JP2001287711A - 電線の集束装置および集束方法 - Google Patents

電線の集束装置および集束方法

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JP2001287711A
JP2001287711A JP2000103090A JP2000103090A JP2001287711A JP 2001287711 A JP2001287711 A JP 2001287711A JP 2000103090 A JP2000103090 A JP 2000103090A JP 2000103090 A JP2000103090 A JP 2000103090A JP 2001287711 A JP2001287711 A JP 2001287711A
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focusing
tray
electric wires
electric wire
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Tatsuya Mizutani
達也 水谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定長さに切断されて受皿上に供給された電
線を集束する際の爪部材による電線挟み込みを防止す
る。 【解決手段】 プレート13に回動可能に支持した一対
の爪部材12a、12bを備えた集束爪機構12を有
し、一対の爪部材12a、12bの先端が互いに閉じる
方向に回動したとき、両爪部材12a、12bの内周と
プレート13の上縁部13cとの間で構成される閉じた
領域を、複数本の電線Wを包囲する集束領域14とす
る。そして、少なくとも一方の爪部材12bとプレート
13との間で構成される集束領域14の内角部14a
に、爪部材12a、12bが閉じるに従い内角部14a
から集束領域14内へ張り出して内角部14aへ電線W
の挟み込みを防止する挟み込み防止部材17を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の集束装置お
よび集束方法に関し、詳しくは所定長さに切断されて受
皿上に供給された電線を自動的に集束し、取り出すよう
にするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電線の切断圧着機により、所定長
さに切断されると共に、その端末に端子が圧着された電
線は、上記加工処理後に受皿上に供給された後、所要本
数毎に集束して次工程へ取り出すようにしている。この
ような一連の処理工程を自動的に行うようにしたものと
して、特開平5−229519号公報に記載の電線集束
装置が知られている。
【0003】上記電線集束装置は、図10(A)に示す
ように、複数本の電線Wが供給される受皿1の側方に集
束爪機構2を備え、該集束爪機構2はシリンダ3、4に
より開閉操作される一対の爪部材5a、5bを備えてい
る。そして、図10(B)に示すように、シリンダ3、
4の操作によって受皿1上の電線Wを上下の爪部材5
a、5bで挟持するようにして集束し、図10(C)に
示すように、図示しない別のシリンダによる回動機構に
よって、集束爪機構2全体を回動操作することで受皿1
上の電線Wを取り出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置では、爪部材5a、5bが閉じて電線Wを集束する過
程で、上下の爪部材5a、5bが重なる内角部分7に電
線Wが挟み込まれて損傷を受けることがある。また、電
線Wの集束動作は、受皿1の側方で開口状態で待機する
爪部材5a、5bが閉鎖方向に移行する過程で行われる
ため、爪部材5a、5bを受皿1に近接した位置に設け
なければならない。このため、電線供給機構6から受皿
1上に落下供給される電線Wが上側の爪部材5aに干渉
して受皿1上に供給されないという事態が生じる可能性
があった。さらに、受皿1上に落下供給される電線Wが
その勢いで散在するため、爪部材5a、5bの集束時に
電線Wの取りこぼしを生ずるおそれもあった。
【0005】本発明は上記した問題を解消せんとするも
ので、受皿上に落下供給される複数の電線を、一対の爪
部材により電線を損傷することなく、また、取りこぼす
ことなく確実に集束可能とすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、所定長さに切断されて受皿の上に順次
供給される複数本の電線を集束して取り出すための電線
の集束装置であって、プレートに間隔をあけて設けた二
つの回動支点に、それぞれ一端を支持すると共に、駆動
部に連繋して開閉操作可能とした一対の爪部材を備えた
集束爪機構を有し、上記一対の爪部材の先端が互いに閉
じる方向に回動したとき、両爪部材の内周と上記プレー
トの上縁部との間で構成される閉じた領域を、上記複数
本の電線を包囲する集束領域とし、少なくとも上記一方
の爪部材と上記プレートとの間で構成される上記集束領
域の内角部に、上記爪部材が閉じるに従い上記内角部か
ら集束領域内へ張り出して内角部への上記電線の挟み込
みを防止する挟み込み防止部材を設けたことを特徴とす
る電線集束装置を提供している。
【0007】上記構成によれば、一対の爪部材はプレー
トに間隔をあけて設けた二つの回動支点に、それぞれ一
端を支持し、両爪部材の内周と上記プレートの上縁部と
の間で構成される閉じた領域を、上記複数本の電線を包
囲する集束領域としているので、爪部材の開放時の受け
入れ部分を広く設定することができる。また、一対の爪
部材を閉じて受皿上の複数の電線を集束する過程で、集
束領域が狭められるのに従って、爪部材とプレートの上
縁部と内角部が鋭角状になるが、挟み込み防止部材が内
角部から集束領域へ張り出してくるので、内角部への電
線の挟み込みによる破損を防止できる。
【0008】具体的には、上記挟み込み防止部材は、上
記プレートを回動支点として一端を支持することで回動
可能に取り付ける一方、上記一方の爪部材には、該爪部
材が閉じる方向に回動するとき、上記挟み込み防止部材
に係合する係合部を設け、該係合部により上記挟み込み
防止部材を上記集束領域に張り出させる方向に連動可能
としている。よって、挟み込み防止部材の上記張り出し
動作を、一対の爪部材の閉じ方向の動作に連動させるこ
とができる。
【0009】更に具体的には、上記集束爪機構を支持す
ると共に、上記爪部材を上記受皿の配置位置に対応する
集束位置と、受皿の側方の退避位置との間に進退駆動手
段により進退操作される可動フレームを更に備えてい
る。これにより、受皿上に電線を供給する際は、爪部材
を退避位置に後退させておくことができる。よって、落
下供給される電線が爪部材に干渉して受皿からはみ出す
のを防止できる。また、上記集束爪機構は、上記爪部材
が上記集束位置において上記受皿の下方位置から受皿上
の複数の電線を受け入れ可能な位置まで上昇させる昇降
駆動手段を介して可動フレームに支持するようにしてい
る。このようにすることで、受皿上の電線を集束するに
際し、爪部材が集束位置に移動するとき、爪部材に電線
が引っ掛かることなく集束位置に移動させることがで
き、その位置で爪部材を上昇させることで、一対の爪部
材とプレートとの間の集束領域に電線を確実に受け入れ
ることができる。
【0010】更に、上記一対の爪部材のうち上記退避位
置から上記集束位置へ向かう方向において後側に位置す
る爪部材の先端は、上記後退位置から集束位置へ移動す
るとき、上記受皿上の複数の電線に当接して寄せ集め可
能な状態で突出させるようにするのが好ましい。上記構
成によれば、爪部材の退避位置から集束位置への移動に
際し、移動方向に対し後側に位置する爪部材の先端が、
受皿上に散在する電線に当接して、電線を一側方へ寄せ
集めることができ、引き続き爪部材が閉じて電線を集束
する際の取りこぼしを確実に防止できる。
【0011】上記集束爪機構は、上記爪部材が上記集束
位置から退避位置側へ上方へ回動して退避するように、
上記プレートの一端を回動支点として回動手段を介して
支持するようにするのが好ましい。爪部材に挟持された
電線の取り出しに際し、集束された電線を上方へ回動さ
せながら受皿から取り出せるので、電線の端部の自重に
よる垂れ下がりによって、他の部材と干渉するのを防止
できる。
【0012】電線の集束方法の発明においては、プレー
トに支持されて開閉操作される一対の爪部材を備えた集
束爪機構を、上記受皿の側方の退避位置から受皿の配置
位置に対応する集束位置へ前進させる過程で、上記受皿
上の複数本の電線に上記爪部材の一方を当接させて電線
を寄せ集め、次いで、上記爪部材を上昇させて上記受皿
上の複数本の電線を爪部材の中へ受け入れ、しかる後、
上記爪部材を閉じて上記爪部材の内周と上記プレートの
上縁部との間の集束領域内で上記複数本の電線を集束
し、この爪部材を閉じる過程で、少なくとも上記一方の
爪部材と上記プレートとの間で構成される上記集束領域
の内角部に、挟み込み防止部材を設けて、上記爪部材が
閉じるに従い上記内角部から上記集束領域内へ上記挟み
込み防止部材を張り出させることで、上記内角部への上
記電線の挟み込みを防止するようにし次いで、上記集束
機構を上記爪部材が上記受皿の側方に位置する退避位置
まで後退させ、しかる後、上記爪部材を開いて集束され
た複数本の電線を取り出すようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図9は、電線の集束装置の
実施形態を示し、該集束装置10は、所定長さに切断さ
れ、端子が圧着された電線Wが供給される受皿11の側
方に設置され、電線Wを直接集束操作する集束爪機構1
2と、該集束爪機構12を昇降および回動可能に支持す
る可動フレーム21とから構成している。
【0014】集束爪機構12は、図2(A)乃至(C)
に示すように、横長のプレート13と、該プレート13
の一側方において、間隔をあけて設けた二つの回動支点
13a、13bに、それぞれ一端を支持して開閉可能と
した一対の爪部材12a、12bとを備えている。そし
て、受皿11に近い方に配置される爪部材12a(前側
とする)に対し、他方の爪部材12b(後側とする)の
先端を上方から被せるようにして交叉させて閉じること
で、両爪部材12a、12bの内周とプレート13の上
縁部13cとの間で電線Wを包囲して集束する集束領域
14を構成するようにしている。なお、爪部材12a、
12bは、一方の爪部材12bにスリット(図示せず)
が形成されており、このスリット内に他方の爪部材12
aが入り込むことで交叉して閉じることを可能としてい
る。
【0015】プレート13の後側端部には、爪部材12
bを開閉操作するための駆動部としての第1シリンダ1
5の基部15aを取り付けると共に、そのピストンロッ
ド15bを爪部材12bの回動支点13aと先端部との
間に連結して、ピストンロッド15bの進退動作に連動
可能としている。一方、プレート13の中央部には、同
様に爪部材12aを開閉操作するための駆動部としての
第2シリンダ16の基部16aを取り付けると共に、ピ
ストンロッド16bを爪部材12bの下端部に連結して
いる。図2(A)に示す状態が両爪部材12a、12b
の最大開口状態、図 に示す状態が最小閉口状態であ
り、前側の爪部材12aの開閉ストロークよりも後側の
爪部材12bのストロークを多く設定し、爪部材12a
に対し爪部材12bが上方から被さるようにして閉じる
ようになっている。
【0016】集束爪機構12は、更に電線Wの挟み込み
防止部材17を備えており、該挟み込み防止部材17
は、棒状部材の下端を、爪部材12a、12bの回動支
点13a、13bの中間部に設けた回動支点17aに支
持することで回動可能に取り付けている。そして、挟み
込み防止部材17は、後側の爪部材12bの内側に重な
るようにして、後側の爪部材12bとプレート13の上
縁部13cとの間で構成される内角部14aから集束領
域14内へ張り出すように回動し、内角部14aを常に
鈍角の状態として電線Wの挟み込みを防止できるように
している。また、後側の爪部材12bの内側中間部に
は、挟み込み防止部材17の中間部に係合する突起から
なる係合部17bを設け、爪部材12bの閉じ操作時
に、挟み込み防止部材17を集束領域14内へ張り出す
方向に連動可能としている。さらに、挟み込み防止部材
17の回動支点17aには、挟み込み防止部材17を張
り出し方向とは逆の爪部材12b側へ弾性力を付与する
スプリング17cを係合している。
【0017】可動フレーム21は、後述する回動機構部
25およびを昇降機構部26介して集束爪機構12を間
接的に支持しており、受皿11の下方に設置した基台2
2上に沿って水平方向に進退可能に載置すると共に、進
退駆動手段として基台22に固定した第3シリンダ23
のピストンロッド23aを連結している。そして、第3
シリンダ23の作動により、可動フレーム21を介して
爪部材12a、12bを、受皿11の側方の退避位置A
(図3)と、受皿11の配置位置に対応する集束位置B
(図4)との間で移動可能としている。なお、受皿11
は集束爪機構12が集束位置Bに移動したとき爪部材1
2a、12bを受け入れるためのスリット(図示せず)
を備えている。
【0018】可動フレーム21に間接的に支持される集
束爪機構12の爪部材12a、12bは、図4に示すよ
うに、開放状態において、後側の爪部材12bの先端
は、退避位置Aから集束位置Bへ移動するとき、受皿1
1上の複数の電線Wに当接して一方へ寄せ集め可能な状
態で電線Wの堆積領域に突出させている。
【0019】回動機構部25は、集束爪機構12全体を
集束位置Bから退避位置Aへ上方へ回動させるものであ
り、図1に示すように、可動フレーム21から立ち上げ
た支持部21aにピン25aを介してブラケット25b
の中間部を回動可能に支持している。そして、ブラケッ
ト25bの一端にピン25cを介して集束爪機構12の
プレート13の中間部を支持する一方、ブラケット25
bの他端に固定した回動手段としての第4シリンダ25
dのピストンロッド25eをピン25cより後側位置で
プレート13に連結している。上記構成により、第4シ
リンダ25dを進退操作することで、ブラケット25b
に支持された集束爪機構12をピン25cを回動支点と
して集束位置Bから退避位置Aへ上方へ回動して退避可
能としている。
【0020】昇降機構部26は、集束爪機構12全体を
昇降させて、爪部材12a、12bが集束位置Bにおい
て受皿11の下方位置から受皿11上の複数の電線Wを
受け入れ可能な受け入れ位置C(図5)まで昇降させる
ものである。そして、支持部21aに固定した昇降駆動
手段としての第5シリンダ26aのピストンロッド26
bを、ブラケット25bとプレート13とを連結した回
動支点としてのピン25cに共通に連結している。これ
により、第5シリンダ26aを進退操作することでブラ
ケット25bを支持するピン25aを回動支点として、
ブラケット25bを介して集束爪機構12を昇降させる
ようにしている。
【0021】次ぎに、上記構成からなる電線の集束装置
10を用いて、受皿11上の電線Wを集束して取り出す
工程について説明する。先ず、図3に示すように、集束
爪機構12は退避位置Aにあって、一対の爪部材12
a、12bは互いに開いた状態にあり、更に挟み込み防
止部材17も爪部材12bに沿って引っ込んだ状態とな
っている。受皿11には、加工された複数の電線Wが順
次落下供給される。この状態から第3シリンダ23を延
ばして可動フレーム21を前進させると、図4に示すよ
うに、集束爪機構12は可動フレーム21と共に退避位
置Aから集束位置Bへ移動する。この過程で、爪部材1
2bの先端が受皿11に堆積する複数の電線Wに当接し
て、電線Wが一方へ寄せ集められた状態となる。
【0022】次いで、図5に示すように、昇降機構部2
6の第5シリンダ26aを延ばすことによって、ブラケ
ット25bがピン25aを回動支点として図中反時計方
向に回動するのに伴なって、ブラケット25bに支持さ
れた集束爪機構12も同方向に連動する。これにより、
爪部材12a、12bは受け入れ位置Cまで上昇し、受
皿11上で寄せ集められた電線Wが爪部材12a、12
b内に受け入れられる。続いて、図6(図2(B)
(C))に示すように、集束爪機構12の第1シリンダ
15および第2シリンダ16を延ばすことで両爪部材1
2a、12bが閉じる方向に回動して、爪部材12a、
12bの内周とプレート13の上縁部13cとの間で構
成される集束領域14内に複数の電線Wが集束される。
なお、上記過程において、爪部材12bの閉じ方向の回
動により、係合部17bが挟み込み防止部材17に係合
することで、挟み込み防止部材17は内角部14a(図
2(B))から集束領域14内へ張り出すように連動す
る。このため、内角部14aが狭小化されることによっ
て内角部14aに挟み込まれそうになる電線Wが、挟み
込み防止部材17によって集束領域14の中心方向へ強
制的に押しやられ、挟み込みが防止される。
【0023】続いて、昇降機構部26の第5シリンダ2
6aを後退させることにより、図7に示すように、ピン
25aを回動支点としてブラケット25bに支持された
集束爪機構12が図中反時計方向に回動して爪部材12
a、12bで集束した電線Wを受皿11から上方へ移動
する。次いで、この状態のまま、可動フレーム21の第
3シリンダ23を後退させることで、図8に示すよう
に、集束爪機構12全体を可動フレーム21と共に退避
位置Aへ退避させる。そして、図9に示すように、集束
爪機構12の第1シリンダ15および第2シリンダ16
を後退させることで爪部材12a、12bを開くと共
に、挟み込み防止部材17をスプリング17cの作用に
より爪部材12b側へ引っ込ませ、しかる後、開放され
た電線Wを取り出すようにしている。
【0024】なお、上記実施形態では、挟み込み防止部
材17を一方の爪部材12bとプレート13の上縁部1
3cとの内角部のみに設けた例を示したが、他方の爪部
材12a側にも設けてもよい。また、電線Wの取り出し
に際し、集束爪機構12を回動機構部25により上方へ
回動させることで、爪部材12a、12bにて集束した
電線Wを一旦上方へ持ち上げてから集束爪機構12全体
を退避位置Aへ移動させるようにしたが、上方へ持ち上
げることなく退避位置Aへ移動するようにしてもよい。
退避位置Aへ移動する際に、集束した電線Wが垂れ下が
って他の機構に引っ掛かる恐れがある場合には、回動機
構部25により上方へ持ち上げるようにするのが有効で
ある。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、爪部材が閉じて電線を集束する過程で、挟み
込み防止部材が張り出して爪部材の内角部にある電線を
集束領域の中心方向に押しやるので、内角部に電線が挟
み込まれて損傷を受けるのを確実に防止できる。また、
一対の爪部材はプレートに間隔をあけて設けた二つの回
動支点に、それぞれ一端を支持するようにしているの
で、爪部材の開放時の受け入れ部分を広く設定すること
ができる。さらに、爪部材を退避位置から集束位置へ前
進させる過程で、上記受皿上の複数本の電線に上記爪部
材の一方を当接させて電線を寄せ集めるようにしている
ので、受皿上に散在する電線をまとめることができ、よ
って爪部材による取りこぼしを確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電線の集束装置の実施形態を示す図
である。
【図2】 (A)乃至(C)は集束爪機構における爪部
材の作動状態を示す図である。
【図3】 電線の集束工程を示し、集束爪機構が退避位
置にある状態を示す図である。
【図4】 集束爪機構が集束位置へ移動した状態を示す
図である。
【図5】 集束爪機構が受け入れ位置へ移動した状態を
示す図である。
【図6】 受け入れ位置で爪部材が閉じた状態を示す図
である。
【図7】 集束爪機構が上方へ回動した状態を示す図で
ある。
【図8】 集束爪機構が退避位置へ移動した状態を示す
図である。
【図9】 爪部材が開いて集束された電線を取り出す状
態を示す図である。
【図10】 (A)乃至(C)は従来例の電線集束工程
を示す図である。
【符号の説明】
10 集束装置 11 受皿 12 集束爪機構 12a、12b 爪部材 13 プレート 13a、13b 回動支点 13c 上縁部 14 集束領域 14a 内角部 15 第1シリンダ(駆動部) 16 第2シリンダ(駆動部) 17 挟み込み防止部材 17a 回動支点 17b 係合部 21 可動フレーム 23 第3シリンダ(進退駆動手段) 25d 第4シリンダ(回動手段) 26a 第5シリンダ(昇降手段) A 退避位置 B 集束位置 C 受け入れ位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さに切断されて受皿の上に順次供
    給される複数本の電線を集束して取り出すための電線の
    集束装置であって、 プレートに間隔をあけて設けた二つの回動支点に、それ
    ぞれ一端を支持すると共に、駆動部に連繋して開閉操作
    可能とした一対の爪部材を備えた集束爪機構を有し、 上記一対の爪部材の先端が互いに閉じる方向に回動した
    とき、両爪部材の内周と上記プレートの上縁部との間で
    構成される閉じた領域を、上記複数本の電線を包囲する
    集束領域とし、 少なくとも上記一方の爪部材と上記プレートとの間で構
    成される上記集束領域の内角部に、上記爪部材が閉じる
    に従い上記内角部から集束領域内へ張り出して内角部へ
    の上記電線の挟み込みを防止する挟み込み防止部材を設
    けたことを特徴とする電線集束装置。
  2. 【請求項2】 上記挟み込み防止部材は、上記プレート
    を回動支点として一端を支持することで回動可能に取り
    付ける一方、上記一方の爪部材には、該爪部材が閉じる
    方向に回動するとき、上記挟み込み防止部材に係合する
    係合部を設け、該係合部により上記挟み込み防止部材を
    上記集束領域に張り出させる方向に連動可能としている
    請求項1に記載の電線の集束装置。
  3. 【請求項3】 上記集束爪機構を支持すると共に、上記
    爪部材を上記受皿の配置位置に対応する集束位置と、受
    皿の側方の退避位置との間に進退駆動手段により進退操
    作される可動フレームを更に備え、 上記集束爪機構は、上記爪部材が上記集束位置において
    上記受皿の下方位置から受皿上の複数の電線を受け入れ
    可能な位置まで上昇させる昇降駆動手段を介して可動フ
    レームに支持するようにしている請求項1または請求項
    2に記載の電線の集束装置。
  4. 【請求項4】 所定長さに切断されて受皿の上に順次供
    給される複数本の電線を集束して取り出すための電線の
    集束方法であって、 プレートに支持されて開閉操作される一対の爪部材を備
    えた集束爪機構を、上記受皿の側方の退避位置から受皿
    の配置位置に対応する集束位置へ前進させる過程で、上
    記受皿上の複数本の電線に上記爪部材の一方を当接させ
    て電線を寄せ集め、 次いで、上記爪部材を上昇させて上記受皿上の複数本の
    電線を爪部材の中へ受け入れ、しかる後、上記爪部材を
    閉じて上記爪部材の内周と上記プレートの上縁部との間
    の集束領域内で上記複数本の電線を集束し、この爪部材
    を閉じる過程で、少なくとも上記一方の爪部材と上記プ
    レートとの間で構成される上記集束領域の内角部に、挟
    み込み防止部材を設けて、上記爪部材が閉じるに従い上
    記内角部から上記集束領域内へ上記挟み込み防止部材を
    張り出させることで、上記内角部への上記電線の挟み込
    みを防止するようにし、 次いで、上記集束機構を上記爪部材が上記受皿の側方に
    位置する退避位置まで後退させ、しかる後、上記爪部材
    を開いて集束された複数本の電線を取り出すようにして
    いることを特徴とする電線の集束方法。
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