JP2773962B2 - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は被写体深度の浅い密着型センサを使用したフ
ァクシミリ装置等の読取装置に関する。
<従来の技術> 一般に、ファクシミリ装置等の読取装置にあっては、
ユニット化されて小型化や軽量化が可能であることや、
メンテナンス及び取り扱いが容易であることから、レン
ズとCCDとで構成される光学系を装備する代わりに密着
型センサが多用されている。
しかし、密着型センサとして通常用いられている短焦
点結像レンズ、例えばセルフォックレンズ(商品名)は
被写体深度が±0.3mm程度と浅く、この範囲外の読み取
りは困難である。そこで、セルフォックレンズ等の密着
型センサを使用する読取装置では、原稿面を密着型セン
サに密着させる必要があり、例えば第3図に示すものが
知られている。
第3図はファクシミリ装置に於ける読取装置を示して
おり、その原稿読取部Aには原稿挿入口51が設けられ、
その原稿挿入口51から原稿52を挿入して分離ローラ対5
3,54により一枚ずつに分離し、その分離された原稿52を
給紙ローラ対55,56によってコンタクトセンサローラ57
(以下「CSローラ」という)に密着された密着型センサ
58に送られ、画像情報を読み取った後排紙ローラ対59,6
0によって装置の外に排出されるように構成されてい
る。
前記原稿52の画像情報を読み取る密着型センサ58はゴ
ム材等の弾性体よりなるCSローラ57に密着されている。
その密着手段として特に第4図に示すように、密着型セ
ンサ58は保持部材61に取り付けられ、該保持部材61の回
転支点61aを中心に回動可能に配設されており、該回転
支点61aにはねじりバネ62が取り付けられている。従っ
て、ねじりバネ62により回転支点61aを中心として第4
図の反時計方向に回転力F′が働いている。このとき回
転支点61aは密着型センサ58の読取面58aから大きく離れ
た位置に設けられており、その結果密着型センサ58の読
取面58aがCSローラ57に対して垂直に押圧される力は回
転力F′の分力である押圧力Fy′となり、この押圧力
Fy′により密着型センサ58とCSローラ57とが密着形成さ
れることになる。
尚、回転力F′のx成分の分力Fx′は密着型センサ58
をCSローラ57に押圧する力として作用せず、無駄な力と
なる。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら上述した従来の技術では、前記保持部材
61の回転支点61aが読取位置より大きく離れた位置(例
えば第4図の回転軸中心から読取位置までの距離l1=45
mm及び原稿搬送面との角度θ=30度)に設けられている
ので、読取部のスペースがかなり大きくなってしまうと
いう問題点があった。
またゴム材等の弾性体で形成された前記CSローラ57の
変形や、該CSローラ57の軸芯方向に向いていない分力
Fx′の作用等により、保持部材61の回転方向のバラツキ
角度βが第5図に示すようなズレ量xとして表れ、その
結果原稿の浮き量yを生じて読取精度が低下してしま
う。これは階調性の高い読み取りを行う際に特に問題と
なる。例えば、完全密着イメージセンサ(セルフォック
レンズレス型密着イメージセンサ)を用いた場合、ズレ
量xが±0.2mm程度で浮き量yが0.05mm以上になったと
き、MTFは30%を割り、64階調読みを行うことは困難で
あり問題となる。
更に第4図に於いて前記回転力F′の回転方向はCSロ
ーラ57の軸芯方向に向いておらず角度α′分大きくズレ
ている為、該CSローラ57を押圧する力がFy′となってし
まい所定の押圧力Fy″を得る為には、より大きな回転力
F″でCSローラ57を押圧しなけれげならず、その強力な
回転力F″を発生するねじりバネの反力で保持部材61の
回転支点61aを成すフレーム等が変形し、結果として読
取位置がズレる恐れがあるという問題点があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされ
たもので、前記密着型センサを効率的に押圧することが
出来、より小型化された読取装置を提供することを目的
としたものである。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決し、以下に述べる実施例に適用される
代表的な手段は、原稿を搬送する搬送手段と、前記原稿
の画像情報を密着状態で読み取る読取手段と、前記読取
手段の所定の読取位置に前記原稿を密着させる密着手段
とを有し、前記読取手段を取り付けた保持部材の回転支
点を読取手段近傍にある前記搬送手段のローラ軸上に設
けたことを特徴とする。
<作用> 本発明は上記従来技術に於いて、読取手段を保持する
保持部材の回転支点を読取手段近傍に配設された搬送手
段のローラ軸上に設け、これを回転中心とすることによ
り、読取手段を効率的に押圧することが出来、その結果
更に読取精度が向上し、読取装置を小型化することが出
来る。
<実施例> 次に前記手段をファクシミリ装置に適用した一実施例
を例示して説明する。
〔第一実施例〕
第1図は本発明に係るファクシミリ装置を一部切断し
て示した読取部の横断面図、第2図は前記読取部の密着
状態を示す原理説明図である。
先ず第2図を参照して装置の全体構成を説明すると、
1は装置本体であって、装置全体をコンパクトに形成す
る為に、その上面カバー1aは装置本体1の前部(第2図
左端)に向かって低くなるような傾斜面を形成してい
る。そして装置本体1の前部側に原稿読取部2が装備さ
れており、この原稿読取部2に原稿挿入口3と、該原稿
挿入口3内において原稿4の幅方向にスライド可能な原
稿ガイド5が設けられている。
また前記原稿読取部2の原稿搬送経路、即ち前記原稿
挿入口3から上面カバー1aの一部(傾斜面上方)に設け
た原稿排出口6との間には、分離ローラ7aと該分離ロー
ラ7aに押圧される押圧片7bとを有して前記原稿ガイド5
から原稿面を下にして送られた原稿4を一枚ずつ分離す
る分離部7と、該分離部7で分離された原稿4を給送す
る一対の給送ローラ8a,8bからなる給送部8と、該給送
部8から搬送された原稿4の画像情報を読み取る読取手
段としての密着型イメージセンサ9と、前記密着型イメ
ージセンサ9上面と対向して該上面の読取位置9aに原稿
4を密着させつつ搬送するCSローラ10と、読み取り後の
原稿4を前記原稿排出口6から排出する一対の排出ロー
ラ11a,11bからなる排出部11等が装備されている。
前記密着型イメージセンサ9は、短焦点結像レンズで
被写体深度が非常に浅いものであり、原稿4から読み取
った画像情報信号をファクシミリモードの場合に他機の
記録部に、またコピーモードの場合に前記装置本体1の
後部側(第2図右側)12に装備された自己の記録部(図
示せず)にそれぞれ送信するように構成されてなるもの
である。
次に前記原稿読取部2の密着型イメージセンサ9とCS
ローラ10との密着手段の構成について、特に第1図を参
照して詳細に説明する。
前記給送部7と排出部11との間に位置する密着型イメ
ージセンサ9は回転支点13aを有する保持部材13に取り
付けられている。前記回転支点13aは密着型イメージセ
ンサ9近傍の前記給送ローラ8aのローラ軸芯上であり、
該ローラ軸にねじりバネ14を取り付けることによって、
保持部材13に対して第1図の反時計方向に回転力Fが作
用するように構成している。
上述したように回転支点13aを密着型イメージセンサ
9の近傍(例えば第1図の回転軸中心から読取位置まで
の距離l2=20mm及び原稿搬送面との角度φ=15度)にあ
るローラの軸芯上に設けて読取位置9aから回転支点13a
までの距離を最短とすることによって、保持部材13の回
転方向のズレ角度αを最少限に抑える。これにより保持
部材13の回転力Fはy成分の分力であって、CSローラ10
の中心に向かって作用する押圧力Fyとほぼ等しくなる。
これにより無駄なx成分の分力Fxは極めて小さくなるの
で、必要最少限の回転力Fで原稿3の密着を確保するこ
とが可能となる。
尚、前記CSローラ10は読取位置9aに対する密着性を良
くするためにゴム材等の弾性体により形成されている。
〔他の実施例〕
前述した第一実施例では保持部材の回転支点として給
送ローラ側の軸芯を利用したが、この回転支点を排出ロ
ーラ側に設けても同様の効果が得られることは明らかで
ある。
また、前記CSローラの代わりに案内部材、例えば板状
の部材等を利用しても同様の効果が得られる。
<発明の効果> 本発明は上述したように、保持部材の回転支点を密着
型イメージセンサの近傍にあるローラの軸芯上に設ける
ことによって、保持部材の回転方向である密着型イメー
ジセンサの押圧方向が、例えば被押圧部材となるCSロー
ラの略軸芯方向を向くので、効率的な押圧で原稿を密着
することが可能である。
また効率的な押圧により所定の押圧力を確保すること
が出来、これによってより強力な押圧力を発生するバネ
等が不要となった為、保持部材の回転支点での反力を軽
減することが出来、その分回転支点位置での歪みがな
く、結果として読取位置のズレのない安定した読み取り
が可能である。
更に密着型イメージセンサの近傍にあるローラの軸芯
を保持部材の回転支点として利用している為、特別な回
転支点用の部材を設ける必要がなく、最もコンパクトで
しかも安価な読取部を構成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に於ける読取部の密着状態を示す原理説
明図、第2図は本発明に係るファクシミリ装置を一部切
断して読取部の構成を示した横断面図、第3図はファク
シミリ装置に於ける従来の読取部の構成を示した横断面
図、第4図は従来の読取部の密着状態を示す原理説明
図、第5図は読取位置のズレ量と原稿の浮き量との関係
を示した説明図である。 Fは回転力、Fx,Fyは分力、1は装置本体、2は原稿読
取部、3は原稿挿入口、4は原稿、6は原稿排出口、8
は給送部、8a,8bは給送ローラ、9は密着型イメージセ
ンサ、9aは読取位置、10はCSローラ、11は排出部、11a,
11bは排出ローラ、13は保持部材、13aは回転支点、14は
ねじりバネである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を搬送する搬送手段と、 前記原稿の画像情報を密着状態で読み取る読取手段と、 前記読取手段の所定の読取位置に前記原稿を密着させる
    密着手段とを有し、 前記読取手段を取り付けた保持部材の回転支点を読取手
    段近傍にある前記搬送手段のローラ軸上に設けたことを
    特徴とした読取装置。
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