JPH06203254A

JPH06203254A - 紙葉類符号記録装置

Info

Publication number: JPH06203254A
Application number: JP33098889A
Authority: JP
Inventors: Teru Izawa; 輝伊澤
Original assignee: Japan Cash Machine Co Ltd
Current assignee: Japan Cash Machine Co Ltd
Priority date: 1989-12-22
Filing date: 1989-12-22
Publication date: 1994-07-22
Anticipated expiration: 2012-04-02
Also published as: JP2597017B2

Abstract

(57)【要約】電子出願以前の出願であるので要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、紙葉取扱装置、特に紙葉上に印刷されたパターンを印字できる紙葉類符号記録装置に関連する。

従来の技術紙幣鑑別装置は、自動販売機、券売機、自動預金装置等種々の分野で使用されている。紙幣鑑別の基本的技術は、主として光学式鑑別法と磁気式鑑別法に大別される。光学式鑑別法では、ホトセンサを使用して紙幣に対する反射光量又は透過光量を測定し、紙幣の寸法及び印刷状態を電気信号に変換して紙幣の真偽を判定する。また、磁気式鑑別法では、磁気センサを使用して紙幣の磁気的特性を測定し真偽判定を行う。必要に応じて光学式鑑別法と磁気式鑑別法を併用して厳重な紙幣鑑別を行う場合もある。

例えば、特開昭６０−７７２８７号公報には紙弊搬送装置及び紙幣鑑別用の磁気ヘッドを備えた紙幣装置が開示され、また、米国特許第４，６２８，１９４号明細書には光学式センサと磁気式センサとを備えた紙幣鑑別装置が開示されている。

発明が解決しようとする課題ところで、海外交流が極めて隆盛となった今日、国内通貨を外国通貨に換金して外国において換金した通貨を使用することが多い。この場合に、外国通貨に偽造紙幣が含まれていると、悪意のない使用者に対し迷惑がかかることになる。従って、偽造紙幣が判明した時点で換金した金融機関が判明することが望ましい。しかしながら、現在では外国紙幣に換金した金融機関では払い出す外国紙弊の符号又は番号を全て記録して保存することが困難である。

そこで、この発明は上記欠点を解消して紙葉に印刷された表面を記録することのできる紙幣類符号記録装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段この発明による紙葉類符号記録装置は、移動通路に沿って紙葉を移動する搬送装置と、紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙葉に印刷された符号を電気信号に変換するイメージリーダと、イメージリーダの出力及び鑑別センサの出力に基づいて紙葉に印刷された符号及び紙葉の種類を印字する印字装置と、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するときにイメージリーダを付勢する読取制御回路とを設けたものである。この発明の実施例では、紙葉は紙幣である。読取制御装置は、イメージリーダの出力をパターン認識して紙葉に印刷された符号を読み取るパターン認識装置を有する。

搬送装置は紙葉の移動速度を制御する速度制御手段を有し、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するとき紙葉の移動速度を減速し、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過した後に紙葉の移動速度を増速する。読取制御回路は移動される紙葉の配置方向を確認し、配置方向が逆の場合は印字装置に送出する出力の配列を変更する。また、紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙葉の真贋を判定する紙葉鑑別手段が設けられる。読取制御回路はイメージリーダの出力を記憶して印字装置に送出する記憶手段を有する。紙葉鑑別手段が紙葉が真正であることを検出しないとき、読取制御回路は記憶手段に記憶された内容を消去する。

作用搬送装置は、移動通路に沿って紙幣等の紙葉を移動する。紙葉鑑別手段は、紙葉の移動中に紙葉の真贋を判定する。搬送装置の速度制御手段は、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するとき紙葉の移動速度を減速し、読取制御回路は、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するときにイメージリーダを付勢する。イメージリーダは紙葉に印刷された符号を電気信号に変換し、読取制御回路に送出する。読取制御回路の記憶手段は、イメージリーダの出力を記憶して印字装置に送出する。紙葉鑑別手段が紙葉が真正であることを検出しないとき、読取制御回路は記憶手段に記憶された内容を消去する。紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過した後に、読取制御回路は、紙葉の移動速度を増速する。また、読取制御装置のパターン認識装置は、イメージリーダの出力をパターン認識して紙葉に印刷された符号を読み取る。

印字装置は、イメージリーダの出力及び鑑別センサの出力に基づいて紙葉に印刷された符号及び紙葉の種類を印字する。この場合は、読取制御回路は移動される紙葉の配置方向を確認し、配置方向が逆の場合は印字装置に送出する出力の配列を変更する。

実施例以下、この発明の実施例を第１図〜第７図について説明する。

第１図は紙幣鑑別手段を有するこの発明の紙葉類符号記録装置の実施例として紙幣符号記録装置１０を示す。紙幣符号記録装置１０は、ホッパ１１に隣接する挿入口１２から排出口１３まで紙葉としての紙幣１４を移動する搬送装置１５を有する。搬送装置１５はベルト２１と、ベルト２１を駆動する駆動スプロケット２２と、ベルト２１を所定の位置に保持する複数のローラ２３を有する。

いずれにしても、搬送装置１５は公知の紙幣搬送装置又は紙葉類移動装置を使用することができる。

ベルト２１により移動される紙幣１４の移動通路に隣接して鑑別センサ１６の光学式センサ２４及び２５並びに磁気式センサ２６が配置されると共に、イメージリーダ１７が配置される。紙葉鑑別センサ１６は、光源２７及び２８に対向して配置される光学式センサ２４及び２５並びに磁気式センサ２６の出力に基づいて紙幣１４の真贋及び金種を判定するための出力を発生する機能を有し、従来の紙幣鑑別装置に使用される電気的及び機械的手段を利用することが可能である。例えば、光学式センサ２４及び２５により紙幣１４の大きさ及び表面の印刷パターンを読み取り、所定の大きさか否か又は所定の印刷パターンを有するか否か判定することができる。従って、光源２７及び２８は可視光線を発生するダイオード又は赤外線を発生するダイオードを使用することができる。光学式センサ２４及び２５は光源２７及び２８から発射された光が紙幣１４を通過した透過光又は紙弊１４の表面で反射した反射光のいずれでも使用することができる。また、磁気式センサ２６は紙弊１４の表面に印刷された磁性材料を検出する。

イメージリーダ１７は、紙幣１４に印刷された数字、アルファベット又はその他の記号により表示された紙幣番号（第５図）としての符号１８を電気信号に変換する。紙幣番号としての符号１８は第５図に示すように紙幣の所定の位置に予め印刷されている。従って、鑑別センサ１６の出力から読取制御装置２０内に設けられた紙幣鑑別手段により紙幣１４の金種を正確に読み取れば、符号１８の位置を自動的に決定することができる。読取制御装置２０の紙幣鑑別手段により読み取られた紙幣１４の金種及び真贋の判断結果を受信して、紙幣１４に印刷された符号１８がイメージリーダ１７を通過するときにイメージリーダ１７を付勢する。読取制御装置２０は、図示しないが、イメージリーダ１７の出力をパターン認識して紙幣１４に印刷された符号１８を読み取るパターン認識装置を有する。また、ホッパ１１には紙幣１４が逆方向に配置され、そのまま逆配置状態で搬送装置１５により搬送されることがある。この場合に、鑑別センサ１６の出力から読取制御装置２０は移動される紙幣１４の配置方向を確認し、配置方向が逆の場合は印字装置１９に送出する出力の配列を変更する。読取制御装置２０はイメージリーダ１７の出力を記憶して印字装置１９に送出する記憶手段３２を有し、鑑別センサ１６の出力を受けた読取制御回路２０内の紙幣鑑別手段が紙幣１４が真正であることを検出しないとき、読取制御装置２０は記憶手段３２に記憶された内容を消去する。印字装置１９は、イメージリーダ１７の出力及び鑑別センサ１６の出力を受信する読取制御回路２０の出力に基づいて紙幣１４に印刷された符号１８及び紙幣１４の種類を印字する。

搬送装置１５は駆動スプロケット２２を駆動するモータ３０及びモータ駆動回路３１を有する。

モータ駆動回路３１は紙幣１４の移動速度を制御する速度制御手段を有し、紙幣１４に印刷された符号１８がイメージリーダ１７を通過するとき紙弊１４の移動速度を減速し、紙幣１４に印刷された符号１８がイメージリーダ１７を通過した後に紙幣１４の移動速度を増速する。ベルト２１により移動される紙幣１４が光学式センサ２４を通過したときに、紙幣１４上の符号１８がベルト２１の搬送速度からイメージリーダ１７をいつ通過するかを容易に決定することができる。

イメージリーダ１７は第２図に示すように光源１７aと、光源１７aから照射されかつ紙幣１４の表面上で反射した光を受信する集束性ファイバ１７bと、集束性ファイバ１７bを通過した光を受光するＣＣＤイメージセンサ１７cとを有する。ＣＣＤイメージセンサ１７cの出力は読取制御回路２０に送出される。

読取制御回路２０は第３図に示すように実際にはワンチップマイクロコンピュータを使用することが可能である。読取制御回路２０には、読取制御回路２０に種々のプログラム指令を与えるテンキースイッチ３３と、読取制御回路２０を付勢する起動スイッチ３４と、ホッパ１１及び搬送装置１５に隣接して設けられかつホッパ１１内の紙幣１４の有無等、紙幣１４の種々の状態を検出する種々の検知スイッチ３５〜３９と、イメージリーダ１７と、鑑別センサ１６との出力を受信する入力端子が設けられる。また、読取制御回路２０には、ホッパ１１からの紙幣１４の払い出しを制御するホッパ払出し回路４０と、モータ駆動回路３１と、イメージリーダ１７の付勢及び消勢を制御するイメージリーダ駆動回路４１と、鑑別センサ１６の付勢及び消勢を制御する鑑別センサ駆動回路４２と、真紙幣でない紙幣１４を一定の収納位置に収容するリジェクト駆動回路４３と、正規の紙幣１４を一定の収納位置に収容するスタッカ駆動回路４６と、印字装置１９のプリンタ制御回路４４とに接続された出力端子が設けられる。読取制御回路２０には紙幣１４の真偽及びその他の状態を表示する表示部４５が設けられている。リジェクト駆動回路４３及びスタッカ駆動回路４６はそれぞれ搬送装置１５から送られる紙幣１４を収納するリジェクトポケット４３a及びスタッカ４６aを有する。搬送装置１５の下方にはディフレクタ４７が設けられ、ディフレクタ４７の角度により搬送された紙幣１４をリジェクトポケット４３a及びスタッカ４６aのいずれに収納するかを決定する。

上記の構成において、本実施例による紙幣符号記録装置１０の動作シーケンスを第４図に示すフローチャートについて説明する。

ステップ５０のスタートからステップ５１において、読取制御回路２０は起動スイッチ３４がオンに切替られたか否かを判断する。起動スイッチ３４がオフ状態であると、スタートに戻り、オンに切替られるとステップ５１から５２に進む。ステップ５２において検知スイッチ３５がホッパ１１内に収納された紙幣１４を検出すると、読出制御回路２０はホッパ払出し回路４０に出力を送出してホッパ１１から搬送装置１５に紙幣１４を供給する。これと同時に、読出制御回路２０はモータ駆動回路３１に出力を付与して、搬送装置１５を駆動する（ステップ５３）。これにより、搬送装置１５は、挿入口１２から排出口１３まで移動通路に沿って紙幣１４を移動する。紙幣１４の先端が光学式センサ２４を通過したとき、読出制御回路２０は紙幣１４の送り量の計数を開始する。また、紙幣１４が光学式センサ２４及び２５並びに磁気センサ２６を通過するとき、光学式センサ２４及び２５並びに磁気センサ２６はそれぞれ紙幣１４の形状、光学的特徴及び磁気的特徴を検出して読出制御回路２０に送出し（ステップ５４）、読出制御回路２０内の紙幣鑑別手段は、紙幣１４の移動中に紙幣１４の金種及び真贋を判定する。

紙幣１４の送り量を計数する読出制御回路２０は紙幣１４に印刷された符号１８がイメージリーダ１７を通過する時期を決定し、符号１８がイメージリーダ１７の直前に達したとき、モータ駆動回路３１を介して紙幣１４の移動速度を減速する（ステップ５５）。モータ３０がステッピングモータの場合に、モータ駆動回路３１に送出されるパルスレートを減少することにより、紙幣１４の搬送速度を減速することができる。別法として、モータ駆動回路３１に付与する電力をアナログ量として変化させることにより、紙幣１４の搬送速度を減少することも可能である。

また、読取制御回路２０は、紙幣１４に印刷された符号１８がイメージリーダ１７を通過するときに、イメージリーダ駆動回路４１に出力を送出して、イメージリーダ１７を付勢する（ステップ５６）。イメージリーダ１７は紙幣１４に印刷された符号１８を電気信号に変換する。このとき、ステップ５７において、読取制御回路２０は鑑別センサ１６から送出される情報に基づいて移動される紙幣１４の配置方向を確認し、配置方向が逆の場合はステップ５８においてイメージリーダ１７の出力を変換した後、ステップ５９において紙弊１４の金種及び符号のイメージを記憶手段３２内に記憶する。ステップ５７において搬送される紙幣１４が所定の方向にあるときは、ステップ５７から５９に直接進む。

次に、ステップ６０では、読出制御回路２０は紙幣１４の真贋を判断する。紙幣１４が真紙幣の場合はステップ６１において符号１８の全域の読取りを完了したか否か判断する。符号１８の全域の読取りを完了していないときはステップ５９に戻る。符号１８の全域の読取りを完了したときは、ステップ６２において読取制御回路２０はイメージリーダ駆動回路４１への出力を停止して、イメージリーダ１７を消勢する。続いて、ステップ６３において、読取制御回路２０の記憶手段３２は、イメージリーダ１７の出力を記憶して印字装置１９に送出する。印字装置１９は、読取制御回路２０の出力に基づいて紙幣１４に印刷された符号１８及び紙幣１４の種類を印字する。第６図は符号１８及び金種４８が表示された記録紙４９を示す。

記録紙４９には更に日付、時間、金種別合計金額、全金種合計金額、為替レート、払い出し枚数等の情報が表示される。日付、時間、金種別合計金額、全金種合計金額、為替レート、払い出し枚数等の情報は読取制御回路２０に内蔵されたタイマ、演算回路等により自動的に表示される。為替レートはテンキースイッチ３３により入力される。

これと同時に、紙幣１４に印刷された符号１８がイメージリーダ１７を通過した後に、読出制御回路２０はモータ駆動回路３１へのパルスレートを増加して、紙幣１４の搬送速度を増速する（ステップ６４）。その後、スタッカ駆動回路４６が作動され、紙幣１４は排出口１３からディフレクタ４７により下方のスタッカ４６aに排出される（ステップ６５）。

ステップ６０において、紙幣１４が真正であることを読出制御回路２０が検出しないとき、ステップ６６において読取制御回路２０は記憶手段３２に記憶された内容を消去し、その後、読出制御回路２０は、ディフレクタ４７及び搬送装置１５のリジェクト駆動回路４３を駆動して紙幣１４をリジェクトポケット４３aに移動する。従って、真正紙幣でないとき、印字装置１９を作動させることはない。

第７図はこの発明の実施例として示す紙幣符号記録装置１０の斜視図である。紙幣符号記録装置１０の上面にはテンキースイッチ３３と、印字装置１９と、ホッパ１１とが設けられる。ホッパ１１の下方には真紙幣でない紙幣１４を収容するリジェクトポケット４３aと、正規の紙幣１４を収容するスタッカ４６aが設けられる。また、傾斜面には表示部４５が設けられる。

この発明の実施例は上記の実施例に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、符号１８を単に部分的に複写するのみならず、読取制御装置２０にパターン認識装置を設けて、イメージリーダ１７の出力をパターン認識して紙幣１４に印刷された符号１８を読み取るように構成してもよい。

符号１８をパターン認識した後、記憶手段３２に記憶させると、記憶された多数の符号１８の機械検索が容易となる。また、記憶手段３３は読出制御回路２０に接続されたＲＯＭ又はＲＡＭの他に、読出制御回路２０に内蔵されたハードディスク又は他の種々の記録媒体を使用することが可能である。パターン認識装置により認識できない符号を有する紙幣を真正の紙幣と判断せずに、リジクトポケット４３aに排出するように構成してもよい。

また、上記の実施例では、紙幣の符号を記録する装置として示したが、紙幣以外の有価証券等を含む他の書類に印刷された符号の記録にもこの発明を実施できることは理解されよう。

発明の効果この発明によれば、紙葉に印刷された表面に自動的に記録することのできる紙葉類符号記録装置が得られ、紙葉類を取扱う事務の省力化に大きく貢献できることは明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による紙葉類符号記録装置の機械的構成を示す概念図、第２図はイメージセンサの断面図、第３図はこの発明による紙葉類符号記録装置の機械的構成を示す回路図、第４図は第３図に示す読出制御回路の動作シーケンスを示すフローチャート、第５図は紙幣の正面図、第６図は符号及び金種が印字された記録紙の印刷面を示す正面図、第７図はこの発明の実施例として示す紙幣符号記録装置１０の斜視図である。１０・・紙幣符号記録装置（紙葉類符号記録装置）、１２・・挿入口、１３・・排出口、１４・・紙幣（紙葉）、１５・・搬送装置、１７・・イメージリーダ、１９・・印字装置、２０・・読取制御回路、３３・・記憶手段、

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】移動通路に沿って紙葉を移動する搬送装置と、紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙葉に印刷された符号を電気信号に変換するイメージリーダと、イメージリーダの出力に基づいて印字する印字装置と、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するときにイメージリーダを付勢する読取制御回路とを設けたことを特徴とする紙葉類符号記録装置。
【請求項２】紙葉は紙幣である請求項（１）に記載の紙葉類符号記録装置。
【請求項３】読取制御装置はイメージリーダの出力をパターン認識して紙葉に印刷された符号を読み取るパターン認識装置を有する請求項（１）に記載の紙葉類符号記録装置。
【請求項４】搬送装置は紙葉の移動速度を制御する速度制御手段を有し、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するとき紙葉の移動速度を減速する請求項（１）に記載の紙葉類符号記録装置。
【請求項５】搬送装置は紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過した後に紙葉の移動速度を増速する請求項（４）に記載の紙葉類符号記録装置。
【請求項６】読取制御回路は移動される紙葉の配置方向を確認し、配置方向が逆の場合は印字装置に送出する出力の配列を変更する請求項（１）に記載の紙葉類符号記録装置。
【請求項７】更に、紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙葉の真贋を判定するための出力を生ずる鑑別センサを有する請求項（１）に記載の紙葉類符号記録装置。
【請求項８】移動通路に沿って紙葉を移動する搬送装置と、紙葉の真贋を判定する紙葉鑑別手段と、紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙葉に印刷された符号を電気信号に変換するイメージリーダと、イメージリーダの出力に基づいて印字する印字装置と、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するときにイメージリーダを付勢する読取制御回路とを有し、読取制御回路はイメージリーダの出力を記憶して印字装置に送出する記憶手段を有し、紙葉鑑別手段が紙葉が真正であることを検出しないとき、読取制御回路は記憶手段に記憶された内容を消去することを特徴とする紙葉類符号記録装置。
【請求項９】移動通路に沿って紙葉を移動する搬送装置と、紙葉の真贋及び種類を判定するための出力を生ずる鑑別センサと、紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙葉に印刷された符号を電気信号に変換するイメージリーダと、イメージリーダの出力及び鑑別センサの出力に基づいて紙葉に印刷された符号及び紙葉の種類を印字する印字装置と、紙葉に印刷された符号がイメージリーダを通過するときにイメージリーダを付勢する読取制御回路とを有することを特徴とする紙葉類符号記録装置。