JP2779969B2 - ラツクピニオン型舵取り装置におけるブーツ取付部構造 - Google Patents

ラツクピニオン型舵取り装置におけるブーツ取付部構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラックピニオン型舵取り装置において特にス
テアリングボディに一体的に連設される金属製パイプ体
の外方端に嵌装して設けられることにより該ステアリン
グボディの取付けブラケット装着用のマウントラバー部
と可動側であるラックシャフトとの間に掛け渡される蛇
腹状ブーツの内方端が固定されるブーツ取付部とを有す
る弾性材料からなる筒状スリーブを用いる際に採用して
好適なブーツ取付部構造の改良に関する。
〔従来の技術〕 パワーステアリング装置として一般によく知られてい
る動力舵取装置は、自動車のハンドル操作力を軽減する
ために用いられるものであって、その動力源である作動
油を圧油としてオイルタンクからパワーステアリング本
体部に供給する油圧発生源となるオイルポンプ、このオ
イルポンプから供給される圧油をハンドル操作に伴なっ
て分配制御するコントロールバルブとしての流路切換
弁、および前記圧油がその左、右いずれか一方の液室側
に流入されることによって左、右方向に選択的に移動さ
れるピストンを備えたパワーシリンダなどからなり、こ
の圧油の供給方向に伴うパワーシリンダのピストンの動
きをナックルアームに伝達して操舵操作を補助する構成
とされている。そして、このような動力舵取装置におい
て、特にラックピニオン型のものは、その構造が比較的
簡単でしかも小型、軽量化を図れ、配設スペース的に有
利であるばかりでなく、舵取り性能面で優れている等の
利点をもつものであり、近年では小型車を始めとして各
種の車輌等に広く搭載されるようになっている。
このようなラックピニオン型の動力舵取装置1本体部
分の概略構成を、本発明を適用してなる第5図を用いて
簡単に説明すると、図中符号2は図示せぬ舵取ハンドル
から延設されたステアリングシャフトで、その先端は符
号3で示すステアリングボディ内に嵌入されるととも
に、その先端に設けられたピニオンが車輌の操舵輪(共
に図示せず)間に横架された舵取リンク機構4を構成す
るラック5のラック歯5aに噛合されている。また、6は
ラック5と一体に形成されてその軸線方向に延設されか
つその途中にピストン6aが設けられているラックシャフ
トで、このラックシャフト6は、ステアリングボディ3
の一端部に軽量化等を目的として一体的に連設された鉄
材等による金属製パイプ体7内で摺動動作可能に支持さ
れることで、舵取リンク機構4に操舵補助力を与えるパ
ワーシリンダ8が構成されている。そして、このパワー
シリンダ8内で前記ピストン6a両側に形成される左、右
室8a,8bには、前記ステアリングシャフト2が内設され
たステアリングボディ3内に出力側としてのピニオンと
の間に介在されてなる回転型のコントロールバルブ(図
示せず)により切換えられる油圧回路を介してポンプま
たはタンクに選択的に接続されるような構成とされてい
る。ここで、9a,9bはシリンダ左、右室8a,8bを油圧回路
に接続するための接続部材、10は前記金属製パイプ体7
の外方端にわずかな隙間をもって挿入されてワイヤリン
グ等で固定され前記ラックシャフト6を摺動自在に支持
するとともに、前記左室8aを液封するオイルシール10a
を有するスリーブホルダ、11は金属製パイプ体7の内方
端側でステアリングボディ3の外方端部分に介在されて
前記右室8bを液封するオイルシールである。また、12は
舵取リンク機構4の両端側に設けられ操舵輪側のナック
ルアーム側に連設されるキングピン(図示せず)に連結
されたタイロッドで、これら左、右両側のタイロッド1
2,12間にラック5およびラックシャフト6がボールジョ
イント12a等を介して介在された状態で一連に設けられ
ている。
さらに、13,13は前記ステアリングボディ3のラック
5を支持する筒状部3aおよびこれに連設された金属製パ
イプ体7外方端側の外周部にマウントラバーを介して取
付け固定されてステアリングボディ3の車体側への取付
けブラケット、14,14は上述したボディ筒状部3aおよび
パイプ体7外方端側で可動側であるラックあ5、ラック
シャフト6と一連に連結されたタイロッド12,12との間
に配設された蛇腹状弾性筒体としてのブーツで、これに
より上述したステアリングボディ両端部分でのシール性
を確保し、外部からの塵埃等の侵入を防止し得るような
構成とされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した構成によるラックピニオン型の動
力舵取装置1において、そのステアリングボディ3の両
端部(筒状部3aおよび金属製パイプ体7の外方端)側
に、蛇腹状ブーツ14,14の内方端を嵌装させた状態でワ
イヤ、ベルト、リング等の締結手段15によって締付け固
定しているが、この場合に特にステアリングボディ3の
軽量化を等を目的としてその一部に一体的に連設してな
る薄肉状の金属製パイプ体7の外方端でのブーツ取付部
に、実用面から問題を生じてしまうものであった。すな
わち、ブーツ14の端部をパイプ体7に対し締結手段15に
より締結して固定するためには、パイプ体7外方端側に
取付溝を形成することが必要とされるが、このような取
付溝を切削加工等で形成することはできないもので、た
とえばパイプ体7の端部を拡径して大径な段部7aを形成
するとともに、この部分に前記ブーツ取付溝を形成して
なる弾性材料からなるスリーブを嵌装して組付け固定す
る等といった構造を採用することが考えられている。し
かしながら、このような構成では、パイプ体7の外径寸
法に合わせて形成されているスリーブを、パイプ体7外
方端の段部7aを乗り越えるように弾性変形させて組付け
ることが必要で、このため組付け作業が非常に面倒かつ
煩雑なものであった。さらに、このような従来のブーツ
取付部構造では、ブーツ14内での気密性を、弾性変形可
能なスリーブとパイプ体7外周部との間で締結部材15の
締付け部に頼っているに過ぎず、確実性に欠けるという
問題も生じている。
特に、これらの問題は、パイプ体の外方端寄りの部分
に上述したブーツ取付部に近接して配置されるステアリ
ングボディの車体側への取付けブラケット装着用マウン
トラバーを、構成部品点数の削減等を目的として、該ス
リーブに一体に連設して形成したものを、パイプ体に嵌
装して設ける際に著しいものであった。さらに、このよ
うにブーツ取付部と共にマウントラバー部を一体に設け
てなるスリーブを用いた場合、ブーツ取付部はステアリ
ングボディに固定される一方、マウントラバー部は取付
けブラケットにより車体側に固定されるために、実車上
で操舵時にはブーツ取付部とマウントラバー部との間に
相対的な動きが生じ、その境界部分に応力が集中し、耐
久性が悪くなるという問題もあり、これらの問題点を一
掃し得る何らかの対策を講じることが望まれている。
そして、このようなブーツ取付部およびマウントラバ
ー部とを有してなるスリーブをブーツ取付部に用いるこ
とによる問題は、上述したようなパワーステアリングに
限らず、同様の構成を有するマニュアルステアリングに
おいても問題とされるもので、このような点も配慮しな
ければならない。
〔課題を解決するための手段〕
このように要請に応えるために本発明に係るラックピ
ニオン型舵取り装置におけるブーツ取付部構造は、ステ
アリングボディに一体的に連設されたパイプ体の外方端
に形成される大径な段部およびこれに連続するパイプ体
外周部に嵌装され該ボディの取付けブラケット装着用の
マウントラバー部を内方端側に、該ボディを貫通するラ
ックシャフト側との間に掛け渡されるブーツ端部締結固
定用のブーツ取付部を外方端側に有する弾性材料による
筒状スリーブを備えてなり、このスリーブのマウントラ
バー部で周方向の少なくとも一個所に、その内方端側か
ら軸線方向に沿ってスリットを形成するとともに、この
スリット端部に近接するスリーブ内周部に環状凹部を形
成し、かつこのスリーブのブーツ取付部側内周部に軸線
方向に並設されてパイプ体段部に圧接される複数の環状
突部と、パイプ体の段部よりも内側に該パイプ体外周部
に圧接される環状リップ部とを突設したものである。
〔作用〕
本発明によれば、マウントラバー部とブーツ取付部と
を有するスリーブを、マウントラバー部に形成したスリ
ットとその端部に近接するスリーブ内周部に形成した環
状凹部を利用することで、パイプ体外方端の大径な段部
を乗り越えて嵌装して組付ける際の作業をきわめて簡単
に、しかも必要以上に応力集中による裂け等を生じるこ
となく行なえるようにし、また装着状態では、ブーツ取
付部に対応する内周部に形成されパイプ体の段部に圧接
される複数条の環状突部とその内側に突設される環状リ
ップ部とによって、ブーツ内の気密性を適切に発揮でき
る装着状態を得ることができ、さらに上述した環状リッ
プ部をパイプ体の段部に係止させて軸線方向での動きを
押えるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説
明する。
第1図ないし第4図は本発明に係るラックピニオン型
舵取り装置におけるブーツ取付部構造の一実施例を示
し、これらの図において前述した第5図と同一部分には
同一番号を付してその説明は省略する。
さて、本発明によれば、ステアリングボディ3の一端
に一体的に連設されたパイプ体7の外方端に拡径して形
成される大径な段部7aおよびこれに連続するパイプ体7
の外周部に嵌装して設けられる弾性材料にて略筒状に形
成されるスリーブ20を、その内方端側にステアリングボ
ディ3の車体への取付けブラケット13装着用のマウント
ラバー部21を、外方端側にステアリングボディ3を貫通
して摺動自在に保持されるラックシャフト6側との間に
掛け渡されるブーツ14の端部を締結手段15によって締付
け固定する取付溝22aが形成されるブーツ取付部22を有
する形状にて形成するようにし、さらにこのスリーブ20
のマウントラバー部21で周方向の少なくとも一個所(本
実施例では第4図に示されるように取付けブラケット13
側のクランプのために略平坦面状に形成される部分)
に、スリーブ20内方端側から軸線方向に沿ってスリット
23を形成するとともに、このスリット23の端部23aに近
接するスリーブ20内周部に環状凹部24を形成し、かつこ
のスリーブ20のブーツ取付部22側の内周部に軸線方向に
並設されてパイプ体7の段部7aに圧接される複数の環状
突部25と、パイプ体7の段部7aよりも内側に該パイプ体
7外周部に圧接される環状リップ部26を突設したところ
に特徴を有している。ここで、上述したスリット23の中
央寄りの端部23aは、第3図に示すように略円形な穴部
として形成され、該スリット23によりマンウントラバー
部21を拡げたときに発生する大きな応力が、上述した環
状凹部24と共に緩和するための役割りを果たし、パイプ
体7への組付け時に裂け等を防止するように構成してい
る。また、上述した環状リップ部26は、スリーブ20の内
周部でパイプ体7側の段部7aの段差量よりも長い突出量
をもって突設され、その弾性変形によりパイプ体7外周
部に圧接することで気密性を保つとともに、段部7aへの
係止機能によりスリーブ20の軸線方向への動きを規制す
るような構成となっている。さらに、上述した環状突部
25は、上述した気密性をより一層確保するために、わず
かな突出量をもって突設されることで、パイプ体7の段
部7aに圧接されるようになっている。
なお、図中7bはパイプ体7内でスリーブホルダ10を係
止するリテーニングリング10bの抜き穴である。
このような構成によれば、マウントラバー部21とブー
ツ取付部22とを有するスリーブ20をパイプ体7の外方端
側に嵌装して取付けるにあたって、マウントラバー部21
に形成したスリップ23とその端部23aに近接するスリー
ブ20内周部に形成した環状凹部24とを利用することで、
マウントラバー部21を拡げることが可能で、これにより
パイプ体7外方端の大径な段部7aを乗り越えてスリーブ
20を嵌装して組付ける際の作業をきわめて簡単に行な
え、組付け性を向上させることができる。また、この組
付け時において裂け等を生じる必要以上の応力集中とい
った問題を、上述したスリット23、その円形穴部である
端部23a、さらに環状凹部24によって緩和することがで
き、装着時でのスリーブ20の裂け等といった損傷問題を
生じる虞れはない。
また、パイプ体7へのスリーブ20の装着状態では、ブ
ーツ取付部22に対応する内周部に形成されパイプ体7の
段部7aに圧接される複数条の環状突部25とその内側に突
設されて段部7aに近接するパイプ体7外周部に圧接され
る環状リップ部26とによって、スリーブ20とパイプ体7
との嵌装部分での気密性が得られ、これによりブーツ14
内での気密性を適切かつ確実に発揮し得るものであり、
さらに上述した環状リップ部26がパイプ体7の段部7aに
係止されることから、スリーブ20の軸線方向での動きを
適切に規制できるという利点もある。
さらにまた、スリーブ20においてブーツ取付部22とマ
ウントラバー部21との間に形成される環状凹部24の存在
によって、操舵時において両部間の結合部に発生する応
力を緩和し、耐久性を向上させ得るという利点もある。
なお、本発明は、上述した実施例構造に限定されず、
各部の形状、構造等を必要に応じて適宜変形、変更する
ことは自由であり、また本発明に係るラックピニオン型
舵取り装置におけるブーツ取付構造は、上述した実施例
におけるパワーステアリング用の舵取り装置に限定され
ず、マニュアルステアリング用の舵取り装置にも適用し
てその効果を発揮し得ることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るラックピニオン型舵
取り装置におけるブーツ取付部構造によれば、ステアリ
ングボディ側のパイプ体外方端に形成される大径な段部
およびこれに連続する外周部に嵌装され該ボディの取付
けブラケット装着用マウントラバー部を内方端側に、該
ボディを貫通するラックシャフト側との間に掛け渡され
るブーツの端部締結固定用のブーツ取付部を外方端側に
有する弾性材料による筒状スリーブを備えてなり、その
マウントラバー部で周方向の少なくとも一個所に、内方
端側から軸線方向に向うスリットを形成するとともに、
このスリット端部に近接するスリーブ内周部に環状凹部
を形成し、かつこのスリーブのブーツ取付部側内周部に
軸線方向に並設されてパイプ体段部に圧接される複数の
環状突部と、パイプ体の段部よりも内側に該パイプ体外
周部に圧接される環状リップ部とを突設するようにした
ので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、以下に列挙
する種々優れた効果を奏する。
(1)マウントラバー部とブーツ取付部とを有するスリ
ーブをパイプ体の外方端に嵌装して取付けるにあたっ
て、マウントラバー部に形成したスリットとその端部に
近接するスリーブ内周部に形成した環状凹部とを利用す
ることで、マウントラバー部を拡げることが可能で、こ
れによりパイプ体外方端の大径な段部を乗り越えてスリ
ーブを嵌装して組付ける際の作業をきわめて簡単に行な
え、組付け性を向上させることができる。また、この組
付け時において裂け等を生じる必要以上の応力集中とい
った問題を、上述したスリットと環状凹部とで緩和する
ことができ、装着時でのスリーブの損傷問題を生じる虞
れはない。
(2)パイプ体へのスリーブ装着状態では、ブーツ取付
部に対応する内周部に形成されたパイプ体の段部に圧接
される複数条の環状突部とその内側に突設されて段部に
近接するパイプ体外周部に圧接される環状リップ部とに
よって、ブーツ内での気密性を適切かつ確実に発揮し得
るものであり、さらに上述した環状リップ部がパイプ体
の段部に係止されることから、スリーブの軸線方向での
動きを適切に規制できるという利点がある。
(3)スリーブにおいてブーツ取付部とマウントラバー
部との間に形成される環状凹部の存在によって、操舵時
において両部間の結合部に発生する応力を緩和し、耐久
性を向上させ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るラックピニオン型舵取り装置にお
けるブーツ取付部構造の一実施例を示す要部拡大断面
図、第2図はその要部とするスリーブの概略断面図、第
3図はその底面図、第4図は第2図のIV−IV線断面図、
第5図は本発明を適用してなるパワーステアリング用の
ラックピニオン型舵取り装置の概略構成を示す概略図で
ある。 1……ラックピニオン型動力舵取装置、3……ステアリ
ングボディ、3a……筒状部、4……舵取リンク機構、5
……ラック、6……ラックシャフト、7……金属製パイ
プ体、8……パワーシリンダ、12……タイロッド、13…
…取付ブラケット、14……ブーツ、15……締結手段、20
……スリーブ、21……マウントラバー部、22……ブーツ
取付部、23……スリット、24……環状凹部、25……環状
突部、26……環状リップ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングボディの一端に一体的に連設
    されたパイプ体の外方端に形成される大径な段部および
    これに連続するパイプ体外周部に嵌装して設けられかつ
    内方端側に該ステアリングボディの取付けブラケット装
    着用マウントラバー部を、外方端側にステアリングボデ
    ィを貫通して可動可能に保持されるラックシャフト側と
    の間に掛け渡されるブーツ端部が締結して固定されるブ
    ーツ取付部を有する弾性材料にて略筒状に形成されたス
    リーブを備えてなり、このスリーブのマウントラバー部
    で周方向の少なくとも一個所に、該スリーブの内方端側
    から軸線方向に沿ってスリットを形成するとともに、こ
    のスリット端部に近接するスリーブ内周部に環状凹部を
    形成し、かつこのスリーブのブーツ取付部側の内周部に
    軸線方向に並設されて前記パイプ体の段部に圧接される
    複数の環状突部と、前記パイプ体の段部よりも内側部分
    にパイプ体外周部に圧接される環状リップ部とを突設し
    たことを特徴とするラックピニオン型舵取り装置におけ
    るブーツ取付部構造。
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