JP2771824B2 - 鉄道信号用電子連動装置の連動検査方法 - Google Patents
鉄道信号用電子連動装置の連動検査方法Info
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- JP2771824B2 JP2771824B2 JP63311394A JP31139488A JP2771824B2 JP 2771824 B2 JP2771824 B2 JP 2771824B2 JP 63311394 A JP63311394 A JP 63311394A JP 31139488 A JP31139488 A JP 31139488A JP 2771824 B2 JP2771824 B2 JP 2771824B2
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- Japan
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- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はマイクロコンピュータを使用した鉄道信号
用電子連動装置における連動検査方法に関するものであ
る。
用電子連動装置における連動検査方法に関するものであ
る。
従来の技術 継電連動装置に代わり導入された電子連動装置は、単
に連動機能のみならず、列車や入換車両の自動進路設定
や保全管理機能など多様な機能を内蔵し、駅運転業務の
近代化、保全業務の向上などに寄与している。
に連動機能のみならず、列車や入換車両の自動進路設定
や保全管理機能など多様な機能を内蔵し、駅運転業務の
近代化、保全業務の向上などに寄与している。
このような高い評価を得ている電子連動装置である
が、その検査業務に多大な人手を要している。
が、その検査業務に多大な人手を要している。
すなわち、従来、前記のような電子連動装置の連動検
査は、JISで規定された継電連動装置の方式に準じ、検
査項目に対応した設定条件を人手により実機に与え、そ
の制御状態を目視確認することで行なわれ、かつ全数検
査で実施されている。
査は、JISで規定された継電連動装置の方式に準じ、検
査項目に対応した設定条件を人手により実機に与え、そ
の制御状態を目視確認することで行なわれ、かつ全数検
査で実施されている。
発明が解決しようとする課題 そのため、検査量が膨大となり、検査に長時間を必要
とするとともに、人件費などコストの増大、製作工程の
長期化などを招いている。この傾向は進路数の増加に伴
い顕著となる。また、前記のように全てが人手により実
施されているため、極めて能率が悪い等の問題点があっ
た。
とするとともに、人件費などコストの増大、製作工程の
長期化などを招いている。この傾向は進路数の増加に伴
い顕著となる。また、前記のように全てが人手により実
施されているため、極めて能率が悪い等の問題点があっ
た。
そこで、この発明は前記のような従来の問題点を解決
し、検査量の大巾な削減を図り、しかも実機を使用せず
に自動化することで省力化を図ることができる連動検査
方法を提供することを目的とする。
し、検査量の大巾な削減を図り、しかも実機を使用せず
に自動化することで省力化を図ることができる連動検査
方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するため、この発明は、第1,2図に示
すようにコンピュータ1に記憶されたオブジエクトベー
スの連動制御プログラムをエミュレータ2に転送し、該
コンピュータの制御によりエミュレータ2内の検査対応
モジュールを起動して実機と同等の形態で動作させ、そ
のモジュールの出力データをエミュレータ2からコンピ
ュータ1へ入力し、そのデータをコンピュータ1に記憶
された検査データと比較して判断することを特徴とす
る。
すようにコンピュータ1に記憶されたオブジエクトベー
スの連動制御プログラムをエミュレータ2に転送し、該
コンピュータの制御によりエミュレータ2内の検査対応
モジュールを起動して実機と同等の形態で動作させ、そ
のモジュールの出力データをエミュレータ2からコンピ
ュータ1へ入力し、そのデータをコンピュータ1に記憶
された検査データと比較して判断することを特徴とす
る。
実施例 第1図に検査装置のブロック図を示す。1はコンピュ
ータ(パソコン)であり、このコンピュータ1は検査装
置の中心となって、検査対象となる連動制御プログラ
ムを読み込んでエミュレータ2に転送する、チェック
リストデータを読み込んで検査条件の設定データ、検査
比較データを作成する、検査手順に基づいてエミュレ
ータ2に起動をかけ、その際のプログラムモジュールの
出力データを読み込んで検査データと比較し、自動検査
を実施するなどの処理を行なう。エミュレータ2は検査
対象連動制御プログラムを実機イメージで動作させる。
ータ(パソコン)であり、このコンピュータ1は検査装
置の中心となって、検査対象となる連動制御プログラ
ムを読み込んでエミュレータ2に転送する、チェック
リストデータを読み込んで検査条件の設定データ、検査
比較データを作成する、検査手順に基づいてエミュレ
ータ2に起動をかけ、その際のプログラムモジュールの
出力データを読み込んで検査データと比較し、自動検査
を実施するなどの処理を行なう。エミュレータ2は検査
対象連動制御プログラムを実機イメージで動作させる。
3,4はフロッピディスク(FD)で、FD3にはあらかじめ
作成されたチェックリストデータをセットし、FD4には
検査対象となるオブジェクトモードの連動制御プログラ
ムをセットする。5はキーボードで、検査に伴う各種条
件の設定および検査項目の選択を行なう。6はプリンタ
で、検査結果を印字する。7は表示盤(VDU)で、各種
設定条件、選択項目の表示を行なう。
作成されたチェックリストデータをセットし、FD4には
検査対象となるオブジェクトモードの連動制御プログラ
ムをセットする。5はキーボードで、検査に伴う各種条
件の設定および検査項目の選択を行なう。6はプリンタ
で、検査結果を印字する。7は表示盤(VDU)で、各種
設定条件、選択項目の表示を行なう。
次に、前記のように構成された検査装置により電子連
動装置を検査する手順を、第2図のフローチャートを参
照して説明する。
動装置を検査する手順を、第2図のフローチャートを参
照して説明する。
(1).FD3よりチェックリストデータを読み込み、検査
用設定データ、検査比較データを作成する。
用設定データ、検査比較データを作成する。
(2).FD4より検査対象となる連動制御プログラムを読
み込みエミュレータ2に転送するとともに、前記設定デ
ータをエミュレータ2に転送する。
み込みエミュレータ2に転送するとともに、前記設定デ
ータをエミュレータ2に転送する。
(3).コンピュータ1の制御のもとに検査手順に基づ
いてエミュレータ2の検査対応モジュールを起動する。
いてエミュレータ2の検査対応モジュールを起動する。
(4)そのモジュールの出力データをエミュレータ2よ
り読み込み、該出力データと前記検査比較データの一致
のチェックをする。
り読み込み、該出力データと前記検査比較データの一致
のチェックをする。
(5).全項目にわたり検査が終了すると、検査結果を
プリンタ6で印字出力する。
プリンタ6で印字出力する。
(6).全項目検査が終了しないときは、設定データを
エミュレータ2に転送する前のステップへ戻る。
エミュレータ2に転送する前のステップへ戻る。
発明の効果 この発明は前記のようにコンピュータに記憶されたオ
ブジエクトベースの連動制御プログラムをエミュレータ
に転送し、該コンピュータの制御によりエミュレータ内
の検査対応モジュールを起動して実機と同等の形態で動
作させ、そのモジュールの出力データをエミュレータか
らコンピュータへ入力し、そのデータをコンピュータに
記憶された検査データと比較して判断するので、実機の
制御出力でなく、モジュールの出力結果をチェックする
ことにより検査量を大巾に削減することができ、検査を
短時間で行なうことができる。しかも、実機がなくとも
検査ができるので、製作工程が短縮でき、同時に柔軟な
工程調整が可能となる。また、従来人手で実施していた
作業が自動化されるので、大巾な省力化が可能となる等
の優れた効果がある。
ブジエクトベースの連動制御プログラムをエミュレータ
に転送し、該コンピュータの制御によりエミュレータ内
の検査対応モジュールを起動して実機と同等の形態で動
作させ、そのモジュールの出力データをエミュレータか
らコンピュータへ入力し、そのデータをコンピュータに
記憶された検査データと比較して判断するので、実機の
制御出力でなく、モジュールの出力結果をチェックする
ことにより検査量を大巾に削減することができ、検査を
短時間で行なうことができる。しかも、実機がなくとも
検査ができるので、製作工程が短縮でき、同時に柔軟な
工程調整が可能となる。また、従来人手で実施していた
作業が自動化されるので、大巾な省力化が可能となる等
の優れた効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す検査装置のブロック
図、第2図はコンピュータを中心とする作用を説明する
ためのフローチャートである。 1……コンピュータ(パソコン)、2……エミュレー
タ、3,4……フロッピディスク、5……キーボード、6
……プリンタ、7……表示盤(VDU)
図、第2図はコンピュータを中心とする作用を説明する
ためのフローチャートである。 1……コンピュータ(パソコン)、2……エミュレー
タ、3,4……フロッピディスク、5……キーボード、6
……プリンタ、7……表示盤(VDU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗方 江一郎 神奈川県藤沢市辻堂西海岸2―3―6― 502 (56)参考文献 実開 昭57−34048(JP,U) 特公 昭51−20761(JP,B1) 特公 昭62−30457(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61L 19/06 G06F 11/00 - 11/34
Claims (1)
- 【請求項1】コンピュータに記憶されたオブジエクトベ
ースの連動制御プログラムをエミュレータに転送し、該
コンピュータの制御によりエミュレータ内の検査対応モ
ジュールを起動して実機と同等の形態で動作させ、その
モジュールの出力データをエミュレータからコンピュー
タへ入力し、そのデータをコンピュータに記憶された検
査データと比較して判断することを特徴とする鉄道信号
用電子連動装置の連動検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63311394A JP2771824B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 鉄道信号用電子連動装置の連動検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63311394A JP2771824B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 鉄道信号用電子連動装置の連動検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02158454A JPH02158454A (ja) | 1990-06-18 |
JP2771824B2 true JP2771824B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=18016660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63311394A Expired - Lifetime JP2771824B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 鉄道信号用電子連動装置の連動検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2771824B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103523054B (zh) * | 2013-10-25 | 2016-03-16 | 王先宏 | 机务段信号系统的自动化控制系统 |
CN113535461B (zh) * | 2021-06-09 | 2023-10-24 | 卡斯柯信号(成都)有限公司 | 一种基于配置文件的联锁下位机数据可视化校验方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5120761A (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-19 | Nippon Steel Corp | |
JPS55107795A (en) * | 1979-02-08 | 1980-08-19 | Seiko Epson Corp | Gold tin alloy electroplating bath and plating method |
JPH0683310B2 (ja) * | 1985-07-31 | 1994-10-19 | 株式会社東芝 | 電話機回路 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP63311394A patent/JP2771824B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02158454A (ja) | 1990-06-18 |
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