JP2771166B2 - ガス封入式シヨックアブソーバの急速ガス封入装置 - Google Patents
ガス封入式シヨックアブソーバの急速ガス封入装置Info
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- JP2771166B2 JP2771166B2 JP27076087A JP27076087A JP2771166B2 JP 2771166 B2 JP2771166 B2 JP 2771166B2 JP 27076087 A JP27076087 A JP 27076087A JP 27076087 A JP27076087 A JP 27076087A JP 2771166 B2 JP2771166 B2 JP 2771166B2
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/43—Filling or drainage arrangements, e.g. for supply of gas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、所謂ガス封入式シヨツクアブソーバにガス
を封入するために使用さえるガス封入装置に関する。 従来の技術 従来、この種のガス封入装置は第３図に示すように、
ガス封入式シヨツクアブソーバ30の開口端に係合される
ガス封入ヘツド31と、このガス封入ヘツド31に接続され
たガス供給回路32と、このガス供給回路32の端部に接続
されて、シヨツクアブソーバ30内部へガスを供給するガ
ス供給源33と、ガス供給回路32に接続され、ガス充填後
にガス封入ヘツド31及びガス供給回路32内に残留するガ
スを外部へ放出する残圧開放回路34とからなつている。
そして、このように構成されたガス封入装置は、ガス供
給源33で発生させた規定圧力のガス又は規定圧力よりも
高圧のガスを、ガス供給回路32を構成するレギユレータ
35及び電磁弁36を通過させ、ガス封入ヘツド31を介して
シヨツクアブソーバ30内に充填している（例えば特開昭
59−222633号公報参照）。 発明が解決しようとする問題点 ところが、このような従来のガス封入装置は、シヨツ
クアブソーバ30内に供給されるガス圧力が規定圧力の場
合には、第２図のP0線に示すように規定圧まで漸近する
までに長時間を要する一方、ガス圧力が高圧の場合に
は、シヨツクアブソーバ30内の封入ガス圧力にばらつき
を生じるという問題を有している。 そこで、本発明はこれら従来技術の問題点を解消し得
るガス封入装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、規定圧のガスが封入されるガス
封入式ショックアブソーバに急速にガスを封入するガス
封入装置において、前記ショックアブソーバの開口端に
係合されるガス封入ヘッドと、このガス封入ヘッドに接
続されて前記規定圧よりも高い圧力のガスを供給する高
圧ガス供給回路と、前記ガス封入ヘッドに、この高圧ガ
ス供給回路と並列に接続されて前記規定圧のガスを供給
する規定圧ガス供給回路と、これら高圧ガス供給回路及
び規定圧ガス供給回路の端部に接続され、これら高圧ガ
ス供給回路及び規定圧ガス供給回路を介してショックア
ブソーバ内部にガスを供給するガス供給源と、ガス封入
ヘッドに付設され、ショックアブソーバ内部の封入ガス
圧力を検出する圧力センサと、高圧ガス供給回路からシ
ョックアブソーバにガス封入ヘッドを通して高圧ガスを
供給してショックアブソーバ内が前記規定圧近傍の圧力
になったときに、ガス封入ヘッドに対する前記２回路の
連通を高圧ガス供給回路側から規定圧ガス供給回路側に
切り換える切換弁と、を備えた構成とした。 作用 ガス供給源からシヨツクアブソーバ内に、高圧ガス供
給回路及びガス封入ヘツドを介して高圧ガスが充填さ
れ、シヨツクアブソーバ内のガス圧力が規定圧力乃至規
定圧力よりやや高い圧力まで急速に上昇させられ、次い
で、高圧ガスの供給が遮断される一方、規定圧ガス供給
回路を開放してシヨツクアブソーバ内を規定圧力と連通
させ、シヨツクアブソーバ内のガス圧力が早期に規定圧
力となる。 実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき詳述する。 第１図は本発明の急速ガス封入装置であり、この図に
おいて１はガス封入式シヨツクアブソーバである。この
ガス封入式シヨツクアブソーバ１の開口端には、ガス封
入ヘツド２が係合されている。そして、このガス封入ヘ
ツド２には、集管ブロツク３を介して高圧ガス供給回路
４と規定圧ガス供給回路５とが並列に接続されており、
これら高圧ガス供給回路４と規定圧ガス供給回路５の端
部にはガス供給源６が接続されている。そして、高圧ガ
ス供給回路４と規定圧ガス供給回路５は、それぞれ管路
7,8と、その途中に、管路7,8を外部入力信号に基づいて
開閉制御する電磁弁9,10（切換弁）及びガス供給源６か
ら供給されるガスの圧力を調整するレギユレータ11,12
が介装されてなつている。又、高圧ガス供給回路４と規
定圧ガス供給回路５には、電磁弁9,10の下流側の管路7,
8にそれぞれ上流（ガス供給源）から下流（ガス封入ヘ
ツド）への流れのみを許容するチエツク弁13,14が介装
されると共に、レギユレータ11,12の上流側の管路7,8に
通常時開弁しているアングル弁15,16が介装されてい
る。17は残圧開放回路であり、この残圧開放回路17は集
管ブロツク３を介してガス封入ヘツド2,高圧ガス供給回
路４及び規定圧ガス供給回路５に接続されている。そし
て、残圧開放回路17は、管路18の端部に外部入力信号に
基づき管路18を開閉制御する電磁弁19が設置されてい
る。20は圧力センサであり、この圧力センサ20は集管ブ
ロツク３を介してシヨツクアブソーバ１内に接続され、
シヨツクアブソーバ１内のガス圧力を感知する。 尚、21はガス封入ヘツド２に付設されたナツトランナ
であり、このナツトランナ21はシヨツクアブソーバ１内
にガスを封入した後、ガス封入ヘツド２とシヨツクアブ
ソーバ１との係合を解除する前に、シヨツクアブソーバ
１の開口端を閉塞する。 以上のように構成された本実施例の急速ガス封入装置
は、まず一端を開口してあるシヨツクアブソーバ１にガ
ス封入ヘツド２が係合される。次いで、高圧ガス供給回
路４の電磁弁９は、ガス封入ヘツド２とシヨツクアブソ
ーバ１との係合作業終了後に発せられる外部入力信号に
基づいて開弁作動し、管路７を開く。この際、規定圧ガ
ス供給回路５の電磁弁10及び残圧開放回路17の電磁弁19
は閉弁状態に保持されている。そのため、ガス供給源６
から流出したガスは、高圧ガス供給回路４のレギユレー
タ11で規定圧よりも所定圧力分だけ高圧に調整され、電
磁弁９及び集管ブロツク３を通過してシヨツクアブソー
バ１内部に充填される。そして、第２図のP1線に示すよ
うに、封入ガスがシヨツクアブソーバ１内の液体に溶け
込むのを考慮して、シヨツクアブソーバ１内の圧力が規
定圧力（6kg/cm2）よりも少し高い圧力になつた後に、
高圧ガス供給回路４の電磁弁９及び規定圧ガス供給回路
５の電磁弁10にバルブ切換信号を入力し、高圧ガス供給
回路４の電磁弁９を閉弁作動させる一方、規定圧ガス供
給回路５の電磁弁10を開弁作動させる。そのため、レギ
ユレータ12より下流の規定圧ガス供給回路５のレギユレ
ータ11より下流の管路８内は規定圧力（6kg/cm2）に調
整されているので、ガスの溶け込みが多くてシヨツクア
ブソーバ１内が規定圧力以下になつた場合には、電磁弁
10からチエツク弁14及び集管ブロツク３を介してシヨツ
クアブソーバ１内部に規定圧力で補填される。そして、
シヨツクアブソーバ１内の圧力が規定圧力値に安定する
まで（ガス封入開始から約3.5秒）規定圧のガスが充填
される。次いで、シヨツクアブソーバ１内部の圧力が規
定圧力値に安定したことを圧力センサ20で確認した後
に、ガス封入ヘツド２のナツトランナ21に作動信号を入
力し、シヨツクアブソーバ１の開口端を閉塞させる。そ
して、ナツトランナ21の作動終了後、規定圧ガス供給回
路５の電磁弁10及び残圧開放回路17の電磁弁19にバルブ
切換信号を入力し、規定圧ガス供給回路５の電磁弁10を
閉弁作動させる一方、残圧開放回路17の電磁弁19を開弁
作動させて、ガス封入ヘツド２及び管路8,18内の残留ガ
スを大気中又は図外のガスタンク内等に放出する。次
に、ガス封入ヘツド２及び管路8,18内の残留ガスが大気
中等に放出されたことを圧力センサ20で確認した後に、
ガス封入ヘツド２とシヨツクアブソーバ１との係合を解
除し、ガス封入ヘツド２をシヨツクアブソーバ１から離
してガス封入作業を終了する。 このように本実施例によれば、第２図のP1線に示すよ
うに、高圧ガス封入時にシヨツクアブソーバ１内部の圧
力が規定圧力まで急速に立ち上がる。次に規定圧ガス供
給回路に連通した場合、シヨツクアブソーバ１内のガス
圧力が、ほぼ規定圧力と等しくなつているため、従来例
（第２図のP0線）に比較して、ガス封入時間が大幅に短
縮される。 尚、本実施例では規定圧力を6kg/cm2にしたが、これ
に限られるものではなく、シヨツクアブソーバ１の使用
条件等に応じて任意の規定圧力値を設定できる。 発明の効果 以上述べたような本発明は、シヨツクアブソーバの開
口端に係合されたガス封入ヘツドとガス供給源とを互い
に並列に配列された高圧ガス供給回路と規定圧ガス供給
回路とによつて接続し、先ず高圧ガス供給回路から高圧
ガスがシヨツクアブソーバ内に充填され、シヨツクアブ
ソーバ内のガス圧力が規定圧力又は規定圧力よりも少し
高い圧力まで急速に高められ、次いで高圧ガスの供給が
遮断され、規定圧ガス供給回路から規定圧力のガスが充
填されるようにしてあるため、従来例に比較してガス封
入作業の時間を極めて短縮することができ、シヨツクア
ブソーバの生産効率を向上し得るという効果を奏する。
を封入するために使用さえるガス封入装置に関する。 従来の技術 従来、この種のガス封入装置は第３図に示すように、
ガス封入式シヨツクアブソーバ30の開口端に係合される
ガス封入ヘツド31と、このガス封入ヘツド31に接続され
たガス供給回路32と、このガス供給回路32の端部に接続
されて、シヨツクアブソーバ30内部へガスを供給するガ
ス供給源33と、ガス供給回路32に接続され、ガス充填後
にガス封入ヘツド31及びガス供給回路32内に残留するガ
スを外部へ放出する残圧開放回路34とからなつている。
そして、このように構成されたガス封入装置は、ガス供
給源33で発生させた規定圧力のガス又は規定圧力よりも
高圧のガスを、ガス供給回路32を構成するレギユレータ
35及び電磁弁36を通過させ、ガス封入ヘツド31を介して
シヨツクアブソーバ30内に充填している（例えば特開昭
59−222633号公報参照）。 発明が解決しようとする問題点 ところが、このような従来のガス封入装置は、シヨツ
クアブソーバ30内に供給されるガス圧力が規定圧力の場
合には、第２図のP0線に示すように規定圧まで漸近する
までに長時間を要する一方、ガス圧力が高圧の場合に
は、シヨツクアブソーバ30内の封入ガス圧力にばらつき
を生じるという問題を有している。 そこで、本発明はこれら従来技術の問題点を解消し得
るガス封入装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、規定圧のガスが封入されるガス
封入式ショックアブソーバに急速にガスを封入するガス
封入装置において、前記ショックアブソーバの開口端に
係合されるガス封入ヘッドと、このガス封入ヘッドに接
続されて前記規定圧よりも高い圧力のガスを供給する高
圧ガス供給回路と、前記ガス封入ヘッドに、この高圧ガ
ス供給回路と並列に接続されて前記規定圧のガスを供給
する規定圧ガス供給回路と、これら高圧ガス供給回路及
び規定圧ガス供給回路の端部に接続され、これら高圧ガ
ス供給回路及び規定圧ガス供給回路を介してショックア
ブソーバ内部にガスを供給するガス供給源と、ガス封入
ヘッドに付設され、ショックアブソーバ内部の封入ガス
圧力を検出する圧力センサと、高圧ガス供給回路からシ
ョックアブソーバにガス封入ヘッドを通して高圧ガスを
供給してショックアブソーバ内が前記規定圧近傍の圧力
になったときに、ガス封入ヘッドに対する前記２回路の
連通を高圧ガス供給回路側から規定圧ガス供給回路側に
切り換える切換弁と、を備えた構成とした。 作用 ガス供給源からシヨツクアブソーバ内に、高圧ガス供
給回路及びガス封入ヘツドを介して高圧ガスが充填さ
れ、シヨツクアブソーバ内のガス圧力が規定圧力乃至規
定圧力よりやや高い圧力まで急速に上昇させられ、次い
で、高圧ガスの供給が遮断される一方、規定圧ガス供給
回路を開放してシヨツクアブソーバ内を規定圧力と連通
させ、シヨツクアブソーバ内のガス圧力が早期に規定圧
力となる。 実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき詳述する。 第１図は本発明の急速ガス封入装置であり、この図に
おいて１はガス封入式シヨツクアブソーバである。この
ガス封入式シヨツクアブソーバ１の開口端には、ガス封
入ヘツド２が係合されている。そして、このガス封入ヘ
ツド２には、集管ブロツク３を介して高圧ガス供給回路
４と規定圧ガス供給回路５とが並列に接続されており、
これら高圧ガス供給回路４と規定圧ガス供給回路５の端
部にはガス供給源６が接続されている。そして、高圧ガ
ス供給回路４と規定圧ガス供給回路５は、それぞれ管路
7,8と、その途中に、管路7,8を外部入力信号に基づいて
開閉制御する電磁弁9,10（切換弁）及びガス供給源６か
ら供給されるガスの圧力を調整するレギユレータ11,12
が介装されてなつている。又、高圧ガス供給回路４と規
定圧ガス供給回路５には、電磁弁9,10の下流側の管路7,
8にそれぞれ上流（ガス供給源）から下流（ガス封入ヘ
ツド）への流れのみを許容するチエツク弁13,14が介装
されると共に、レギユレータ11,12の上流側の管路7,8に
通常時開弁しているアングル弁15,16が介装されてい
る。17は残圧開放回路であり、この残圧開放回路17は集
管ブロツク３を介してガス封入ヘツド2,高圧ガス供給回
路４及び規定圧ガス供給回路５に接続されている。そし
て、残圧開放回路17は、管路18の端部に外部入力信号に
基づき管路18を開閉制御する電磁弁19が設置されてい
る。20は圧力センサであり、この圧力センサ20は集管ブ
ロツク３を介してシヨツクアブソーバ１内に接続され、
シヨツクアブソーバ１内のガス圧力を感知する。 尚、21はガス封入ヘツド２に付設されたナツトランナ
であり、このナツトランナ21はシヨツクアブソーバ１内
にガスを封入した後、ガス封入ヘツド２とシヨツクアブ
ソーバ１との係合を解除する前に、シヨツクアブソーバ
１の開口端を閉塞する。 以上のように構成された本実施例の急速ガス封入装置
は、まず一端を開口してあるシヨツクアブソーバ１にガ
ス封入ヘツド２が係合される。次いで、高圧ガス供給回
路４の電磁弁９は、ガス封入ヘツド２とシヨツクアブソ
ーバ１との係合作業終了後に発せられる外部入力信号に
基づいて開弁作動し、管路７を開く。この際、規定圧ガ
ス供給回路５の電磁弁10及び残圧開放回路17の電磁弁19
は閉弁状態に保持されている。そのため、ガス供給源６
から流出したガスは、高圧ガス供給回路４のレギユレー
タ11で規定圧よりも所定圧力分だけ高圧に調整され、電
磁弁９及び集管ブロツク３を通過してシヨツクアブソー
バ１内部に充填される。そして、第２図のP1線に示すよ
うに、封入ガスがシヨツクアブソーバ１内の液体に溶け
込むのを考慮して、シヨツクアブソーバ１内の圧力が規
定圧力（6kg/cm2）よりも少し高い圧力になつた後に、
高圧ガス供給回路４の電磁弁９及び規定圧ガス供給回路
５の電磁弁10にバルブ切換信号を入力し、高圧ガス供給
回路４の電磁弁９を閉弁作動させる一方、規定圧ガス供
給回路５の電磁弁10を開弁作動させる。そのため、レギ
ユレータ12より下流の規定圧ガス供給回路５のレギユレ
ータ11より下流の管路８内は規定圧力（6kg/cm2）に調
整されているので、ガスの溶け込みが多くてシヨツクア
ブソーバ１内が規定圧力以下になつた場合には、電磁弁
10からチエツク弁14及び集管ブロツク３を介してシヨツ
クアブソーバ１内部に規定圧力で補填される。そして、
シヨツクアブソーバ１内の圧力が規定圧力値に安定する
まで（ガス封入開始から約3.5秒）規定圧のガスが充填
される。次いで、シヨツクアブソーバ１内部の圧力が規
定圧力値に安定したことを圧力センサ20で確認した後
に、ガス封入ヘツド２のナツトランナ21に作動信号を入
力し、シヨツクアブソーバ１の開口端を閉塞させる。そ
して、ナツトランナ21の作動終了後、規定圧ガス供給回
路５の電磁弁10及び残圧開放回路17の電磁弁19にバルブ
切換信号を入力し、規定圧ガス供給回路５の電磁弁10を
閉弁作動させる一方、残圧開放回路17の電磁弁19を開弁
作動させて、ガス封入ヘツド２及び管路8,18内の残留ガ
スを大気中又は図外のガスタンク内等に放出する。次
に、ガス封入ヘツド２及び管路8,18内の残留ガスが大気
中等に放出されたことを圧力センサ20で確認した後に、
ガス封入ヘツド２とシヨツクアブソーバ１との係合を解
除し、ガス封入ヘツド２をシヨツクアブソーバ１から離
してガス封入作業を終了する。 このように本実施例によれば、第２図のP1線に示すよ
うに、高圧ガス封入時にシヨツクアブソーバ１内部の圧
力が規定圧力まで急速に立ち上がる。次に規定圧ガス供
給回路に連通した場合、シヨツクアブソーバ１内のガス
圧力が、ほぼ規定圧力と等しくなつているため、従来例
（第２図のP0線）に比較して、ガス封入時間が大幅に短
縮される。 尚、本実施例では規定圧力を6kg/cm2にしたが、これ
に限られるものではなく、シヨツクアブソーバ１の使用
条件等に応じて任意の規定圧力値を設定できる。 発明の効果 以上述べたような本発明は、シヨツクアブソーバの開
口端に係合されたガス封入ヘツドとガス供給源とを互い
に並列に配列された高圧ガス供給回路と規定圧ガス供給
回路とによつて接続し、先ず高圧ガス供給回路から高圧
ガスがシヨツクアブソーバ内に充填され、シヨツクアブ
ソーバ内のガス圧力が規定圧力又は規定圧力よりも少し
高い圧力まで急速に高められ、次いで高圧ガスの供給が
遮断され、規定圧ガス供給回路から規定圧力のガスが充
填されるようにしてあるため、従来例に比較してガス封
入作業の時間を極めて短縮することができ、シヨツクア
ブソーバの生産効率を向上し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の実施例を示す急速ガス充填装置の全体
構成図、第２図はガス封入時間−圧力線図、第３図は従
来のガス封入装置の全体構成図である。 １……シヨツクアブソーバ、２……ガス封入ヘツド、４
……高圧ガス供給回路、５……規定圧ガス供給回路、６
……ガス供給源、9,10……電磁弁（切換弁）、20……圧
力センサ。
構成図、第２図はガス封入時間−圧力線図、第３図は従
来のガス封入装置の全体構成図である。 １……シヨツクアブソーバ、２……ガス封入ヘツド、４
……高圧ガス供給回路、５……規定圧ガス供給回路、６
……ガス供給源、9,10……電磁弁（切換弁）、20……圧
力センサ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．規定圧のガスが封入されるガス封入式ショックアブ
ソーバに急速にガスを封入するガス封入装置において、
前記ショックアブソーバの開口端に係合されるガス封入
ヘッドと、このガス封入ヘッドに接続されて前記規定圧
よりも高い圧力のガスを供給する高圧ガス供給回路と、
前記ガス封入ヘッドに、この高圧ガス供給回路と並列に
接続されて前記規定圧のガスを供給する規定圧ガス供給
回路と、これら高圧ガス供給回路及び規定圧ガス供給回
路の端部に接続され、これら高圧ガス供給回路及び規定
圧ガス供給回路を介してショックアブソーバ内部にガス
を供給するガス供給源と、ガス封入ヘッドに付設され、
ショックアブソーバ内部の封入ガス圧力を検出する圧力
センサと、高圧ガス供給回路からショックアブソーバに
ガス封入ヘッドを通して高圧ガスを供給してショックア
ブソーバ内が前記規定圧近傍の圧力になったときに、ガ
ス封入ヘッドに対する前記２回路の連通を高圧ガス供給
回路側から規定圧ガス供給回路側に切り換える切換弁
と、を備えたことを特徴とするガス封入式ショックアブ
ソーバの急速ガス封入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27076087A JP2771166B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ガス封入式シヨックアブソーバの急速ガス封入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27076087A JP2771166B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ガス封入式シヨックアブソーバの急速ガス封入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01112042A JPH01112042A (ja) | 1989-04-28 |
| JP2771166B2 true JP2771166B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17490607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27076087A Expired - Lifetime JP2771166B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ガス封入式シヨックアブソーバの急速ガス封入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2771166B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102095550B (zh) * | 2010-12-02 | 2012-08-29 | 北京华谷减振器设备有限公司 | 一种油封式减振器充气检测机 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP27076087A patent/JP2771166B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01112042A (ja) | 1989-04-28 |
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