JP2770567B2 - 磁気ヘッドの加工方法 - Google Patents
磁気ヘッドの加工方法Info
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- JP2770567B2 JP2770567B2 JP30079390A JP30079390A JP2770567B2 JP 2770567 B2 JP2770567 B2 JP 2770567B2 JP 30079390 A JP30079390 A JP 30079390A JP 30079390 A JP30079390 A JP 30079390A JP 2770567 B2 JP2770567 B2 JP 2770567B2
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- Japan
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- magnetic head
- surface plate
- head slider
- plate
- crown
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固定磁気ディスク用磁気ヘッドの浮上面に
クラウン形状等を容易に加工することができる磁気ヘッ
ドの加工方法に関するものである。
クラウン形状等を容易に加工することができる磁気ヘッ
ドの加工方法に関するものである。
従来の技術 従来、磁気ヘッドの浮上面をクラウン形状等に加工す
るために、磁気ヘッドスライダーを固定枠で保持して行
う方法が使用されている。
るために、磁気ヘッドスライダーを固定枠で保持して行
う方法が使用されている。
以下、従来の磁気ヘッドの加工方法について説明す
る。
る。
第４図は従来の磁気ヘッドスライダーの加工方法を示
す要部断面図であり、第５図は従来の定盤による磁気ヘ
ッドスライダーの研磨状態を示す概略説明図である。13
は磁気ヘッドスライダー、15は磁気ヘッドスライダーを
保持する固定枠、15は磁気ヘッドスライダーを固定枠14
で保持する時に設けられるクリアランス、16は磁気ヘッ
ドスライダーと接触する定盤、17は磁気ヘッドスライダ
ー13と定盤16を接触させるときに用いる研磨液である。
す要部断面図であり、第５図は従来の定盤による磁気ヘ
ッドスライダーの研磨状態を示す概略説明図である。13
は磁気ヘッドスライダー、15は磁気ヘッドスライダーを
保持する固定枠、15は磁気ヘッドスライダーを固定枠14
で保持する時に設けられるクリアランス、16は磁気ヘッ
ドスライダーと接触する定盤、17は磁気ヘッドスライダ
ー13と定盤16を接触させるときに用いる研磨液である。
以上のように構成された従来の磁気ヘッドの加工方法
について、以下その加工方法について説明する。
について、以下その加工方法について説明する。
固定枠14にクリアランス15をもって保持され、荷重を
かけられた磁気ヘッドスライダー13は、研磨液17を定盤
16に塗布した後、定盤上を摺動させ、正または逆クラウ
ンをスライダー18に転写形成させる。
かけられた磁気ヘッドスライダー13は、研磨液17を定盤
16に塗布した後、定盤上を摺動させ、正または逆クラウ
ンをスライダー18に転写形成させる。
さらに、上記定盤16の形状及び作製工程を、第６図、
第７図に示す。第６図（イ）は従来の凸型の定盤の平面
図、（ロ）はその側面図、（ハ）は従来の凹型の定盤の
平面図、（ニ）はその側面図である。第７図は従来の凹
型定盤の作成工程を示す模式図であり、定盤の作製方法
は、荒加工としてエンドミル加工（ａ）を施し、その後
粒度を変えながら、段階的に砥粒加工（ｂ）を行い、砥
粒加工により面慣し（ｃ）を施すことによって形成され
る。この方法により凹型定盤16′のみならず、凸型定盤
16も作成される。
第７図に示す。第６図（イ）は従来の凸型の定盤の平面
図、（ロ）はその側面図、（ハ）は従来の凹型の定盤の
平面図、（ニ）はその側面図である。第７図は従来の凹
型定盤の作成工程を示す模式図であり、定盤の作製方法
は、荒加工としてエンドミル加工（ａ）を施し、その後
粒度を変えながら、段階的に砥粒加工（ｂ）を行い、砥
粒加工により面慣し（ｃ）を施すことによって形成され
る。この方法により凹型定盤16′のみならず、凸型定盤
16も作成される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の方法では、異なる外周寸法の
磁気ヘッドスライダーにクラウン形状を施すときは、磁
気ヘッドスライダーを保持する固定枠をその都度作製
し、取り換えねばならないという問題があった。
磁気ヘッドスライダーにクラウン形状を施すときは、磁
気ヘッドスライダーを保持する固定枠をその都度作製
し、取り換えねばならないという問題があった。
また、前記定盤16の作製法は定盤形状の安定性に欠
け、その結果磁気ヘッドスライダーに形成するクラウン
形状も安定性を欠くものであった。
け、その結果磁気ヘッドスライダーに形成するクラウン
形状も安定性を欠くものであった。
さらに、一回あたりの加工数が数個〜数十個であり、
量産性に欠けるという問題があった。
量産性に欠けるという問題があった。
課題を解決するための手段 本発明は、研磨加工機本体に立設された支持部の端部
に配設されたプレート部の端面の弾性体を固着し、前記
弾性体に磁気ヘッドの浮上面の反対側を圧着固定し、次
いで、略円錐形状等の被加工形状に加工された定盤上
に、研磨液を介して前記浮上面を当接させ、前記定盤を
回転させながら前記浮上面を所定形状に研磨加工するよ
うにしたものである。
に配設されたプレート部の端面の弾性体を固着し、前記
弾性体に磁気ヘッドの浮上面の反対側を圧着固定し、次
いで、略円錐形状等の被加工形状に加工された定盤上
に、研磨液を介して前記浮上面を当接させ、前記定盤を
回転させながら前記浮上面を所定形状に研磨加工するよ
うにしたものである。
作用 上記構成により、円錐形状等の被加工形状に加工され
た定盤に研磨液を塗布した後、磁気ヘッドの浮上面を、
前記定盤に接触させ、前記定盤を回転させることで、ク
ラウン形状等が容易に、磁気ヘッドスライダーの浮上面
に転写され、形成される。
た定盤に研磨液を塗布した後、磁気ヘッドの浮上面を、
前記定盤に接触させ、前記定盤を回転させることで、ク
ラウン形状等が容易に、磁気ヘッドスライダーの浮上面
に転写され、形成される。
また、磁気ヘッドスライダーは弾性体に圧着して固定
されるための磁気ヘッドスライダーの外周寸法が異なる
ものであっても、別途固定枠を必要としないで定盤に簡
単に保持される。
されるための磁気ヘッドスライダーの外周寸法が異なる
ものであっても、別途固定枠を必要としないで定盤に簡
単に保持される。
また、プレート上に磁気ヘッドスライダーを多数個圧
着固定して同時に加工することができるため、作業工数
の削減を図ることができる。
着固定して同時に加工することができるため、作業工数
の削減を図ることができる。
実施例 第１図は本発明の一実施例における磁気ヘッドスライ
ダーの浮上面にクラウン形状を加工する研磨加工機の要
部正面図であり、第２図は本発明に使用する定盤の平面
図及び側面図であり、第３図は本発明により加工された
磁気ヘッドスライダーの浮上面の正クラウン斜視図
（ａ）及び逆クラウンの斜視図（ｂ）である。
ダーの浮上面にクラウン形状を加工する研磨加工機の要
部正面図であり、第２図は本発明に使用する定盤の平面
図及び側面図であり、第３図は本発明により加工された
磁気ヘッドスライダーの浮上面の正クラウン斜視図
（ａ）及び逆クラウンの斜視図（ｂ）である。
第１図において、１は加工機本体、２は前記加工機本
体に取り付けられた支持部、３は支持部２の端部に回転
自在に取り付けられたプレート部、４はプレート部３に
接着等固定された弾性体、５は弾性体４に表面を圧着固
定された磁気ヘッドスライダー、６は研磨加工機本体１
に回転可能に取り付けられた定盤、７は定盤６の中心
点、８は定盤６に塗布された研磨液である。
体に取り付けられた支持部、３は支持部２の端部に回転
自在に取り付けられたプレート部、４はプレート部３に
接着等固定された弾性体、５は弾性体４に表面を圧着固
定された磁気ヘッドスライダー、６は研磨加工機本体１
に回転可能に取り付けられた定盤、７は定盤６の中心
点、８は定盤６に塗布された研磨液である。
第２図において、９は凸型定盤であり、10は凹型定盤
である。
である。
第３図において、11は本発明により加工される上記磁
気ヘッドスライダーに設けられる正クラウンをなす浮上
面であり、12は逆クラウンをなす浮上面である。
気ヘッドスライダーに設けられる正クラウンをなす浮上
面であり、12は逆クラウンをなす浮上面である。
以上のように構成された本実施例の磁気ヘッドの加工
方法について説明する。
方法について説明する。
研磨加工機本体１に取り付けられた定盤６は中心点７
を軸として回転し、前記回転に伴い、プレート部３は支
持部２の軸心を中心に自転する。
を軸として回転し、前記回転に伴い、プレート部３は支
持部２の軸心を中心に自転する。
プレート部３の回転に伴い、プレート部３に接着固定
された弾性体４に裏面を圧着固定された磁気ヘッドスラ
イダー５の浮上面は研磨液８を介して、回転する定盤６
によって摺動研磨される。
された弾性体４に裏面を圧着固定された磁気ヘッドスラ
イダー５の浮上面は研磨液８を介して、回転する定盤６
によって摺動研磨される。
従って、定盤６に凸型定盤９を用いれば磁気ヘッドス
ライダー５に逆クラウンの浮上面12が転写形成され、定
盤６に凹型定盤10を用いれば正クラウンの浮上面12が転
写形成される。
ライダー５に逆クラウンの浮上面12が転写形成され、定
盤６に凹型定盤10を用いれば正クラウンの浮上面12が転
写形成される。
従って、本実施例によれば、プレート３の荷重、弾性
体４の弾性硬度、研磨液８の粒径、定盤６の形状の取り
替えによって、意図するクラウン形状の形成及び均一な
形状のクラウンを有する多数の磁気ヘッドスライダー５
の加工が可能である。
体４の弾性硬度、研磨液８の粒径、定盤６の形状の取り
替えによって、意図するクラウン形状の形成及び均一な
形状のクラウンを有する多数の磁気ヘッドスライダー５
の加工が可能である。
発明の効果 本発明は、弾性体に磁気ヘッドスライダーの裏面を圧
着固定し、定盤の回転とプレートの自転により磁気ヘッ
ドスライダーの浮上面に均一な形状のクラウン加工等を
簡単に施すことができ、かつ少ない作業工数で多くの磁
気ヘッドスライダーを加工できるので生産性を著しく高
めることができる。
着固定し、定盤の回転とプレートの自転により磁気ヘッ
ドスライダーの浮上面に均一な形状のクラウン加工等を
簡単に施すことができ、かつ少ない作業工数で多くの磁
気ヘッドスライダーを加工できるので生産性を著しく高
めることができる。
第１図は本発明の一実施例における磁気ヘッドスライダ
ーの浮上面にクラウン形状を加工する研磨加工機の要部
正面図、第２図は本発明に使用する定盤の平面図及び側
面図、第３図は本発明により加工された磁気ヘッドスラ
イダーの浮上面の正クラウンの斜視図（ａ）及び逆クラ
ウンの斜視図（ｂ）、第４図は従来の磁気ヘッドスライ
ダーの加工方法を示す要部断面図、第５図は従来の定盤
による磁気ヘッドスライダーの研磨状態を示す概略説明
図、第６図は従来の定盤の平面図及び側面図、第７図は
従来の凹型の定盤作製工程を示す模式図である。 １……研磨加工機本体、２……支持部 ３……プレート部、４……弾性体 ５……磁気ヘッドスライダー ６……定盤、７……中心点 ８……研磨液、９……凸型定盤 10……凹型定盤 11……正クラウンをなす浮上面 12……逆クラウンをなす浮上面 13……磁気ヘッドスライダー 14……固定枠、15……クリアランス 16……定盤、17……研磨液 18……浮上面
ーの浮上面にクラウン形状を加工する研磨加工機の要部
正面図、第２図は本発明に使用する定盤の平面図及び側
面図、第３図は本発明により加工された磁気ヘッドスラ
イダーの浮上面の正クラウンの斜視図（ａ）及び逆クラ
ウンの斜視図（ｂ）、第４図は従来の磁気ヘッドスライ
ダーの加工方法を示す要部断面図、第５図は従来の定盤
による磁気ヘッドスライダーの研磨状態を示す概略説明
図、第６図は従来の定盤の平面図及び側面図、第７図は
従来の凹型の定盤作製工程を示す模式図である。 １……研磨加工機本体、２……支持部 ３……プレート部、４……弾性体 ５……磁気ヘッドスライダー ６……定盤、７……中心点 ８……研磨液、９……凸型定盤 10……凹型定盤 11……正クラウンをなす浮上面 12……逆クラウンをなす浮上面 13……磁気ヘッドスライダー 14……固定枠、15……クリアランス 16……定盤、17……研磨液 18……浮上面
Claims (1)
- 【請求項１】研磨加工機本体に立設された支持部の端部
に配設されたプレート部の端面に弾性体を固着し、前記
弾性体に磁気ヘッドの浮上面の反対側を圧着固定し、次
いで、被加工形状に加工された定盤上に、研磨液を介し
て前記浮上面を当接させ、前記定盤を回転させながら前
記浮上面を所定形状に研磨加工することを特徴とする磁
気ヘッドの加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30079390A JP2770567B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 磁気ヘッドの加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30079390A JP2770567B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 磁気ヘッドの加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04172671A JPH04172671A (ja) | 1992-06-19 |
| JP2770567B2 true JP2770567B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17889165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30079390A Expired - Lifetime JP2770567B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 磁気ヘッドの加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2770567B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-05 JP JP30079390A patent/JP2770567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04172671A (ja) | 1992-06-19 |
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