JP2779263B2 - 結束装置 - Google Patents
結束装置Info
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- JP2779263B2 JP2779263B2 JP2298361A JP29836190A JP2779263B2 JP 2779263 B2 JP2779263 B2 JP 2779263B2 JP 2298361 A JP2298361 A JP 2298361A JP 29836190 A JP29836190 A JP 29836190A JP 2779263 B2 JP2779263 B2 JP 2779263B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arms
- rubber band
- swing
- gear
- hooks
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B13/00—Bundling articles
- B65B13/02—Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
- B65B13/022—Applying preformed bands of continuous-ring form, e.g. elastic
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/14—Bale and package ties, hose clamps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電線束等の束ねたものを輪ゴムで結束す
る装置に関するものである。
る装置に関するものである。
例えば、自動車のワイヤーハーネスの製造における電
線の調尺、切断及び端子圧着工程(通常、これらを切圧
工程といい、切圧機で行う)において、その工程におけ
る全製品の検査後、電線を一定数毎区分けして、第9図
に示すように、その区分け束bの端末付近数個所を輪ゴ
ムaにより結束する。
線の調尺、切断及び端子圧着工程(通常、これらを切圧
工程といい、切圧機で行う)において、その工程におけ
る全製品の検査後、電線を一定数毎区分けして、第9図
に示すように、その区分け束bの端末付近数個所を輪ゴ
ムaにより結束する。
この従来の結束作業は、第8図に示す輪ゴムaでもっ
て行われ、第10図に示すように、一方の手で電線束bを
握るとともに、輪ゴムaの一端をつかみ、他方の手で輪
ゴムaの他端を電線束bの外周に回して一端のきのこ状
係止片a′に係止している。
て行われ、第10図に示すように、一方の手で電線束bを
握るとともに、輪ゴムaの一端をつかみ、他方の手で輪
ゴムaの他端を電線束bの外周に回して一端のきのこ状
係止片a′に係止している。
しかしながら、この手による結束作業は、器用さを要
求されるとともに、熟練を要求される。このため、非常
に煩わしいものとなっているうえに、作業性を悪い。
求されるとともに、熟練を要求される。このため、非常
に煩わしいものとなっているうえに、作業性を悪い。
この発明は、以上の点に留意し、器用さ及び熟練を要
求されない結束装置を提供することを課題とする。
求されない結束装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、この発明にあっては、フ
レーム上に、対のアームを相手に向って上下方向に揺動
自在に設け、この両アームは、歯車機構により、同一割
合で相反対方向に揺動するように連動されて、その先端
にそれぞれフックが設けられており、この両フックと前
記両アームの揺動点とのそれぞれの間隔は、前者が所要
長さ長くしてあり、両フック間には、被結束物の外周長
さより短かい輪ゴムが引っ掛けられて、この輪ゴムの前
記他方のフック側の端はきのこ状の係止片を有してお
り、前記一方のアームには、その閉じ方向にロッドが出
没するシリンダを設けて、そのロッドは、突出すること
により、一方のフックに掛けられた輪ゴムの端を他方の
フックに向って移動し得るようになっており、かつ、前
記両アームが閉じた際、アームは、その自重による各揺
動点におけるモーメントが両揺動点間の外側向きが大き
くなるように設定され、さらに、前記フレームには、ア
ームの開放状態を維持する手段及びその維持手段の解除
手段を設けた構成を採用したのである。
レーム上に、対のアームを相手に向って上下方向に揺動
自在に設け、この両アームは、歯車機構により、同一割
合で相反対方向に揺動するように連動されて、その先端
にそれぞれフックが設けられており、この両フックと前
記両アームの揺動点とのそれぞれの間隔は、前者が所要
長さ長くしてあり、両フック間には、被結束物の外周長
さより短かい輪ゴムが引っ掛けられて、この輪ゴムの前
記他方のフック側の端はきのこ状の係止片を有してお
り、前記一方のアームには、その閉じ方向にロッドが出
没するシリンダを設けて、そのロッドは、突出すること
により、一方のフックに掛けられた輪ゴムの端を他方の
フックに向って移動し得るようになっており、かつ、前
記両アームが閉じた際、アームは、その自重による各揺
動点におけるモーメントが両揺動点間の外側向きが大き
くなるように設定され、さらに、前記フレームには、ア
ームの開放状態を維持する手段及びその維持手段の解除
手段を設けた構成を採用したのである。
上記開放状態維持手段は、上記両アームが開放状態の
際、上記歯車に嵌入自在な上下方向のストッパーを上記
フレームに設けることより構成し、このストッパーに
は、これを歯車の方向に付勢するばねを設け、上記解除
手段は、上記両アームの揺動点間の中央に位置する上下
方向の解除レバーを設けることより構成し、この解除レ
バーは、その上端に上記被結束物が載置されて上記ばね
に抗し押し下げられた際、上記歯車から離れるようにな
っているものとすることができる。
際、上記歯車に嵌入自在な上下方向のストッパーを上記
フレームに設けることより構成し、このストッパーに
は、これを歯車の方向に付勢するばねを設け、上記解除
手段は、上記両アームの揺動点間の中央に位置する上下
方向の解除レバーを設けることより構成し、この解除レ
バーは、その上端に上記被結束物が載置されて上記ばね
に抗し押し下げられた際、上記歯車から離れるようにな
っているものとすることができる。
なお、輪ゴムの長さとは、第8図の輪状を鎖線のごと
く直線状にしたときの長さをいう。
く直線状にしたときの長さをいう。
このように構成するこの発明に係る結束装置は、両ア
ームが開放してその状態が維持されているとともに、両
フック間に輪ゴムが引掛けられた状態において、例えば
電線束を、輪ゴムの中央に押し当てて、解除レバーを押
し下げると、ストッパーが歯車から外れる。すなわち、
両アームの開閉動作のロックが解除される。解除レバー
がない場合には、手動により、その作用を行う。
ームが開放してその状態が維持されているとともに、両
フック間に輪ゴムが引掛けられた状態において、例えば
電線束を、輪ゴムの中央に押し当てて、解除レバーを押
し下げると、ストッパーが歯車から外れる。すなわち、
両アームの開閉動作のロックが解除される。解除レバー
がない場合には、手動により、その作用を行う。
このロック解除がなされると、輪ゴムの収縮力によ
り、両アームは閉じ方向に揺動し、このとき、両アーム
は同一歯車で連結されているため、同一割合で揺動し
て、輪ゴムを電線束の周りに導びく。
り、両アームは閉じ方向に揺動し、このとき、両アーム
は同一歯車で連結されているため、同一割合で揺動し
て、輪ゴムを電線束の周りに導びく。
この輪ゴムの両端が電線束の上面より上側にきた後、
シリンダのロッドを伸長すると、その伸長側の輪ゴムの
端が他方の端の上側、すなわち係止片上側を通りすぎ
て、その係止片の両側のえらに引っ掛かる。引っ掛かれ
ば、ロッドを後退させると、その輪ゴムの両端の係止状
態、すなわち、輪ゴムの長さが電線束の外周より短いた
め、電線束の輪ゴムによる結束が維持された状態で、ロ
ッドが後退する。
シリンダのロッドを伸長すると、その伸長側の輪ゴムの
端が他方の端の上側、すなわち係止片上側を通りすぎ
て、その係止片の両側のえらに引っ掛かる。引っ掛かれ
ば、ロッドを後退させると、その輪ゴムの両端の係止状
態、すなわち、輪ゴムの長さが電線束の外周より短いた
め、電線束の輪ゴムによる結束が維持された状態で、ロ
ッドが後退する。
このように、両フック間の輪ゴムがなくなれば、両ア
ームは、自重により開放方向に揺動し、開放初期状態に
戻ったところで、ストッパーが歯車に嵌入する。すなわ
ち、解除レバーがある場合には、電線束を取除くと、ば
ねによりストッパーが歯車に嵌入する。
ームは、自重により開放方向に揺動し、開放初期状態に
戻ったところで、ストッパーが歯車に嵌入する。すなわ
ち、解除レバーがある場合には、電線束を取除くと、ば
ねによりストッパーが歯車に嵌入する。
第1図乃至第4図に示すように、フレームFに対のア
ーム1、1が相手に向って上下方向に揺動自在に設けら
れている。そのアーム1、1の揺動点1a、1bには、それ
ぞれ同一大きさの歯車2、2が固着され、フレームFに
は、この両歯車2、2に噛み合い、かつ相互に噛み合う
同一大きさの歯車3、3が設けられており、この歯車機
構によって、両アーム1、1は、同一割合で相反対方向
に揺動する。
ーム1、1が相手に向って上下方向に揺動自在に設けら
れている。そのアーム1、1の揺動点1a、1bには、それ
ぞれ同一大きさの歯車2、2が固着され、フレームFに
は、この両歯車2、2に噛み合い、かつ相互に噛み合う
同一大きさの歯車3、3が設けられており、この歯車機
構によって、両アーム1、1は、同一割合で相反対方向
に揺動する。
前記歯車3、3の下方には、それぞれ上下方向のスト
ッパー4、4がフレームFに昇降自在に支持され、この
ストッパー4は、ばね5、5により常時上方に付勢され
ており、第1図に示すように、両アーム1、1が水平状
態となったとき、その歯車3、3の下方に向く係止孔
6、6に嵌入して、両アーム1、1の開放状態を維持す
る。その嵌入位置の調整は、アーム1、1が下降して当
接するストッパー7、7の高さをそのねじ込み量を調整
して上下することにより行う。
ッパー4、4がフレームFに昇降自在に支持され、この
ストッパー4は、ばね5、5により常時上方に付勢され
ており、第1図に示すように、両アーム1、1が水平状
態となったとき、その歯車3、3の下方に向く係止孔
6、6に嵌入して、両アーム1、1の開放状態を維持す
る。その嵌入位置の調整は、アーム1、1が下降して当
接するストッパー7、7の高さをそのねじ込み量を調整
して上下することにより行う。
前記ストッパー4、4間の中央には、上方に延びる解
除レバー8が設けられており、このレバー8が、第1図
実線の状態から鎖線の状態に下降すると、ストッパー
4、4も下降して係止孔6、6から外れ、前記アーム
1、1の開放状態のロックが解除される。
除レバー8が設けられており、このレバー8が、第1図
実線の状態から鎖線の状態に下降すると、ストッパー
4、4も下降して係止孔6、6から外れ、前記アーム
1、1の開放状態のロックが解除される。
両アーム1、1の先端にはそれぞれフック10a、10bが
設けられている。その一方のフック10aは断面半円形の
部材からなり、アーム1への取付け部は中実で、突出部
は半円筒状となっている。他方のフック10bは断面小判
状で、その先端は円柱状となっている。この両フック10
a、10bの後記輪ゴムaの引っ掛け点とアーム1、1の揺
動点1a、1bとのそれぞれの間隔は前者が少し長くしてあ
り、これにより、輪ゴムaの一端a1が係止片a′の上側
を通って両端の係止を円滑に行い得る。一方のアーム1
にはフック10aを介してエアシリンダ9が設けられてお
り、このシリンダ9のロッド9aは、フック10aのスリッ
トSをガイドとしてアーム1の閉じ方向に出没する。
設けられている。その一方のフック10aは断面半円形の
部材からなり、アーム1への取付け部は中実で、突出部
は半円筒状となっている。他方のフック10bは断面小判
状で、その先端は円柱状となっている。この両フック10
a、10bの後記輪ゴムaの引っ掛け点とアーム1、1の揺
動点1a、1bとのそれぞれの間隔は前者が少し長くしてあ
り、これにより、輪ゴムaの一端a1が係止片a′の上側
を通って両端の係止を円滑に行い得る。一方のアーム1
にはフック10aを介してエアシリンダ9が設けられてお
り、このシリンダ9のロッド9aは、フック10aのスリッ
トSをガイドとしてアーム1の閉じ方向に出没する。
なお、アーム1、1は、第1図に示す閉じ状態におい
て、エアシリンダ9を含めた自重による各揺動点1a、1b
におけるモーメントが両揺動点1a、1b間の外側向き(第
1図矢印方向)が大きくなるように設定されており、こ
れにより、前記閉じ状態において、両アーム1、1を引
き合わせるもの、すなわち輪ゴムaがなくなれば、自重
によって開放方向に揺動する。
て、エアシリンダ9を含めた自重による各揺動点1a、1b
におけるモーメントが両揺動点1a、1b間の外側向き(第
1図矢印方向)が大きくなるように設定されており、こ
れにより、前記閉じ状態において、両アーム1、1を引
き合わせるもの、すなわち輪ゴムaがなくなれば、自重
によって開放方向に揺動する。
この実施例は以上のように構成されており、つぎにそ
の作用について説明する。
の作用について説明する。
まず、第1図実線のごとく、両アーム1、1が開放し
ている状態において、その両フック10a、10bの間に輪ゴ
ムaが伸長状態で引っ掛けられる。この引っ掛けは、自
動でも手動でもよい。
ている状態において、その両フック10a、10bの間に輪ゴ
ムaが伸長状態で引っ掛けられる。この引っ掛けは、自
動でも手動でもよい。
この初期状態において、同図鎖線のごとく、電線束b
が上方から輪ゴムaの中央に供給されると、輪ゴムaを
介して解除レバー8が押し下げられ、ストッパー4、4
が歯車3、3から外れる。すると、輪ゴムaの収縮力に
より、両アーム1、1は、鎖線のごとく閉じ方向に揺動
し、輪ゴムaを電線束b周りに導びく。
が上方から輪ゴムaの中央に供給されると、輪ゴムaを
介して解除レバー8が押し下げられ、ストッパー4、4
が歯車3、3から外れる。すると、輪ゴムaの収縮力に
より、両アーム1、1は、鎖線のごとく閉じ方向に揺動
し、輪ゴムaを電線束b周りに導びく。
この輪ゴムaの両端が電線束bの上面より上側にきた
後、第1図鎖線のごとく、シリンダ9のロッド9aを伸長
すると、同図及び第5図に示すように、そのロッド9a
は、輪ゴムaの端a1が他方の端の上側、すなわち係止片
a′上側を通りすぎ、これによってその端a1がフック10
aから外れて係止片a′の両側のえらに引っ掛かる。こ
の輪ゴムaの両端の係止状態、すなわち、電線束bの輪
ゴムaによる結束が維持された状態で、ロッド9aが後退
する。ロッド9aの進退量は、輪ゴムa両端の係止距離を
考慮して適宜に設定して、自動制御とする。
後、第1図鎖線のごとく、シリンダ9のロッド9aを伸長
すると、同図及び第5図に示すように、そのロッド9a
は、輪ゴムaの端a1が他方の端の上側、すなわち係止片
a′上側を通りすぎ、これによってその端a1がフック10
aから外れて係止片a′の両側のえらに引っ掛かる。こ
の輪ゴムaの両端の係止状態、すなわち、電線束bの輪
ゴムaによる結束が維持された状態で、ロッド9aが後退
する。ロッド9aの進退量は、輪ゴムa両端の係止距離を
考慮して適宜に設定して、自動制御とする。
両フック10a、10b間の輪ゴムaがなくなれば、両アー
ム1、1は、自重により開放方向に揺動し、開放初期状
態に戻ったところで、電線束bを取除くと、ばね5によ
りストッパー4が歯車3の係止孔6に嵌入する。
ム1、1は、自重により開放方向に揺動し、開放初期状
態に戻ったところで、電線束bを取除くと、ばね5によ
りストッパー4が歯車3の係止孔6に嵌入する。
この実施例に係る結束装置Aは第6図、第7図に示す
ように使用し得る。すなわち、従来周知の切圧機Bから
の電線b′を、電線ハンド20により電線保持ハンド21に
ストックし、所要本数になったとき、その電線束bを、
電線保持ハンド21を移動させて結束装置Aに導びき(第
7図)、又は結束装置Aを移動させて装置Aに導びき、
(第6図)、前述の作用により、結束を行う。結束後
は、ベルトコンベア22により次工程に移送する。
ように使用し得る。すなわち、従来周知の切圧機Bから
の電線b′を、電線ハンド20により電線保持ハンド21に
ストックし、所要本数になったとき、その電線束bを、
電線保持ハンド21を移動させて結束装置Aに導びき(第
7図)、又は結束装置Aを移動させて装置Aに導びき、
(第6図)、前述の作用により、結束を行う。結束後
は、ベルトコンベア22により次工程に移送する。
実施例において、歯車2を除去してアーム1、1を歯
車3に設けることもできる。この場合は、フック10a、1
0bの突出方向及び長さを適宜に設定して、アーム1、1
が電線束bの挿入のじゃまにならないようにするととも
に、輪ゴムaの両端がアーム1、1の揺動により、電線
束bより上側に位置するようにする。また、ロッド9aの
先端をフック10aとして輪ゴムaを引っ掛けるようにし
てもよい。この場合、その引っ掛け幅(第2図のt)は
係止片a′の幅t′より狭くして、その輪ゴムaの端a1
が係止片a′を撓ませて乗り越えるようにする。
車3に設けることもできる。この場合は、フック10a、1
0bの突出方向及び長さを適宜に設定して、アーム1、1
が電線束bの挿入のじゃまにならないようにするととも
に、輪ゴムaの両端がアーム1、1の揺動により、電線
束bより上側に位置するようにする。また、ロッド9aの
先端をフック10aとして輪ゴムaを引っ掛けるようにし
てもよい。この場合、その引っ掛け幅(第2図のt)は
係止片a′の幅t′より狭くして、その輪ゴムaの端a1
が係止片a′を撓ませて乗り越えるようにする。
なお、この発明は電線束bに限らず、他の種々の線条
物の結束にも採用し得ることは言うまでもない。
物の結束にも採用し得ることは言うまでもない。
この発明は以上のように構成し、輪ゴムの収縮力によ
り、アームを閉じて輪ゴムを被結束物に周回し、また、
輪ゴムの係止後は、アームの自重によって初期状態に復
帰するようにしたので、従来に比べて熟練を要さずに、
均一な結束作業を行うことができるうえに、安価なもの
となる利点がある。
り、アームを閉じて輪ゴムを被結束物に周回し、また、
輪ゴムの係止後は、アームの自重によって初期状態に復
帰するようにしたので、従来に比べて熟練を要さずに、
均一な結束作業を行うことができるうえに、安価なもの
となる利点がある。
第1図は、この発明に係る結束装置の一実施例の正面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図のA−A
線矢視図、第4図は第1図のB−B線矢視図、第5図は
輪ゴムの係止作用説明図、第6図、第7図は前記実施例
の使用例を示す概略図、第8図は輪ゴムの正面図、第9
図、第10図は電線束の結束作業説明図である。 A……結束装置、B……切圧機、 F……フレーム、a……輪ゴム、 a′……係止片、b……電線束、 1……アーム、2、3……歯車、 4……ストッパー、5……ばね、 6……係止孔、7……ストッパー、 8……解除レバー、9……エアシリンダ、 9a……ロッド、 10a、10b……フック、 20……電線ハンド、 21……電線保持ハンド。
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図のA−A
線矢視図、第4図は第1図のB−B線矢視図、第5図は
輪ゴムの係止作用説明図、第6図、第7図は前記実施例
の使用例を示す概略図、第8図は輪ゴムの正面図、第9
図、第10図は電線束の結束作業説明図である。 A……結束装置、B……切圧機、 F……フレーム、a……輪ゴム、 a′……係止片、b……電線束、 1……アーム、2、3……歯車、 4……ストッパー、5……ばね、 6……係止孔、7……ストッパー、 8……解除レバー、9……エアシリンダ、 9a……ロッド、 10a、10b……フック、 20……電線ハンド、 21……電線保持ハンド。
Claims (2)
- 【請求項1】フレームF上に、対のアーム1、1を相手
に向って上下方向に揺動自在に設け、この両アーム1、
1は、歯車機構により、同一割合で相反対方向に揺動す
るように連動されて、その先端にそれぞれフック10a、1
0bが設けられており、この両フック10a、10bと前記両ア
ーム1、1の揺動点1a、1bとのそれぞれの間隔は、前者
が所要長さ長くしてあり、両フック10a、10b間には、被
結束物bの外周長さより短かい輪ゴムaが引っ掛けられ
て、その輪ゴムaの一方の引っ掛け端はきのこ状の係止
片a′を有しており、前記一方のアーム1には、その閉
じ方向にロッド9aが出没するシリンダ9を設けて、その
ロッド9aは、突出することにより、一方のフック10aに
掛けられた輪ゴムaの端a1を他方のフック10bに向って
移動し得るようになっており、かつ、前記両アーム1、
1が閉じた際、アーム1、1は、その自重による各揺動
点1a、1bにおけるモーメントが両揺動点1a、1b間の外側
向きが大きくなるように設定され、さらに、前記フレー
ムFには、アーム1、1の開放状態を維持する手段及び
その維持手段の解除手段を設けたことを特徴とする結束
装置。 - 【請求項2】上記両アーム1、1が開放状態の際、上記
開放状態維持手段となる、上記歯車機構の歯車3に嵌入
自在な上下方向のストッパー4を上記フレームFに設
け、このストッパー4には、これを前記歯車3の方向に
付勢するばね5を設けるとともに、前記両アーム1、1
の揺動点1a、1b間の中央に位置する上記解除手段となる
上下方向の解除レバー8を設け、この解除レバー8は、
その上端に上記被結束物bが載置されて上記ばね5に抗
し押し下げられた際、上記歯車3から離れるようになっ
ていることを特徴とする請求項(1)記載の結束装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2298361A JP2779263B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 結束装置 |
US07/779,271 US5203260A (en) | 1990-11-02 | 1991-10-18 | Binding apparatus for binding a bundle of lables or the like |
DE69103122T DE69103122T2 (de) | 1990-11-02 | 1991-10-25 | Vorrichtung zum Binden von Objekten mit einem Band aus Gummi mit pilzförmigem Haken. |
EP91118239A EP0483684B1 (en) | 1990-11-02 | 1991-10-25 | Apparatus for binding articles with a rubber band having a mushroom-shaped hook |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2298361A JP2779263B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 結束装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04173519A JPH04173519A (ja) | 1992-06-22 |
JP2779263B2 true JP2779263B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17858695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2298361A Expired - Fee Related JP2779263B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 結束装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5203260A (ja) |
EP (1) | EP0483684B1 (ja) |
JP (1) | JP2779263B2 (ja) |
DE (1) | DE69103122T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001287711A (ja) | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電線の集束装置および集束方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2236936A (en) * | 1939-11-08 | 1941-04-01 | Walter W Camp | Device for applying rubber bands |
US2376138A (en) * | 1944-04-25 | 1945-05-15 | Harrison Gale | Means for completing the packaging of berries or the like |
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