JPH10236309A - スケジュール検証方法およびスケジュール検証装置 - Google Patents

スケジュール検証方法およびスケジュール検証装置

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JPH10236309A
JPH10236309A JP4803097A JP4803097A JPH10236309A JP H10236309 A JPH10236309 A JP H10236309A JP 4803097 A JP4803097 A JP 4803097A JP 4803097 A JP4803097 A JP 4803097A JP H10236309 A JPH10236309 A JP H10236309A
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JP
Japan
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data
verification
schedule
equipment
train operation
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Application number
JP4803097A
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English (en)
Inventor
Minoru Koide
実 小出
Naruyo Tanabe
考四 田部
Yoshio Watanabe
好夫 渡辺
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の列車走行試験よりも前に、列車ダイ
ヤ内部で矛盾がないことのみならず、連動図表とも矛盾
しないことを検証して、実際の列車走行試験による試験
工数を大幅に削減できる列車ダイヤ検証装置を提供す
る。 【解決手段】 列車ダイヤ検証装置のスケジュール検証
手段8は、入出力要求判断手段82と、設備データファ
イル12から必要な設備データを取り込み、設備データ
の合理性を検証する設備データ検証手段84と、スケジ
ュールデータファイル14から必要なスケジュールデー
タを取り込み、設備データ検証手段84で検証された設
備データを参照しながら、スケジュールデータの合理性
を検証するスケジュールデータ検証手段86と、検証結
果の設備データまたはスケジュールデータを表示に適す
るように編集する結果編集手段88とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スケジュール検証
方法およびスケジュール検証装置に係り、特に、高信頼
性が要求される大規模な制御システムの開発段階におけ
る試験工程の自動化や試験工数の削減に好適なスケジュ
ール検証方法およびスケジュール検証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制御システムの一例として、列車運行管
理システムがある。列車運行管理システムを開発する
際、列車運行図表すなわち列車ダイヤは、制御条件を規
定している設備データとともに、試験工程において、重
要なデータである。
【0003】列車運行管理システムを開発する場合、特
開平5−199513号公報に記載のように、列車ダイヤを自
動的に作成する装置はあったが、実際の列車走行試験よ
りも前には、設備データとの整合性を確認できなかっ
た。
【0004】したがって、列車ダイヤに誤りがある場合
は、列車走行試験中に異常停止してしまい、連続的な自
動試験が不可能になるので、スケジュールの誤り個所を
そのたびに特定して修正する必要があり、試験工数の削
減に対する主な支障となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】列車運行管理システム
の開発に関連して、特開平6−144231号公報は、データ
入力部から入力された登録ファイル中の列車ダイヤデー
タの正当性を検査し不正なデータを修正するデータ検査
部と、各路線の駅名などの駅情報,駅間距離などの駅間
情報,列車番号,着発番線などの列車情報などの鉄道設
備に関するデータを保持する設備管理ファイルとを記載
している。データ検査部は、明らかな着発時刻の誤り,
列車番号の重複などをチェックするとともに、着発番線
の検査,各駅における後追い検査,各駅クロス検査を実
施して論理的な誤りを検出し、誤りを発見した場合に
は、エラーメッセージを表示し、入力段階での誤りによ
る試験工程の再実行の無駄を省くことができるとしてい
る。
【0006】しかし、入力段階での誤りを省いただけで
は、制御システムが複雑になるほどに、設備の制御条
件,特に連動図表との矛盾を発見することも克服するこ
ともできず、最適化された状態にはならない。この例で
は、上記データ検査の後に、入力段階において誤りを省
いた列車ダイヤデータに設備管理ファイルに保持されて
いるデータを単純に付加し、スケジュールデータとして
出力するようになっており、特に連動図表と関連付けて
列車ダイヤデータの正当性を検査するようにはなってい
ない。したがって、設備の制御条件,特に連動図表との
矛盾は、実際の試験工程に入ってから発見するしかな
く、列車走行試験中に異常停止し、連続的な自動試験が
不可能になるので、スケジュールの誤り個所をそのたび
に特定して修正する必要があり、試験工数の大幅な削減
には不十分である。
【0007】特開平5−319271号公報は、それまでの従
来例として、基準運転時分,運転時隔,列車種別デー
タ,駅データなどの基本的データを記憶する基本データ
記憶部と、オペレータの入力に基づき前記基本データを
使用してダイヤを設定しまたは既にあるダイヤを変更す
るダイヤ設定・変更部と、設・定変更されたダイヤにつ
いて運転時隔,交差支障時隔などの時間に関する運転条
件などをチェックする運転条件検証部とを記載してい
る。また、この例自体は、上記構成に加えて、使用電力
量も運転条件として考慮することを提案している。
【0008】しかし、使用電力量を含めた運転条件も、
基本データも、連動装置との関係を規定してはいないか
ら、再生された列車ダイヤデータ内に矛盾は無くても、
連動図表との矛盾の有無は検証されていない。したがっ
て、この例においても、設備の制御条件,特に連動図表
との矛盾は、実際の試験工程に入ってから発見するしか
ない。
【0009】特開平6−321107号公報は、連動図表から
連動表原始ファイルを作成し一進路単位で合理性をチェ
ックして連動表1次ファイルを作成する連動表データ作
成部と、各連動表1次ファイルを読み込んで合理性をチ
ェックし確定ファイルを出力して連動データベースを出
力する合理性チェック部とを記載している。この例で
は、設備データを参照して連動表の合理性をチェックす
る。
【0010】しかし、この例により合理性をチェックさ
れた連動表を列車ダイヤの合理性のチェックにどのよう
に活用するするかは、何も記載されていない。
【0011】特開平5−016807号公報は、連動論理デー
タを作成する際に、模擬連動装置および模擬現場機器を
コンピュータ内に構築し、連動装置の結線図の元になる
連動図表に基づく連動条件と模擬処理の結果とを照合
し、連動論理データの合理性をチェックする方法を記載
している。
【0012】しかし、この例の場合も、合理性をチェッ
クされた連動論理データを列車ダイヤの合理性のチェッ
クにどのように活用するするかについては、記載や示唆
が全くない。
【0013】本発明の目的は、実際の制御システムの試
験運転よりも前に、スケジュールデータ内部で矛盾がな
いのみならず、設備データとも矛盾しないことを検証し
て、試験運転による試験工数を大幅に削減できるスケジ
ュール検証方法を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、実際の列車走行試験
よりも前に、列車ダイヤ内部で矛盾がないことのみなら
ず、連動図表とも矛盾しないことを検証して、実際の列
車走行試験による試験工数を大幅に削減できる列車ダイ
ヤ検証方法および列車ダイヤ検証装置を提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、設備の制御条件を規定する設備データフ
ァイルと、設備の制御予定を規定するスケジュールデー
タファイルと、設備データおよびスケジュールデータに
基づき設備を制御する設備制御手段とを備えた制御シス
テムのスケジュール検証方法において、入力された検証
対象が設備データかスケジュールデータかを判断し、ま
ず、検証対象が設備データのときに設備データファイル
から設備データを読み込み当該設備データの合理性を検
証し、次に、検証対象がスケジュールデータのときにス
ケジュールデータファイルからスケジュールデータを読
み込み検証された設備データを参照して当該スケジュー
ルデータの合理性を検証し、設備データ検証手段または
スケジュールデータ検証手段からの検証結果を編集し出
力するスケジュール検証方法を提案する。
【0016】本発明は、また、上記目的を達成するため
に、設備の制御条件を規定する設備データファイルと、
設備の制御予定を規定するスケジュールデータファイル
と、設備データおよびスケジュールデータに基づき設備
を制御する設備制御手段とを備えた制御システムのスケ
ジュール検証装置において、検証対象を入力し検証結果
を出力する入出力手段と、入出力手段から入力された検
証対象が設備データかスケジュールデータかを判断する
入出力要求判断手段と、検証対象が設備データのときに
設備データファイルから設備データを読み込み当該設備
データの合理性を検証する設備データ検証手段と、検証
対象がスケジュールデータのときにスケジュールデータ
ファイルからスケジュールデータを読み込み検証された
設備データを参照して当該スケジュールデータの合理性
を検証するスケジュールデータ検証手段と、設備データ
検証手段またはスケジュールデータ検証手段からの検証
結果を編集し入出力要求判断手段に出力する検証結果編
集手段とを設けたスケジュール検証装置を提案する。
【0017】本発明は、上記他の目的を達成するため
に、鉄道設備の制御条件を連動図表として規定する設備
データファイルと、列車の運行予定を規定する列車運行
図表データファイルと、連動図表および列車運行図表に
基づき列車の進路を制御する自動進路制御装置とを備え
た列車運行管理システムの列車ダイヤ検証方法におい
て、入力された検証対象が連動図表データか列車運行図
表データかを判断し、まず、検証対象が連動図表データ
のときに連動図表データファイルから連動図表データを
読み込み当該連動図表データの合理性を検証し、次に、
検証対象が列車運行図表データのときに列車運行図表デ
ータファイルから列車運行図表データを読み込み当該列
車運行図表データの合理性を検証し、さらに、列車運行
図表データファイルから列車運行図表データを読み込み
検証された連動図表データを参照して当該列車運行図表
データの合理性を検証し、連動図表データ検証手段また
は列車運行図表データ検証手段からの検証結果を編集し
出力する列車ダイヤ検証方法を提案する。
【0018】本発明は、さらに、上記他の目的を達成す
るために、鉄道設備の制御条件を連動図表として規定す
る設備データファイルと、列車の運行予定を規定する列
車運行図表データファイルと、連動図表および列車運行
図表に基づき列車の進路を制御する自動進路制御装置と
を備えた列車運行管理システムの列車ダイヤ検証装置に
おいて、検証対象を入力し検証結果を出力する入出力手
段と、入出力手段から入力された検証対象が連動図表デ
ータか列車運行図表データかを判断する入出力要求判断
手段と、検証対象が連動図表データのときに設備データ
ファイルから連動図表データを読み込み当該連動図表デ
ータの合理性を検証する連動図表データ検証手段と、検
証対象が列車運行図表データのときに列車運行図表デー
タファイルから列車運行図表データを読み込み当該列車
運行図表データの合理性を検証する列車運行図表データ
検証手段と、さらに、列車運行図表データファイルから
列車運行図表データを読み込み検証された設備データを
参照して当該列車運行図表データの合理性を検証する列
車運行図表データ検証手段と、設備データ検証手段また
は列車運行図表データ検証手段からの検証結果を編集し
入出力要求判断手段に出力する検証結果編集手段とを設
けた列車ダイヤ検証装置を提案する。
【0019】本発明は、上記他の目的を達成するため
に、鉄道設備の制御条件を連動図表として規定する設備
データファイルと、列車の運行予定を規定する列車運行
図表データファイルと、連動図表および列車運行図表に
基づき列車の進路を制御する自動進路制御装置とを備え
た列車運行管理システムの列車ダイヤ検証方法におい
て、入力された検証対象が連動図表データか列車運行図
表データかを判断し、まず、検証対象が連動図表データ
のときに連動図表データファイルから連動図表データを
読み込み当該連動図表データの合理性を検証し、次に、
検証対象が列車運行図表データのときに列車運行図表デ
ータファイルから列車運行図表データを読み込み検証さ
れた連動図表データを参照して当該列車運行図表データ
の合理性を検証し、連動図表データ検証手段または列車
運行図表データ検証手段からの検証結果を編集し出力す
る列車ダイヤ検証方法を提案する。
【0020】本発明は、さらに、上記他の目的を達成す
るために、鉄道設備の制御条件を連動図表として規定す
る設備データファイルと、列車の運行予定を規定する列
車運行図表データファイルと、連動図表および列車運行
図表に基づき列車の進路を制御する自動進路制御装置と
を備えた列車運行管理システムの列車ダイヤ検証装置に
おいて、検証対象を入力し検証結果を出力する入出力手
段と、入出力手段から入力された検証対象が連動図表デ
ータか列車運行図表データかを判断する入出力要求判断
手段と、検証対象が連動図表データのときに設備データ
ファイルから連動図表データを読み込み当該連動図表デ
ータの合理性を検証する連動図表データ検証手段と、検
証対象が列車運行図表データのときに列車運行図表デー
タファイルから列車運行図表データを読み込み検証され
た設備データを参照して当該列車運行図表データの合理
性を検証する列車運行図表データ検証手段と、設備デー
タ検証手段または列車運行図表データ検証手段からの検
証結果を編集して入出力要求判断手段に出力する検証結
果編集手段とを設けた列車ダイヤ検証装置を提案する。
【0021】本発明においては、スケジュールデータフ
ァイルと、設備制御手段とを備えた制御システムのスケ
ジュール検証方法において、設備制御手段から設備デー
タファイルを分離して独立させ、まず、検証対象が設備
データのときに、設備データファイルから設備データを
読み込み、設備データの合理性を検証し、次に、検証対
象がスケジュールデータのときに、スケジュールデータ
ファイルからスケジュールデータを読み込み、検証され
た設備データを参照して、スケジュールデータの合理性
を検証するので、実際の試験運転に先立ち、設備データ
の合理性,スケジュールデータの合理性,検証された設
備データに対するスケジュールデータの合理性を十分に
検証でき、実際の試験運転における試験工数を大幅に削
減できるとともに、異常停止の回数が減ることから、自
動試験運転が可能となる。
【0022】より、具体的には、鉄道設備の制御条件を
連動図表として規定する設備データファイルと、列車の
運行予定を規定する列車運行図表データファイルと、連
動図表および列車運行図表に基づき列車の進路を制御す
る自動進路制御装置とを備えた列車運行管理システムの
列車ダイヤ検証方法において、まず、検証対象が連動図
表データのときに、連動図表データファイルから連動図
表データを読み込み、当該連動図表データの合理性を検
証し、次に、検証対象が列車運行図表データのときに、
第1段階として、列車運行図表データ自体の合理性を検
証し、第2段階として、先に検証されている連動図表デ
ータを参照して、当該列車運行図表データの合理性を再
検証するので、実際の試験運転に先立ち、連動図表デー
タの合理性,列車運行図表データの合理性,検証された
連動図表データに対する列車運行図表データの合理性を
十分に検証でき、実際の列車試験運転における試験工数
を大幅に削減できるとともに、異常停止の回数が減るこ
とから、列車の自動試験運転が可能となる。
【0023】なお、列車運行図表データの合理性の検証
に際しては、上記第1段階としての列車運行図表データ
自体の合理性の検証を省略して、列車運行図表データフ
ァイルから列車運行図表データを読み込み、検証された
連動図表データを参照して、当該列車運行図表データの
合理性を検証するようにしてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図8を参照して、本
発明によるスケジュール検証方法およびスケジュール検
証装置の実施例を説明する。なお、図1〜図3におい
て、実線の矢印は、各部の起動関係を示し、点線の矢印
は、各情報の入出関係を示し、白抜きの矢印は、制御シ
ステムにおける設備制御手段の各情報の入出力関係を示
す。
【0025】図1は、本発明によるスケジュール検証装
置の一実施例の全体構成を検証対象の制御システムとと
もに示すブロック図である。この実施例のスケジュール
検証装置2は、基本的には、入出力手段6とスケジュー
ル検証手段8とからなり、検証対象となる制御システム
の設備データファイル12およびスケジュールデータフ
ァイル14から必要なデータを取り込んで、設備データ
の合理性をまず検証して、検証が完了した設備データに
基づき、スケジュールデータの合理性を検証する。
【0026】検証対象となる制御システムの設備制御手
段10は、スケジュール検証装置2にとっては、必須の
構成要素ではない。すなわち、スケジュール検証に際
し、スケジュール検証装置2内に、設備制御手段10の
シミュレータ機能を構築すれば、設備制御手段10の運
転状況をシミュレートしながら、設備データの合理性お
よびスケジュールデータの合理性を検証できる。このシ
ミュレータ機能は、ソフトウエアで実現しても、ハード
ウエアとして追加設置してもよい。なお、制御対象には
実際の制御出力を出さず設備制御手段10を運転しなが
ら合理性をチェックすると、より現実に近い制御状態を
検証できることは、もちろんであるが、鉄道新設の際
に、工事の進捗の影響などにより、設備制御手段10が
未設置の状態でも、スケジュール検証装置2内に、設備
制御手段10のシミュレータ機能を構築すると、設備デ
ータファイル12およびスケジュールデータファイル1
4内のデータを用いて、設備データの合理性とスケジュ
ールデータの合理性とを実機による試験に先立って検証
できる。
【0027】図2は、図1のスケジュール検証装置にお
けるスケジュール検証手段の内部構成の一例を示すブロ
ック図である。スケジュール検証手段8は、入出力要求
判断手段82と、設備データ検証手段84と、スケジュ
ールデータ検証手段86と、検証結果編集手段88とか
らなる。入出力要求判断手段82は、図1の入出力手段
6からの入出力要求を判断し、検証要求であるときは、
その検証要求に対応する設備データ検証手段84または
スケジュールデータ検証手段86を起動する。設備デー
タ検証手段84は、入出力要求判断手段82の判断結果
に従い、設備データファイル12から必要な設備データ
を取り込み、設備データの合理性を検証する。スケジュ
ールデータ検証手段86は、入出力要求判断手段82の
判断結果に従って、スケジュールデータファイル14か
ら必要なスケジュールデータを取り込み、設備データ検
証手段84で検証された設備データを参照しながら、ス
ケジュールデータの合理性を検証する。検証結果編集手
段88は、検証結果の設備データまたはスケジュールデ
ータを表示に適するように編集し、入出力要求判断手段
82を介して、入出力手段6に表示データとして送り、
CRTなどの画面上に表示させる。
【0028】図3は、図1の検証対象の制御システム
が、スケジュール検証装置で検証された設備データとス
ケジュールデータとを用いて列車の運行を制御する運行
管理システムである場合について、列車運行制御システ
ム全体の構成の一例を示すブロック図である。
【0029】図1の検証対象の制御システムに相当する
運行管理システム4は、設備制御手段としての自動進路
制御手段10と、設備制御条件を連動表の形式で規定す
る設備データファイル12と、列車ダイヤを列車運行図
表の形式で格納するスケジュールデータファイル14
と、入出力手段16とからなる。
【0030】自動進路制御装置10は、列車集中制御装
置すなわちCTC中央装置58およびCTC駅装置60
〜64を介し、連動装置66〜70との間で情報を授受
し、スケジュールデータファイル14の列車運行図表に
基づき、信号機S1〜S12などを制御し、列車Tの進
路を自動制御する。
【0031】入出力手段16は、CRT,キーボードな
どを持っており、自動進路制御手段10が列車の自動進
路制御を実行する際に、入出力インターフェースや画像
制御手段としての機能を備えているとともに、状態を表
示し、指令を入力する機能を備えている。入出力手段1
6としては、図1の入出力手段6を転用してもよい。
【0032】入出力手段16は、オペレータの操作によ
り、列車の運行に関連する設備、例えば信号機,転てつ
器などの仕様、すなわち各設備の作動条件や機能などが
定義されたときに、この定義の内容を設備仕様データと
して入力する。キーボードの操作により、入出力手段1
6に各種の設備に関する設備仕様データが入力される
と、後述の図4および図5に示すように、各設備仕様デ
ータの内容が、CRTの画面160上に表示される。
【0033】自動進路制御装置10は、入出力手段1
6,設備データファイル12,列車の時刻表に関する列
車運行図表のデータが格納されている列車運行図表ファ
イル14に接続され、CRT中央装置58を介して、各
駅のCRT駅装置60,62,64,連動装置66,6
8,70と接続されている。自動進路制御装置10は、
入出力手段16からの指令に基づいて、設備データファ
イル12,列車運行図表ファイル14からデータを取り
込むとともに、CTC中央装置58からの運転情報など
も取り込み、入力されたデータや運転情報を処理し、そ
の処理結果を列車運行情報として入出力手段16の表示
画面160上に表示するとともに、各駅の進路自動制御
情報をCTC中央装置58に出力する。各駅の連動装置
66,68,78は、CTC中央装置58からの指令に
より駆動され、列車運行図表に基づいて、列車Tの自動
進路制御を実行する。列車Tの進行に合わせて、各駅の
信号機S1〜S12の色や、ここでは図示していないが
転てつ器の状態が制御される。
【0034】連動装置66,68,70は、転てつ転換
鎖錠装置,軌道回路などの総称であり、次に述べるよう
な事情を考慮して設けられている。すなわち、列車が停
車場内で運転を開始する場合には、転てつ器を転換して
目的の進路を構成し、構成された進路を当該列車の通過
が終了するまで転換しないこと、また、該当進路の妨害
となる他の進路が構成されないようにする必要がある。
このために、各機器間には、一方の機器を取り扱った場
合、他方の機器は取り扱えないようにするインターロッ
ク(鎖錠)の関係を付加する必要があり、この機能を備え
た機器を連動機という。転てつ転換鎖錠装置,連動機,
軌道回路などを総称して、連動装置と呼んでいる。
【0035】連動装置をどのようにして構築するか、ま
た、どのように動作するのかを表わす手段として、連動
図表がある。連動図表は、配線略図と、連動表とからな
る。
【0036】図4は、代表的な設備データとしての連動
図表に含まれる配線略図のフォーマットの一例を示す図
である。入出力手段16に設備仕様データが入力された
ときには、入出力手段16の表示画面160には、設備
仕様データの内容が、列車の線路に対応づけて画像表示
される。
【0037】図5は、代表的な設備データとしての連動
図表に含まれる連動表のフォーマットの一例を示す図で
ある。信号機,転てつ機,軌道回路などは、インターロ
ック(鎖錠)が形成されている。連動表は、信号機に進行
や停止の信号現示を出力する場合の条件を規定するもの
である。図5は、場内信号機(1R),(2R),(3L)の
例を示す図である。信号機は、色,形などにより、列車
などに対して運転条件を指示する。場内信号機は、停止
場に進入する列車に対して設けられ、停車場の進入の可
否,停止場の開通している進路などを指示する。
【0038】入出力手段16は、設備仕様データの内容
を表形式で画像表示する表画像表示手段でもあり、その
表示画面160には、設備仕様データの内容が連動表に
関するデータとして画像表示される。名称24の欄に
は、信号機の種別や転てつ器の名称が表示され、信号機
の進路26の欄には、進路の運転方向が表示され、番号
28の欄には、信号機の番号として1R,2R,3Lな
どの符号が表示される。鎖錠30の欄には、転てつ器の
開通方向が表示され、信号制御またはてっ査鎖錠32の
欄には、軌道回路に列車が在線している場合に、停止信
号または転てつ器を転換できないことを示す情報が表示
される。進路鎖錠34の欄には、軌道回路の進路を保証
することを示す符号が表示され、接近または保留鎖錠3
6の欄には、進行方向を現示した後、停止信号に変更し
た場合、所定時間、例えば90秒経過するまでは、進路
を保証することを示す符号や時間が表示される。
【0039】図6は、代表的な設備データとしての連動
図表に対応する設備データファイルの構成の一例を示す
図である。設備データファイルは、高速にアクセス可能
で各情報の相対アドレスを記憶する連動表インデックス
ファイル38と、各情報ファイル382〜387とから
なる。
【0040】すなわち、ファイル38は、連動表インデ
ックスファイルであり、各ファイル382〜387の名
称に関する情報を格納している。ファイル382は、信
号機の進路ファイルであり、軌道回路に関する情報を格
納している。ファイル383は、信号機や転てつ器の番
号ファイルであり、信号機の番号に関する情報を格納し
ている。ファイル384は、鎖錠ファイルであり、転て
つ器に関する情報を格納している。ファイル385は、
信号制御またはてっ査鎖錠ファイルであり、列車が在線
している軌道回路や転換できない転てつ器に関する情報
などを格納している。ファイル386は、進路鎖錠ファ
イルであり、軌道回路の進路を保証するための情報を格
納している。ファイル387は、接近または保留鎖錠フ
ァイルであり、進行信号を現示した後、停止信号に変更
した場合、所定時間が経過するまでは、進路を保証する
ことなどの情報を格納している。
【0041】各ファイルに格納された各種の設備データ
は、自動進路制御装置10からの指令により、この自動
進路制御装置10に転送される。
【0042】図7は、列車運行図表すなわち列車ダイヤ
のファイル構成の一例を示す図である。列車ダイヤのフ
ァイルは、実施日付管理ファイル90と、実施列車索引
ファイル92と、実施列車情報ファイル94と、実施駅
情報ファイル96〜98とからなる。実施日付管理ファ
イル90は、実施列車索引ファイルのポインタと格納件
数などを記憶し、実施列車索引ファイル92は、実施列
車情報ファイルのポインタを記憶し、実施列車情報ファ
イル94は、その列車が関係している実施駅情報(始発
駅)から実施駅情報(終着駅)のポインタを記憶する。そ
れ以外にも、列車の分割や併合の運用を記憶する運用情
報なども含まれている。要約すれば、列車運行図表(列
車ダイヤ)は、一般の時刻表と同様に、列車番号毎の出
発時刻と到着時刻および該当駅の番線を始発駅96から
終着駅98まで記憶している。
【0043】設備データの自動進路対象が、列車運行図
表(列車ダイヤ)上で許されるルートである。したがっ
て、列車ダイヤの合理性チェック項目として、その設備
データの制御条件を満足しているか否かの検証が重要と
なる。
【0044】特に、試験工程では、列車ダイヤの検証だ
けではなく、例えば、列車ダイヤすなわち時刻表の改訂
や設備の変更が生じた場合、実際の運転開始前に、設備
データと列車ダイヤとの整合性を確認する必要がある。
【0045】図8は、図1のスケジュール検証装置の処
理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図8
において、‘S’は、ステップを表わしている。 S100:設備データである連動図表のチェックをすべ
ての対象設備に関して繰り返す。 S200〜S300:設備データの各情報に関して、単
独の合理性をチェックし、合理性チェック結果がNGの
とき、合理性エラー情報を出力し、設備データ検証処理
を終了する。 S500:スケジュールデータである列車運行図表のチ
ェックをすべての列車に関して繰り返す。 S600〜S700:スケジュールデータの各情報に関
して、単独の合理性をチェックし、合理性チェック結果
がNGのとき、合理性エラー情報を出力し、検証処理を
終了する。 S750〜S950:スケジュールデータの各情報に関
して、全実施日分,前列車分,および始発駅から終着駅
まで全駅分、上記チェックが完了した設備データを参照
しながら、自動進路として有効か否かの合理性をチェッ
クする。合理性チェック結果がNGのとき、合理性エラ
ー情報を「無効」として出力し、検証処理を終了する。
【0046】本実施例においては、チェックが完了した
設備データを参照しながら、列車運行図表をチェックで
きるので、実際の試験走行におけるエラーの発生を大幅
に抑制でき、試験走行での試験の自動化が可能になる。
【0047】なお、図8の実施例では、スケジュールデ
ータの各情報に関して、まず、単独の合理性をチェック
し、次に、チェックが完了した設備データを参照しなが
ら、もう一度その合理性をチェックしたが、チェックが
完了した設備データを参照しながら、1回でスケジュー
ルデータの各情報の合理性をチェックするようにしても
よい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、チェックが完了した設
備データを参照しながら、スケジュールデータをチェッ
クできるので、実際の試験工程におけるエラーの発生を
大幅に抑制でき、試験工程での試験の自動化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスケジュール検証装置の一実施例
の全体構成を検証対象の制御システムとともに示すブロ
ック図である。
【図2】図1のスケジュール検証装置におけるスケジュ
ール検証手段の内部構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の検証対象の制御システムが、スケジュー
ル検証装置で検証された設備データとスケジュールデー
タとを用いて列車の運行を制御する運行管理システムで
ある場合について、列車運行制御システム全体の構成の
一例を示すブロック図である。
【図4】代表的な設備データとしての連動図表に含まれ
る配線略図のフォーマットの一例を示す図である。
【図5】代表的な設備データとしての連動図表に含まれ
る連動表のフォーマットの一例を示す図である。
【図6】代表的な設備データとしての連動図表に対応す
る設備データファイルの構成の一例を示す図である。
【図7】列車運行図表すなわち列車ダイヤのファイル構
成の一例を示す図である。
【図8】図1のスケジュール検証装置の処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 スケジュール検証装置 4 制御システム(=運行管理システム) 6 入出力手段 8 スケジュール検証手段 10 設備制御手段 12 設備データファイル 14 スケジュールデータファイル 16 入出力手段 160 入出力手段16の表示画面 24 信号機の名称 26 信号機の進路 28 信号機や転てつ器の番号 30 鎖錠 32 信号制御またはてつ査鎖錠 34 進路鎖錠 36 接近または保留鎖錠 38 連動表インデックスファイル 382 信号機の進路ファイル 383 信号機や転てつ器の番号ファイル 384 鎖錠ファイル 385 信号制御またはてっ査鎖錠ファイル 386 進路鎖錠ファイル 387 接近または保留鎖錠ファイル 58 CTC中央装置 60 CTC駅装置 62 CTC駅装置 64 CTC駅装置 66 連動装置 68 連動装置 70 連動装置 82 入出力要求判断手段 84 設備データ検証手段 86 スケジュールデータ検証手段 88 検証結果編集手段 90 実施日付け管理ファイル 92 実施列車検索ファイル 94 実施列車情報ファイル 96 実施駅情報(始発) 98 実施駅情報(終着)
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 好夫 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備の制御条件を規定する設備データフ
    ァイルと、設備の制御予定を規定するスケジュールデー
    タファイルと、前記設備データおよびスケジュールデー
    タに基づき設備を制御する設備制御手段とを備えた制御
    システムのスケジュール検証方法において、 入力された検証対象が設備データかスケジュールデータ
    かを判断し、 まず、前記検証対象が設備データのときに前記設備デー
    タファイルから設備データを読み込み当該設備データの
    合理性を検証し、 次に、前記検証対象がスケジュールデータのときに前記
    スケジュールデータファイルからスケジュールデータを
    読み込み前記検証された設備データを参照して当該スケ
    ジュールデータの合理性を検証し、 前記設備データ検証手段またはスケジュールデータ検証
    手段からの検証結果を編集し出力することを特徴とする
    スケジュール検証方法。
  2. 【請求項2】 設備の制御条件を規定する設備データフ
    ァイルと、設備の制御予定を規定するスケジュールデー
    タファイルと、前記設備データおよびスケジュールデー
    タに基づき設備を制御する設備制御手段とを備えた制御
    システムのスケジュール検証装置において、 検証対象を入力し検証結果を出力する入出力手段と、 前記入出力手段から入力された検証対象が設備データか
    スケジュールデータかを判断する入出力要求判断手段
    と、 前記検証対象が設備データのときに前記設備データファ
    イルから設備データを読み込み当該設備データの合理性
    を検証する設備データ検証手段と、 前記検証対象がスケジュールデータのときに前記スケジ
    ュールデータファイルからスケジュールデータを読み込
    み前記検証された設備データを参照して当該スケジュー
    ルデータの合理性を検証するスケジュールデータ検証手
    段と、 前記設備データ検証手段またはスケジュールデータ検証
    手段からの検証結果を編集し前記入出力要求判断手段に
    出力する検証結果編集手段とを設けたことを特徴とする
    スケジュール検証装置。
  3. 【請求項3】 鉄道設備の制御条件を連動図表として規
    定する設備データファイルと、列車の運行予定を規定す
    る列車運行図表データファイルと、前記連動図表および
    前記列車運行図表に基づき列車の進路を制御する自動進
    路制御装置とを備えた列車運行管理システムの列車ダイ
    ヤ検証方法において、 入力された検証対象が連動図表データか列車運行図表デ
    ータかを判断し、 まず、前記検証対象が連動図表データのときに前記連動
    図表データファイルから連動図表データを読み込み当該
    連動図表データの合理性を検証し、 次に、前記検証対象が列車運行図表データのときに前記
    列車運行図表データファイルから列車運行図表データを
    読み込み当該列車運行図表データの合理性を検証し、 さらに、前記列車運行図表データファイルから列車運行
    図表データを読み込み前記検証された連動図表データを
    参照して当該列車運行図表データの合理性を検証し、 前記連動図表データ検証手段または列車運行図表データ
    検証手段からの検証結果を編集し出力することを特徴と
    する列車ダイヤ検証方法。
  4. 【請求項4】 鉄道設備の制御条件を連動図表として規
    定する設備データファイルと、列車の運行予定を規定す
    る列車運行図表データファイルと、前記連動図表および
    前記列車運行図表に基づき列車の進路を制御する自動進
    路制御装置とを備えた列車運行管理システムの列車ダイ
    ヤ検証装置において、 検証対象を入力し検証結果を出力する入出力手段と、 前記入出力手段から入力された検証対象が連動図表デー
    タか列車運行図表データかを判断する入出力要求判断手
    段と、 前記検証対象が連動図表データのときに前記設備データ
    ファイルから連動図表データを読み込み当該連動図表デ
    ータの合理性を検証する連動図表データ検証手段と、 前記検証対象が列車運行図表データのときに前記列車運
    行図表データファイルから列車運行図表データを読み込
    み当該列車運行図表データの合理性を検証する列車運行
    図表データ検証手段と、 さらに、前記列車運行図表データファイルから列車運行
    図表データを読み込み前記検証された設備データを参照
    して当該列車運行図表データの合理性を検証する列車運
    行図表データ検証手段と、 前記設備データ検証手段または列車運行図表データ検証
    手段からの検証結果を編集し前記入出力要求判断手段に
    出力する検証結果編集手段とを設けたことを特徴とする
    列車ダイヤ検証装置。
  5. 【請求項5】 鉄道設備の制御条件を連動図表として規
    定する設備データファイルと、列車の運行予定を規定す
    る列車運行図表データファイルと、前記連動図表および
    前記列車運行図表に基づき列車の進路を制御する自動進
    路制御装置とを備えた列車運行管理システムの列車ダイ
    ヤ検証方法において、 入力された検証対象が連動図表データか列車運行図表デ
    ータかを判断し、 まず、前記検証対象が連動図表データのときに前記連動
    図表データファイルから連動図表データを読み込み当該
    連動図表データの合理性を検証し、 次に、前記検証対象が列車運行図表データのときに前記
    列車運行図表データファイルから列車運行図表データを
    読み込み前記検証された連動図表データを参照して当該
    列車運行図表データの合理性を検証し、 前記連動図表データ検証手段または列車運行図表データ
    検証手段からの検証結果を編集し出力することを特徴と
    する列車ダイヤ検証方法。
  6. 【請求項6】 鉄道設備の制御条件を連動図表として規
    定する設備データファイルと、列車の運行予定を規定す
    る列車運行図表データファイルと、前記連動図表および
    前記列車運行図表に基づき列車の進路を制御する自動進
    路制御装置とを備えた列車運行管理システムの列車ダイ
    ヤ検証装置において、 検証対象を入力し検証結果を出力する入出力手段と、 前記入出力手段から入力された検証対象が連動図表デー
    タか列車運行図表データかを判断する入出力要求判断手
    段と、 前記検証対象が連動図表データのときに前記設備データ
    ファイルから連動図表データを読み込み当該連動図表デ
    ータの合理性を検証する連動図表データ検証手段と、 前記検証対象が列車運行図表データのときに前記列車運
    行図表データファイルから列車運行図表データを読み込
    み前記検証された設備データを参照して当該列車運行図
    表データの合理性を検証する列車運行図表データ検証手
    段と、 前記設備データ検証手段または列車運行図表データ検証
    手段からの検証結果を編集し前記入出力要求判断手段に
    出力する検証結果編集手段とを設けたことを特徴とする
    列車ダイヤ検証装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006213220A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Nippon Signal Co Ltd:The 連動システム、及び、連動システムにおける動作情報の表示方法
JP2007269240A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Railway Technical Res Inst プログラム、列車運行適応ペトリネットモデル生成装置、列車抑止手配支援装置、列車運行適応ペトリネットモデル生成方法及び列車抑止手配支援方法

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