JP2776894B2 - プリンタコントローラおよび印刷制御方法 - Google Patents

プリンタコントローラおよび印刷制御方法

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JP2776894B2 JP1160731A JP16073189A JP2776894B2 JP 2776894 B2 JP2776894 B2 JP 2776894B2 JP 1160731 A JP1160731 A JP 1160731A JP 16073189 A JP16073189 A JP 16073189A JP 2776894 B2 JP2776894 B2 JP 2776894B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パーソナルコンピュータ、ワークステーシ
ョン、ワードプロセッサ等のホストコンピュータが、プ
リンタコントローラを介して、両面印刷機構付きのプリ
ンタを制御する印刷システムに関する。また、ホストコ
ンピュータからの印刷指示に応じて両面印刷可能な印刷
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、中間トレイ方式の両面印刷機構付きのプリンタ
を用いた印刷システムでは、次のようにして印刷を行っ
ていた。
(1)ホストコンピュータは次のように処理する。
(i) 中間トレイ格納枚数nを決めた後(例えば、n
=3)、奇数ページ用の印刷コマンドを順次作成し、第
1ページ、第3ページ、……、第2n−1ページ、につい
ての表面印刷をプリンタコントローラに指示する。
この表面印刷において、ホストコンピュータは給紙部
として中間トレイ以外の外部カセット、排紙部として中
間トレイを指示する。
(ii) 続いて同様に、第2ページ、第4ページ、…
…、第2nページ、についての裏面印刷をプリンタコント
ローラに指示する。
この裏面印刷において、ホストコンピュータは給紙部
として中間トレイ、排紙部として中間トレイ以外の外部
トレイ、を指示する。
(2)プリンタコントローラは、あるページについての
表面印刷、裏面印刷において、共通して次の処理を行
う。
(i) 改頁条件を検出するまで、描画を行う。
(ii) 改頁条件を検出したら、以下の印刷処理を行
う。
給紙部の確認と指示 排紙部の確認と指示 印刷指示 上記従来技術については、特公昭61−16976号公報の
発明に記載されている。その他、関連する公知例として
特開昭60−5333号公報記載の発明がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、プリンタや両面印刷につい
ての制御に関する知識を知った上で、ホストコンピュー
タがページ切り出し、一ページ置きの奇数ページ用印刷
コマンドの作成と一ページ置きの偶数ページ用印刷コマ
ンドの作成、中間トレイの給紙部、排紙部としての利用
指示、及びプリンタ内中間トレイ容量のオーバ防止制
御、等を制御プログラムにて行う必要があり、ホストコ
ンピュータ側の制御プログラムの開発負担が大きいとい
う問題点があった。
また、上記制御プログラムはプリンタの仕様への依存
度が大きいため、複数種類のプリンタをサポートするた
めには、ホストコンピュータがプリンタ数分の制御プロ
グラムを開発し、実装しなければならないという問題点
もあった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、ホ
ストコンピュータの開発負担が少なく、スループットが
高い、両面印刷機能を有する印刷システムを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ホストコンピュータとプリンタコントロ
ーラと両面印刷機構付きのプリンタとからなり、ホスト
コンピュータがプリンタコントローラに印刷コマンドを
送信し、プリンタコントローラは受信した上記印刷コマ
ンドを解釈、実行し、プリンタに印刷を指示する印刷シ
ステムにおいて、ホストコンピュータ上にプリンタコン
トローラに、片面印刷/両面印刷を指定するための片面
・両面印刷指定コマンド発行手段を設け、ホストコンピ
ュータが上記片面・両面印刷指定コマンド発行手段によ
り両面印刷を指示すると、プリンタコントローラが本コ
マンドの解釈、実行後、以後の印刷コマンド列を両面印
刷モードにて解釈、実行するための両面印刷制御手段
を、プリンタコントローラに設ける。さらに、この両面
印刷制御手段を、前半処理部と後半処理部により構成
し、前記前半処理部をページ通しNo更新部、奇数ページ
・偶数ページ判定部、奇数ページ処理部、偶数ページ処
理部、により構成し、前記後半処理部を裏面ページNo更
新部、裏面印刷部により構成し、 前記前半処理部がページ通しNoをページ通しNo更新部
により更新しながら、ページ通しNoの偶奇を奇数ページ
・偶数ページ判定部により判定し、奇数なら奇数ページ
処理部により用紙表面への印刷を行い、表面印刷の終わ
った用紙を一旦中間トレイに格納し、偶数なら偶数ペー
ジ処理部によりその偶数ページ用印刷コマンド列の先頭
アドレスと長さを第1の制御テーブルに設定し、 前記後半処理部が各偶数ページについての用紙裏面へ
の印刷を、前記前半処理部にて設定した第1の制御テー
ブルの内容を参照しながら、裏面印刷処理部を用いて、
中間トレイから給紙して行うようにすることで、達成す
ることができる。
また、上記の目的を達成するために以下の構成のであ
る印刷装置とした。印刷用紙の両面に印刷可能であっ
て、前記印刷用紙のうち片面を印刷した印刷用紙を保持
する印刷用紙保持手段を有する印刷装置において、両面
印刷を実行するよう指示された場合、前記印刷用紙保持
手段に保持可能な枚数および印刷すべき文書の枚数のう
ちいずれか一方まで前記印刷用紙の片面を印刷し、前記
印刷用紙保持手段に前記片面が印刷された印刷用紙を保
持し、前記保持手段に保持された印刷用紙の未印刷面に
印刷を行うことを特徴とする印刷装置である。
〔作用〕
ホストコンピュータが前記片面・両面印刷指定コマン
ド発行手段を用いて、文書第一ページの先頭にて両面印
刷を指定する。プリンタコントローラは本片面・両面印
刷指定コマンドの解釈、実行後、両面印刷制御手段を用
いて、以後の印刷コマンド列を両面印刷モードにて解
釈、実行する。
両面印刷制御手段は、ページ通しNoを0として初め
に、前記前半処理部を起動する。本前半処理部は、ペー
ジ通しNo更新部によりページ通しNoを更新し、それの偶
奇を奇数ページ・偶数ページ判定部により判定し、奇数
の場合奇数ページ処理部を起動する。
本奇数ページ処理部は本奇数ページについての描画
を、改頁条件を検出するまで行った後、給紙部を中間ト
レイ以外の外部カセット、排紙部を中間トレイとする用
紙表面への印刷を行い、出来上がった用紙を一旦中間ト
レイへ格納する。
前記奇数ページ・偶数ページ判定部にて偶数と判定さ
れた場合、奇数ページ処理部を起動する。本偶数ページ
処理部は本偶数ページについての印刷コマンド列の解釈
を改頁条件を検出するまで行いながら、各裏面ページ用
コマンド列の先頭アドレスと長さ等の情報を前記第1の
制御テーブルに書き込む。
本前半処理部は、中間トレイ格納枚数が中間トレイ容
量を超える、又は文書終了を検出するという前半処理終
了条件が成立するまで繰り返される。本前半処理終了条
件が成立すると、前半処理を終了した後、前記後半処理
部を起動する。
前記後半処理部は、裏面ページNo更新部により裏面ペ
ージNoを更新した後、裏面印刷部を起動する。本裏面印
刷部は、先に作成した前記第1の制御テーブルを参照し
て、本偶数ページについての描画処理を行った後、給紙
部を中間トレイ、排紙部を中間トレイ以外の外部トレイ
とする用紙裏面への印刷を行う。本裏面印刷により、一
枚の用紙の表裏への両面印刷が終わる。
本後半処理部は、前記第1の制御テーブルに登録され
ているすべての裏面ページを処理する、又は文書終了を
検出するという後半処理終了条件が成立するまで繰り返
される。本後半処理終了条件が成立すると、後半処理を
終了した後、終了条件が文書終了なら本両面印刷制御手
段の処理をホストコンピュータからの次の文書受信待ち
状態とする。終了条件が文書終了でないなら再び前半処
理を起動する。
以上のように、ホストコンピュータが文書先頭にて両
面印刷の指定を行った後、通常の印刷コマンド列を送信
すれば、プリンタコントローラが前半処理にて奇数ペー
ジについては表面印刷、偶数ページについては印刷コマ
ンド列アドレスの登録を、中間トレイ容量の範囲で行
い、後半処理にて裏面印刷を行うことにより、両面印刷
を行うことができるので、ホストコンピュータ側の開発
負担が少なく、ホストコンピュータ上記制御プログラム
のプリンタ仕様への依存度の小さい印刷システムを実現
することができる。
ところで、両面印刷では中間トレイを給紙部として利
用した後、排紙部として利用するよう切替る際、プリン
タ機構上処理時間が増大する。従って、中間トレイ容量
をフルに活用し、本切替回数を少なくすることがスルー
プット向上のポイントである。
本印刷システムでは、中間トレイ容量をフルに活用
し、中間トレイが満杯になるまで前半処理を続けるた
め、中間トレイの前半処理での排紙部としての利用か
ら、後半処理での給紙部としての利用への切替回数を最
小にできるため、スループットを向上することができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の第一実施例を第1図の構成例を用いて
説明する。
本印刷システムは、ホストコンピュータ10、プリンタ
コントローラ11、及び中間トレイ方式の両面印刷機構付
きのプリンタエンジン部1Aからなる。
プリンタコントローラ11は、コマンド受信部12、コマ
ンドバッファ部13、コマンド処理部14、ページバッファ
部18、及びプリンタ制御部19からなる。
ホストコンピュータ10が送信した印刷コマンドはコマ
ンド受信部12が受信し、コマンドバッファ部13へ格納さ
れる。以後、印刷コマンドを単にコマンドと呼ぶことも
ある。コマンドバッファ部13内のコマンドはコマンド処
理部14により処理され、その実行結果である文字、図
形、イメージ等の描画データは、ページバッファ部18へ
格納される。ページバッファ部18内のデータは、プリン
タ制御部19が読出し、プリンタエンジン部1Aが受信でき
る形式の信号に変換して、プリンタエンジン部1Aへ出力
される。
プリンタエンジン部1Aは入力された信号に従って、用
紙面上への印刷を電子写真印刷メカニズムやワイヤドッ
ト印刷メカニズムを用いて行う。
本実施例の特徴は、ホストコンピュータ10内にプリン
タコントローラに対し、片面印刷/両面印刷を指定する
ための片面・両面印刷指定コマンド発行手段を設けると
ともに、プリンタコントローラ内のコマンド処理部14に
片面・両面印刷指定コマンド処理部15、片面印刷制御部
16、及び両面印刷制御部17を設けたことである。
ホストコンピュータ10は、第一ページ先頭にて上記片
面・両面印刷指定コマンド発行手段101を用いて、両面
印刷を指定する。
プリンタコントローラ11においては本コマンド実行
後、両面印刷制御部17が、以後の印刷コマンド列を両面
印刷モードにて解釈、実行し、プリンタエンジン部1Aに
両面印刷を指示する。
両面印刷制御部17は、前半処理部171と後半処理部179
により構成する。前記前半処理部171はページ通しNo更
新部172、奇数ページ・偶数ページ判定部173、奇数ペー
ジ処理部174、偶数ページ処理部175により構成する。
後半処理部179は、裏面ページNo更新部17A、裏面印刷
部17Bにより構成する。
両面印刷制御部17は、ページ通しNoを0として初め
に、前半処理部171を起動する。本前半処理部171は、ペ
ージ通しNo更新部172によりページ通しNoを更新し、そ
れの偶奇を奇数ページ・偶数ページ判定部173により判
定し、奇数の場合奇数ページ処理部174を起動する。
本奇数ページ処理部174は本奇数ページについての描
画処理を、改頁条件を検出するまで描画部174−1にて
行った後、給紙部を中間トレイ以外の外部カセット、排
紙部を中間トレイとする用紙表面への印刷を印刷部174
−2にてプリンタ制御部19へ指示し、印刷の終わった用
紙を一旦中間トレイへ格納する。なお、奇数ページ処理
部は用紙表面への印刷を行うので、表面印刷部とも呼
ぶ。
奇数ページ・偶数ページ判定部173にて偶数と判定さ
れた場合、偶数ページ処理部175を起動する。本偶数ペ
ージ処理部175は本偶数ページについての印刷コマンド
列の解釈を改頁条件を検出するまで行いながら、各裏面
ページ用コマンド列の先頭アドレスと長さ等の情報を第
1の制御テーブル176に書き込む。
本前半処理部171は、中間トレイ格納枚数が中間トレ
イ容量を超える、又は文書終了を検出するという前半処
理終了条件が成立するまで繰り返される。本前半処理終
了条件が成立すると、前半処理を終了した後、前記後半
処理部179を起動する。
後半処理部179は、裏面ページNo更新部17Aにより裏面
ページNoを更新した後、裏面印刷部17Bを起動する。本
裏面印刷部17Bは、先に作成した第1の制御テーブル176
を参照して、本偶数ページについての描画処理を描画部
17B−1にて行った後、給紙部を中間トレイ、排紙部を
中間トレイ以外の外部トレイとする用紙裏面への印刷を
印刷部17B−2にてプリンタ制御部19へ指示する。本裏
面印刷により、一枚の用紙の表裏への両面印刷が終わ
る。
本後半処理部179は、第1の制御テーブル176に登録さ
れているすべての裏面ページを処理する、又は文書終了
を検出するという後半処理終了条件が成立するまで繰り
返される。本後半処理終了条件が成立すると、後半処理
を終了した後、終了条件が文書終了なら本両面印刷制御
部17の処理をホストコンピュータからの次の文書受信待
ち状態とする。終了条件が文書終了でないなら再び前半
処理部171を起動する。
次に第2図を用いて、第1の制御テーブル176を説明
する。第1の制御テーブル176は、(i)裏面スタート
ページNo(JS)21、(ii)裏面ラストページNo(je)2
2、(iii)文書終了ページNo23、(iv)前半処理にて処
理した各偶数ページ用印刷コマンド列の先頭アドレスと
長さ24〜26からなる。
前記前半処理部171にて、各偶数ページ用印刷コマン
ド列のページ区切りを改頁上として検出しながら、上記
(i)から(iv)の内容を書き込む。(i)は後半処理
部179の起動時に参照され、(ii)と(iii)は後半処理
部179の終了条件判定にて参照される。(iv)は偶数ペ
ージについての裏面印刷処理にて参照される。
次に、本実施例における両面印刷制御部17の処理手順
を、第3図のPAD(Problem Analysis Diagram)を参照
しながら、説明する。
本両面印刷制御部17のメイン30は、初めにページ通し
Noの初期値iを0、前半・後半フラグを前半とした後
(31)、前半処理33を行う。
前半処理33は、前記第1の制御テーブル176上の裏面
スタートページNo js(21)にページ通しNo値+2をセ
ットした後(331)、前述した前半処理終了条件が成立
するまで、前半処理を繰り返す(332)。
本繰返し処理では、ページ通しNo iを一ずつ更新した
後(333)、ページ通しNo iの偶奇を奇数ページ・偶数
ページ判定部173にて判定する。iが奇数なら奇数ペー
ジ処理334を行い、偶数なら偶数ページ処理335を行う。
前半処理終了条件が成立した場合(332)、前半処理
終了処理(336)を行う。
前半処理終了処理(336)では、前半・後半フラグを
後半にセットし(336−1)、本終了条件が文書終了の
場合、第1の制御テーブル上の文書終了ページNo(23)
をセットした後(336−2)、前半処理を終了し、後半
処理を起動する(336−3)。
後半処理35は、裏面ページNo jの初期値に前記裏面ス
タートページNo値js(21)−2をセットした後(35
1)、前述した後半処理終了条件が成立するまで、後半
処理を繰り返す(352)。
本繰返し処理では、裏面ページNo jを2ずつ更新した
後(353)、裏面ページNo jについての裏面印刷処理を
行う(354)。
後半処理終了条件が成立した場合(352)、後半処理
終了処理(355)を行う。
後半処理終了処理(355)では、本終了条件が文書終
了の場合、本両面印刷制御部メイン処理を次の文書用コ
マンドの受信待ち状態にする(355−1)。本終了条件
が文書終了でない場合、前半・後半フラグを前半にセッ
トし(355−2)、ページ通しNo iを裏面エンドページ
通しNo je(第1の制御テーブル上の22)にセットした
後(355−3)、後半処理を終了し、前半処理を起動す
る(355−4)。
奇数ページ処理334では、第3図(b)に示すよう
に、改頁条件を検出するまで描画を行う(334−1)。
続いて給紙部確認を行い、プリンタエンジン部1Aのすべ
ての給紙部状態、現在選択されている給紙部等を調べ
(334−2)、給紙部の切替が必要なら給紙部指示を行
う(334−3)。排紙部についても、排紙部確認を行い
プリンタエンジン部1Aのすべての排紙部状態、現在選択
されている排紙部等を調べ(334−4)、排紙部の切替
が必要なら排紙部指示を行う(334−5)。続いて、印
刷指示を行いページバッファ部18上の描画データのプリ
ンタエンジン部1Aへの読出しをプリンタ制御部19に指示
した後(334−6)、プリンタエンジン部1Aからの排紙
終了を確認し(334−7)、奇数ページ処理334を終了す
る。
偶数ページ処理335では、第3図(c)に示すよう
に、始めに裏面エンドページNo jeに本偶数ページNoの
値を更新セットし(335−1)、裏面ページj用印刷コ
マンド列の先頭アドレスを更新セットする(335−
2)。以上、335−1と335−2のセットは、前記第1の
制御テーブルについて行う。
続いて、改頁条件を検出するまで、次の処理を繰り返
す。
コマンド解釈を行う(335−3)。
裏面ページj用印刷コマンド列の長さを、にて解
釈したコマンドの分だけ増すことにより、更新セットす
る(335−4)。
コマンドが後述する、第2の制御テーブルや第4の
制御テーブル関係のものであれば、対応する処理を行う
が、本実施例では第2の制御テーブル、第4の制御テー
ブルを設けないため、コマンドについての実際の処理は
行わず(335−7)、次のコマンド解釈を行う(335−
3)。
裏面印刷処理354では、第3図(d)に示すように、3
34の奇数ページ処理と同様の手順を用いて、描画、給紙
部確認、給紙部指示、排紙部確認、排紙部指示、印刷指
示、及び排紙確認を行う。
第1図の各部は、マイクロプロセッサ、RAM、ROM、LS
I、論理IC、電子写真印刷メカニズム、ワイヤドット印
刷メカニズム等を用いて、実現することができることは
後で述べる。
本実施例によれば、ホストコンピュータが文書先頭に
て両面印刷の指定を行った後、通常の印刷コマンド列を
送信すれば、プリンタコントローラが前半処理にて奇数
ページについては表面印刷、偶数ページについては印刷
コマンド列アドレスの登録を、中間トレイ容量の範囲で
行い、後半処理にて裏面印刷を行うことにより、両面印
刷を行うことができるので、ホストコンピュータ側の開
発負担が少なく、ホストコンピュータ上記制御プログラ
ムのプリンタ仕様への依存度の小さい印刷システムを実
現することができる。
ところで、両面印刷では中間トレイを給紙部として利
用した後、排紙部として利用するよう切替る際、プリン
タ機構上処理時間が増大する。従って、中間トレイ容量
をフルに活用し、本切替回数を少なくすることがスルー
プット向上のポイントである。
本印刷システムでは、中間トレイ容量をフルに活用
し、中間トレイが満杯になるまで前半処理を続けるた
め、中間トレイの前半処理での排紙部としての利用か
ら、後半処理での給紙部としての利用への切替回数を最
小にできるため、スループットを向上することができ
る。
次に本発明の第二実施例を説明する。本実施例では、
両面印刷をホストコンピュータ10からプリンタコントロ
ーラ11に印刷コマンドにて指定する際、各表面ページと
各裏面ページについて、紙サイズと印刷部数を別々に指
定する。その理由は、片面印刷におけるページ毎に独立
な指定を、両面印刷でも採用したからである。
本指定方法では、一対の対応する表面と裏面の紙サイ
ズ、印刷部数の指定値が一致しないことがある。
この一致しない指定値のままで、プリンタコントロー
ラ11がプリンタエンジン部1Aに印刷を指示すると、望み
の印刷結果が得られず、さらにプリンタエンジン部1Aに
ても紙ジャムエラー、中間トレイについての用紙なし、
用紙残留エラー等が発生する可能性が高いという問題点
がある。
本実施例では、前記表面と裏面の仕様の不一致を検出
し、それに対処し、問題点を解消する。
そのため、第1図(b)のように、第2の制御テーブ
ル177を設けるとともに、第2の制御テーブルの作成部1
74−3と表面・裏面の仕様不一致検出部175−2を設け
る。
第2の制御テーブル177には、前半処理部171にて処理
した、各偶数ページについての紙サイズと印刷部数を、
第4図のように記入する。
第2の制御テーブル177のアクセス方法を次に示す。
(i) 前半処理部171内の奇数ページ処理部174におい
て、描画部174−1は紙サイズや印刷部数の指定コマン
ドを実行すると、第2の制御テーブルの作成部174−3
を起動し、その奇数ページについての紙サイズや印刷部
数の指定値を177の制御テーブルに登録する。
(ii) 前半処理部171内の偶数ページ処理部175は、本
偶数ページjについての紙サイズと印刷部数の指定値
が、本偶数ページjに対応する奇数ページj−1につい
ての対応値(第2の制御テーブル内の登録値)と一致し
ているかを、表面裏面の仕様不一致検出部175−2にお
いて調べる。本仕様不一致を検出すると、対応するエラ
ー処理を起動する。エラー処理の仕様は、次に示す二つ
のうちのいずれを用いても良い。
(a) 表面・裏面の仕様不一致エラー処理:方法1 (i) 本エラーのエラーコードをホストコンピュータ
10へ送信する。エラーコードとともに、本エラーの発生
した奇数ページ通しNo、仕様の不一致項目(紙サイズ又
は印刷部数)も送信することが、ホストコンピュータ10
のエラー処理にとって、望ましい。
(ii) 本文書の印刷を終了する。
(b) 表面・裏面の仕様不一致エラー処理:方法2 (i) (a)の場合と同様、エラーコード等の情報を
ホストコンピュータ10へ送信する。
(ii) 奇数ページにおける指定と偶数ページにおける
指定が一致しない場合、偶数ページにおける指定を無視
し、奇数ページにおける指定値を用いて印刷を行う。
逆に、奇数ページにおける指定を無視し、偶数ページ
における指定値を用いて印刷することもできるが、この
場合既に奇数ページについて完了した表面印刷を異なる
紙サイズや印刷部数についてやり直す必要がある。
なお、紙サイズや印刷部数以外の印刷条件、例えば給
紙部、排紙部についても、以上と同様に不一致を検出
し、エラー処理を行うことができる。
本実施例によれば、プリンタコントローラ11が表面・
裏面の仕様不一致エラーを検出した後、以上のように印
刷を停止、又は続行することで、前記問題点を解消する
ことができるので、印刷システムの信頼性、スループッ
トを向上できるという効果がある。
次に本発明の第三実施例を説明する。ホストコンピュ
ータ10からプリンタコントローラ11への紙サイズ、印刷
部数等の描画条件、印刷条件は、各ページ先頭にて印刷
コマンドにより指定する。これらのコマンドの指定省略
時の仕様として、次の二つがある。ここで、描画条件と
しては、紙サイズ、フォント種類、フォントサイズ、行
ピッチ、列ピッチ、印字方向(ポートレート又はランド
スケープ)、等があり、印刷条件としては、紙サイズ、
紙縦・横方向、給紙部、排紙部、等がある。
これらのコマンドの指定省略時の仕様として、次の二
つがある。
(i) ページが更新される度に、すべての描画条件と
印刷条件を初期化する。印刷コマンドにて指定された描
画条件、印刷条件のみを本初期値から変更する。
(ii) ページが更新されても、描画条件と印刷条件は
新しいページに引き継がれる。印刷コマンドにて指定さ
れた描画条件、印刷条件のみを本前ページ設定値から変
更する。
本実施例は、(i)の仕様にて両面印刷を行うための
ものである。そのため、すべての描画条件と印刷条件を
記述するための第3の制御テーブル(第5図参照)178
を設けるとともに、本制御テーブルを次のようにアクセ
スする。
前半処理部171内の前記描画部174−1の処理、及び後
半処理部179内の前記描画部17B−1の処理にて、改頁条
件を検出し、ページが更新される度に、すべての描画条
件と印刷条件を初期化する。
以後本ページについて、印刷コマンドにて指定された
描画条件、印刷条件のみを本初期値から変更する。
本実施例によれば、前記(i)のコマンド指定省略仕
様において両面印刷を実行することができるので、ホス
トコンピュータが各ページについてすべての描画条件と
印刷条件を設定し直さないで済むという効果がある。
次に本発明の第四実施例を説明する。本実施例は、ホ
ストコンピュータ10からプリンタコントローラ11への描
画条件、印刷条件の印刷コマンドによる指定を省略時の
仕様として、第三実施例の(ii)に示した仕様を用いて
両面印刷を行うためのものである。
そのため、前半処理部171が処理するすべてのページ
通しNoについての描画条件と印刷条件を記述するため
の、第4の制御テーブル178(第6図参照)を第4の制
御テーブルの換わりに設ける。
本第3の制御テーブル178は次のようにアクセスす
る。
(a) 前半処理部によるアクセス 〔ページ通しNo js−1についての処理〕 奇数ページ処理部内の描画部174−1が、第4の制御
テーブル内の本ページ用フィールド61に、本テーブル内
の前ページ用フィールドのすべての描画条件と印刷条件
を一旦コピーする。その後、印刷コマンドにて指定され
た描画条件と印刷条件のみを本ページ用フィールドにつ
いて、更新設定する。
ページ通しNo js−1が1の場合、前記コピーの替わ
りに、描画条件と印刷条件の初期値の設定を行う。
〔ページ通しNo jsについての処理〕 偶数ページ処理部175が、第4の制御テーブル内の本
ページ用フィールド62に、本テーブル内の前ページ用フ
ィールドのすべての描画条件と印刷条件を一旦コピーす
る。その後、印刷コマンドにて指定された描画条件と印
刷条件のみを本ページ用フィールドについて、更新設定
する。
〔ページ通しNo jeについての処理〕 以下同様にして前半処理終了条件が成立するまで前半
処理部にて処理をすすめ、ページ通しNo jeについての
処理の行った後、後半処理部へ移る。
(b) 後半処理部によるアクセス 裏面ページNo jが、前記第1の制御テーブルの裏面
スタートページNo js(21)と裏面エンドページNo je
(22)の範囲で、裏面印刷部17Bが、前述した裏面印刷
を繰り返す。この時、に示すように第4の制御テーブ
ルをアクセスする。
裏面ページNo jについて、描画部17B−1が描画処
理を行い、処理部17B−2が印刷処理を行う。この時、
前記前半処理部にて先に第4の制御テーブルに設定した
描画条件と印刷条件を用いる。
前記第4の制御テーブルにおける各ページ対応のフィ
ールド数は、中間トレイ容量数分だけ設ければ十分であ
る。
また、本第4の制御テーブルにおける各ページ対応の
フィールドのクリアは、前記(b)にて裏面ページNo
jについての参照処理が完了した時点で行う。この時点
で、第4の制御テーブルのページNo jとj−1用のフィ
ールドの内容をクリアする。
なお、後半処理部の終了後、前半処理部を起動する場
合には、裏面エンドページNo je用フィールドのクリア
は、上記時点では行わない。この場合、前半処理部の初
めに、前記(a)に示した処理を行い、本フィールド
の参照を完了してからクリアする。
また、本実施例においては、前記第2の制御テーブル
を前記第4の制御テーブルの一部として共用することに
より、第2の制御テーブルを省くことができる。
本実施例によれば、前記(ii)のコマンド指定省略仕
様において両面印刷を実行することができるので、ホス
トコンピュータが各ページについてすべての描画条件と
印刷条件を設定し直さないで済むという効果がある。
次に本発明の第五実施例を説明する。
本実施例は、コマンドバッファにページの途中までし
かコマンドが入っていない場合に両面印刷を行うための
ものである。次に処理手順を示す。本実施例において
は、ページバッファ部18に総数3ページ分のページバッ
ファがあり、それらを順に使いながら各ページ通しNoに
ついての描画と印刷を並行して行い、スループットを高
めている。ページバッファ総数が3以外でも、同様に処
理できる。
(1) 〔コマンドバッファに奇数ページの途中までし
かコマンドが入っていない場合〕 (a) コマンドバッファの状態が第7図(a)である
と仮定する。前半処理部171にて、1,3,5ページの表面印
刷を行い、中間トレイに格納した後、7ページの前半を
ページバッファ1に描画し、コマンドバッファの終わり
を検出する。
(b) 続いて、両面印刷制御部17は、7ページめ前半
の描画結果を残さず、全てのページバッファを用い後半
処理を後半処理部179により行う。後半処理部179の処理
手順を次に示す。
後半処理を2ページから6ページについて行う。こ
の時、ページバッファはNo1,2,3を全て使う。
7ページの前半をページバッファ1に描画する。
コマンドバッファを空にする(ポインタ操作)。
次のコマンド(第7図(b)に示す)を受信する。
7ページ後半から文書終了まで、前半処理を行う。
8ページから文書終了まで、後半処理を行う。
(2) 〔コマンドバッファに偶数ページの途中までし
かコマンドが入っていない場合〕 (a) コマンドバッファの状態が第8図(a)である
と仮定する。両面印刷制御部17は、前半処理部171に
て、1,3,5,7ページの表面印刷を行い、中間トレイに格
納した後、8ページめ前半についての偶数ページ処理に
てコマンドバッファの終わりを検出する。
(b) 続いて、両面印刷制御部17は、以下の手順を実
行する。
後半処理を2ページから6ページについて行う。こ
の時、ページバッファはNo1,2,3を全て使う。
8ページの前半をページバッファ1に描画する。
コマンドバッファを空にする(ポインタ操作)。
次のコマンド(第8図(b)に示す)を受信する。
8ページめ後半をページバッファ1に描画した後、
8ページについての裏面印刷を行う。
9ページから文書終了まで、前半処理を行う。
10ページから文書終了まで、後半処理を行う。
なお、(1)の奇数ページ途中までしかコマンドバッ
ファに入っていない場合の処理手順において、(b)の
処理を次に示す(b)′のようにしてもよい。
(b)′ 続いて、両面印刷制御部17は、7ページめ前
半の描画結果をページバッファ1上に残し、ページバッ
ファ2と3を用い後半処理を後半処理部179により行
う。後半処理部179の処理手順を次に示す。
後半処理を2ページから6ページについて行う。こ
の時、ページバッファはNo2と3のみを使う。
コマンドバッファを空にする(ポインタ操作)。
次のコマンド(第7図(b)に示す)を受信する。
7ページ後半から文書終了まで、前半処理を行う。
8ページから文書終了まで、後半処理を行う。
但し、(b)′の方法は、ページバッファ総数が2以
上でないと、適用できない。
本実施例によれば、ホストコンピュータが印刷コマン
ド列をページ区切りを意識しないでプリンタコントロー
ラへ送信し、コマンドバッファにページの途中までしか
コマンドが入っていない場合でも、両面印刷を支障なく
行うことができるという効果がある。
上述した実施例におけるプリンタコントローラのハー
ドウェア構成の一具体例を第9図を用いて説明する。プ
リンタコントローラは、CPUバス101、ホスト通信コント
ローラ102、CPU103、ROMメモリ104、浮動少数点演算コ
プロセッサ105、サブCPU106、ユーザ操作パネル107、イ
メージ回転用LSI108、プリンタメモリコントローラ10
9、及びDRAMメモリ110からなる。
CPUバス101は、CPU103の各種入出力信号(アドレス信
号、データ信号、その他の制御信号)からなる。CPU103
は本CPUバス101を介して、102,105,106,108,109等の周
辺コントローラや104,110等のメモリと入出力を行う。
ここで、第1図(a)との機能図との対応を考えると、
第1図のコマンド受信部はホスト通信コントローラ102
とCPU103に、コマンド処理部14はCPU103に、プリンタ制
御部19はサブCPU106とプリンタメモリコントローラ109
に、コマンドバッファ部13とページバッファ部18とはDR
AMメモリ110に相当する。
ホスト通信コントローラ102は、プリントコントロー
ラがホストコンピュータ10と通信を行うためのコントロ
ーラである。本通信(ホストI/Fと呼ぶ)の物理I/Fとし
てはSCSI(Small Computer System Interface),RS232
C,RS422,GP−IB(general purpose interfacebus),セ
ントロニクス,DHLC(High−Level Data Link Control)
等を用い、使用する物理I/Fの種類に応じて本コントロ
ーラ102のハードウェア論理として適切なものを実装す
る。
ROMメモリ104にはプリンタコントローラの初期化立上
げプログラム(IPL(Initial Pro−gram Loading)プロ
グラムとも呼ぶ)と文字フォントの一部を格納する。
DRAMメモリ110には(i)本プリンタコントローラの
制御プログラム、(ii)文字フォントの残り、(iii)
コマンドバッファ部メモリ、(iv)ページバッファ部メ
モリ、及び(v)タスク管理テーブル、ページバッファ
管理テーブル、プリンタ管理テーブル等の各種管理テー
ブル、その他を格納する。これらのうち(i)と(ii)
は前記IPLプログラムにて格納する。また(i)と(i
i)はDRAMメモリ110に格納せず、ROMメモリ104に予め格
納しておいても良い。また逆にROMメモリ104には文字フ
ォントを一切格納せず、すべてDRAMメモリ110に格納し
ても良い。
浮動小数点演算コプロセッサ105はCPU103の指示に従
い浮動小数点演算を行う。イメージ回転用LSI108はCPU1
03による前記ページバッファ部メモリへの文字やイメー
ジの描画処理において、CPU103の指示に従い描画出力の
回転処理を行う。浮動小数点演算コプロセッサ105やイ
メージ回転用LSI108により、描画処理を高速化できる。
なお、105や108は取り除きCPUにて処理することもでき
るが、この場合描画処理の速度は低下する。
サブCPU106は、CPU103の指示に従い、ユーザ操作パネ
ル107やプリンタエンジン部1Aとの間で入出力処理を行
う。
プリンタメモリコントローラ109はDRAMメモリ110の内
容(通常ページバッファ部の内容)のプリンタエンジン
部1Aへの読出し処理とDRAMメモリ110の制御(リフレッ
シュ等)を行う。本読出し処理は内蔵のDMA(Direct Me
mory Access)機能を用いて行い、紙面一ページ分のデ
ータのページバッファ部からの読出しが終了した時点
で、プリンタ制御コントローラ109がCPU103に対し割り
込み信号(CPUバス101内の信号の一部)をアサートし、
CPUによるページ読出し終了割込み処理を起動する。
印刷制御装置はプリンタエンジン部1Aとの間で、サブ
CPU106が信号線111を介し、プリンタメモリコントロー
ラ109が信号線112を介して、ビデオI/Fと呼ぶI/Fに従っ
て、通信を行う。信号線112は、プリンタメモリコント
ローラ109が前述したようにページバッファ部メモリの
内容をプリンタエンジン部1Aへ読出す画像出力信号から
なる。信号線111はサブCPU106がプリンタエンジン部1A
へ問合せや指示のためのコマンドを送信し、プリンタエ
ンジン部1Aから応答ステータスを受信するためのコマン
ドステータス送受信信号及び、前記ページバッファ部メ
モリ内容のプリンタエンジン部1Aへの読出し手順を制御
するための制御信号からなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ホストコンピュータが文書先頭にて
両面印刷の指定を行った後、通常の印刷コマンド列を送
信すれば、プリンタコントローラが前半処理にて奇数ペ
ージについては表面印刷、偶数ページについては印刷コ
マンド列アドレスの登録を、中間トレイ容量の範囲で行
い、後半処理にて裏面印刷を行うことにより、両面印刷
を行うことができるので、ホストコンピュータ側の開発
負担が少なく、ホストコンピュータ上記制御プログラム
のプリンタ仕様への依存度の小さい印刷システムを実現
することができるという効果がある。
また本印刷システムでは、中間トレイ容量をフルに活
用し、中間トレイが満杯になるまで前半処理を続けるた
め、中間トレイの前半処理での排紙部としての利用か
ら、後半処理での給紙部としての利用への切替回数を最
小にできるため、スループットを向上することができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の構成例を示すブロック
図、第2図は第一実施例の第1の制御テーブルを説明す
るための図、第3図は第一実施例の処理手順を説明する
ための図、第4図は第二実施例の第2の制御テーブルを
説明するための図、第5図は第三実施例の第3の制御テ
ーブルを説明するための図、第6図は第四実施例の第3
の制御テーブルを説明するための図、第7図と第8図は
第五実施例におけるコマンドバッファ状態を説明するた
めの図、第9図は本発明の実施例を実現するための具体
的回路構成のブロック図、である。 符号の説明 10……ホストコンピュータ 11……プリンタコントローラ 12……コマンド受信部、13……コマンドバッファ部 14……コマンド処理部 15……片面・両面印刷指定コマンド処理部 16……片面印刷制御部、17……両面印刷制御部 18……ページバッファ部、19……プリンタ制御部 1A……プリンタエンジン部 171……前半処理部、174……奇数ページ処理部 175……偶数ページ処理部 176……第1の制御テーブル 177……第2の制御テーブル 178……第3の制御テーブル又は第4の制御テーブル 179……後半処理部 17B……裏面印刷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−146569(JP,A) 特開 昭61−185470(JP,A) 特開 平1−160661(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷コマンドに基づいたプリント情報を生
    成するプリンタコントローラにおいて、 上記印刷コマンドを格納するバッファ手段と、 上記バッファ手段から印刷コマンドを読込み、上記印刷
    コマンドにより両面印刷を実行するよう指示された場合
    には、印刷用紙の片面を印刷するための第1のプリント
    情報と、上記印刷用紙の未印刷面に印刷するための第2
    のプリント情報とを印刷コマンドから生成するコマンド
    処理手段と、 上記第1のプリント情報と上記第2のプリント情報とに
    印刷仕様の不一致があるか否かを判定し、不一致がある
    場合には所定のエラー処理を行うエラー処理手段とを備
    えたことを特徴とするプリンタコントローラ。
  2. 【請求項2】印刷コマンドに基づいたプリント情報を生
    成するプリンタコントローラにおける印刷制御方法にお
    いて、 読み込んだ上記印刷コマンドにより両面印刷を実行する
    よう指示された場合には、印刷用紙の片面を印刷するた
    めの第1のプリント情報と上記印刷用紙の未印刷面に印
    刷するための第2のプリント情報とを上記印刷コマンド
    から生成し、 上記第1のプリント情報と上記第2のプリント情報とに
    印刷仕様の不一致があるか否かを判定し、不一致がある
    場合には所定のエラー処理を行う印刷制御方法。
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