JP2771346B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JP2771346B2
JP2771346B2 JP3125577A JP12557791A JP2771346B2 JP 2771346 B2 JP2771346 B2 JP 2771346B2 JP 3125577 A JP3125577 A JP 3125577A JP 12557791 A JP12557791 A JP 12557791A JP 2771346 B2 JP2771346 B2 JP 2771346B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示コントローラを内
蔵するマイクロコンピュータに利用され、特に、表示用
メモリ近傍から、表示セグメント信号を出力する端子近
傍への表示データの転送方式に関する。なお、本明細書
で表示コントローラは表示ドライバを含むものとする。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の蛍光表示管コントローラを
内蔵したマイクロコンピュータの一例の要部を示すブロ
ック構成図で、蛍光表示管コントローラ部を示す。
【0003】本従来例のマイクロコンピュータ500
は、ダイナミック駆動により蛍光表示管の制御を行うマ
イクロコンピュータである。表示メモリ502には、表
示データが格納されている。表示桁信号出力端子501
(501−1〜501−n)は、順次アクティブとなる
複数の表示桁信号を出力する。また、表示桁信号ごとに
表示メモリ502の内容を読み出し、複数の表示セグメ
ント・桁信号兼用出力端子503(503−1〜503
−m)へ出力する。
【0004】表示メモリ502は、アドレスセレクタ5
04からの出力によりアドレス選択され、データバス5
05との間で読み出しまたは書き込みが可能である。ま
た、表示データラッチ506に対して読み出しが可能で
ある。表示メモリ502とデータバス505間の読み出
しまたは書き込みは、メモリリード信号517またはメ
モリライト信号507で実行し、表示メモリ502から
表示データラッチ506への読み出しは、表示データリ
ード信号508で実行する。
【0005】アドレスセレクタ504は、メモリアドレ
スをアドレスバス509からのアドレスか、アドレス生
成回路510からの出力によるアドレスかを時分割に切
換える手段を含んでいる。表示メモリ502とデータバ
ス505間の読み出しまたは書き込みでは、アドレスバ
ス509からのアドレスを選択する。また、表示メモリ
502からの表示データラッチ506への読み出しで
は、アドレス生成回路510からの出力によるアドレス
を選択する。
【0006】カウンタ511は、カウントクロック信号
512に基づいてカウント動作し、カウンタのオーバフ
ローを表示データリード信号508として、タイミング
カウンタ515に対し出力する。表示データリード信号
508は、各桁信号出力の最後に「H」レベルとなる信
号である。タイミングカウンタ515は、カウンタ51
1が出力する表示データリード信号508に基づいてカ
ウント動作するカウンタで、表示タイミングデコーダ5
16とアドレス生成回路510に対しカウント値を出力
する。また、タイミングカウンタ515は一致信号52
0の入力によりカウント値をゼロクリアする。
【0007】桁数設定回路518は表示桁数を格納して
おり、タイミングカウンタ515のカウント値と設定さ
れた表示桁数を比較し、一致であれば一致信号520を
タイミングカウンタ515に出力する。桁数設定回路5
18にはデータバス505を介してあらかじめ表示桁数
を書き込んでおく。
【0008】表示タイミングデコーダ516は、タイミ
ングカウンタ515が出力するカウント値をデコード
し、表示桁信号を生成して複数の表示桁信号出力端子5
01から順次「H」アクティブな信号を高耐圧バッファ
514を介して出力する。また、桁数設定回路518に
設定した表示桁数が表示桁信号出力端子数よりも多い場
合、溢れた分の桁信号出力信号は、表示タイミングデコ
ーダ516の出力からはオア回路(OR)519、高耐
圧バッファ513を介して表示セグメント・桁信号兼用
出力端子503から出力される。
【0009】アドレス生成回路510は、タイミングカ
ウンタ515のカウントアップとともに更新するアドレ
スを出力する回路で、各表示桁信号出力に対応した表示
データを読み出すための表示メモリ502に対するアド
レスを生成する。表示データラッチ506は、マスター
スレーブの2段構成になっており、表示データリード信
号508が「H」レベルのときに表示メモリ502から
複数ビットのデータをパラレルに取り込み、表示データ
リード信号508が「L」レベルになると、マスタ側か
らスレーブ側に取り込んだデータが転送されて、スレー
ブ側から複数の表示セグメント・桁信号兼用出力端子5
03に対しその内容を高耐圧バッファ513を介して出
力する。表示データのセグメント数の最大値は表示桁数
に依存し、表示セグメント・桁信号兼用出力端子503
のうち、表示桁信号出力に用いていない端子数だけ表示
セグメント信号出力に用いることができる。
【0010】次に、表示出力タイミングについて図7を
用いて説明する。図7において、501−1、501−
2および501−3は、表示桁信号出力端子501の出
力である。表示桁信号出力端子501は、タイミングカ
ウンタ515が表示桁数分のカウントアップをするとと
もに出力端子501−1→501−2→501−3の順
に「H」アクティブな信号を出力する。なお、図7で
は、出力端子501−1の立ち下がりと出力端子501
−2の立ち上がり、および出力端子501−2の立ち下
がりと出力端子501−3の立ち上がりが同一タイミン
グとなっているが、実際は蛍光表示管の漏れ発光を防ぐ
ために時間的なすきまが存在する。
【0011】アドレス生成回路510は、アクティブ中
の表示桁信号の次の桁に対応した表示データが格納され
たアドレスを生成する。従って、出力端子501−2が
アクティブのときは、出力端子501−3がアクティブ
のときに出力しなければならない表示データが格納され
ている表示メモリ502のアドレスを生成する。表示デ
ータラッチ506への読み出しは、各表示桁信号の最後
に出力される表示データリード信号508が「H」レベ
ルのときに実行される。表示データリード信号508が
「H」レベルのときに表示メモリ502から表示データ
ラッチ506のマスタ側に表示データが取り込まれ、表
示データリード信号508が「L」レベルにおちると表
示データラッチのマスタ側からスレーブ側に表示データ
は転送されてスレーブ側から表示データは出力され、オ
ア回路519および高耐圧バッファ513を介して表示
セグメント・桁信号兼用出力端子503から出力され
る。
【0012】なお、本従来例では表示メモリ502への
アクセスにおいて、データバス505とのリードまたは
ライトと表示データラッチ506へのリードを時分割で
行っているが、このほかに、表示メモリ502にデュア
ルポートRAMを用いる例もある。
【0013】このように、本従来例の蛍光表示管コント
ローラを内蔵したマイクロコンピュータ500は、表示
メモリ502から表示データラッチ506までの表示デ
ータのデータ転送をパラレル転送で行っている。従っ
て、表示メモリ502から表示データラッチ506まで
の配線を表示セグメント出力の本数分行わなければなら
ず、表示セグメント数が多いほど配線数が増加し、その
結果マイクロコンピュータ500のチップ面積が大きく
なる。また、マイクロコンピュータ内部の配線におい
て、表示メモリ502と表示セグメント・桁信号兼用出
力端子503を近隣させなければならないという制限が
生じる。
【0014】また、他の従来例として、オア回路519
の論理和の入力を3入力とし、表示タイミングデコーダ
出力、表示データラッチ出力のほかに汎用ポートラッチ
出力を入力し、表示桁数も表示セグメント数も少ない場
合には余った表示セグメント・桁信号兼用出力端子50
3を汎用ポート出力端子として用いる例も考えられる
が、この場合、同じ蛍光表示管に接続される表示桁信号
と表示セグメント信号を出力する端子の間に汎用ポート
出力端子がある形態となり、セットに組込んだ際の配線
引き回しが困難となる。
【0015】以上説明したように、本従来例では、蛍光
表示管コントローラを内蔵したマイクロコンピュータを
例に説明を行ったが、LCD(液晶表示素子)コントロ
ーラを内蔵したマイクロコンピュータの制御も表示メモ
リから出力端子までのデータ転送は本従来例と同じよう
に行われている。ただし、外部出力信号のレベルを変換
するために、本従来例にLCD駆動電圧コントローラを
付加する。また、高耐圧バッファ513をLCD駆動電
圧コントローラにより制御されるセグメントドライバに
置き換え、高耐圧バッファ514をLCD駆動電圧コン
トローラにより制御されるコモンドライバに置き換えた
構成となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
表示コントローラを内蔵したマイクロコンピュータにお
いては、表示メモリから表示データラッチまでの表示デ
ータのデータ転送をパラレル転送で行っている。
【0017】しかし、このようなデータ転送方式では、
表示メモリから表示データラッチまでの配線を表示セグ
メント出力の本数分行わなければならず、表示セグメン
ト数が多いほど配線数が増加し、その結果、マイクロコ
ンピュータのチップ面積が大きくなる欠点がある。ま
た、マイクロコンピュータ内部の配線において、表示メ
モリと表示セグメント・桁信号兼用出力端子を近隣させ
なければならないという制限が生じる欠点がある。
【0018】本発明の目的は、前記の欠点を除去するこ
とにより、表示セグメントの増加に伴う配線数の増加を
少なくし、チップ面積を小さくできるとともに、マイク
ロコンピュータ内部における配置制限を少なくした、表
示コントローラを内蔵したマイクロコンピュータを提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示データを
格納する表示メモリと、表示桁数を指定可能な桁数設定
回路と、表示桁信号を出力する表示タイミングデコーダ
と、前記表示メモリから読み出された表示データをラッ
チし出力する表示データラッチと、前記表示タイミング
デコーダおよび前記表示データラッチの出力を外部に出
力する複数の表示セグメント・桁信号兼用出力端子とを
含む表示コントローラを備えたマイクロコンピュータに
おいて、前記表示メモリ内の表示データを読み出して格
納しシリアルに出力する複数ビットの第一のシフトレジ
スタと、この第一のシフトレジスタから出力された表示
データを格納し前記表示データラッチに対してパラレル
に出力する複数ビットの第二のシフトレジスタと、前記
第一および第二のシフトレジスタをシフト動作させるた
めのシフトクロック信号を生成するシフトクロック生成
回路と、この生成されたシフトクロック信号を前記桁数
設定回路の値に応じて制御するシフト補正回路とを含む
ことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、前記表示コントローラ
は、蛍光表示管コントローラであることが好ましい。
【0021】また、本発明は、前記表示コントローラ
は、LCDコントローラであることが好ましい。
【0022】
【作用】シフトクロック生成回路で生成され、シフト補
正回路で桁数設定回路の値に応じて制御されたシフトク
ロック信号に従って、第一のシフトレジスタは表示デー
タを表示メモリから読み出し格納し、1ビット単位でシ
リアルデータ信号として第二のシフトレジスタに転送
し、第二のシフトレジスタに格納し、格納された表示デ
ータをパラレルに表示データラッチに対して出力する。
これにより表示データは表示セグメント・桁信号兼用出
力端子に出力される。
【0023】従って、表示データの転送に必要な配線
は、第一のシフトレジスタから第二のレジスタへのシリ
アルデータ信号線1本と、シフトクロック信号線の2本
だけでよくなり、表示セグメント数の増加に伴う配線数
の増加を少なくし、チップ面積を小さくできるととも
に、マイクロコンピュータ内における配置の制限を少な
くすることが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0025】図1は本発明の第一実施例の要部を示すブ
ロック構成図で、蛍光表示管コントローラ部を示し、図
6に示した従来例に対応する。
【0026】本第一実施例は、表示データを格納する表
示メモリ502と、表示桁数を指定可能な桁数設定回路
518と、表示桁信号を出力する表示タイミングデコー
ダ516と、表示メモリ502から読み出された表示デ
ータをラッチし出力する表示データラッチ506と、表
示タイミングデコーダ516および表示データラッチ5
06の出力を外部に出力する複数の表示セグメント・桁
信号兼用出力端子503(503−1〜503−m)と
を含む表示コントローラを備えたマイクロコンピュータ
500aにおいて、本発明の特徴とするところの、表示
メモリ502内の表示データを読み出して格納しシリア
ルに出力する複数ビットの第一のシフトレジスタA12
1と、このシフトレジスタA121からシリアルデータ
信号122としてシリアルに出力された表示データを格
納し、表示データラッチ506に対してパラレルに出力
する複数ビットの第二のシフトレジスタB123と、ク
ロック信号124およびシフトクロックマスク信号13
0を入力し、シフトレジスタA121およびB123を
シフト動作させるためのシフトクロック信号127を生
成するシフトクロック生成回路125と、この生成され
たシフトクロック信号127を桁数設定回路518から
の桁数データ信号129に応じて補正し補正シフトクロ
ック信号128を出力するシフト補正回路126とを含
んでいる。
【0027】なお、図1において、501(501−1
〜501−n)は表示桁信号出力端子、504はアドレ
スセレクタ、505はデータバス、507はメモリライ
ト信号、508表示データリード信号、509はアドレ
スバス、510はアドレス生成回路、511はカウン
タ、512はカウントクロック信号、513および51
4は高耐圧バッファ、515はタイミングカウンタ、5
17はメモリリード信号、519はオア回路ならびに5
20は一致信号である。
【0028】次に、本第一実施例の動作について説明す
る。
【0029】本第一実施例は、説明を簡単にするため、
表示データの幅を5ビット、表示桁数を11本、表示桁
信号出力端子501を8本(501−1から501−8
まで)、また、表示セグメント・桁信号兼用出力端子5
03も、8本(503−1から503−8まで)とす
る。
【0030】シフトクロック生成回路125は、クロッ
ク信号124からシフトクロック信号127を生成する
とともに、カウンタ511から出力されるシフトクロッ
クマスク信号130により、クロック信号124の所定
の期間を「L」レベルにマスクする。このシフトクロッ
ク信号127がマスクされて「L」レベルの期間に、表
示メモリ502から表示データの読み出しが行われる。
【0031】桁数設定回路518にあらかじめ設定され
た表示桁数は、桁数データ信号129としてシフト補正
回路126に送られる。シフト補正回路126は、桁数
データ信号129から実際のシフトクロック数を割り出
す。実際のシフトクロック数は{(表示セグメント・桁
信号兼用出力端子503数+表示桁信号出力端子501
数)−表示桁数}で決まる。この場合、実際のシフトク
ロック数は{(8+8)−11}=5となる。シフト補
正回路126はシフトクロック生成回路125の出力で
ある基準となるシフトクロック信号127をさらにマス
クして補正シフトクロック信号128を生成し、シフト
レジスタA121およびシフトレジスタB123に出力
する。
【0032】桁数設定回路518には、あらかじめデー
タバス505を介して命令で表示桁数を設定しておく。
この場合、すなわち「11」を設定する。前述のように
この値は桁数データ信号129としてシフト補正回路1
26に出力される。また、桁数設定回路518は、設定
された桁数とタイミングカウンタ515の値を内部で比
較しており、設定した値とタイミングカウンタ515の
値が一致するとタイミングカウンタ515に一致信号5
20を出力する。
【0033】表示メモリ502から読み出されてシフト
レジスタA121に格納された5ビット幅の表示データ
は、5発の補正シフトクロック信号128によりシリア
ルデータ信号122としてシフトレジスタB123に送
られる。そして表示データリード信号508によりシフ
トレジスタB123から表示データラッチ506に出力
された5ビット幅の表示データは、オア回路519およ
び高耐圧バッファ513を介して表示セグメント・桁信
号兼用出力端子503の出力端子503−4〜503−
8から出力される。
【0034】また、シフトレジスタB123は、次のデ
ータ転送に備えて表示データリード信号508の立ち下
がりで「00」にクリアする。一方、タイミングカウン
タ515は、1桁目からカウントを行い、桁数設定回路
518に設定した桁数すなわち「11」までカウントす
ると桁数設定回路518からの一致信号520によりカ
ウンタ511を初期値に戻し、再び1桁目からのカウン
トを開始する。
【0035】表示タイミングデコーダ516は、タイミ
ングカウンタ515の出力に応じて表示桁信号を高耐圧
バッファ514を介して表示桁信号出力端子501から
出力を行う。この場合、表示桁信号は出力端子501−
1→501−2→501−3と表示桁信号が出力されて
ゆき、9桁目の表示桁信号は表示タイミングデコーダ5
16からオア回路519および高耐圧バッファ513を
介して表示セグメント・桁信号兼用出力端子503−1
から出力される。10桁目および11桁目の表示桁信号
も同様に出力端子503−2および503−3から出力
される。
【0036】次に、本第一実施例の表示出力タイミング
について図2を用いて説明する。図2において、出力端
子501−1、501−2および501−3は、表示桁
信号出力端子501の出力である。表示桁信号出力端子
501は、タイミングカウンタ515が表示桁数分のカ
ウントアップをするとともに、出力端子501−1→5
01−2→501−3の順に「H」アクティブな信号を
出力する。
【0037】アドレス生成回路510が生成する表示メ
モリ502のアドレスは、タイミングカウンタ515の
カウントアップとともにアドレス更新を行う。従来例で
示したように、アクティブになっている桁信号出力の次
の桁に対応した表示データを格納した表示メモリ502
のアドレスを生成する。従って、出力端子501−2が
アクティブのときは出力端子501−3がアクティブの
ときに出力しなければならない表示データが格納されて
いる表示メモリ502のアドレスを生成する。
【0038】シフトレジスタA121への表示データの
読み出しは、表示データリード信号508が「H」レベ
ルのときに行われる。シフトクロックマスク信号130
により所定期間クロックがマスクされたシフトクロック
信号127はさらにシフト補正回路でマスクされ、補正
シフトクロック信号128としてシフトレジスタA12
1およびシフトレジスタB123に供給され、補正シフ
トクロック信号128の立ち上がりに同期してシフトレ
ジスタA121の内容をシフトレジスタB123へシリ
アルデータ信号122として転送し、補正シフトクロッ
ク信号128の5発目の立ち下がりで転送を終了する。
【0039】シフトレジスタB123から表示データラ
ッチ506への表示データの読み出しは、表示データリ
ード信号508が「H」レベルのときに実行され、同時
に高耐圧バッファ513を介して表示セグメント・桁信
号兼用出力端子503からその内容を出力する。
【0040】図3は、動作をわかりやすくするために、
本第一実施例の表示データ部分と表示桁部分を抽出した
ものである。図3では縦方向に各ビット位置が対応して
おり、上方向から下方向へデータが送られている。
【0041】表示桁数は桁数設定回路518であらかじ
め設定されており、表示タイミングデコーダ516にお
ける表示桁数もこれで決まる。これによりシフト補正回
路126から出力する補正シフトクロック信号128の
クロック数も一意に決まる。表示データは、表示データ
リード信号508の立ち下がりで「00」にクリアされ
ているシフトレジスタB123にシリアル転送され(図
3ではシフトレジスタB123の左方向よりシフト入力
される。)、転送された表示データは表示データラッチ
506に格納される。その結果、オア回路519では表
示データラッチ506出力と表示タイミングデコーダ5
16出力の論理和がとられ、表示セグメント・桁信号兼
用出力端子503に対応するビットのうち、表示桁信号
出力に指定しなかったビットは表示データの出力端子と
して用いられる。
【0042】図4は、本発明の第二実施例の要部を示す
ブロック構成図、蛍光表示管コントローラ部を示す。本
第二実施例のマイクロコンピュータ500bは、図1の
第一実施例において、汎用ポートラッチ400を付加し
たものである。第一実施例においては設定した表示桁数
に応じて一意に補正シフトクロック信号128のクロッ
ク数が決まるため、表示セグメント数が少ない場合は、
表示メモリ502内のそのタイミングで表示しようとし
ている表示データ以外のデータも表示セグメント・桁信
号兼用出力端子503から出力される。これを使って表
示メモリ502内に出力したいデータを書き込んでおけ
ば、そのアドレスに対応した桁信号がアクティブになる
タイミングで出力することができる。ただし、この場合
はタイミングカウンタ515のカウントタイミングに依
存して出力タイミングが定まってしまう。本第二実施例
では汎用ポートラッチ400を追加することで、タイミ
ングカウンタ515のカウントタイミングに依存するこ
となく、いつでも表示セグメント・桁信号兼用出力端子
503から出力できるようにしたものである。
【0043】汎用ポートラッチ400にデータバス50
5を介して出力したいデータを書き込むと、オア回路5
19および高耐圧バッファ513を介して表示セグメン
ト・桁信号兼用出力端子503から出力される。
【0044】図5は、動作をわかりやすくするために、
本第二実施例の表示データ部分と表示桁部分を抽出した
ものである。図5では縦方向に各ビット位置が対応して
おり、上方向から下方向へデータが送られている。
【0045】表示桁数は桁数設定回路518であらかじ
め設定されており、表示タイミングデコーダ516にお
ける表示桁数もこれで決まる。これによりシフト補正回
路126から出力する補正シフトクロック信号128の
クロック数も一意に決まる。表示データはシフトレジス
タB123にシリアル転送され(図5ではシフトレジス
タB123の左方向よりシフト入力される。)、転送さ
れた表示データは表示データラッチ506に格納され
る。その結果、オア回路519では表示データラッチ5
06に格納される。その結果、オア回路519では表示
データラッチ506出力と表示タイミングデコーダ51
6出力の論理和がとられ、表示セグメント・桁信号兼用
出力端子503に対応するビットのうち、表示桁信号出
力に指定しなかったビットは表示データの出力端子とし
て用いられる。
【0046】ただし、本第二実施例においては、表示セ
グメント・桁信号兼用出力端子503から出力するデー
タをオア回路519で論理和をとっているだけなので、
この場合、シフトレジスタB123にシリアル転送され
るデータのうち、表示データ以外のビット、すなわち汎
用ポートラッチ400の出力データのビットと論理和が
とられるビットは「0」にしておく必要がある。
【0047】なお、回路全体の動作タイミングは、第一
実施例における動作タイミングである図2と同様であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
表示コントローラを内蔵したマイクロコンピュータに第
一のシフトレジスタ、シリアルデータ信号、第二のシフ
トレジスタ、クロック信号、シフトクロック生成回路、
シフト補正回路、シフトクロック信号、補正シフトクロ
ック信号、桁数データ信号、およびシフトクロックマス
ク信号を含むことにより、表示データが格納されている
メモリから表示データラッチまでのデータ転送をシリア
ルデータ信号線1本、およびシリアルクロック信号線1
本、合計2本の配線により可能であるため、表示セグメ
ント数の増加にともなう配線数の増加を防ぎ、その結
果、マイクロコンピュータのチップ面積が小さくできる
効果がある。また、マイクロコンピュータ内部における
配置の制限を少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の要部を示すブロック構成
図。
【図2】その表示タイミング図。
【図3】その動作説明図。
【図4】本発明の第二実施例の要部を示すブロック構成
図。
【図5】その動作説明図。
【図6】従来例の要部を示すブロック構成図。
【図7】その表示タイミング図。
【符号の説明】
121 シフトレジスタA 122 シリアルデータ信号 123 シフトレジスタB 124 クロック信号 125 シフトクロック生成回路 126 シフト補正回路 127 シフトクロック信号 128 補正シフトクロック信号 129 桁数データ信号 130 シフトクロックマスク信号 400 汎用ポートラッチ 500、500a、500b マイクロコンピュータ 501(501−1〜501−n) 表示桁信号出力
端子 502 表示メモリ 503(503−1〜503−m) 表示セグメント
・桁信号兼用出力端子 504 アドレスセレクタ 505 データバス 506 表示データラッチ 507 メモリライト信号 508 表示データリード信号 509 アドレスバス 510 アドレス生成回路 511 カウンタ 512 カウントクロック信号 513、514 高耐圧バッファ 515 タイミングカウンタ 516 表示タイミングデコーダ 517 メモリリード信号 518 桁数設定回路 519 オア回路(OR) 520 一致信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−85326(JP,A) 特開 昭52−143717(JP,A) 特開 昭60−33594(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 3/00 - 3/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データを格納する表示メモリと、表
    示桁数を指定可能な桁数設定回路と、表示桁信号を出力
    する表示タイミングデコーダと、前記表示メモリから読
    み出された表示データをラッチし出力する表示データラ
    ッチと、前記表示タイミングデコーダおよび前記表示デ
    ータラッチの出力を外部に出力する複数の表示セグメン
    ト・桁信号兼用出力端子とを含む表示コントローラを備
    えたマイクロコンピュータにおいて、前記表示メモリ内
    の表示データを読み出して格納しシリアルに出力する複
    数ビットの第一のシフトレジスタと、この第一のシフト
    レジスタから出力された表示データを格納し前記表示デ
    ータラッチに対してパラレルに出力する複数ビットの第
    二のシフトレジスタと、前記第一および第二のシフトレ
    ジスタをシフト動作させるためのシフトクロック信号を
    生成するシフトクロック生成回路と、この生成されたシ
    フトクロック信号を前記桁数設定回路の値に応じて制御
    するシフト補正回路とを含むことを特徴とするマイクロ
    コンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記表示コントローラは、蛍光表示管コ
    ントローラである請求項1に記載のマイクロコンピュー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記表示コントローラは、LCDコント
    ローラである請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
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