JP2777438B2 - コイルのテーピング装置 - Google Patents
コイルのテーピング装置Info
- Publication number
- JP2777438B2 JP2777438B2 JP1310686A JP31068689A JP2777438B2 JP 2777438 B2 JP2777438 B2 JP 2777438B2 JP 1310686 A JP1310686 A JP 1310686A JP 31068689 A JP31068689 A JP 31068689A JP 2777438 B2 JP2777438 B2 JP 2777438B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- insulating adhesive
- tape
- adhesive tape
- taping
- Prior art date
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- Insulating Of Coils (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ソレノイド状に巻線されるコイルの巻き始
め時、及び又は巻き終り時に、該コイルの巻線に絶縁粘
着テープを貼着する装置に関するものである。
め時、及び又は巻き終り時に、該コイルの巻線に絶縁粘
着テープを貼着する装置に関するものである。
例えばボビンにコイルを巻線する場合、そのスタート
線、及びフィニッシュ線にテーグを施さねばならない場
合が多い。
線、及びフィニッシュ線にテーグを施さねばならない場
合が多い。
スタート線へのテーピングは主としてコイルの形崩れ
を防止するため、特に巻き始め部の形状を正確に保持す
るために必要である。
を防止するため、特に巻き始め部の形状を正確に保持す
るために必要である。
また、フィニッシュ線へのテーピングを主として絶縁
性の確保と形崩れ防止とのために必要である。
性の確保と形崩れ防止とのために必要である。
第3図はボビン1に線材2を巻回してソレノイド形コ
イルを構成する作業の説明図であって、巻線作業の初期
の状態を描いてある。
イルを構成する作業の説明図であって、巻線作業の初期
の状態を描いてある。
この例のボビン1は、円筒状のシリンダ部1aの両端に
フランジ部1b,1cが形成されている。上記フランジ部1c
にはピン1d-1,1d-2〜が植設されるとともに、線材2を
嵌め込むための切欠1c-1,1c-2〜が設けられている。
フランジ部1b,1cが形成されている。上記フランジ部1c
にはピン1d-1,1d-2〜が植設されるとともに、線材2を
嵌め込むための切欠1c-1,1c-2〜が設けられている。
線材2は、その1端をピン1d-2に絡げられ、切欠1c-2
を通してシリンダ部1aに引き出され、ほぼ直角に曲げて
シリンダ部1aの周囲に沿って引き回される。
を通してシリンダ部1aに引き出され、ほぼ直角に曲げて
シリンダ部1aの周囲に沿って引き回される。
この図に示した状態で、巻き始められた線材2が直角
に曲げられている個所Sは、その形状の保持が不安定で
あるから、仮想線で示したように絶縁性の粘着テープ3a
が貼着される。
に曲げられている個所Sは、その形状の保持が不安定で
あるから、仮想線で示したように絶縁性の粘着テープ3a
が貼着される。
上記の線材2をシリンダ部の周囲に巻回すると、第4
図に示すようにソレノイド形のコイル4が形成される。
線材の巻き終り部分のフィニッシュ線4bは、コイル本体
部4cと略直角に重なって引き出され、ピン1d-3に絡げら
れる。
図に示すようにソレノイド形のコイル4が形成される。
線材の巻き終り部分のフィニッシュ線4bは、コイル本体
部4cと略直角に重なって引き出され、ピン1d-3に絡げら
れる。
上記のコイル4に誘導電圧が発生したとき、コイル本
体部4cとフィニッシュ線4bとの電気絶縁性を確保する必
要が有る。特に、コイル巻き始めのスタート線4aの付近
と巻き終りのフィニッシュ線4bとが交わって重なってい
る個所に完全な絶縁性が要求される。
体部4cとフィニッシュ線4bとの電気絶縁性を確保する必
要が有る。特に、コイル巻き始めのスタート線4aの付近
と巻き終りのフィニッシュ線4bとが交わって重なってい
る個所に完全な絶縁性が要求される。
上記の個所の絶縁性を完全ならしめるため、従来技術
においては第5図に示すように、フィニッシュ線4bの内
側に絶縁粘着テープ3bを位置せしめて貼着している。こ
の絶縁粘着テープ3bの図示寸法Lは、コイル4の全長を
過不足なく覆い得る寸法(以下、コイルの長さ寸法とい
う)に設定される。
においては第5図に示すように、フィニッシュ線4bの内
側に絶縁粘着テープ3bを位置せしめて貼着している。こ
の絶縁粘着テープ3bの図示寸法Lは、コイル4の全長を
過不足なく覆い得る寸法(以下、コイルの長さ寸法とい
う)に設定される。
前述のように、コイルのスタート線、およびフィニッ
シュ線に絶縁粘着テープを貼着する作業には多くの時間
と労力とが費されている。一方、巻線作業を自動化する
技術が進んでいるが、このテープ貼着作業が全自動化を
妨げている。
シュ線に絶縁粘着テープを貼着する作業には多くの時間
と労力とが費されている。一方、巻線作業を自動化する
技術が進んでいるが、このテープ貼着作業が全自動化を
妨げている。
テープ貼着作業の自動化が困難な理由の一つに、テー
プ貼着は巻線作業の途中で行わねばならないことが有
る。
プ貼着は巻線作業の途中で行わねばならないことが有
る。
即ち、第3図に示したテープ3aを貼着する時期は、線
材2を巻き始めた直後である。
材2を巻き始めた直後である。
また、第5図に示したようにフィニッシュ線4bを引き
出してピン1d-3に絡げる以前にテープ3bを貼着しなけれ
ば、自動機によるテープ貼着が困難である。フィニッシ
ュ線4bをピン11d-3に絡げてしまった後は、手作業でテ
ープ3bを該フィニッシュ線4bの下に差し入れなければな
らない。
出してピン1d-3に絡げる以前にテープ3bを貼着しなけれ
ば、自動機によるテープ貼着が困難である。フィニッシ
ュ線4bをピン11d-3に絡げてしまった後は、手作業でテ
ープ3bを該フィニッシュ線4bの下に差し入れなければな
らない。
第6図は従来技術に係る自動テーピング装置の模式的
な説明図である。
な説明図である。
線材2によってコイル4を巻線し、フィニッシュ加工
をする前に、長尺のテープ5の一端を巻き出してボビン
1上のコイル4に貼着し、切断線6で切断してコイル4
の上に巻きつけられる。
をする前に、長尺のテープ5の一端を巻き出してボビン
1上のコイル4に貼着し、切断線6で切断してコイル4
の上に巻きつけられる。
この方法によってテーピングする場合は、長尺のテー
プ5の幅寸法W1をコイルの長さ寸法L(第5図参照)に
揃えなければならない。
プ5の幅寸法W1をコイルの長さ寸法L(第5図参照)に
揃えなければならない。
このため、各種形状,寸法のソレノイド形コイルを自
動巻線する場合、各コイルの仕様に合わせて長尺のテー
プ5を交換し、その幅寸法を適合させなければならない
ので煩わしく、自動テーピング装置のメンテナンス所要
工数が大きい。
動巻線する場合、各コイルの仕様に合わせて長尺のテー
プ5を交換し、その幅寸法を適合させなければならない
ので煩わしく、自動テーピング装置のメンテナンス所要
工数が大きい。
本発明は上述の事情に鑑みて試されたもので、巻線途
中のコイルを巻線機から取り外すことなく、かつ、コイ
ルの長さ寸法が変っても同一幅寸法のテープを用いて自
動的にテーピングすることができるテーピング装置を提
供することを目的とする。
中のコイルを巻線機から取り外すことなく、かつ、コイ
ルの長さ寸法が変っても同一幅寸法のテープを用いて自
動的にテーピングすることができるテーピング装置を提
供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のテーピング装置
は、 絶縁粘着テープを巻き出して提供する手段と、 上記の供給された絶縁粘着テープの、粘着面と反対側
の面を真空吸着するテープ保持手段と、 上記の供給された絶縁粘着テープを、前記コイルの長
さ寸法と同じ長さに切断する手段と、 前記のテープ保持手段を移動させて、該テープの保持
手段に真空吸着させている絶縁粘着テープの粘着面を、
巻線機によって巻線されている途中の見完成品のコイル
に向けて対向させる駆動機構と、 上記テープ保持手段を前記のコイルに接近せしめて、
該テープ保持手段に真空吸着されている絶縁粘着テープ
を、上記のコイルに向けて押しつける駆動機構と、を設
けた。
は、 絶縁粘着テープを巻き出して提供する手段と、 上記の供給された絶縁粘着テープの、粘着面と反対側
の面を真空吸着するテープ保持手段と、 上記の供給された絶縁粘着テープを、前記コイルの長
さ寸法と同じ長さに切断する手段と、 前記のテープ保持手段を移動させて、該テープの保持
手段に真空吸着させている絶縁粘着テープの粘着面を、
巻線機によって巻線されている途中の見完成品のコイル
に向けて対向させる駆動機構と、 上記テープ保持手段を前記のコイルに接近せしめて、
該テープ保持手段に真空吸着されている絶縁粘着テープ
を、上記のコイルに向けて押しつける駆動機構と、を設
けた。
上記の未完成品のコイルとは、フィニッシュ線が未だ
ピンに絡げられていないコイルの意である。
ピンに絡げられていないコイルの意である。
前記の構成よりなる本発明のテーピング装置によれ
ば、前記のテープ保持手段が、供給された絶縁粘着テー
プの粘着面でない面を真空吸着するので、真空を断てば
該絶縁粘着テープの保持を解除することができる。
ば、前記のテープ保持手段が、供給された絶縁粘着テー
プの粘着面でない面を真空吸着するので、真空を断てば
該絶縁粘着テープの保持を解除することができる。
そして、上記の絶縁粘着テープは切断手段によってコ
イルの長さ寸法と等しく切断されるので、該絶縁粘着テ
ープの幅寸法いかんに拘らずコイルに貼着するに適した
形状,寸法となる。
イルの長さ寸法と等しく切断されるので、該絶縁粘着テ
ープの幅寸法いかんに拘らずコイルに貼着するに適した
形状,寸法となる。
貼着に適した形状,寸法となった絶縁粘着テープは、
真空吸着されたままテープ保持手段とともに駆動機構に
よってコイルに対向せしめられる。
真空吸着されたままテープ保持手段とともに駆動機構に
よってコイルに対向せしめられる。
このとき、テープ保持手段が絶縁粘着テープの非粘着
面を吸着しているので、粘着面がコイルに向けられてい
る。従って、駆動機構によって該絶縁粘着テープがコイ
ルに押しつけられると、その粘着力によって該コイルに
貼着される。このようにして、本発明のテーピング装置
は適正寸法に切断された絶縁粘着テープを移動させて、
コイルに向けて押し付けるので、該コイルが巻線機に取
り付けられた状態のままでテーピング作業を自動的に行
うことができる。
面を吸着しているので、粘着面がコイルに向けられてい
る。従って、駆動機構によって該絶縁粘着テープがコイ
ルに押しつけられると、その粘着力によって該コイルに
貼着される。このようにして、本発明のテーピング装置
は適正寸法に切断された絶縁粘着テープを移動させて、
コイルに向けて押し付けるので、該コイルが巻線機に取
り付けられた状態のままでテーピング作業を自動的に行
うことができる。
第1図は本発明に係るコイルのテーピング装置の正面
図である。
図である。
このテーピング装置はコイルの巻線機(図示せず)に
付設されている。図示のボビン1は上記の図示しない巻
線機に取り付けられてコイル4を巻線されている途中で
あって、未だフィニッシュ線の端末処理が為されていな
い。
付設されている。図示のボビン1は上記の図示しない巻
線機に取り付けられてコイル4を巻線されている途中で
あって、未だフィニッシュ線の端末処理が為されていな
い。
リール7は長尺の絶縁粘着テープ5を収納していて、
ガイドローラ8a,ガイドピース8bを経て絶縁粘着テープ
5を供給する。
ガイドローラ8a,ガイドピース8bを経て絶縁粘着テープ
5を供給する。
9はテープ引出器であって、アクチュエータ9aで駆動
される挟み爪9bを備えていて、前記絶縁粘着テープ5の
先端を挟みつけたり放したりすることができる。上記の
テープ引出器9は回動軸9cによって支承され、図示して
いない駆動機構によって往復円弧矢印b−cの如く往復
回動せしめられる。
される挟み爪9bを備えていて、前記絶縁粘着テープ5の
先端を挟みつけたり放したりすることができる。上記の
テープ引出器9は回動軸9cによって支承され、図示して
いない駆動機構によって往復円弧矢印b−cの如く往復
回動せしめられる。
上記のテープ引出器9によって引き出された絶縁粘着
テープは、上下駆動シリンダ16によって下降せしめら
れ、真空吸着パッド10によってその非粘着側の面を吸着
して保持される。11は真空を供給する真空ホースであ
る。
テープは、上下駆動シリンダ16によって下降せしめら
れ、真空吸着パッド10によってその非粘着側の面を吸着
して保持される。11は真空を供給する真空ホースであ
る。
図示の12はカッタであって、カッタ駆動シリンダ13に
よって上下に駆動され、前記の真空吸着パッド10によっ
て吸着保持されている絶縁粘着テープの先端部を、コイ
ル4の長さ寸法Lにほぼ等しい長さに切断する。切断さ
れた絶縁粘着テープの供給源側の切断端は、その粘着力
によりガイドピース8bに仮付けされた形で保持される。
よって上下に駆動され、前記の真空吸着パッド10によっ
て吸着保持されている絶縁粘着テープの先端部を、コイ
ル4の長さ寸法Lにほぼ等しい長さに切断する。切断さ
れた絶縁粘着テープの供給源側の切断端は、その粘着力
によりガイドピース8bに仮付けされた形で保持される。
前記の真空吸着パッド10は回動アーム14に取りつけら
れていて、該回動アームは回動軸15によって支持されて
いる。
れていて、該回動アームは回動軸15によって支持されて
いる。
上記回動軸は駆動機構(図示せず)によって180゜往
復回動せしめられるようになっている。これに伴って、
回動アーム14に取りつけられた真空吸着パッド10は往復
円弧矢印d−eの如く往復回動せしめられ、円弧矢印d
方向に回動したとき前記のボビン1に巻回されているコ
イル4(未完成の状態)に対向する。
復回動せしめられるようになっている。これに伴って、
回動アーム14に取りつけられた真空吸着パッド10は往復
円弧矢印d−eの如く往復回動せしめられ、円弧矢印d
方向に回動したとき前記のボビン1に巻回されているコ
イル4(未完成の状態)に対向する。
さらに、上記の回動アーム14を支持している回動軸15
は、上下駆動機構(図示せず)によって上下方向に往復
駆動される。これに伴って、該回動アーム14に取りつけ
られている真空吸着パッド10が上下動せしめられ、下降
したときコイル4に押し付けられる。
は、上下駆動機構(図示せず)によって上下方向に往復
駆動される。これに伴って、該回動アーム14に取りつけ
られている真空吸着パッド10が上下動せしめられ、下降
したときコイル4に押し付けられる。
次に、上記のように構成された本発明のテーピング装
置(第1図)を用いて、テーピングした1例について説
明する。
置(第1図)を用いて、テーピングした1例について説
明する。
回動軸9cを回してテープ引出器9を円弧矢印b方向に
回動させ、アクチュエータ9aを作動させて挟み爪9bによ
り絶縁粘着テープ5の先端を挟み、上記テープ引出器9
を円弧矢印c方向に回動させて絶縁粘着テープ5の先端
部を引き出し、上下駆動シリンダ16によって該絶縁粘着
テープ5を下げ、 真空吸着パッド10により上記絶縁粘着テープ5の先端
部付近を、その非粘着面の側から吸着保持する。
回動させ、アクチュエータ9aを作動させて挟み爪9bによ
り絶縁粘着テープ5の先端を挟み、上記テープ引出器9
を円弧矢印c方向に回動させて絶縁粘着テープ5の先端
部を引き出し、上下駆動シリンダ16によって該絶縁粘着
テープ5を下げ、 真空吸着パッド10により上記絶縁粘着テープ5の先端
部付近を、その非粘着面の側から吸着保持する。
次いでカッタ作動シリンダ13を作動させて前記絶縁粘
着テープ5の先端部を、コイル4の長さ寸法Lに切断す
る。
着テープ5の先端部を、コイル4の長さ寸法Lに切断す
る。
次いで真空吸着パッド10が取りつけられている回動ア
ーム14を円弧矢印d方向に180゜回動させて、該真空吸
着パッドを仮想線の位置10′に下降させ、コイル4に対
向させる。
ーム14を円弧矢印d方向に180゜回動させて、該真空吸
着パッドを仮想線の位置10′に下降させ、コイル4に対
向させる。
上記真空吸着パッドは絶縁粘着テープの非粘着面の側
を吸着しているので、該真空吸着パッドが図示10′位置
となったとき、これに吸着保持されている絶縁粘着テー
プ5bの粘着面はコイル4に向けられている。
を吸着しているので、該真空吸着パッドが図示10′位置
となったとき、これに吸着保持されている絶縁粘着テー
プ5bの粘着面はコイル4に向けられている。
そこで、上下駆動機構(図示せず)によって10′位置
の真空吸着パッドを下降させると、これに吸着保持され
ている絶縁粘着テープ5bはコイル4に貼着される。貼着
を終ると真空吸着パッド10の吸着を解除する。
の真空吸着パッドを下降させると、これに吸着保持され
ている絶縁粘着テープ5bはコイル4に貼着される。貼着
を終ると真空吸着パッド10の吸着を解除する。
上述のテーピング方法について、更に第2図を参照し
つつ要約して述べる。
つつ要約して述べる。
本第2図は、第1図に示したボビン1とコイル4との
平面図に、模式的に描いた絶縁粘着テープ5を付記した
説明図である。
平面図に、模式的に描いた絶縁粘着テープ5を付記した
説明図である。
上記コイル4の長さ寸法はLである。
絶縁粘着テープ5の幅寸法W2は、上記の寸法Lと無関
係に適宜に設定することができる。
係に適宜に設定することができる。
上記絶縁粘着テープの先端部を、寸法Lと等しい長さ
だけ切断線6で切り取って、長さLの絶縁粘着テープ5a
を作る。
だけ切断線6で切り取って、長さLの絶縁粘着テープ5a
を作る。
上記の絶縁粘着テープ5aを矢印a方向に搬送して、鎖
線位置5bに位置せしめ、この絶縁粘着テープ5bを紙面と
垂直方向にコイル4に押しつけて貼着する。
線位置5bに位置せしめ、この絶縁粘着テープ5bを紙面と
垂直方向にコイル4に押しつけて貼着する。
このようにして、コイル4の長さ寸法Lと異なる幅寸
法W2の絶縁粘着テープ5を用いて、コイル4の軸心方向
の長さを過不足なくカバーしてテーピングすることがで
きる。
法W2の絶縁粘着テープ5を用いて、コイル4の軸心方向
の長さを過不足なくカバーしてテーピングすることがで
きる。
従って、図示のコイル4と異なる仕様のコイル(図示
せず)にテーピングする際にも絶縁粘着テープ5を交換
することなく使用できる。こうした特長は、多品種のコ
イルを取り扱ってテーピングする場合、特に優れた実用
的効果を発揮する。
せず)にテーピングする際にも絶縁粘着テープ5を交換
することなく使用できる。こうした特長は、多品種のコ
イルを取り扱ってテーピングする場合、特に優れた実用
的効果を発揮する。
以上説明したように、本発明のテーピング装置によれ
ば、長尺の絶縁粘着テープを巻き出して供給する手段
と、その先端を保持する手段と、上記の保持されている
絶粘着テープの先端をコイルの長さ寸法Lに切断する手
段と、切断された絶縁粘着テープをコイルに押しつける
手段とを設けたので、テーピング対象であるコイルの仕
様が変っても、絶縁粘着テープを交換することなく、容
易にかつ自動的にテーピングすることができる。
ば、長尺の絶縁粘着テープを巻き出して供給する手段
と、その先端を保持する手段と、上記の保持されている
絶粘着テープの先端をコイルの長さ寸法Lに切断する手
段と、切断された絶縁粘着テープをコイルに押しつける
手段とを設けたので、テーピング対象であるコイルの仕
様が変っても、絶縁粘着テープを交換することなく、容
易にかつ自動的にテーピングすることができる。
第1図は本発明に係るコイルのテーピング装置の正面図
である。 第2図は本発明の装置によるコイルのテーピング方法の
説明図である。 第3図乃至第5図はコイルの巻線作業およびテーピング
作業の説明図である。 第6図は従来例のテーピング装置の作動原理の説明図で
ある。 1……ボビン、2……線材、4……コイル、5……絶縁
粘着テープ、5a,5b……切断された絶縁粘着テープ、6
……切断線、7……リール、9……テープ引出器、10,1
0′……真空吸着パッド、12……カッタ、14……回動ア
ーム。
である。 第2図は本発明の装置によるコイルのテーピング方法の
説明図である。 第3図乃至第5図はコイルの巻線作業およびテーピング
作業の説明図である。 第6図は従来例のテーピング装置の作動原理の説明図で
ある。 1……ボビン、2……線材、4……コイル、5……絶縁
粘着テープ、5a,5b……切断された絶縁粘着テープ、6
……切断線、7……リール、9……テープ引出器、10,1
0′……真空吸着パッド、12……カッタ、14……回動ア
ーム。
Claims (1)
- 【請求項1】ソレノイド状に巻線されるコイルに絶縁粘
着テープを貼着する装置において、 絶縁粘着テープを巻き出して供給する手段と、 上記の供給された絶縁粘着テープの、粘着面と反対側の
面を真空吸着するテープ保持手段と、 上記の供給された絶縁粘着テープを、前記コイルの長さ
寸法と同じ長さに切断する手段と、 前記のテープ保持手段を移動させて、該テープの保持手
段に真空吸着されている絶縁粘着テープの粘着面を、巻
線機によって巻線されている未完成品のコイルに向けて
対向させる駆動機構と、 上記テープ保持手段を前記のコイルに接近せしめて、該
テープ保持手段に真空吸着されている絶縁粘着テープ
を、上記のコイルに向けて押しつける駆動機構と、 を具備していることを特徴とする、コイルのテーピング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310686A JP2777438B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | コイルのテーピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310686A JP2777438B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | コイルのテーピング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03173409A JPH03173409A (ja) | 1991-07-26 |
JP2777438B2 true JP2777438B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=18008239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1310686A Expired - Lifetime JP2777438B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | コイルのテーピング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777438B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3070026B2 (ja) * | 1992-07-01 | 2000-07-24 | 日特エンジニアリング株式会社 | コイルリード引出線の固定方法 |
CN117373816B (zh) * | 2023-10-09 | 2024-07-26 | 深圳市星特科技有限公司 | 全自动vcm绕线贴膜一体机理线工艺 |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP1310686A patent/JP2777438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03173409A (ja) | 1991-07-26 |
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