JP2775239B2 - 接触アルキル化方法 - Google Patents

接触アルキル化方法

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JP2775239B2 JP7222448A JP22244895A JP2775239B2 JP 2775239 B2 JP2775239 B2 JP 2775239B2 JP 7222448 A JP7222448 A JP 7222448A JP 22244895 A JP22244895 A JP 22244895A JP 2775239 B2 JP2775239 B2 JP 2775239B2
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    • C07F7/12Organo silicon halides
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半金属基質の接触ア
ルキル化によってアルキル化した有機半金属化合物、特
に有機シランを高収率で生産する方法に関する。アルキ
ル化したクロロシラン類は有機合成反応において種々の
用途を有する。抗生物質、カルバペネム類、プロスタグ
ラジン類等の薬物の製造におけるt−ブチルジメチルク
ロロシランの保護剤、特にOH−プロテクターとしての
使用は周知である。
【0002】t−ブチルマグネシウムクロライドとジク
ロロメチルシランとの反応はM.タカミザワらによって
米国特許第4593112号明細書に開示され、70%
の収率でt−ブチルクロロシランを得ている。後者の生
成物をメチルマグネシウムクロライドで処理してt−ブ
チルジメチルシラン(98%)とし、これを塩素化して
85%の収率でt−ブチルジメチルクロロシランを得
る。この多段工程反応の総括収率は低い(58%)。
【0003】THF中シアン化銅(I)の存在下にt−
ブチルマグネシウムクロライドとジメチルジクロロシラ
ンとを反応させて74%の収率でt−ブチルジメチルク
ロロシランを得ることがA.シラハタ、Tetrahe
dron Letters,30(46),6393−
6394(1989)に開示されている。この収率は低
く、高価な溶媒が用いられている。
【0004】イソプロピルマグネシウムクロライドとト
リメチルクロロシランとの反応によってイソプロピルト
リメチルシランを与える反応(収率は記載されていな
い)がA.シラハタによって米国特許第4818474
号明細書に開示されている。このイソプロピルトリメチ
ルシランの塩素化はα−クロロ−α,α−ジメチルトリ
メチルシランへの転位を引き起こす(収率は与えられて
いない)。後者の化合物を塩化アルミニウムで処理する
ことによって目的とするt−ブチルジメチルクロロシラ
ンが得られた。この場合も低い総括収率での多段工程反
応であることが明らかである(高価な溶媒)。
【0005】本発明は炭化水素溶媒中での一定の触媒も
しくはプロト触媒(protocatalysts)の
存在下に、炭化水素溶媒中で半金属基質をアルキル化す
ることによってアルキル化した半金属化合物を高収率で
生産する方法を提供する。これらの方法はイソプロピ
ル、t−ブチル、2−エチルヘキシル基等の嵩高いか高
度に封鎖された(hindered)アルキル基が関与
するアルキル化に特に有用である。
【0006】アルキルリチウム化合物を用いるアルキル
−ハロゲン交換によってアルキル化される半金属基質は
クロロシラン類である。これらの反応は次の反応経路に
よって例示することができる。
【化1】 ここでRはアルキル基であり、R、R及びRは水
素、ハロゲン及び種々の炭素含有化合物から独立に選ば
れる。
【0007】本発明の1つの面はアルキルリチウム化合
物とクロロシランもしくはアルキル置換したクロロシラ
ンとを、反応体または反応混合物それ自体に加えた少量
の一定の有機物質の存在下で反応させて、アルキル化し
たクロロシランを生産するための改良された方法を提供
する。これらの有機物質は反応を大巾に促進し、2分〜
7時間の時間内に約95%の程度でより完結した反応を
もたらす。この反応は炭化水素溶媒中で行われる。これ
らの有機物質は触媒、またはプロト触媒、すなわち本発
明の反応体のいずれかと反応して触媒に変わる物質と呼
ぶことができる。これらがどう呼ばれようと、これらの
有機物質はより短い時間内でのより完全な反応をもたら
し、また驚くべきほどに減少した副反応による不純物し
かもたらさない。
【0008】本発明で触媒化合物はアルコール、モノ−
又はビス−ヒドロカルビルアミン、モノ−又はビス−ヒ
ドロカルビルホスフィン、金属アルコキシド、金属アル
キルアミド、金属アルキルイミド、金属アルキルホスフ
ィド及び金属アルキルスルフィドから選ばれる。
【0009】アルコールは炭素数1−10の1価、2価
もしくは多価の1級及び2級アルコールであることがで
き、限定される訳ではないが、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、n−、イソ及びsec−ブタノ
ール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、2−メチ
ルペンタノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキ
サノール、エチレングリコール及びジエチレングリコー
ル及びそれらのモノエステル、グリセロール、ベンジル
アルコール、フェノール、チオフェノール等を包含す
る。3級アルコール、例えばt−ブタノール、2,3−
ジメチル−2−ブタノールはより小さな触媒活性しか有
さないようである。これらのアルコール中、C1 〜C8
の非3級アルカノール、例えばイソプロパノール、イソ
及びsec−ブタノール、2−メチルペンタノール、2
−エチルヘキサノール及びシクロヘキサノールが好まし
い。
【0010】モノ−及びビス−ヒドロカルビルアミン類
としては炭素数1−8のものがあり、例えばメチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、sec−ブチルア
ミン、ジ−2−エチルヘキシルアミン、ジエチルアミ
ン、N,N′−ジメチルエチレンジアミン及びイソプロ
ピルシクロヘキシルアミンが挙げられる。
【0011】金属アルコキシド、金属アルキルアミド及
びイミド、金属アルキルホスフィド及び金属アルキルス
ルフィドも好ましく用いられる。
【0012】金属アルコキシド触媒はアルキルリチウム
化合物と種々の酸素含有有機化合物、例えばアルコー
ル、アルデヒド、ケトン、エステル、カルボン酸及びそ
の無水物、等との反応によって生成させることができ
る。
【0013】有用な金属アルコキシドは、限定される訳
ではないが、リチウムエトキシド、リチウムイソプロポ
キシド、リチウムベンジロキシド、リチウムn−オクチ
ロキシド、リチウムシクロヘキシロキシド、リチウムn
−ヘキシロキシド、リチウム2−メチルペンチロキシ
ド、ナトリウムイソプロポキシド、マグネシウム2−メ
チルペンチロキシド、亜鉛イソプロポキシド、カリウム
t−アミロキシド、リチウムトリメチルシラノラート
等、及びアルキルリチウム化合物と酸素との反応によっ
て形成される金属アルコキシドを包含する。有機リチウ
ム試薬と相互作用する金属アルコキシド、例えばマグネ
シウム、亜鉛及びカルシウムアルコキシドも有用であ
る。もっとも好ましいのはリチウムアルコキシドであ
る。
【0014】有機リチウム化合物と種々の窒素含有有機
化合物、例えばモノ及びジアルキルアミン、ニトリル、
カルバナート、イミン、シラザン等との反応によって生
成する式(II)の金属モノ及びビスヒドロカルビルア
ミド及びイミド化合物も包含される。金属アミドの例は
リチウムn−ヘキシルアミド、リチウムジイソプロピル
アミド、リチウム2−エチルヘキシルアミド、リチウム
ビス−2−エチルヘキシルアミド、リチウムジイソブチ
ルアミド及びリチウムヘキサメチルジシラザンよりなる
群から選ばれる金属アミドである。
【0015】金属モノ及びビスヒドロメルビルホスフィ
ド触媒は有機リチウム化合物とモノ及びジアルキルホス
フィンをはじめとする種々のリン含有有機化合物との反
応によって生成する。金属ヒドロカルビルスルフィド触
媒は有機リチウム化合物とモノ及びジスルフィド及びチ
オールをはじめとする種々のイオウ含有有機化合物との
反応によって生成する。触媒混合物を用いて良好な成果
を挙げることができる。
【0016】t−ブチルジメチルクロロシランの製造に
おいて触媒としてリチウムイソプロポキシドを利用する
実施において、t−ブチルジメチルイソプロポキシシラ
ンが生成することが見出された。この後者の化合物もt
−ブチルジメチルクロロシランの生成を促進する触媒と
して機能することが見出された(表1参照)。
【0017】アルキルリチウムに対しエーテルの化学量
論量もしくはそれより大なる量の使用がクロロシラン類
をはじめとするいくつかの異なる基質に対するアルキル
リチウムの反応性を実質上高めることが知られている
が、触媒量の、すなわちアルキルリチウムの1モルあた
り0.05モルより少ない程度の使用は知られていな
い。これらのエーテルの存在が反応に与える速度の向上
は全く予期せざることである。アルキルリチウムに対し
THF、n−オクチルエーテル等のエーテルの1モル%
という少量の使用で200倍という高い向上率が得られ
た(表1参照)。他方、かかる反応におけるこれらのエ
ーテルの化学量論量もしくはそれより大なる量の使用が
目的とする生成物の収率を劇的に減少させることが見い
出された(表2参照)。従ってエーテルのかかる量はさ
けるべきである。
【0018】c. 例えば環状及び非環状3級アミン等
のトリスヒドロキシカルビルアミン類、具体的にはトリ
エチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、N,N,
N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン、ペンタメ
チルジエチレントリアミン、トリエチレンジアミン、N
−メチルアニリン等。同様な3級ホスフィンも有用であ
る。
【0019】本発明を実施するのに有用な化合物はアル
キルリチウムと反応して金属アルコキシドを生成できる
有機化合物であり、かかる化合物としてアルコール;ア
セトアルデヒド、ベンズアルデヒド等のアルデヒド;ア
セトン、アセトフェノン、ベンゾフェノン等のケトン;
酢酸エチル、安息香酸エチル等のエステル;及び酢酸、
安息香酸等のカルボン酸が挙げられる。これらの中で好
ましいのはC1 〜C8アルキルのアルデヒド、ケトン、
エステル及びカルボン酸である。ベンゾニトリル、アセ
トニトリル、ヘキサンニトリル、N−メチルアセタミド
等の有機化合物も有用である。
【0020】本発明の触媒化合物(触媒前駆体を含む)
はアルキルリチウム化合物と無機化合物との反応によっ
ても生成される。例えば、水は、水和した形態でも、反
応して触媒を生成する。二酸化炭素、酸素等の空気成分
も反応して触媒または触媒前駆体として機能する化合物
を生成する。これらの触媒またはプロト触媒は上述した
タイプの有機化合物のいくつかより活性が小さい(表1
参照)。
【0021】有機半金属化合物を生産するのに用いられ
る触媒及び/または触媒前駆体は種々の方法で用いるこ
とができる。例えば、アルコール、金属アルコキシド、
エーテル、シリルエーテル等の触媒または触媒前駆体は
以下のように加えることができる: (a)反応混合物に直接、(b)アルキルリチウム試薬
に、または(c)クロロシラン試薬に。アルコール、ア
ルデヒド、ケトン、エステル、カルボン酸及びカルボン
酸無水物、及び他の有機化合物をアルキルリチウム化合
物と反応させて式IIの金属アルコキシドを生成させ、
得られる金属アルコキシドを反応系に加えてもよいし、
これらの有機化合物をその場でアルキルリチウムと反応
させてもよい。
【0022】本発明の方法に有用な溶媒としては炭素数
4−8の飽和脂肪族炭化水素、炭素数6−9の飽和脂環
式炭化水素、炭素数6−9の芳香族炭化水素等の液状炭
化水素が好ましく、具体的には、限定されないが、ペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、クメン、
トリエン等が挙げられる。
【0023】すべての反応は不活性雰囲気下で行わなけ
ればならない。望まれる場合にはより高いかより低い圧
力を用いることも可能であるが、反応は大気圧下で行う
のが好都合であり、好ましい。もっともより高い圧力下
では溶媒としてプロパンやブタンを使用できる。反応温
度は0−50℃に亘ることができ、好ましくは20−4
0℃の範囲である。この好ましい温度範囲は反応中に生
じる不純物の量を制御するのに役立つ。本発明の触媒及
びプロト触媒を用いる場合には、反応は十分に発熱的な
ので、触媒不使用の反応では通常必要とされる熱の供給
は不要である。
【0024】炭化水素溶媒反応媒体中で用いる触媒のモ
ルパーセントは、用いるもしくは生成するアルキルリチ
ウムに基づいて、一般に0.01−10モル%、好まし
くは0.02−3.0モル%の範囲であり、約1モル%
がもっとも好ましい。この低いパーセンテージの使用に
おいては、触媒の金属誘導体とクロロシランとの反応に
よって生じる副生物が目的とする最終生産物中に殆ども
しくは全く見られないので、最終生産物の回収及び精製
上有利である。
【0025】表1に示される如く、半金属基質のアルキ
ル化に触媒作用を及ぼすのに好ましい触媒または触媒前
駆体は脂肪族1級及び2級アルコール、それらの金属ア
ルコキシド、及び脂肪族エーテルである(式I、I
I)。しかしながら、目的とする反応速度、目的産物に
関連した沸点範囲、またはいくつかの他の因子に基づい
て、表からある物質を選択することができる。例えば、
t−ブチルジメチルクロロシランの製造に際して好まし
い物質は2−メチル−1−ペンタノール(2−MPO
H)であり、このものは20−40℃で適度に速い反応
速度を与える。さらに、この2−MPOHは、析出した
t−ブチル−ジメチルクロロシランからの蒸留によって
精製に干渉しない副生物シリルエーテルを生成する。
【0026】反応体の相互比率は化学量論量にかなり近
くすることができ、一般的には必要とされるアルキルリ
チウムに対しクロロシランの約3モル%以下の過剰とす
ればよい。これは触媒を使用しない反応において必要と
される5モル%と比較し得る。反応生産物の総括濃度は
望まれるほど高くできるが、一般的には約1−2モル濃
度の程度である。
【0027】本発明の触媒または触媒前駆体のいくつか
は、半金属基質との反応速度を、該プロセスがバッチ反
応器のみならず連続反応器によっても行える程度にま
で、促進する(表1参照)。本発明の好ましい触媒を用
いて得られる生産物の収率は一般に少なくとも90%以
上であり、嵩高いアルキルリチウム化合物とクロロシラ
ンとを反応させる場合には90−100%である。さら
に、後者の場合の反応の生産物の蒸留による回収率もよ
り高い(90−100%)。これは生成する不純物(副
生物)がより少なく、必要とされるクロロシラン反応体
がより少ないからである。蒸留された生産物の純度は9
9%以上(99+%)である。
【0028】本発明の方法において有用なシランは単純
なクロロシランSiCl4−x(式中、xは1−4
の整数である)、例えばSiCl、SiClH、S
iCl等、アルキルクロロシランRSiCl
及び混合タイプRSiCl(式中、Rは炭素数
1−4の低級アルキル基であるが好ましくはメチル及び
エチルであり、xは1−3の値を有し、y及びzは各々
1もしくは2の値を有し、y+zは2もしくは3に等し
く、x+y+zはケイ素の原子価に等しい)、例えばR
SiCl、RSiCl、RSiCl、RSi
ClHであることができる。
【0029】有機半金属基質との反応において有用な有
機リチウム化合物は式RLi(式中、Rは炭素数3−1
2のアルキル基である)を有し、具体的には、限定され
ないが、イソブチルリチウム、sec−ブチルリチウ
ム、tert−ブチルリチウム、ネオペンチルリチウ
ム、2−エチルヘキシルリチウム、n−ヘキシルリチウ
ム、n−オクチルリチウム、イソプロピルリチウム等を
包含する。好ましくは、アルキルリチウム化合物は炭素
数3−6を有し、もっとも好ましくはイソプロピルリチ
ウム、tert−ブチルリチウム、イソブチルリチウム
及びsec−ブチルリチウムから選ばれる。
【0030】本発明方法によって生産される最終生成物
は、限定されないが、式RSiCl、(R
i(Cl)、RRSiCl、RSiCl、
Si、RSiH、RRSiClH、(R
SiClH等(式中、Rは炭素数1−4を有し、
は炭素数3−12を有する)によって表わされる化
合物を包含する。本発明によって製造し得る化合物は、
限定されないが、t−ブチルジメチルクロロシラン、メ
チルトリ−n−オクチルシラン、ジ−t−ブチルシラ
ン、ジ−t−ブチルジクロロシラン、メチル−tert
−ブチルクロロシラン等の化合物を包含する。圧力や攪
拌の特別の条件は本発明方法を実施するのに必要とされ
ない。すべての反応は不活性雰囲気下で行うべきであ
る。
【0031】以下の実施例は本発明をさらに説明する。
他に注記がない場合には、温度はセ氏度であり、反応
は、清潔で注意深く乾燥した器具を用いて、大気圧下及
びアルゴン雰囲気下で行った。転換の反応速度は単純ガ
スクロマトグラフ分析(sinply gas chr
omatographic analysis)と称せ
られるガス−液体クロマトグラフィー(GLC)分析に
よって少量の反応混合物試料を分析することによって監
視した。
【0032】実施例1 触媒としてイソプロパノールを用いるt−ブチルジメチ
ルクロロシランの合成 還流冷却器、反応器に液体物質を添加するための添加漏
斗、温度指示器、及び反応体(reaction ma
ss)を攪拌するための手段を装備した反応器にペンタ
ン中16wt%としてのt−ブチルリチウム0.815
モルをアルゴン雰囲気下で入れた。添加漏斗にイソプロ
ピルアルコール0.52g(0.0086モル)を入
れ、これをペンタン25mlでさらに希釈した。添加漏
斗中の混合物を反応器中のt−ブチルリチウム溶液に滴
下した。温度は21℃から24.2℃に上昇した。次い
で、ジメチルジクロロシラン(DMDCS)107.8
g(0.815モル)を添加漏斗に入れ、ペンタン11
0mlで希釈した。反応混合物(reaction m
ass)の温度を34℃に上げ、添加漏斗中の混合物を
反応混合物に徐々に加えた(滴下)。
【0033】反応混合物を再び加熱して反応温度35.
2℃としたが、この加熱以後外部からの加熱は不必要で
あった。シランの徐々の添加は合計経過時間1時間55
分後に終了したが、この時点で反応温度は36.6℃で
あった。攪拌しながら反応を続け、時折り試料を取り出
してガスクロマトグラフ(GC)分析に付した。DMD
CS添加開始から3時間25分後に温度は最高の37.
8℃になった。次の3時間に亘って温度は徐々に低下し
て30.9℃になった。反応混合物(thereact
ion)を緩やかにした攪拌下に一夜放置したところ温
度は23℃であり、試料を取ってGC分析に付した。温
度23℃でさらに4時間50分攪拌を続け、ついで試料
を取ってGC分析に付した。
【0034】反応混合物をガラスフィルター漏斗に移
し、濾過して澄明な溶液を得た。固体の濾過残渣をペン
タン30mlずつで3回洗浄した。洗液を主濾液と合し
て合計重量460.1gの溶液を得た。この最終生産物
溶液の分別蒸留によって合計で114.6g(0.76
モル)のt−ブチルジメチルクロロシランを得た。回収
収率は用いたt−ブチルリチウムに基づいて94.3%
であり、生産物の純度は99.65%であった。ガスク
ロマトグラフ分析によるとジメチルジクロロシランのt
−ブチルジメチルクロロシラン(TBDMCS)への変
換率は4時間後で90%であり、6時間後で100%で
あった。
【0035】実施例2 触媒イソプロパノール逆添加(inverse add
ition)を採用するt−ブチルジメチルクロロシラ
ンの合成 実施例1の反応器よりやや大きいが、同様に装備した反
応器に(アルゴン下に)DMDCS 101.6g
(0.788モル)を入れ、ペンタン110mlで希釈
した。予め調製したペンタン中リチウムイソプロポキシ
ド(75m当量)の溶液をペンタン中のt−ブチルリチ
ウム290.8g(0.741モル)(16.3wt
%)に加えた。ついでt−ブチルリチウム−リチウムイ
ソプロポキシド混合物を添加漏斗に入れた。反応器の内
容物を34℃に加熱し、添加漏斗の内容物の徐々の滴下
を開始した。反応中反応混合物を連続攪拌した。38分
後に反応混合物温度は41.8℃に達し、外部加熱を終
了した。t−ブチルリチウム−リチウムイソプロポキシ
ド混合物の添加は合計で3時間10分続けた。攪拌下に
反応をさらに24時間5分続けたが、その間に反応混合
物温度は室温(23.4℃)に低下した。時折り試料を
取ってGC分析に付すことによって反応を監視した。
【0036】反応混合物をガラスフィルター漏斗に移し
て濾過した。固体濾過残渣をペンタン60mlずつで3
回洗浄し、主濾液に合した。15分で合計509.6g
の澄明な溶液が得られた。濾液の分別蒸留によって合計
106.2g(0.705モル)のt−ブチルジメチル
クロロシランを得た。回収収率は用いたt−ブチルリチ
ウムに基づいて95.1%であり、蒸留した生産物の純
度は99.1%であった。ガスクロマトグラフ分析によ
るとジメチルジクロロシランのt−ブチルジメチルクロ
ロシランへの変換率は3時間後で90%であり、5時間
後で100%であった。
【0037】実施例3 触媒スクリーニング手順 この触媒スクリーニングまたは評価手順は触媒を用いな
いt−ブチルジメチルクロロシラン合成を行うことを含
んでいた。ジクロロジメチルシランからt−ブチルジメ
チルクロロシランへの変換速度をGLC分析により求め
るために反応混合物から試料を同期的に採取した。分析
後、各試料に少量の(通常t−ブチルリチウムに基づき
1−3モル%の)可能性のある触媒または触媒前駆体を
加えた。触媒不使用反応に対する相対変換速度を求める
ため、これらの試料もGLCによって周期的に分析し
た。このようにして、通常4つまたは5つの候補触媒化
合物を1日に評価できた。
【0038】実施例1の反応器に比べわずかに小さいが
同様に装備した反応器にペンタン中の12.7wt%
t−ブチルリチウム50ml(0.066モル)及びジ
クロロジメチルシラン9.6g(0.074モル)を入
れた。反応中反応体を連続攪拌したが加熱はしなかっ
た。25分後、反応混合物2mlを、予め乾燥し、アル
ゴンパージした、ゴム隔膜でふたをした5ml血清びん
に、注射器によって、移した。GLC分析のためびんか
ら1μlの溶液を取り出し、ついでびんの内容物にマイ
クロリッター注射器によって潜在的触媒(0.07ミリ
モル水)を加えた。血清びんの内容物をGLCによって
時々分析して変換速度に対する添加物の影響を求めた。
種々の炭化水素溶媒反応媒体及び候補触媒もしくはプロ
ト触媒を用いてこの操作を何度も繰り返した。各反応を
GLCによって監視し、触媒を使用しない反応と比較し
た。
【0039】触媒スクリーニングの結果は非触媒反応に
対する相対変換速度として計算した。これらのデータ及
び評価した化合物を表1に示す。
【0040】比較例 A. 触媒を用いないt−ブチルジメチルクロロシラン
合成 触媒を用いない比較実験も行った。実施例1の反応器と
同様に装備した反応器に(アルゴン下)DMDCS 5
4.9g(0.425モル)及びペンタン75mlを入
れた。ついで、ペンタン中t−ブチルリチウムの20.
7wt%溶液124.8g(0.403モル)を添加漏
斗に入れた。反応器の内容物を36℃に予め加熱し、t
−ブチルリチウムの徐々の添加を開始した。反応温度を
38と41℃の間に維持するため加熱をさらに7時間続
けた。反応中は反応混合物を連続的に攪拌した。t−ブ
チルリチウムの添加は2時間23分で終了した。さらに
141時間攪拌下加熱することなく反応を続けた。時々
試料を取ってGC分析に付すことにより反応を監視し
た。
【0041】反応混合物をガラス濾過漏斗に移し、濾過
した。固体濾過残渣をペンタン100mlずつで2回洗
浄した。GLC分析はt−ブチルジメチルクロロシラン
の95.6%収率を示した。ガスクロマトグラフ分析に
よるとジメチルジクロロシランのt−ブチルジメチルク
ロロシランへの変換率は70時間で90%であり、14
8時間で100%であった。
【0042】B−D. 大量のエーテルを用いるt−ブ
チルジメチルクロロシラン合成 大量(エーテル/t−ブチルリチウム モル比範囲=1
−3.6)のエーテルを用いることを除き、実施例5を
数回繰り返した。用いた試薬及び結果を表2に示す。各
実験における濾過残渣は収率低下の原因となるケイ素ポ
リマーを含有していた。かくの如く、化学量論量以上の
エーテルの使用はTBSCLの収率を大巾に低下させ、
他方、触媒量のエーテルの使用は予期せざることにより
高い収率をもたらし、また反応を大巾に促進した。
【0043】E. 触媒を用いないt−ブチルトリクロ
ロシラン合成 触媒を用いないt−ブチルトリクロロシランの比較合成
を行った。実施例1の反応器と同様に装備した反応器に
(アルゴン下)四塩化ケイ素181.98g(1.07
モル)及びヘキサン200mlを入れた。ついで、添加
漏斗にペンタン中t−ブチルリチウムの20.3wt%
溶液328g(1.04モル)を入れた。反応器の攪拌
した内容物にt−ブチルリチウム75mlを加えること
により反応を開始した。2時間での温度のほんのわずか
な上昇(24.0℃から25.7℃)及び塩化リチウム
が殆どもしくは全く出現しないことによって示される如
く、反応は非常に遅かった。ついで反応器内容物を還流
(57.3℃)に加熱したところ、反応混合物は塩化リ
チウムにより徐々に濁り始めた。このことは少なくとも
ある程度反応が起こったことを示す。残余のt−ブチル
リチウム溶液を3時間2分かけて添加し、その間定常的
な還流下に反応温度を保つべく加熱した。反応混合物を
さらに数時間加熱(還流)し、ついで週末に亘って攪拌
放置した。反応混合物の活性炭素リチウム分析はこの時
点でt−ブチルリチウムが残存していないことを示し
た。
【0044】反応混合物をガラスフィルター漏斗に移
し、濾過して固体塩化リチウムを除去した。濾過によっ
て合計638.3gの澄明な淡黄色溶液を得た。濾液を
分別蒸留してt−ブチルトリクロロシラン124.3g
(0.649モル)を得た。回収収率は用いたt−ブチ
ルリチウムの量に基づいて62.4%であった。主カッ
トの純度は98.9%であった。
【0045】本発明を実施するのに有用な炭化水素は液
状の脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素である。これら
は、限定されないが、イソペンタン、ペンタン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ヘプタン、2−エチルヘキサン、
オクタン及びこれらの混合物を包含する。
【0046】
【発明の効果】アルキルリチウム化合物とクロロシラン
類との反応によってクロロシラン類をアルキル化する方
法において、本文中に示すエーテル類をはじめとする種
々の触媒またはプロト触媒の触媒量での存在下に、該反
応を行うことにより、収率を向上させ、かつ反応時間を
大巾に短縮することができる。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07F 7/12 C07F 7/12 H // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ボブ トロイ ドーバー アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28086 キングス マウンティン ロン グ ブランチ ロード 214 (72)発明者 コンラド ウィリアム カミンスキー アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28054 ガストニア イーストウッド ドライブ 516 (72)発明者 ジョン フランシス エンジェル アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28012 ベルモント ピンクニィー ド ライブ 5024 (56)参考文献 特開 昭57−139085(JP,A) 米国特許2413582(US,A) 米国特許2386452(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 7/08 B01J 31/02 B01J 31/02 102 B01J 31/02 103 B01J 31/12 C07F 7/12 C07B 61/00 300 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式RLi(式中、Rは炭素数1−20の
    アルキル基である)のアルキルリチウム化合物とクロロ
    シランとを反応させることによってクロロシランをアル
    キル化する接触反応方法であって、該反応を炭化水素溶
    媒中にて、アルコール、モノ−又はビス−ヒドロカルビ
    ルアミン、モノ−又はビス−ヒドロカルビルホスフィ
    ン、金属アルコキシド、金属アルキルアミド、金属アル
    キルイミド、金属アルキルホスフィド及び金属アルキル
    スルフィドからなる群から選ばれた触媒化合物の存在下
    に行うことを特徴とする接触アルキル化方法。
  2. 【請求項2】 クロロシランが式Rx SiCly
    z (式中、Rは炭素数1−20のアルキル基であり、x
    及びzは0−3の値を独立に有し、yは0−4の値を有
    する)の化合物から選ばれる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 式Rx SiCly z の化合物が式Si
    Cl4 、SiHCl3 、SiH2 Cl2 、RSiC
    3 、RSiHCl2 、R2 SiCl2 及びR3SiC
    lの化合物から選ばれる請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 アルコールがメタノール、エタノール、
    イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、
    sec−ブタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノ
    ール、2−メチルペンタノール、2−エチルヘキサノー
    ル、シクロヘキサノール、エチレングリコール及びジエ
    チレングリコール及びそれらのモノエステル、グリセロ
    ール、ベンジルアルコール、フェノール及びチオフェノ
    ールよりなる群から選ばれる請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 モノ−又はビス−ヒドロカルビルアミン
    がメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、se
    c−ブチルアミン、ジ−2−エチルヘキシルアミン、ジ
    エチルアミン、N,N′−ジメチルエチレンジアミン及
    びイソプロピルシクロヘキシルアミンよりなる群から選
    ばれる請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 金属アルコキシドがリチウムエトキシ
    ド、リチウムイソプロポキシド、リチウム2−メチルペ
    ンチロキシド、リチウムn−オクチロキシド、リチウム
    シクロヘキシロキシド、リチウムn−ヘキシロキシド及
    びリチウムベンジロキシドよりなる群から選ばれる請求
    項1の方法。
  7. 【請求項7】 金属アルコキシドが式RLi(式中、R
    は炭素数1−20の アルキル基である)のアルキルリチ
    ウムとアルデヒド、ケトン、エステル、カルボン酸、カ
    ルボン酸無水物及びエーテルよりなる群から選ばれた炭
    素数1−20の有機化合物との反応によってその場に生
    成する請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 有機化合物がアセトアルデヒド、ベンズ
    アルデヒド、アセトン、アセトフェノン、ベンゾフェノ
    ン、酢酸エチル、安息香酸エチル、酢酸及び安息香酸よ
    りなる群から選ばれる請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 金属モノ−又はビス−ヒドロカルビルア
    ミドがリチウムn−ヘキシルアミド、リチウムジイソプ
    ロピルアミド、リチウム2−エチルヘキシルアミド、リ
    チウムビス−2−エチルヘキシルアミド、リチウムジイ
    ソブチルアミド及びリチウムヘキサメチルジシラザンよ
    りなる群から選ばれる請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 触媒化合物がアルキルリチウムの量に
    基づいて0.01−10モル%に亘る量で存在する請求
    項1の方法。
  11. 【請求項11】 触媒化合物がアルキルリチウムの量に
    基づいて0.1−3モル%に亘る量で存在する請求項1
    の方法。
  12. 【請求項12】 反応を−76及び50℃の間の温度に
    維持して行う請求項1の方法。
  13. 【請求項13】 反応を20及び40℃の間の温度に維
    持して行う請求項1の方法。
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