JPH11108980A - 2線母線系統における導線故障の検査方法及び回路装置 - Google Patents
2線母線系統における導線故障の検査方法及び回路装置Info
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- JPH11108980A JPH11108980A JP10208477A JP20847798A JPH11108980A JP H11108980 A JPH11108980 A JP H11108980A JP 10208477 A JP10208477 A JP 10208477A JP 20847798 A JP20847798 A JP 20847798A JP H11108980 A JPH11108980 A JP H11108980A
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Abstract
の可能性を拡大する。 【解決手段】 第1の比較器23の入力端が一方の線に
接続され、第2の比較器24の入力端が他方の線に接続
され、更に第3の比較器25の入力端が一方の線に接続
され、第4の比較器26の入力端が他方の線に接続さ
れ、第1及び第2の比較器23,24の出力端が減算器
29に接続され、出力信号のレベルの電圧適合が行わ
れ、減算器29の出力信号が第5の比較器30の入力端
へ供給され、減算器29の出力信号が更にダイオード3
4を介して窓比較器32の入力端へ供給され、更に第3
及び第4の比較器25,26の出力端が窓比較器32の
入力端に接続されている。
Description
概念に記載の2線母線系統の導線故障の検査方法及び回
路装置に関し、2線母線系統の導線故障の検査は、両方
の線における電圧レベルと特定の閾値との比較で行わ
れ、その際閾値との比較は優勢な状態及び劣勢な状態に
おいて行われる。
両方の最終段を駆動する方法は公知である(ドイツ連邦
共和国特許出願公開第4212742号明細書)。2つ
の監視導線を介して、これら両方の監視導線がA/D変
換器を介してマイクロプロセツサの入力端に接続される
ことによつて、母線系統の両方の線に現れる電圧が検査
される。更に表に電圧値が示され、両方の最終段の駆動
の際これらの電圧値が、異なる故障の事例に応じて2線
母線系統の両方の線に現れる。このような故障事例は、
例えばアースへの短絡、供給電圧の電位への短絡、両方
の線の短絡、又は断線である。両方の線の電圧値がマイ
クロプロセツサにおいて検出されると、これらの電圧値
が表に示されている値と比較されて、おこり得る故障事
例を確実に検出し、対応づけられるようにする。その際
両方の線の各々について、2線母線系統が故障なしに動
作しているか否か、又は故障事例が存在するか否かに応
じて、8つの電圧値が示されており、故障事例が存在す
ると、どんな故障事例であるかが示されている。従つて
引続く評価は、測定される電圧を8つの電圧値と比較す
る必要性により、比較的費用をかけて行われる。これを
マイクロプロセツサのソフトウエアにより行うことが考
えられるが(これは前記文献には詳細には記載されてい
ない)、この方法は比較的費用がかかる。
509133号明細書から、2線母線系統の両方の信号
導線を比較器の入力端に接続することが公知である。こ
こでは1つの比較器両方の入力端に、両方の信号導線の
それぞれ1つが接続される。この比較器により両方の信
号導線の間の電圧差が検出される。更に2つの比較器が
存在し、その一方の入力端に両方の信号導線のそれぞれ
1つが接続され、その他方の入力端に値Vcc/2にほ
ぼ等しい基準電圧が供給される。優勢な状態及び劣勢な
状態にある比較器の出力端のレベルの種々の組合わせか
ら、アース又はVccへの短絡のような特定の故障状況
を検出することができる。更に特定の状況で故障のない
導線により単線伝送を続行することが可能又は有意義で
あるか否かの決定を行うことができる。
検出の可能性を拡大することである。
請求項1に記載の方法によつて解決され、それによれ
ば、両方の線における電圧が、正常運転で優勢な状態及
び劣勢な状態にある線の最高電圧値より上にあるそれぞ
れ1つの電圧レベルと比較される。
Battへの1つ又は両方の線の短絡の検出が可能であ
る。他の場合アース又はVccへの短絡を検出すること
だけが可能である。
742号明細書における方法に比べて、両方の所定の状
態における電圧状況の検査により、検査を行うため全体
として僅かな閾値しか必要とされないことが有利であ
る。更にドイツ連邦共和国特許出願公開第421274
2号明細書に記載されているように特別な検査状況を生
じる必要なしに、通常の送信運転中に検査を行うことが
できる。
検出できるようにするため、最も簡単な場合両方の線に
おける電圧レベルと比較できる大きさ設定が示される。
それによれば、両方の線における電圧が、正常運転で優
勢な状態及び劣勢な状態にある線の両方の電圧値の間に
あるそれぞれ1つの電圧レベルと比較される。請求項3
による方法では、上述した方法段階と組合わせて、又は
本発明によりこれらの方法段階なしに、優勢な状態及び
劣勢な状態にある両方の線の電圧の間の電圧差と所定の
閾値との比較が行われる。請求項4に記載の方法により
万一の故障の一層の確認が有利に可能であり、この方法
により両方の線における電圧の間の電圧差が第1の電圧
レベルの超過について監視され、また第2の電圧レベル
及び第3の電圧レベルにより規定される範囲内に電圧レ
ベルがあるか否かについて監視が行われ、その際第1の
電圧レベルが第2の電圧レベル及び第3の電圧レベルよ
り上にある。
回路装置を示しており、それによれば、第1の比較器の
入力端が一方の線に接続され、第2の比較器の入力端が
他方の線に接続され、第1及び第2の比較器の他方の入
力端が、正常運転で優勢な状態及び劣勢な状態にある両
方の電圧値の間にある電圧をそれぞれ印加され、更に第
3の比較器の入力端一方のに接続され、第4の比較器の
入力端が他方の線に接続され、第3及び第4の比較器の
他方の入力端が、正常運転で優勢な状態及び劣勢な状態
にある線の最高電圧値より上にある電圧をそれぞれ印加
され、第1及び第2の比較器の出力端が減算器に接続さ
れ、出力信号のレベルの電圧適合が行われ、減算器の出
力信号が第5の比較器の入力端へ供給され、更に減算器
の出力信号がダイオードを介して窓比較器の入力端へ供
給され、更に第3及び第4の比較器の出力端が窓比較器
の入力端に接続されている。
事例を区別することができ、その際公知の技術に比べて
電圧比較器の数が有利に制限されている。
1、第2及び第5の比較器及び窓比較器の出力信号が評
価されて、線の状態を推論する。比較器の出力信号の評
価により、A/D変換器による電圧の検出が有利にもは
や不要となり、これは費用に関して有利である。更に本
発明により閾値として設定可能な電圧レベルでは、この
電圧レベルは、個々の故障事例を区別するためドイツ連
邦共和国特許出願公開第4212742号明細書による
表で説明されているより著しく離れた所にある。数1/
10ボルトの範囲にある電圧レベルの差は、例えばアー
スへの悪い接触から生じる接地ずれによつてもひき起こ
されることがある。こうして本発明による解決策によつ
て、故障事例の大幅な減少が可能となる。
に説明される。
している。両方の線即ち母線はLow及びHighで示
されている。これら両方の母線に、母線系統を介してデ
ータを交換する種々の制御装皿を接続することができ
る。図1には例として制御装置SG1,SGn−1及び
SGnが記入されている。
に表にまとめられる。 故障1:母線Lowの断線、 故障2:母線Highの断線、 故障3:回路電圧又は電池電圧UBattへの短絡、 故障4:アースGNDへの母線Highの短絡、 故障5:アースGNDへの母線Lowの短絡、 故障6:回路電圧又は電池電圧UBattへの母線Hi
ghの短絡、 故障7:両方の母線Low及びHighの短絡、 故障8:両方の母線Low及びHighの断線、 故障9:電圧Vccへの母線Lowの短絡、 故障10:電圧Vccへの母線Highの短絡、 故障11:両方の母線Low及びHighの相互及びア
ースGNDへの短絡。
する最終段(トランシーバ又は物理層)が使用される。
これらの最終段は情報伝達媒体上の信号を評価し、場合
によつては導線故障の場合それを処理して、後にマイク
ロコントローラを接続される送信及び受信プロトコルモ
ジユールの信号が付加的な故障処理を行わなくてよく、
最も有利な場合情報が失われないようにする。故障を許
容するトランシーバの処理すべき母線故障は、CAN仕
様V2.OISO/DIS11519PartI及びI
SO/DIS11898″母線故障処理″のそれぞれ第
11章の部分範囲である。図1は、そこに選ばれている
用語に従つて、母線故障1ないし8を番号1ないし8を
持つ故障の下に示している。更にここに示されている実
施例では、運転中に同様に起こることがあり(例えば回
路組立ての際又は老化のため)、可能な限り検出されね
ばならない故障事例9,10及び11も補充されてい
る。
している。本発明による故障診断のために、自動車にお
けるCAN母線系統の実施例では、電池を接続せねばな
らない。更にすべての制御装置を動作させねばならず、
そのため場合によつては点火装置を付勢せねばならな
い。
刺激される。この刺激は、両方の母線(Low及びHi
gh)へ特定の時間優勢な信号を印加する2つのトラン
ジスタの駆動を介して行われる。刺激の持続期間はプロ
トコル及びトランシーバモジユールに関係している。
Q(割込み)入力端21へ反応する母線におけるメツセ
ージの第1の優勢なビツトにより、方法が開始される。
る。この場合比較器(H導線用の符号23を持つ比較器
Komp.1、L導線用の符号24を持つ比較器Kom
p.2)により、信号レベルが論理″0″に等しいか又
は″1″に等しいかが決定される。それにより母線レベ
ルがTTLレベルに正規化される。
5を持つKomp.3及びL導線用の符号26を持つK
omp.4の閾値(7.5V)を超過すると、故障評価
のため論理″1″を持つ別の信号が準備される。レベル
が7.5Vより下にあると、これは論理″0″に相当す
る。
3及び24)の両方の出力信号は、マイクロコントロー
ラ22の入出力ポート27及び28へ直接印加される。
更に比較器Komp.1及びKomp.2(23及び2
4)の出力信号は、差信号を形成する減算器29の入力
端へ印加される。続いてこの差信号は、その帯域幅を−
5Vないし+5Vから−2.5Vないし+1.5Vに減
少され、0Vないし+5Vの範囲に高められる。この減
算器29の出力信号は比較器Komp.5(30)によ
り再びTTLレベルに変成され、このTTLレベルもマ
イクロコントローラ22の入出力ポート31へ印加され
る。
純粋なTTL信号に加えて、2.5Vの程度の″半信
号″も形成される。窓比較器32を介して、この程度の
信号に論理″1″が対応し、この論理″1″もマイクロ
コントローラ22の入出力ポート33へ導かれる。7.
5Vより高い電位に対するH導線又はL導線の短絡を確
実に検出できるようにするため、窓比較器が動作停止さ
れ、これは比較器25及び26の信号レベルの重畳によ
り行われる。ダイオード34は減算器29と比較器25
及び26の出力端との分離に用いられる。
ームの開始)又はSOM(メツセージの開始)と共に始
まり、これらはそれぞれ優勢な母線信号である。一般に
開始シーケンスに、異なるレベル変更(優勢、劣勢)を
持つ識別子が続く。測定には、優勢な開始シーケンス及
びそれに続く劣勢な状態への移行で充分である。これら
両方のレベル状態(優勢及び劣勢)及びその結果生じる
差信号及び2.5V信号により、マトリツクスが生じ、
このマトリツクスに基いて大抵の故障を確実に検出する
ことができる。
現れる可能性のある個々の重要な母線故障を示してい
る。301でH導線における信号経過が示され、302
でL導線における信号経過が示され、303で差信号の
信号経過が示されている。x方向に種々の状況が示され
ている。0で故障のない正常運転が示され、状況1ない
し11は図1による数を持つ故障に対応して示されてい
る。
所にある比較器25及び23の閾値が記入されている。
閾値は304及び305で示されている。301に関連
して示されているTTLレベルの系列は、マイクロコン
トローラ22の入出力ポート27に現れかつ比較器23
の出力信号に相当するレベルである。
の所にある比較器24及び26の閾値が記入されてい
る。これらの閾値は306及び307で示されている。
302に関連して示されているTTLレベルの系列は、
マイクロコントローラ22の入出力ポート28に現れか
つ比較器24の出力信号に相当するレベルである。
示される比較器30の閾値が記入されている。309に
より、ほぼ0Vの所にある窓比較器32の電圧範囲が示
されている。これら両方の閾値では、図2の回路側に対
する図3の相違がわかる。その理由は、図2の回路側で
は、減算器29の出力信号がまず半分にされ、続いて
2.5Vだけ上げられたからである。これに対し図3
は、この″換算″なしの電圧を示している。303に関
連して、TTLレベルのそれぞれ2つの系列が示されて
いる。310で示される系列は、窓比較器32の出力信
号に相当し、マイクロコントローラ22の入出力ポート
33に印加される。311で示される系列は、比較器3
0の出力信号に相当し、マイクロコントローラ22の入
出力ポート31に印加される。
応する系列が区別されるので、これについて個々の故障
事例の区別が可能になることがわかる。数8を持つ故障
(両方の母線の断線)は、プロトコルに関係なく検出す
ることはできない。この故障については、回路の目標形
状及び実際形状を考慮することが必要であるか、又は母
線で″一緒に聞く″ことができる適当なプロトコルモジ
ユールを設けねばならない。
マトリツクスを示している。マイクロコントローラ22
の入出力ポート33の信号は、マトリツクスの一番上の
2行の第1行を形成している。マイクロコントローラ2
2の入出力ポート31の信号は、マトリツクスの一番上
の2行の第2行を形成している。マトリツクスの別の2
行は入出力ポート27及び28のTTLレベルの種々の
組合わせを含んでいる。その際各2行において、TTL
レベルが優勢な状態及び劣勢な状態について記入されて
いる。個々の故障は、図4に適当に印をつけてあるTT
Lレベルの特定の組合わせに相当する。適当な数を持つ
表示″事例″は、個々の故障に関するものである。検出
されたTTLレベルから対応する故障を見出すための方
法は、例えば、まず上の2行で、入出力ポート33及び
31において検出されたTTLレベルに相当する列を見
出すことである。続いて入出力ポート27及び28にお
いて検出されたTTLレベルに相当する行が求められ、
それにより故障を限定することができる。逆に行うこ
と、即ちまず行を求め、続いて対応する列を求めること
も考えられる。
に、僅かな測定量で故障を限定できるが、必ずしも精確
にかつ確実に検出することはできない。しかしいずれに
せよ正常運転(定格運転)を故障から区別することがで
きる。なぜならば、正常運転の同じ列及び同じ行に故障
事例が示されていないからである。従つてTTLレベル
のこれらの組合わせは、前記の故障では起こり得ない理
論的組合わせである。こうして例えば入出力ポート27
及び28の信号のみが評価されると、例えば故障3を故
障1及び9から区別することができない。同様に故障6
と10の区別も不可能である。これに反し入出力ポート
31及び33のみが評価されると、故障1,2,4と9
及び故障7と11及び故障5と10の区別も不可能であ
る。こうしてTTLレベルの系列に関して、各故障事例
のように正常運転も処理される。
系列及び正常運転状態が示されている減少したマトリツ
クスを示している。このようなリストは、例えばマイク
ロコントローラ22において評価のため比較リストとし
て使用することができる。別の故障事例を求めようとす
れば、マトリツクスをそれに応じて補足せねばならな
い。可能な例は、導線58とLowが互いにかつU
Battに対して短絡されていることである。この故障
事例は図4及び図5において故障12として考慮されて
いる。同様に2.3V以上のアースずれの故障事例も補
足することができる。
る原因が基礎になつている個々の故障も存在することが
わかる。これは故障対1及び9と2及び4とに関するも
のである。しかしこれらの故障は時間的に区別される。
故障1及び2(断線)はいわゆる局部故障であり、故障
に関する部署の送信機においてのみ起こる。故障4及び
9(短絡故障)は全般的な故障であり、故障に永続的に
加わつている。例えば順次に続く10回の測定が行わ
れ、それぞれ同じ故障状態が検出されると、定常的な母
線故障が存在し、従つて故障を確実に求めることができ
る。
力端により、別の補足的な検査を行うことも考えられ
る。別の構成では、回路装置を例えば検査装置にまとめ
ることができ、この検査装置は、まとめられた表示装置
又はインタフエースを介して、見出された故障の表示を
持つ検査プロトコルをプリンタへ出力する。その際場合
によつては、短絡の局部的確認が詳細につきとめられて
いる場合、短絡のこの局部的確認も表示することができ
る。
ほかに、このような検査装置は給電用UBatt導線へ
の接続部を持つことができる。しかしここで、選択的に
電池をエネルギー源として設けることも考えられる。そ
の際電池の電圧がVccより大きいという条件を満たせ
ばよい。
たねばならない。領域母線に接続されているすべての制
御装置は、データ導線にある信号をアースに関して評価
するか、アースに対する基準電位を必要とする。そのつ
ど使用される発生器に応じて、特定の帯域幅まで回路内
のアースずれを許すことができる。このような回路内の
導線故障の検出のため、検査装置においても、すべての
他の加入者に対すると同じ基準電位をアースに対して必
要とされる。確実かつ再現可能な測定のために、母線系
統の絶対アースが必要であり、これは自動車にある電池
の負極に相当している。
ある。
接続図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 両方の線における電圧レベルと特定の閾
値との比較を優勢な状態及び劣勢な状態で行う、導線故
障の検査方法において、両方の線における電圧を、正常
運転で優勢な状態及び劣勢な状態にある線の最高電圧値
以上にあるそれぞれの電圧レベルと比較する(25,2
6)ことを特徴とする、2線母線系統における導線故障
の検査方法。 - 【請求項2】 両方の線における電圧を、正常運転で優
勢な状態及び劣勢な状態にある線の両方の電圧値の間に
あるそれぞれの電圧レベルと比較する(23,24)こ
とを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 優勢な状態及び劣勢な状態にある両方の
線の電圧の間の電圧差と所定の閾値との比較も行う(2
9,30,32)ことを特徴とする、請求項1又は2に
記載の方法。 - 【請求項4】 両方の線における電圧の間の電圧差を第
1の電圧レベルの超過について監視し(30)、かつ電
圧レベルが第2の電圧レベル及び第3の電圧レベルによ
り規定される範囲内にあるか否かを監視し、その際第1
の電圧レベルが第2の電圧レベル及び第3の電圧レベル
より上にあるようにする(32)ことを特徴とする、請
求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 第1の比較器(23)の入力端が一方の
線に接続され、第2の比較器(24)の入力端が他方の
線に接続され、第1及び第2の比較器(23,24)の
他方の入力端が、正常運転で優勢な状態及び劣勢な状態
にある線の両方の電圧差の間にある電圧をそれぞれ印加
され、 更に第3の比較器(25)の入力端が一方の線に接続さ
れ、第4の比較器(26)の入力端が他方の線に接続さ
れ、第3及び第4の比較器(25,26)の他方の入力
端が、正常運転で優勢な状態及び劣勢な状態にある線の
最高電圧値より上にある電圧をそれぞれ印加され、 第1及び第2の比較器(23,24)の出力端が減算器
(29)に接続され、その際出力信号のレベルの電圧適
合が行われ、 減算器(29)の出力信号が第5の比較器(30)の入
力端へ供給され、減算器(29)の出力信号が更にダイ
オード(34)を介して窓比較器(32)へ供給され、
更に第3及び第4の比較器(25,26)の出力端が窓
比較器(32)の入力端に接続されていることを特徴と
する、請求項1ないし4に記載の方法を実施するための
回路装置。 - 【請求項6】 第1、第2及び第5の比較器(23,2
4,30)及び窓比較器(32)の出力信号が、線の状
態を推論するために評価されることを特徴とする、請求
項5に記載の回路装置。
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