積(記憶)さ
れる。
【0015】映像出力装置2は、映像蓄積装置1から読
出される映像情報を受ける。映像出力用スクリーン3に
は、映像出力装置2の制御に基づき、映像蓄積装置1か
ら読出された映像情報に応じた映像が表示される。
出される映像情報を受ける。映像出力用スクリーン3に
は、映像出力装置2の制御に基づき、映像蓄積装置1か
ら読出された映像情報に応じた映像が表示される。
【0016】図1に示す動き感覚生成装置100はさら
に、シミュレータ本体10、搭乗者用座席台車14およ
び台車固定部15を含む。
に、シミュレータ本体10、搭乗者用座席台車14およ
び台車固定部15を含む。
【0017】シミュレータ本体10は、移動面の相対的
な動きを模擬する。シミュレータ本体10は、上下・前
後の並進運動機能およびX軸、Y軸、Z軸の3軸回りに
ついての回転運動機能を有する。
な動きを模擬する。シミュレータ本体10は、上下・前
後の並進運動機能およびX軸、Y軸、Z軸の3軸回りに
ついての回転運動機能を有する。
【0018】シミュレータ本体10はさらに、回転ベル
ト11を備える。回転ベルト11は、Y軸方向に回転す
る。なお、回転ベルト11は、シミュレータ本体10と
ともに姿勢が変化する。
ト11を備える。回転ベルト11は、Y軸方向に回転す
る。なお、回転ベルト11は、シミュレータ本体10と
ともに姿勢が変化する。
【0019】搭乗者用座席台車14は、シミュレータ本
体10に取付けられた回転ベルト11の上に配置され
る。ユーザ16は、搭乗者用座席台車14に座り、映像
出力用スクリーン3に表示される映像を見る。
体10に取付けられた回転ベルト11の上に配置され
る。ユーザ16は、搭乗者用座席台車14に座り、映像
出力用スクリーン3に表示される映像を見る。
【0020】搭乗者用座席台車14の底の部分には、車
輪13が取付けられている。車輪13は、回転ベルト1
1の動きに合わせて回転する。
輪13が取付けられている。車輪13は、回転ベルト1
1の動きに合わせて回転する。
【0021】台車固定部15は、搭乗者用座席台車14
が回転ベルト11の回転に合わせて移動しないようにす
るためのものであり、搭乗者用座席台車14の位置を回
転ベルト11に対して固定する。図1においては、台車
固定部15は、搭乗者用座席台車14の前後を挟む形で
配置され、その端部はシミュレータ本体10に固定され
ている。
が回転ベルト11の回転に合わせて移動しないようにす
るためのものであり、搭乗者用座席台車14の位置を回
転ベルト11に対して固定する。図1においては、台車
固定部15は、搭乗者用座席台車14の前後を挟む形で
配置され、その端部はシミュレータ本体10に固定され
ている。
【0022】図1に示す動き感覚生成装置100はさら
に、シミュレータ動き情報蓄積装置4、シミュレータ本
体制御装置5、回転ベルト制御装置6、およびコントロ
ーラ7を含む。
に、シミュレータ動き情報蓄積装置4、シミュレータ本
体制御装置5、回転ベルト制御装置6、およびコントロ
ーラ7を含む。
【0023】シミュレータ動き情報蓄積装置4には、シ
ミュレータ動き情報(具体的には、シミュレータ本体1
0の姿勢を制御するためのシミュレータ本体制御情報、
および回転ベルト11の回転を制御するための回転ベル
ト制御情報)が蓄積(記憶)される。これらは、映像出
力用スクリーン3に表示される映像と対応している。
ミュレータ動き情報(具体的には、シミュレータ本体1
0の姿勢を制御するためのシミュレータ本体制御情報、
および回転ベルト11の回転を制御するための回転ベル
ト制御情報)が蓄積(記憶)される。これらは、映像出
力用スクリーン3に表示される映像と対応している。
【0024】コントローラ7は、映像蓄積装置1および
シミュレータ動き情報蓄積装置4の読出動作を制御す
る。また、コントローラ7は、シミュレータ動き情報蓄
積装置4から読出されるシミュレータ動き情報に変化が
有るか否かを判定する。
シミュレータ動き情報蓄積装置4の読出動作を制御す
る。また、コントローラ7は、シミュレータ動き情報蓄
積装置4から読出されるシミュレータ動き情報に変化が
有るか否かを判定する。
【0025】シミュレータ本体制御装置5は、シミュレ
ータ動き情報蓄積装置4から受けるシミュレータ本体制
御情報に従い、シミュレータ本体10の姿勢を変化させ
るための制御を行なう。これにより、シミュレータ本体
10は、上下・前後の並進運動およびX軸、Y軸、Z軸
の3軸回りについての回転運動を行なう。
ータ動き情報蓄積装置4から受けるシミュレータ本体制
御情報に従い、シミュレータ本体10の姿勢を変化させ
るための制御を行なう。これにより、シミュレータ本体
10は、上下・前後の並進運動およびX軸、Y軸、Z軸
の3軸回りについての回転運動を行なう。
【0026】回転ベルト制御装置6は、シミュレータ動
き情報蓄積装置4から受ける回転ベルト制御情報に従
い、回転ベルト11の回転速度および回転方向を変化さ
せるための制御を行なう。これにより、回転ベルト11
の回転速度および回転方向が変化する。
き情報蓄積装置4から受ける回転ベルト制御情報に従
い、回転ベルト11の回転速度および回転方向を変化さ
せるための制御を行なう。これにより、回転ベルト11
の回転速度および回転方向が変化する。
【0027】次に、本発明の実施の形態1におけるシミ
ュレータ本体10および回転ベルト11の制御につい
て、フロー図である図2を用いて説明する。
ュレータ本体10および回転ベルト11の制御につい
て、フロー図である図2を用いて説明する。
【0028】図2は、図1に示すシミュレータ本体10
および回転ベルト11の制御について説明するためのフ
ロー図である。図2では、一例として、シミュレータ本
体10の3軸回りの回転および回転ベルト11の回転速
度についての制御の流れが記載されている。なお、コン
トローラ7の制御により、映像出力用スクリーン3に映
像が表示されているものとする。
および回転ベルト11の制御について説明するためのフ
ロー図である。図2では、一例として、シミュレータ本
体10の3軸回りの回転および回転ベルト11の回転速
度についての制御の流れが記載されている。なお、コン
トローラ7の制御により、映像出力用スクリーン3に映
像が表示されているものとする。
【0029】コントローラ7の制御により、シミュレー
タ動き情報蓄積装置4から、表示される映像に同期して
対応するシミュレータ動き情報が読出される(ステップ
S1)。
タ動き情報蓄積装置4から、表示される映像に同期して
対応するシミュレータ動き情報が読出される(ステップ
S1)。
【0030】コントローラ7は、このシミュレータ動き
情報を受けて、変化した情報(変化情報)があるか否か
を判定する(ステップS2)。たとえば、前回読出され
たシミュレータ本体制御情報または回転ベルト制御情報
と今回読出されたシミュレータ本体制御情報または回転
ベルト制御情報との間に差があるか否かが検出される。
情報を受けて、変化した情報(変化情報)があるか否か
を判定する(ステップS2)。たとえば、前回読出され
たシミュレータ本体制御情報または回転ベルト制御情報
と今回読出されたシミュレータ本体制御情報または回転
ベルト制御情報との間に差があるか否かが検出される。
【0031】変化情報がない場合には、シミュレータ本
体10の傾きおよび回転ベルト11の回転状態に変化が
なく、さらに次の映像に同期したシミュレータ動き情報
の読出が行なわれる(ステップS1に戻る)。なお、変
化情報がない場合には、シミュレータ本体制御装置5お
よび回転ベルト制御装置6へ、シミュレータ動き情報は
伝送されない。
体10の傾きおよび回転ベルト11の回転状態に変化が
なく、さらに次の映像に同期したシミュレータ動き情報
の読出が行なわれる(ステップS1に戻る)。なお、変
化情報がない場合には、シミュレータ本体制御装置5お
よび回転ベルト制御装置6へ、シミュレータ動き情報は
伝送されない。
【0032】変化情報がある場合、回転ベルト制御装置
6は、シミュレータ動き情報蓄積装置4から回転ベルト
制御情報を受け、たとえば、回転ベルト11の回転速度
に変化があるか否かを判定する(ステップS3)。
6は、シミュレータ動き情報蓄積装置4から回転ベルト
制御情報を受け、たとえば、回転ベルト11の回転速度
に変化があるか否かを判定する(ステップS3)。
【0033】回転ベルト制御情報に変化があった場合、
回転ベルト制御装置6は、回転ベルト制御情報に基づ
き、回転ベルト11の回転数を増減する(ステップS
4)。これにより、回転ベルト11の回転速度が変化す
る。なお、回転方向についても変化がある場合は、回転
方向の修正が行なわれる。
回転ベルト制御装置6は、回転ベルト制御情報に基づ
き、回転ベルト11の回転数を増減する(ステップS
4)。これにより、回転ベルト11の回転速度が変化す
る。なお、回転方向についても変化がある場合は、回転
方向の修正が行なわれる。
【0034】一方、シミュレータ本体制御装置5は、シ
ミュレータ動き情報蓄積装置4からシミュレータ本体制
御情報を受け、たとえば、シミュレータ本体10の3軸
回りの傾きに変化があるか否かを判定する(ステップS
5、ステップS7またはステップS9)。
ミュレータ動き情報蓄積装置4からシミュレータ本体制
御情報を受け、たとえば、シミュレータ本体10の3軸
回りの傾きに変化があるか否かを判定する(ステップS
5、ステップS7またはステップS9)。
【0035】シミュレータ本体制御情報に変化があった
場合、シミュレータ本体制御装置5は、シミュレータ本
体制御情報に基づき、シミュレータ本体10の傾きを変
化させる。なお、並進運動についても変化がある場合に
は、前後・上下方向への位置の修正が行なわれる。
場合、シミュレータ本体制御装置5は、シミュレータ本
体制御情報に基づき、シミュレータ本体10の傾きを変
化させる。なお、並進運動についても変化がある場合に
は、前後・上下方向への位置の修正が行なわれる。
【0036】より具体的には、X軸回りの回転に変化が
ある場合、シミュレータ本体制御装置5により、シミュ
レータ本体10におけるX軸回りの回転速度や回転の大
きさが変化する(ステップS6)。
ある場合、シミュレータ本体制御装置5により、シミュ
レータ本体10におけるX軸回りの回転速度や回転の大
きさが変化する(ステップS6)。
【0037】Y軸回りの回転に変化がある場合、シミュ
レータ本体制御装置5により、シミュレータ本体10の
Y軸回りの回転速度や回転の大きさが変化する(ステッ
プS8)。
レータ本体制御装置5により、シミュレータ本体10の
Y軸回りの回転速度や回転の大きさが変化する(ステッ
プS8)。
【0038】Z軸回りの回転に変化がある場合、シミュ
レータ本体制御装置5により、シミュレータ本体10の
Z軸回りの回転速度や回転の大きさが変化する(ステッ
プS10)。
レータ本体制御装置5により、シミュレータ本体10の
Z軸回りの回転速度や回転の大きさが変化する(ステッ
プS10)。
【0039】このように構成することにより、映像出力
用スクリーン3に表示される映像に合わせて、回転ベル
ト11の回転状態およびシミュレータ本体10の姿勢状
態が変化する。
用スクリーン3に表示される映像に合わせて、回転ベル
ト11の回転状態およびシミュレータ本体10の姿勢状
態が変化する。
【0040】シミュレータ本体10または回転ベルト1
1の状態を変化させた後は、さらにステップS1に戻
る。
1の状態を変化させた後は、さらにステップS1に戻
る。
【0041】以上のように構成することにより、図1に
示す車輪13の回転および姿勢は、回転ベルト11の回
転運動およびシミュレータ本体10の上下・前後の並進
運動および3軸回りの回転運動に連動して変化する。一
方、車輪13を装着する搭乗者用座席台車14自体は、
台車固定部15により、シミュレータ本体10に対して
位置が固定されている。
示す車輪13の回転および姿勢は、回転ベルト11の回
転運動およびシミュレータ本体10の上下・前後の並進
運動および3軸回りの回転運動に連動して変化する。一
方、車輪13を装着する搭乗者用座席台車14自体は、
台車固定部15により、シミュレータ本体10に対して
位置が固定されている。
【0042】これにより、搭乗者用座席台車14に搭乗
するユーザ16は、車輪13の回転、回転方向および回
転速度を刺激として受けることになる。移動により発生
する振動を搭乗者に伝達することができるため、従来の
シミュレータに比べて前進や後退の動きの感覚が強くな
り、実際に乗物が動いているという感覚が得られる。
するユーザ16は、車輪13の回転、回転方向および回
転速度を刺激として受けることになる。移動により発生
する振動を搭乗者に伝達することができるため、従来の
シミュレータに比べて前進や後退の動きの感覚が強くな
り、実際に乗物が動いているという感覚が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の動き感覚生成装
置によれば、シミュレータの搭乗者に対して、車輪の回
転を通じて、移動により発生する振動が伝達される。す
なわち、本発明の動き感覚生成装置は、搭乗者に対し
て、車輪の回転、回転方向、回転速度等による刺激を生
成することができる。
置によれば、シミュレータの搭乗者に対して、車輪の回
転を通じて、移動により発生する振動が伝達される。す
なわち、本発明の動き感覚生成装置は、搭乗者に対し
て、車輪の回転、回転方向、回転速度等による刺激を生
成することができる。
【0044】したがって、シミュレータの搭乗者の受け
る前進や後退の動きの感覚が強くなり、模擬する乗物が
動いている、あるいは流れているといった感覚を得やす
くなる。
る前進や後退の動きの感覚が強くなり、模擬する乗物が
動いている、あるいは流れているといった感覚を得やす
くなる。
【0045】これにより、たとえば遊園地のジェットコ
ースターに乗った場合と同様な降下感覚または上昇感覚
を生成することが可能となり、従来のシミュレータに比
べ、擬似体験のリアリティを増すことができる。
ースターに乗った場合と同様な降下感覚または上昇感覚
を生成することが可能となり、従来のシミュレータに比
べ、擬似体験のリアリティを増すことができる。
【図1】本発明の実施の形態1における動き感覚生成装
置100の全体構成を示す図である。
置100の全体構成を示す図である。
【図2】図1におけるシミュレータ本体10および回転
ベルト11の制御について説明するためのフロー図であ
る。
ベルト11の制御について説明するためのフロー図であ
る。
1 映像蓄積装置 2 映像出力装置 3 映像出力用スクリーン 4 シミュレータ動き情報蓄積装置 5 シミュレータ本体制御装置 6 回転ベルト制御装置 7 コントローラ 10 シミュレータ本体 11 回転ベルト 13 車輪 14 搭乗者用座席台車 15 台車固定部 100 動き感覚生成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63G 31/02 A63F 9/22 G09B 9/02
Claims (2)
- 【請求項1】 移動する物体から観測される映像をユー
ザに表示する表示手段と、 前記表示手段に表示される映像に同期して、前記物体の
移動を前記ユーザに体感させる模擬手段とを備え、 前記模擬手段は、 前記表示される映像に同期して姿勢を変化させる第1の
移動手段と、 前記表示される映像に同期して速度を変化させる、前記
第1の移動手段の上をスライドする第2の移動手段とを
含み、 前記第2の移動手段のスライドに伴い回転振動が発生す
るように、前記第2の移動手段 の上に配置される車輪
と、 前記ユーザを乗せる、前記車輪を装着した搭乗部と、 前記搭乗部の位置を前記第1の移動手段に固定する固定
手段とをさらに備える、動き感覚生成装置。 - 【請求項2】 前記表示される映像に同期して前記第1
の移動手段および前記第2の移動手段の動きを制御する
制御手段をさらに備え、前記第1の移動手段は、前記表示される映像に同期して
少なくとも並進または回転する、 請求項1記載の動き感
覚生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112393A JP2923497B1 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 動き感覚生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112393A JP2923497B1 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 動き感覚生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2923497B1 true JP2923497B1 (ja) | 1999-07-26 |
JPH11300052A JPH11300052A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14585552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10112393A Expired - Lifetime JP2923497B1 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 動き感覚生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2923497B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422311B1 (ko) * | 2000-11-02 | 2004-03-10 | (주)멀티미디어컨텐트 | 시뮬레이션 기기의 조종장치 및 제어방법 |
US10137377B1 (en) * | 2017-05-26 | 2018-11-27 | Universal City Studios Llc | Variable vehicle ride switch |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP10112393A patent/JP2923497B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11300052A (ja) | 1999-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110582332B (zh) | 坐式运动模拟游乐园景点 | |
EP0791907B1 (en) | Operating device for a motorcycle simulator | |
WO2002050753A1 (en) | Method for making simulator program and simulator system using the method | |
EP0406729B1 (en) | Riding simulation of motorcycle | |
JP2013257524A (ja) | 加速度運転体験機 | |
TWI676161B (zh) | 體感模擬裝置 | |
CN109154867A (zh) | 通用平移和旋转运动模拟器 | |
WO2006006570A1 (ja) | 移動体シミュレーション装置及び移動体シミュレーションプログラム | |
JP2923497B1 (ja) | 動き感覚生成装置 | |
CN104272365B (zh) | 使用多局部力反馈提供全局6个自由度运动效果的方法 | |
JP2003241642A (ja) | シミュレーションライド装置 | |
JP3673331B2 (ja) | 運動機能調整装置 | |
JP4407550B2 (ja) | 運転模擬試験装置 | |
KR102187541B1 (ko) | 다중체험이 가능한 가상현실 인터랙션 모듈시스템 | |
JP2915900B1 (ja) | 加速度感覚生成装置 | |
JP3890575B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びゲーム装置並びに遊戯装置 | |
KR20220076359A (ko) | 모션 시뮬레이터 | |
JPH024399A (ja) | カプセル・コースタ | |
JP2005315999A (ja) | ドライビングシミュレーション方法とドライビングシミュレータ | |
CN110947175A (zh) | 一种高仿真亲临式三屏体感赛车 | |
KR100470966B1 (ko) | 시뮬레이션 시스템 | |
JPH11300053A (ja) | 姿勢情報入力蓄積再生装置 | |
JP4039287B2 (ja) | 運動機能賦活装置 | |
JPH0239510Y2 (ja) | ||
WO2018002969A1 (ja) | Vrアミューズメント装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990406 |