JP2775908B2 - コードリール - Google Patents

コードリール

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JP2775908B2
JP2775908B2 JP1274080A JP27408089A JP2775908B2 JP 2775908 B2 JP2775908 B2 JP 2775908B2 JP 1274080 A JP1274080 A JP 1274080A JP 27408089 A JP27408089 A JP 27408089A JP 2775908 B2 JP2775908 B2 JP 2775908B2
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JP
Japan
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reel
cord
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lid
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JP1274080A
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博 松尾
勝久 柴田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭の電気製品等に取り付けられるコ
ードリールに関するものである。
従来の技術 近年、電気製品におけるコードは、後かたづけの便利
性の点からコードリールを応用したものが多くなってい
る。
従来、この様なコードリールにおいては、第2図に示
すものが一般的であった。つまり第2図において、51は
中央近傍に板状の導電体でできた接点受け52を有する上
蓋であり、下方には前記接点受け52にバネ性を有して押
圧する電気接点53を有する回転リール54がある。回転リ
ール54の電気接点板53の外周には、上壁55と下壁56でで
きた側方溝のコード収納部57があり、コード58が巻きつ
けてある。尚、コード58と電気接点板53は電気導通路を
形成する様溶接等で接続されている。59は回転リール54
の中央部に配置された開口穴であり、回転リール54の下
方を覆う下蓋60の支軸61が挿入されている。62は回転リ
ール54に回転付勢力を与える回転バネであり、回転リー
ル54の下面に配置してある。
発明が解決しようとする課題 このような従来のコードリールにおいては、通常下蓋
はポリプロピレン樹脂などの可塑性樹脂で成形される
が、通電中に、コード58の自己発熱による下蓋の軟化と
電気接点板53の押圧付勢力により、下蓋56が下方へふく
らみ、電気接点板53と接点受け52の接触部の距離が離れ
て、電気導通不良が発生していた。
本発明は、上記課題を解決するもので、電気接点板と
接点受けの確実な接触を確保し、電気的に安全な器具を
提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、中央上面に設け
られた電気接点板と、外周には上壁と下壁とからなるコ
ード収納部を有してコードを巻き付けた回転リールと、
前記回転リールの下方を覆うと共に回転リールの支軸を
有する下蓋と、前記電気接点板と当接して電気導通する
接点受けと、回転リール上方を覆う上蓋とを備え、電気
接点部下方近傍の下蓋外面には、他の部材と当接し位置
規正される突起部を設けたことを特徴とするコードリー
ルとする。
作 用 本発明は、上記構成により、下蓋に突起部を設け、該
突起部が他部材との当接で位置規正されているので、コ
ード通電中で、コードの自己発熱による下蓋の軟化と電
気接点板の押圧付勢力下の条件でも下蓋は下方にふくら
むことがなく、電気接点板と接点受けの接触部の電気不
良のない安全な器具が得られるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図を参照にしながら説
明する。図において、1は中央近傍に板状の導電体でで
きた接点受け2を有する上蓋であり、下方には前記接点
受け2にバネ性を有して当接する電気接点板3を有する
回転リール4がある。回転リール4の電気接点板3の外
周には、上壁5と下壁6でできた側方溝のコード収納部
7があり、コード8が巻きつけてある。尚、コード8と
電気接点板3は電気導通路を形成するよう溶接等で接続
されている。9は回転リール4の中央部に配置された開
口穴であり、回転リール4の下方を覆う下蓋10の支軸11
が挿入されている。12は回転リール4に回転付勢力を与
える回転バネであり、回転リール4の下面配置されてい
る。13は電気接点板3下方近傍の下蓋10外面に設けられ
た突起部であり、他の部材14(例えば床面など)と当接
し、外方側への位置規正がされている。
上記構成において、その作用を説明する。
コードリールは通常発熱体を通電する等の電気連絡機
能として存在する。従って、コード8には電気が流れ、
その自己発熱の熱によって通常ポリプロピレン等で成形
される下蓋10は軟化又は熱膨張して電気接点板3の付勢
力の影響で外方にふくらむ。このため、回転リール4そ
のものの位置も下蓋10からの支持力がなくなり下方へ下
がり、電気接点板3と接点受け2の当接圧力は低下す
る。これによって、電気的接触抵抗の増大により異常発
熱し火災等の危険性が生じる。しかしながら本実施例は
下蓋10の電気接点板3下方近傍外面に他の部材(例えば
床面)と当接し、外方側への位置規正を行う突起部13が
あるため、ふくらみが発生せず、従って火災等の危険性
がない、安全なコードリールが提供できるものである。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、電気接点
板下方近傍の下蓋外面に他部材と当接して外方側への位
置規正がされる突起部を有しているので、コード通電時
のコード自己発熱の熱の作用で下蓋が熱膨張した場合で
も下蓋の下方へのふくらみが生じず電気接点部と接点受
けの当接圧力が変化せず、電気接点部の異常発熱による
火災のない安全な器具が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコードリールの断面
図、第2図は従来のコードリールの側方断面図である。 1……上蓋、2……接点受け、3……電気接点板、4…
…回転リール、5……上壁、6……下壁、7……コード
収納部、8……コード、10……下蓋、11……支軸、13…
…突起部、14……他の部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央上面に設けられた電気接点板と、外周
    には上壁と下壁とからなるコード収納部を有してコード
    を巻き付けた回転リールと、前記回転リールの下方を覆
    うと共に回転リールの支軸を有する下蓋と、前記電気接
    点板と当接して電気導通する接点受けと、回転リール上
    方を覆う上蓋とを備え、電気接点部下方近傍の下蓋外面
    には、他の部材と当接し位置規正される突起部を設けた
    ことを特徴とするコードリール。
JP1274080A 1989-10-20 1989-10-20 コードリール Expired - Lifetime JP2775908B2 (ja)

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JP1274080A JP2775908B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 コードリール

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JPH03138269A JPH03138269A (ja) 1991-06-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844142Y2 (ja) * 1974-12-11 1983-10-06 松下電器産業株式会社 コ−ドリ−ル
JPS5622419Y2 (ja) * 1976-05-28 1981-05-27

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JPH03138269A (ja) 1991-06-12

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