JP2777962B2 - ガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔及び方法 - Google Patents
ガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔及び方法Info
- Publication number
- JP2777962B2 JP2777962B2 JP5237288A JP23728893A JP2777962B2 JP 2777962 B2 JP2777962 B2 JP 2777962B2 JP 5237288 A JP5237288 A JP 5237288A JP 23728893 A JP23728893 A JP 23728893A JP 2777962 B2 JP2777962 B2 JP 2777962B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- tower
- spray tower
- spray
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
- B01D53/77—Liquid phase processes
- B01D53/78—Liquid phase processes with gas-liquid contact
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F13/00—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D47/00—Separating dispersed particles from gases, air or vapours by liquid as separating agent
- B01D47/06—Spray cleaning
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/14—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by absorption
- B01D53/18—Absorbing units; Liquid distributors therefor
- B01D53/185—Liquid distributors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28C—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
- F28C3/00—Other direct-contact heat-exchange apparatus
- F28C3/06—Other direct-contact heat-exchange apparatus the heat-exchange media being a liquid and a gas or vapour
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S261/00—Gas and liquid contact apparatus
- Y10S261/11—Cooling towers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Air Humidification (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスを冷却・加湿・浄
化するスプレー塔に係り、特に、塔の頂部付近に取り付
けたスプレーノズルで水及び/又は吸収液を噴霧してガ
スの冷却、加湿及び/又は有害成分の除去を行う乾式の
スプレー塔とその方法に関する。
化するスプレー塔に係り、特に、塔の頂部付近に取り付
けたスプレーノズルで水及び/又は吸収液を噴霧してガ
スの冷却、加湿及び/又は有害成分の除去を行う乾式の
スプレー塔とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスの冷却、加湿及び/又は有害
成分の除去を行うために、ガスを塔の頂部から拡大部を
通じて塔内に導いて、塔の頂部付近に取り付けたスプレ
ーノズルで水及び/又は吸収液を噴霧し、かつ、噴霧し
た水及び/又は吸収液を塔内で完全に蒸発させる廃水の
発生しない乾式のスプレー塔が使用されている。また、
そのようなスプレー塔において、ガスを塔に導入する際
に旋回流を与えることが行われている。
成分の除去を行うために、ガスを塔の頂部から拡大部を
通じて塔内に導いて、塔の頂部付近に取り付けたスプレ
ーノズルで水及び/又は吸収液を噴霧し、かつ、噴霧し
た水及び/又は吸収液を塔内で完全に蒸発させる廃水の
発生しない乾式のスプレー塔が使用されている。また、
そのようなスプレー塔において、ガスを塔に導入する際
に旋回流を与えることが行われている。
【0003】ところが、従来の技術では、塔の頂部付近
で噴霧した液滴がスプレー塔の内壁に衝突し、その液体
が下部まで流れて廃水となるという問題があった。特
に、噴霧した水及び/又は吸収液が蒸発した後の排ガス
の温度が、そのガスの露点プラス50°より低い場合に
は、一旦、内壁に衝突した液滴が再蒸発することが難し
く、したがって、衝突した液滴が下部まで流れて廃水に
なる可能性が非常に大きくなる。さらに、ガスがダスト
を含む場合、液滴によって濡れた内壁にダストが付着す
るという問題があった。また、スプレー塔にガスを導入
する際に旋回流を与える場合には、ガスの旋回による遠
心力によって噴霧した液滴が塔の内壁に衝突することが
助長される傾向があった。
で噴霧した液滴がスプレー塔の内壁に衝突し、その液体
が下部まで流れて廃水となるという問題があった。特
に、噴霧した水及び/又は吸収液が蒸発した後の排ガス
の温度が、そのガスの露点プラス50°より低い場合に
は、一旦、内壁に衝突した液滴が再蒸発することが難し
く、したがって、衝突した液滴が下部まで流れて廃水に
なる可能性が非常に大きくなる。さらに、ガスがダスト
を含む場合、液滴によって濡れた内壁にダストが付着す
るという問題があった。また、スプレー塔にガスを導入
する際に旋回流を与える場合には、ガスの旋回による遠
心力によって噴霧した液滴が塔の内壁に衝突することが
助長される傾向があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題点を解決し噴霧した液滴が塔の内壁に衝突して廃水
を発生したり、ダストが付着したりすることのないガス
冷却・加湿・浄化用のスプレー塔及び方法を提供するこ
とを課題とする。
問題点を解決し噴霧した液滴が塔の内壁に衝突して廃水
を発生したり、ダストが付着したりすることのないガス
冷却・加湿・浄化用のスプレー塔及び方法を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、ガス導入口を有する塔の頂部から順次
拡大する拡大部と、水及び/又は吸収液を噴霧して、ガ
スの冷却、加湿及び/又は有害成分の除去を行う拡大部
又はその直後に取付けられたスプレーノズルを有する廃
水の発生のない乾式のスプレー塔において、前記スプレ
ーノズルの上流の拡大部にガスの流速の下向きの成分を
スプレー塔の中央部よりも周辺部で速くするためのガス
整流装置を配備したものである。
に、本発明では、ガス導入口を有する塔の頂部から順次
拡大する拡大部と、水及び/又は吸収液を噴霧して、ガ
スの冷却、加湿及び/又は有害成分の除去を行う拡大部
又はその直後に取付けられたスプレーノズルを有する廃
水の発生のない乾式のスプレー塔において、前記スプレ
ーノズルの上流の拡大部にガスの流速の下向きの成分を
スプレー塔の中央部よりも周辺部で速くするためのガス
整流装置を配備したものである。
【0006】上記において、ガス整流装置としては、周
辺部の開口率を中央部よりも大きくした多孔板、周辺部
にスリットの入った多孔板、及び多孔板とともに整流格
子を併用するか、又は排ガスの拡大を助ける多重のスカ
ート状のガイド板の下部塔の径より小さい多孔板を取り
付けた装置が有効である。上記スプレー塔は、噴霧した
水及び/又は吸収液の蒸発した後の排ガスの温度が、そ
のガスの露点プラス50℃より低いような操作条件にお
いても内壁に液滴が流れて廃水が生ずることがない。
辺部の開口率を中央部よりも大きくした多孔板、周辺部
にスリットの入った多孔板、及び多孔板とともに整流格
子を併用するか、又は排ガスの拡大を助ける多重のスカ
ート状のガイド板の下部塔の径より小さい多孔板を取り
付けた装置が有効である。上記スプレー塔は、噴霧した
水及び/又は吸収液の蒸発した後の排ガスの温度が、そ
のガスの露点プラス50℃より低いような操作条件にお
いても内壁に液滴が流れて廃水が生ずることがない。
【0007】また、本発明では、スプレー塔の頂部から
拡大部を通じて塔内に導いたガスに、拡大部又はその直
後に取り付けたスプレーノズルで水及び/又は吸収液を
噴霧して、ガスの冷却、加湿及び/又は有害成分の除去
を行い、かつ、噴霧した水及び/又は吸収液の蒸発した
後の排ガスの温度が、そのガスの露点プラス50℃より
低い廃水の発生のないガス冷却・加湿・浄化方法におい
て、前記スプレーノズルの上流で、ガスの流速の下向き
の成分が、スプレー塔の中央部よりも周辺部で速くなる
ように導入ガスを整流することとしたものである。
拡大部を通じて塔内に導いたガスに、拡大部又はその直
後に取り付けたスプレーノズルで水及び/又は吸収液を
噴霧して、ガスの冷却、加湿及び/又は有害成分の除去
を行い、かつ、噴霧した水及び/又は吸収液の蒸発した
後の排ガスの温度が、そのガスの露点プラス50℃より
低い廃水の発生のないガス冷却・加湿・浄化方法におい
て、前記スプレーノズルの上流で、ガスの流速の下向き
の成分が、スプレー塔の中央部よりも周辺部で速くなる
ように導入ガスを整流することとしたものである。
【0008】
【作用】従来のスプレー塔においては、図4に示すよう
に、排ガスを塔内に導入する拡大部2直後では、塔の中
央部でガスの流速が速いため、それ以降でガスが中央部
から周辺部へ向かって巻き上がり、その結果、噴霧した
液滴が内壁に衝突し、前述のような問題が生じる。それ
に対して、本発明のガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔
では、図1に示すように、ガス整流装置6を取り付けた
ために従来のものとは逆に、周辺部の流速の方が中央部
より速くなり、ガスの巻き上がりは周辺部から中央部に
向かって生じ、その結果、噴霧した液滴は塔の内壁に衝
突することが防止される。したがって、内壁に衝突した
液滴が廃水となったり、また、液滴によって濡れた壁面
にガス中のダストが付着するということはなくなる。
に、排ガスを塔内に導入する拡大部2直後では、塔の中
央部でガスの流速が速いため、それ以降でガスが中央部
から周辺部へ向かって巻き上がり、その結果、噴霧した
液滴が内壁に衝突し、前述のような問題が生じる。それ
に対して、本発明のガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔
では、図1に示すように、ガス整流装置6を取り付けた
ために従来のものとは逆に、周辺部の流速の方が中央部
より速くなり、ガスの巻き上がりは周辺部から中央部に
向かって生じ、その結果、噴霧した液滴は塔の内壁に衝
突することが防止される。したがって、内壁に衝突した
液滴が廃水となったり、また、液滴によって濡れた壁面
にガス中のダストが付着するということはなくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 径が1.2m、直胴部の高さが10mの塔に径が0.3
mのダクトを接続して、150℃、水分濃度7.8vo
l%(湿ベース)の石炭燃焼排ガスを1時間当り150
0m3 Nに導き、頂部付近に取り付けたスプレーノズル
から水を5条件で噴霧し、ガス冷却塔の底部からの廃水
の発生状況を調べた。その結果を表1に示す。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 径が1.2m、直胴部の高さが10mの塔に径が0.3
mのダクトを接続して、150℃、水分濃度7.8vo
l%(湿ベース)の石炭燃焼排ガスを1時間当り150
0m3 Nに導き、頂部付近に取り付けたスプレーノズル
から水を5条件で噴霧し、ガス冷却塔の底部からの廃水
の発生状況を調べた。その結果を表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】そして、いずれの場合にも、噴霧した水滴
は塔の内壁に衝突しており、衝突した水滴は、ケース1
の場合だけ内壁をたれる間にほとんどが再蒸発していた
が、それ以外の場合は底部まで流れ落ち、廃水となって
いた。そこで、この塔の頂部に、図2に示すような多重
のスカート状のガイド板7の下部に塔の径より小さい多
孔板8を取り付けたガス整流装置を取付けたところ、ケ
ース1からケース5のすべての場合において、噴霧した
液滴の塔の内壁への衝突が防止され、底部からの廃水の
発生もなくなった。
は塔の内壁に衝突しており、衝突した水滴は、ケース1
の場合だけ内壁をたれる間にほとんどが再蒸発していた
が、それ以外の場合は底部まで流れ落ち、廃水となって
いた。そこで、この塔の頂部に、図2に示すような多重
のスカート状のガイド板7の下部に塔の径より小さい多
孔板8を取り付けたガス整流装置を取付けたところ、ケ
ース1からケース5のすべての場合において、噴霧した
液滴の塔の内壁への衝突が防止され、底部からの廃水の
発生もなくなった。
【0012】実施例2 径が5.5m、直胴部の高さが16mの塔に径が1mの
ダクトを接続し、ダストを10g/m3 N含む300℃
のガスを1時間当り30000m3 N導き、頂部付近に
取り付けたスプレーノズルから水を1時間あたり約24
00kg噴霧して150℃まで冷却するようにガス冷却
塔を運転したところ、スプレー付近の内壁へダストが付
着して圧損が上昇し、1ケ月で運転が不能になった。そ
こで、この塔の頂部に、図3に示すような、整流格子1
1を周囲にスリット10の入った多孔板9ではさんだガ
ス整流装置を取付けたところ、塔の内壁へのダストの付
着が防止され、圧損の上昇もなくなった。
ダクトを接続し、ダストを10g/m3 N含む300℃
のガスを1時間当り30000m3 N導き、頂部付近に
取り付けたスプレーノズルから水を1時間あたり約24
00kg噴霧して150℃まで冷却するようにガス冷却
塔を運転したところ、スプレー付近の内壁へダストが付
着して圧損が上昇し、1ケ月で運転が不能になった。そ
こで、この塔の頂部に、図3に示すような、整流格子1
1を周囲にスリット10の入った多孔板9ではさんだガ
ス整流装置を取付けたところ、塔の内壁へのダストの付
着が防止され、圧損の上昇もなくなった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ガス冷却・加湿・浄化
装置の頂部付近で噴霧した液滴が内壁に衝突することが
防止され、その結果、塔の下部からの廃水の発生、スプ
レー部付近へのダストの付着が防止される。
装置の頂部付近で噴霧した液滴が内壁に衝突することが
防止され、その結果、塔の下部からの廃水の発生、スプ
レー部付近へのダストの付着が防止される。
【図1】本発明のスプレー塔のガスの流れを示す説明
図。
図。
【図2】本発明のスプレー塔の一例を示す概略断面図。
【図3】本発明のスプレー塔の他の例を示す概略断面
図。
図。
【図4】従来のスプレー塔のガスの流れを示す説明図。
1…スプレー塔頂部、2…スプレー塔拡大部、3…スプ
レー塔直胴部、4…スプレーノズル、5…ガスの流れ、
6…ガス整流装置、7…スカート状ガイド板、8…多孔
板、9…スリット入った多孔板、10…スリット、11
…整流格子
レー塔直胴部、4…スプレーノズル、5…ガスの流れ、
6…ガス整流装置、7…スカート状ガイド板、8…多孔
板、9…スリット入った多孔板、10…スリット、11
…整流格子
Claims (6)
- 【請求項1】 ガス導入口を有する塔の頂部から順次拡
大する拡大部及び該拡大部又はその直後に取付けられた
水及び/又は吸収液を噴霧して、ガスの冷却、加湿及び
/又は有害成分の除去を行うスプレーノズルを有する廃
水の発生のない乾式のスプレー塔において、前記スプレ
ーノズルの上流の拡大部にガスの流速の下向きの成分を
スプレー塔の中央部よりも周辺部で速くするためのガス
整流装置を配備したことを特徴とするガス冷却・加湿・
浄化用スプレー塔。 - 【請求項2】 前記ガス整流装置が、周辺部の開口率を
中央部よりも大きくしてあることを特徴とする請求項1
記載のガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔。 - 【請求項3】 前記ガス整流装置が、周辺部にスリット
の入った多孔板であることを特徴とする請求項1又は2
記載のガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔。 - 【請求項4】 前記ガス整流装置が、多孔板とともに整
流格子を併用することを特徴とする請求項2又は3記載
のガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔。 - 【請求項5】 前記ガス整流装置が、排ガスの拡大を助
ける多重のスカート状のガイド板と、その下部に設けた
塔の径より小さい多孔板とからなることを特徴とする請
求項1記載のガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔。 - 【請求項6】 スプレー塔の頂部から拡大部を通じて塔
内に導いたガスに、拡大部又はその直後に取り付けたス
プレーノズルで水及び/又は吸収液を噴霧して、ガスの
冷却、加湿及び/又は有害成分の除去を行い、かつ噴霧
した水及び/又は吸収液の蒸発した後の排ガスの温度
が、そのガスの露点プラス50℃より低い廃水の発生の
ないガス冷却・加湿・浄化方法において、前記スプレー
ノズルの上流で、ガスの流速の下向きの成分が、スプレ
ー塔の中央部よりも周辺部で速くなるように導入ガスを
整流することを特徴とするガス冷却・加湿・浄化方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5237288A JP2777962B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔及び方法 |
US08/291,486 US6202990B1 (en) | 1993-08-31 | 1994-08-17 | Spray tower for cooling, moistening and/or purifying gas |
DE69409731T DE69409731T2 (de) | 1993-08-31 | 1994-08-24 | Sprühturm und Verfahren zur Kühlung, Befeuchtung und/oder Reinigung von Gas |
EP94113236A EP0640373B1 (en) | 1993-08-31 | 1994-08-24 | Spray tower and method for cooling, moistening and/or purifying gas |
KR1019940021359A KR100308403B1 (ko) | 1993-08-31 | 1994-08-29 | 가스를 냉각, 가습 및/또는 정화하는 스프레이타워와 그 방법 |
CN94115595A CN1035926C (zh) | 1993-08-31 | 1994-08-30 | 用于冷却、湿润和/或净化气体的喷射塔及方法 |
RU94031104A RU2126289C1 (ru) | 1993-08-31 | 1994-08-30 | Сухая распылительная колонна и способ охлаждения, увлажнения и/или очистки газа |
PL94304854A PL176814B1 (pl) | 1993-08-31 | 1994-08-31 | Wieża zraszająca do chłodzenia, nawilżania i/lub oczyszczania gazu oraz sposób chłodzenia, nawilżania i/lub oczyszczania gazu w wieży zraszającej |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5237288A JP2777962B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760107A JPH0760107A (ja) | 1995-03-07 |
JP2777962B2 true JP2777962B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17013160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5237288A Expired - Fee Related JP2777962B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔及び方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6202990B1 (ja) |
EP (1) | EP0640373B1 (ja) |
JP (1) | JP2777962B2 (ja) |
KR (1) | KR100308403B1 (ja) |
CN (1) | CN1035926C (ja) |
DE (1) | DE69409731T2 (ja) |
PL (1) | PL176814B1 (ja) |
RU (1) | RU2126289C1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994001354A1 (en) * | 1992-07-07 | 1994-01-20 | Ebara Corporation | Magnetically levitated carrying apparatus |
WO1994014191A1 (fr) * | 1992-12-14 | 1994-06-23 | Ebara Corporation | Dispositif de transfert de galette |
JP3844941B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2006-11-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 調温装置および高温排ガスの調温方法 |
TW539829B (en) * | 2000-05-19 | 2003-07-01 | Kobe Strrl Ltd | Processing method for high-temperature exhaust gas |
JP3654642B2 (ja) * | 2001-12-27 | 2005-06-02 | 株式会社かんでんエンジニアリング | ガス浄化装置 |
JP5211420B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2013-06-12 | 株式会社エクォス・リサーチ | 燃料電池システム |
JP5615635B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2014-10-29 | ダイダン株式会社 | 加湿ユニット装置 |
JP5812404B2 (ja) | 2011-09-05 | 2015-11-11 | 株式会社リコー | トナーの製造方法 |
CN102679803A (zh) * | 2012-06-14 | 2012-09-19 | 金先培 | 网格分流式上喷喷头 |
JP6038588B2 (ja) * | 2012-10-17 | 2016-12-07 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 加湿装置、加湿装置を備えたガスタービン及びその改造方法 |
CN106000002A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-10-12 | 曹淅 | 一种油辣椒加工油烟废气净化方法 |
JP7327073B2 (ja) * | 2019-10-15 | 2023-08-16 | 株式会社豊田中央研究所 | 化学反応装置 |
CN113828136B (zh) * | 2021-10-15 | 2024-04-12 | 上海电气集团股份有限公司 | 烟气处理系统及处理方法 |
CN114437849B (zh) * | 2022-03-16 | 2023-05-23 | 中国石油化工股份有限公司胜利油田分公司纯梁采油厂 | 一种天然气开采用脱硫设备 |
CN114797574B (zh) * | 2022-05-26 | 2024-05-14 | 宏基伟业集团有限公司 | 一种建筑防水防腐涂料制备装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1051845B (de) | 1957-08-03 | 1959-03-05 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Acetylen durch thermische Spaltung, insbesondere durchpartielle Oxydation von Kohlenwasserstoffen |
GB1188532A (en) | 1966-10-22 | 1970-04-15 | Lodge Cottrell Ltd | Improvements in or relating to Gas Cooling |
FR2040525A5 (ja) | 1969-04-02 | 1971-01-22 | Sepial | |
JPS4924342B1 (ja) | 1970-12-04 | 1974-06-21 | ||
JPS5117145B2 (ja) * | 1971-09-10 | 1976-05-31 | ||
CA970047A (en) * | 1972-05-08 | 1975-06-24 | North American Rockwell Corporation | Phase-scanned radiating array |
SU755985A1 (ru) * | 1977-09-23 | 1980-08-15 | Vni Pi Ochistke T Gazov | Тамбур. баненной градирни |
JPS57169512A (en) | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Waste gas cooling device |
JPS6031867B2 (ja) | 1983-09-29 | 1985-07-24 | チッソ株式会社 | 塩化ビニル系グラフト樹脂組成物 |
US4693852A (en) * | 1986-11-04 | 1987-09-15 | Gordon Larry R | Droplet injection system for evaporative cooling of animals |
US4915712A (en) * | 1987-05-05 | 1990-04-10 | Aerequipment Engineers, Inc. | Evaporative gas cooling system and method |
EP0294658B1 (en) | 1987-05-30 | 1993-01-27 | Ebara Corporation | Process for treating effluent gas |
US5264078A (en) * | 1991-07-05 | 1993-11-23 | Aptus Inc. | Apparatus and method for spray drying solids-laden high temperature gases |
US5194076A (en) * | 1991-10-23 | 1993-03-16 | The Babcock & Wilcox Company | Low pressure drop dry scrubber |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5237288A patent/JP2777962B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-17 US US08/291,486 patent/US6202990B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-24 EP EP94113236A patent/EP0640373B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-24 DE DE69409731T patent/DE69409731T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-29 KR KR1019940021359A patent/KR100308403B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-08-30 RU RU94031104A patent/RU2126289C1/ru not_active IP Right Cessation
- 1994-08-30 CN CN94115595A patent/CN1035926C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-31 PL PL94304854A patent/PL176814B1/pl not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1035926C (zh) | 1997-09-24 |
PL176814B1 (pl) | 1999-07-30 |
EP0640373A3 (en) | 1995-05-10 |
DE69409731D1 (de) | 1998-05-28 |
DE69409731T2 (de) | 1998-12-03 |
KR100308403B1 (ko) | 2002-02-19 |
PL304854A1 (en) | 1995-03-06 |
RU2126289C1 (ru) | 1999-02-20 |
EP0640373B1 (en) | 1998-04-22 |
KR950005355A (ko) | 1995-03-20 |
RU94031104A (ru) | 1997-04-20 |
JPH0760107A (ja) | 1995-03-07 |
CN1103008A (zh) | 1995-05-31 |
EP0640373A2 (en) | 1995-03-01 |
US6202990B1 (en) | 2001-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2777962B2 (ja) | ガス冷却・加湿・浄化用スプレー塔及び方法 | |
CN105854561B (zh) | 一种烟气脱硫、除尘协同治理的装置及工艺 | |
CN106582248B (zh) | 一种烟气湿法脱硫、除尘一体化装置及工艺 | |
WO2018103340A1 (zh) | 一种高效率脱除气溶胶的水洗装置 | |
JP5817971B2 (ja) | 湿式排煙脱硫装置及び湿式排煙脱硫方法 | |
KR970703808A (ko) | 고속 기체용 동반물질 분리기 및 세척 기체를 재가열시키는 방법(improved entrainment separator for high velocity gases and reheating of scrubber gases) | |
US4318717A (en) | Method for the treatment of an impure gas stream and apparatus therefor | |
CN105056671B (zh) | 一种湿式脱硫塔脱硫除尘除雾节水工艺及其装置 | |
US4206159A (en) | Rod scrubber | |
JPH0687931B2 (ja) | 排ガス浄化装置 | |
JPH07178314A (ja) | 湿式脱硫装置と方法 | |
JPH07155536A (ja) | 湿式排煙脱硫装置 | |
JP3333031B2 (ja) | 湿式排ガス脱硫方法 | |
EP0013299B1 (en) | Method and apparatus for treating flue gases | |
EP3244152B1 (en) | Furnace plant and process for treating furnace gas | |
JPS6157053B2 (ja) | ||
JP2001017827A (ja) | 二室型湿式排煙脱硫装置と方法 | |
JP3207602B2 (ja) | 高性能排煙脱硫方法 | |
CN209978075U (zh) | 一种用于锅炉烟囱的烟气消白装置 | |
JPS6234578Y2 (ja) | ||
JPH078747A (ja) | 湿式排煙脱硫装置 | |
JPH08196864A (ja) | 湿式排ガス脱硫方法および装置 | |
JPH0478412A (ja) | ガス吸収方法 | |
JPH07241437A (ja) | 乾式排ガス脱硫装置 | |
JPH08276114A (ja) | 湿式排煙脱硫装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |