JPH07175955A - 視覚障害者用携帯可能紙幣識別器 - Google Patents

視覚障害者用携帯可能紙幣識別器

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JPH07175955A
JPH07175955A JP5159900A JP15990093A JPH07175955A JP H07175955 A JPH07175955 A JP H07175955A JP 5159900 A JP5159900 A JP 5159900A JP 15990093 A JP15990093 A JP 15990093A JP H07175955 A JPH07175955 A JP H07175955A
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JP
Japan
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paper money
bill
limit value
banknote
cover
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JP5159900A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nakagawa
慎一 中川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、視覚障害者が紙幣を所持されたと
き、その所持した紙幣の種類を認識することにより、安
心して紙幣を使用していただくために考えたものであ
り、紙幣の搬送方法を手動で行い、紙幣の磁気的なパタ
ーンと光学的なパターンを検出し、その検出データが予
め記憶しておいた、各紙幣の基準値の上限値と下限値の
間にあるか否かを比較演算することにより、どの紙幣に
該当するか、または、どの紙幣にも該当しないかを識別
する識別方法で、且つ乾電池駆動として、視覚障害者用
に携帯可能な紙幣識別器を構成したものである。 【構成】 本発明による視覚障害者用携帯可能紙幣識別
器は、CPU1と、ROM2と、RAM3と、A/Dコ
ンバータ4と、増幅器5と、パターン検出センサ6と、
ロータリーエンコーダ7と、DC−DCコンバータ8
と、タイマーIC9と、ブザー10とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視覚障害者が紙幣を所
持されたとき、その所持した紙幣の種類を認識すること
により、安心して紙幣を使用していただくために考えた
視覚障害者用携帯可能紙幣識別器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、1991年3月の
時点では視覚障害者用携帯可能紙幣識別器というのもは
存在しなかったので、別の用途の装置からの応用という
ことになる。それは、たとえば、両替機や、自動入出金
機等に用いる多金種紙幣鑑別装置であるが、この装置を
改良し、視覚障害者用携帯可能紙幣識別器を開発するわ
けである。多金種紙幣鑑別装置の紙幣の鑑別方法とし
て、挿入された紙幣の磁気的なパターンと光学的なパタ
ーンを検出することにより、それらの検出データが、予
め記憶しておいた、各紙幣の基準値の上限値と下限値の
範囲内にあるか否かを比較演算することにより、紙幣の
種類及び真偽の鑑別を行っている。電源は制御素子や、
パターン検出素子のほかにソレノイドやモーターを動作
させるためにDC12V、DC24V等が必要である。
ソレノイドは紙幣を鑑別した後、スタッカーに紙幣を収
納するためであり、モーターは紙幣を搬送するベルトを
駆動するために使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、製品化さ
れている多金種紙幣鑑別装置を改良し、乾電池駆動で持
ち運びのできる視覚障害者用携帯可能紙幣識別器を開発
することにより、視覚障害者がより充実した生活を送る
ための、一つの補助器具として利用されることを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、識別
する紙幣の磁気的なパターンと光学的なパターンを検出
する検出手段と、紙幣が十分、通ることができるスルー
ホールを作り、その中に紙幣を通して、手で引くように
して紙幣を手動で搬送する搬送手段と、この搬送手段と
前記検出手段とにより検出された磁気的なパターンと光
学的なパターンが、予め記憶しておいた、各紙幣の基準
値の上限値と下限値の範囲内にあるか否かを比較演算す
ることにより、どの紙幣に該当するか、または、どの紙
幣にも該当しないかを識別する識別手段と、電源は乾電
池とするため、スイッチで電源を入れたり、切るための
電源入力手段と、乾電池の消耗状態を把握することによ
り、突然、動作しなくなるという事態を避ける電池電圧
低下検出手段と、紙幣識別後、電源スイッチを切ること
を忘れた場合などに、無駄な乾電池の消耗を避けるため
に、スイッチを入れた時の動作状態を監視する動作状態
監視手段と、この動作状態監視手段と、前記電池電圧低
下検出手段と、前記識別手段とでの、それぞれの結果を
音で出力する出力手段とを備えて構成するものである。
【0005】
【作用】本発明の視覚障害者用携帯可能紙幣識別器にお
いて、紙幣を手動で搬送する搬送手段と検出手段とによ
り検出された光学的なパターンと磁気的なパターンが、
予め記憶しておいた、各紙幣の基準値の上限値と下限値
の範囲内にあるか否かを比較演算することにより、どの
紙幣に該当するか、または、どの紙幣にも該当しないか
を識別する。これにより、従来の紙幣の搬送素子である
ベルトを駆動するためのモーターや、従来の紙幣の収納
素子であるソレノイドが不必要となり、乾電池駆動で、
視覚障害者用の携帯可能な紙幣識別器となる。
【0006】
【実施例】次に本発明の理論上での実施例を、図面を参
照して説明する。
【0007】図1は本発明による視覚障害者用携帯可能
紙幣識別器のブロック図である。
【0008】同図に示される、視覚障害者用携帯可能紙
幣識別器は、CPU1と、ROM2と、RAM3と、A
/Dコンバータ4と、増幅器5と、パターン検出センサ
6と、ロータリーエンコーダ7と、DC−DCコンバー
タ8と、タイマーIC9と、ブザー10とから成る。
【0009】ロータリーエンコーダ7は、回転量をパル
ス数に変換するもので、後述するローラーの回転量に比
例したパルス数を出力する。
【0010】パターン検出センサ6は、紙幣の磁気的な
パターンを検出するホールセンサと、光学的なパターン
を検出する反射形フォトセンサとから構成され、検出結
果をそれぞれアナログ信号に変換する。反射形フォトセ
ンサは発光素子と受光素子を同一方向に併置した構造
で、被検出物体からの反射光を検出するものである。
【0011】増幅器5は、パターン検出センサ6から出
力されたアナログ信号を増幅する。
【0012】A/Dコンバータ4は、増幅器5から出力
されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。
【0013】CPU1は各部の制御及び、検出されたデ
ータの演算処理を行う。
【0014】ROM2は、CPU1が各部を制御するた
めのプログラムや、各紙幣の基準値の上限値と下限値の
データが格納されている読み出し専用メモリである。
【0015】RAM3は、後述するローラーのある決め
られた一定の回転角度毎に、ロータリーエンコーダ7か
らパルスが出力され、その時のパターン検出センサ6か
ら出力されたアナログ信号が、増幅器5により増幅さ
れ、そして、その増幅されたアナログ信号が、A/Dコ
ンバータ4によりディジタル信号に変換され、その出力
されたディジタル信号がCPU1に取り込まれた値を一
時的に格納したり、CPU1が各部を制御するためのワ
ーキング・レジスタとして使用するランダム・アクセス
・メモリである。
【0016】DC−DCコンバータ8は、単3形の乾電
池2本を直列接続し、DC3Vの電圧を昇圧し、他の素
子に必要なDC5Vを発生させる。
【0017】タイマーIC9は、基準電圧回路とコンパ
レータを内蔵したもので、電圧を昇圧することにより乾
電池の消耗が顕著になるので、監視回路により消耗状態
を把握して、突然、動作しなくなるという事態を避ける
ためと、紙幣識別後、電源スイッチを切ることを忘れた
場合などに、無駄な乾電池の消耗を避けるため、電源ス
イッチを入れた時の動作状態を監視するためのものであ
る。
【0018】ブザー10は、紙幣の識別結果などを音で
出力するためのものである。
【0019】次に、図2及び、図3は、本発明による視
覚障害者用携帯可能紙幣識別器の斜視図である。これら
の斜視図と図1のブロック図を用い、本発明による視覚
障害者用携帯可能紙幣識別器の機構と、操作方法及び、
紙幣の識別方法を説明する。
【0020】図において、11は視覚障害者用携帯可能
紙幣識別器の本体である。また、13は、紙幣が十分、
通ることができるスルーホールを作るためのカバーであ
る。このカバー13と、本体11は12の部分で接続さ
れており、カバー13は、本体11から開閉できる機構
となっている。図2は、カバー13が開いている状態で
あり、図3は、カバー13が閉じている状態である。1
4の部分は、カバー13が本体11に収まるよう本体上
面より、少し低い面となっている。そして、15と17
の各部は、後述する視覚障害者用携帯可能紙幣識別器の
操作方法で、カバー13と本体11から紙幣の端部をつ
まみやすくするために機構を工夫したものである。同様
に、19の部分は、カバー13が本体11から開きやす
くするためのものである。次に、16A及び16Bの紙
幣の搬送路面からの突出部は、操作方法で、紙幣の形状
で短辺側の端部を揃えるためにある。この紙幣の搬送路
面からの突出部16A及び16Bと、カバー13の15
の部分側の端部は、カバー13が本体11に閉じられた
とき、紙幣がスムーズに手動で搬送できるように、多少
のすき間ができる機構となっている。また、21は、電
源スイッチであり、その隣の18は、電源スイッチON
側を示す識別マークである。更に、紙幣の搬送路上にあ
る22は、ローラーであり、このローラー22の回転量
に比例したパルス数をロータリーエンコーダ7より出力
する。そして、23Aと、23Bと、23Cは、ホール
センサであり、24は、反射形フォトセンサである。こ
の反射型フォトセンサ24は、カバー13が本体11に
閉じられたとき、20の部分と重なる。この20の部分
は、カバー13の紙幣の接触面より、くぼんでいて、こ
れにより紙幣識別時に、紙幣が、反射型フォトセンサ2
4上に存在するか否かを、反射型フォトセンサ24から
検出されたレベル値により判断する。また、斜視図には
描かれていないが、本体11の下部には、単3形の乾電
池2本を収納する箇所が設けられている。
【0021】この本発明による視覚障害者用携帯可能紙
幣識別器を使い紙幣を識別するためには、まず、単3形
の乾電池2本を本体11にセットする。次に、電源入力
手段である電源スイッチ21を入れる。これにより、D
C−DCコンバータ8は、DC3Vの電圧を昇圧し、他
の素子に必要なDC5Vを発生させる。このときに、タ
イマーIC9より電池電圧低下検出機能を働かせ、乾電
池の電圧が下がっていると、ブザー10により警告音を
発生させる。また、電圧が十分ある時でも、電源が入れ
られたという確認のために発信音を発生させる。これ
が、電池電圧低下検出手段と、その出力手段となる。そ
の後、本体11は、紙幣識別待ち状態となる。この動作
状態を監視するためにも、タイマーIC9は使われる。
それは、紙幣識別後、電源スイッチ21を切ることを忘
れたり、電源スイッチ21を入れたまま長時間放置する
ことにより、無駄な乾電池の消耗を避けるために紙幣識
別待ち状態がある一定時間続いた場合、ブザー10より
警告音を発生させるものである。これが、動作状態監視
手段と、その出力手段となる。また、紙幣識別待ち状態
であるか否かの判別方法は、電源スイッチ21が入れら
れて、ローラー22が回るとロータリーエンコーダ7か
らパルスが出力され、CPU1に入力される。そして、
紙幣識別時以外で、このパルスが入力されていない間
は、紙幣識別待ち状態であるとみなす。
【0022】それから、本体11からカバー13を開
き、紙幣の形状で短辺側の端部を紙幣の搬送路面からの
突出部16A及び16Bに合わせた後、カバー13を閉
め、紙幣を本体11とカバー13の間に挟むようにセッ
トする。この紙幣のセットパターンは、紙幣の表面を上
とした場合の両端2通り、及び、裏面を上とした場合の
両端2通りの計4通りが可能である。そして、カバー1
3を押えながら、カバー13の15の部分と本体11の
17の部分から、紙幣の端部をつまみ、始めに少し紙幣
を持ち上げるような感じで、紙幣をゆっくりと引き、そ
のまま最後まで手動で搬送させる。この搬送手段と検出
手段とにより、紙幣の磁気的なパターンをホールセンサ
23Aと、23Bと、23Cとから検出し、光学的なパ
ターンを反射形フォトセンサ24から検出することによ
り、これらの検出データが予め記憶しておいた、各紙幣
の基準値の上限値と下限値の範囲内にあるか否かを比較
演算することにより、どの紙幣に該当するか、または、
どの紙幣にも該当しないかを識別する。また、25の矢
印は紙幣を手動で搬送する方向を示す。
【0023】これらのパターンの検出開始条件は、紙幣
が本体11とカバー13の間に挟まれたときの、パター
ン検出センサ6の一部である反射形フォトセンサ24か
ら出力されたアナログ信号が、増幅器5により増幅さ
れ、そのアナログ信号がA/Dコンバータ4より、ディ
ジタル信号に変換されてCPU1に取り込まれた値が、
本体11とカバー13の間に紙幣が挟まれて、反射形フ
ォトセンサ24上に紙幣が存在すると判断できる基準値
の上限値と下限値の範囲内にあることが第一の条件であ
る。そして、紙幣の端部をつまみ、ゆっくりと引くこと
によりローラー22が回り、ロータリーエンコーダ7か
らパルスが出力されて、CPU1にそのパルスが入力さ
れることが、第二の条件である。この二つの条件がそろ
って始めて、紙幣の磁気的なパターンと光学的なパター
ンの検出を開始する。それから、ローラー22のある決
められた一定の回転角度毎に、ロータリーエンコーダ7
からパルスが出力されCPU1に入力される。このパル
スは、CPU1にとっては、割り込み信号として入力さ
れる。CPU1に、割り込み信号が入力されると、いま
まで実行していたプログラムを一時中断して、割り込み
処理プログラムを実行する。そして、その割り込み処理
回数は、検出開始時から割り込み処理内で数えられて割
り込み処理カウント値として一時的にRAM3に格納さ
れる。
【0024】この割り込み処理プログラム自体では、紙
幣のその位置での磁気的なアナログ信号をパターン検出
センサ6の一部であるホールセンサ23Aと、23B
と、23Cとから検出し、そして紙幣のその位置での光
学的なアナログ信号を反射形フォトセンサ24から検出
し、増幅器5へそれぞれ出力する。そして増幅器5で、
これらのアナログ信号が増幅され、A/Dコンバータ4
へ出力される。そこでアナログ信号は、ディジタル信号
に変換されて、CPU1はそれらのディジタル信号の値
を検出データとして取り込む。これが、検出手段とな
る。また、これらの検出データは、RAM3に確保され
ている、ホールセンサ23Aと、23Bと、23Cと、
反射形フォトセンサ24のそれぞれのデータ格納エリア
に、割り込み処理カウント値の昇順に、検出データを格
納する。この昇順というのは、割り込み処理カウント値
の小さい方から大きい方へ並べることである。それか
ら、割り込み処理カウント値をインクリメントし、その
値をRAM3に格納する。ここで割り込み処理は終了す
る。その後、CPU1は、一時中断していたプログラム
を、その中止されたプログラム番地の次から再度実行す
る。
【0025】つまり、本体11とカバー13の間に挟ま
れた紙幣をゆっくりと引き、紙幣を手動で搬送させる搬
送手段により、ローラー22が回り、このローラー22
のある決められた一定の回転角度毎に、ロータリーエン
コーダ7からパルスが出力され、CPU1が割り込み処
理をしていくことにより、紙幣のセットした、それぞれ
のデータ検出開始点から終了点までの、磁気的な検出デ
ータと光学的な検出データを、検出手段より検出してR
AM3に順次格納する。そして、RAM3に格納された
ホールセンサ23Aと、23Bと、23Cと、反射形フ
ォトセンサ24のそれぞれの検出データを、割り込み処
理カウント値の昇順に順次CPU1に取り込む。そし
て、それらの値とROM2に記憶されている、その時の
割り込み処理カウント値のホールセンサ23Aと、23
Bと、23Cと、反射形フォトセンサ24のそれぞれの
検出データに対応する各紙幣の基準値の上限値と下限値
のデータを昇順に順次CPU1に取り込んだ値を、比較
演算することにより、どの紙幣に該当するか、または、
どの紙幣にも該当しないかを識別する。これが、識別手
段となる。
【0026】そして、紙幣の識別ができたときは、各紙
幣により、あらかじめ決められた発信音を出力手段であ
る、ブザー10により発生させる。例えば、日本銀行券
で千円券は発信音1回、五千円券は発信音2回、一万円
券は発信音3回と決めておき、紙幣の識別ができたとき
は、該当する紙幣の発信音数を出力手段である、ブザー
10から発生させる。また、どの紙幣にも該当しない場
合は識別不可能とし、識別エラー音を出力手段である、
ブザー10から発生させる。この識別結果の出力終了後
は、紙幣識別待ち状態に戻る。そして、最後に電源スイ
ッチ21を切ることにより、本開発による視覚障害者用
携帯可能紙幣識別器の動作は終了する。
【0027】以上の本開発による視覚障害者用携帯可能
紙幣識別器の構成と、機構と、操作方法と、紙幣の識別
方法とすることにより乾電池駆動で、視覚障害者用の携
帯可能な紙幣識別器となる。
【0028】なお、本発明の機構及び、乾電池の種類と
使用本数については、主旨を逸脱しない範囲での変更が
考えられる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙幣が十分、通ることができるスルーホールを作り、そ
の中に紙幣を通して、手で引くようにして紙幣の搬送方
法を手動で行い、検出手段より検出された紙幣の磁気的
なパターンと光学的なパターンが、予め記憶しておい
た、各紙幣の基準値の上限値と下限値の範囲内にあるか
否かを比較演算することにより、どの紙幣に該当する
か、または、どの紙幣にも該当しないかを識別する。そ
のため、従来の紙幣の搬送素子であるベルトを駆動する
ためのモーターや、従来の紙幣の収納素子であるソレノ
イドが不必要となる。これにより、乾電池駆動で視覚障
害者用の携帯可能な紙幣識別器となる。
【0030】しかし、機構上の問題から、一度の紙幣の
識別操作で、紙幣の形状で短辺側の端部から他方の端部
まで、すべての磁気的なパターンと光学的なパターンを
検出することはできないので、本発明では、紙幣の鑑別
ではなく、あくまでも、紙幣の識別を目的とするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による視覚障害者用携帯可能紙幣識別器
のブロック図である。
【図2】本発明による視覚障害者用携帯可能紙幣識別器
の斜視図である。
【図3】本発明による視覚障害者用携帯可能紙幣識別器
の斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣の磁気的なパターンと光学的なパタ
    ーンを検出する検出手段と、紙幣が十分、通ることがで
    きるスルーホールを作り、その中に紙幣を通して、手で
    引くようにして紙幣を手動で搬送する搬送手段におい
    て、この搬送手段と前記検出手段とにより検出された、
    紙幣の磁気的なパターンと光学的なパターンが、予め記
    憶しておいた、各紙幣の基準値の上限値と下限値の範囲
    内にあるか否かを比較演算することにより、どの紙幣に
    該当するか、または、どの紙幣にも該当しないかを識別
    することを特徴とする視覚障害者用携帯可能紙幣識別
    器。
JP5159900A 1992-06-15 1993-05-25 視覚障害者用携帯可能紙幣識別器 Pending JPH07175955A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5159900A JPH07175955A (ja) 1992-06-15 1993-05-25 視覚障害者用携帯可能紙幣識別器

Applications Claiming Priority (3)

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JP19890392 1992-06-15
JP4-198903 1992-06-15
JP5159900A JPH07175955A (ja) 1992-06-15 1993-05-25 視覚障害者用携帯可能紙幣識別器

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