JP4868206B2 - ステアリングギヤのマウント構造 - Google Patents

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Description

この発明は、ステアリングギヤを車体に取り付ける、ステアリングギヤのマウント構造に関する。
従来、例えば、ラック&ピニオンギヤ方式のステアリングギヤは、ステアリングホイールに連結したピニオン軸と、このピニオン軸と噛合するラック軸とを支持するギヤハウジングと、一端部が上記ギヤハウジングに取り付けられ、ラック軸上のピストンを摺動可能に嵌合するシリンダチューブと、シリンダチューブの他端部に取り付けてられラック軸を支持するシリンダエンドを備えている。
通例、上記ステアリングギヤは、ギヤハウジングおよびシリンダチューブに設けられた一対のマウントブラケットを介して車体に取り付けられる。
例えば、特許文献1では、シリンダチューブに設けられたマウントブラケットは、シリンダチューブの端部の全周を取り囲む環状をなしている。その環状のマウントブラケットは、シリンダチューブの内周にねじ結合された環状のシリンダエンドとシリンダチューブの端面との間に挟持され固定されている。
また、シリンダチューブの半周を取り囲むように、シリンダチューブに溶接された第1の分割ブラケットと、車体に固着された第2の分割ブラケットを組み合わせて構成されるマウントブラケットとでシリンダチューブの全周を取り囲み、ステアリングギヤを車体に取り付ける場合もある(例えば、特許文献2)。
特開2001−063594号公報 実公平03−029270号公報
しかし、上記のようなマウント構造では、マウントブラケットがシリンダチューブの全周を取り囲むため、マウント構造が大型化し、重量が重くなる。また、マウントブラケットが車体に干渉して、ステアリングギヤが車体に取り付けられない場合があり、車体へ搭載するときの制限が多い。
さらに、マウントブラケットを溶接してシリンダチューブに固定する場合、溶接によってシリンダチューブに歪が発生し、シリンダチューブの内部に備えられたピストンや密閉部材に悪影響を及ぼす場合がある。シリンダチューブの局所的な溶接歪を低減するために、マウントブラケットをシリンダチューブの全周に溶接する場合には、マウントブラケットが大型になり、重量も重くなる。
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、小型、軽量化を図り、且つパワーシリンダに悪影響を与えないステアリングギヤのマウント構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ギヤハウジング(1)と、ピニオン軸に噛み合うラック軸(3)を摺動可能に支持し上記ギヤハウジングに結合されたシリンダチューブ(2)と、このシリンダチューブの一部に設けられたパワーシリンダ(6)と、シリンダチューブに溶接により固着され且つ車体側部材に取り付けられるマウントブラケット(12)とを備え、上記パワーシリンダは、ラック軸の一部に形成されたロッド(7)と、このロッドと軸方向に一体移動可能に設けられたピストン(8)と、このピストンを軸方向に挟んだ両側でロッドとシリンダチューブとの間を封止する一対の封止部材(9a、9b)とを含み、上記マウントブラケットは、一方の封止部材に対してシリンダチューブの軸方向に離れており、上記一方の封止部材に近接した位置であるピストンのストロークの終端位置(P1)とこの終端位置に近接する上記一方の封止部材との間に対応するシリンダチューブの外周面(2a)の領域(26)内に溶接されており、上記マウントブラケットは、取付ボルト(30)挿通用の挿通孔(13)を形成するための挿通孔形成部材(14)と、板金部材(15)とを含み、この板金部材は、シリンダチューブの外周面に溶接により固着された一対の固着板(17)と、各固着板から折り曲げ状に延設され且つ上記挿通孔形成部材を溶接によりそれぞれ固着した一対の平板(18)とを有し、上記一対の平板は取付ボルトの挿通方向(Y1)に間隔を隔てて互いに対向していることを特徴とするステアリングギヤのマウント構造である。
本発明によれば、マウントブラケットは、ピストンのストロークの終端位置とこの終端位置に近接する封止部材との間に対応するシリンダチューブの外周面の領域内に溶接される。これにより、ピストンがシリンダチューブ内をストロークする範囲に、溶接歪が発生することを抑制できる。したがって、部分的溶接による溶接歪を低減させるために、シリンダチューブの全周に亘って溶接する必要がなくなり、その結果、マウント構造の小型化、軽量化を図ることができ、且つパワーシリンダに悪影響を与えることを抑制できる。
また、マウントブラケットは板金部材を備えているため、マウントブラケットを適度に曲げ変形させることができる。これにより、車体にステアリングギヤを取り付ける場合の、双方の組み付け誤差を、マウントブラケットを変形させることにより吸収することができる。
また、走行時の外部入力によって生じる、車体の取付部材の歪を吸収することができる。その結果、インシュレータ等の弾性部材を用いる必要がない。さらに、マウントブラケットは板金部材を用いた構造体であるため、マウントブラケットを安価に形成できる。
また、本発明において、上記マウントブラケットはシリンダチューブの外周面の周方向(Z1)の一部に溶接されている場合がある。この場合、シリンダチューブの外周面の全周に亘って溶接する場合よりも、マウント構造の小型化、軽量化を図ることができる
また、本発明において、上記挿通孔形成部材は、固着板とシリンダチューブとの溶接部分(29)からシリンダチューブの軸方向に距離を隔てて配置されている場合がある。この場合、マウントブラケットにおいて、挿通孔形成部材と、固着板とシリンダチューブとの溶接部分との間に所定の距離を確保することによってマウントブラケットの変形量を調節することができる。
また、本発明において、上記板金部材は、各固着板からそれぞれ対応する平板へ至るリブ(25)を有する場合がある。この場合、各固着板からそれぞれ対応する平板へ至るリブを形成することにより、マウントブラケットの変形量を調節することができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマウント構造が適用されたステアリングギヤの一部破断模式的正面図である。
図1を参照して、ステアリングギヤ100は、ギヤハウジング1と、ギヤハウジング1に連結され、車両の幅方向に延びるシリンダチューブ2とを備える。
ギヤハウジング1は、互いに交差する第1の筒状部1aおよび第2の筒状部1bとを備える。第1の筒状部1aには、入力軸50と、出力軸としてのピニオン軸(図示せず)とが回転自在に支持されている。これら入力軸50およびピニオン軸は、図示しないトーションバーを介して相対角変位可能に連結されている。入力軸50には図示しないステアリングホイール等の操舵部材がステアリングシャフト(図示せず)を介して連結され、操舵トルクが入力される。第2の筒状部1bはシリンダチューブ2に連結されている。
第2の筒状部1bおよびシリンダチューブ2には、車両の幅方向に延びるラック軸3が軸方向に摺動自在に支持されている。ピニオン軸およびラック軸3はギヤハウジング1内で互いに噛み合わされている。また、ラック軸3の一対の端部は、図示しない車輪にそれぞれ連なるタイロッド4にボールジョイント5を介してそれぞれ連結されている。
シリンダチューブ2の一部には、操舵補助力を発生するためのパワーシリンダ6が設けられている。パワーシリンダ6は、ラック軸3の一部に形成されたロッド7と、シリンダチューブ2内をロッド7と一体移動可能に設けられたピストン8とを有している。パワーシリンダ6の両端において、シリンダチューブ2とロッド7との間が一対の封止部材9a、9b間によってそれぞれ封止されている。各封止部材9a、9bは、ロッド7を摺動自在に挿通させた環状のロッドシールを備えている。シリンダチューブ2内において一対の封止部材9a、9b間に、ピストン8により互いに仕切られた一対の油室10が区画されている。
また、ギヤハウジング1の第1の筒状部1a内には入力軸50とピニオン軸との間の相対角変位に基づいて油圧ポンプ(図示せず)からの油圧を、パワーシリンダ6の一対の油室10の一方に択一的に供給すると共に、他方の油室10からの油を油タンクに戻すコントロールバルブ(図示せず)が内蔵されている。一対の油室10は、それぞれ対応する配管を介してコントロールバルブの対応するポート(図示せず)と連通されている。
このステアリングギヤ100は、ギヤハウジング1およびシリンダチューブ2にそれぞれ設けられたマウント部11およびマウントブラケット12を介して車体(図示せず)に取り付けられる。マウント部11は、ギヤハウジング1と、例えば、鋳造によって一体成形されている。マウントブラケット12は、シリンダチューブ2と別体に設けられており、シリンダチューブ2に溶接によって固着されている。
マウント部11およびマウントブラケット12が、車体に固定されたそれぞれに対応する車体の取付部材(図示せず)に、取付ボルト(図示せず)を用いて固定されることによって、車体にステアリングギヤ100が取り付けられる。
図2は、図1のステアリングギヤの要部の拡大図であり、マウントブラケット12とその周辺の構造を概略的に示している。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。また、図4は、図1のステアリングギヤの要部の一部破断拡大図であり、マウントブラケット12とその周辺の構造を示している。
図2を参照して、マウントブラケット12は、取付ボルト30挿通用の挿通孔13を形成するための挿通孔形成部材14と、板金部材15とを含んでいる。
図2および図3に示すように、挿通孔形成部材14は、筒状をなし、取付ボルト30を挿通するための挿通孔13を形成している。挿通孔形成部材14は、板金部材15に設けられた取付孔16に挿通されて、板金部材15に組み付けられている。図3に示すように、挿通孔形成部材14は、一対の端部14a、14bおよび中間部14cを有し、これら端部14aおよび中間部14cが板金部材15に溶接されることにより、板金部材15に固着されている。図2に示すように、挿通孔13は、シリンダチューブ2の軸方向X1と平行な方向に長い長孔に形成されている。これにより、車体にステアリングギヤ100を取り付ける場合の、シリンダチューブ2の軸方向X1に関しての組み付け誤差を調節することができる。
板金部材15は、図3に示すように、シリンダチューブ2の外周面2aに溶接により固着された一対の固着板17と、各固着板17からそれぞれ折り曲げ状に延設された一対の平板18と、図4に示すように、これら一対の平板18間を互いに接続している接続板19とを含んでいる。一対の固着板17、一対の平板18および接続板19は単一の部材(板金)で一体に形成されている。各固着板17は、図3に示すように、円弧状に形成され、シリンダチューブ2の外周面2aに合わされている状態で、シリンダチューブ2に溶接により固着されている。具体的には、図2および図4に示すように、各固着板17とシリンダチューブ2とを溶接するための、複数のスポット溶接による溶接部分29が設けられている。
図2では、一方の平板18のみが示されているが、一対の平板18は同様の構成である。すなわち、各平板18は、一部が対応する固着板17に接続されたシリンダチューブ2の軸方向X1と平行に延びる第1の縁部20と、この第1の縁部20と対向する第2の縁部21と、接続板19の対応する縁部とそれぞれ接続された第3の縁部22と、この第3の縁部22と対向する第4の縁部23とを含む。第1〜第4の縁部20〜23が、概ね矩形をなす4つの辺部に相当する。また、各平板18は、第2の縁部21と第4の縁部23との間に、両縁部21,23間を互いに接続する湾曲部24を有している。
第1の縁部20は、相対的に第3の縁部22に近い第1の部分20aと、相対的に第3の縁部22から遠い第2の部分20bとを有しており、第2の部分20bが固着板17に接続されている。第1の部分20aはシリンダチューブ2の外周面2aから所定距離離隔している。
各平板18において、挿通孔形成部材14を挿通させて取り付けるための取付孔16の中心C1は、平板18の長手方向に関して、第1の縁部20の第1の部分20aに対応する位置に配置されている。これにより、取付孔16の中心は固着板17から平板18の長手方向に所定距離離隔している。したがって、各平板18に固着された挿通孔形成部材14と、固着板17とシリンダチューブ2との溶接部分29との間に所定の距離を確保することができる。
また、図3に示すように、取付ボルト30の挿通方向Y1に間隔を隔てて互いに対向させられている。
また、板金部材15は、図2に示すように、各固着板17からそれぞれ対応する平板18へ至り、湾曲部24と略平行に形成されたリブ25を有している。リブ25は固着板17から平板18にかけて先細りとなっている。
このように、マウントブラケット12は、図3に示すように、シリンダチューブ2の全周を取り囲まず、シリンダチューブ2の周方向Z1の一部(例えば、1/3〜1/2周)に対応して設けられている。これにより、マウント構造の小型、軽量化を図ることができる。マウントブラケット12は、板金により形成された板金部材15を備えているため、マウントブラケット12を適度に曲げ変形させることができる。これにより、車体にステアリングギヤ100を取り付ける場合の、双方の組み付け誤差を、マウントブラケット12を変形させることにより吸収することができる。また、走行時の外部入力によって生じる、車体の取付部材の歪を吸収することができる。その結果、インシュレータ等の弾性部材を用いる必要がない。
また、挿通孔形成部材14と、固着板17とシリンダチューブ2との溶接部分29との間に所定の距離を確保することによってマウントブラケット12の変形量を調節することができる。さらに、各固着板17からそれぞれ対応する平板18へ至るリブ25を形成することによっても、マウントブラケット12の変形量を調節することができる。
また、板金部材15は、板金を用いて形成されているため、マウントブラケット12を安価に形成できる。さらに、一対の固着板17、一対の平板18および接続板19を単一の部材(板金)で一体に形成することによって、マウントブラケット12をより安価に形成できる。
図4を参照して、マウントブラケット12は、固着板17がシリンダチューブ2の外周面2aに合わされている状態で、シリンダチューブ2に溶接により固着されている。マウントブラケット12は、シリンダチューブ2の外周面2aの領域であって、ピストン8のマウントブラケット12側のストロークの終端位置P1とこの終端位置P1に近接する封止部材9bとの間に対応する領域26内に溶接される。
これにより、ピストン8がシリンダチューブ2内をストロークする範囲に、溶接歪が発生することを抑制できる。したがって、部分的溶接による溶接歪を低減させるために、シリンダチューブ2の全周に亘って溶接する必要がなくなり、その結果、マウント構造の小型化、軽量化を図ることができ、且つパワーシリンダ6に悪影響を与えることを抑制できる。
以上のように、この実施形態によれば、シリンダチューブ2の全周を覆わないマウントブラケット12を用いることにより、マウント構造の小型、軽量化を図ることができる。
また、マウントブラケット12を、マウントブラケット12側のピストン8のストロークの終端位置P1と、この終端位置P1に近接する封止部材9bとの間に対応する領域26内に溶接するため、マウント構造の小型化、軽量化を図ることができ、且つパワーシリンダ6に悪影響を与えることを抑制できる。
マウントブラケット12は板金部材15を備えているため、車体にステアリングギヤ100が取り付けられる場合の、双方の組み付け誤差を吸収することができる。さらに、走行時の外部入力によって生じる、車体側の取付部材の歪を吸収することができる。これにより、インシュレータ等の弾性部材を用いる必要がない。
また、マウントブラケット12は板金部材15を用いた構造体であるため、マウントブラケット12を安価に形成できる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。例えば、図2の実施の形態では、挿通孔形成部材14として、一対の平板18を貫通する筒状部材を用いたが、これに代えて、挿通孔形成部材は、図5に示すように、溝形部材27を用いるようにしてもよい。なお、以下では、図1〜図4に示す実施の形態と異なる構成について主に説明し、図1〜図4に示す実施の形態と同様の構成には図に同一の符号を付してその説明を省略する。
この場合、溝形部材27は、図6に示すように、一対の平板18間に配置される状態で一対の平板18に溶接される。各平板18には、図5に示すように、挿通孔形成部材としての溝形部材27のための取付孔は形成されず、取付ボルト30を挿通させるためのボルト挿通孔28がそれぞれ形成されている。ボルト挿通孔28はシリンダチューブ2の軸方向X1と平行な方向に長い長孔に形成されていることが好ましい。これにより、車体にステアリングギヤ100を取り付ける場合の、双方の組み付け誤差を調整することができる。
また、一対の固着板17、一対の平板18および接続板19は単一の部材(板金)で一体に形成されていなくてもよい。接続板19を廃止し、一体に形成された固着板17および平板18を一対設けて、これらを挿通孔形成部材により一体化しておいてもよい。
また、板金部材15に形成されたリブ25は、固着板17から平板18にかけて先細りになっていなくてもよく、例えば、一定の幅であってもよい。また、リブ25は、一箇所だけでなく、板金部材15の複数箇所に設けられていてもよい。リブ25の形状および数を変更することにより、マウントブラケット12の変形量を調節することができる。
溶接部分として、固着板の周縁の少なくとも一部に隅肉溶接部を設けるようにしてもよい。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係るマウント構造が適用されたステアリングギヤの一部破断模式的正面図である。 図1のステアリングギヤの要部の拡大図であり、マウントブラケットとその周辺の構造を概略的に示している。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図1のステアリングギヤの要部の一部破断拡大図であり、マウントブラケットとその周辺の構造を示している。 本発明の別の実施の形態のステアリングギヤの要部の拡大図である。 図5のステアリングギヤの平面図である。
符号の説明
1・・・ギヤハウジング、2・・・シリンダチューブ、2a・・・外周面
3・・・ラック軸、6・・・パワーシリンダ、7・・・ロッド、8・・・ピストン
9a,9b・・・封止部材、12・・・マウントブラケット、13・・・挿通孔
14・・・挿通孔形成部材、15・・・板金部材、17・・・固着板、18・・・平板
25・・・リブ、26・・・領域、29・・・溶接部分、30・・・取付ボルト
100・・・ステアリングギヤ、P1・・・終端位置、X1・・・軸方向
Y1・・・挿通方向(取付ボルトの挿通方向)、Z1・・・周方向

Claims (4)

  1. ギヤハウジングと、
    ピニオン軸に噛み合うラック軸を摺動可能に支持し上記ギヤハウジングに結合されたシリンダチューブと、
    このシリンダチューブの一部に設けられたパワーシリンダと、
    シリンダチューブに溶接により固着され且つ車体側部材に取り付けられるマウントブラケットとを備え、
    上記パワーシリンダは、ラック軸の一部に形成されたロッドと、このロッドと軸方向に一体移動可能に設けられたピストンと、このピストンを軸方向に挟んだ両側でロッドとシリンダチューブとの間を封止する一対の封止部材とを含み、
    上記マウントブラケットは、一方の封止部材に対してシリンダチューブの軸方向に離れており、上記一方の封止部材に近接した位置であるピストンのストロークの終端位置とこの終端位置に近接する上記一方の封止部材との間に対応するシリンダチューブの外周面の領域内に溶接されており、
    上記マウントブラケットは、取付ボルト挿通用の挿通孔を形成するための挿通孔形成部材と、板金部材とを含み、
    この板金部材は、シリンダチューブの外周面に溶接により固着された一対の固着板と、各固着板から折り曲げ状に延設され且つ上記挿通孔形成部材を溶接によりそれぞれ固着した一対の平板とを有し、
    上記一対の平板は取付ボルトの挿通方向に間隔を隔てて互いに対向していることを特徴とするステアリングギヤのマウント構造。
  2. 請求項1において、上記マウントブラケットはシリンダチューブの外周面の周方向の一部に溶接されていることを特徴とするステアリングギヤのマウント構造。
  3. 請求項1または2において、上記挿通孔形成部材は、固着板とシリンダチューブとの溶接部分からシリンダチューブの軸方向に距離を隔てて配置されていることを特徴とするステアリングギヤのマウント構造。
  4. 請求項において、上記板金部材は、各固着板からそれぞれ対応する平板へ至るリブを有することを特徴とするステアリングギヤのマウント構造。
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