JPS6017200Y2 - 暖房便座 - Google Patents
暖房便座Info
- Publication number
- JPS6017200Y2 JPS6017200Y2 JP1977076923U JP7692377U JPS6017200Y2 JP S6017200 Y2 JPS6017200 Y2 JP S6017200Y2 JP 1977076923 U JP1977076923 U JP 1977076923U JP 7692377 U JP7692377 U JP 7692377U JP S6017200 Y2 JPS6017200 Y2 JP S6017200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet seat
- thermoswitch
- heater wire
- heated
- heated toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toilet Supplies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、暖房便座のサーモスイッチに関するものであ
る。
る。
従来の暖房便座におけるサーモスイッチは、暖房便座の
便座本体にクッション材を介さずして、しかもヒーター
線とは該サーモスイッチの感熱部が外気の温度影響を受
は易い位置に取付けられていた。
便座本体にクッション材を介さずして、しかもヒーター
線とは該サーモスイッチの感熱部が外気の温度影響を受
は易い位置に取付けられていた。
このため、前記暖房便座に大きな衝撃が加えられた時に
はサーモスイッチが故障するという不具合を有し、更に
は、サーモスイッチの温度検知が効率よく行なわれない
という不具合があった。
はサーモスイッチが故障するという不具合を有し、更に
は、サーモスイッチの温度検知が効率よく行なわれない
という不具合があった。
また、前記サーモスイッチ内の接点は、前記暖房便座に
大きな衝撃が加えられた時に通電するように設けられて
いたため、このような場合には通電しないように何らか
の工夫を施す必要がある。
大きな衝撃が加えられた時に通電するように設けられて
いたため、このような場合には通電しないように何らか
の工夫を施す必要がある。
そこで本考案は、前記諸不具合を一挙に解消せしめた暖
房便座のサーモスイッチを提供することをその目的とす
るものである。
房便座のサーモスイッチを提供することをその目的とす
るものである。
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
先ず、全体の概略説明をすると、1は洋式の便器で、そ
の上面は略馬蹄状になっている。
の上面は略馬蹄状になっている。
2は前記便器1の上面に乗せる暖房便座で前記便器1の
上面に沿った馬蹄状に形成した合成樹脂製の便座本体3
内にアルミ箔で覆われたヒーター線4を配設し、前記便
座本体3の下面開口を裏板5で閉塞し、該裏板5にはゴ
ム等からなる脚6を取付けたものである。
上面に沿った馬蹄状に形成した合成樹脂製の便座本体3
内にアルミ箔で覆われたヒーター線4を配設し、前記便
座本体3の下面開口を裏板5で閉塞し、該裏板5にはゴ
ム等からなる脚6を取付けたものである。
7は前記便器1の上面の後部に固着された回転連結具で
、前記暖房便座2の後部と便器蓋8の後部とを夫々が相
対的に回動し得るように取付けている。
、前記暖房便座2の後部と便器蓋8の後部とを夫々が相
対的に回動し得るように取付けている。
壁面9にはスイッチボックス10が着脱自在に取付けら
れている。
れている。
このスイッチボックス10は、前面にスライドスイッチ
11を有し、下面からは四本のコード12.13が伸び
ている。
11を有し、下面からは四本のコード12.13が伸び
ている。
前記二本のコード12は、便座本体3に固着された電源
コード取付口14を通して便座本体3内に導びかれ、第
2図で示す如く、一方のコード12aと他方のコード1
2bとに分かれ、コード12aは後述するサーモスイッ
チ20に、他方のコード12bは接続部材15に接続さ
れている。
コード取付口14を通して便座本体3内に導びかれ、第
2図で示す如く、一方のコード12aと他方のコード1
2bとに分かれ、コード12aは後述するサーモスイッ
チ20に、他方のコード12bは接続部材15に接続さ
れている。
前記接続部材15には前記ヒーター線4の一方端が接続
されている。
されている。
前記ヒーター線4は、便座本体3内を迂回し、その他方
側が後述するサーモスイッチ20の下を通って接続部材
16に接続されている。
側が後述するサーモスイッチ20の下を通って接続部材
16に接続されている。
17は前記ヒーター線4の他端と接続部材16内におい
て連結されたコードで、該接続部材16から引き出され
、途中折り曲げられて再び前記接続部材16を通り、更
には後述するサーモスイッチ20に接続されている。
て連結されたコードで、該接続部材16から引き出され
、途中折り曲げられて再び前記接続部材16を通り、更
には後述するサーモスイッチ20に接続されている。
また、前記二本のコード13は、プラグ18を介して壁
面7に固着されたコンセント19に接続されている。
面7に固着されたコンセント19に接続されている。
次に、本考案の要部の構成を第2図から第4図までの図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
前記サーモスイッチ20は暖房便座2の後部で且つ衝撃
の少ないところ(前記電源コード取付口14の反対側)
に取付けられる。
の少ないところ(前記電源コード取付口14の反対側)
に取付けられる。
具体的には、第3図に示す如く、前記便座本体3の突出
部3aに、シールキャップ21の延在部21aが、クッ
ション材22を介してボルト23によって螺着されるこ
とにより、取付けられている。
部3aに、シールキャップ21の延在部21aが、クッ
ション材22を介してボルト23によって螺着されるこ
とにより、取付けられている。
3bは前記便座本体3の突出部3aに設けられた円形の
凹部で、切欠き3Cと空間部3dを前記ヒーター線4が
通過している。
凹部で、切欠き3Cと空間部3dを前記ヒーター線4が
通過している。
前記サーモスイッチ20は、シールキャップ21の感熱
部21bがクッション材22の弾性力を介して常時前記
ヒーター線4に当接するように組付けられている。
部21bがクッション材22の弾性力を介して常時前記
ヒーター線4に当接するように組付けられている。
最後に、前記サーモスイッチ20の内部構成を第3図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
24は中蓋で、前記ヒーター線4の温度を感知して正逆
方向へ屈曲するバイメタル25を、シールキャップ21
の内面との間で保持している。
方向へ屈曲するバイメタル25を、シールキャップ21
の内面との間で保持している。
また、この中蓋24は、中央に貫通穴25を有している
。
。
26は前記コード12aに接続される端子、27は前記
コード17に接続される端子で、共にサーモベース28
を挾むようにして固定されている。
コード17に接続される端子で、共にサーモベース28
を挾むようにして固定されている。
前記端子26の先端には固定接点29がまた、前記端子
27の先端には板バネ30が夫々固着されている。
27の先端には板バネ30が夫々固着されている。
前記板バネ30の先端には可動接点31が固着されてい
る。
る。
32は前記中蓋24の貫通穴25に上下方向へ移動可能
に遊嵌せしめられた絶縁材から成るガイドピンで、前記
板バネ30によって下方への落下が防止されている。
に遊嵌せしめられた絶縁材から成るガイドピンで、前記
板バネ30によって下方への落下が防止されている。
ところで、前記板バネ30のバネ力は、ガイドピン32
の目方よりも大きく設計されている。
の目方よりも大きく設計されている。
33は外蓋に相当するもので内部機構を水分等で保護す
るために、絶縁材料でモールディングされている。
るために、絶縁材料でモールディングされている。
以上の如き構成において、暖房便座として使用していな
い場合、又は暖房便座としての通常使用の場合に、サー
モスイッチ20の内部機構は、第3図に示す如き状態に
ある。
い場合、又は暖房便座としての通常使用の場合に、サー
モスイッチ20の内部機構は、第3図に示す如き状態に
ある。
つまり、暖房便座として使用しない場合、例えば熱い季
節であれば、スイッチボックス10のスライドスイッチ
11をOFFにしておけばよいが、暖房便座として使用
したい場合、例えば寒い季節であれば、前記スライドス
イッチ11を強、中、弱のいずれかの位置にONする。
節であれば、スイッチボックス10のスライドスイッチ
11をOFFにしておけばよいが、暖房便座として使用
したい場合、例えば寒い季節であれば、前記スライドス
イッチ11を強、中、弱のいずれかの位置にONする。
外気の温度、特に便座本体3の空間部3c内の温度が正
常の温度の場合には、ヒーター線4からの熱が、狭い空
間部3c内を暖ため、更にはクッション材22を介して
常時当接しているサーモスイッチ20のシールキャップ
21の感熱部21bに効果的に作用する。
常の温度の場合には、ヒーター線4からの熱が、狭い空
間部3c内を暖ため、更にはクッション材22を介して
常時当接しているサーモスイッチ20のシールキャップ
21の感熱部21bに効果的に作用する。
また、外気の温度、特に前記便座本体3の空間部3c内
の温度が異常に高くなった場合(その他、暖房便座2に
布カバーをかぶせた場合等)には、ヒーター線4からの
熱が、狭い空間部3c内を更に高温にし、更にはクッシ
ョン材22を介して常時当接しているサーモスイッチ2
0のシールキャップ21の感熱部21bが高温にされる
ため、第3図において、バイメタル25が下方へ屈曲し
、ガイ゛ドピン32を板バネ30のバネ力に抗して下方
へ押圧する。
の温度が異常に高くなった場合(その他、暖房便座2に
布カバーをかぶせた場合等)には、ヒーター線4からの
熱が、狭い空間部3c内を更に高温にし、更にはクッシ
ョン材22を介して常時当接しているサーモスイッチ2
0のシールキャップ21の感熱部21bが高温にされる
ため、第3図において、バイメタル25が下方へ屈曲し
、ガイ゛ドピン32を板バネ30のバネ力に抗して下方
へ押圧する。
このため、前記板バネ30は、端子27の固着部分を支
点にして第3図において時計方向へ回動する。
点にして第3図において時計方向へ回動する。
従って、板バネ30の可動接点31が固定接点29から
離れ、電気回路を開とする。
離れ、電気回路を開とする。
前記便座本体3の空間部3c内の温度が正常に戻ると、
前記バイメタル25が第3図に示す如く上方へ屈曲する
。
前記バイメタル25が第3図に示す如く上方へ屈曲する
。
このため、前記板バネ30のバネ力により、ガイドピン
32は上方へ押し上げられる。
32は上方へ押し上げられる。
従って、前記板バネ30の可動接点31は固定接点29
に接し、電気回路を閉とする。
に接し、電気回路を閉とする。
更に、暖房便座として使用している場合で、且つ暖房便
座2に下げる時に大きな衝撃が加えられた場合には、第
3図においてガイドピン32が下方へ動き、また板バネ
30が時計方向へ回動し、固定接点29が可動接点31
を離して電気回路を開とする。
座2に下げる時に大きな衝撃が加えられた場合には、第
3図においてガイドピン32が下方へ動き、また板バネ
30が時計方向へ回動し、固定接点29が可動接点31
を離して電気回路を開とする。
以上の如く本考案によれば、暖房便座として使用してい
る場合で、且つ暖房便座に下げる時に大きな衝撃が加え
られても、スイッチONにならないようにしであるため
、接点が保護される。
る場合で、且つ暖房便座に下げる時に大きな衝撃が加え
られても、スイッチONにならないようにしであるため
、接点が保護される。
また、サーモスイッチをヒーター線に常時弾性力を介し
て接触せしめ且つ前記ヒーター線が狭い空間部を暖める
ようにしたため、温度検知が効率よくなされると共に、
暖房便座に下げる時等に大きな衝撃が加えられてもサー
モスイッチを衝撃から保護することができる。
て接触せしめ且つ前記ヒーター線が狭い空間部を暖める
ようにしたため、温度検知が効率よくなされると共に、
暖房便座に下げる時等に大きな衝撃が加えられてもサー
モスイッチを衝撃から保護することができる。
図面は全て本考案暖房便座の一実施例を示すもので、第
1図は全体の側面図、第2図は暖房便座を下方から見た
部分切開平面図、第3図は第2図矢示A−A’線に沿っ
て切断した拡大断面図、そして第4図は第3図矢示B方
向より見た部分切開図である。 2・・・・・・暖房便座、3・・・・・・便座本体、3
a・・・・・・突出部、3b・・・・・・凹部、4・・
・・・・ヒーター線、20・・・・・・サーモスイッチ
、21b・・・・・・感熱部、22・・・・・・クッシ
ョン材、29・・・・・・固定接点、31・・・・・・
可動接点。
1図は全体の側面図、第2図は暖房便座を下方から見た
部分切開平面図、第3図は第2図矢示A−A’線に沿っ
て切断した拡大断面図、そして第4図は第3図矢示B方
向より見た部分切開図である。 2・・・・・・暖房便座、3・・・・・・便座本体、3
a・・・・・・突出部、3b・・・・・・凹部、4・・
・・・・ヒーター線、20・・・・・・サーモスイッチ
、21b・・・・・・感熱部、22・・・・・・クッシ
ョン材、29・・・・・・固定接点、31・・・・・・
可動接点。
Claims (1)
- 便座本体内にヒーター線を設置した暖房便座に於て、前
記ヒーター線の一部を便座本体間に設けられた凹部内を
通過させ、更にはクッション材を介してサーモスイッチ
の両端部を前記便座本体に取り付けて、前記ヒーター線
の熱と前記凹部内の空気温度とを感知して前記ヒーター
線への通電を制御する前記サーモスイッチの感熱部を前
記ヒーター線と当接させた暖房便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977076923U JPS6017200Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | 暖房便座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977076923U JPS6017200Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | 暖房便座 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS544552U JPS544552U (ja) | 1979-01-12 |
JPS6017200Y2 true JPS6017200Y2 (ja) | 1985-05-27 |
Family
ID=28992643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977076923U Expired JPS6017200Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | 暖房便座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017200Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156132A (ja) * | 1987-11-24 | 1988-06-29 | 東陶機器株式会社 | 衛生洗浄装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504532U (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-17 |
-
1977
- 1977-06-13 JP JP1977076923U patent/JPS6017200Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504532U (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS544552U (ja) | 1979-01-12 |
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