JP2784709B2 - 車両用データ伝送システム - Google Patents

車両用データ伝送システム

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JP2784709B2
JP2784709B2 JP5080216A JP8021693A JP2784709B2 JP 2784709 B2 JP2784709 B2 JP 2784709B2 JP 5080216 A JP5080216 A JP 5080216A JP 8021693 A JP8021693 A JP 8021693A JP 2784709 B2 JP2784709 B2 JP 2784709B2
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  • Bus Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に搭載
される複数の電子制御装置及びこれらの電子制御装置を
相互に接続する共通の通信線から成る車両用データ伝送
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電子制御装置(以下「ECU」と
いう)を共通の通信線(以下「ネットワークバス」とい
う)で接続し、相互にデータの伝送を行う場合、各EC
U間に所定の順序で送信権を循環させ、送信権を得たE
CUのみがネットワークバスにデータを送出可能とする
方式(トークンパッシング方式)が従来より知られてい
る。
【0003】また、データ伝送システムを構成する一の
ECUが他のECUと接続されているか否かを調べる場
合には、他のECUとの接続状況を調べる特別のメッセ
ージを送出し、それに対する応答の有無によってその判
断を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特別の
メッセージを使用する方法では、そのメッセージを送出
している間は通常のデータ伝送、送信権の循環が行え
ず、システムの伝送効率の低下を招いていた。
【0005】また、他のECUの故障、ネットワークよ
りの離脱が起こった場合、再度他のECUとの接続状況
を調べるまで、接続状況が不定で未接続のECUへトー
クンを委譲し続けるといったことが発生する可能性を持
っていた。
【0006】本発明は、この問題点を解決するためにな
されたものであり、システムの伝送効率の低下を招くこ
となく未接続検出を行うことができるようにした車両用
データ伝送システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車両に搭載される複数の制御装置間をネット
ワークバスにて接続し、送信権を前記複数の制御装置間
で循環させてメッセージの伝送を行う車両用データ伝送
システムにおいて、前記複数の制御装置はそれぞれ、デ
ータの送受信を行う送受信手段と、前記送信権の委譲先
を設定する委譲先設定手段と、前記送信権を受領した他
の制御装置より出力される受信応答を検出する受信応答
検出手段と、当該システムの異常を検出する異常検出手
段とを備え、前記委譲先設定手段は、前記受信応答が検
出されないとき次の委譲先を設定し、前記異常検出手段
は前記委譲先の設定が所定の送信権委譲先を一巡したと
き当該システムの異常と判定するようにしたものであ
る。
【0008】また、当該システムの起動後の経過時間を
計測する経過時間計測手段と、該経過時間計測手段が所
定時間の経過を計測するまでの間、前記システムの異常
判定を禁止する禁止手段とをさらに設けることが望まし
い。
【0009】また、前記委譲先設定手段は、委譲先アド
レスをインクリメントすることにより次の委譲先の設定
を行うことが望ましい。
【0010】また、前記異常検出手段は、前記委譲先設
定手段による委譲先アドレスの設定が当該制御装置のア
ドレスとなったとき、前記送信権が所定の送信権委譲先
を一巡したと判定することが望ましい。
【0011】
【作用】送信権の委譲処理を行っても受信応答がないと
きには、次の委譲先に対して委譲処理を行い、所定の委
譲先を一巡しても送信権の委譲が完了しないときには、
当該システムが異常と判定される。
【0012】上記異常判定は、当該システムの起動時点
から所定時間経過するまで禁止される。
【0013】送信権の委譲先の設定は、委譲先アドレス
をインクリメントすることにより行われる。
【0014】送信権の委譲先アドレスが、当該制御装置
のアドレスとなったとき、所定の委譲先を一巡したと判
定される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る車両用制御
システムの全体構成図であり、電子制御装置(以下「E
CU」という)1〜5はネットワークバス6を介して相
互に接続されている。ENG制御ECU1は、車両の運
転者のアクセルペダル操作等に応じてエンジンの作動を
制御するECU,MISS制御ECU2は車両の運転状
態に応じて自動変速機の制御を行うECU,TCS制御
ECU3は、車両の駆動輪のスリップ状態を検出し、エ
ンジンの出力トルクの制御を行うECU,サスペンショ
ン制御ECU4は、車両の運転状態に応じてサスペンシ
ョン(アクティブ サスペンション)の制御を行うEC
U,ブレーキ制御ECU5は車輪のロック状態を検出し
てブレーキ制御を行うECUである。これらのECU1
〜5は、制御パラメータやセンサによって検出される運
転パラメータを相互にモニタする必要があるため、ネッ
トワークバス6を介して接続され、相互に必要なデータ
の送受信を行う。
【0017】図2はENG制御ECU1の構成を示すブ
ロック図であり、中央処理装置(以下「CPU」とい
う)101は入出力インターフェイス104を介して複
数のセンサ11及び燃料噴射弁等のアクチュエータ12
に接続されている。CPU101は、バスライン107
を介してRAM(Random Access Memory)102、RO
M(Read Only Memory)103及び通信制御IC(Inte
grated Circuit)105に接続されている。通信制御I
C105はバスインターフェイス106を介してネット
ワークバス6に接続されている。
【0018】CPU101は、ROM103に格納され
たプログラムに従って、センサ11の検出値に基づいて
制御パラメータを決定し、アクチュエータ12を駆動す
る。RAM102は、演算中のデータの一時的な記憶等
に使用される。また通信制御ICは、ネットワークバス
へのメッセージの送信及びネットワークバスからのメッ
セージの受信の制御を行う。
【0019】図3は、バスインターフェイス106及び
ネットワークバス6の具体的な構成を示す図であり、ネ
ットワークバス6は終端抵抗6aで終端されたツイスト
ペア線6b,6cから成る。
【0020】通信制御IC105の第1送信端子は抵抗
115を介してトランジスタ119のベースに接続され
ている。トランジスタ119のエミッタは電源ラインV
SUPに接続され、コレクタは抵抗116を介してコン
パレータ111の反転入力及び一方のツイストペア線6
bに接続されている。
【0021】通信制御IC105の第2送信端子は抵抗
117を介してトランジスタ120のベースに接続され
ている。トランジスタ120のエミッタはアースに接続
され、コレクタは抵抗118を介してコンパレータ11
1の非反転入力及び他方のツイストペア線6cに接続さ
れている。
【0022】コンパレータ111の非反転入力は抵抗1
12を介して電源ラインVSUPに接続されるととも
に、抵抗113を介してコンパレータ111の反転入力
にも接続されている。コンパレータ111の反転入力は
抵抗114を介してアースに接続され、コンパレータ1
11の出力は通信制御IC105の受信端子に接続され
ている。
【0023】図3の回路において、抵抗116及び11
8は30Ω程度、抵抗112及び114は2kΩ程度、
抵抗113は200Ω程度、終端抵抗6aは100Ω程
度である。
【0024】通信制御ICの第1及び第2送信端子に
は、位相が互いに逆相のパルス信号を出力され、第1送
信端子が低レベル(ロー)で第2送信端子が高レベル
(ハイ)のとき、トランジスタ119及び120がとも
にオンし、一方のツイストペア線6bがハイ、他方のツ
イストペア線6cがローとなる。第1送信端子がハイで
第2送信端子がローのときには、トランジスタ119及
び120がともにオフし、一方のツイストペア線6bが
ロー、他方のツイストペア線6cがハイとなる。このよ
うにして、ネットワークバス6上に信号が送出される。
【0025】一方のツイストペア線6bのハイ/ローに
対応して、コンパレータ111の出力はロー/ハイに変
化し、ネットワークバス6上の信号が受信される。
【0026】ECU2〜5も基本的にはECU1と同様
に構成されている。したがって、一のECUが一方のツ
イストペア線6bがローとなる(6cがハイとなる)信
号を送出しても、他のECUがハイとなる信号を送出す
ると、ツイストペア線6b上の信号はハイとなるので、
本実施例ではツイストペア線6bがハイとなる(6cが
ローとなる)状態がドミナント(優位)であり、逆の状
態がレセシブ(劣位)である。
【0027】次に、各ECU間のデータ伝送の方式につ
いて説明する。本実施例ではトークンパッシング方式を
採用している。この方式は調停可能なCSMA/CD
(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detecti
on)方式に比べ、バス上における電気的な遅延に対して
有利であり、また最大のメッセージ遅延時間が簡単に求
められるため、ネットワークシステムの設計が容易であ
る点を考慮したものである。
【0028】図4は、本実施例においてデータ伝送に使
用されるメッセージのフォーマットを示す図であり、同
図(a)はトークン及びデータを送信するためのデータ
メッセージのフォーマットを示し、同図(b)はトーク
ンのみを送信するためのトークンメッセージのフォーマ
ットを示す。なお、以下の説明においては、ネットワー
クシステムを構成するECU1〜5をノードと呼ぶ。
【0029】図4(a)において、フィールドF1(S
OM)はメッセージの開始を示すフィールドであり、1
ビットのドミナントビットから成る。ネットワークシス
テムを構成する全てのノードが同期をとるために使用さ
れる。
【0030】フィールドF2(TA)は、トークンの宛
先のノードのアドレス(トークンアドレス)を示す4ビ
ットのフィールドである。ノードアドレスは、例えばE
CU1〜5に対応して値0〜4が設定される。
【0031】フィールドF3(CTL)は、メッセージ
の種類(トークンメッセージ又はデータメッセージ)を
示すフィールドである。
【0032】フィールドF4(DATA UNIT)は
データユニットであり、DATAフィールドのデータを
受信すべきノードのアドレスを示すDN(Destination
Node)フィールド、DATAフィールドのバイト長を表
わすDLC(Data Length)フィールド、データの識別
子を構成するID(Identifier)フィールド及び伝送す
べき情報を有するDATAフィールドから成る。
【0033】フィールドF5(FCS)は、次式(1)
を生成多項式として用いることにより得られる16ビッ
トの誤り検出用文字列(CRC文字列)から成るCRC
(Cyclic Redundancy Check)フィールドである。フィ
ールドF5とF6との間には1ビットのレセシブビット
のデリミッタ(区切り文字)が挿入されている。
【0034】 生成多項式=X16+X12+X5+1 …(1) フィールドF6(DACK)は、データを正常に受信し
たノードが受信確認応答(肯定応答)するためのフィー
ルドであり、2ビットのアクノリッジスロットから成
る。送信ノードはアクノリッジスロットをレセシブビッ
トとして送信し、受信すべきノードとして指定され、正
常にデータを受信したノードの全ては、2ビットのドミ
ナントビットを上書きすることにより、受信確認応答を
行う。フィールドF6とF7との間には2ビットのレセ
シブビットのデリミッタが挿入されている。
【0035】フィールドF7(TACK)は、トークン
を正常に受信したノードが受信確認応答するためのフィ
ールドであり、フィールドF6と同様に2ビットのアク
ノリッジスロットから成る。送信ノードは、アクノリッ
ジスロットをレセシブビットとして送信し、トークンを
受信したノードは、2ビットのドミナントビットを上書
きすることにより、受信確認応答を行う。フィールドF
7とF8との間には2ビットのレセシブビットのデリミ
ッタが挿入されている。
【0036】フィールドF8(EOM)は、メッセージ
の終了を示すフィールドであり、6ビットのレセシブビ
ットから成る。
【0037】図4(b)に示すトークンメッセージは、
データメッセージのフィールドF4〜F6を削除し、フ
ィールドF3とF7との間にデリミッタを挿入した構成
としている。
【0038】次にトークンの循環方法について説明す
る。
【0039】トークンを獲得したノードは、送信データ
を有する場合には送信データと共に、また送信データが
ない場合にはトークンのみを、次ノードに委譲しなけれ
ばならない。トークンの委譲を受けるノードは、メッセ
ージのフィールドF2(TA)に示されたトークンアド
レスに対応するノードである。トークンアドレスは通
常、自ノードのアドレスに値1を加算したアドレスを最
初に設定し、アクノリッジ応答が得られるまで、トーク
ンアドレスを増してメッセージの送信を行う。ただし、
本実施例では自ノードのアドレスが値15のときには、
トークンアドレスは0とする。
【0040】トークンアドレスに対応するノードは、ト
ークンを受け取ると、フィールドF7(TACK)のア
クノリッジスロットに2ビットのドミナントビットを上
書きすることにより、確認応答する。確認応答が上書き
され、そのメッセージが正常にフィールドF8(EO
M)まで終了した時点でトークンを送出したノードはト
ークン委譲を完了し、受信したノードがトークンを獲得
する。
【0041】次に、本実施例におけるシステムの異常判
定手法について、図5を参照して説明する。
【0042】図5は、1つのノードにおけるトークンの
委譲処理の手順を示すフローチャートであり、ステップ
S1ではトークンアドレスTAを自ノードのアドレスS
NAに値1を加算した値とし、データメッセージ又はト
ークンメッセージを送出する(ステップS2)。そして
TACK、即ちトークンの受信確認応答(以下「トーク
ンACK」という)があったか否かを判別し(ステップ
S3)、トークンACKがあれば正常と判定して(ステ
ップS4)本処理を終了する。
【0043】トークンACKがないときには、トークン
アドレスTAを値1だけインクリメントし(ステップS
5)、次いでそのトークンアドレスTAが自ノードのア
ドレスSNAに等しいか否かを判別する(ステップS
6)。最初はTA≠SNAであるからステップS7に進
み、トークンメッセージを送出して前記ステップS3に
もどる。その後トークンACKがなければ、トークンア
ドレスは順次インクリメントされ、前述したように本実
施例ではTA=15までいくと次はTA=0となり、ま
た順次増加する。例えば自ノードのアドレスSNA=2
であれば、TA=3→4→…→15→0→1→2と変化
し、TA=SNAとなるとステップS8に進み、システ
ムの起動後所定時間(例えば全てのECUが立ち上がる
時間、例えば1秒)経過したか否かを判別する。経過し
ていなければ再度トークンメッセージの送出をTA=S
NA+1から開始し(ステップS5)、経過していれば
システムの異常と判定し(ステップS9)、本処理を終
了する。なお、ここでいうシステムの異常は、理論的に
は他のノードが全てネットワークバスに未接続又は故障
している場合も考えられるが、通常はこの処理を行って
いるノードがネットワークバスに接続されていないと仮
定される状態とする。また、起動後所定時間内は異常判
定を行わないようにしたのは、起動時は各ノードの立上
り時間に差があり、ノードが立上っていないために応答
できない場合があることを考慮したものである。
【0044】図5の処理によれば、トークン委譲処理を
行いながらシステムの異常判定を行うことができるの
で、特別のメッセージを使用する場合のように他の処理
を中止させることがなく、システムの伝送効率を低下さ
せることなく異常を検出することができる。
【0045】なお、このような手法により異常検出を迅
速に行うことができるのは、車両用データ伝送システム
ではネットワークバスに接続されるノードの数が比較的
少ない(本実施例では最大で16)からである。即ち、
本実施例の手法は、比較的ノード数の少ないトークンパ
ッシング方式のシステムにおいて顕著な効果を奏するも
のである。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の車両用デ
ータ伝送システムによれば、送信権の委譲処理を行って
も受信応答がないときには、次の委譲先に対して委譲処
理が行われ、所定の委譲先を一巡しても送信権の委譲が
完了しないときには、当該システムが異常と判定される
ので、特別のメッセージを使用することなく、従ってシ
ステムの伝送効率の低下を招くことなくシステムの異常
を検出することができる。
【0047】請求項2の車両用データ伝送システムによ
れば、当該システムの起動時点から所定時間内は、異常
判定が禁止されるので、起動時における各制御装置の立
上り時間の差に起因する誤判定を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用制御システムの
全体構成図である。
【図2】図1のシステムを構成する電子制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】図2のバスインターフェイスの具体的な構成を
示す図である。
【図4】電子制御装置間で送受信されるメッセージの構
成を示す図である。
【図5】送信権の委譲処理の手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 エンジン制御電子制御装置 6 ネットワークバス 101 中央処理装置(CPU) 105 通信制御IC 106 バスインターフェイス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される複数の制御装置間をネ
    ットワークバスにて接続し、送信権を前記複数の制御装
    置間で循環させてメッセージの伝送を行う車両用データ
    伝送システムにおいて、前記複数の制御装置はそれぞ
    れ、データの送受信を行う送受信手段と、前記送信権の
    委譲先を設定する委譲先設定手段と、前記送信権を受領
    した他の制御装置より出力される受信応答を検出する受
    信応答検出手段と、当該システムの異常を検出する異常
    検出手段とを備え、前記委譲先設定手段は、前記受信応
    答が検出されないとき次の委譲先を設定し、前記異常検
    出手段は前記委譲先の設定が所定の送信権委譲先を一巡
    したとき当該システムの異常と判定することを特徴とす
    る車両用データ伝送システム。
  2. 【請求項2】 当該システムの起動後の経過時間を計測
    する経過時間計測手段と、該経過時間計測手段が所定時
    間の経過を計測するまでの間、前記システムの異常判定
    を禁止する禁止手段とをさらに設けたことを特徴とする
    請求項1記載の車両用データ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記委譲先設定手段は、委譲先アドレス
    をインクリメントすることにより次の委譲先の設定を行
    うことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用データ
    伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記異常検出手段は、前記委譲先設定手
    段による委譲先アドレスの設定が当該制御装置のアドレ
    スとなったとき、前記送信権が所定の送信権委譲先を一
    巡したと判定することを特徴とする請求項3記載の車両
    用データ伝送システム。
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