JP2770686B2 - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JP2770686B2
JP2770686B2 JP4318227A JP31822792A JP2770686B2 JP 2770686 B2 JP2770686 B2 JP 2770686B2 JP 4318227 A JP4318227 A JP 4318227A JP 31822792 A JP31822792 A JP 31822792A JP 2770686 B2 JP2770686 B2 JP 2770686B2
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直彦 若園
守男 若原
博 小川
幸次郎 飯田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機等に使用する
紙幣識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機で販売する商品の多様
化及び高額化に伴い、紙幣識別装置を搭載する自動販売
機が増加しつつある。自動販売機は屋外に配置される場
合も多く、この様な自動販売機に使用される紙幣識別装
置には、様々な環境条件においても優れた紙幣の真偽判
定能力が要求される。
【0003】以下従来の紙幣識別装置について、図面を
参照しながら説明する。図5は従来の紙幣識別装置の側
面を開閉する蓋を開いたときの正面図である。図5にお
いて、73は紙幣識別装置71の前面に設けられた紙幣
の挿入口であり、この挿入口73には紙幣の通路74が
連結されており、この通路74の後端には紙幣の出口7
5が連通されている。そして前記通路74の挿入口73
の側壁には紙幣の挿入を検出する入口センサー76が配
設されている。また、この通路74の側壁には、前記入
口センサー76まで挿入された紙幣を出口75に向けて
搬送する搬送ベルト77と、この搬送ベルト77によっ
て搬送された紙幣の識別を行うための検出手段である光
センサー78が前記搬送ベルト77の略中央部の前記通
路74の側壁に敷設されている。また、磁気ヘッド79
が前記光センサー78の中心位置と紙幣搬送方向に対し
て同一ライン上の前記通路74の両端の側壁に敷設され
ている。また、80は搬送モータであり、ギヤブロック
81を介して搬送ベルト77に動力を伝えている。
【0004】以上のように構成された紙幣識別装置につ
いて、以下その動作を説明する。まず、挿入口73から
紙幣を挿入することにより、入口センサー76で紙幣が
検知され、この入口センサー76での紙幣検知により、
搬送モータ80を正転させ、前記搬送モータ80の動力
で搬送ベルト77を駆動し、この搬送ベルト77によっ
て、紙幣を通路74内に導く。紙幣の先端部が光センサ
ー78に到達した時を起点として、前記光センサー78
及び磁気ヘッド79により紙幣の識別が開始され、前記
搬送ベルト77で紙幣の搬送を行うのと並行して、紙幣
終端部が光センサー78を通過するまで紙幣識別を行
う。次に紙幣の識別結果から紙幣の真偽判別を行い、真
券であれば真券信号を出力して待機状態に復帰する。ま
た、偽券と判別されれば搬送モータ80を逆転し、搬送
ベルト77により識別通路74内から紙幣の排出動作を
行った後待機状態に復帰する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、搬送ベルト77が粉塵等で汚れた場
合に、紙幣搬送力の低下により紙幣先端部が磁気ヘッド
79に突入する際に、この磁気ヘッド79による負荷の
変化により紙幣のスリップが発生する。しかしこのとき
にはすでに光センサー78による紙幣の識別を開始して
いるので、あらかじめ定められた紙幣位置の特徴データ
を正しく測定することが出来なくなる。したがって、真
券の受付率が低下するという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、搬送ベルトが粉塵等で汚れ、紙幣搬送力が低下
し、たとえ紙幣のスリップが発生したとしても、真券の
受付率を低下させないことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の紙幣識別装置は、磁気ヘッドを光センサーよ
り挿入口側に設け、紙幣が磁気ヘッドを通過し、光セン
サーで紙幣の先端を検知した後、磁気ヘッドと光センサ
ーの出力で紙幣の識別を開始する構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】この構成により、搬送ベルトが粉塵等で汚れ、
紙幣搬送力が低下し、紙幣先端部が磁気ヘッドに突入す
る際に、紙幣のスリップが発生したとしても、紙幣先端
部は光センサーに到達していない位置である。すなわ
ち、紙幣の識別を開始していない状態である。したがっ
て、あらかじめ定められた紙幣位置の特徴データを測定
する際には、すでに紙幣は磁気ヘッドを通過し、光セン
サーまで到達しているので、磁気ヘッド突入時の搬送ス
リップの影響はない。したがって真券の受付率が低下す
ることはない。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図4は本発明の一実施例における紙
幣識別装置の斜視図であり、図1はその側面を開閉する
蓋を開いたときの正面図である。
【0010】図1において、23は紙幣識別装置21の
前面に設けられた紙幣の挿入口であり、この挿入口23
には紙幣の通路24が連結されており、この通路24の
後端には紙幣の出口25が連通されている。そして前記
通路24の挿入口23の側壁には紙幣の挿入を検出する
入口センサー26が配設されている。また、この通路2
4の側壁には、前記入口センサー26まで挿入された紙
幣を出口25に向けて搬送する搬送ベルト27(搬送手
段の一例として用いた)と、この搬送ベルト27によっ
て搬送された紙幣の識別を行うための検出手段である光
センサー29が前記搬送ベルト27の略中央部の前記通
路24の側壁に敷設されている。また、磁気ヘッド28
が光センサー29より挿入口23側の前記通路24の側
壁に敷設されている。この磁気ヘッド28と光センサー
29との距離は、紙幣の長手方向の端面から磁気印刷さ
れている位置までの距離より短く設定してある。また、
30は搬送モータであり、ギヤブロック31を介して搬
送ベルト27に動力を伝えている。
【0011】また、図2は本発明の一実施例による紙幣
識別装置のブロック図である。図2において、32は判
別対象の紙幣であり、26は紙幣32が入口に挿入され
たことを検知する入口センサーである。また27は、紙
幣32を搬送するベルトで構成された搬送ベルトであ
り、この搬送ベルト27を駆動する駆動手段であるモー
タ30と、紙幣32の搬送量を検知する検知手段39
と、紙幣32の光学印刷パターンを識別する光センサー
29と、この光センサー29の出力信号を増幅する増幅
手段35と、この増幅手段35の出力信号をディジタル
量に変換するアナログ・ディジタル変換手段(以下A/
D変換手段という)36と、紙幣の磁気印刷パターンを
識別する磁気ヘッド28と、この磁気ヘッド28の出力
信号を増幅する増幅手段37と、この増幅手段37の出
力信号を波形整形する波形整形手段38と、紙幣32の
測定位置とその許容範囲データとが格納された基準値格
納手段40と、前記A/D変換手段36の出力信号と前
記波形整形手段38の出力信号と前記検知手段39の出
力信号と前記基準値格納手段40の出力信号とにより紙
幣を判別する判別手段41と、この判別手段41の出力
信号に応じて前記搬送手段27を制御する制御手段42
とを備えている。
【0012】そして、前記判別手段41で判別に用いる
A/D変換手段36の出力信号と、前記波形整形手段3
8の出力信号の、あらかじめ定められた紙幣位置の特徴
データを用いることにより紙幣32を判別している。
【0013】以上のように構成された紙幣識別装置につ
いて、図1,図2と、図3のフローチャートに基づいて
その動作を説明する。
【0014】紙幣32が挿入されると、入口の入口セン
サー26によって、紙幣32が検知52されたならば、
制御手段42からモータ30へモータ正転信号が出力5
3され、このモータ30の動力で搬送ベルト27が正転
して、紙幣32が識別通路24内に導かれる。紙幣32
の先端部が磁気ヘッド28を通過した後に、紙幣32の
先端部が光センサー29に到達54した時を起点として
識別55を開始し、紙幣32の後端部が光センサー29
を通過56するまで検知手段39からの信号に基づい
て、基準値格納手段40に格納されている紙幣32の、
あらかじめ定められた紙幣位置での光センサー29及び
磁気ヘッド28による紙幣32の光学的特性及び磁気的
特性を測定する。そして、この測定データを判別手段4
1に格納する。
【0015】紙幣32の後端部が光センサー29を通過
した時点で、モータ30を停止57して、紙幣32の、
あらかじめ定められた紙幣位置の特徴データと、基準値
格納手段40の許容範囲データとを判別手段41で比較
判定することにより、真券か偽券かの判別58を行う。
【0016】真券と判別すれば、真券信号59を出力し
待機状態51に復帰する。偽券と判別すれば、制御手段
42からモータ逆転信号が出力され、モータ30を逆転
し紙幣32を識別通路24内から排出60して、モータ
30を停止後待機状態51に復帰する。
【0017】以上のように本実施例によれば、磁気ヘッ
ド28を光センサー29より挿入口23側に設けること
により、紙幣先端部が磁気ヘッド28突入時の搬送スリ
ップの影響を受けないので正しい測定データが得られる
という効果がある。
【0018】なお、本実施例の磁気ヘッド28と光セン
サー29との距離は、紙幣32の長手方向の端面から磁
気印刷されている位置までの距離より短く設定してい
る。したがって、紙幣32の先端が光センサー29に到
達した時点では紙幣32の磁気印刷面が、磁気ヘッド2
8に到達していない。すなわち、光センサー29による
紙幣32の識別に続いて、磁気ヘッド28による磁気印
刷パターンが識別されるので、紙幣全面の磁気印刷パタ
ーンを最初から全て識別することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の紙幣識別装置によ
れば、磁気ヘッドを光センサーより挿入口側に設け、
幣が磁気ヘッドを通過し、光センサーで紙幣の先端を検
知した後、磁気ヘッドと光センサーの出力で紙幣の識別
を開始する構成としたので、搬送ベルトが粉塵等で汚
れ、紙幣搬送力が低下し、紙幣先端部が磁気ヘッドに突
入する際に、たとえ紙幣のスリップが発生したとして
も、紙幣先端部は光センサーに到達していない位置であ
る。すなわち、紙幣の識別を開始していない状態である
為、あらかじめ定められた紙幣位置の特徴データを測定
する際は、磁気ヘッド突入時の搬送スリップの影響が出
ないので、真券の受付率が低下することがなく、優れた
紙幣識別能力を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における紙幣識別装置のセン
サー配置を説明するための正面図
【図2】本発明の一実施例における紙幣識別装置のブロ
ック図
【図3】本発明の一実施例における紙幣識別装置の動作
説明のためのフローチャート
【図4】本発明の一実施例における紙幣識別装置の斜視
【図5】従来の紙幣識別装置のセンサー配置を説明する
ための正面図
【符号の説明】
23 挿入口 24 通路 27 搬送ベルト 28 磁気ヘッド 29 光センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 幸次郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−88386(JP,A) 実開 昭64−5179(JP,U) 実開 平2−88953(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 7/00 G07F 5/00 - 9/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣の挿入口と、この挿入口に連結され
    た通路と、この通路に設けられた搬送手段と、前記通路
    壁面に設けられた紙幣の磁気印刷パターンを識別する磁
    気ヘッドおよび紙幣の光学的印刷パターンを識別する光
    センサーとを備え、前記磁気ヘッドは前記光センサーよ
    り挿入口側に設け、紙幣が前記磁気ヘッドを通過し、前
    記光センサーで、前記紙幣の先端を検知した後、前記磁
    気ヘッドと前記光センサーの出力で、前記紙幣の識別を
    開始する紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 磁気ヘッドと光センサーとの距離は、紙
    幣の長手方向の端面から磁気印刷されている位置までの
    距離より短い、請求項1記載の紙幣識別装置。
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