JPH0254508A - 巻線用テーピング装置 - Google Patents

巻線用テーピング装置

Info

Publication number
JPH0254508A
JPH0254508A JP20369488A JP20369488A JPH0254508A JP H0254508 A JPH0254508 A JP H0254508A JP 20369488 A JP20369488 A JP 20369488A JP 20369488 A JP20369488 A JP 20369488A JP H0254508 A JPH0254508 A JP H0254508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
bobbin
holding
adhesive base
holding mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20369488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2580276B2 (ja
Inventor
Takashi Hashimoto
橋本 敬司
Tsutomu Suzuki
勉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITTOKU KAIHATSU CENTER KK
Original Assignee
NITTOKU KAIHATSU CENTER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITTOKU KAIHATSU CENTER KK filed Critical NITTOKU KAIHATSU CENTER KK
Priority to JP63203694A priority Critical patent/JP2580276B2/ja
Publication of JPH0254508A publication Critical patent/JPH0254508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2580276B2 publication Critical patent/JP2580276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は巻線用テーピング装置に関している。
〔従来の技術〕 この種の装置は、ボビンを支持する回転可能な軸部材と
、コイル状に巻かれたテープを支持する供給機構と、テ
ープをボビンに案内する搬送機構と、テープを切断する
機構と、テープをボビンに圧着させる機構とを具備して
いる。
搬送機構はボビン側に配置されたガイドおよびガイドと
保持機構とのあいだに配置された複数のガイドローラを
もち、圧着機構はテープ端を真空吸着する保持部材およ
び圧着ローラをもっている。
テープは、ガイドローラに巻き掛けられているとともに
、端部を保持部材に吸着されている。テーピングは、圧
着機構全体を移動して、保持部材およびテープ端をボビ
ンまではこび、テープ端部をボビンに接着しかつ真空吸
着を解除したあと、圧着機構を移動させて、圧着ローラ
をテープの上からボビンに接触させ、同時にボビンを回
転させて、テープをボビンに巻き付け、所定巻数になっ
たところで、テープを切断することによってなされてい
る。
他のテーピング装置として、テープ端部を保持する部材
がテープに関連する巾をもつ溝を具備する部材からなり
、溝あるいは孔をとおって、テープを走行させるととも
に、クランプによってテープ端部を把持して、ボビンに
接着し、クランプにあるローラによってテープをボビン
に押し付けつつ、テーピングをおこなうようにさせたも
のが。
たとえば特開昭59−26841号公報において提供さ
れている。さらに、実公昭62−34433号公報では
、テープ端部を保持する部材がテープに関連する巾をも
つ孔を具備する部材からなり、テープ端部を孔から突出
させておき、この部材をボビンにむかって移動させると
ともに、テープ端部をはさんで反対側に配置されている
部材によって、テープをボビンに圧着させるようにした
ものも提供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの文献に記載されたテーピング装置は。
テープが保持部材の溝あるいは孔によって走行方向を規
制されているため、蛇行やまがりを生じることなく、テ
ープをボビンに正確に巻き付けることができる。が、ボ
ビンの種類やサイズに応じて、巾が異なるテープを使用
するときに、テープ巾に対応する溝あるいは孔をもつ保
持部材に交換する必要がある。こればかりか、テープ巾
が同じであっても、製造のばらつきなどによって、巾が
せまいものも存在しているため、テープを入れ替えるご
とに、保持部材の交換を必要とする。
本発明は、ボビンの種類に応じたテープによるテーピン
グ、テープの巾寸法のばらつきにたいする調整を、より
簡単におこなうことができるテーピング装置を提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の巻線用テーピング装置は、ボビンを保持する回
転可能な軸部材と、テープの供給機構と。
テープ端部を保持しかつテープをボビンに移動させる保
持機構と、供給機構と保持機構とのあいだに配置され、
テープに張力をあたえかつテープを保持機構に導く搬送
機構と、テープの搬送路に配置された切断機構とを含み
、保持機構がテープ端部を保持する機構およびこの機構
にボビンの配置方向を含むたがいに直角な三軸方向への
移動をなさせる機構を具備していることを特徴としてい
る。
また、本発明の巻線用テーピング装置は、ボビンを保持
する回転可能な軸部材と、テープの供給機構と、テープ
端部を保持しかつテープをボビンに移動させる保持機構
と、供給機構と保持機構とのあいだに配置され、テープ
に張力をあたえかつテープを保持機構に導く搬送機構と
、テープの搬送路上に配置された切断機構とを含み、保
持機構がテープ端を接着するための表面およびこの表面
上に位置する切り欠きあるいは開口をもつ接着台と、接
着台の切り欠きに対面して接着台の片側に配置された固
定部材と、接着台の反対側に配置され、接着台からはな
れた位置と切り欠きをとおって固定部材に密着する位置
とのあいだの移動をなす押さえ部材と、固定部材および
押さえ部材を支持し、ボビンの配置方向を含むたがいに
直交する三軸方向への移動をこれらの部材になさせる運
動をなす移動台とをもっていること、を特徴としている
後者のテーピング装置において、保持機構は、固定部材
および押さえ部材よりも高い位置に配置され、固定部材
および押さえ部材を移動台によってボビンの配置方向に
直角な方向に移動させたときに、固定部材および押さえ
部材のあとからボビンに接触するローラを具備させるこ
とができる。
さらに、保持機構が、固定部材および押さえ部材を移動
台によってボビンの配置方向に直角な方向に移動させた
ときに、前記ローラのあとからボビンに接触する第二の
ローラを具備させることもできる。
さらにまた、切断機構が押さえ部材と刃部材と押さえ部
材に接着台にたいして圧着する位置と接着台から離れた
位置とのあいだの移動をなさせ、押さえ部材が前者の位
置にあるときに、刃部材にテープに切断をなさせる手段
とを具備し、この手段が、押さえ部材をスライド可能に
保持しかつ刃部材を固定させる移動台と、移動台と押さ
え部材とのあいだに配置されたばねと、押さえ部材のス
ライド方向に移動台を直線移動させる手段とから構成さ
せることもできる。
〔作 用〕
前者の巻線用テーピング装置において、チー・ピングは
、テープ端を保持する機構がこれに移動をなさせる機構
によってボビンに移動され、テープ端部をボビンに接着
し、軸部材がボビンを回転させることによってなされる
。このときに、テープ巾にばらつきが存在していても、
つまりテープ巾が製造上のばらつきによって所定値より
も小さくても、後者の機構がたとえば前者の機構をボビ
ンの配置方向にテープを移動させることによって。
テープをボビン上の正確な位置に巻き付けさせることが
できる。さらに、他のサイズのボビンにたいするテーピ
ングも、同様に、テープを保持する機構がこれを移動さ
せる機構によって動かされるだけで、ボビンにテープを
正確に巻き付けることができるので、簡単におこなうこ
とができる。
後者の巻線用テーピング装置において、テーピングは、
押さえ部材が接着台の切り欠きをとおって固定部材に圧
着され、テープをこれらの部材に挟持させ、押さえ部材
および固定部材を移動台によってボビンまで移動させる
とともに、テープをボビンに接着し、それから押さ・え
部材を固定部材から離し、軸部材を回転させてテープを
ボビンに巻き付け、所定巻数の巻き付けがなされたとき
に、切断機構の押さえ部材を接着台に圧着して、テープ
を接着台に接着するとともに、刃部材によってテープを
切断し、押さえ部材および固定部材を移動台によっても
との位置に移動させることによってなされる。このとき
に、テープ端部は一部が切り欠き上に位置し、接着台に
たいする接触面積が小さく、しかもテープ端部を固定部
材と押さえ部材とによって挟持するため、テープを接着
台から簡単にかつ確実にはく離させることができる。ま
た、テープ巾にばらつきがあっても、つまりテープ巾が
所定値よりも小さくても、移動台がたとえば押さえ部材
と固定部材とをボビンの配置方向にテープを移動させる
ことによって、テープをボビン上に正確に配置すること
ができる。また、他のサイズのボビンにたいするテーピ
ングも、押さえ部材および固定部材を移動台によって動
かすだけで、ボビンにテープを正確に巻き付けることが
できるので、簡単におこなうことができる。
保持機構が固定部材および押さえ部材のあとからボビン
に接触するローラを具備していることによって、移動台
が押さえ部材および固定部材をボビンまで移動させたと
きに、これらの部材にローラとのあいだの距離に関連す
るボビン下方の位置をたんに通過させるだけで、ローラ
がテープをボビンに押し付けて、テープとボビンとの接
着をなさせることができるため、複雑な運動を移動台に
なさせることなく、テープをボビンに接着させることが
できる。そして、保持機構が第二のローラを具備するこ
とによって、テープが第一のローラでもって端部をボビ
ンに接着されたあとに、移動台をさらに移動させること
によって、第二のローラがボビンに接触し、ボビンにた
いするテープの巻き付けをしっかりとなさせることがで
きるので、第一のローラの作用とともに、この装置を自
動化させてもテーピングを確実におこなわせることがで
きる。
さらに、切断機構が前述のように構成されることによっ
て、押さえ部材が移動台によって接着台にむかって移動
させて、テープを接着台に接着させ、移動台がさらに移
動することによって、ばねがたわみ、押さえ部材が圧着
状態を維持したまま、刃部材がテープに接触してこれを
切断することができる。つまり移動台のみを直線移動さ
せるだけでもって、テープの接着と切断とをなすことが
できて、操作が簡単であるばかりか、自動化も簡単にお
こなうことができ、しかもテープの接着および切断も確
実になさせることができる。
〔実施例〕
図面は本発明の巻線用テーピング装置の一実施例を示し
ている。第1図において、参照符号10は本発明による
テーピング装置、11はテープ、12はテーピングをな
されるボビン、13はボビンを支持する軸部材をそれぞ
れ示している。
テーピング装置10は、たとえば1巻線機の一部に組み
込まれている。軸部材13は巻線装置の一部を構成して
いる、たとえば、ボビンを回転させて巻線をおこなう巻
線装置におけるボビンを支持するスピンドルである。こ
のスピンドルは、先端にボビン12を保持する治具をも
ち、後端を巻線機本体にある軸受に保持されているとと
もに、巻線機本体に設置されたサーボモータにつながれ
、巻線機本体上にて回転することができる。なお、巻線
装置におけるワイヤをボビンに案内する機構は。
図示されていないが、たとえばスピンドルの左側あるい
は上部に配置されている。
テーピング装置自体は、本体15、コイル状に巻かれた
テープを支持する供給機構16と、テープ端部を保持し
かつテープをボビンに移動させる保持機構17と、供給
機構と保持機構とのあいだに配置され、テープに張力を
あたえかつテープ端部をボビンと平行に保持機構に導く
搬送機構18と、テープの搬送路上に配置された切断機
構19とを具備している。
テーピング装置本体15は板部材21からなっていて、
スライド族!!22を介在して巻線機本体に設置されて
いる。スライド装置は、板部材21の背面に固定された
スライドおよび巻線機本体に固定されたレールとをもち
、空気圧シリンダによって、スライドをレール上で移動
させることによって、テーピング装置全体を第1図にお
いて左右方向に直線移動させることができるようにして
いる。
供給機構16は本体15の上部に取り付けられている。
供給機構本体は平行に配置された二枚の板部材23.2
4からなっている。これらの板部材の各々には長溝25
が設けられている。保持軸26は、板部材のあいだに配
置されているとともに1両端を長孔に挿入され、板部材
上で回転することができ。
しかも長溝にそってスライドすることができる。
搬送機構18は供給機構と保持機構とのあいだに配置さ
れた複数のローラ31〜33を具備している。
これらのローラのうち、ローラ31,33は、テープ1
1における接着剤が塗布されていない面に接触するもの
で、テーピング装置本体15にある軸に軸受を介在して
取り付けられている。ローラ32は、テープ11におけ
る接着剤が塗布されている面に接触するもので周面に多
数の円周溝を設けられ、テープにたいする接触面積を少
なくさせられているとともに、テープがはく離しやすい
材料によって局面を構成されている。そして、ローラ3
2は、台34に固定されている軸に一方クラッチを介在
して支持され1反時計方向のみに回転することができる
ようにさせられている。
保持機構17は、テープ端部が接着される手段と、テー
プをはがし、ボビンにはこぶ手段とをもっている。テー
プ端部が接着される手段はテーピング装置本体15の下
部に配置された接着台35を具備している。接着台は本
体15の端面に固定された支持部材36に取り付けられ
ている。接着台自体は、表面37がフラットな板部材か
らなっているとともに。
下端に位置する部分に、第3図に示すように、切り欠き
38を設けられている。接着台の表面37は、ローラ3
2と同様に、テープがはく離しやすい材料によって構成
されている。テープ11は、第1図において右側の面に
接着剤を塗布されていて、コイル状に巻かれた部分が板
部材23.24のあいだに位置して、保持軸26に挿入
されているとともに、ローラ31に載せられ、引き出さ
れた部分がローラ31〜33に巻き掛けられ、そして端
部が接着台35の表面37に貼り付けられている。
保持機構を構成するもうひとつの手段、つまりテープ1
1を接着台35からはがし、ボビンにはこぶ手段は移動
台40を具備している。この移動台は、図示されていな
いが、スピンドル13の配置方向をXとし、たがいに直
交する三軸方向x、y、zに直線移動させる機構を介在
して巻線機本体に設置させられている。第4図および第
5図はこの機構を示している。
ロッド41は、すベリ軸受42に保持され、前後方向に
直線移動することができる。送りねじ43は、ロッドと
平行に配置されているとともに、部材44および45に
ある軸受に保持されている。ナツト46は、送りねじに
取り付けられているとともに、部材44に回転のみなす
ことができるように保持されている。モータ47はナツ
ト部材につながれ、ナツト部材を部材44にて回転させ
ることができる。
軸受422部材45およびモータ47は移動台48に設
置されている。移動台は、垂直方向に直線移動すること
ができるように、コラム49に取り付けられている。コ
ラム49には断面が矩形のレール51が敷設されている
。送りねじ52が、レールの中間に位置してコラムに配
置されているとともに、両端をレール本体にある軸受に
保持されている。モータ53がコラムの端壁に台を介在
して取り付けられているとともに、送りねじにおけるコ
ラムの端壁を貫通した部分に軸継手を介在して連結され
ている。
移動台48は、レールにすべり軸受54を介在してのせ
られ、コラム49の背面からのびる部材55にコイルば
ね56によって吊られている。これとともに、移動台4
8は、送りねじにたいするナツト57をもっていて、送
りねじをモータ53によって回転させることで、直線移
動をなすことができるようにさせられている。
さらに、コラム49は移動台58に設置されている。
移動台は、左右方向に直線移動することができるように
、ベース59に取り付けられている。ベースは、コラム
49と同様なレール60.送りねじ61.モータ62を
もち、そして移動台58は、移動台48と同様なレール
60にたいするすべり軸受63.送りねじ61にたいす
るナツト64をもっている。
この機構は、ロッド41の移動方向をボビンI2および
スピンドル13の配列方向に一致させて、ベース59を
巻線機本体に固定されている。保持機構における移動台
40は、鎖線で示すように、ロッド41の先端に固定さ
れている6モータ47が回転すると、ナツト46が送り
ねじ43を移動させ、ロッド42が送りねじといっしょ
に移動して、移動台40ttx方向に移動させることが
できる。また、モータ53が送りねじ53を回転させる
と、移動台48が直線移動して、移動台40を2方向に
移動させ、モータ62が送りねじ61を回転させると、
移動台58が直線移動して、移動台40をy方向に移動
させることができる。
第1図および第2図にもどると、移動台40には固定部
材65および押さえ部材66が取り付けられている。固
定部材は移動台40に固定されている。固定部材にはロ
ーラ67が取り付けられている。ローラは固定部材より
も高い位置に配置されている。
押さえ部材66は、第3図によく示されているように、
先端が接着台35にある切り欠き38を貫通することが
できる形状とサイズとをあたえられている。
この押さえ部材はアーム68に固定されている。アーム
は、軸69を中心に回転することができるように、移動
台40に取り付けられている。アームの下端は、移動台
に設置された空気圧シリンダ71のロッドに連結されて
いて、シリンダが作動したときに、押さえ部材を固定部
材にたいして密着あるいは離間させることができるよう
にさせている。移動台40には、さらに、ローラ72が
設けられている。
このローラは、ボビンにおけるフランジ間距離に関連す
る巾をもっていて、L字形アーム73の一辺に取り付け
られている。アーム73は軸74を中心に回転可能に移
動台40に取り付けられ、アーム73の他辺にはピン7
5が固定されている。ピンはブロック76にある長孔7
7に挿入されている。図示されていないが、アーム73
の他辺と移動台40との間にはコイルばねが配設され、
アーム73が第1図において軸74を中心に反時計方向
につねに回転しているようにさせている。そして、ブロ
ック76は空気圧シリンダ78のロッドに固定されてい
て、ロッドが伸張することによって、アーム73をコイ
ルばねに抗して時計方向に回転することができるように
させている。なお、空気圧シリンダ78は、空気圧シリ
ンダ71とともに、移動台40にある基台79に設置さ
れている。
切断機構19は押さえ部材81および刃部材82を具備
している。押さえ部材81は後端からのびる軸83が移
動台84の挿入されている。コイルばね85が押さえ部
材のヘッドとシリンダとのあいだに位置して軸83に挿
入され、ヘッドを第1図において右側に移動させている
。刃部材82は移動台84の下部に固定され、押さえ部
材がコイルばね85を圧縮して左に移動したときに、先
端にある刃が押さえ部材のヘッドよりも右にあるように
配置されている。
移動台84はこれの背後に配置されている台86に固定
されている。台86は端部から上方にのびた部分がロッ
ド87に固定されている。ロッド87はテーピング装置
本体15にあるガイド88および89にスライド可能に
挿入されていて、押さえ部材81.刃部材82および移
動台84を接着台35にむかって水平移動をなさせるこ
とができる。また、テーピング装置本体15の左側には
空気圧シリンダ91が設置されているにの空気圧シリン
ダのロッドは、ロッド87に結合されていて、ロッド8
7に前記スライドをなさせている。
このテーピング装置において、テープ11は、第1図に
おいて、接着剤が塗布された面を左側にして配置されて
いる。テープにおけるコイル状に巻かれた部分は、板部
材23.24のあいだに位置して保持軸26に挿入され
、ローラ41の上にのせられている。そして、コイル状
に巻かれた部分から引き出されたテープは、背面をガイ
ドローラ31.33に、接着面をローラ32にそれぞれ
巻き掛けられたあと、テープ端部を接着台35の表面3
7に接着されている。
テーピングは、第1図に示すように、固定部材65およ
び保持部材66が接着台35の両側に位置し、保持部材
66の先端が接着台にある切り欠き38をとおって固定
部材65に圧着し、これらの部材がテープ端を挟持させ
ている状態からスタートする。
まず、移動台40が左に移動される。これによって、テ
ープ11は端部が接着台35からはく離される。
そのあと、移動台40を下降させて、テープを引き出し
、固定部材65および押さえ部材66がボビン12の下
面に関連する位置まで下降したら、ローラ67がボビン
12の側面下部に位置するまで、移動台40を右に移動
させる。同時に1本体15を背面にあるスライド機構に
よって右に移動させ、テープが接着台35に再接着する
のを阻止する。
そのあと、移動台40を下降させかつ右に移動させ、ロ
ーラ67をボビン12の側面および下面に接触させつつ
これらにそって転動させ、テープ11をボビン12に巻
線されたコイルに接着させる。第6図はこの状態を示し
ている。このあと第7図に示すように、移動台40をロ
ーラ72がボビン12の下面に位置するまで右に移動し
、アーム73と移動台40とのあいだに配設されたコイ
ルばねによって、ローラ72をテープの外側からボビン
に圧接させるとともに、空気圧シリンダ71を作動させ
て、アーム68を時計方向に回転し、押さえ部材66を
退避させる。
それから、ボビン12を支持しているスピンドル13を
回転させる。テープ11が、これによって、ボビン12
に巻き付けられ、ローラ72が巻き付けたテープをボビ
ンに圧着する。テープの巻き付けが所定巻数なされたら
、スピンドル13の回転を止め、切断機構19の空気圧
シリンダ91を作動させる。ロッド87が左に移動し、
押さえ部材81のヘッドが接着台35に圧着する。テー
プ11は接着台35に接着させられる。ローラ87をさ
らに左に移動させる。ばね85がたわみ、刃部材82が
押さえ部材81から突出し、テープ11を切断する。切
断がおわったら、スピンドル13をさらに回転させ、テ
ープの切断端をボビン12に巻き付けさせる。
このあと、切断機構の空気圧シリンダ91を作動させ、
ロッド87を左に移動させて、押さえ部材81および刃
部材82を左に移動させ、これらをもとの位置に復帰さ
せるとともに、保持機構における空気圧シリンダ78を
作動させ、ブロック76を左に移動し、アーム73を時
計方向に回転させて、ローラ72をボビン12から退避
させる。それから、テーピング装置本体15を左に移動
して、もとの位置にもどしてから、移動台40を左に移
動し、それから上昇させて。
固定部材65および押さえ部材66とを接着台35の両
側に配置し、空気圧シリンダ71を作動させて、押さえ
部材66の先端を接着台の切り欠き38をとおって、固
定部材66に圧着し、テープ端をこれらの部材によって
挟持させることによって、このボビンにたいするテーピ
ングがおわる6巻線装置がっぎのボビンにたいする巻線
をなしたら、このテーピング装置を同様にして作動させ
ることによって、あたらしいボビンにたいするテーピン
グをおこなうことができる。
巾が異なるテープによるテーピングは、保持機構におけ
るローラ72を、このテープによってテーピングされる
ボビンのフランジ間距離に関連するものに交換し、移動
台40をボビンの長テープ方向に移動させたあと、同様
にしてテープを装填し、作動をおこなわせることによっ
てなすことができる。
これらのテーピングに際して、テープ11が引き出され
、コイル状に巻かれた部分の直径が減少しても、保持軸
26が溝25にそって下降し、コイル状に巻かれた部分
をローラ31にたえず接触させているので、ローラ31
にたいするテープの接触角度を一定に維持することがで
き、しかもコイル状になった部分がローラ31に載り、
ローラ31を制動しているので、たるみを生じることな
く、テープを送り出すことができる。
ボビン12にたいするテープ11の接着は、テープを保
持する機構がボビンの配置方向に移動することができる
。すなわち固定部材65および押さえ部材66がテープ
の端部を挟持し、ボビンの長手方向に直線移動すること
ができるので、製造のばらつきによって、巾のせまいテ
ープが存在していても、移動台40の移動量のみをコン
トロールすることによって、テープを正確にボビンに巻
き付けさせることができる。
このテーピング装置において、移動台40の移動は。
これを駆動するサーボモータや空気圧シリンダの作動を
マイクロプロセッシングユニットを含む手段によって制
御することができ、そうすることによって。
たとえば1/100■単位の移動を簡単にかつ正確にな
させることができるので、テーピングをより精密におこ
なうことができる。
さらに、マイクロプロセッシングユニットが、移動台4
0を動かすための駆動源のみならず、スピンドル13を
回転させるサーボモータ、押さえ部材およびローラを動
かす空気圧シリンダ71.59.切断機構の空気圧シリ
ンダ91の作動なども制御するようにさせることによっ
て、テーピングの自動化もなすことができ、必要に応じ
て、テーピング中にテープの位置を検出し、移動台40
の移動を制御しつつテーピングをなさせ、テープを片寄
らせることなく、ボビンに巻き付けさせるようにするこ
ともできる。さらにまた1巻線作業を制御しているマイ
クロプロセッシングユニットにこれをおこなわせ、巻線
とともにテーピングの自動化もなさせるようにすること
もできる。
これらにおいて、移動台40はたんに直線移動させられ
ることによって、ローラ67およびローラ72が順次に
テープをボビンに押し付けて、ボビンにテープ端部を確
実に接着することができ、テープの切断に際しても、押
さえ部材62および刃部材82を直線移動させるだけで
、接着台35にたいするテープの接着およびテープの切
断を順次になすことができるので、制御を簡単におこな
うことができる。
なお、以上説明した実施例において、テープ11は接着
台35に接着され、押さえ部材66が接着台35にある
切り欠き38をとおって固定部材65に接触し、これら
の部材によってテープを挟持して、テープを接着台から
はがし、そしてボビン12にむかってはこぶようにして
いるが、接着台に切り火きを具備させず、テープを接着
台の下端からはみ出させて接着台に接着し、はみ出たテ
ープ端部を押さえ部材と固定部材とによって挟持させる
とともに、このはみ出し部分を形成してテープの切断を
なすよう切断機構を配置してもよい。さらに、テープを
接着台35に接着させずに、移動台40に取り付けた他
の手段にテープを接着もしくは吸着させ、この手段をボ
ビンまで移動させ、ボビンにテープを接着させ、移動台
41に設けた切断機構によって、テープの切断をおこな
わせるなど、本発明をこえない範囲での変更あるいは改
造をおこなうことができる。
〔発明の効果〕
本発明の巻線用テーピング装置は1以上述べたように、
テープ巾が異なっても、正確にボビンに巻き付けること
ができるので、テープごとの調整、つまり他の巾をもつ
テープの使用、製造のばらつきによるテープ巾のちがい
にたいする調整作業を簡単におこなうことができて、テ
ーピングを能率よくおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の巻線用テーピング装置の一実施例を示し
ていて、第1図は正面図、第2図は側面図。 第3図は接着台および押さえ部材のまわりの拡大透視図
、第4図は駆動機構の構成を示す正面図、第5図は駆動
機構の側面図、第6図および第7図作動状態を示す説明
図である。 11・・・テープ、12・・・ボビン、13・・・軸部
材、16・・・供給機構、17・・・保持機構、18・
・・搬送機構、19・・・切断機構、35・・・接着台
、37・・・接着台表面、38・・・切り欠き、40・
・・移動台、65・・・固定部材、66・・・押さえ部
材、67・・・ローラ、72・・・第二のローラ、81
・・・押さえ部材、82・・・刃部材、86・・・移動
台、85・・・ばね、86〜89.91・・・直線移動
させる手段。 第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ボビンを保持する回転可能な軸部材と、テープの供
    給機構と、テープ端部を保持しかつテープをボビンに移
    動させる保持機構と、供給機構と保持機構とのあいだに
    配置され、テープに張力をあたえかつテープを保持機構
    に導く搬送機構と、テープの搬送路に配置された切断機
    構とを含み、保持機構がテープ端部を保持する機構およ
    びこの機構にボビンの配置方向を含むたがいに直角な三
    軸方向への移動をなさせる機構を具備していること、を
    特徴としている巻線用テーピング装置。
  2. 2.ボビンを保持する回転可能な軸部材と、テープの供
    給機構と、テープ端部を保持しかつテープをボビンに移
    動させる保持機構と、供給機構と保持機構とのあいだに
    配置され、テープに張力をあたえかつテープをボビンと
    直角に保持機構に導く搬送機構と、テープの搬送路上に
    配置された切断機構とを含み、保持機構がテープ端を接
    着するための表面およびこの表面上に位置する切り欠き
    あるいは開口をもつ接着台と、接着台の切り欠きに対面
    して接着台の片側に配置された固定部材と、接着台の反
    対側に配置され、接着台からはなれた位置と切り欠きを
    とおって固定部材に密着する位置とのあいだの移動をな
    す押さえ部材と、固定部材および押さえ部材を支持し、
    ボビンの配置方向を含むたがいに直交する三軸方向への
    移動をこれらの部材になさせる運動をなす移動台とをも
    っていること、を特徴としている巻線用テーピング装置
  3. 3.保持機構が、固定部材および押さえ部材よりも高い
    位置に配置され、一定部材および押さえ部材を移動台に
    よってボビンの配置方向に直角な方向に移動させたとき
    に、固定部材および押さえ部材のあとからボビンに接触
    するローラを具備している特許請求の範囲第2項に記載
    のテーピング装置。
  4. 4.保持機構が、固定部材および押さえ部材を移動台に
    よってボビンの配置方向に直角な方向に移動させたとき
    に、前記ローラのあとからボビンに接触する第二のロー
    ラを具備している特許請求の範囲第3項に記載のテーピ
    ング装置。
  5. 5.切断機構が押さえ部材と刃部材と押さえ部材に接着
    台にたいして圧着する位置と接着台から離れた位置との
    あいだの移動をなさせ、押さえ部材が前者の位置にある
    ときに、刃部材にテープに切断をなさせる手段とを具備
    し、この手段が押さえ部材をスライド可能に保持しかつ
    刃部材を固定させる移動台と、移動台と押さえ部材との
    あいだに配置されたばねと、押さえ部材のスライド方向
    に移動台を直線移動させる手段とからなる特許請求の範
    囲第2項あるいは第3項に記載のテーピング装置。
JP63203694A 1988-08-18 1988-08-18 巻線用テ―ピング装置 Expired - Fee Related JP2580276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63203694A JP2580276B2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 巻線用テ―ピング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63203694A JP2580276B2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 巻線用テ―ピング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0254508A true JPH0254508A (ja) 1990-02-23
JP2580276B2 JP2580276B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=16478298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63203694A Expired - Fee Related JP2580276B2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 巻線用テ―ピング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2580276B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5236329A (en) * 1991-04-30 1993-08-17 B. V. Metaverpa Band delivery method and apparatus
JPH0572122U (ja) * 1992-03-03 1993-09-28 株式会社多賀製作所 自動巻線機におけるテーピング装置
JP2006310670A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp 電圧変成器コイルの巻線装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5236329A (en) * 1991-04-30 1993-08-17 B. V. Metaverpa Band delivery method and apparatus
JPH0572122U (ja) * 1992-03-03 1993-09-28 株式会社多賀製作所 自動巻線機におけるテーピング装置
JP2006310670A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp 電圧変成器コイルの巻線装置
JP4722547B2 (ja) * 2005-05-02 2011-07-13 三菱電機株式会社 電圧変成器コイルの巻線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2580276B2 (ja) 1997-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2154217A (en) Withdrawing the leaders of webs of flexible material during splicing
US6256865B1 (en) Continuous winding process and apparatus for electrical transformers
US4921567A (en) Machine for wrapping tape on bobbin
JPH0254508A (ja) 巻線用テーピング装置
US5256232A (en) Apparatus and method for winding strips of web material onto spools
CN210896988U (zh) 缠绕带自动加载装置
JP2752112B2 (ja) コイル用のテーピング装置
CN211181965U (zh) 具备缠绕带自动加载和切割功能的装置
JPH062542B2 (ja) テープ接合機構
US4948454A (en) Process and apparatus for the application of a non-adhesive insulating tape to an electric coil winding
US5664736A (en) Method and apparatus for forming laminated coil
CN210896989U (zh) 缠绕带自动加载装置
JP2002025846A (ja) テーピング方法およびその装置
JP2877918B2 (ja) 円筒体内面巻線装置
CN217598916U (zh) 胶条打捆机及铁心片堆组装系统
JPS6314429Y2 (ja)
JPH0238435Y2 (ja)
JPH0452163B2 (ja)
US3394039A (en) Machine
JPH07121778B2 (ja) 多軸ターレット型巻取機のシート切断端処理装置
JP2008186597A (ja) 端子リール製造装置、端子リール製造方法及び端子リール
JP2994160B2 (ja) テーピング方法とその装置
JPS63280404A (ja) テ−プワインダを有する巻線機
JP3665310B2 (ja) 巻取機における巻芯成形方法ならびに装置
KR950007802Y1 (ko) 테이프 와인딩 장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees