JP2770287B2 - 車両用データ伝送システム - Google Patents

車両用データ伝送システム

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JP2770287B2 JP5117914A JP11791493A JP2770287B2 JP 2770287 B2 JP2770287 B2 JP 2770287B2 JP 5117914 A JP5117914 A JP 5117914A JP 11791493 A JP11791493 A JP 11791493A JP 2770287 B2 JP2770287 B2 JP 2770287B2
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の信号線からなる
共通の伝送路を介して自動車等の車両に搭載される複数
の電子制御装置間でデータ伝送を行う車両用データ伝送
システムに関し、特に上記伝送路の障害を検出するのに
好適な車両用データ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の車両では、エンジン制
御、サスペンション制御等の殆どが電子制御化されてお
り、これら各種制御を個別に行う複数の電子制御装置
(以下「ECU」という)を共通の通信線(以下「ネッ
トワークバス」という)で接続して、各ECUでの制御
に必要なデータを相互に伝送する車両用データ伝送シス
テムが実現されている。
【0003】そして、このような車両用データ伝送シス
テムでは、高い信頼性が要求されるため、ネットワーク
バスを一対のツイストペア線からなる複合信号線で構成
し、このツイストペア線に互いに逆極性(逆相)のデジ
タルデータ信号を出力し、両信号の時間変化に対する振
幅の変化を受信する2線式伝送方式を採用することによ
り、ツイストペア線の一方が断線してもデータ伝送が可
能なようにして、信頼性を向上せている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2線式伝送方
式では、上記のように、一方のツイストペア線が断線し
てもデータ伝送が可能なので、どちら側のツイストペア
線に断線、グランドショート等の障害が発生したのかを
特定することができず、障害回復を行えないため、その
後、障害が発生していない方のツイストペア線にも障害
が発生してしまった場合は、データ伝送が不能となって
しまうという問題があった。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、一対の信号線からなる伝送路に
互いに逆極性のデジタルデータ信号を送出して複数の電
子制御装置間でデータ伝送を行う車両用データ伝送シス
テムにおいて、一対の信号線のどちら側に障害が発生し
たかを検出できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一対の信号線からなる伝送路に互いに逆
極性のデジタルデータ信号を送出して複数の電子制御装
置間でデータ伝送を行う車両用データ伝送システムにお
いて、前記複数の制御装置はそれぞれ、前記逆極性のデ
ジタルデータ信号の時間変化に対する振幅の変化量を双
方とも受信して両信号の差信号を出力する第1の受信手
段と、前記逆極性のデジタルデータ信号のうち一方の信
号を受信して所定の基準レベルとの差信号を出力する第
2の受信手段と、前記逆極性のデジタルデータ信号のう
ち他方の信号を受信して所定の基準レベルとの差信号を
出力する第3の受信手段と、前記第1の受信手段、第2
の受信手段、第3の受信手段からの差信号を利用して前
記一対の信号線のうちいずれに障害が発生したかを検出
する障害検出手段とを設けている。
【0007】
【作用】各制御装置は、他の制御装置に信号を伝送する
ときは、一対の信号線からなる伝送路に互いに逆極性の
デジタルデータ信号を送出する。
【0008】すると、各制御装置の第1の受信手段は、
送出された逆極性のデジタルデータ信号を双方とも受信
して両信号の差信号を出力する。また、第2の受信手段
は、逆極性のデジタルデータ信号のうち一方の信号を受
信して所定の基準レベルとの差信号を出力し、第3の受
信手段は、逆極性のデジタルデータ信号のうち他方の信
号を受信して所定の基準レベルとの差信号を出力する。
【0009】そして、障害検出手段は、例えば、第1の
受信手段の出力信号と第2の受信手段の出力信号との排
他的論理和と、第1の受信手段の出力信号と第3の受信
手段の出力信号との排他的論理和を演算し、これら排他
的論理和の出力信号をデジタルデータ信号の各ビットタ
イムの中央近傍で判定することにより、前記一対の信号
線のうちいずれに障害が発生したかを検出する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る車両用デ
ータ伝送システムを適用した車両用制御システムの概略
構成を示すブロック図であり、電子制御装置(以下「E
CU」という)1〜5は、ネットワークバス6を介して
相互に接続されている。ENG制御ECU1は、車両の
運転者のアクセルペダル操作等に応じてエンジンの作動
を制御するECU、MISS制御ECU2は、車両の運
転状態に応じて自動変速機の制御を行うECU、TCS
制御ECU3は、車両の駆動輪のスリップ状態を検出
し、エンジンの出力トルクの制御を行うECU、サスペ
ンション制御ECU4は、車両の運転状態に応じてサス
ペンション(アクティブサスペンション)の制御を行う
ECU、ブレーキ制御ECU5は、車輪のロック状態を
検出してブレーキ制御を行うECUである。これらのE
CU1〜5は、制御パラメータやセンサによって検出さ
れる運転パラメータを相互にモニタする必要があるた
め、ネットワークバス6を介して接続され、相互に必要
なデータの送受信を行う。
【0012】図2は、ENG制御ECU1の構成を示す
ブロック図であり、中央処理装置(以下「CPU」とい
う)101は、入出力インターフェイス104を介して
複数のセンサ11、および燃料噴射弁等のアクチュエー
タ12に接続されている。CPU101は、バスライン
107を介してRAM(Random Access
Memory)102、ROM(Read Only
Memory)103、および通信制御IC(Inte
grated Circuit)105に接続されてい
る。通信制御IC105は、バスインターフェイス10
6を介してネットワークバス6に接続されている。
【0013】CPU101は、ROM103に格納され
たプログラムに従って、センサ11の検出値に基づいて
制御パラメータを決定し、アクチュエータ12を駆動す
る。RAM102は、演算中のデータの一時的な記憶等
に使用される。また通信制御ICは、ネットワークバス
へのメッセージの送信及びネットワークバスからのメッ
セージの受信の制御を行う。
【0014】図3は、バスインターフェイス106、お
よびネットワークバス6の具体的な構成を示す回路図で
あり、ネットワークバス6は、電源ラインVSUPに接
続されてプルアップされ、終端抵抗6aで終端されたツ
イストペア線Aと、プルアップされずに終端抵抗6bで
終端されたツイストペア線Bにより構成されている。
【0015】通信制御IC105の第1送信端子T1
は、抵抗115を介してトランジスタ119のベースに
接続されている。トランジスタ119のエミッタは電源
ラインVSUPに接続され、コレクタは抵抗116及び
信号の時間変化に対する振幅の変化量を抽出するコンデ
ンサを介して第1コンパレータ(以下、差動受信器とい
う)111と第2コンパレータ(以下、B受信器とい
う)126の非反転入力、および一方のツイストペア線
Bに接続されている。
【0016】通信制御IC105の第2送信端子T2
は、抵抗117を介してトランジスタ120のベースに
接続されている。トランジスタ120のエミッタはアー
スに接続され、コレクタは抵抗118及び信号の時間変
化に対する振幅の変化量を抽出するコンデンサを介して
差動受信器111の反転入力と第3コンパレータ(以
下、A受信器という)121の反転入力、および他方の
ツイストペア線Aに接続されている。
【0017】差動受信器111の反転入力は、抵抗11
2を介して電源ラインVSUPに接続されるとともに、
抵抗113を介して差動受信器111の非反転入力にも
接続されている。差動受信器111の非反転入力は、抵
抗114を介してアースに接続され、差動受信器111
の出力RX−Dは通信制御IC105の差動受信端子T
3に接続されている。
【0018】A受信器121の反転入力、非反転入力に
は、それぞれ電源ラインVSUPからの電源電圧を分圧
する分圧抵抗122と123、分圧抵抗124と125
が設けられており、A受信器121は、反転入力に入力
されるツイストペア線Aの論理値を、分圧抵抗124、
125により発生されて非反転入力に入力される基準電
圧と比較し、その差信号RX−1を第1イクスクルーシ
ブオアゲート(以下、A排他的論理和回路という)13
1に出力する。
【0019】このA排他的論理和回路131の他方の入
力には、差動受信器111の出力RX−Dが入力され、
その出力信号は、第1サンプリング回路132により、
所定のサンプリングクロックCLKに基づいて1ビット
毎にサンプリングされ、通信制御IC105のA障害検
知端子T4に出力される。
【0020】B受信器126の非反転入力,反転入力に
は、それぞれ電源ラインVSUPからの電源電圧を分圧
する分圧抵抗127と128、分圧抵抗129と130
が設けられており、B受信器126は、非反転入力に入
力されるツイストペア線Bの論理値を、分圧抵抗12
9、130により発生されて反転入力に入力される基準
電圧と比較し、その差信号RX−2を第2イクスクルー
シブオアゲート(以下、B排他的論理和回路という)1
33に出力する。
【0021】このB排他的論理和回路133の他方の入
力には、差動受信器111の出力RX−Dが入力され、
その出力信号は、第2サンプリング回路134により、
所定のサンプリングクロックSCLKに基づいて1ビッ
ト毎にサンプリングされ、通信制御IC105のB障害
検知端子T5に出力される。
【0022】通信制御ICの第1、第2送信端子T1、
T2には、位相が互いに逆相のパルス信号が出力され、
第1送信端子T1が低レベル(ロー、L、または0とも
いう)で第2送信端子T2が高レベル(ハイ、Hまたは
1ともいう)、のとき、トランジスタ119及び120
がともにオンし、一方のツイストペア線がハイ、他方
のツイストペア線がローとなる。第1送信端子T1が
ハイで第2送信端子T2がローのときには、トランジス
タ119及び120がともにオフし、一方のツイストペ
ア線がロー、他方のツイストペア線がハイとなる。
このようにして、ネットワークバス6を構成するツイス
トペア線A、Bには、互いに逆極性の信号が送出され
る。
【0023】以上の説明から推測できるように、一方の
ツイストペア線Aのハイ/ローに対応して、差動受信器
111の出力はロー/ハイに変化し、ネットワークバス
6上の信号が受信される。
【0024】ECU2〜5も基本的にはECU1と同様
に構成されている。したがって、一のECUが一方のツ
イストペア線6Bがローとなる(6Aがハイとなる)信
号を送出しても、他のECUがハイとなる信号を送出す
ると、ツイストペア線6B上の信号はハイとなるので、
本実施例ではツイストペア線6Bがハイとなる(6Aが
ローとなる)状態がドミナント(優位)であり、逆の状
態がレセシブ(劣位)である。
【0025】次に、ネットワークバス6についての断
線、ショート等の障害検出動作を、図4、図5のタイム
チャートに基づいて説明する。なお、図4は、差動受信
器111と、A受信器121、またはB受信器126と
の応答速度が等しい理想的な場合に対応し、図5は、差
動受信器111と、A受信器121、またはB受信器1
26との応答速度がずれている場合に対応している。
【0026】図4において、送信端子T1、T2に図4
(a)、(b)に示したような逆極性の送信信号が供給
されると、ネットワークバス6に障害が発生していない
場合には、トランジスタ119、120の作用により、
ツイストペア線A、Bには、図4(c)、(d)に示し
たように、送信端子T、Tとは逆極性の信号が供給
される。
【0027】しかし、プルアップされたツイストペア線
Aが図3の破線部分で断線、またはグランドショートし
ている場合には、ツイストペア線A上の信号は、送信信
号の如何に拘らず、常に、ハイ、またはローになり(図
4(c)参照)、他方のツイストペア線B上の信号は、
送信端子T2とは逆極性の信号となる(図4(d)参
照)。
【0028】また、プルアップされていないツイストペ
ア線Bが図3の破線部分で断線、またはグランドショー
トしている場合には、ツイストペア線B上の信号は、送
信信号の如何に拘らず、常に、ローになり(図4(d)
参照)、他方のツイストペア線A上の信号は、送信端子
とは逆極性の信号となる(図4(c)参照)。
【0029】そして、差動受信器111の出力信号RX
−Dは、ツイストペア線A、またはBの断線、またはグ
ランドショートの如何に拘らず、図4(e)に示したよ
うに、常に、送信端子Tに供給した送信信号と同極性
の信号となる。すなわち、一方のツイストペア線A、ま
たはBが断線、またはグランドショートしたとしても、
常に、他のECUで正常に受信することが可能となる。
【0030】また、ツイストペア線Aが図3の破線部分
で断線、またはグランドショートしている場合には、上
記のようにA受信器121に反転入力されるツイストペ
ア線Aの信号がハイ、またはローになる結果、A受信器
121の出力信号RX−1はロー、またはハイになる
(図4(f)参照)。
【0031】また、ツイストペア線Bが図3の破線部分
で断線、またはグランドショートしている場合には、上
記のようにB受信器126に反転入力されるツイストペ
ア線Bの信号がローになる結果、B受信器126の出力
信号RX−2はローになる(図4(g)参照)。
【0032】そして、A受信器121の出力信号RX−
1と差動受信器111の出力信号RX−Dとの排他的論
理和を出力するA排他的論理和回路131の出力信号、
すなわちA障害検知端子T4への入力信号は、図4
(h)に示したように、ツイストペア線Aが断線、また
はグランドショートしている場合に限りハイとなる。こ
の結果、通信制御IC105は、A障害検知端子T4へ
の入力信号がハイになったときには、ツイストペア線A
に障害が発生したものと認識することができる。
【0033】一方、B受信器126の出力信号RX−2
と差動受信器111の出力信号RX−Dとの排他的論理
和を出力するB排他的論理和回路133の出力信号、す
なわちB障害検知端子T5への入力信号は、図4(i)
に示したように、ツイストペア線Bが断線、またはグラ
ンドショートしている場合に限りハイとなる。この結
果、通信制御IC105は、B障害検知端子T5への入
力信号がハイになったときには、ツイストペア線Bに障
害が発生したものと認識することができる。
【0034】このようして、通信制御IC105は、ツ
イストペア線A、Bのいずれに障害が発生したかを検知
することができる。
【0035】しかし、差動受信器111と、A受信器1
21、またはB受信器126との応答速度がずれてお
り、図5(b)、(c)、(d)に示したように、差動
受信器111の出力信号RX−Dと、A受信器121、
またはB受信器126の出力信号RX−1、またはRX
−2とがずれている場合には、図5(e)、(f)に破
線で示したように、A排他的論理和回路131、B排他
的論理和回路133の出力信号は、信号ビットの変化点
でパルスが発生してしまい、このパルスが通信制御IC
105により、障害発生と誤検知されてしまう恐れがあ
る。
【0036】そこで、本実施例では、この誤検知を回避
するため、図5(g)に示したように、信号ビットの中
央近傍でクロック信号を与えるサンプリングクロックC
LKを第1、第2のサンプリング回路132、134に
与えることにより、第1、第2のサンプリング回路13
2、134が、信号ビット(1ビットタイム)の中央近
傍でそれぞれA排他的論理和回路131、B排他的論理
和回路133の出力信号をサンプリングするようにし
て、上記パルスの発生を回避している。
【0037】その結果、第1、第2のサンプリング回路
132、134は、それぞれA排他的論理和回路13
1、B排他的論理和回路133からの障害を正しく示す
出力信号のみを1ビット毎にサンプリングして、A障害
検知端子T4、B障害検知端子T5に供給することとな
り(図5(h)、(i)参照)、上記の誤検知が回避さ
れる。なお、図5は、ツイストペア線Aがグランドショ
ートした場合の例であるが、ツイストペア線Aが断線し
た場合や、ツイストペア線Bが断線、またはグランドシ
ョートした場合にも同様に上記の誤検知を回避できるこ
とは言うまてもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一対の信号線からなる伝送路に互いに逆極性のデジタル
データ信号を送出して複数の電子制御装置間でデータ伝
送を行う車両用データ伝送システムにおいて、一対の信
号線のどちら側に障害が発生したかを検出することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用データ伝送シス
テムを適用した車両用制御システムの概略構成を示すシ
ステム構成図である。
【図2】図1における電子制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2におけるバスインターフェイス、およびネ
ットワークバスの具体的な構成を示す回路図である。
【図4】各受信器の応答速度が等しい場合のネットワー
クバスの障害検出動作例を示すタイムチャートである。
【図5】各受信器の応答速度が異なる場合のネットワー
クバスの障害検出動作例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】 1:エンジン制御電子制御装置 6:ネットワークバス 101:中央処理装置(CPU) 105:通信制御IC 106:バスインターフェイス 111:差動受信器 121:A受信器 126:B受信器 131:A排他的論理和回路 132:第1サンプリング回路 133:B排他的論理和回路 134:第2サンプリング回路 A,B:ツイストペア線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−45750(JP,A) 実開 昭60−180163(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 1/22 H04L 29/14 EPAT(QUESTEL) WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の信号線からなる伝送路に互いに逆
    極性のデジタルデータ信号を送出して複数の電子制御装
    置間でデータ伝送を行う車両用データ伝送システムにお
    いて、前記複数の制御装置はそれぞれ、 前記逆極性のデジタルデータ信号を双方とも受信して両
    信号の差信号を出力する第1の受信手段と、 前記逆極性のデジタルデータ信号のうち一方の信号を受
    信して所定の基準レベルとの差信号を出力する第2の受
    信手段と、 前記逆極性のデジタルデータ信号のうち他方の信号を受
    信して所定の基準レベルとの差信号を出力する第3の受
    信手段と、 前記第1の受信手段、第2の受信手段、第3の受信手段
    からの差信号を利用して前記一対の信号線のうちいずれ
    に障害が発生したかを検出する障害検出手段とを設けた
    ことを特徴とする車両用データ送信システム。
  2. 【請求項2】 前記障害検出手段は、前記第1の受信手
    段の出力信号と第2の受信手段の出力信号との排他的論
    理和を出力する第1の排他的論理和回路と、前記第1の
    受信手段の出力信号と第3の受信手段の出力信号との排
    他的論理和を出力する第2の排他的論理和回路とを有
    し、当該第1の排他的論理和回路、第2の排他的論理和
    回路の出力信号に基づいて、前記一対の信号線のうちい
    ずれに障害が発生したかを検出することを特徴とする請
    求項1記載の車両用データ送信システム。
  3. 【請求項3】 前記障害検出手段は、デジタルデータ信
    号の各ビットタイムの中央近傍で前記一対の信号線のう
    ちいずれに障害が発生したかを検出することを特徴とす
    る請求項1、または請求項2記載の車両用データ送信シ
    ステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286616B2 (en) 2002-05-31 2007-10-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data transmission system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7286616B2 (en) 2002-05-31 2007-10-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data transmission system

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