JP2863240B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2863240B2 JP2011449A JP1144990A JP2863240B2 JP 2863240 B2 JP2863240 B2 JP 2863240B2 JP 2011449 A JP2011449 A JP 2011449A JP 1144990 A JP1144990 A JP 1144990A JP 2863240 B2 JP2863240 B2 JP 2863240B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷媒の流量を制御する電動膨張弁を備えた空
気調和装置における制御装置に関する。
従来の技術 一台の室外機に対して複数台の室内機が接続してなる
従来の空気調和機の制御装置を図面に従いながら説明す
る。
第3図は冷媒配管系統で、Aは室外機であり、B1,B2
は室内機である。室外機Aには、圧縮機1と、周波数を
可変にしてその容量を調整するインバータ1aと、冷媒の
流れを切換える四方弁12と、アサュムレータ3と、室外
熱交換器4が主要機器として、また室内機B1,B2には室
内熱交換器6が主要機器としてそれぞれ配設されてお
り、上記各主要機器は冷媒配管8によりそれぞれ接続さ
れている。
第4図は制御回路構成図で、室外機Aには、圧縮機1
と、圧縮機1の運転周波数を可変にしてその容量を調整
するインバータ1aが、室内機B1,B2には、冷媒の流量を
制御する電動膨張弁21,22と、この電動膨張弁の開度を
全閉状態もしくは所定の弁開度に制御する弁開度制御手
段31,32と、室内機ファン71,72と、運転状態を設定する
リモコンスイッチ51,52があり、インバータ1a、弁開度
制御手段31,32、室内機ファン41,42はリモコンスイッチ
51,52に接続されている。
今、室内機B1,B2が冷房運転状態であったとし、その
後、室内機B2がリモコンスイッチ52により運転状態が停
止の状態になったとする。このとき室内機B2の電動膨張
弁22は弁開度制御手段32により全閉状態になる。この状
態となったとき冷媒は圧縮機1から四方弁2、室外熱交
換器4と循環し、冷媒配管8により室内機の電動膨張弁
21を通って室内熱交換器61により熱交換され、四方弁2
からアキュムレータ3を通って圧縮機1に戻り、室内機
B2には流れないものとなっていた。
尚、本従来例に示すように、インバータと圧縮と電動
膨張弁とを備えて、能力制御を行うようにした空気調和
装置は知られている(特開昭58-205057号公報参照)。
発明が解決しようとする課題 ところで、一台の室外機に対して複数台の室内機が接
続してなる空気調和機においてはそれぞれの室内機の運
転状態が冷房・停止・送風とさまざまである場合があ
り、特に室内機の台数が多いときはこの傾向にある。そ
のような場合でも室外機は一台でも室内機が運転状態に
あれば圧縮機を動作させる。このとき停止もしくは送風
状態の室内機は電動膨張弁が全閉状態になっているので
あるが、電動膨張弁を全閉状態にさせる際に電動膨張弁
の過時変化、異物噛みもしくは動作不良などにより確実
に全閉状態になっていない場合があり、その場合は停止
・送風の室内機で冷媒が流れた状態になり、特に停止状
態の室内機では室内機ファンが停止し、熱交換がなされ
ないので室外機が冷房運転時に冷媒配管が凍結し着氷す
るおそれがある。
本発明は、室外機の圧縮機が運転状態において、停止
・送風の室内機の冷媒配管が凍結状態にならないことを
目的とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の空気調和機の制御
装置は、圧縮機とこの圧縮機の運転周波数を可変にして
その容量を調整するインバータを備えた室外機と、冷媒
の流量を制御する電動膨張弁を備えた室内機を対象と
し、この電動膨張弁の開度を全閉状態に制御する電動膨
張弁制御手段と、室内機の配管温度を検知する配管温検
知手段と、この配管温検知手段からの信号により凍結状
態を判断する凍結検知手段とからなる。
作用 上記した構成により、本発明では、一台の室外機に対
して複数台の室内機が接続してなる空気調和機の制御装
置において、室外機が冷房運転状態にあり圧縮機が動作
している場合に、停止又は送風の室内機は配管温検知手
段より配管温度を検出し、凍結状態を判断する凍結検知
手段が凍結判断をした場合に、電動膨張弁制御手段によ
り電動膨張弁の開度を全閉状態に制御するものであり、
これにより、停止又は送風の室内機の配管の凍結を回避
するものである。
実施例 以上本発明の一実施例の空気調和機の制御装置につい
て、図面を参照しながら説明する。第1図は、本発明の
一実施例における空気調和機の制御装置の回路構成図で
ある。第2図は本一実施例の制御を示すフローチャート
である。冷媒配管系統は第3図の従来構成と同一であ
り、第1図で第3図の従来構成と同一回路構成であるも
のについては同一番号を示し詳細な説明は省略する。
第1図において、従来の構成に加えて、室内機B1,B2
には、冷媒配管温度の状態を検出する配管温度検出手段
TH11,TH12と、凍結状態を判断する凍結検知手段41,42と
からなり、前記配管温度検出手段TH11,TH12と凍結検知
手段41,42は弁開度制御手段31,32に接続されている。
以上のように構成された空気調和機について、以下に
その動作を説明する。
最初に、室内機B1,B2のそれぞれのリモコンスイッチ5
1,52を操作することにより、室内機B1,B2を冷房運転状
態に設定したとし、室外機Aが冷房運転状態にあったと
する。次に、室内機B2のリモコンスイッチ52を操作する
ことにより、室内機B2を停止させたとする(第2図step
1)。
このとき室外機Aは冷房運転状態であり、室内機B1の
電動膨張弁21を所定の弁開度(全閉ではない)で開いて
おり、また、室内機B2は、電動膨張弁22を全閉状態にな
るように弁開度制御手段32が制御する(第2図step
2)。
このとき、室内機B2の電動膨張弁22が過時変化、異物
噛みもしくは動作不良などにより確実に全閉状態になっ
ていないとする。
停止となった室内機B2は配管温度検出手段TH12により
配管温度を検知し、凍結検知手段42より凍結状態の判断
を常に行なう。
今、室外機Aの圧縮機1が動作をし、冷媒が圧縮機1
から四方弁2、室外熱交換器61と循環し、冷媒配管8に
より室内機の電動膨張弁21,22を通って室内熱交換器61,
61により熱交換され、四方弁2からアキュムレータ3を
通って圧縮機1に戻る。
このとき、停止である室内機B2にも冷媒が流れるが、
室内機ファン72が停止であるために熱交換器されず室内
熱交換器62の温度が下がり、凍結状態になる(第2図st
ep 3)。
凍結状態になると、室内機B2の配管温度検出手段TH12
と凍結検知手段42より凍結状態と判断され、弁開度制御
手段32により再度電動膨張弁22を動作させ全閉状態にす
る(第2図step 4)。
これでも、室内機B2の配管温度検出手段TH12と凍結検
知手段42より凍結状態と検知する場合は、圧縮機1の動
作を停止させるのである(第2図step 5)。
このようにして、空気調和機の電動膨張弁制御装置
は、一台の室外機に対して複数台の室内機が接続してな
る空気調和装置において、室外機が冷房運転で停止又は
送風の室内機は配管温検知手段により、前記手段からの
信号により凍結状態を凍結検知手段が凍結を検知し、凍
結状態と判断されたとき、弁開度制御手段32により電動
膨張弁22を動作させ全閉状態にして、凍結を防止するの
である。
発明の効果 以上のように本発明の空気調和機の制御装置は、圧縮
機とこの圧縮機の運転周波数を可変にしてその容量を調
整するインバータを備えた室外機と、冷媒の流量を制御
する電動膨張弁を備えた室内機を一台の室外機に対して
複数台の室内機が接続してなる空気調和機を対象とし、
この電動膨張弁の開度を全閉状態に制御する電動膨張弁
制御手段と、室内機の配管温度を検知する配管温検知手
段と、この配管温検知手段からの信号により凍結状態を
判断する凍結検知手段とからなり、室外機が冷房運転で
圧縮機を動作させているとき、停止もしくは送風の室内
機は電動膨張弁が全閉状態になっているのであるが、電
動膨張弁を全閉状態にさせる際に電動膨張弁の過時変
化,異物噛みもしくは動作不良などにより確実に全閉状
態になっていない場合があり、そのときは停止・送風の
室内機でも冷媒が流れた状態になる。本発明は室内機に
配管温検知手段と凍結検知手段をもつことにより、停止
・送風の室内機でも冷媒配管の凍結を検知するものであ
るので、冷媒配管の凍結又は室内機の熱交換器の凍結を
防止するので、室内機の熱交換器からの着氷による水漏
れや氷の摘出が防げるのでその実用上の効果はきわめて
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気調和装置の制御
回路構成図、第2図は本発明の一実施例における空気調
和装置の制御を示すフローチャート、第3図は従来にお
ける空気調和装置の冷媒配管図、第4図は従来の空気調
和装置の制御回路構成図である。 A……室外機、B1,B2……室内機、1……圧縮機、1a…
…インバータ、21,22……電動膨張弁、31,32……弁開度
制御手段、TH11,TH12……配管温度検出手段、41,42……
凍結検知手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 F25B 5/02 F25B 13/00 F25B 47/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機とこの圧縮機の運転周波数を可変に
    してその容量を調整するインバータを備えた室外機と、 冷媒の流量を制御する電動膨張弁と、この電動膨張弁の
    開度を制御する電動膨張弁制御手段と、冷媒配管温度を
    検出する配管温検出手段と冷媒配管の凍結を判断する凍
    結検知手段とを備えた室内機と、 一台の室外機に対して複数台の室内機が接続してなる空
    気調和機において、 室外機が圧縮機を運転している場合で、運転が停止又は
    送風である室内機において、配管温度検出手段により検
    出された配管温度が凍結検知手段により凍結と判断され
    る温度に達したとき、室内機の電動膨張弁は電動膨張弁
    制御手段により開度を大きく絞り全閉状態にすることを
    特徴とする空気調和機の制御装置。
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JP3786133B1 (ja) * 2005-03-03 2006-06-14 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
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