JP2777446B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2777446B2
JP2777446B2 JP2008938A JP893890A JP2777446B2 JP 2777446 B2 JP2777446 B2 JP 2777446B2 JP 2008938 A JP2008938 A JP 2008938A JP 893890 A JP893890 A JP 893890A JP 2777446 B2 JP2777446 B2 JP 2777446B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、室外ユニットに複数台の室内ユニットを
並列接続してなるマルチタイプの空気調和機に関するも
のである。
(ロ)従来の技術 1台の室外ユニットに複数台の室内ユニットを並列に
接続してなるマルチタイプの空気調和機の従来技術とし
ては、実公昭63−49664号公報に記載されているものが
ある。この空気調和機は、室外ユニットに圧縮機、室外
熱交換器、四方弁とを備え、室内ユニットに室内熱交換
器、送風機とを備えている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機と同種のものにおいて、供給され
る周波数により容量の変わる圧縮機を備えたものがあ
り、前記圧縮機の容量の上限値は冷房あるいは暖房運転
している各室内ユニットからの要求周波数の和で求めて
いるものがある。例えば、圧縮機への周波数と冷凍能力
が第2図に示すような関係にある場合には、各運転馬力
に相当する周波数の上現値は、B線のように、室内ユニ
ットの総運転馬力の小さいものに対して、若干大きめに
設定している。これは、冷房運転時であれば外気温度が
高い、暖房運転時であれば外気温度が低い場合に能力が
低下することを見込んで、これをカバーするためであ
る。
また、前記周波数の上限値を常に圧縮機における最高
の周波数に設定するという方法もあるが、この方法にお
いては、凝縮温度が高くなったとき作動する保護装置に
より圧縮機への周波数が強制的に低下させられるだけと
なるため不経済となる。
更にまた、暖房運転時に室内ユニットの総運転馬力に
よって、周波数の上限を一義的にきめると、他に送風運
転〔サーキュレータとして使用〕している室内ユニット
があった場合、その室内ユニットにわずかながら冷媒が
流れるため熱ロスが生じ、暖房運転側の室内ユニットの
暖房能力が低下してしまう。ひどいときには、暖房能力
が60〜70%にまで低下することがある。暖房運転してい
ない室内ユニットに冷媒が流れるのは、室内ユニットに
冷媒が寝込まないように室内ユニットの電子制御弁を少
し開けているためである。
この発明は、暖房運転時に送風運転している室内ユニ
ットがあった場合でも所定の暖房能力が出せる空気調和
機を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、前述した従来技術の課題を解決するため
に、容量可変型の圧縮機、室外熱交換器、四方弁を備え
た1台の室外ユニットと、室内熱交換器、送風機を備え
た複数台の室内ユニットとを有している空気調和器にお
いて、暖房運転で、かつ、他の室内ユニットが送風運転
の場合には、前記圧縮機の容量の上限を、前記室内ユニ
ットに送風運転がない場合より大きく設定する容量設定
装置を設けたものである。
(ホ)作 用 この発明による空気調和機においては、暖房運転で、
かつ、他の室内ユニットが送風運転の場合には、容量設
定装置が前記圧縮機の容量の上限を、前記室内ユニット
に送風運転がない場合より大きく設定する。このため、
送風運転している室内ユニットで熱ロスがあっても、圧
縮機の容量が、この熱ロスによる暖房能力低下を補って
余りある程大きめに設定されるので、暖房運転側の室内
ユニットでは暖房能力の低下が起こらない。
(ヘ)実施例 この発明の実施例を図面と共に説明する。第1図はこ
の発明による空気調和機の冷媒回路図で、この発明の空
気調和機は、1台の室外ユニット(A)と、例えば3台
の室内ユニット(B)(C)(D)とを備えている所謂
マルチタイプの空気調和機である。尚、室内ユニット
(B)(C)(D)はそれぞれ2馬力、2馬力、1馬力
のものを使用している。(1)は供給される周波数によ
って容量が変えられる圧縮機、(2)はこの圧縮機の吸
入側に設けられたアキュームレータ、(3)は暖房運転
や冷房運転に応じて冷媒の流路を切換える四方弁、
(4)は室外熱交換器、(5)は減圧装置として働く電
動弁、(6)(7)(8)はそれぞれ室内ユニット
(B)に設けられている室内熱交換器、電動弁、送風
機、(9)は電動弁(7)、送風機(8)の制御や、冷
房暖房の運転・送風運転を示す信号〔要求周波数〕を出
力するために、マイクロコンピュータ等で構成された制
御装置、(10)(11)(12)(13)はそれぞれ室内ユニ
ット(C)に設けられている室内熱交換器、電動弁、送
風機、制御装置、(14)(15)(16)(17)はそれぞれ
室内ユニット(B)に設けられている室内熱交換器、電
動弁、送風機、制御装置である。
また、(18)は暖房運転で、かつ、他の室内ユニット
に送風運転がある〔室内ユニットからの要求周波数があ
る〕場合、圧縮機(1)の上限の周波数を設定するもの
であり、この設定方法は、送風運転の総馬力が1馬力に
つき5Hzの割合で増大させるものである。例えば、送風
運転の総馬力が2馬力の場合は10Hz、送風運転の総馬力
が3馬力の場合は15Hz増大させて、圧縮機(1)の上限
周波数を設定するものである。
このように構成された本発明の空気調和機において
は、暖房運転の場合に、四方弁(3)が第1図のように
切換えられて、第1図の実線矢印に示す冷媒流路が形成
される。
今、室内ユニット(B)が暖房運転され、室内ユニッ
ト(C)(D)が運転停止されている場合には、制御装
置(18)圧縮機(1)への上限の周波数を従来と同じ周
波数に設定する。
しかし、室内ユニット(D)の送風機(16)が運転さ
れている、つまり、室内ユニット受(D)がサーキュレ
ータとして使用されている場合には、この室内ユニット
(D)の制御装置(17)から制御装置(18)に送風機
(16)運転されていることを示す周波数の信号が出力さ
れる。この信号を、制御装置(18)が入力すると前記圧
縮機(1)の容量の上限を、前記室内ユニット(1)に
送風運転がない場合より大きく設定する。このように、
圧縮機(1)の容量が大きく設定されると、室内ユニッ
ト(B)の出せる暖房運転能力が大きくなり、この暖房
能力の増大分が、前記室内ユニット(D)での熱ロスに
よる暖房能力の低下分を補って余りある程に大きく設定
されているので、室内ユニット(B)は室内ユニット
(D)での熱ロスがあっても、所定の能力を出すことが
できる。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明の空気調和機によれば、
暖房運転時に他の室内ユニットで送風運転が行われてい
ても、暖房運転の行われている室内ユニットの暖房能力
が低下しないように圧縮機での容量の上限を室内ユニッ
トのない場合より大きく設定する。このため、本発明に
よれば、暖房運転時に送風運転している室内ユニットが
あった場合でも所定の暖房能力が出せる空気調和機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による空気調和機の冷媒回路図、第2
図は空気調和機における圧縮機への周波数と冷凍能力と
の関係を示す線図である。 (1)……圧縮機、(4)……室外熱交換器、(6)…
…室内熱交換器、(8)……送風機、(10)……室内熱
交換器、(12)……送風機、(14)……室内熱交換器、
(16)……送風機、(A)……室外ユニット、(B)…
…室内ユニット、(C)……室内ユニット、(D)……
室内ユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容量可変型の圧縮機、室外熱交換器を備え
    た室外ユニットと、室内熱交換器、送風機を備えた複数
    台の室内ユニットとを有している空気調和機において、
    暖房運転の時で、かつ、他の室内ユニットが送風運転の
    場合には、前記圧縮機の容量の上限を、前記室内ユニッ
    トに送風運転がない場合より大きく設定する容量設定装
    置を有していることを特徴とする空気調和機。
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