JP2773679B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2773679B2
JP2773679B2 JP7106673A JP10667395A JP2773679B2 JP 2773679 B2 JP2773679 B2 JP 2773679B2 JP 7106673 A JP7106673 A JP 7106673A JP 10667395 A JP10667395 A JP 10667395A JP 2773679 B2 JP2773679 B2 JP 2773679B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観覧用の椅子等として
使用されるライジング機能を備えた椅子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の椅子として、複数の支持
体を所要の間隔をあけて立設し、それら支持体間に座及
び背もたれを配設してなるものが知られている。この椅
子は、座の基端部を前記支持体に枢支させておき、席を
立った場合にその座がスプリング力等によって自動的に
起立位置まで自動ライジングするようになっている。
【0003】ところで、この種の椅子は、座を急速にラ
イジングさせると起立位置で係止される際にストッパに
よる衝突音が発生し易い。そのため、音楽ホール等に設
置される椅子には、ライジング速度を抑制するためのス
ローライジング機構が組み込まれているものも少なくな
い。従来、この種の椅子として、例えば、座の基端部に
貫通させた固定軸の両端を支持体に固定して、その座を
使用位置から起立位置まで回動し得るように構成すると
ともに、座の内部等に配設したスプリングにより座を起
立位置まで自動ライジングさせることができるように
し、さらに、その座の内部にスローライジング機構を組
み込んだものが知られている。このスローライジング機
構は、例えば、座の内部構造体と、固定軸の偏心部との
間に伸縮可能なオイルダンパを介設してなるもので、こ
のオイルダンパによりライジング動作中の座に制動力を
連続的に付与し得るようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、座の内部に
スローライジング機構を組み込むには、座にかなりの厚
みが必要であり、着座者に不快感を与えることなしに薄
い座に適用するのが難しいという問題がある。本発明
は、このような不具合を解消することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る椅子は、所要の間隔をあけ
て立設した複数の支持体と、これら支持体間に配設され
その基端部両側を前記支持体に枢支させた座と、この座
の外側に位置させて設けられこの座を使用位置から起立
位置まで自動ライジングさせるための座付勢機構と、座
の外側に位置させて支持体側に装着したダンパを備えこ
のダンパによりライジング動作中の座に制動力を連続的
に付与するスローライジング機構とを具備してなるもの
であって、前記座付勢機構が、支持体に設けられ中心部
分に軸受を有するボス部と、このボス部に回動可能に支
承されその回動端を座に係合させたライジングレバー
と、前記ボス部外周に巻装されこのライジングレバーを
座が起立する方向に付勢する捩じりコイルスプリングと
を具備していることを特徴としている。
【0006】座を可及的に薄くするには、座の基端部両
側に支軸をそれぞれ突設するとともに、その支軸から偏
心した位置に係止突起を設けておき、前記両支軸を支持
体に設けた軸受に担持させて座のライジングを可能にす
るとともに、前記係止突起を支持体側に設けた係止面に
当接させて座を起立位置に係止させ得るように構成し、
この係合突起にライジングレバーの回動端を係合させ
おくのがよい。
【0007】ダンパとしては、係止突起の回動軌跡に隣
接させて支持体に回動不能に装着された本体と、この本
体から突設され一定方向への回転に対して所定の抵抗を
示す作動軸とを具備してなるロータリ式のものが好適で
ある。その場合、スローライジング機構は、このダンパ
の作動軸に回動アームを、その回動端部を係止突起の回
動軌跡上にまで延出させて取着し、この回動アームの回
動端部に設けた長孔に前記係止突起をスライド可能に係
合させただけのものでよい。
【0008】
【作用】このような構成のものであれば、座の内部にダ
ンパを含むスローライジング機構や、座付勢機構を配設
する必要がないため、座を薄くしても座りごこちに悪影
響が及ぶのを効果的に防止することができる。特に、座
の両側面から支軸をそれぞれ突設したものでは、座の本
体部分に軸が貫通することもなくなるため、座の設計自
由度を向上させることができる。
【0009】また、座付勢機構にライジングレバーを有
したものを採用しているため、組立や分解作業が容易に
なるだけでなく、このライジングレバーを異なったもの
に交換することによって、座の係止位置を変更するよう
なことも容易になる。ロータリ式のダンパを用いた場合
には、そのダンパの作動軸に回動アームを取着するだけ
でスローライジング機構を構成することができる。その
ため、部品点数を少なくすることが可能となり、比較的
狭いスペースにも容易に配設することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。この椅子は、図1〜図4に示すように、床上
所定高さ位置に保持されたビームパイプ1上に、複数の
支持体2を椅子幅方向に所定の間隔をあけて立設し、そ
れら各支持体2間に、座3及び背もたれ4をそれぞれ配
設してなる。そして、前記座3の基端部両側を支軸5を
介して前記支持体2に枢支させるとともに、前記支持体
2に座3を起立方向に押圧するためのライジングレバー
6を枢着し、このライジングレバー6を支持体2に保持
された捩じりコイルスプリング7により座起立方向に付
勢している。
【0011】詳述すれば、支持体2は、図示しないボル
トを用いてビームパイプ1に緊締固着されたもので、そ
の上端部にはピン軸21を介して肘掛8が回動可能に枢
着されている。支持体2の下端近傍部分は、図4及び図
5に示すように、鉛直壁部22の前縁及び後縁にリブ2
3をそれぞれ形成してなる平断面H形をなしており、そ
の鉛直壁部22の両面にボス部24を一体に突設してい
る。ボス部24は円筒体状のもので、その内側に軸受2
5を嵌着してあるとともに、先端部外周に前記ライジン
グレバー6を装着するための段部24aが形成してあ
る。軸受25は、図5に示すように、前記ボス部24の
内周に嵌着固定される円筒体状のもので、その外方端に
はライジングレバー6が外れるのを防止するためのフラ
ンジ部25aを備えている。また、軸受25の内方端に
は、係合凹部25bと、係合爪部25cとが円周方向に
所定の間隔をあけて交互に突設してあり、支持体2の一
面側に設けられたボス部24に装着した軸受25の係合
凹部25bに、他面側に設けられたボス部24に装着し
た軸受25の係合爪部25cを弾性係合させることによ
って、これら両軸受25の抜け止めを行っている。な
お、ビームパイプ1の端部に位置する両端の支持体2の
外側面には蓋板28が装着してある。
【0012】座3は、座本体31と、この座本体31の
基端部両側に添設された金属製のプレート32とを具備
してなるもので、それら各プレート32に、前記支軸5
と、係止突起33と、連結ピン34を突設しており、そ
の支軸5を前記軸受25に回動可能に嵌挿している。係
止突起33は前記支軸5と平行な軸状のもので、前記支
軸5よりも後方に位置させて前記プレート32に固設し
てある。
【0013】背もたれ4は、例えば、ブロー成型等によ
り作られた中空体状のもので、リンクメンバ41を介し
て支持体2に昇降可能に保持されている。リンクメンバ
41は、両端に軸受42、43を備えたもので、一方の
軸受42を支持体2のピン軸21に枢着させるととも
に、他方の軸受43を背もたれの側面に突設したピン軸
44に枢着している。また、背もたれ4の下端に設けた
アーム部45を前記連結ピン34を介して座3の後端部
に枢結している。
【0014】ライジングレバー6は、図4及び図5に示
すように、基端に軸孔61を有した板金製のもので、そ
の軸孔61を前記ボス部24の段部24aに嵌合させて
自由に回動し得るようになっている。先端部62は細身
に形成してあり、その先端部62の一側縁で座3の係合
突起33の外周面を押圧し得るようになっている。ま
た、このライジングレバー6の他側縁には、前記捩じり
コイルスプリング7を係合させるための凹部63が設け
てある。
【0015】捩じりコイルスプリング7は、前記ボス部
24の外周に巻装してある。そして、このスプリング7
の一端71を支持体2に固定するとともに、他端72を
前記ライジングレバー6の凹部63に係合させて、該ラ
イジングレバー6を座起立方向に回動付勢している。し
かして、この実施例における座付勢機構Aは、前記ボス
部24と、このボス部24に回動可能に支承された前記
ライジングレバー6と、前記捩じりコイルスプリング7
と具備してなるものである。
【0016】肘掛8は、前記ピン軸21を介して支持体
2の上端部に枢着された断面下向コ字形のもので、外力
が作用しない場合には上端が上昇する方向に回動するよ
うにその重心が設定してある。そして、背もたれ4の上
昇により自由端リンクメンバ41が上方に回動した場合
に、該リンクメンバ41に押圧されて水平な使用位置b
まで回動するようになっている。
【0017】このような椅子の各座3の両側にスローラ
イジング機構Bを設けている。スローライジング機構B
は、ダンパ9と、このダンパ9の作動軸92に取着した
回動アーム10とを具備してなる。詳述すれば、ダンパ
9は、有底円筒体状をなす本体91と、基端側をこの本
体91内に回動可能に挿入し、先端部92aを該本体9
1の端面から外方に突出させた作動軸92とを具備して
なる通常のロータリ式オイルダンパであり、本体91内
に充填したオイルとノッチオリフィスとの協働により作
動軸92の矢印m方向の回動に対して比較的大きな抵抗
力を発現し得るように構成されている。この実施例のダ
ンパ9としては、図6に示すように前半領域pは比較的
低いトルクを発揮し、後半領域qは、例えば、10〜2
0kgfcm程度の比較的高いトルクを発揮し得るように設
定されたものを使用している。作動軸92の先端部は、
回転防止用の平坦面92bを形成した異形断面形状のも
ので、回動アーム10の基端部10aに設けた取付孔1
0bに前記作動軸92の先端部92aを圧入して該回動
アーム10と作動軸92とが一体に回動し得るようにし
ている。ダンパ9の本体91は、係止突起33の回動軌
跡rに隣接させて支持体2に回動不能に装着されてい
る。具体的には、支持体2に円形の取付孔29を穿設
し、その取付孔29に前記本体91を嵌挿し、止ネジ9
3で該本体91を支持体2に固定している。そして、前
記作動軸92に固設した回動アーム10の回動端部10
cを係止突起33の回動軌跡r上にまで延出させ、この
回動アーム10の回動端部10cに設けた長孔10dに
前記係止突起33をスライド可能に係合させている。
【0018】このような構成のものであれば、着座する
ことによって座3に荷重が作用した場合には、座3がス
プリング7の付勢力に抗して水平方向に回動し、図2に
示すような使用位置bに保持される。この際には、座3
の後端に設けた連結ピン34が上昇するため、背もたれ
4が上方に持ち上げられるとともに、肘掛8が水平姿勢
となる。席を立つことによって、座3に作用する荷重を
解除すると、スプリング7の付勢力がライジングレバー
6を介して座3の後端部に設けた係止突起33に伝達さ
れ、その係止突起33が下方に押圧される。その結果、
座3が起立方向に回動するとともに背もたれ4が降下
し、図3に示すように、座3が背もたれ4の前面に重合
することになる。かかるライジング動作は、背もたれ4
に作用する重量のみならず、前記スプリング7の付勢力
により惹起されるものであるため、背もたれ4としてブ
ロー成型品等の軽量なものを使用しても、座3を確実に
起立させることが可能となる。
【0019】そして、この椅子は、以上のようなライジ
ング動作を行う際に、前記係止突起33が図6に示す状
態から図7に示す中間状態を経て図8に示す係止状態に
まで移動するが、その移動に伴って、スローライジング
機構Bの回動アーム10が図中反時計回り方向に回動さ
せられる。その結果、ダンパ9による抵抗力が前記係止
突起33に連続的に作用することになり、座3のライジ
ング動作がゆっくりとしたものとなる。特に、この実施
例では、動作後半部分でダンパ9の抵抗力が増加するよ
うに設定してあるので、係止突起33が支持体2に設け
た係止面形成用の緩衝材26に衝突して係止される前段
階でその動きが大きく減速させられる。そのため、係止
時の衝突音や係止後の跳ね返りによる座3及び背もたれ
4のがたつき音等が発生するのを有効に防止することが
できる。したがって、椅子のライジング動作に起因する
騒音を極力抑制又は防止することが可能となり、音楽ホ
ール等に好適に使用し得るものとなる。
【0020】また、ライジングレバーを介して係止突起
を付勢するようにしており、座に予め捩じりコイルスプ
リングを組付けておくことができるため、座の支持体へ
の組 付作業を比較的容易に行うことが可能になる。ま
た、かかる構成によれば、ライジングレバーを異なった
形態のものにすることによって、座のライジング態様を
簡単に変更することができる。例えば、前記実施例のラ
イジングレバーに代えて、係止突起33が緩衝体26に
衝突する手前で、係止面27に衝突して回動が係止され
るような形状のライジングレバーを使用すれば、前記最
大起立位置aの手前で座3の自動ライジングを停止させ
ることができる。この場合には、座3をさらに背もたれ
4方向に押圧することによって、係止突起33がライジ
ングレバー6から離れ、座3の最大起立位置a方向への
回動を許容し得ることになる。
【0021】なお、支持体は、ビームパイプ上に立設さ
れるものに限らず、水平な床面上や段床の起立面等に固
設されるようなものであってもよい。また、座の左右に
位置する複数の支持体は、背もたれその他の部材により
一体に連結されたものであってもよいのは勿論である。
また、以上の実施例では、背もたれと座とを連動させ、
背もたれに作用する重力で座のライジング動作を助勢す
るようにしているが、背もたれは支持体に固定し、座は
捩じりコイルスプリング等の弾性力のみによりライジン
グさせるようにしてもよい。
【0022】さらに、スローライジング機構の構成も図
示実施例のものに限定されず、例えば、シリンダからピ
ストンロッドを突没可能に突出させたリニアタイプのダ
ンパと、このダンパのピストンロッドに係止突起の動作
を伝達するリンク機構やカム機構とからなるものであっ
てもよい。しかしながら、図示実施例のような構成によ
れば、ダンパの作動軸に単一の回動アームを取着しただ
けでよいため、部品点数を少なくすることができるとと
もに、配設スペースもきわめて小さなもので済む。そし
て、このようなものであれば、支持体の所要箇所に取付
孔を穿設してダンパを挿入固定するだけで装備すること
ができるため、既存の椅子にも容易に後付けしてスロー
ライジング機能を付加することが可能となる
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、スロー
ライジング機構によりライジング動作中の座に連続的な
制動力を付与することができるため、座が起立位置で係
止される際に騒音が発生するという不具合を効果的に解
消することができる。そのため、音楽ホールやその他の
劇場等、騒音の発生を嫌う場所にでも不具合なく設置す
ることができる。しかも、スローライジング機構の主要
部をなすダンパを座の外側に位置させて支持体側に装着
、座付勢機構も座の外側に位置させて設けているの
で、座を薄くしても座りごこちに悪影響が及ぶことがな
い。そのため、移動観覧席等のようにコンパクトに折り
畳む必要のある椅子にも容易に適用することができる。
その上、ライジングレバーを介して座を付勢するように
しているので、座に予め捩じりコイルスプリングを組付
けておくことができるため、座の支持体への組付作業を
比較的容易に行うことが可能になる。また、かかる構成
によれば、ライジングレバーを異なった形態のものにす
ることによって、座のライジング態様を簡単に変更する
ことができる。
【0024】特に、スローライジング機構をロータリ式
のダンパと回動アームにより構成した場合には、部品点
数が少なく支持体側の配設スペースも小さなもので済む
ため、コンパクトな椅子に容易に適用することができ、
既存の椅子に後付けすることができる可能性も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】同実施例を示す側面図。
【図3】同実施例の作用を説明するための側面図。
【図4】同実施例の要部を分解して示す斜視図。
【図5】同実施例の要部を示す正断面図。
【図6】本発明の要部を示す側断面図。
【図7】本発明の要部を示す側断面図。
【図8】本発明の要部を示す側断面図。
【符号の説明】
2…支持体 3…座 4…背もたれ 5…支軸 6…ライジングレバー 7…捩じりコイルスプリング 9…ダンパ 10…回動アーム 10c…回動端部 10d…長孔 25…軸受 33…係止突起 91…ダンパの本体 92…ダンパの作動軸 r…係止突起の回動軌跡 A…座付勢機構 B…スローライジング機構 a…起立位置 b…使用位置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要の間隔をあけて立設した複数の支持体
    と、これら支持体間に配設されその基端部両側を前記支
    持体に枢支させた座と、この座の外側に位置させて設け
    られこの座を使用位置から起立位置まで自動ライジング
    させるための座付勢機構と、座の外側に位置させて支持
    体側に装着したダンパを備えこのダンパによりライジン
    グ動作中の座に制動力を連続的に付与するスローライジ
    ング機構とを具備してなるものであって、前記座付勢機
    構が、支持体に設けられ中心部分に軸受を有するボス部
    と、このボス部に回動可能に支承されその回動端を座に
    係合させたライジングレバーと、前記ボス部外周に巻装
    されこのライジングレバーを座が起立する方向に付勢す
    る捩じりコイルスプリングとを具備していることを特徴
    とする椅子。
  2. 【請求項2】座の基端部両側に支軸をそれぞれ突設する
    とともに、その支軸から偏心した位置に係止突起を設け
    ておき、前記両支軸を支持体に設けた軸受に担持させて
    座のライジングを可能にするとともに、前記係止突起を
    支持体側に設けた係止面に当接させて座を起立位置に係
    止させ得るように構成し、この係合突起にライジングレ
    バーの回動端を係合させた請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】ダンパが、係止突起の回動軌跡に隣接させ
    て支持体に回動不能に装着された本体と、この本体から
    突設され一定方向への回転に対して所定の抵抗を示す作
    動軸とを具備してなるロータリ式のものであり、スロー
    ライジング機構が、このダンパの作動軸に回動アーム
    を、その回動端部を係止突起の回動軌跡上にまで延出さ
    せて取着し、この回動アームの回動端部に設けた長孔に
    前記係止突起をスライド可能に係合させたものである請
    求項2記載の椅子。
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