JP3317144B2 - 一貫製造設計処理システム - Google Patents

一貫製造設計処理システム

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JP3317144B2 JP14908696A JP14908696A JP3317144B2 JP 3317144 B2 JP3317144 B2 JP 3317144B2 JP 14908696 A JP14908696 A JP 14908696A JP 14908696 A JP14908696 A JP 14908696A JP 3317144 B2 JP3317144 B2 JP 3317144B2
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の製造工程を
経て製造される、例えば鉄鋼製品の製造ラインに用いら
れる一貫製造設計処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼メーカでは、冷延鋼板、表面処理鋼
板、電磁鋼板、ステンレス板、レール、シームレス管、
スパイラル管、鋼矢板等の多種多様な製品を大量に製造
している。これらの製品は、その種類に応じて、転炉工
程、鋳造工程、粗圧延工程、熱間圧延工程、冷間圧延工
程、焼鈍工程等の多数の製造工程を経て造られる。
【0003】図7は、従来の一貫製造設計処理システム
を説明するための図である。通常、鉄鋼製品は、顧客か
ら注文を受けると、まず本社部門で、注文に応じて製品
の材質、引っ張り試験等の必要特性値を付与して、その
製品の設計を行う(ステップS91)。本社で行った製
品設計の結果であるデータは、製鐵所に送られる。製鐵
所では、1の注文毎に、必要特性値、注文寸法、必要
量、納期等の製品を造るために必要なデータ(製品仕
様)に基づいて、通過する製造工程、製造スケジュール
(生産計画)及び製造工程の稼働条件を決定する製造設
計を行う(ステップS92)。この製造設計は、テーブ
ル群とロジック群を用いて、転炉工程から最終の梱包工
程までを一貫して設計するものであり、一貫製造設計と
呼ばれる。この一貫製造設計の結果(製造仕様)を、製
品を造るのに必要な各製造工程に出力し(ステップS9
3)、製造仕様に基づいて各製造工程を稼働して、実際
の生産を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記で説明したよう
に、一貫製造設計は初めから終わりまでの全ての工程に
ついて一貫して行う。この設計方法は、製造工程が少な
い場合は、容易に行うことができる。しかしながら、製
造工程が多くなると、種々の造り方ができ、また製造設
計の項目が膨大になるので、処理プログラムが複雑にな
り、難しくなる。例えば、スラブだけの注文であれば、
スラブだけの設計、すなわち転炉工程と鋳造工程の設計
だけ行えばよいので、簡単である。しかしながら、鋼板
を製造する場合は、さらに熱間圧延工程、冷間圧延工程
及び焼鈍工程等における製造設計を行う必要がある。ま
た、この場合、例えば複数の熱間圧延工程があるとき
は、どの熱間圧延工程を使用するかの設計をも行う必要
がある。製鐵所における一貫製造設計は、製造設計の項
目が多くなるので、通常、バッチ処理される。
【0005】ところで、従来の一貫製造設計は、各製造
工程毎に必要な情報をテーブル群とロジック群を用いて
作成する。このテーブル群とロジック群はその内容が頻
繁に変更されるので、一貫製造設計は使い捨てにし、毎
回、各注文毎に一貫製造設計を行っている。したがっ
て、同一顧客からの同一仕様の注文、例えば同じ乗用自
動車に使用する鋼板の注文であっても、その注文の都
度、繰り返し同じ一貫製造設計を行っている。このよう
に、従来の一貫製造設計は、注文の都度行っており、同
一の注文であっても、再度同じ作業を行わなければなら
ず、過去に行った一貫製造設計のデータを有効に活用で
きないという問題がある。
【0006】また、テーブルやロジックの内容の変更を
一貫製造設計処理を使用しているときに行うと、テーブ
ルやロジックの変更により直ちに一貫製造設計処理の内
容が変更されてしまい、誤ってテーブルやロジックの変
更をした場合に、一貫製造設計処理を正常に行うことが
できなくなるという問題が生ずる。これに対して、テー
ブルやロジックの変更作業の間、一貫製造設計の処理を
中止すれば、このような問題の発生は少なくなる。しか
しながら、この方法は一貫製造設計の処理を中止しなけ
ればならないので、変更作業を行う時期が限られる。
【0007】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、過去の一貫製造設計のデータを有効に活用する
ことができるとともに、テーブルやロジックの変更を、
必要なときに何時でも確実に行うことができる一貫製造
設計処理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明に係る一貫製造設計処理システムは、製品仕
様に基づいて複数の製造工程を管理・運転するための一
貫製造設計を行う一貫製造設計処理システムであって、
前記一貫製造設計を行う際に用いるテーブル群及びロジ
ック群を記憶する本テーブル等記憶手段と、前記製品仕
様に基づいて、前記本テーブル等記憶手段に記憶された
テーブル群及びロジック群を使って一貫製造設計を行う
本製造設計手段と、前記テーブル群及びロジック群を変
更する際に、前記テーブル群及びロジック群のうち変更
の対象となるテーブル及びロジックを一時的に記憶する
仮テーブル等記憶手段と、前記テーブル群及びロジック
群を変更するときに、変更の対象となるテーブル及びロ
ジックを一時的に前記本テーブル等記憶手段から複写し
て前記仮テーブル等記憶手段に記憶した後、その記憶し
たテーブル及びロジックを変更するテーブル等変更手段
と、前記製品仕様に基づいて前記仮テーブル等記憶手段
に記憶している変更後のテーブル及びロジック並びに前
記本テーブル等記憶手段に記憶している変更していない
残りのテーブル群及びロジック群を用いて一貫製造設計
を行う仮製造設計手段と、前記本製造設計手段又は前記
仮製造設計手段によって作成された一貫製造設計の結果
を前記製品仕様と対応付けて一時的に記憶する一時記憶
手段と、前記一時記憶手段に記憶された一貫製造設計の
結果のうち、正常なものだけを前記製品仕様と対応付け
て記憶する本設計記憶手段と、入力された製品仕様と一
致する製品仕様が前記本設計記憶手段に記憶されている
か否かを判断し、記憶していればその一致した製品仕様
の一貫製造設計の結果を読み出し、記憶していなければ
前記本製造設計手段及び必要に応じて前記仮製造設計手
段に一貫製造設計を行わせ、その結果を出力する処理手
段と、を具備することを特徴とするものである。
【0009】初めての製品を造るときには、その製品仕
様に基づいて本製造設計手段によりテーブル群とロジッ
ク群を使って一貫製造設計を行ってその結果を出力する
とともに本設計記憶手段に記憶する。また、過去に造っ
たことのある製品を造るときには、本設計記憶手段に記
憶したその一貫製造設計の結果を読みだして出力する。
これにより、過去に作成した一貫製造設計を有効に活用
することができる。また、一貫製造設計の結果を記憶し
ているので、テーブル群やロジック群を誤って変更した
場合でも、過去に造ったことのある製品は、同一のもの
を確実に生産することができる。
【0010】また、テーブルやロジックを変更して一貫
製造設計を行うときには、直接本テーブル等記憶手段に
記憶してあるテーブル群やロジック群を変更するのでは
なく、変更するテーブルやロジックを、一旦、仮テーブ
ル等記憶手段に複写することにより記憶し、その仮テー
ブル等記憶手段に記憶したテーブルやロジックを変更す
る。これにより、万一誤ってテーブルやロジックを変更
した場合でも、一貫製造設計を行うときに使用するテー
ブル群やロジック群には何の変更も加えていないので、
かかる変更作業における誤作業の影響を低減することが
できる。さらに仮製造設計手段は、仮テーブル等記憶手
段に記憶した変更後のテーブル及びロジック、並びに本
テーブル等記憶手段に記憶している変更していないテー
ブル群及びロジック群を使用して一貫製造設計を行うの
で、仮テーブル等記憶手段の記憶容量は本テーブル等記
憶手段に比べて、はるかに小さい容量のもので足りる。
【0011】さらに、本製造設計手段の他に仮製造設計
手段を設けたことにより、実際の製造に使用するための
本番用の一貫製造設計を行っているときでも、テーブル
やロジックを変更して仮の一貫製造設計を行うことがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実
施形態である一貫製造設計処理システムを使用した鋼材
製造ラインの一例を示す概略図、図2は第1実施形態の
一貫製造設計処理システムの概略ブロック図である。
【0013】図1に示す鋼材製造ラインは、製品仕様に
応じた品質と成分の鋼を造る転炉工程A、転炉工程Aか
らの鋼をスラブP1 やブルームP2 の形に固めて切断す
る鋳造工程B、粗圧延工程C、熱間圧延工程D、冷間圧
延工程E、焼鈍工程F1,F2、メッキ工程G、鋼板の
表面の状態を整えるスキンパス工程H、及び梱包工程I
を備えるものである。
【0014】図1に示す鋼材製造ラインでは、転炉工程
Aと鋳造工程BによりスラブP1及びブルームP2を造
り、そのスラブP1を粗圧延工程Cと熱間圧延工程Dを
通すことにより熱延鋼板P3を造り、さらにその熱延鋼
板P3を冷間圧延工程Eに通すことにより冷延鋼板P4
を造り、さらにその冷延鋼板P4を第1焼鈍工程F1又
は第2焼鈍工程F2、メッキ工程G、及びスキンパス工
程Hを通して表面処理鋼板P5を造る。その表面処理鋼
板P5を梱包工程Iで梱包した後、出荷する。また、注
文に応じて、スラブP1、ブルームP2、熱延鋼板P
3、冷延鋼板P4の状態で出荷することもできる。
【0015】本実施形態では、最終的に仕上げる製品の
設計を本社で行うものとし、その結果である製品仕様が
各製鐵所に送られる。各製鐵所では、本社で作成された
製品仕様に適合する製品を造るために、上記の鋼材製造
ラインの各種の製造工程の中からどの製造工程を使用す
るのか、どのように使用するのか、及び生産計画を設計
する。例えば、熱間圧延工程Dと冷間圧延工程Eとを使
用する場合、熱間圧延工程Dでは厚さを何mmに延ば
し、冷間圧延工程Eではその厚さを何mmに延ばすかを
設計し、そのために必要となる各製造工程における必要
なデータを生成する製造設計を行う。この製造設計は初
めから終わりまでの各製造工程の全てを一貫して設計す
る一貫製造設計である。したがって、本実施形態では、
転炉工程から最終工程である梱包工程までの各製造工程
毎に製造設計を行い、その結果を纏めたものが一貫製造
設計の結果となる。
【0016】本実施形態の一貫製造設計処理システム
は、図2に示すように、製品仕様を入力するキーボード
等の入力部10と、入力された製品仕様に基づいて一貫
製造設計の制御を行う制御部11と、制御部11が行っ
た一貫製造設計の結果等を出力する出力部12と、一貫
製造設計の結果である製造仕様を製品仕様と対応づけ
て、各製造工程毎に記憶する第1記憶部13と、テーブ
ル群及びロジック群を記憶する第2記憶部14と、制御
部11からの指示に基づいて第2記憶部14に記憶した
テーブル群及びロジック群を参照して各製造工程毎に製
造設計を行う製造設計作成部15と、テーブル群やロジ
ック群の内容の変更及び管理を行う管理部16と、テー
ブル群又はロジック群の内容が変更されたときに、第1
記憶部13に記憶してある製品仕様に基づいて一貫製造
設計又は該当する箇所の製造工程の製造設計をやり直
し、その結果を第1記憶部に記憶する再生成部17とを
備える。
【0017】入力部10は、本社から送られた製品仕様
に基づいて、キーボード等を用いてその製品仕様をサー
バ用コンピュータに入力する。なお、製品仕様は、本社
のコンピュータから通信回線等を用いて、製鐵所のサー
バ用コンピュータに直接送るようにしてもよい。出力部
12は、一貫製造設計の結果である製造仕様、或いは各
製造工程毎に行った製造設計の結果である製造仕様を画
像に表示したり、プリンタ等により紙に出力したり、各
製造工程に通信回線等を使用して送信したりする。
【0018】製造設計作成部15は、製品仕様に基づい
て、各製造工程毎に第2記憶部14に記憶しているテー
ブル群やロジック群を用いて、各製造工程の稼働条件、
生産計画等を決定する各製造工程別の製造設計を行う。
製造設計作成部15は、本設計部151と、仮設計部1
52と、検証設計部153とを有する。本設計部151
は、実際の製造に使用する本番用の一貫製造設計(本設
計とも称する。)を行うものであ。仮設計部152は、
特定のテーブルやロジックの内容を変更して仮の一貫製
造設計(以下、仮設計とも称する。)を行うものであ
り、検証設計部153は、シミュレーション用の一貫製
造設計(以下、検証設計とも称する。)を行うものであ
る。
【0019】第1記憶部13は、本設計部151等が作
成した製造設計の結果を各製造工程毎に製品仕様と対応
付けて一時的に記憶する一時記憶部130と、既に作成
した一貫製造設計の結果を製品仕様と対応付けて各製造
工程毎に記憶している本設計記憶部(以下、単に本記憶
部とも称する。)131と、システムの改修を行うとき
に、本記憶部131の内容を複写してその内容と同一の
ものを記憶する改修記憶部132とを有するものであ
る。すなわち、本実施形態では、製造設計の結果である
製造仕様を保管する場所が3つ設けられている。また、
第1記憶部13は、例えば、製品仕様の主要項目をキー
項目(規格、需要家、用途、寸法、品質等)として、製
造設計の結果である製造仕様を、各製造工程毎に格納す
る。
【0020】第2記憶部14は本設計を行うときに使用
する本テーブル等記憶部141と、仮設計を行うときに
使用する仮テーブル等記憶部142と、システムの改修
を行う際に使用する改修テーブル等記憶部143とを有
する。本テーブル等記憶部141に記憶されているテー
ブル群及びロジック群は各製造工程毎に用意されてい
る。仮テーブル等記憶部142には、必要に応じて本テ
ーブル等記憶部141のテーブル群及びロジック群のう
ちの一部を複写して記憶する。改修テーブル等記憶部1
43には、必要に応じて本テーブル記憶部141に記憶
しているテーブル群及びロジック群の全てを複写して記
憶する。なお、仮テーブル等記憶部141及び改修テー
ブル等記憶部143の内容は、適宜、たとえば新たにこ
れらの記憶部を使用するときに、古い内容を消去して新
たな内容を本テーブル等記憶部から複写して記憶する。
【0021】図1の一貫製造設計処理システムでは、テ
ーブルは、約200個用意されている。ここで、テーブ
ルとは、表形式になっているものを言いう。例えば、殆
どの製造工程の稼働条件を決定するときに使用する材質
用のテーブル、熱間圧延工程で使用する熱延精度のテー
ブル、冷間圧延工程で使用される冷延精度のテーブル、
スキンパス工程で使用するスキンパス圧下率のテーブル
等がある。各テーブルの項目として、例えば、材質用の
テーブルの場合、製品規格、ユーザ名、製品寸法、硬
さ、肌荒れ、引張試験、曲げ試験、結晶粒度、加工性試
験等を設けている。また、ロジックとは、処理条件を決
定するためにifやwhile等のコンピュータ言語
(例、COBL)を用いて書いたものを言いう。例え
ば、ある製品を造るのに複数の製法がある場合に、条件
に合った製法を決定するときに使用するものである。
【0022】管理部16は、テーブル群やロジック群の
変更・管理を行う。例えば、レコードの変更時に、その
変更により影響を与える範囲を自動で表示したり、テー
ブル群のレコード単位でその使用状況を管理する。ま
た、内容を変更したときの日時、理由、処理者等をも管
理する。再生成部17は、テーブル群又はロジック群の
内容が変更されたときに、既に第1記憶部13の本設計
記憶部131に記憶してある製品仕様に基づいて一貫製
造設計をやり直す。このとき、全ての一貫製造設計をや
り直してもよいが、本実施形態では、変更前のレコード
を使用して行った一貫製造設計だけを読みだして、その
データを再生成する。また、新旧の一貫製造設計の各項
目を比較してその結果を一覧形式で表示することができ
る。さらに、一貫製造設計をやり直すときは、変更した
レコードと関係のない他の製造工程は処理せずに、変更
したレコードに関係する製造工程だけをやり直すことに
より、再生成を迅速に行うようにしてもよい。
【0023】次に、本実施形態の一貫製造設計処理シス
テムの動作について、図3を参照して説明する。まず、
過去に造ったことのある製品についての注文があった場
合について述べる。かかる注文について本社で作成され
た製品仕様が、キーボード、或いは通信回線を介して入
力されると(ステップS10)、制御部11は、処理順
序テーブルを使用して、基本的な処理順序を決定した
後、順次各製造工程毎に製造設計を行う。そして先ず、
製造工程Aについて入力された製品仕様と同一のものが
第1記憶部13の本記憶部131に記憶されているか否
かのマッチッグ処理を行う(ステップS11a)。本記
憶部131には過去に造ったことのある製品の一貫製造
設計の結果が各製造工程毎に記憶されているので、その
製造設計の結果を読み出し(ステップS12a)、次の
製造工程の処理に移行する。ステップS11bでも同様
に、製造工程Bについて入力された製品仕様と同一のも
のが第1記憶部13の本記憶部131に記憶されている
か否かのマッチッグ処理を行う(ステップS11b)。
そして、その製造設計の結果である製造仕様を読み出し
(ステップS12b)、次の処理に移行する。このよう
にして、各製造工程毎に、製造設計を行い、すべての製
造工程の製造設計を終了すると、各製造工程における製
造仕様を纏めて一貫製造設計の製造仕様を作成して、そ
の製造仕様を出力部12を介して紙に出力したり(ステ
ップS13)、その製造仕様を出力部12を介して各製
造工程の制御を行う端末コンピュータに送る(ステップ
S14)。
【0024】転炉工程Aから梱包工程Iまでの各製造工
程では、各々に設けられた端末コンピュータにより、送
られてきた製造仕様に基づいて、稼働に必要な条件を設
定し、各装置を稼働して処理を行う。このように、本実
施形態では、過去に作成した一貫製造設計の結果を記憶
しているので、過去に作成したことのある製品について
は、確実に同一品質のものを迅速に製造することができ
る。
【0025】次に、過去に造ったことがない製品につい
て注文があった場合について説明する。かかる注文が入
力されると(ステップS10)、上記の場合と同様にし
て制御部11は、処理順序テーブルを使用して、基本的
な処理順序を決定した後、順次各製造工程毎に製造設計
を行う。先ず、製造工程Aについて入力された製品仕様
と同一のものが第1記憶部13の本記憶部131に記憶
されているか否かのマッチッング処理を行う(ステップ
S11a)。記憶されいれば、その製造設計の結果を読
み出し(ステップS12a)、次のステップに移行す
る。マッチッング処理を行った結果、本記憶部131に
同じものが記憶されていなければ、制御部11は、本設
計、すなわち製造設計作成部15の本設計部151に信
号を送って、新たに製造工程Aの製造設計を行う旨の指
示を行う。本設計部151は、第2記憶部14の本テー
ブル等記憶部141に記憶されたテーブル群及びロジッ
ク群を用いてこの注文の製品仕様に基づいて、製造工程
Aについて新たな製造設計を行って製造仕様を作成する
(ステップS20a)。
【0026】上記のようにして新たな製造設計が作成さ
れると、その製造設計の結果である製造仕様をステップ
S21aで一時記憶部130に製品仕様と対応付けて記
憶し、画面又は紙に出力する(ステップS22a)。ス
テップS23aでは、担当者がその製造仕様が正常なも
のであるか否かの検査を行う。検査に合格した製造設計
の結果は、ステップS24aで一時記憶部130から本
記憶部131に複写することにより、本記憶部131に
製品仕様と対応付けて記憶する。また、同時に、次の製
造工程の処理に移行する(ステップS11b)。
【0027】ステップS23aの検査の結果、新たに作
成した製造設計の結果である製造仕様に異常がみつかれ
ば、制御部11は仮設計部152に信号を送って、図4
に示す処理手順により、仮設計を行う。すなわち、ステ
ップS231aで、製造工程Aの製造設計に使用するテ
ーブル及びロジックの全部又は一部を本テーブル等記憶
部141から仮テーブル等記憶部142に複写する。ス
テップS232aでは、その複写したテーブル及びロジ
ックに必要な修正を行う。次に、ステップS233aで
は、仮設計部152が仮テーブル等記憶部142に記憶
した修正後のテーブル及びロジック、並びに必要に応じ
て本テーブル等記憶部141に記憶したテーブル群及び
ロジック群を使用して仮の製造設計を行う。この仮の製
造設計の結果である仮の製造仕様はステップS234a
で一時記憶部130に一時的に記憶され、ステップS2
35aで画面又は紙に出力される。ステップS236a
では、この仮の製造仕様を担当者が検査し、異常があれ
ば、ステップS231aに戻って、再度テーブルやロジ
ックの複写を行い、修正して上述の仮設計をやり直す。
仮の製造仕様が正常なものであれば、ステップS237
aに移行して検証処理を行う。
【0028】すなわち、修正後のテーブル及びロジッ
ク、並びに本テーブル等記憶部の修正していない他のテ
ーブル群及びロジック群を使用して、他の注文の製品仕
様に基づく製造工程Aの製造設計を行い、仮設計の際の
テーブル等の変更により他の注文の製品仕様に基づく製
造設計に異常が生じないかどうかの検証を行う。この検
証については、後に詳述する。検証の結果、他の注文の
製造設計に異常がなければ、ステップS238aに移行
して修正したテーブル及びロジックを仮テーブル等記憶
部から複写して本テーブル等記憶部の内容を書き替え
る。その後、ステップS239aで一時記憶部130に
記憶した仮の製造仕様を複写して本記憶部131に登録
し、次の製造工程に移行する。尚、本実施形態の仮設計
では、修正したテーブルやロジック以外のテーブル群及
びロジック群は本テーブル等記憶部に記憶したテーブル
群及びロジック群を使用するので、仮テーブル等記憶部
の記憶容量を小さなものとすることができる。
【0029】また、本実施形態では、修正したテーブル
及びロジックを使用して、本記憶部131に記憶してい
る他の注文の製品仕様について、製造設計を行って、検
証を行い、その結果、異常がなく、対応する製造仕様と
同一のものが得られることを確認した後、修正したテー
ブル及びロジックを本テーブル等記憶部141に複写し
て、書換えを行う。異常が生じて対応する製造仕様が得
られなければ、再度、仮テーブル等記憶部142に記憶
したテーブル及びロジックの複写及び修正を行って仮の
製造設計をやり直す。テーブル及びロジックの修正によ
り既に登録されている他の注文の製品仕様に対応する製
造仕様に異常が生じるような修正は、正しい修正とは言
えない。上記のように検証を行った後に、修正したテー
ブルやロジックの書換えを行うことにより、システムの
信頼性の向上を図ることができる。すなわち、本実施形
態によれば、仮設計を行った後、検証設計により既に本
記憶部131に登録されている他の注文の製品仕様に、
悪影響を及ぼしていないかを検証することができる。
【0030】このようにして製造工程Aの製造設計を終
えたら、次の製造工程Bの製造設計を行う(ステップS
11b)。製造工程Bの設計も、上記の製造工程Aの場
合と同様にして製造設計がおこなわれる。以下、順次、
各製造工程毎に、マッチング処理、或いは必要に応じ
て、本設計、仮設計、検証設計を行い、使用する全ての
製造工程について、製造設計を行う。通常、過去に造っ
たことがない製品であっても、過去に造ったことのある
製品の一部の製造工程が異なるだけで、他の多くの製造
工程はすべて以前に造ったことのある製品と同じである
場合が多い。このような場合でも、従来のシステムで
は、初めから一貫製造設計を行っていた。これに対し
て、本実施形態では、異なる製造工程の製造設計だけを
行い、仕様が同じ製造工程については、過去の各製造工
程毎の製造仕様を有効に活用して一貫製造設計を行うの
で、従来のシステムに比べて、一貫製造設計を迅速に行
うことができる。
【0031】以下、鋼材の材質を設計する場合を例に挙
げて製造設計について具体的に説明する。鋼材の材質の
製造設計は、各製造工程毎に用意されている材質用のテ
ーブル(及びロジック)を用いて行う。本社から送られ
てきた製品仕様に基づいて、使用する製造工程毎にテー
ブルを参照して必要な条件にマッチするレコードを読み
出して、各製造工程毎にその製造工程を稼働するのに必
要なデータを取得する。同じ、表面処理鋼板であって
も、ユーザによって若干その材質が異なるので、各注文
の製品仕様には製品の規格の他にユーザ名も記載されて
いる。かかる製品仕様に基づいて、使用する製造工程及
び使用する各製造工程での稼働条件等をその仕様に応じ
てきめ細かく設計する。
【0032】また、表面処理鋼板の材質の設計を行うと
きは、その製品仕様に基づいて、先ず、転炉で製造する
鋼の成分を何にするかをテーブル群を用いて決定する。
これにより使用する原材料、製錬手段の種類、更にカー
ボンの割合等、転炉工程で必要とするデータを生成す
る。最終製品の材質はこの転炉工程で略決定されるが、
転炉工程の後の焼鈍工程や圧延工程等でも大きく変化す
る。このため、材質に影響を及ぼすこれらの各製造工程
毎に、例えば鋼材のカーボン、リン、マンガン等の各成
分や作業条件の目標値及び上下限値を決定する。
【0033】また、その表面処理鋼板の板厚の製造設計
は、以下のようにして行う。例えば、製品仕様でその板
厚が0.82mmとなっているときは、通常、鋳造工程
Bでは、約250mmのスラブP1を造り、このスラブ
P1を熱延工程Cで厚さ3mmの熱延鋼板P3とし、そ
の熱延鋼板P3を冷間圧延工程Eで0.8mmの冷延鋼
板P4に圧延し、更に第1焼鈍工程F1で焼鈍した後、
メッキ工程Gで0.01mmのメッキ処理を施し、スキ
ンパス工程Hで表面の形状を整えて板厚0.82mmの
表面処理鋼板P5を造る。このため、板厚に影響を及ぼ
すこれらの各製造工程を稼働するためのデータを各製造
工程毎にテーブル群及びロジック群を用いて生成する。
【0034】上記のようにして、使用する全ての各製造
工程毎の製造設計が終了すると、各製造工程における製
造仕様を纏めて一貫製造設計の製造仕様を作成し、その
結果を、必要に応じて製造仕様書として画面又は紙に出
力し(ステップS13)、各製造工程毎に、所定の範囲
内のものであるか否かを必要に応じて担当者が検査す
る。検査に合格した一貫製造設計は、出力部12を介し
て各製造工程の制御を行う端末コンピュータに送られる
(ステップS14)。検査に合格しなった一貫製造設計
は、再度やり直しを行う。このように間違った一貫製造
設計が出力されるのは、製品仕様の諸元値をキーボード
から入力するときに、ミスが生じるからである。この入
力ミスは、入力したときには分からない。このため、一
貫製造設計を行った後、画面や紙出力した製造仕様書を
見てこの入力ミスを検査する。かかる検査は、前述した
ように各製造工程の製造設計を行い、次の製造工程の設
計に移行する前にも行うことにり、検査の信頼性を向上
させることができる。なお、この検査はいずれか一方を
省略することも可能である。
【0035】次に、テーブルやロジックが変更された場
合の処理について説明する。例えば、仮設計の際にテー
ブルの、あるレコードを変更すると、管理部16は、本
記憶部131に記憶している、その変更されたレコード
の旧データを用いて作成された一貫製造設計の製品仕様
を検索する。該当する製品仕様があれば、それを読み出
して変更後のテーブル群及びロジック群を用いて新たに
一貫製造設計を行い、データを再生成する。再生成した
データが正しいか否かは、実際に生産を行う前に、検査
を行い、その変更が正しく行われたか否をチックする。
検査に合格すると、本記憶部131の書き替えを行う。
尚、管理部16は、テーブル群やロジック群が変更され
ると、何時、誰が変更したか等の履歴を管理し、この履
歴は誤入力等の検出に用いると同時に、一貫製造設計の
経歴を把握するのに用いる。
【0036】次に、検証、すなわちシミュレーションに
ついて説明する。本実施形態の検証では、どの第1記憶
部13と、どの第2記憶部14とを使用して行うかを選
択することができる。すなわち、本実施形態の検証に
は、改修記憶部131と改修テーブル等記憶部143と
を使用して行う第1の検証と、一時記憶部132と仮テ
ーブル等記憶部142及び本テーブル等記憶部143と
を使用して行う第2の検証と、本記憶部131と本テー
ブル等記憶部141とを使用して行う第3の検証とがあ
る。第1の検証は、システムの改修作業、例えば、鋼材
の規格が全面的に変更になった場合や設備の仕様が大き
く変更になった場合等、数カ月以上の長期間に渡ってテ
ーブルやロジックの修正を行う必要があるときに使用さ
れる。第2の検証は、前述した仮設計が正常に行われた
か否かを判断するときに使用される。第3の検証は、急
いでテーブルやロジックを変更する必要があるときに使
用される。
【0037】以下では、第1の検証について図5を参照
して説明する。入力部10から第1の検証を行う旨の指
示が入力されると、ステップS40で本記憶部131の
内容を全て改修記憶部132に複写する。ステップS4
1では、本テーブル等記憶部141の全ての内容を改修
テーブル等記憶部143に複写する。ステップS42で
は改修テーブル等記憶部143に複写したテーブル群及
び(又は)ロジック群、並びに必要に応じて製品仕様を
修正する。そして、ステップS43では、改修記憶部1
32に記憶した製品仕様を順次読み出して、修正後のテ
ーブル群及びロジック群を使用して一貫製造設計を行
う。この一貫製造設計は、改修記憶部132に記憶した
製品仕様に基づいて、改修テーブル等記憶部143に記
憶している改修用のテーブル群及びロジック群を使用し
て行う。この一貫製造設計の結果である製造仕様は、製
品仕様と対応付けて一時記憶部130に記憶した後(ス
テップS44)、画面又は紙に出力される(ステップS
45)。画面又は紙に出力された製造仕様は、担当者が
検査する(ステップS46)。この検査に合格しなけれ
ば、ステップS42に戻ってテーブルやロジック等の修
正を行って、一貫製造設計をやり直す。検査に合格すれ
ば、一時記憶部130に記憶した製造仕様を複写して改
修記憶部132を書き替える(ステップS47)。次
に、ステップS48に移行して、改修記憶部132に記
憶している全ての注文の製品仕様についての一貫製造設
計を終了したか否かを判断する。まだ、行っていない注
文があれば、ステップS43に戻って次の注文の製品仕
様を改修記憶部132から読みだして一貫製造設計を行
い、その結果を上述と同様に検査する。このようにして
順次、改修記憶部132から製品仕様を読みだして一貫
製造設計をやり直す。全ての注文についての製品仕様の
検証を終えたら、ステップS49に移行して改修記憶部
132の内容を本記憶部131に複写することにより、
本記憶部131の内容を書き替える。更に、改修テーブ
ル等記憶部143の内容を本テーブル等記憶部141に
複写することにより、本テーブル等記憶部141の内容
を書き替える(ステップS50)。これにより、システ
ムの改修作業を終了する。
【0038】また、本実施形態の検証は、記憶している
全ての注文について行わずに、一部の注文だけについて
行うことも可能である。一部の注文だけついて、検証を
行った場合、本記憶部131と本テーブル等記憶部14
1を使用して第3の検証を行うことにより、検証しなか
った注文の製品仕様について一貫製造設計を行って、テ
ーブルやロジックの変更により、他の検証を行わなかっ
た製品仕様に異常が生じていないかを検証することがで
きる。また、第3の検証を行うことにより、テーブルや
ロジックを修正したときに、検証した後にテーブル群及
びロジック群の書き替えを行うべきであるのに検証を行
わずに、かかるテーブル群やロジック群の書き替えを行
った場合にも、かかる誤作業を容易に見つけることがで
きる。
【0039】ところで、第2の検証である前述した図4
のステップS237aの検証設計を行うときには、検証
設計部153は一時記憶部130に記憶した仮設計の結
果である製品仕様に基づいて、仮テーブル等記憶部14
2に記憶されている修正後の仮のテーブル及びロジック
と、本テーブル等記憶部141に記憶されているそれ以
外のテーブル群及びロジック群とを使用して、製造工程
A等の製造設計を行う。
【0040】従来は、一貫製造設計を行っているとき
に、テーブル群やロジック群を修正したり、シミュレー
ションを行うことはできなかった。これに対して、本実
施形態では、上記の仮設計部や検証設計部を有するの
で、本社からの注文に基づいて、一貫製造設計を行って
いるときにでも、その処理を妨げることなく、テーブル
やロジックの修正、及びシミュレーションを行うことが
できる。すなわ、製品仕様、テーブル、ロジックを自由
に変更して一貫製造設計のシミュレーションを行うこと
ができる。このシミュレーションは注文に対する一貫製
造設計とは別個に独立して行うことができるので、注文
に対する処理を中断することなく、行うことができる。
【0041】上記の本実施形態では、新たに一貫製造設
計を行うと、第1記憶部13の本記憶部131にその結
果を製品仕様と対応づけて記憶する。後日、同一の注文
を受けたときには、その記憶した一貫製造設計の結果を
読みだして、各製造工程の制御を行うので、各注文毎に
一貫製造設計を行っていた従来のシステムに比べて、一
度行った一貫製造設計の結果を有効に活用することがで
きる。しかも、第1記憶部に過去の一貫製造設計の結果
を記憶しておくことにより、テーブルやロジックを誤っ
て変更した場合でも、過去に造ったことのある製品につ
いては、安定して生産を行うことができ、したがって従
来のものに比べて、一貫製造設計の安定性の向上を図る
ことができる。
【0042】また、既に、本記憶部131に記憶してあ
るデータについては、担当者の点検処理が必要なくなる
ので、労力の軽減を図ることができる。また、本実施形
態では、テーブルやロジックを変更した場合、既に記憶
してある一貫製造設計の結果を再生成するので、テーブ
ルやロジックの変更にも、柔軟に対応することができ
る。
【0043】さらに、従来は、全製造工程について一の
一貫製造設計を行って一の注文製造仕様を記憶し、且つ
を出力していたので、データ量が膨大となり、作成した
製造仕様書を各製造工程毎に、分ける作業は容易でなか
った。また、従来のシステムでは、異なる仕様の二つの
注文において、ある製造工程の製造設計が全く同じ内容
になる場合でも、全て各注文単位毎に、新たに各製造工
程の一貫製造設計を行っている。これに対して、本実施
形態では、各製造工程毎に、製造設計を行い、各製造工
程毎に製造仕様を記憶し、出力することができるので、
必要な製造工程のみのコンパクトな製造仕様書を出力す
ることができる。更に、製造指示は、一貫製造設計によ
って指示できるだけでなく、各製造工程毎に、工程別に
製造設計を行って、指示することも可能である。また、
各製造工程毎に製造設計を行って、その結果を記憶して
いるので、一度設計した一貫製造設計に対して、注文の
訂正、製造工程の変更、製造条件の変更等が発生した場
合や、一貫製造設計を行って検査した結果、注文の製品
を造れないことが分かり、その原因を調べたら、あるテ
ーブルのデータが間違っていることを発見した場合にも
迅速に対処することができる。すなわち、このような場
合には、新たに一貫製造設計をもう一度やり直すのでは
なく、関係する製造工程の製造設計のみを行ってその製
造工程の製造仕様を修正することにより、一貫製造設計
を修正することができる。したがって、一貫製造設計の
修正を迅速に行うことができる。
【0044】加えて、注文の中には、例えば最終の梱包
工程の仕様のみが異なり、他の製造工程は、全て同じで
あるという場合がある。この場合、この二つの注文につ
いての一貫製造設計を別々に記憶すると、記憶容量が膨
大になる。しかし、本実施形態では、各製造工程毎に、
製造設計を行い、その結果を記憶して活用することによ
り、製造仕様の重複した記憶をなくして、記憶手段を効
率よく使用することができる。
【0045】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施形態では、本発明を鉄
鋼製品を製造するラインに用いた場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の製
造工程を経て生産される全ての製造ラインに用いること
ができる。
【0046】また、上記の実施形態では、本社で製品設
計を行う場合について説明したが、製品設計は各製鐵所
で行うようにしてもよい。さらに、上記の実施形態で
は、検証設計部を設けた場合について、説明したが、検
証設計部は省略することも可能である。次に、本発明の
第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態で
は一貫製造設計を行う際に、各製造工程毎にマッチング
処理、本設計、仮設計及び検証設計を行ったが、第2実
施形態は、全工程について一度にマッチング処理、本設
計、仮設計及び検証設計を行う点が第1実施形態と異な
る。その他の点は、第1実施形態と同様である。したが
って、以下では、図6を参照してその処理手順について
のみ説明する。なお、本実施形態において第1実施形態
と同様の機能を有するものには、同一の符号又は対応す
る符号を付することにより、その詳細な説明を省略す
る。
【0047】注文について本社で作成された製品仕様
が、キーボード、或いは通信回線を介して入力されると
(ステップS60)、制御部11は、先ず入力された製
品仕様と同一のものが第1記憶部13の本設計記憶部6
31に記憶されているか否かのマッチッグ処理を行う
(ステップS61)。一致するものがあれば、その一貫
製造設計の結果を読み出し(ステップS62)、その一
貫製造設計で作成した結果である製造仕様を出力部12
を介して紙に出力したり(ステップS63)、その製造
仕様を出力部12を介して各製造工程の制御を行う端末
コンピュータに送る(ステップS64)。
【0048】転炉工程Aから梱包工程Iまでの各製造工
程では、各々に設けられた端末コンピュータにより、送
られてきた製造仕様に基づいて、稼働に必要な条件を設
定し、各装置を稼働して処理を行う。ステップS61で
のマッチング処理で、この注文の製品仕様に対応する一
貫製造設計の結果が本記憶部631に記憶されていない
ときは、制御部11は、本設計部651に信号を送っ
て、新たに一貫製造設計を行う旨の指示を行う。本設計
部651は、第2記憶部14の本テーブル等記憶部64
1に記憶されたテーブル群及びロジック群を用いてこの
注文の製品仕様に基づいて、新たな一貫製造設計を行っ
て製造仕様を作成する(ステップS70)。この製造仕
様は、一時記憶部630に記憶された後(ステップS7
1)、画面又は紙に出力される(ステップS72)。ス
テップS73では、その出力された製造仕様が正常なも
のであか否かを検査する。検査に合格した製造仕様は、
ステップS74で一時記憶部630から本記憶部631
に複写することにより、本記憶部631に製品仕様と対
応付けて記憶する。かかる本設計を行った場合、上述し
たステップS63の出力は省略することが可能である。
一貫製造設計の結果は、マッチング処理の場合と同様
に、ステップS64で各製造工程の制御を行う端末コン
ピュータに送られる。
【0049】ステップS73の検査の結果、新たに作成
した一貫製造設計の結果である製造仕様に異常がみつか
れば、制御部11は、仮設計部652に信号を送って、
図4に示す第1実施形態の処理手順と同様の処理手順に
より、仮設計を行う。但し、この場合の仮設計は、各製
造工程毎に製造設計を行うのではなく、全ての製造工程
について一度に製造設計を行う。仮設計が終了した後
は、上述した本設計の場合と同様に処理され、その結果
が端末のコンピュータに送られる。
【0050】第2実施形態は、全ての製造工程について
一度に、マッチング処理、或いは必要に応じて、本設
計、仮設計、検証設計を行い、その結果を製品仕様と対
応付けて記憶すると同時に出力するものである。したが
って、各製造工程毎に製造設計を行い、その結果を記憶
するという第1実施形態に特有の点を除き、第1実施形
態と同様の作用・効果を奏する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、初
めての製品を造るときには、その製品仕様に基づいて本
製造設計手段により、必要に応じて、一貫製造設計を行
ってその結果を出力するとともに本設計記憶手段に記憶
し、また過去に造ったことのある製品を造るときには、
本設計記憶手段に記憶したその一貫製造設計の結果を読
みだして出力することにより、過去に作成した一貫製造
設計を有効に活用することができるとともに、一貫製造
設計の安定性の向上を図ることができ、さらに、一貫製
造設計の結果が本設計記憶手段に記憶されているか否か
を判断し、記憶していればその一致した製品仕様の一貫
製造設計の結果を読み出し、記憶していないときだけそ
の一貫製造設計を行うことにより、一貫製造設計に要す
る時間を短縮することができ、加えて仮製造設計手段を
設けたことにより、実際の製造に使用するための本番用
の一貫製造設計を行っているときでも、テーブルやロジ
ックを変更して仮の一貫製造設計を行うことができる一
貫製造設計処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である一貫製造設計処理
システムを使用した鋼材製造ラインの一例を示す概略図
である。
【図2】第1実施形態の一貫製造設計処理システムの概
略ブロック図である。
【図3】第1実施形態の一貫製造設計処理システムの流
れ図である。
【図4】第1実施形態の仮設計を行うときの流れ図であ
る。
【図5】第1実施形態の検証設計を行うときの流れ図で
ある。
【図6】第2実施形態の一貫製造設計処理システムの概
略ブロック図である。
【図7】従来の一貫製造設計処理システムを説明するた
めの図である。
【符号の説明】 10 入力部 11 制御部 12 出力部 13 第1記憶部 130,630 一時記憶部 131,631 本設計記憶部 132,632 改修記憶部 14 第2記憶部 141,641 本テーブル等記憶部 142,642 仮テーブル等記憶部 143,643 改修テーブル等記憶部 15 製造設計作成部 151,651 本設計部 152,652 仮設計部 153,653 検証設計部 16 管理部 17 再生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和田 正勝 北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日本製 鐵株式会社 八幡製鐵所内 (72)発明者 松尾 和茂 北九州市戸畑区飛幡町2−2 新日鉄情 報通信システム株式会社 西日本支社内 (72)発明者 中俣 大作 北九州市戸畑区飛幡町2−2 新日鉄情 報通信システム株式会社 西日本支社内 (56)参考文献 特開 平9−323110(JP,A) 特開 平4−55001(JP,A) 特開 平4−52219(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 37/00 - 37/78 B23Q 41/00 G06F 17/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品仕様に基づいて複数の製造工程を管
    理・運転するための一貫製造設計を行う一貫製造設計処
    理システムであって、 前記一貫製造設計を行う際に用いるテーブル群及びロジ
    ック群を記憶する本テーブル等記憶手段と、 前記製品仕様に基づいて、前記本テーブル等記憶手段に
    記憶されたテーブル群及びロジック群を使って一貫製造
    設計を行う本製造設計手段と、 前記テーブル群及びロジック群を変更する際に、前記テ
    ーブル群及びロジック群のうち変更の対象となるテーブ
    ル及びロジックを一時的に記憶する仮テーブル等記憶手
    段と、 前記テーブル群及びロジック群を変更するときに、変更
    の対象となるテーブル及びロジックを一時的に前記本テ
    ーブル等記憶手段から複写して前記仮テーブル等記憶手
    段に記憶した後、その記憶したテーブル及びロジックを
    変更するテーブル等変更手段と、 前記製品仕様に基づいて前記仮テーブル等記憶手段に記
    憶している変更後のテーブル及びロジック並びに前記本
    テーブル等記憶手段に記憶している変更していない残り
    のテーブル群及びロジック群を用いて一貫製造設計を行
    う仮製造設計手段と、 前記本製造設計手段又は前記仮製造設計手段によって作
    成された一貫製造設計の結果を前記製品仕様と対応付け
    て一時的に記憶する一時記憶手段と、 前記一時記憶手段に記憶された一貫製造設計の結果のう
    ち、正常なものだけを前記製品仕様と対応付けて記憶す
    る本設計記憶手段と、 入力された製品仕様と一致する製品仕様が前記本設計記
    憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶していれ
    ばその一致した製品仕様の一貫製造設計の結果を読み出
    し、記憶していなければ前記本製造設計手段及び必要に
    応じて前記仮製造設計手段に一貫製造設計を行わせ、そ
    の結果を出力する処理手段と、 を具備することを特徴とする一貫製造設計処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記本テーブル等記憶手段に記憶された
    テーブル群及びロジック群と同じものを記憶する改修テ
    ーブル等記憶手段と、 前記改修テーブル等記憶手段に記憶されたテーブル群及
    びロジック群の修正を行うテーブル等修正手段と、 前記製品仕様に基づいて、前記本テーブル等記憶手段の
    テーブル群及びロジック群、前記仮テーブル等記憶手段
    の変更後のテーブル及びロジック並びに前記本テーブル
    等記憶手段の変更していない他のテーブル群及びロジッ
    ク群、又は前記改修テーブル等記憶手段に記憶した修正
    後のテーブル群及びロジック群を用いて一貫製造設計を
    行う検証製造設計手段と、 前記検証製造設計手段によって作成された一貫製造設計
    の結果を前記製品仕様と対応付けて記憶する改修設計記
    憶手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1記載の一貫製造設計
    処理システム。
  3. 【請求項3】 製品仕様に基づいて複数の製造工程を管
    理・運転するための一貫製造設計を行う一貫製造設計処
    理システムであって、 前記一貫製造設計を行う際に用いるテーブル群及びロジ
    ック群を各製造工程毎に記憶する工程別本テーブル等記
    憶手段と、 前記製品仕様に基づいて、製造工程毎に設けられたテー
    ブルとロジックを使って各製造工程毎に製造設計を行う
    工程別本製造設計手段と、 前記テーブル群及びロジック群を変更する際に、前記テ
    ーブル群及びロジック群のうち変更の対象となるテーブ
    ル及びロジックを一時的に記憶する仮テーブル等記憶手
    段と、 前記テーブル群及びロジック群を変更するときに、変更
    の対象となるテーブル及びロジックを一時的に前記工程
    別本テーブル等記憶手段から複写して前記仮テーブル等
    記憶手段に記憶した後、その記憶したテーブル及びロジ
    ックを変更するテーブル等変更手段と、 前記製品仕様に基づいて前記仮テーブル等記憶手段に記
    憶している変更後のテーブル及びロジック並びに前記本
    テーブル等記憶手段に記憶している変更していない残り
    テーブル群及びロジック群を用いて前記製造工程毎に製
    造設計を行う工程別仮製造設計手段と、 前記工程別本製造設計手段又は前記工程別仮製造設計手
    段によって作成された前記製造設計の結果を前記製造工
    程毎に前記製品仕様と対応付けて一時的に記憶する一時
    記憶手段と、 前記一時記憶手段に記憶された製造設計の結果のうち、
    正常なものだけを前記製品仕様と対応付けて記憶する本
    設計記憶手段と、 入力された製品仕様と一致する製品仕様が前記本記憶手
    段に記憶されているか否かを前記製造工程毎に判断し、
    記憶していればその一致した製品仕様の製造設計の結果
    を読み出し、記憶していなければ前記工程別本製造設計
    手段及び必要に応じて前記工程別仮製造設計手段に製造
    設計を行わせることにより一貫製造設計を行い、その結
    果を一括して或いは各製造工程毎に出力する処理手段
    と、 を具備することを特徴とする一貫製造設計処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記工程別本テーブル等記憶手段に記憶
    されたテーブル群及びロジック群と同じものを記憶する
    工程別改修テーブル等記憶手段と、 前記工程別改修テーブル等記憶手段に記憶されたテーブ
    ル群及びロジック群の修正を行うテーブル等修正手段
    と、 前記製品仕様に基づいて、前記工程別本テーブル等記憶
    手段のテーブル群及びロジック群、前記仮テーブル等記
    憶手段の変更後のテーブル及びロジック並びに前記工程
    別本テーブル等記憶手段の変更していない他のテーブル
    群及びロジック群、又は前記工程別改修テーブル等記憶
    手段に記憶した修正後のテーブル群及びロジック群を用
    いて一貫製造設計を行う工程別検証製造設計手段と、 前記工程別検証製造設計手段によって作成された前記製
    造設計の結果を前記各製造工程毎に前記製品仕様と対応
    付けて記憶する工程別改修設計記憶手段と、 を設けたことを特徴とする請求項3記載の一貫製造設計
    処理システム。
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