JP2770767B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP2770767B2
JP2770767B2 JP7047490A JP4749095A JP2770767B2 JP 2770767 B2 JP2770767 B2 JP 2770767B2 JP 7047490 A JP7047490 A JP 7047490A JP 4749095 A JP4749095 A JP 4749095A JP 2770767 B2 JP2770767 B2 JP 2770767B2
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竹夫 渋川
隆志 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、演奏テンポを表すテン
ポデータ及び操作された演奏操作子を表す複数の演奏デ
ータを時系列的に演奏データ記憶手段に書き込んでお
き、再生時に前記テンポデータに応じた読み出しレート
で前記演奏データを順次読み出して楽音を自動的に再生
する自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開平3
−126086号公報に示されているように、演奏デー
タ列の先頭に演奏テンポを絶対的に表す初期テンポデー
タを記憶しておくとともに、演奏データ列中に変更され
る演奏テンポの増減比率を表す変更テンポデータを記憶
しておき、最初初期テンポデータにより表された読み出
しレートで演奏データを読み出して再生し、前記変更テ
ンポデータが読み出された時点で、同変更テンポデータ
により表された増減比率に応じた読み出しレートを計算
して、以降、前記計算した読み出しレートで演奏データ
を読み出して再生するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、変更テンポデータは以前の演奏テンポに
対する増減割合で表現されているために、絶対的な演奏
テンポを得るには所定の演算が必要となる。したがっ
て、この演奏データを常に同一機種で再生する場合には
問題ないが、他の機種で再生したり、他の機種と同期演
奏させたり、自動演奏装置以外の他の機器、例えばビデ
オ機器、オーディオ機器などと同期させようとしても、
前記他の機種及び他の機器が増減割合で表した変更テン
ポデータを絶対的な演奏テンポに変換する機能を有して
いない限り、前記同期動作を実現することができない。
そのため、近年、変更テンポデータも、演奏テンポを絶
対的に表すデータで構成することが提案されている。
【0004】一方、この提案装置においては、初期テン
ポデータを変更しても、演奏再生中に演奏テンポの変更
を指示しても、演奏再生中に新たな変更テンポデータが
読み出されると、同読み出した変更テンポデータが絶対
的に有効となり、以前の演奏テンポの変更指示が無視さ
れてしまう。すなわち、この提案装置においては、楽曲
全体又は楽曲のある部分以降の演奏テンポを一律に変更
するようなことができない。
【0005】本発明は上記提案装置の利点を生かしたま
まその欠点を解消するためになされたもので、その第1
の目的は、演奏データと時間関係を対応させて記憶され
ている変更テンポデータが絶対的な演奏テンポを表すよ
うにした自動演奏装置において、演奏テンポ変更の指示
があった場合にはその後の変更テンポデータによる演奏
テンポの変更に対しても前記変更の指示が適切に反映さ
れるようにした自動演奏装置を提供することにある。ま
た、第2の目的は、初期テンポデータを変更した場合
に、同変更が演奏データと時間関係を対応させて記憶さ
れている変更テンポデータに適切に反映されるようにし
た自動演奏装置を提供することにある。さらに、第3の
目的は、前記初期テンポデータの変更時における変更テ
ンポデータの変更を効率よく行い又は効率よく行わせ得
るようにした自動演奏装置を提供することにある。
【0006】
【発明の構成上の特徴及びその作用効果】上記第1の目
的を達成するために、本発明の第1の構成上の特徴は、
演奏テンポ変更の指示に応答して新たに設定された演奏
テンポと初期テンポデータとの比を変更テンポデータと
は常に無関係に計算する計算手段と、演奏再生中に読み
出された変更テンポデータにより表された読み出しレー
トを同変更テンポデータに前記比を乗じた値により表さ
れた読み出しレートに修正する読み出しレート修正手段
とを備えたことにある。
【0007】この第1の構成上の特徴によれば、演奏テ
ンポの変更が指示されると、計算手段及び読み出しレー
ト修正手段の作用により、その後の変更テンポデータに
よる演奏テンポの変更に対しても変更された演奏テンポ
が適切に反映されるようになる。したがって、楽曲全体
又は楽曲のある部分以降の演奏テンポを一律に変更でき
るようになる。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の第2の構成上の特徴は、初期テンポデータ変更
の指示に応答して演奏データ記憶手段に記憶されている
初期テンポデータを新たに設定された初期テンポに書き
換える第1書き換え手段と、新たに設定された初期テン
ポと演奏データ記憶手段に記憶されていた変更前の初期
テンポデータとの比を計算する計算手段と、第1書き換
え手段の書き換え動作に連動して演奏データ記憶手段内
に複数の演奏データと時間関係を対応させて記憶されて
いる変更テンポデータを探して同探した変更テンポデー
タを同変更テンポデータに前記比を乗じた値に書き換え
る第2書き換え手段とを備えたことにある。
【0009】この第2の構成上の特徴によれば、初期テ
ンポデータ変更の指示に応答して、第1書き換え手段に
よって演奏データ記憶手段に記憶されている初期テンポ
データが新たに設定された初期テンポに書き換えられる
と、計算手段及び第2書き換え手段の作用により、同初
期テンポデータの変更が変更テンポデータにも適切に反
映されるようになる。したがって、楽曲全体の演奏テン
ポを一律に変更できるようになる。
【0010】また、上記第2及び第3の目的を達成する
ために、本発明の第3の構成上の特徴は、上記第2の特
徴を有する自動演奏装置において、演奏データ記憶手段
はその一部に変更テンポデータの有無を表す制御データ
を記憶しておくようにするとともに、制御データがテン
ポ変更データ有りを表しているときのみ第2書き換え手
段の動作を許容する書き換え制御手段を設けたことにあ
る。
【0011】この第3の構成上の特徴によれば、制御デ
ータがテンポ変更データ有りを表しているときのみ、変
更テンポデータを探し出す動作及び同変更テンポデータ
の書き換えが行われるので、上記第2の特徴による作用
効果に加えて、変更テンポデータの変更が効率よく行わ
れるようになる。
【0012】また、第2及び第3の目的を達成するため
に、本発明の第4の構成上の特徴は、初期テンポデータ
変更の指示に応答して演奏データ記憶手段に記憶されて
いる初期テンポデータを新たに設定された初期テンポに
書き換える第1書き換え手段と、制御データが変更テン
ポデータ有りを表しているときのみ演奏データ記憶手段
内に演奏データと時間関係を対応させて記憶されている
変更テンポデータを探して、同探した変更テンポデータ
を初期テンポデータの増減に応じた値に書き換える第2
書き換え手段と設けたことにある。
【0013】この第4の構成上の特徴においても、制御
データがテンポ変更データの有りを表しているときの
み、変更テンポデータを探し出す動作及び同変更テンポ
データの書き換えが行われて、変更テンポデータは初期
テンポデータの増減に応じた値に変更される。したがっ
て、初期テンポデータの変更が変更テンポデータにも適
切に反映されるようになって、楽曲全体の演奏テンポを
一律に変更できるようになるとともに、前記変更テンポ
データの変更も効率よく行われるようになる。
【0014】さらに、上記第3の目的を達成するため
に、本発明の第5の構成上の特徴は、演奏データの記録
開始を指示する演奏記録開始指示操作子の操作に応答し
て、テンポ設定操作子により設定されている演奏テンポ
を絶対的に表すデータを初期テンポデータとして演奏デ
ータ記憶手段に書き込むとともに、演奏中の演奏テンポ
変更無しを表す制御データを演奏データ記憶手段に書き
込む第1書き込み手段と、演奏操作子の操作に応答して
同操作された演奏操作子を表すデータを演奏データとし
て演奏データ記憶手段に時間経過にしたがって順次書き
込む第2書き込み手段と、演奏データの書き込み中のテ
ンポ設定操作子による演奏テンポの設定に応答して同設
定された演奏テンポを絶対的に表すデータを変更テンポ
データとして演奏データ記憶手段内に演奏データと時間
関係を対応させて書き込むとともに、演奏データ記憶手
段に記憶されている演奏テンポ変更無しを表す制御デー
タを演奏テンポ変更有りを表す制御データに書き換える
第3書き込み手段とを備えたことにある。
【0015】この第5の構成上の特徴によれば、第1書
き込み手段によって演奏データ記憶手段に初期テンポデ
ータ及び演奏中の演奏テンポ変更無しを表す制御データ
が書き込まれ、第2書き込み手段によるその後の演奏デ
ータの書き込み中に、テンポ設定操作子による演奏テン
ポの設定があれば、第3書き込み手段により、演奏テン
ポを表すデータが変更テンポデータとして演奏データ記
憶手段内に書き込まれるとともに、前記制御データが演
奏テンポ変更有りに書き換えられる。したがって、これ
によれば、前記した変更テンポデータの書き換え動作を
効率よく行えるようにした記録データを事前に作成でき
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は本発明に係る自動演奏装置を適用した電
子楽器の全体をブロック図により示している。
【0017】この電子楽器は、鍵盤装置10、操作パネ
ル20及び楽音信号形成回路30を備えている。鍵盤装
置10は、複数の鍵と、各鍵の下方に設けられて各鍵の
押離鍵によりオン・オフする鍵スイッチとからなる。鍵
盤装置10には鍵盤検出回路11が接続されており、同
検出回路11は前記鍵スイッチのオンオフ動作に応答し
て各鍵の押離鍵イベント(操作イベント)を検出して、
同押離鍵イベントを表す検出信号をバス40に出力す
る。操作パネル20には、図2に示すように、各鍵と共
に演奏操作子を構成する音色、音量などを制御するため
の音色及び音量操作子群21と、同操作子群の下方にそ
れぞれ設けられて各操作子の操作及び操作解除によりオ
ン・オフする操作子スイッチ群とが設けられている。
【0018】また、操作パネル20には、自動演奏装置
の制御のために利用される操作子群22と、同操作子群
22の下方にそれぞれ設けられて各操作子の操作により
オン・オフする操作子スイッチ群とが設けられている。
操作子群22は、演奏データの記録開始を指示するため
の記録スタート操作子22a、同記録の停止を指示する
ための記録ストップ操作子22b、演奏データの再生開
始を指示するための再生スタート操作子22c、同再生
の停止を指示するための再生ストップ操作子22d、初
期テンポデータの書き換えを指示するための初期テンポ
書き換え操作子22e、初期テンポへの復帰を指示する
ための初期テンポ復帰操作子22f、演奏テンポを変更
させるためのテンポアップ操作子22g及びテンポダウ
ン操作子22h、並びに選択曲を指示したり、初期テン
ポなどを設定するための選曲及びテンキー等操作子群2
2iからなる。これらの操作パネル20の各操作子群2
1,22には操作パネル検出回路23が接続されてお
り、同検出回路23は前記各操作子スイッチのオンオフ
動作に応答して各操作子の操作イベントを検出して、同
操作イベントを表す検出信号をバス40に出力する。
【0019】また、操作パネル20には演奏テンポなど
を表示するための表示器24も配設され、同表示器24
はバス40に接続した表示制御回路25により制御され
るようになっている。楽音信号形成回路30は複数の楽
音信号形成チャンネルからなり、各楽音信号形成チャン
ネルはバス40から供給される制御信号に応じた音高、
音色及び音量を有する楽音信号を形成出力する。楽音信
号形成回路30には、アンプ、スピーカなどからなるサ
ウンドシステム31が接続されており、同サウンドシス
テム31は前記形成出力された楽音信号に対応した楽音
を発音する。
【0020】バス40には、ROM51、RAM52、
CPU53及びタイマ54からなるマイクロコンピュー
タ50が接続されるとともに、ミディーインターフェー
ス60も接続されている。ROM51は、図4〜図20
のフローチャートにより表されたプログラムを記憶して
いる。RAM52は前記プログラムの実行に必要な変数
を一時的に記憶する領域と、図3に示すような複数の演
奏データ記憶領域52a,52b…52nとを備えてい
る。各演奏データ記憶領域52a,52b…52nは複
数の楽曲にそれぞれ対応しており、各記憶領域52a,
52b…52nのヘッダ部には初期テンポデータ及び演
奏データの再生中における演奏テンポ変更の有無を表す
テンポ変更フラグ(制御データ)が記憶されるようにな
っている。各記憶領域の52a,52b…52nのヘッ
ダ部の後方に位置するメイン記憶部には、鍵盤装置10
の各鍵、音色及び音量操作子群21の操作を表す演奏デ
ータ、並びに演奏テンポを変更するための変更テンポデ
ータが、それらの操作時間間隔を表す時間データと共に
記憶されるようになっている。CPU53は前記プログ
ラムを実行し、タイマ54はCPU53に対して所定時
間毎の割り込み信号(例えば、4分音符当り96回の頻
度で与えられる信号)を出力する。ミディーインターフ
ェース60は、他の機器との制御信号、データの授受を
行うものである。
【0021】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。まず、当該電子楽器の通常演奏モードの動
作について説明する。CPU53は、電源スイッチ(図
示しない)の投入に応答して、図4のステップ100に
てメインプログラムの実行を開始し、ステップ102に
て鍵盤装置10の各鍵、操作パネル20上の音色及び音
量操作子群21、テンポアップ操作子22g及びテンポ
ダウン操作子22hの操作イベントがあるか否かを判定
する。前記鍵及び操作子21,22g,22hの操作イ
ベントがなければ、ステップ102にて「NO」と判定
してふたたびステップ102の判定処理を実行する。前
記鍵及び操作子21,22g,22hの操作イベントが
あれば、ステップ102にて「YES」と判定して、ス
テップ104にて操作された操作子に対応した処理を実
行する。この場合、演奏記録モード時に”1”に設定さ
れる記録モードフラグRECは”0”であるので、ステ
ップ104の処理後のステップ106においては「N
O」と判定して、ステップ108の処理を実行しないで
ステップ102,104からなる処理をふたたび実行し
続ける。
【0022】前記ステップ104の処理においては、操
作された操作子が鍵であれば、CPU53は図5のステ
ップ110〜118からなる鍵盤ルーチンを実行する。
このルーチンにおいては、前記操作イベントが押鍵に関
するものであれば、ステップ112における「YES」
との判定の基にステップ114の発音処理を実行する。
この発音処理においては、新たに押鍵された鍵を楽音信
号形成回路30の空きチャンネルに割り当てるととも
に、同割り当てチャンネルに押鍵された鍵を表すキーコ
ード及び押鍵を表すキーオン信号を出力する。楽音信号
形成回路30は前記キーコードにより表された鍵に対応
した音高の楽音信号を形成して出力し、同楽音信号はサ
ウンドシステム31から楽音として発音される。
【0023】一方、前記操作イベントが離鍵に関するも
のであれば、ステップ112における「NO」との判定
の基にステップ116の消音処理を実行する。この消音
処理においては、離鍵された鍵の割り当てられている楽
音信号形成チャンネルを探して、同チャンネルにキーオ
フ信号を出力する。楽音信号形成回路30は前記楽音信
号形成チャンネルにて発生中の楽音信号を減衰させた
後、同信号の発生を停止する。このような発音及び消音
処理により、鍵盤装置10における演奏に応じた楽音が
サウンドシステム31から発音される。
【0024】また、前記ステップ104の処理におい
て、操作された操作子が音色及び音量操作子群21のい
ずれかの操作子であれば、CPU53は図6のステップ
120〜124からなる音色等操作子ルーチンを実行す
る。このルーチンにおいては、操作された操作子を表す
信号を楽音信号形成回路30に出力する。楽音信号形成
回路30は発生中の楽音信号の音色、音量などを前記操
作された操作子に応じて変更する。
【0025】さらに、前記ステップ104の処理におい
て、操作された操作子がテンポアップ操作子22g又は
テンポダウン操作子22hであれば、図7のステップ1
30〜170からなるテンポ操作子ルーチンを実行す
る。テンポアップ操作子22gが操作されたならば、ス
テップ132にて「YES」と判定して、プログラムを
ステップ134,136の判定処理ルーチンに進める。
この通常演奏モードにおいては、記録モードフラグRE
C及び再生モードフラグRUNも共に”0”に設定され
ているので、ステップ134,136にて共に「NO」
と判定し、ステップ138,140の処理により、現在
の演奏テンポを表す現在テンポ値CURTMP及び変更
された初期テンポを表す変更初期テンポ値CHGTMP
にそれぞれ「1」を加算する。そして、ステップ142
にて表示器24に前記変更した現在テンポ値CURTM
Pを表示させて、ステップ144にてこのテンポ操作子
ルーチンの実行を終了する。
【0026】一方、操作された操作子がテンポダウン操
作子22hであれば、図7のステップ132における
「NO」との判定の基にプログラムをステップ170の
テンポダウン処理ルーチンに進める。このテンポダウン
処理ルーチンは、図7のステップ134〜140,14
6〜160とほぼ同様に構成されており、相違する点は
ステップ138,140,146,154にて「1」を
加算するのに代えて「1」を減算する点のみである。し
たがって、この場合には、現在テンポ値CURTMP及
び変更初期テンポ値CHGTMPからそれぞれ「1」が
減算される。そして、前記と同様に、ステップ142に
て現在テンポ値CURTMPを表示器24に表示させ
る。なお、これらの変更された現在テンポ値CURTM
P及び変更初期テンポ値CHGTMPは、図示しないオ
ートリズム装置、自動伴奏装置などを鍵盤演奏と共に作
動させている場合に、各装置のテンポ制御に利用され
る。
【0027】次に、上述した鍵盤装置10、音色及び音
量操作子群21の演奏を演奏データ記憶領域52a,5
2b…52nのいずれかに記憶させる演奏記録モードの
動作について説明する。この場合、演奏者は、まずテン
ポアップ操作子22g、テンポダウン操作子22h、選
曲及びテンキー等操作子群22iなどを用いて前記表示
器24にて表示されている現在テンポ値CURTMPを
変更するとともに、前記演奏データ記憶領域52a,5
2b…52nのいずれかを指定する。なお、表示器24
にて表示されている現在テンポ値CURTMPを変更す
る必要がない場合には、そのままにしておけばよい。
【0028】その後、記録スタート操作子22aを操作
すると、CPU53は図8のステップ200にて記録ス
タートプログラムの実行を開始する。この開始後、ステ
ップ202〜206の処理により、演奏データ記憶領域
52a,52b…52nのうちの前記指定した一つのヘ
ッダ部に現在テンポ値CURTMPを初期テンポデータ
として書き込み、同ヘッダ部のテンポ変更フラグを”
0”に設定し、かつその他必要なデータを同ヘッダ部に
書き込んでおく。次に、ステップ208にて、タイマ5
4に対して現在テンポ値CURTMPを出力して、同タ
イマ54による割り込み周期を現在テンポ値CURTM
Pにより表されるレートに制御する。そして、ステップ
210にて記録モードフラグRECを”1”に設定する
とともに、時間計測値TIMEを「0」に初期設定し
て、ステップ212にてこの記録スタートプログラムの
実行を終了する。
【0029】一方、この演奏記録モードにおいても、図
4のメインプログラムは実行されており、上記場合と同
様に、鍵盤装置10、音色及び音量操作子群21の操作
に応答して楽音信号の発生が制御される。そして、この
場合には、記録モードフラグRECが”1”に設定され
ているので、図4のステップ106にて「YES」と判
定して、ステップ108にて操作され及び操作解除され
た操作子を表す操作子イベントデータをRAM52内の
イベントバッファに書き込む。
【0030】また、テンポアップ操作子22gが操作さ
れた場合には、図7のテンポ操作子ルーチンのステップ
134における「YES」との判定の基に、ステップ1
46〜152,142の処理を実行する。ステップ14
6,148においては、現在テンポ値CURTMPに
「1」を加算し、タイマ54に対して現在テンポ値CU
RTMPを出力して、同タイマ54による割り込み周期
を現在テンポ値CURTMPにより表されるレートに変
更する。ステップ150,152においては、ヘッダ部
のテンポ変更フラグが”0”であれば、同フラグを”
1”に変更しておく。ステップ142の処理により、現
在テンポ値CURTMPが表示器24にて表示されるこ
とは前述のとおりである。また、テンポダウン操作子2
2hが操作された場合には、ステップ170の処理によ
り、前記動作中の現在テンポ値CURTMPに「1」が
加算されるのに代えて、同テンポ値CURTMPから
「1」が減算される。このようなテンポアップ操作子2
2g又はテンポダウン操作子22hが操作された場合に
は、図4のステップ108の処理により、現在テンポ値
CURTMPがRAM52内のイベントデータとしてイ
ベントバッファに書き込まれる。
【0031】このような図4のメインプログラムの実行
中、タイマ54から現在テンポ値CURTMPにより周
期の規定されている割り込み信号がCPU53に入力さ
れると、同CPU53は図9の記録処理プログラムを割
り込み実行する。この記録処理プログラムの実行はステ
ップ220にて開始され、記録モードフラグRECが”
1”でなければ、CPU53は、ステップ222にて
「NO」と判定してステップ242にて同プログラムの
実行を終了する。しかし、この記録動作モードにおいて
は、記録モードフラグRECが”1”に設定されている
ので、CPU53はステップ222にて「YES」と判
定して、ステップ224〜240の処理を実行する。
【0032】まず、ステップ226の処理により、前述
したRAM52のイベントバッファ内におけるイベント
データの有無を調べる。イベントバッファ内にイベント
データがなければ、ステップ226にて「NO」と判定
して、ステップ240にて時間計測値TIMEに「1」
を加算してこのプログラムの実行を終了する。この時間
計測値TIMEは、前述のように記録スタート操作子2
2aの操作時に「0」に初期設定されたもので、この初
期設定後、イベントデータがなければ、タイマ54から
の割り込み信号がCPU53に入力される毎に「1」ず
つ増加してイベントデータがあるまでの時間を表す。
【0033】イベントバッファ内にイベントデータがあ
れば、ステップ226にて「YES」と判定して、ステ
ップ228にて前記指定された演奏データ記憶領域52
a,52b…52nの一つのメイン記憶部のアドレスを
「1」だけ進めて時間計測値TIMEを同メイン記憶部
に書き込み、ステップ230にて同メイン記憶部のアド
レスをふたたび「1」だけ進めてイベントバッファ内の
イベントデータの一つを同メイン記憶部に書き込む。次
に、ステップ232にて時間計測値TIMEを「0」に
変更して、ステップ234にてイベントバッファ内にお
ける前記以外のイベントデータの有無を調べる。イベン
トバッファ内に前記以外のイベントデータがあれば、ス
テップ236における「YES」との判定の基に、プロ
グラムをステップ228に戻してステップ228〜23
4の書き込み処理を再度実行する。これらのステップ2
28〜234の処理は、イベントバッファ内の全てのイ
ベントデータが前記メイン記憶部に書き込まれるまで実
行され続ける。
【0034】そして、全てのイベントデータの書き込み
処理が終了すると、ステップ236にて「YES」と判
定して、ステップ238にてイベントバッファをクリア
し、ステップ240にて時間計測値TIMEに「1」を
加算してこの記録処理プログラムの実行を終了する。こ
の記録処理プログラムの実行により、鍵盤装置10、音
色及び音量操作子群21のうちで操作された演奏操作子
を表すデータが、演奏データとして時系列的に演奏デー
タ記憶領域52a,52b…52nにのうちの一つのメ
イン記憶部に順次書き込まれるとともに、各演奏データ
間には次の演奏操作子が操作されるまでの相対時間を表
す時間データが書き込まれる。また、この演奏データの
書き込み中に、演奏テンポが変更された場合には、演奏
データ中に変更された演奏テンポを絶対的に表すデータ
が変更テンポデータとして書き込まれる。
【0035】このような演奏データ及び変更テンポデー
タの書き込みが終了して、記録ストップ操作子22bが
操作されると、CPU53は図10の記録ストッププロ
グラムを実行する。この記録ストッププログラムの実行
はステップ250にて開始され、CPU53はステップ
252にて鍵盤装置10のいずれかの鍵が押鍵中である
か否かを判定する。鍵盤装置10にていずれの鍵も押鍵
中でなければ、ステップ252にて「NO」と判定し
て、プログラムをステップ262に進める。ステップ2
62においては、前記指定された演奏データ記憶領域5
2a,52b…52nの一つのメイン記憶部のアドレス
を「1」だけ進めて、時間計測値TIMEを同メイン記
憶部に書き込む。そして、ステップ264にて前記メイ
ン記憶部のアドレスをふたたび「1」だけ進めてエンド
データを同メイン記憶部に書き込み、ステップ266に
て記録モードフラグRECを”0”に変更して、ステッ
プ268にてこの記録ストッププログラムの実行を終了
する。
【0036】一方、鍵盤装置10にていずれかの鍵が押
鍵中であれば、ステップ252にて「YES」と判定し
て、プログラムをステップ254〜260に進める。ス
テップ254〜260においては、押鍵中である鍵に関
して強制的に離鍵されたことを表す演奏データが書き込
まれるとともに、前回の演奏データからの時間計測値T
IMEが時間データとして書き込まれる。そして、前述
したステップ262〜266の処理後、ステップ268
にてこの記録ストッププログラムの実行を終了する。
【0037】次に、演奏データ記憶領域52a,52b
…52nに書き込んだ初期テンポデータを変更する場合
について説明する。この場合、演奏者は、まず選曲及び
テンキー等操作子群22iを用いて前記演奏データ記憶
領域52a,52b…52nのいずれかを指定する。な
お、前記演奏データを記録した直後、後述する再生のた
めの選曲を行った後に、指定されている演奏データ記憶
領域52a,52b…52nを変更しない場合について
は、この操作は不用である。その後、演奏者は初期テン
ポ書き換え操作子22eを操作する。これにより、CP
Uは図11の初期テンポ書き換えプログラムをステップ
300にて開始する。
【0038】そして、CPU53は、演奏者が選曲及び
テンキー等操作子群22iを用いて変更されるべき初期
テンポ値を入力するまで、ステップ302,304の処
理を繰り返し実行し続ける。演奏者が初期テンポ値を入
力し終えると、CPU53はステップ304にて「YE
S」と判定して、プログラムをステップ306以降へ進
める。ステップ306においては、前記指定されている
演奏データ記憶領域52a,52b…52nの一つのヘ
ッダ部に記憶されている初期テンポデータを読み出し、
同初期テンポデータで前記入力した初期テンポを徐算し
て、両データ値の比をテンポ比RATEとして計算す
る。次に、ステップ308にて、前記ヘッダ部に記憶さ
れている初期テンポデータを前記入力した初期テンポに
書き換える。
【0039】前記ステップ308の処理後、ステップ3
10にて前記ヘッダ部のテンポ変更フラグが”1”であ
る否かを判定する。テンポ変更フラグが”0”であれ
ば、ステップ310にて「NO」と判定して、ステップ
320にてこの初期テンポ書き換えプログラムの実行を
終了する。一方、テンポ変更フラグが”1”であれば、
ステップ310にて「YES」と判定して、プログラム
をステップ312〜318に進める。ステップ312〜
318においては、前記指定された演奏データ記憶領域
のメイン記憶部のアドレスを最初から最後まで順次進め
ながら変更テンポデータを探し、探し当てた変更テンポ
データを同データ値に前記計算したテンポ比RATEを
乗じた値に書き換える。そして、全ての変更テンポデー
タの書き換えが完了すると、ステップ318にて「YE
S」と判定して、ステップ320にてこの初期テンポ書
き換えプログラムの実行を終了する。
【0040】次に、演奏データ記憶領域52a,52b
…52nに記録されている演奏データを再生する動作に
ついて説明する。まず、演奏者が選曲及びテンキー等操
作子群22iを用いて選曲すると、CPU53は図12
の選曲プログラムの実行をステップ400にて開始す
る。この開始後、CPU53はステップ402にて前記
選曲により指定される演奏データ記憶領域52a,52
b…52nのうちの一つのヘッダ部に記憶されている初
期テンポデータなどを読み出して、ステップ404にて
同初期テンポデータ値を初期テンポ値INTTMP、読
み出しテンポ値RDTMP、変更初期テンポ値CHGT
MP及び現在テンポ値CURTMPとしてそれぞれ設定
する。次に、ステップ406にて現在テンポ値CURT
MPを表示器24に表示させて、ステップ408にてこ
の選曲プログラムの実行を終了する。
【0041】この選曲の後、演奏者は再生スタート操作
子22cを操作すると、CPU53図13の再生スター
トプログラムの実行をステップ500にて開始する。こ
の開始後、CPU53は、ステップ502,504の処
理により、変更初期テンポ値CHGTMPを初期テンポ
値INTTMPで徐した値をテンポ比RATEとして設
定するとともに、読み出しテンポ値RDTMPに前記テ
ンポ比RATEを乗じた値を現在テンポ値CURTMP
として設定する。なお、これらのステップ502,50
4の処理は、前記選曲直後に再生スタート操作子22c
が操作された場合には不用であるが、再生開始前にテン
ポアップ操作子22g又はテンポダウン操作子22hに
より変更初期テンポ値CHGTMPを増減させた場合に
必要となる。
【0042】次に、ステップ506にて、現在テンポ値
CURTMPを表す信号をタイマ54に出力して、同タ
イマ54の割り込み信号の周期を同テンポ値CURTM
Pに対応した周期に設定する。そして、ステップ508
にて前記指定された演奏データ記憶領域52a,52b
…52nの一つのメイン記憶部の先頭の時間データを読
み出して時間計測値TIMEとして設定し、ステップ5
10にて再生モードフラグRUNを”1”に変更して、
ステップ512にてこの再生スタートプログラムの実行
を終了する。
【0043】一方、タイマ54が現在テンポ値CURT
MPに対応した周期でCPU53に割り込み信号を発生
すると、CPU53は前記周期で図14の再生処理プロ
グラムを実行する。この再生処理プログラムの実行はス
テップ522にて開始され、CPU53はステップ52
2にて再生モードフラグRUNが”0”であるか否かを
判定する。再生モードフラグRUNが”0”であれば、
ステップ522における「NO」との判定の基にステッ
プ538にてこの再生処理プログラムの実行を終了す
る。しかし、この場合、前述のように再生モードフラグ
RUNは”1”に設定されているので、CPU53はス
テップ522にて「YES」と判定してプログラムをス
テップ524に進める。ステップ524においては、時
間計測値TIMEが「0」であるか否かを判定する。時
間計測値TIMEが「0」でなければ、ステップ524
にて「NO」と判定して、ステップ536にて時間計測
値TIMEから「1」を減算して、ステップ538にて
この再生処理プログラムの実行を終了する。
【0044】この再生処理プログラムの繰り返し実行に
伴う前記ステップ536の繰り返し動作により、時間計
測値TIMEが”0”になると、ステップ524にて
「YES」と判定して、ステップ526にて前記指定さ
れた演奏データ記憶領域52a,52b…52nの一つ
のメイン記憶部のアドレスを進めて同記憶部からデータ
を読み出す。そして、前記読み出したデータが、演奏デ
ータ、変更テンポデータなどであって時間データでなけ
れば、ステップ528にて「NO」と判定して、ステッ
プ530にて前記読み出したデータに応じて楽音信号形
成回路30を制御したり、演奏テンポを変更する。一
方、前記読み出したデータが時間データであれば、ステ
ップ528にて「YES」と判定して、時間計測値TI
MEを前記読み出した時間データ値に設定する。そし
て、ステップ534にて同時間計測値TIMEが「0」
でなければ、ステップ534における「NO」との判定
の基に前述のステップ536の処理を実行して、ステッ
プ538にてこの再生処理プログラムの実行を終了す
る。なお、読み出した時間データが「0」を表していて
時間計測値TIMEが「0」であれば、ステップ534
にて「YES」と判定してプログラムをステップ526
に戻し、演奏データ、変更テンポデータ等の読み出しを
連続的に行う。これは、鍵盤装置10、音色及び音量操
作子群21の複数の演奏操作子が記録時に同時に操作さ
れた場合のための処理である。
【0045】次に、前記ステップ530の処理について
詳しく説明する。前記読み出されたデータが鍵に関する
演奏データであれば、CPU53は図15のステップ5
40〜548からなるノートイベントルーチンを実行す
る。このルーチンにおいては、前記読み出された演奏デ
ータが押鍵に関していれば、ステップ542における
「YES」との判定の基に、上述した押鍵操作時と同様
に、ステップ544にて鍵を表す演奏データに基づいて
楽音信号形成回路30を制御して同演奏データに対応し
た音高の楽音信号を発生させる。また、前記読み出され
た演奏データが離鍵に関していれば、ステップ542に
おける「NO」との判定の基に、ステップ546にて楽
音信号形成回路30にて前記演奏データに基づき発生中
の楽音信号を減衰させた後、同信号の発生を停止させ
る。
【0046】また、前記読み出されたデータが音色及び
音量操作子群21のいずれかの操作子に関する演奏デー
タであれば、CPU53は図16のステップ550〜5
54からなる音色等イベントルーチンを実行する。この
ルーチンにおいては、前記演奏データを楽音信号形成回
路30に出力して、同回路30にて発生中の楽音信号の
音色、音量などを変更する。
【0047】さらに、前記読み出されたデータが変更テ
ンポデータであれば、CPU53は、図17のステップ
560にてテンポイベントルーチンの実行を開始する。
このルーチンにおいては、ステップ562〜566の処
理により、前記変更テンポデータを読み出しテンポ値R
DTMPとして設定するとともに、同読み出しテンポ値
RDTMPにテンポ比RATEを乗算した値を現在テン
ポ値CURTMPとして設定して、新たに設定した現在
テンポ値CURTMPをタイマ54に出力する。タイマ
54は、以降、前記現在テンポ値CURTMPに応じた
周期で割り込み信号をCPU53に出力するようにな
る。そして、ステップ568にて現在テンポ値CURT
MPを表示器24に表示させて、ステップ570にてこ
のテンポイベントルーチンの実行を終了する。
【0048】前述のようにして一曲分の演奏データ及び
変更テンポデータの読み出しが終了し、エンドデータが
読み出された場合には、前記ステップ530にて、図1
8のステップ580〜584からなるエンドデータルー
チンが実行されて、再生モードフラグRUNが”0”に
変更される。これにより、以降、図14の再生処理プロ
グラムにて実質的な処理が実行されなくなる。
【0049】また、前記エンドデータが読み出される前
に、演奏者が再生ストップ操作子22dを操作すると、
CPU53は図19のステップ590〜596からなる
再生ストッププログラムを実行する。この再生ストップ
プログラムにおいては、楽音信号形成回路30が楽音信
号を発生中であれば、同楽音信号の発生を停止し、再生
モードフラグRUNを”0”に変更しておく。
【0050】一方、前記演奏データ及び変更テンポデー
タの読み出しによる演奏再生中、テンポアップ操作子2
2g又はテンポダウン操作子22hが操作されると、C
PU53は図7のテンポ操作子ルーチンを実行する。テ
ンポアップ操作子22gが操作されたならば、ステップ
132にて「YES」と判定して、プログラムをステッ
プ134,136の判定処理ルーチンに進める。この再
生モードにおいては、再生モードフラグRUNが”1”
に設定されているので、ステップ136における「YE
S」との判定の基に、ステップ154〜160の処理を
実行する。ステップ154〜160においては、変更初
期テンポ値CHGTMPに「1」を加算し、同加算され
た変更初期テンポ値CHGTMPを初期テンポ値INT
TMPで徐してテンポ比RATEとして設定し、同テン
ポ比RATEを読み出しテンポ値RDTMPに乗じて現
在テンポ値CURTMPとして設定して、同現在テンポ
値CURTMPをタイマ54に供給する。タイマ54
は、以降、前記供給された現在テンポ値CURTMPに
応じた周期で割り込み信号をCPU53に出力するよう
になる。そして、ステップ142にて現在テンポ値CU
RTMPを表示器24に表示させて、ステップ144に
てテンポ操作子ルーチンの実行を終了する。
【0051】また、テンポダウン操作子22hが操作さ
れたならば、ステップ132にて「NO」と判定して、
プログラムをステップ170のテンポダウン処理を実行
する。このテンポダウン処理においては、変更初期テン
ポ値CHGTMPに「1」が加算される代わりに、同テ
ンポ値CHGTMPから「1」が減算されて演奏テンポ
が変更される。
【0052】一方、前記演奏再生中、初期テンポ復帰操
作子22fが操作されると、CPU53は図20のステ
ップ600〜612からなる初期テンポ復帰プログラム
を実行する。この初期テンポ復帰プログラムにおいて
は、ステップ602〜608にて、テンポ比RATE
を”1”に設定し、変更初期テンポ値CHGTMPを初
期テンポ値INTTMPに設定し、かつ現在テンポ値C
URTMPを読み出しテンポ値RDTMPに戻して、同
現在テンポ値CURTMPをタイマ54に供給する。タ
イマ54は、以降、前記供給された現在テンポ値CUR
TMPに応じた周期で割り込み信号をCPU53に出力
するようになる。そして、ステップ610にて現在テン
ポ値CURTMPを表示器24に表示させて、ステップ
612にて初期テンポ復帰プログラムの実行を終了す
る。
【0053】上記作動説明から理解できるとおり、上記
実施例によれば、記録スタート操作子22aが操作され
ると、図8のステップ202,204の処理により、テ
ンポアップ操作子22g、テンポダウン操作子22h、
又は選曲及びテンキー等操作子群22iにより設定され
ている演奏テンポを絶対的に表す現在テンポ値CURT
MPが初期テンポデータとして演奏データ記憶領域52
a,52b…52nの一つのヘッダ部に書き込まれると
ともに、演奏テンポ変更無しを表すテンポ変更フラグ
(制御データ)が同ヘッダ部に書き込まれる。そして、
図9のステップ226〜238の処理により、鍵盤装置
10、音色及び音量操作子群21の操作を表す演奏デー
タが前記ヘッダ部の後に位置するメイン記憶部に書き込
まれるとともに、同演奏データの書き込み中におけるテ
ンポアップ操作子22g又はテンポダウン操作子22h
による演奏テンポの設定に応答して、図7のステップ1
46,170及び図9のステップ226〜238の処理
により、同設定された演奏テンポを絶対的に表す変更テ
ンポデータが前記メイン記憶部に書き込まれる。この変
更テンポデータの書き込みと同時に、図7のステップ1
50,152の処理により、前記テンポ変更フラグは演
奏テンポの変更有りを示す値に書き換えられる。その結
果、演奏記録終了時には、前記ヘッダ部のテンポ変更フ
ラグは、演奏データ中における変更テンポデータの有無
を表す値に設定されていることになる。したがって、初
期テンポデータの変更に伴う変更テンポデータの書換え
の必要性の有無をテンポ変更フラグにより確認できるよ
うになり、同変更テンポデータの書換え処理のための同
データの探し出し作業を無駄に行わなくて済むようにな
る。
【0054】また、前記のように書き込んだ初期テンポ
データを書き換えるために、選曲及びテンキー等操作子
群22iの操作により新たな初期テンポ値を設定する
と、図11のステップ302,304,308の処理に
より、前記ヘッダ部の初期テンポデータが前記設定した
初期テンポ値に書き換えられる。この初期テンポデータ
の書き換え時には、ステップ306の処理により、新た
に設定された初期テンポデータ値と変更前の初期テンポ
データ値とのテンポ比RATEが計算されるとともに、
ステップ312〜318の処理により、複数の演奏デー
タ中に挿入されている変更テンポデータが探し出され
て、同探し出された変更テンポデータが同変更テンポデ
ータに前記テンポ比RATEを乗じた値に書き換えられ
る。これにより、初期テンポデータが変更された場合に
は、同初期テンポデータの変更が演奏データ中に挿入さ
れている変更テンポデータにも適切に反映されるように
なって、楽曲全体の演奏テンポを一律に変更できるよう
になる。
【0055】また、前記変更テンポデータの書換えの際
には、図11のステップ310の処理により、ヘッダ部
のテンポ変更フラグに基づき変更テンポデータの有無を
判別して、変更テンポデータがある場合には前記ステッ
プ312〜318の変更テンポデータの書き換えに関す
る処理を行い、変更テンポデータが無い場合には同変更
テンポデータの書き換えに関する処理を行わないように
したので、変更テンポデータの変更が効率よく行われる
ようになる。
【0056】さらに、上記実施例によれば、演奏データ
の再生中にテンポアップ操作子22g又はテンポダウン
操作子22hを操作して演奏テンポを変更しようとする
場合、図7のステップ154〜160の処理により、現
在の演奏テンポが変更されるとともに、変更された演奏
テンポと初期テンポデータとのテンポ比RATEが計算
される。その後、演奏データ中の変更テンポデータが読
み出された場合には、図17のステップ562〜566
の処理により、同読み出された変更テンポデータに前記
テンポ比RATEが乗算されて、同乗算された値に対応
した演奏テンポに変更される。したがって、演奏データ
の再生中に、演奏テンポが変更された場合には、その後
の変更テンポデータによる演奏テンポの変更に対しても
前記演奏テンポの変更が適切に反映されるようになるの
で、楽曲全体又は楽曲のある部分以降の演奏テンポを一
律に変更できるようになる。
【0057】なお、上記実施例においては、演奏データ
記憶領域52a,52b…52nをヘッダ部とメイン記
憶部とにそれぞれ分けて、ヘッダ部に初期テンポデータ
及びテンポ変更フラグを記憶するようにしかつメイン記
憶部に演奏データ及び変更テンポデータを記憶するよう
にしたが、演奏データ記憶領域52a,52b…52n
をヘッダ部とメイン記憶部とに格別に区別することな
く、メイン記憶部の先頭部分に初期テンポデータ及びテ
ンポ変更フラグを演奏データの一部として記憶しておく
ようにしてもよい。また、初期テンポデータ及びテンポ
変更フラグを演奏データとは分離して各曲毎に記憶して
おき、演奏再生前に選曲に対応した初期テンポデータ及
びテンポ変更フラグを読み出すようにしてもよい。
【0058】また、上記実施例においては、演奏テンポ
の変更をテンポアップ操作子22g及びテンポダウン操
作子22hの操作に応じて行うようにしたが、これ以外
のテンキー等の操作子により行うようにしてもよいし、
外部からミディーインターフェース60などを介して入
力した変更指示コマンドに基づいて行うようにしてもよ
い。
【0059】さらに、上記実施例においては変更テンポ
データを演奏データ中に混在させて両データの時間関係
を対応させて記憶するようにしたが、両データの時間関
係さえ対応させておけば、2つ以上のトラックを用意し
ておき、演奏データと変更テンポデータとをそれぞれ異
なるトラックに記憶するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動演奏装置の適用された電子
楽器を概略的に示す全体ブロック図である。
【図2】 図1の操作パネル上における操作子及び表示
器の配置図である。
【図3】 図1のRAM内に設けた演奏データ記憶領域
のメモリマップである。
【図4】 図1のROMに記憶されていてCPUにより
実行されるメインプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図5】 図4のメインプログラム内にて実行される鍵
盤ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【図6】 図4のメインプログラム内にて実行される音
色等操作子ルーチンの詳細を示すフローチャートであ
る。
【図7】 図4のメインプログラム内にて実行されるテ
ンポ操作子ルーチンの詳細を示すフローチャートであ
る。
【図8】 図2の記録スタート操作子の操作時に実行さ
れる記録スタートプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図9】 図1のタイマの割り込み信号の発生毎に実行
される記録処理プログラムのフローチャートである。
【図10】 図2の記録ストップ操作子の操作時に実行
される記録ストッププログラムのフローチャートであ
る。
【図11】 図2の初期テンポ操作子の操作時に実行さ
れる初期テンポ書き換えプログラムを示すフローチャー
トである。
【図12】 図2の選曲操作子の操作時に実行される選
曲プログラムを示すフローチャートである。
【図13】 図2の再生スタート操作子の操作時に実行
される再生スタートプログラムのフローチャートであ
る。
【図14】 図1のタイマの割り込み信号の発生毎に実
行される再生処理プログラムのフローチャートである。
【図15】 図14の再生処理プログラム内にて実行さ
れるノートイベントルーチンの詳細を示すフローチャー
トである。
【図16】 図14の再生処理プログラム内にて実行さ
れる音色等イベントルーチンの詳細を示すフローチャー
トである。
【図17】 図14の再生処理プログラム内にて実行さ
れるテンポイベントルーチンの詳細を示すフローチャー
トである。
【図18】 図14の再生処理プログラム内にて実行さ
れるエンドデータルーチンの詳細を示すフローチャート
である。
【図19】 図2の再生ストップ操作子の操作時に実行
される再生ストッププログラムを示すフローチャートで
ある。
【図20】 図2の初期テンポ復帰操作子の操作時に実
行される初期テンポ復帰プログラムのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10…鍵盤、20…操作パネル、30…楽音信号形成回
路、53…CPU、54…タイマ、21…音色及び音量
操作子群、22a…記録スタート操作子、22b…記録
ストップ操作子、22c…再生スタート操作子、22d
…再生ストップ操作子、22e…初期テンポ書き換え操
作子、22f…初期テンポ復帰操作子、22g…テンポ
アップ操作子、22h…テンポダウン操作子、22i…
選曲及びテンキー等操作子群。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時系列的に並べられて楽音の発生を時間経
    過にしたがってそれぞれ制御するための複数の演奏デー
    タと、同演奏データの初期の読み出しレートを絶対的に
    表す初期テンポデータと、前記複数の演奏データと時間
    関係を対応させ以前の演奏データの読み出しレートに代
    えて以降の演奏データの読み出しレートを絶対的に表す
    変更テンポデータとを記憶する演奏データ記憶手段と、 前記初期テンポデータにより表された読み出しレートで
    前記演奏データ及び変更テンポデータの読み出しを開始
    し、前記変更テンポデータが読み出された後には同読み
    出された変更テンポデータにより表された読み出しレー
    トで前記演奏データ及び変更テンポデータの読み出しを
    続けるデータ読み出し手段と、 前記読み出された演奏データに基づいて楽音信号を形成
    出力する楽音信号形成手段と、 演奏テンポ変更の指示に応答して新たに設定された演奏
    テンポと前記初期テンポデータとの比を前記変更テンポ
    データとは常に無関係に計算する計算手段と、 前記読み出された変更テンポデータにより表された読み
    出しレートを同変更テンポデータに前記比を乗じた値に
    より表された読み出しレートに修正する読み出しレート
    修正手段とを備えたことを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】時系列的に並べられて楽音の発生を時間経
    過にしたがってそれぞれ制御するための複数の演奏デー
    タと、同演奏データの初期の読み出しレートを絶対的に
    表す初期テンポデータとを記憶するとともに、前記複数
    の演奏データと時間関係を対応させ以前の演奏データの
    読み出しレートに代えて以降の演奏データの読み出しレ
    ートを絶対的に表す変更テンポデータを必要に応じて記
    憶する演奏データ記憶手段と、 前記初期テンポデータにより表された読み出しレートで
    前記演奏データ及び変更テンポデータの読み出しを開始
    し、前記変更テンポデータが読み出された後には同読み
    出された変更テンポデータにより表された読み出しレー
    トで前記演奏データ及び変更テンポデータの読み出しを
    続けるデータ読み出し手段と、 前記読み出された演奏データに基づいて楽音信号を形成
    出力する楽音信号形成手段と、 前記初期テンポデータ変更の指示に応答して前記演奏デ
    ータ記憶手段に記憶されている初期テンポデータを新た
    に設定された初期テンポに書き換える第1書き換え手段
    と、 前記新たに設定された初期テンポと前記演奏データ記憶
    手段に記憶されていた変更前の初期テンポデータとの比
    を計算する計算手段と、 前記第1書き換え手段の書き換え動作に連動して前記演
    奏データ記憶手段内の変更テンポデータを探して同探し
    た変更テンポデータを同変更テンポデータに前記比を乗
    じた値に書き換える第2書き換え手段とを備えたことを
    特徴とする自動演奏装置。
  3. 【請求項3】前記請求項2に記載の自動演奏装置におい
    て、前記演奏データ記憶手段はその一部に前記変更テン
    ポデータの有無を表す制御データを記憶しておくように
    するとともに、前記制御データがテンポ変更データ有り
    を表しているときのみ前記第2書き換え手段の動作を許
    容する書き換え制御手段を設けたことを特徴とする自動
    演奏装置。
  4. 【請求項4】時系列的に並べられて楽音の発生を時間経
    過にしたがってそれぞれ制御するための複数の演奏デー
    タと、同演奏データの初期の読み出しレートを絶対的に
    表す初期テンポデータとを記憶するとともに、前記複数
    の演奏データと時間関係を対応させ以前の演奏データの
    読み出しレートに代えて以降の演奏データの読み出しレ
    ートを絶対的に表す変更テンポデータを必要に応じて記
    憶し、さらに同変更テンポデータの有無を表す制御デー
    タを記憶する演奏データ記憶手段と、 前記初期テンポデータにより表された読み出しレートで
    前記演奏データ及び変更テンポデータの読み出しを開始
    し、前記変更テンポデータが読み出された後には同読み
    出された変更テンポデータにより表された読み出しレー
    トで前記演奏データ及び変更テンポデータの読み出しを
    続けるデータ読み出し手段と、 前記読み出された演奏データに基づいて楽音信号を形成
    出力する楽音信号形成手段と、 前記初期テンポデータ変更の指示に応答して前記演奏デ
    ータ記憶手段に記憶されている初期テンポデータを前記
    新たに設定された初期テンポに書き換える第1書き換え
    手段と、 前記制御データが変更テンポデータ有りを表していると
    きのみ前記演奏データ記憶手段内の変更テンポデータを
    探して同探した変更テンポデータを前記初期テンポデー
    タの増減に応じた値に書き換える第2書き換え手段と設
    けたことを特徴とする自動演奏装置。
  5. 【請求項5】楽音信号の発生を制御するための複数の演
    奏操作子と、 前記演奏操作子の操作に応答して同操作された演奏操作
    子に対応した楽音信号を形成出力する楽音信号形成手段
    と、 演奏テンポを設定するテンポ設定操作子と、 演奏データの記録開始を指示する演奏記録開始指示操作
    子と、 書き込み可能な演奏データ記憶手段と、 前記演奏記録開始指示操作子の操作に応答して、前記テ
    ンポ設定操作子により設定されている演奏テンポを絶対
    的に表すデータを初期テンポデータとして前記演奏デー
    タ記憶手段に書き込むとともに、演奏中の演奏テンポ変
    更無しを表す制御データを前記演奏データ記憶手段に書
    き込む第1書き込み手段と、 前記演奏操作子の操作に応答して同操作された演奏操作
    子を表すデータを演奏データとして前記演奏データ記憶
    手段に時間経過にしたがって順次書き込む第2書き込み
    手段と、 前記演奏データの書き込み中の前記テンポ設定操作子に
    よる演奏テンポの設定に応答して同設定された演奏テン
    ポを絶対的に表すデータを変更テンポデータとして前記
    演奏データ記憶手段内に演奏データと時間関係を対応さ
    せて書き込むとともに、前記演奏データ記憶手段に記憶
    されている演奏テンポ変更無しを表す制御データを演奏
    テンポ変更有りを表す制御データに書き換える第3書き
    込み手段とを備えたことを特徴とする自動演奏装置。
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