JPH04134717A - 浮上型磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

浮上型磁気ヘッドの製造方法

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JPH04134717A
JPH04134717A JP26023090A JP26023090A JPH04134717A JP H04134717 A JPH04134717 A JP H04134717A JP 26023090 A JP26023090 A JP 26023090A JP 26023090 A JP26023090 A JP 26023090A JP H04134717 A JPH04134717 A JP H04134717A
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JP
Japan
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polishing
stage
grinding
magnetic head
head
Prior art date
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JP26023090A
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English (en)
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Osamu Fukuroi
修 袋井
Shinichi Aida
相田 真一
Masao Yamaguchi
正雄 山口
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、浮上型磁気ヘッドの製造方法に関し、磁気変
換素子を設けたベツドピースの空気ベアリング面を研磨
する研磨工程を、第1の研磨工程と第2の研磨工程とに
分け、N1の研磨工程と第2の研磨工程との間でエージ
ング処理を行なうことにより、N1の研磨工程までの各
工程において蓄積された歪を開放し、第2の研磨工程後
に得られる空気ベアリング面の平面度を向上させ、極低
浮上量で、高度の耐久性を有する浮上型磁気ヘッドを提
供できるようにしたものである。
〈従来の技術〉 浮上型磁気ヘッドは、磁気記録媒体の走行によって生じ
る動圧を利用して、磁気記録媒体との間に微小な空気ベ
アリングによる間MJ(以下浮上量と称する)を保って
浮上しながら磁気記録再生を行なう。従フて、浮上型磁
気ヘッド及び磁気記録媒体との間の衝突を回避し、ヘッ
ドクラッシュや媒体損傷を防止し、耐久性を向上させる
ためには、媒体対向面側の空気ベアリング面(以下AB
S面と称する)を高精度の平面度となるように研磨する
必要がある。ABS面研磨の公知文献としては、特開昭
63−191309号公報が知られている。!9図は上
記公開公報等で知られる浮上型磁気ヘッドの製造工程を
示す図である。
まず、薄膜磁気変換素子を整列して形成したウェハーを
、何個かの薄膜磁気変換素子を列単位で含むように切断
して、バー状のヘッドブロックを取り出す。このヘッド
ブロックを加工治具に接着等の手段によって取付けた後
、ヘッドブロックの空気ベアリング面(以下ABS面と
称する)にレール部等を形成するための溝加工を施す。
次に、所定数の薄膜磁気変換素子を含むようにして、ヘ
ッドブロックを切断する。
次に、エージング処理を施した後、ヘットブロックを接
着したままで、加工治具を研磨治具に取付け、ABS面
を研磨(ラップ)する。この後、各ヘッドピースを治具
から剥離して、浮上型磁気ヘッドの単体を取出す。
〈発明が解決しようとする課題〉 浮上型磁気ヘッドの浮上量は、スペーシングロスを減少
させて高密度記録を達成するために、できるたけ小さく
する必要がある。
ところが、上述した従来公知技術に開示された製造方法
によって得られる浮上型磁気ヘッドは、ABS面の平面
度0.02〜0.04amが限度であった。ABS面の
表面性は研磨精度を上げることによって向上させること
ができるから、加工治具にヘットピースを接着した状態
では、研磨加工精度による高度の表面性とほぼ等しい平
面度を確保できる。しかし、第9図の最終工程において
、治具からヘッドピースを剥離すると、ABS面の平面
度が剥離前よりも悪くなる。これは、第9図に示す工程
において、エージング処理した後、ABS面研磨を行な
うので、研磨歪が蓄積され、最終工程においてへラドピ
ースを加工治具から剥離したときに、蓄積された研磨歪
が剥離と同時に開放されるためと推測される。
このため、浮上量も0.3〜0.5μmが限度であって
、これよりも小さい浮上量では、浮上型磁気ヘッドと磁
気記録媒体との間の衝突、それに伴うヘッドクラッシュ
もしくは磁気記録媒体損傷等を生じ易くなり、耐久性が
低下してしまうという問題点があった。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、極低浮上量で、高度の耐久性を有する浮上型磁気ヘ
ッドを製造し得る製造方法を提供することである。
く課題を解決するための手段〉 上述する課題解決のため、本発明は、セラミック構造体
上に磁気変換素子を設けたベツドピースのABS面を研
磨する工程を含む浮上型磁気ヘッドの製造方法であって
、 前記研磨工程は、第1の研磨工程と′i42の研磨工程
に別れており、第1の研磨工程と第2の研磨工程との間
にエージング工程を含むことを特徴とする。
〈作用〉 研磨工程は、第1の研磨工程と第2の研磨工程に別れて
おり、第1の研磨工程と第2の研磨工程との間にエージ
ング工程を含むから、第1の研磨工程までの各工程にお
いて蓄積された歪がエージング工程において緩和もしく
は開放される。
第2の研磨工程は研磨量の小さい精ラップ工程とするこ
とができるから、この第2研磨工程で生じる歪は殆ど無
視できる。このため、第2の研磨工程後に得られるAB
S面の平面度を向上させ、極低浮上量で、高度の耐久性
を有する浮上型磁気ヘッドが得られる。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る浮上型磁気ヘッドの製造方法を示
す図である。第9図に示した従来工程との差異は、AB
S面の研磨工程にある。この研磨工程は、第1の研磨工
程と第2の研磨工程に別れており、第1の研磨工程と第
2の研磨工程との間にエージング工程を含む。
エージングは30℃〜50℃の温度条件で行なう。30
℃未満の温度条件では充分なエージング作用が得られな
い。または、工業的に見て許容できない不当なエージン
グ時間を必要とする。
50℃を超過すると、ヘッドピースを加工治具に接着し
ている接着剤が軟化し、ヘッドピースが位置ズレを起す
。エージングは上述の温度条件の下で、大気中で1時間
〜10時間行なう。
第1の研磨工程は一般には粗ラップ工程であり、第2の
研磨工程は精うツブ工程である。第1の研磨工程による
研磨量は5〜15μmの範囲が適当であり、第2の研磨
工程による研磨量は0.1〜1μmの範囲が適当である
上記工程によると、第1の研磨工程までの各工程におい
て蓄積された歪、例えばヘッドブロックを加工治具に接
着している接着側歪、溝加工歪、切断加工歪及び第1の
研磨工程における研削もしくは研磨量等がエージング工
程において緩和もしくは開放される。第2の研磨工程に
おいて生じる歪は殆ど無視できる。
第2図は特開昭63−191309号公報等で開示され
た従来技術によって得られた磁気ヘッドのABS面の平
面度を示す図、第3図は本発明に係る製造方法によって
得られた磁気ヘッドのABS面の平面度を示す図である
図示するように、従来は50nm程度の平面度であった
ものが、本発明では10nm〜20r+mの高精度の平
面度を有するように改善されている。
次に、第1図に示す各工程の詳細について説明する。第
4図(a)はウェハーから取出されたヘッドブロックの
斜視図である。図において、1はヘッドブロックである
。ヘッドブロック1はスライダ部材となるセラミック構
造体10を共用して、複数の磁気変換素子11を一方向
に整列して形成したものである。磁気変換素子11は薄
膜素子である。
第4図(b)はヘッドブロックを加工治具に接着した状
態を示す斜視図である。2は加工治具である。加工治具
2の1面上に接着剤3を用いてヘッドブロック1を接着
しである。取付面IBとは反対側の端面IAがABS面
となる。第4図(b)はABS面IAに溝加工を施した
後の状態を示している。12は溝を示している。
第4図(e)は切断加工後の斜視図を示している。この
切断加工工程では2つの磁気変換素子11を含むように
して、切断線13の位置でヘッドブロック1を切断しで
ある。ただし、切断工程は第1の研磨工程後、エージン
グ前に行なってもよい。
この後、研磨工程に付される。第5図はヘッドブロック
を取付けた研磨治具の正面断面図、第6図は同じくその
底面図である。実施例では、ヘッドブロック1を有する
例えば4個の加工治具2を、共通の研磨治具4に取付け
である。5は基準片、6は接着剤である。
第7図及び第8図は研磨の具体例を示している。図にお
いて、7は回転体である0回転体7は図示しないモータ
等により、矢印で示すa1方向に回転駆動される。この
回転体7は、例えば錫等の軟質金属部材を用いて円板状
に形成された研磨部材71の背面に、例えばステンレス
等の金属材料によって円板状に形成された支持部材72
を、接着剤73によって一体的に面接合させである。
支持部材72は、スズ等の軟質金属材料で構成されてい
て機械的強度の不充分な研磨部材71を支持するために
設けられたものである。
研磨に当っては、回転体7を矢印a、力方向面回転させ
、かつ、研磨部材71の表面(イ)にダイヤモンド粒子
等を含む研磨材を供給しながら、研磨部材71の表面(
イ)にヘッドブロック1の下面を接触させる。研磨治具
4は矢印b1またはb2で示す回転半径方向に平行移動
させ、研磨部材71の表面(イ)の全面で研磨が行なわ
れるようにする。矢印a2は研磨治具4及びヘッドブロ
ック1の自転の方向を示している。加工治具2及び研磨
研磨治具4の構造及びヘッドブロック1の取付技術に関
しては、前掲の特開平51−157264号公報、特開
平1−157265号公報等に記載された技術が適用で
きる。
上述の研磨工程を′s1の研磨工程である粗ラップ工程
と、第2の研磨工程である精ラップ工程とに分け、第1
の研磨工程と第2の研磨工程との間でエージング処理を
行なうことは前述した通りである。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明は、磁気変換素子を設けたベ
ツドピースの空気ベアリング面を研磨する研磨工程を、
第1の研磨工程とi42の研磨工程とに分け、第1の研
磨工程と第2の研磨工程との間でエージング処理を行な
うことにより、第1の研磨工程までの各工程において蓄
積された歪を開放し、第2の研磨工程後に得られる空気
ベアリング面の平面度を向上させ、極低浮上量で高度の
耐久性を有する浮上型磁気ヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浮上型磁気ヘッドの製造方法を示
す図、第2図は従来技術によって得られた磁気ヘッドの
ABS面の平面度を示す図、第3図は本発明に係る製造
方法によって得られた磁気ヘッドのABS面の平面度を
示す図、第4図(a)〜(c)は製造工程の1例を示す
各斜視図、第5図は加工治具を取付けた研磨治具の正面
断面図、第6図は同じくその底面図、第7図及び第8図
は研磨の具体例を示す図、第9図は従来の磁気ヘッドの
製造方法を示す図である。 1・・・ヘッドブロック 2・・・加工治具 4・・・研磨治具 第1図 第2図 第3図 第4図 (a) 第4図 第4図 (c)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック構造体上に磁気変換素子を設けたヘッ
    ドピースの空気ベアリング面を研磨する工程を含む浮上
    型磁気ヘッドの製造方法であって、 前記研磨工程は、第1の研磨工程と第2の研磨工程に別
    れており、第1の研磨工程と第2の研磨工程との間にエ
    ージング工程を含むこと を特徴とする浮上型磁気ヘッドの製造方法。
  2. (2)前記エージング工程は、30℃〜50℃の温度条
    件で行なうことを特徴とする請求項1に記載の浮上型磁
    気ヘッドの製造方法。
  3. (3)前記エージング工程は、大気中で行なうことを特
    徴とする請求項1または2に記載の浮上型磁気ヘッドの
    製造方法。
  4. (4)前記エージング工程は、1時間〜10時間行なう
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の浮上型
    磁気ヘッドの製造方法。
JP26023090A 1990-09-27 1990-09-27 浮上型磁気ヘッドの製造方法 Pending JPH04134717A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0583985A2 (en) * 1992-08-19 1994-02-23 Komag, Inc. Method of making magnetic recording head slider and the resulting slider
US5673156A (en) * 1993-06-21 1997-09-30 Komag, Inc. Hard disk drive system having virtual contact recording
US6081991A (en) * 1997-09-12 2000-07-04 Tdk Corporation Manufacturing method of magnetic head apparatus

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